JP2021000262A - 過酸化水素溶液に適したシリンジ及びキット - Google Patents

過酸化水素溶液に適したシリンジ及びキット Download PDF

Info

Publication number
JP2021000262A
JP2021000262A JP2019115440A JP2019115440A JP2021000262A JP 2021000262 A JP2021000262 A JP 2021000262A JP 2019115440 A JP2019115440 A JP 2019115440A JP 2019115440 A JP2019115440 A JP 2019115440A JP 2021000262 A JP2021000262 A JP 2021000262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
syringe
hydrogen peroxide
nozzle
peroxide solution
administration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019115440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6651155B1 (ja
Inventor
正悟 山下
Shogo Yamashita
正悟 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kortuc Inc
Original Assignee
Kortuc Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2019115440A priority Critical patent/JP6651155B1/ja
Application filed by Kortuc Inc filed Critical Kortuc Inc
Priority to PCT/JP2019/041116 priority patent/WO2020100525A1/ja
Priority to MX2021004248A priority patent/MX2021004248A/es
Priority to EP19885559.5A priority patent/EP3708204A4/en
Priority to CA3119715A priority patent/CA3119715A1/en
Priority to KR1020217012673A priority patent/KR102574226B1/ko
Priority to UAA202102225A priority patent/UA127692C2/uk
Priority to CN201980069741.6A priority patent/CN112955199A/zh
Priority to BR112021007680-8A priority patent/BR112021007680A2/pt
Priority to SG11202105068YA priority patent/SG11202105068YA/en
Priority to PE2021000509A priority patent/PE20211252A1/es
Priority to AU2019378353A priority patent/AU2019378353B2/en
Priority to TW110107157A priority patent/TW202144031A/zh
Priority to TW108141176A priority patent/TWI785286B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP6651155B1 publication Critical patent/JP6651155B1/ja
Priority to US16/879,589 priority patent/US20200345946A1/en
Publication of JP2021000262A publication Critical patent/JP2021000262A/ja
Priority to IL282203A priority patent/IL282203A/en
Priority to CL2021000911A priority patent/CL2021000911A1/es
Priority to CONC2021/0004927A priority patent/CO2021004927A2/es
Priority to ZA2021/03427A priority patent/ZA202103427B/en
Priority to US17/469,289 priority patent/US20210402101A1/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

【課題】過酸化水素の分解を抑制するシリンジを提供する。【解決手段】過酸化水素溶液がプレフィルドされた過酸化水素溶液用シリンジ1であって、上記シリンジと上記過酸化水素溶液とが直接接触する部分のシリンジ材質がシクロオレフィンポリマー(COP)又はシクロオレフィンコポリマー(COC)であり、上記過酸化水素溶液は、過酸化水素を水に溶かした溶液であって、必要に応じて、添加物を含有することができる溶液であり、上記シリンジは、上記シリンジの針装着部30に投与ノズルを備える、シリンジ。【選択図】図1

