JP2020531764A - 複合的ジオメトリおよび複合的材料の断熱部品 - Google Patents

複合的ジオメトリおよび複合的材料の断熱部品 Download PDF

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Abstract

【解決手段】本開示は、波形領域を含む断熱部品であって、その波形領域が内管、外管、またはその両方に設けられている断熱部品を提供する。また、本開示は、直線的、湾曲した、またはその他の様々なジオメトリを達成することができる断熱部品を提供する。【選択図】 図13B

Description

本出願は、米国特許出願第62/550,182号、「クラムシェル構成断熱体」(2017年8月25日出願);米国特許出願第62/550,200号、「柔軟性のある真空断熱部品」(2017年8月25日出願);米国特許出願第62/562,543号、「複合的ジオメトリの断熱導管」(2017年9月25日出願);米国特許出願第62/567,361号、「異なる熱膨張材料を有する断熱部品」(2017年10月3日出願);および米国特許出願第62/594,180号、「複合的ジオメトリの断熱導管」(2017年12月4日出願)の優先権および利益を主張する。前述の出願は全て、あらゆる目的のために参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は真空断熱部品の分野に関する。
様々な高性能用途で優れた断熱品質を有する導管が必要とされている。しかしながら、これらの用途では、屈曲した導管や捩じれた導管、湾曲した導管を含む様々な形状の導管が必要された。また、これらの用途では、例えば断熱されていない管などの部品周りに断熱ジャケットを配置する必要がある場合がある。既存技術は、そのような断熱ジャケットを、特に湾曲した形状または変則的な形状のルーメンを囲むジャケットを製造する性能を提供するものではない。したがって、当技術においては、湾曲した形状または変則的な形状のルーメンを囲む断熱ジャケット、およびそのようなジャケットを製造する方法に対して長期にわたるニーズがある。
上記長期にわたるニーズを満たすにあたり、本開示は第1に、真空断熱部品であって、 第2の弧状シェルに封止された第1の弧状シェルであって、この封止された第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは第1の管を定義するものである、第1の弧状シェルと、第2の管であって、第1の管と第2の管との間に封止断熱空間を定義するように第1の管内に配置されているものである第2の管とを有し、この第2の管は第1の管と同軸であり、この部品は、第1の壁および第2の壁によって定義され、断熱空間と連通して空間からのガス分子の出口経路を提供するベントをさらに有するものであり、このベントは当該ベント通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、第1の壁と第2の壁との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものである、真空断熱導管を提供するものである。
また、本開示は真空断熱部品を提供するものである。この部品は好適には、間に断熱空間を定義するように第2の弧状シェルに封止された第1の弧状シェルを有し、封止された第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは第1の管を定義するものであり、第1の弧状シェルは第2の弧状シェルに向かって延びる領域を有するか、第2の弧状シェルは第1の弧状シェルに向かって延びる領域を有するか、またはその両方であり、この部品は断熱空間と連通して空間からのガス分子の出口経路を提供するベントをさらに有するものであり、このベントは、第2の弧状シェルに向かって延びる第1の弧状シェルの領域によって、第1の弧状シェルに向かって延びる第2の弧状シェルの領域によって、またはその両方によって定義される第1の壁および第2の壁を有するものであり、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、第1の壁と第2の壁との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものである。
さらに、真空断熱部品を製造する方法であって、第1の管を定義するように第1の弧状シェルを第2の弧状シェルに封止する工程と、第1の管と第2の管との間に断熱空間を定義するように第1の管内に第2の管を配置する工程であって、真空断熱部品はベントを有するものであり、このベントは第1の壁および第2の壁によって定義され、断熱空間と連通して空間からのガス分子の出口経路を提供するものであり、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、第1の壁と第2の壁との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものである、配置する工程と、断熱空間内に減圧を生じさせる工程と断熱空間を維持するようにベントを封止する工程とを有する方法が提供される。