Description

本発明は、シリンジ、特に、過酸化水素溶液の分解能がガラスよりも低いシリンジに関する。
過酸化水素溶液は、工業的には漂白剤として使用され、食品分野では殺菌剤として使用されている。過酸化水素を2.5から3.5 w/v%含むオキシドールは、消毒剤として医療用に用いられている。
過酸化水素溶液は、ヒアルロン酸と組み合わせることで放射線増感剤として用いることができる(特許文献1)。
WO2008/041514
特許文献1のように過酸化水素溶液を放射線増感剤で使用する場合、容易に分解される過酸化水素溶液の特性上、過酸化水素溶液は、使用時に容器から量り取る必要があった。
また、過酸化水素溶液は従来のガラス(材質はホウケイ酸ガラス等)製シリンジを用いてプレフィルド化すると、保存中に膨張したり、ガスケットが押し戻されたりする問題が生じ、長期保存が不可能であった。この課題を解決するために本発明は、長期保存可能な過酸化水素溶液用プレフィルドシリンジを提供する。
本発明の目的は、
過酸化水素溶液がプレフィルドされた過酸化水素溶液用シリンジであって、
上記シリンジと上記過酸化水素溶液とが直接接触する部分のシリンジ材質がシクロオレフィンポリマー(COP)又はシクロオレフィンコポリマー(COC)であり、
上記過酸化水素溶液は、過酸化水素を水に溶かした溶液であって、必要に応じて、添加物を含有することができる溶液であり、
上記シリンジは、上記シリンジの針装着部に投与ノズルを備える、
シリンジ
を提供することである。
このシリンジを用いることで、過酸化水素溶液中の過酸化水素の分解を抑制することが可能になり、例えば、過酸化水素溶液をプレフィルドしたシリンジであっても長期間の保存が可能になると考えられる。更に、このシリンジは、投与ノズルが装着済みであるため、迅速な投与が可能になる。
上記投与ノズルは、上記シリンジの針装着部と接続するアダプター部とノズル部を備えてもよい。
上記ノズル部は、投与針又は噴霧ノズルあってもよい。
上記投与針は、その外表面にエコージェニックパターンの溝が形成されていてもよい。
上記ノズル部は、プロテクターで覆われていてもよい。
上記プロテクターは、支持部材と、上記支持部材の一端に接続したノズル保護部と、上記支持部材の他端に接続した係合部と、を備えていてもよい。
上記係合部は、可動部を介して上記支持部材の他端に可動可能に接続していてもよい。
上記ノズル保護部は、上記ノズル部を収容することが可能な空間を備えていてもよい。
上記係合部は、可動部を介して上記支持部材の他端に可動可能に接続していてもよい。
上記空間は、上記ノズル保護部の側壁に備わっていてもよい。
上記支持部材は、第一アーム、第二アーム、第一可動部、第二可動部及び第三可動部を備えていてもよい。
上記第一アームの一端は、上記第一可動部を介して上記ノズル保護部に可動可能に接続し、上記第一アームの他端は、上記第二可動部を介して上記第二アームの一端に可動可能に接続し、上記第二アームの一端は、上記第三可動部を介して上記係合部に可動可能に接続していてもよい。
上記可動部は、上記ノズル保護部と接続されたレール部と、上記係合部と接続されたレール保持部を備えていてもよい。
上記レール保持部は、上記レール部を摺動可能に保持していてもよい。
上記空間は、上記ノズル保護部の内部に備わっていてもよい。
上記ノズル保護部は、中空構造であってもよい。
上記シリンジは、シリンジポンプを更に備えていてもよい。
上記過酸化水素溶液の上記過酸化水素の濃度は、0.01から40%(w/v)であってもよい。
本発明の別の目的は、
過酸化水素溶液がプレフィルドされた過酸化水素溶液用シリンジと、
投与ノズルと、
を備え、
上記シリンジと上記過酸化水素溶液とが直接接触する部分のシリンジ材質がシクロオレフィンポリマー(COP)又はシクロオレフィンコポリマー(COC)であり、
上記過酸化水素溶液は、過酸化水素を水に溶かした溶液であって、必要に応じて、添加物を含有することができる溶液である、キット
を提供することである。
このキットを用いることで、シリンジに対する投与ノズルの検討が不要となり、迅速な投与が可能になる。
上記キットは、上記ノズル部を覆うためのプロテクターを更に備えていてもよい。
この発明により、過酸化水素溶液を長期保存可能な放射線増感剤用プレフィルドシリンジが提供可能となり、迅速な投与が可能になる。また、投与ノズルにプロテクターを備えることによって、安全な投与操作を行うことができる。投与ノズルとして投与針を用いることによって、過酸化水素溶液を操作性良く投与することができる。また、投与ノズルとして噴霧ノズルを用いることによって、過酸化水素溶液を操作性良く噴霧することができる。上記シリンジポンプを使用することによって上記プレフィルドシリンジを安定且つ定量的に操作することができる。
図1は、本実施形態による、過酸化水素溶液が充填されたプレフィルドシリンジの概略図を示している。 図2は、本実施形態による、投与針を備えるプレフィルドシリンジを示している。 図3は、本実施形態による、噴霧ノズルを備えるプレフィルドシリンジを示している。 図4は、本実施形態による、噴霧ノズルの部分拡大断面図である。 図5は、本実施形態による、プロテクターを備えたプレフィルドシリンジを示している。 図6は、本実施形態による、保護モード下にある可動式プロテクターを備えたプレフィルドシリンジを示している。 図7は、本実施形態による、投与モード下にある可動式プロテクターを備えたプレフィルドシリンジを示している。 図8は、本実施形態による、保護モード下にある昇降式プロテクターを備えたプレフィルドシリンジを示している。 図9は、本実施形態による、投与モード下にある昇降式プロテクターを備えたプレフィルドシリンジを示している。 図10は、本実施形態による、シリンジポンプを備えたプレフィルドシリンジを示している。 図11は、本実施形態による、シリンジポンプの動作を説明する概要図である。 図12は、実施例における各シリンジ材質の過酸化水素残存率のグラフを示している。
定義
便宜上、本願で使用される特定の用語は、ここに集めている。別途規定されない限り、本願で使用される全ての技術用語及び科学用語は、本発明が属する技術分野の当業者が一般的に理解するのと同じ意味を有する。文脈で別途明記されない限り、単数形「a」、「an」及び「the」は複数の言及を含む。
本発明で示す数値範囲及びパラメーターは、近似値であるが、特定の実施例に示されている数値は可能な限り正確に記載している。しかしながら、いずれの数値も本質的に、それぞれの試験測定値に見られる標準偏差から必然的に生じる特定の誤差を含んでいる。また、本明細書で使用する「約」という用語は、一般に、所与の値又は範囲の10%、5%、1%又は0.5%以内を意味する。或いは、用語「約」は、当業者が考慮する場合、許容可能な標準誤差内にあることを意味する。
本明細書において使用される「保護モード」は、プロテクターによってノズル部の先端部に皮膚がアクセスできない状態、即ち、投与できない状態を意味する。本明細書において使用される「投与モード」は、プロテクターからノズル部の先端部が露出している状態、即ち、投与可能な状態を意味する。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、例示であって、本発明の範囲は、以下の実施形態で示すものに限定されない。なお、同様な内容については繰り返しの煩雑をさけるために、摘示説明を省略する。
シリンジ
本実施形態にかかるシリンジは、
過酸化水素溶液がプレフィルドされた過酸化水素溶液用シリンジであって、
上記シリンジと上記過酸化水素溶液とが直接接触する部分のシリンジ材質がシクロオレフィンポリマー(COP)又はシクロオレフィンコポリマー(COC)であり、
上記過酸化水素溶液は、過酸化水素を水に溶かした溶液であって、必要に応じて、添加物を含有することができる溶液であり、
上記シリンジは、上記シリンジの針装着部に投与ノズルを備える、
シリンジ
である。
図1は、本実施形態による、過酸化水素溶液50が充填されたプレフィルドシリンジ1の概略図を示している。本実施形態において、シリンジ10、特にバレル20の形状は、一般的には、円筒形であり、シリンジ10の一端には、過酸化水素溶液50が排出される針装着部30を備え、シリンジ10の他端には、プランジャーロッド70を挿入するためのロッド挿入部80を備え、ロッド挿入部80周辺には、フランジ90を備える。図1に示すプレフィルドシリンジ1は、充填された過酸化水素溶液50を密閉するために、針装着部30にはキャップ40が備わり、ロッド挿入部80からガスケット60を備えるプランジャーロッド70が挿入されている。
本実施形態において、過酸化水素溶液用シリンジとは、過酸化水素溶液中の過酸化水素の分解能が低いシリンジを意味する。本実施形態において、過酸化水素溶液は、過酸化水素を溶媒(例えば、水)に溶かした溶液を意味し、必要に応じて、添加物(例えば、リン酸及びフェナセチン)を含有していてもよい。本実施形態において、シリンジは、単一の材質から製造されていてもよく、複数の材質(コーティング等の多層構造を含む)から構成されていてもよい。単一の材質から製造されたシリンジの場合、シリンジ全体が上記樹脂でできている。複数の材質から構成されたシリンジの場合、シリンジと過酸化水素溶液とが直接接触する部分が上記樹脂でできており、他の部分は、ガラス等の過酸化水素の分解能が高い材質でできていてもよい。また、過酸化水素溶液と接触するすべての部分が上記樹脂でできている必要はなく、シリンジ本体のバレルの内面を始めとする主な部分が上記樹脂で出来ていればよい。すなわち、他にも過酸化水素溶液と接触する可能性がある、プランジャーロッド、ルアーロック、キャップ、ガスケットなどは、上記樹脂でできている必要はない。また、シリンジ本体のバレルの内面に塗布されることもある、シリコーンオイルなどの潤滑剤についても、上記樹脂でできている必要はない。
過酸化水素の分解能は、保存開始前の過酸化水素溶液中の過酸化水素の濃度に対する特定の温度条件下での特定の保存期間後の過酸化水素溶液中の過酸化水素の濃度の割合(過酸化水素残存率)から決定することができる。保存は、密閉状態で行われる。温度条件は、限定するものではないが、35℃、37℃、40℃、又は60℃であってもよい。保存期間は、限定するものではないが、1週間、2週間、3週間又は4週間であってもよく、4週間以上であってもよい。保存開始前の過酸化水素溶液中の過酸化水素の濃度は、例えば、0.01から40%(w/v)の範囲の任意の濃度で試験してもよい。実施形態において、上記樹脂の過酸化水素の分解能は、ガラスよりも低ければよい。上記樹脂の過酸化水素残存率は、過酸化水素2.5〜3.5w/v%を含有する溶液を60℃4週間密閉保管する条件下で、70%以上、好ましくは75%以上、より好ましくは78%以上、更に好ましくは80%以上であればよい。過酸化水素溶液中の過酸化水素量は、日本薬局方のオキシドール定量法に従い、過マンガン酸カリウム液で滴定することによって求めることができる。
本実施形態において、上記樹脂は、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィンコポリマー(COC)及びポリプロピレンを例示することができるが、上記樹脂は、ガラスよりも低い過酸化水素の分解能を有するのであれば、これらに限定するものではない。
投与ノズル
図2は、投与ノズル100を備えるプレフィルドシリンジ1を示している。投与ノズル100は、プレフィルドシリンジ1の針装着部30に装着される。投与ノズル100は、プレフィルドシリンジ1の針装着部30に予め装着されていてもよく、プレフィルドシリンジ1を備えるキットに含まれていてもよい。投与ノズル100がプレフィルドシリンジ1の針装着部30に予め装着されている場合、投与ノズル100(又はプレフィルドシリンジ1)は、プレフィルドシリンジ1を使用するまで過酸化水素溶液50のリークを防ぐ遮断機構を備えていることが好ましい。
投与ノズル100は、ノズル部110と、ノズル部110と接続したアダプター部120とを備える。アダプター部120は、プレフィルドシリンジ1の針装着部30と接続する。ノズル部110の内部は、アダプター部120の内部と流体連通している。
図2に示すプレフィルドシリンジ1は、ノズル部110として投与針111を備えている。別の実施形態として、プレフィルドシリンジ1は、ノズル部110として噴霧ノズル112を備えている(図3)。図3に示す噴霧ノズル112は、アダプター部120内において一体成型されている。別の実施形態として、噴霧ノズル112は、アダプター部120と着脱可能に装着される。
図4は、図3に示す噴霧ノズル112の部分拡大断面図である。図4の断面図は、図3に示すプレフィルドシリンジ1の中心軸A-Aを通る断面を表す。噴霧ノズル112は、アウトレット112A、オリフィス112Bと、インレット112Cから構成されている。本実施形態にかかるアウトレット112Aの内径は、噴霧ノズル112の外側からオリフィス112Bに向かって小さくなっている。本実施形態にかかるインレット112Cの内径は、噴霧ノズル112の内側からオリフィス112Bに向かって小さくなっている。過酸化水素溶液50の所望の粒子サイズに応じて、オリフィス112Bの内径は、変更可能である。アウトレット112Aの内径は、オリフィス112Bの内径と同じであってもよく、インレット112Cの内径は、オリフィス112Bの内径と同じであってもよい。噴霧ノズル112の内径は、一定であってもよい。
投与針111は、その外表面にエコージェニックパターンの溝が形成されていてもよい。エコージェニックパターンは、超音波画像下でも投与針111の視認性が向上する溝パターンであれば特に限定するものではない。
プロテクター
図5は、プロテクター200を備えたプレフィルドシリンジ1を示している。プロテクター200は、投与ノズル100を覆うことができる。プロテクター200は、嵌合又は螺合によって投与ノズル100のアダプター部120(又はプレフィルドシリンジ1)と分離可能に接続してもよい。プロテクター200は、プレフィルドシリンジ1の過酸化水素溶液50のリークを防ぐ遮断機構を備えていてもよい。遮断機構は、例えば、プロテクター200の先端部の内側と投与ノズル100の先端部が接触することで、プレフィルドシリンジ1の過酸化水素溶液50のリークを防ぐことができる。