さらに、真空断熱部品を製造する方法であって、第1の管を定義するように第1の弧状シェルを第2の弧状シェルに封止する工程と、第1の管と第2の管との間に断熱空間を定義するように第1の管内に第2の管を配置する工程であって、この真空断熱部品はベントを含むものであり、このベントは、第2の弧状シェルに向かって延びる第1の弧状シェルの領域によって、第1の弧状シェルに向かって延びる第2の弧状シェルの領域によって、またはその両方によって定義される第1の壁および第2の壁を有するものであり、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、第1の壁と第2の壁との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものである、配置する工程と、断熱空間内に減圧を生じさせる工程と断熱空間を維持するようにベントを封止する工程とを有する方法が提供される。
当技術の上記長期にわたるニーズを満たすにあたり、本開示は第1に、断熱導管であって、外管波形部分を有する外管と、外管内に配置された内管であって、ルーメンを定義し、内管波形部分をさらに有するものである内管とを有し、内管波形部と外管波形部は少なくとも部分的に互いに整合しており、内管および外管はそれらの間に減圧された封止断熱領域を定義するものである、断熱導管を提供するものである。
また、本開示は、方法であって、本開示における断熱導管の内管のルーメンに流体を流通させる工程を有する方法を提供するものである。
また、方法であって、外管波形部分を有する外管と、ルーメンを定義し、内管波形部をさらに有する内管とを用いて、間に空間があるように外管内に内管を配置する工程であって、内管波形部分と外管波形部分が少なくとも部分的に互いに整合するものである、配置する工程と、内管と外管との間の空間を封止して、それらの間に減圧された封止断熱領域を生じさせる工程とを有する方法が提供される。
当技術の上記長期にわたるニーズを満たすにあたり、本開示は第1に、断熱導管であって、(a)先端部と基端部とを有する外管であって、第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は或る長さを有し、外管の先端部から外管の基端部に向かって外管に沿って延びる複数の波形を有するものである、外管と、外管内に配置された内管であって、先端部と基端部とを有するものであり、この内管はルーメンを定義するものである内管とを有し、内管および外管は、接合部で、任意選択的に内管の先端部で互いに封止されているものであり、この封止は外管と内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するものであり、内管および外管は外管の第1の波形領域の長さが温度に応じて増減するように互いに封止されているものであり、または(b)先端部と基端部とを有する外管と、外管内に配置された内管であって、先端部と基端部とを有するものであり、この内管はルーメンを定義するものであり、この内管は第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は、或る長さを有し、内管の先端部から内管の基端部に向かって内管に沿って延びる複数の波形を有するものである、内管とを有し、内管および外管は、接合部で、任意選択的に外管の先端部で互いに封止されているものであり、この封止は外管と内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するものであり、内管および外管は内管の第1の波形領域の長さが温度に応じて増減するように互いに封止されているものである、断熱導管を提供するものである。
また、本開示における断熱導管のルーメンに流体を流通させる工程を有する方法が提供される。
さらに、方法であって、(a)先端部と基端部とを有する外管であって、第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は、或る長さを有し、外管の先端部から外管の基端部に向かって外管に沿って延びる複数の波形を有するものである、外管と、(b)先端部と基端部とを有する内管であって、ルーメンを定義するものである内管とを用いて、外管内に内管を配置する工程と、内管および外管を接合部で、任意選択的に内管の先端部で互いに封止する工程であって、この封止は外管と内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するものであり、内管および外管は外管の第1の波形領域の長さが温度に応じて増減するように互いに封止されるものである、封止する工程とを有する方法が提供される。
さらに、方法であって、(a)先端部と基端部とを有する外管と、先端部と基端部とを有する内管であって、ルーメンを定義するものであり、この内管はさらに第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は、或る長さを有し、内管の先端部から内管の基端部に向かって内管に沿って延びる複数の波形を有するものである内管とを用いて、外管内に内管を配置する工程と、内管および外管を接合部で、任意選択的に外管の先端部で互いに封止する工程であって、この封止は外管と内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するものであり、内管および外管は内管の第1の波形領域の長さが温度に応じて増減するように互いに封止されるものである、封止する工程とを有する方法が提供される。
上記長期にわたるニーズを満たすにあたり、本開示は、断熱導管であって、第1の端部を有する外管と、第1の端部を有する内管とを有し、内管はルーメンを定義するものであり、内管は第1の管と第2の管との間に断熱空間を定義するように外管内に配置されているものであり、この導管は第1の壁および第の2壁を有する封止リングによって定義されるベントをさらに有するものであり、第2の壁は外管と向かい側に配置され且つ第1の壁は内管の向かい側に配置されているものであり、封止リングは断熱空間を封止して出口経路を提供するように外管の第1の端部および内管の第1の端部の一方または両方と他方の管との間に配置されているものであり、ベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、(a)封止リングの第2の壁と外管との間の距離および/または(b)封止リングの第1の壁と外管との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものであり、内管のルーメンは内管の第1の端部で第1の主軸を有するものであり、ルーメンは第1の主軸に対する測定で約1度から約180度の屈曲部を有するものである、断熱導管を提供するものである。
また、本開示は、本開示における断熱導管に流体を流通させる工程を有する方法を提供するものである。
また、方法であって、間に断熱空間を定義するように第1の端部を有する外管内に第1の端部を有する内管を配置する工程と、断熱空間に間隔材を配置する工程と、ベントを形成するように内管および外管に対して第1の壁および第2の壁を有する封止リングを封止する工程であって、封止リングの第2の壁は外管の向かい側に配置され且つ封止リングの第1の壁は内管の向かい側に配置されるものであり、封止リングは断熱空間を封止して空間からのガス分子の出口経路を提供するように外管の第1の端部および内管の第1の端部の一方または両方と他方の管との間に配置されるものであり、ベントは当該ベントを通るガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、(a)封止リングの第2の壁と外管との間の距離および/または(b)封止リングの第1の壁と外管との間の距離は、断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものであり、内管のルーメンは当該内管の第1の端部で第1の主軸を有するものである、封止する工程とを有する方法が提供される。
さらに、断熱導管であって、第1の端部を有する波形外管と、第1の端部を有する内管とを有し、内管はルーメンを定義するものであり、内管は第1の管と第2の管との間に断熱空間を定義するように外管内に配置されているものであり、この導管は外管と内管との間における封止によって定義されたベントをさらに有するものであり、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、内管と外管との間の距離は可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものであり、内管のルーメンは当該内管の第1の端部で第1の主軸を有するものであり、ルーメンは、第1の主軸に対する測定で約1度から約180度の屈曲部を有するものである、断熱導管が提供される。
また、本開示は、本開示における断熱導管に流体を流通させる工程を有する方法を提供するものである。
さらに、方法であって、間に断熱空間を定義するように第1の端部を有する波形外管内に第1の端部を有する内管を配置する工程であって、外管は内管に向かって収束する領域を有し、(b)内管は外管に向かって発散する領域を有し、または(a)と(b)の両方である、外管内に内管を配置する工程と、断熱空間に間隔材を配置する工程と、ベントを形成するように外管と内管を互いに封止する工程であって、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、内管と外管との間の距離は可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものであり、内管のルーメンは当該内管の第1の端部で第1の主軸を有するものであり、内管のルーメンは当該内管の第1の端部で第1の主軸を有するものであり、ルーメンは、第1の主軸に対する測定で約1度から約180度の屈曲部を有するものである、封止する工程とを有する方法が提供される。