可動式プロテクター
図6及び図7は、可動式プロテクター300を備えたプレフィルドシリンジ1を示している。図6の可動式プロテクター300は、ノズル部110を保護している。図7の可動式プロテクター300は、ノズル部110を露出させるように位置している。
可動式プロテクター300は、支持部材320と、支持部材320の一端321に接続したノズル保護部310と、支持部材320の他端322に接続した係合部330と、を備え、係合部330は、可動部340を介して支持部材320の他端322に接続している。係合部330は、アダプター部120に着脱可能に接続している。
可動式プロテクター300のノズル保護部310は、投与ノズル100のノズル部110をノズル保護部310に収容することが可能な空間を有する。本実施形態において、空間は、溝311である。溝311は、ノズル保護部310の側壁314に形成されており、ノズル保護部310の先端部312は、閉鎖しており、ノズル保護部310の後端部313は、開放している。
可動式プロテクター300は、可動部340を軸として円周方向に可動させることで、可動式プロテクター300をアダプター部120から物理的に分離することなく、投与ノズル100のノズル部110をノズル保護部310の溝311から露出させることができ、その逆も可能である。
可動式プロテクター300は、複数の支持部材320を備えていてもよい。可動式プロテクター300が複数の支持部材320を備える場合は、支持部材320と支持部材320との間は、可動部を介して接続していてもよい。係合部330は、投与ノズル100のアダプター部120と係合していてもよく、プレフィルドシリンジ1と係合していてもよい。本実施形態において、可動部340は、軸を備える枢動部であるが、これに限定されるものではない。可動部340は、屈曲可能な屈曲部であってもよい。可動部340が屈曲部である場合は、支持部材320と係合部330は、一体成型されていてもよい。
昇降式プロテクター
図8及び図9は、昇降式プロテクター400を備えたプレフィルドシリンジ1を示している。図8の昇降式プロテクター400は、ノズル部110を保護している。図9の昇降式プロテクター400は、ノズル部110を露出させるように位置している。
昇降式プロテクター400は、支持部材420と、支持部材420の一端に接続したノズル保護部410と、支持部材420の他端に接続した係合部430と、を備える。係合部430は、アダプター部120に着脱可能に接続している。支持部材420は、第一アーム421、第二アーム422、第一可動部441、第二可動部442及び第三可動部443を備える。本実施形態において、ノズル保護部410は、中空構造であり、ノズル保護部410の後端部413からノズル部110の先端部を収容可能な空間を有する。昇降式プロテクター400が保護モードにある場合、ノズル部110の先端部は、ノズル保護部410の内部に収容されている。昇降式プロテクター400が投与モードにある場合、ノズル部110の先端部は、ノズル保護部410の開口部411から突出する。本実施形態において、開口部411は、十文字形状であるが、他の形状であってもよい。
第一アーム421の一端421Aは、第一可動部441を介してノズル保護部410に可動可能に接続している。第一アーム421の他端421Bは、第二可動部442を介して第二アーム422の一端422Aに可動可能に接続している。第二アーム422の一端422Bは、第三可動部443を介して係合部430に可動可能に接続している。
第二可動部442が投与ノズル100から離れるように、各アームを各可動部の中心軸に対して円周方向に可動させることによって、ノズル保護部410をアダプター部120の方向に移動させることができ、これによって、昇降式プロテクター400をアダプター部120から物理的に分離することなく、投与ノズル100のノズル部110をノズル保護部410の開口部411から露出させることができ、その逆も可能である。
アームの数と可動部の数は、必要に応じて変更することが可能である。アームの長さは、ノズル部110の長さによって変更することが可能である。
別の実施形態
別の実施形態において、昇降式プロテクター400は、レール部と、レール部の一端に接続したノズル保護部410と、レールの他端に接続したレール保持部と、を備える。レール保持部は、レール部を摺動可能に保持する。レール保持部は、アダプター部120に着脱可能に接続している。開口部411は、ノズル保護部410の先端部に備わる。ノズル保護部410をプレフィルドシリンジ1の長手方向にスライドさせることで、ノズル部110を開口部411に収容又はから露出させることができる。
シリンジポンプ
図10は、シリンジポンプ500を備えたプレフィルドシリンジ1を示している。本実施形態におけるシリンジポンプ500は、プレフィルドシリンジ1のフランジ90の一端を差し込むスリット510と、プレフィルドシリンジ1を固定する拘束具520と、プレフィルドシリンジ1のプランジャーロッド70を押す可動壁530と、モニター540と、スイッチ群550と、プロセッサー560と、メモリー561と、圧力センサー562と、バッテリー563と、電気モーター564を備える。
モニター540とスイッチ群550は、シリンジポンプ500の第一表面501Aに備わり、可動壁530は、シリンジポンプ500の第二表面501Bに備わる。シリンジポンプ500の第二表面501Bは、シリンジポンプ500の第一表面501Aよりも低い位置に備わる。シリンジポンプ500の第一表面501Aは、シリンジポンプ500の第一壁面502Aを介してシリンジポンプ500の第二表面501Bと接続している。スリット510は、シリンジポンプ500の第一表面501Aとシリンジポンプ500の第一壁面502Aを通るように形成されている。
可動壁530は、第二表面501Bに備わる2本のネジ棒570A、570Bに接続している。ネジ棒570A、570Bが、例えば、電気モーター564によって回転することによって、可動壁530は、プレフィルドシリンジ1のプランジャーロッド70を押す方向(又はその反対の方向)に移動することができる。シリンジポンプ500の可動壁530は、電動駆動であるが、機械式駆動であってもよい。
シリンジポンプ500を使用する際には、プレフィルドシリンジ1のフランジ90の一端をいずれかのスリット510に差し込む。プレフィルドシリンジ1のフランジ90の一端をスリット510に差し込むことによって、可動壁530の移動方向にプレフィルドシリンジ1が移動することが防がれる。プレフィルドシリンジ1の長さによって、任意のスリット510を選択することができる。
プレフィルドシリンジ1は、拘束具520によって更に固定する。拘束具520は、プレフィルドシリンジ1を第一壁面502A及び第二表面501Bに押し付けるように構成されている。拘束具520を用いてプレフィルドシリンジ1を固定することによって、プレフィルドシリンジ1がシリンジポンプ500から脱落することが防がれる。