また、断熱導管であって、第1の端部を有する外管および第1の端部を有する内管であって、内管はルーメンを定義するものであり、内管の第1の端部および外管の第1の端部は第1の管と第2の管との間に断熱空間を定義するように互いに封止されているものであり、内管と外管との間の距離は断熱空間の一部で可変である、外管および内管と、断熱空間と連通して断熱空間からのガス分子の出口経路を提供するベントであって、断熱空間の排気中にガス分子がベントの方に誘導されて断熱空間から出ることを促進するように断熱空間の前記可変距離部分に隣接して位置しているものであり、このベントは断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものである、ベントとを有し、内管と外管との間の距離は、可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものであり、内管のルーメンは当該内管の第1の端部で第1の主軸を有するものであり、ルーメンは第1の主軸に対する測定で約1度から約180度の屈曲部を有するものである、断熱導管が提供される。
さらに、システムであって、(a)先端部と基端部とを有する外管と、(b)先端部と基端部とを有する内管であって、ルーメンを定義するものであり、この内管は第1の波形領域をさらに有するものであり、第1の波形領域は、或る長さを有し、内管の先端部から内管の基端部に向かって内管に沿って延びる複数の波形を有するものである、内管とを有し、内管は外管内に配置されているものであり、内管および外管は当該外管と内管との間で減圧された封止断熱領域を定義するように封止されているものであり、内管および外管は内管の第1の波形領域の長さが温度に応じて増減するように互いに封止されているものである、システムが提供される。
前記概要および以下の詳細な説明は、添付の図面と併せて読むことでさらに理解される。本発明を説明するために、図面には本発明の例示的な実施形態が示されている。しかしながら、本発明は、開示された特定の方法、組成物、およびデバイスに限定されるものではない。さらに、図面は必ずしも縮尺どおりに描かれているわけではない。図面について:
図1は、本開示における断熱体の分解図(1A)と、図1(A)の断熱体の組立図(1B)を提供するものである。 図1は、本開示における断熱体の分解図(1A)と、図1(A)の断熱体の組立図(1B)を提供するものである。 図2は、本開示における組立後の断熱体の端面図を提供するものである。 図3は、本開示における肘形状の断熱体の代替図を提供するものである。 図4は、クラムシェル間の例示的な接合部の断面図を提供するものである。 図5は、本開示における組立後の断熱体の断面図を提供するものである。 図6は、図5の断熱体の分解図を提供するものである。 図7は、本開示における肘形状の断熱体の図を提供するものである。 図8は、本開示におけるクラムシェル間の例示的な接合部の断面図を提供するものである。 図9Aは、本開示における断熱導管の外観図を提供するものである。 図9Bは、図9Aの導管の線A−Aに沿った図を提供するものである 図9Cは、図9Bの円で囲まれた領域の断面図を提供するものである。 図9Dは、本開示における屈曲した断熱導管の図を提供するものである。 図10Aは、本開示における導管の外観図を提供するものである。 図10Bは、本開示における導管の端部の図を提供するものである。 図10Cは、図10Bの領域Rの拡大図を提供するものである。 図11Aは、開示される物品の代替実施形態の断面図を提供するものである。 図11Bは、図11Aの領域Rの拡大図を提供するものである。 図12は、開示される技術の更なる例示的な一実施形態の断面図を提供するものである。 図13Aは、開示される技術の例示的な一実施形態の断面図を提供する。 図13Bは、図13Aの領域13410の拡大図を提供するものである 図14Aは、本開示における断熱導管の外観図を提供するものである。 図14Bは、図14Aの断熱導管の拡大断面図を提供するものである。 図14Cは、図14Bの断熱導管の更なる拡大図を提供するものである。 図15Aは、本開示における断熱導管の外観図を提供するものである。 図15Bは、図15Aの断熱導管の一端部の拡大断面図を提供するものである。
本開示は、望ましい実施形態についての以下の詳細な説明およびそこに含まれる実施例を参照することにより、より容易に理解することができる。
特に定義されていない限り、本明細書で使用される全ての技術用語および科学用語は当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。競合がある場合は、定義を含む本書類が指図する。好適な方法および材料が以下に記載されているが、本明細書に記載のものと類似または同等の方法および材料を実施や試験において使用することができる。本明細書で言及される全ての刊行物、特許出願、特許およびその他の参考文献は、参照によりその全体が組み込まれる。本明細書に開示する材料、方法、および実施例は、単に例示的なものであり、限定することを意図するものではない。
単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈において別段のことが明確に示されている場合を除き、複数の対象物を含む。
本明細書および請求項で使用される場合、「有する(comprising)」という用語は、「からなる(consisting of)」および「から本質的になる(essentially consisting of)」実施形態を含むことができる。本明細書で使用される場合、「有する(comprise)」、「含む(include)」、「有している(having)」、「有する(has)」、「できる(can)」、「含む(contain)」という用語、およびそれらの変形は、オープンエンドの意味の句、用語、または単語であることを意図しており、それらは指定された成分/工程の存在を必要とするものであり、またその他の成分/工程の存在を許すものである。しかしながら、そのような記載は、列挙された成分/工程「からなる」および「から本質的になる」というように組成物またはプロセスを記載しているものとしても解釈すべきであり、それにより、そこから生じる可能性のある不純物を伴う、指定された成分/工程のみの存在が可能になり、その他の成分/工程が除外される。
本明細書で使用される場合、「約(about)」及び「大体(at or about)」という用語は、論点となっている量又は値が概ね又は略同じ何らかの他の値を示す値とすることができることを意味する。本明細書で使用される場合、別段のことが示され又は推測される場合を除き、一般的に±10%の変動を示す公称値であることが理解される。この用語は、同様の値が請求項に記載されるものと等しい結果又は効果を促進することを伝えることが意図される。すなわち、量、サイズ、組成、パラメータ、およびその他の数量及び特性は、厳密ではなく、また厳密である必要はなく、所望に応じて、許容差、変換係数、端数切り捨て、測定誤差、および当業者に既知のその他の因子を反映して、概算とし、及び/又はより大きい若しくはより小さいものとすることができることが理解される。一般的に、量、サイズ、組成、パラメータ、又はその他の数量若しくは特性は、「約」又は「概ね」と明示的に記されているか否かに関係なく、「約」又は「概ね」である。「約」が数量値の前に使用される場合、別段のことが特に記されている場合を除き、パラメータはその特定の数量値自体も含むことが理解される。
反対に示されていない限り、数値は、同じ数の有効数字に減少させた場合に同じとなる数値、および値を決定するために本願に記載した種類の従来の測定技術による実験誤差よりも少ないことにより記した値と異なる数値を含むと理解されたい。
本明細書に開示する全ての範囲は、記載した終点を含み、独立して組み合わせることができる(例えば、「2グラムから10グラムの範囲」は、その終点、2グラムおよび10グラム、および全ての中間値を含む)。本明細書で開示する範囲および値の終点は厳密な範囲または値に限定されるものではない。それらはこれらの範囲および/または値を近似する値を含むような厳密さである。
さらに、「有する(comprising)」という用語は「含む(including)」というオープンエンドの意味を有すると理解されるべきであるが、その用語は「からなる(consisting)」という用語のクローズな意味も含む。例えば、成分AおよびBを有する組成物は、Aと、Bと、その他の成分とを含む組成物とすることができるが、AとBのみからなる組成物としてもよい。本明細書で引用する任意の書類があらゆる目的のために参照によりその全体が組み込まれる。工程は、提供される場合、任意の順序で実行することができる。
封止および/または排気空間(断熱空間ともいう)は排気されていてよく、例えば真空空間とすることができる。幾つかの例示的な真空断熱構造(及びそのような構造を形成し使用する関連技術)は、米国特許出願公開第2015/0110548号、同第2014/0090737号、同第2012/0090817号、同第2011/0264084号、同第2008/0121642号、及び同第2005/0211711号、および/または米国特許出願第14/953,756号、同第15/254,304号、同第15/238,961号、同第15/337,102号、同第15/448,964号、PCT/US2017/020651および米国特許出願第15/494,943号において見ることができ、これらは全てA.Reidによるものであるが、全てあらゆる目的でその全体がこの参照により本明細書に組み込まれる。