図11に基づいて、シリンジポンプ500の動作を説明する。シリンジポンプ500は、バッテリー563の電力により可動する。スイッチ群550の操作によって、シリンジポンプ500の動作を設定することができる。スイッチ群550からのリクエストは、プロセッサー560によって処理される。プロセッサー560は、リクエストに応じて、メモリー561から必要な情報(プログラムなど)を読み出すことができ、また、必要な情報をメモリー561に保存することができる。プロセッサー560は、処理結果をモニター540に表示することができる。シリンジポンプ500を可動させる場合は、プロセッサー560は、リクエストに応じて電気モーター564を回転させる。可動壁530に接続した圧力センサー562の情報により、プロセッサー560は、電気モーター564を停止させることができる。
シリンジポンプ500は、流速、投与時間、シリンジの内径、圧力閾値などを設定することができ、これにより、安定した投与が可能になる。
キット
更に別の実施形態として、
過酸化水素溶液がプレフィルドされた過酸化水素溶液用シリンジと、
投与ノズルと、
を備え、
上記シリンジと上記過酸化水素溶液とが直接接触する部分のシリンジ材質がシクロオレフィンポリマー(COP)又はシクロオレフィンコポリマー(COC)であり、
上記過酸化水素溶液は、過酸化水素を水に溶かした溶液であって、必要に応じて、添加物を含有することができる溶液である、キット
が提供される。
上記キットは、プレフィルドシリンジ1と、投与ノズル100を備える。上記キットは、複数のプレフィルドシリンジ1及び投与ノズル100を含んでいてもよい。上記キットには、上記投与ノズル100を覆うプロテクター200、300又は400を含んでいてもよい。上記キットには、放射線又は抗がんによる腫瘍を治療するための追加の要素(例えば指示書又は投与計画書)が含まれていてもよい。
本実施形態において、プレフィルドされたシリンジにおける過酸化水素溶液中の過酸化水素の濃度は、例えば、0.01、0.02、0.03、0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09、0.1、0.5、1、5、10、15、20、25、30、35又は40%であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよく、例えば、0.01から40%(w/v)、好ましくは、0.05から30%(w/v)である。
材質
ノズル部110の材質は、本実施形態の使用目的及び状況に応じて、変更することができる。ノズル部110が投与針111の場合、ノズル部110(即ち、投与針111)の材質は、ステンレスなどの金属であってもよい。アダプター部120の材質は、樹脂(例えば、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィンコポリマー(COC)、ポリプロピレン及びポリカーボネート)、金属、ゴム又はガラスであってもよい。ノズル部110が噴霧ノズル112の場合、ノズル部110(即ち、噴霧ノズル112)の材質は、樹脂(例えば、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィンコポリマー(COC)、ポリプロピレン及びポリカーボネート)、金属、ゴム又はガラスであってもよい。噴霧ノズル112がアダプター部120と一体的に成形されている場合は、アダプター部120と同一の材質となる。
プロテクター200の材質は、限定するものではないが、樹脂(例えば、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィンコポリマー(COC)、ポリプロピレン及びポリカーボネート)、金属、ゴム及びガラスを挙げることができる。可動式プロテクター300及び昇降式プロテクター400の材質は、プロテクター200の材質と同一であってもよい。可動式プロテクター300及び昇降式プロテクター400の可動部(可動部340、第一可動部441、第二可動部442及び第三可動部443)の材質は、本実施形態の使用目的及び状況に応じて、可動式プロテクター300及び昇降式プロテクター400の他の部品の材質とは異なっていてもよい。
シリンジポンプ500の筐体は、金属又は樹脂(例えば、ポリカーボネート)でできていてもよい。可動壁530の材質は、シリンジポンプ500の筐体の材質と同一であってもよく、異なっていてもよい。拘束具520は、金属、ゴム又は樹脂でできていてもよい。ネジ棒570A、570Bは、金属でできていることが好ましいが樹脂であってもよい。
過酸化水素溶液の安定性試験
ガラス製シリンジ、COP製シリンジ及びCOC製シリンジを用いて、過酸化水素溶液の安定性試験を行った。各シリンジに過酸化水素溶液を1mL加えて密閉し、60℃4週間にて保管した。保管後の過酸化水素溶液中の過酸化水素の残存率を測定した。過酸化水素溶液は、健栄製薬社製オキシドール「ケンエー」(過酸化水素2.5〜3.5w/v%を含有。リン酸、フェナセチン含有)を用いた。過酸化水素溶液中の過酸化水素量は、日本薬局方のオキシドール定量法に従い、過マンガン酸カリウム液で滴定にて検出した。
結果を図12に示す。ガラスの場合は、過酸化水素残存率が70%未満である一方で、COP及びCOCは70%以上であった。以上の結果、COP製及びCOC製シリンジは、ガラス製シリンジよりも過酸化水素の分解を抑制することができた。
1 プレフィルドシリンジ
10 シリンジ
20 バレル
30 針装着部
40 キャップ
50 過酸化水素溶液
60 ガスケット
70 プランジャーロッド
80 ロッド挿入部
90 フランジ
100 投与ノズル
110 ノズル部
111 投与針
112 噴霧ノズル
112A アウトレット
112B オリフィス
112C インレット
120 アダプター部
200 プロテクター
300 可動式プロテクター
310 ノズル保護部
311 溝
312 ノズル保護部の先端部
313 ノズル保護部の後端部
314 ノズル保護部の側壁
320 支持部材
321 支持部材の一端
322 支持部材の他端
330 係合部
340 可動部
400 昇降式プロテクター
410 ノズル保護部
411 開口部
412 ノズル保護部の先端部
413 ノズル保護部の後端部
420 支持部材
421 第一アーム
421A 第一アームの一端
421B 第一アームの他端
422 第二アーム
422A 第二アームの一端
422B 第二アームの他端
430 係合部
441 第一可動部
442 第二可動部
443 第三可動部
500 シリンジポンプ
501A シリンジポンプの第一表面
501B シリンジポンプの第二表面
502A シリンジポンプの第一壁面
510 スリット
520 拘束具
530 可動壁
540 モニター
550 スイッチ群
560 プロセッサー
561 メモリー
562 圧力センサー
563 バッテリー
564 電気モーター
570A、570B ネジ棒

Claims (14)

  1. 過酸化水素溶液がプレフィルドされた過酸化水素溶液用シリンジであって、
    前記シリンジと前記過酸化水素溶液とが直接接触する部分のシリンジ材質がシクロオレフィンポリマー(COP)又はシクロオレフィンコポリマー(COC)であり、
    前記過酸化水素溶液は、過酸化水素を水に溶かした溶液であって、必要に応じて、添加物を含有することができる溶液であり、
    前記シリンジは、前記シリンジの針装着部に投与ノズルを備える、
    シリンジ。
  2. 前記投与ノズルは、前記シリンジの針装着部と接続するアダプター部とノズル部を備え、
    前記ノズル部は、投与針又は噴霧ノズルである、請求項1に記載のシリンジ。
  3. 前記投与針は、その外表面にエコージェニックパターンの溝が形成されている、請求項2に記載のシリンジ。
  4. 前記ノズル部は、プロテクターで覆われている、請求項1から3に記載のシリンジ。
  5. 前記プロテクターは、支持部材と、前記支持部材の一端に接続したノズル保護部と、前記支持部材の他端に接続した係合部と、を備え、
    前記係合部は、可動部を介して前記支持部材の他端に可動可能に接続し、
    前記ノズル保護部は、前記ノズル部を収容することが可能な空間を備える、請求項1から4のいずれかに記載のシリンジ。
  6. 前記係合部は、可動部を介して前記支持部材の他端に可動可能に接続する、請求項5に記載のシリンジ。
  7. 前記空間は、前記ノズル保護部の側壁に備わる、請求項5又は6に記載のシリンジ。
  8. 前記支持部材は、第一アーム、第二アーム、第一可動部、第二可動部及び第三可動部を備え、
    前記第一アームの一端は、前記第一可動部を介して前記ノズル保護部に可動可能に接続し、
    前記第一アームの他端は、前記第二可動部を介して前記第二アームの一端に可動可能に接続し、
    前記第二アームの一端は、前記第三可動部を介して前記係合部に可動可能に接続している、
    請求項5に記載のシリンジ。
  9. 前記可動部は、前記ノズル保護部と接続されたレール部と、前記係合部と接続されたレール保持部を備え、
    前記レール保持部は、前記レール部を摺動可能に保持する、
    請求項6に記載のシリンジ。
  10. 前記空間は、前記ノズル保護部の内部に備わり、
    前記ノズル保護部は、中空構造である、
    請求項8又は9に記載のシリンジ。
  11. シリンジポンプを更に備える、請求項1から10のいずれかに記載のシリンジ。
  12. 前記過酸化水素溶液の前記過酸化水素の濃度は、0.01から40%(w/v)である、請求項1から11のいずれかに記載のシリンジ。
  13. 過酸化水素溶液がプレフィルドされた過酸化水素溶液用シリンジと、
    投与ノズルと、
    を備え、
    前記シリンジと前記過酸化水素溶液とが直接接触する部分のシリンジ材質がシクロオレフィンポリマー(COP)又はシクロオレフィンコポリマー(COC)であり、
    前記過酸化水素溶液は、過酸化水素を水に溶かした溶液であって、必要に応じて、添加物を含有することができる溶液である、キット。
  14. 前記ノズル部を覆うためのプロテクターを更に備え、請求項13に記載のキット。
JP2019115440A 2018-11-16 2019-06-21 過酸化水素溶液に適したシリンジ及びキット Active JP6651155B1 (ja)

Priority Applications (20)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115440A JP6651155B1 (ja) 2019-06-21 2019-06-21 過酸化水素溶液に適したシリンジ及びキット
AU2019378353A AU2019378353B2 (en) 2018-11-16 2019-10-18 Syringe suitable for hydrogen peroxide solution, and kit
EP19885559.5A EP3708204A4 (en) 2018-11-16 2019-10-18 SUITABLE SYRINGE FOR HYDROGEN PEROXIDE SOLUTION AND NEEDED
CA3119715A CA3119715A1 (en) 2018-11-16 2019-10-18 Syringe suitable for hydrogen peroxide solution and kit thereof
KR1020217012673A KR102574226B1 (ko) 2018-11-16 2019-10-18 과산화수소 용액에 적합한 주사기 및 키트
UAA202102225A UA127692C2 (uk) 2018-11-16 2019-10-18 Шприц, що придатний для розчину пероксиду водню, і набір із ним
CN201980069741.6A CN112955199A (zh) 2018-11-16 2019-10-18 适用于过氧化氢溶液的注射器以及试剂盒
MX2021004248A MX2021004248A (es) 2018-11-16 2019-10-18 Jeringa adecuada para solucion de peroxido de hidrogeno y kit de la misma.
SG11202105068YA SG11202105068YA (en) 2018-11-16 2019-10-18 Syringe suitable for hydrogen peroxide solution, and kit
PE2021000509A PE20211252A1 (es) 2018-11-16 2019-10-18 Jeringa adecuada para solucion de peroxido de hidrogeno y kit de la misma
PCT/JP2019/041116 WO2020100525A1 (ja) 2018-11-16 2019-10-18 過酸化水素溶液に適したシリンジ及びキット
BR112021007680-8A BR112021007680A2 (pt) 2018-11-16 2019-10-18 seringa e kit
TW108141176A TWI785286B (zh) 2018-11-16 2019-11-13 適用於抑制過氧化氫溶液分解的注射器以及試劑盒、以及抑制過氧化氫溶液分解的過氧化氫製備方法及保存方法
TW110107157A TW202144031A (zh) 2018-11-16 2019-11-13 適用於過氧化氫溶液的注射器以及試劑盒
US16/879,589 US20200345946A1 (en) 2018-11-16 2020-05-20 Syringe suitable for hydrogen peroxide solution and kit thereof
IL282203A IL282203A (en) 2018-11-16 2021-04-09 A syringe suitable for a hydrogen peroxide solution, and a kit
CL2021000911A CL2021000911A1 (es) 2018-11-16 2021-04-13 Jeringa adecuada para solución de peróxido de hidrógeno y kit de la misma.
CONC2021/0004927A CO2021004927A2 (es) 2018-11-16 2021-04-16 Jeringa adecuada para solución de peróxido de hidrógeno y kit de la misma
ZA2021/03427A ZA202103427B (en) 2018-11-16 2021-05-20 Syringe suitable for hydrogen peroxide solution and kit thereof
US17/469,289 US20210402101A1 (en) 2018-11-16 2021-09-08 Stabilization of hydrogen peroxide solution in filled syringes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019115440A JP6651155B1 (ja) 2019-06-21 2019-06-21 過酸化水素溶液に適したシリンジ及びキット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6651155B1 JP6651155B1 (ja) 2020-02-19
JP2021000262A true JP2021000262A (ja) 2021-01-07

Family

ID=69568371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019115440A Active JP6651155B1 (ja) 2018-11-16 2019-06-21 過酸化水素溶液に適したシリンジ及びキット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6651155B1 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07250898A (ja) * 1993-11-24 1995-10-03 Becton Dickinson & Co 片手操作可能なシールド可能な針組立体
JPH08206118A (ja) * 1994-04-14 1996-08-13 Yasuo Majima 医療用穿刺針
JPH08276013A (ja) * 1995-04-06 1996-10-22 Nifco Inc キャップ付き注射器
JPH10113391A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Nifco Inc 注射針用のキャップ
JP2000312718A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Terumo Corp プロテクター付き医療用針
JP2004033736A (ja) * 2002-03-21 2004-02-05 Becton Dickinson & Co 針アセンブリ
JP2005508657A (ja) * 2001-03-14 2005-04-07 タイコ・ヘルスケアー・グループ・エルピー 医療用ニードル用シールド
JP2007275305A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Daikyo Seiko Ltd ノズルキャップ、その製造方法および製造装置
WO2015030063A1 (ja) * 2013-09-02 2015-03-05 大成化工株式会社 シリンジおよびシリンジセット
JP2019022388A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 河村電器産業株式会社 キュービクル式高圧受電設備
JP6551857B1 (ja) * 2018-11-16 2019-07-31 株式会社Kortuc 優れた過酸化水素保存性を示すプレフィルドシリンジ

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07250898A (ja) * 1993-11-24 1995-10-03 Becton Dickinson & Co 片手操作可能なシールド可能な針組立体
JPH08206118A (ja) * 1994-04-14 1996-08-13 Yasuo Majima 医療用穿刺針
JPH08276013A (ja) * 1995-04-06 1996-10-22 Nifco Inc キャップ付き注射器
JPH10113391A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Nifco Inc 注射針用のキャップ
JP2000312718A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Terumo Corp プロテクター付き医療用針
JP2005508657A (ja) * 2001-03-14 2005-04-07 タイコ・ヘルスケアー・グループ・エルピー 医療用ニードル用シールド
JP2004033736A (ja) * 2002-03-21 2004-02-05 Becton Dickinson & Co 針アセンブリ
JP2007275305A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Daikyo Seiko Ltd ノズルキャップ、その製造方法および製造装置
WO2015030063A1 (ja) * 2013-09-02 2015-03-05 大成化工株式会社 シリンジおよびシリンジセット
JP2019022388A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 河村電器産業株式会社 キュービクル式高圧受電設備
JP6551857B1 (ja) * 2018-11-16 2019-07-31 株式会社Kortuc 優れた過酸化水素保存性を示すプレフィルドシリンジ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6651155B1 (ja) 2020-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240207517A1 (en) Medicament Container Carrier and Adapter
JP5123854B2 (ja) 充填済み薬剤バイアル用シリンジガード
US9320853B2 (en) Method for administering a fluid active substance from a multi-chamber ampoule
US3306290A (en) Automatically retractable needle syringe
JP6946268B2 (ja) 洗浄チャンバを備えた医療注射デバイス
CA2438760A1 (en) Transfert needle assembly
JP2007512932A (ja) エアショット手段を有する医薬品供給装置
PT96535A (pt) Processo e aparelho pra misturar e injectar um medicamento
KR20190018149A (ko) 공압식 파워 팩을 갖춘 약물 전달 장치
JP6551857B1 (ja) 優れた過酸化水素保存性を示すプレフィルドシリンジ
KR102574226B1 (ko) 과산화수소 용액에 적합한 주사기 및 키트
JP6651155B1 (ja) 過酸化水素溶液に適したシリンジ及びキット
JP5947592B2 (ja) 注射器、ピストン及び注射器用シリンジ
CN218589471U (zh) 自动排气的注射装置
CN111670059A (zh) 预填充式注射器和对预填充式注射器进行灭菌的方法
US2705008A (en) Medication cartridge-needle-needle guard unit for hypodermic syringe
CN110448758A (zh) 一种带压力套的免旋转装载的针筒及注射器***
KR20160138272A (ko) 시린지, 및 주사 바늘용 안전 장치
SU929108A1 (ru) Устройство дл хранени и смешивани двух лекарственных средств
JP2023016541A (ja) プレフィルドシリンジ
WO2019183057A1 (en) Plunger rod for under-filled syringes
GB2449449A (en) Spacer allowing use of different size cartridges in a syringe
CN117205405A (zh) 自动排气的注射装置、排气控制方法、控制装置以及电子设备
KR20100013208A (ko) 바늘 출입형 안전 주사기
JPH06154324A (ja) ガスケット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191011

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20191011

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20191023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20191029

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20191203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6651155

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250