米国特許第7,681,299号及び同第7,374,063号において説明されているように(あらゆる目的でこの参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)、断熱空間のジオメトリは空間内のガス分子をベント又は空間のその他の出口に誘導するようなものとすることができる。真空断熱空間の幅はその空間の長さにわたって均一である必要はない。前記空間は傾斜部分を含むことができ、当該空間を定義する或る表面が当該空間を定義する他の表面に向かって収束するようにすることができる。その結果、表面を隔てる距離はベントの近隣で変化させることができ、ベントが真空空間と連通する位置の近隣でその距離が最小となるようにすることができる。低分子濃度状況中のガス分子と可変距離部分との相互作用はガス分子をベントに向けるように機能する。
空間の分子誘導ジオメトリは、空間を排気するために構造の外部に課されるものよりも、空間内により深い真空の封止を提供する。この幾らか直観に反した空間内のより深い真空という結果は、本発明のジオメトリが、ガス分子が空間に入るよりも空間を離れる確率を有意に増大させるので、達成される。実際、断熱空間のジオメトリは逆止弁のように機能して、(ベントにより定義された出口経路を介して)ガス分子の一方向の自由通過を促進しつつ、逆方向の通過を阻止する。
断熱空間のジオメトリによって提供されるより深い真空に付随したその他の利点は、その排気空間内でゲッタ材料を必要としなくても、それが達成可能なことである。ゲッタ材料なしでそのような深い真空を生じる能力は、小規模のデバイスや空間の制約によりゲッタ材料の使用が制限される幅狭な断熱空間を有するデバイスにおいて、より深い真空を提供する。
その他の真空強化機構、例えば真空空間を定義する表面への低放射率被膜等を含むこともできる。当技術において一般的に知られているそのような被膜の反射面は放射エネルギーの伝熱線を反射する傾向にある。放射エネルギーが被膜面を通過することを制限することで真空空間の断熱効果が高まる。
幾つかの実施形態において、物品は、或る距離離間されて間に断熱空間を定義する第1の壁及び第2の壁と、前記断熱空間と連通して当該断熱空間からのガス分子の出口経路を提供するベントとを有することができる。このベントは当該ベントを通るガス分子の排出に続き断熱空間内に真空を維持するために封止可能である。第1の壁と第2の壁との間の距離は断熱空間の排気中に断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部で可変である。ベントの方へのガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものであり、それにより断熱空間内でゲッタ材料を必要としなくても、より深い真空が提供される。
本発明によるガス分子誘導ジオメトリを有する構造の構築は、いかなる特定のカテゴリの材料にも限定されない。本発明による断熱空間を組み込んだ構造の形成に適した材料としては、例えば、金属、セラミック、半金属、又はそれらの組合せが挙げられる。
空間の収束は以下の様態で分子の誘導をもたらす。空間の排気中、構造ジオメトリが一次効果となるようにガス分子濃度が十分に低くなると、空間の可変距離部分の収束壁は空間中のガス分子をベントの方へ方向付ける。真空空間の収束壁部分のジオメトリは、ガス分子が空間に入るよりも空間を離れる確率が大幅に増大させるので、逆止弁又はダイオードのように機能する。
構造の分子誘導ジオメトリが分子流出対分子流入の相対確率に対して有する効果は、真空空間の収束壁部分を粒子の流れに直面している漏斗と類推することにより理解することができる。漏斗を通過する粒子の数は粒子流に対する漏斗の配向に応じて大きく変化する。粒子流が最初に漏斗の出口ではなく漏斗の入口の収束表面に接触するように漏斗が配向された場合、より多数の粒子が漏斗を通過することは明らかである。
漏斗のように空間からガス粒子を誘導するために、断熱空間に収束壁出口ジオメトリを組み込んだデバイスの様々な例が本明細書に提供される。本発明のガス誘導ジオメトリは収束壁漏斗構造に限定されるものではなく、その代わりにその他の形態のガス分子誘導ジオメトリを利用することができることを理解されたい。
図面
以下の説明は添付図面に関する詳細を提供するものである。添付の図面は例示的なものに過ぎず、本開示または添付の特許請求の範囲を限定するものではない。
図1Aは開示する断熱体の例示的な一実施形態を提供するものである。図示されるように、部品は第1のシェル102を有することができ、このシェルは第2のシェル108に封止することができる。シェル102およびシェル108は同じまたは異なる材料で形成することができる。図示されるように、第1のシェル102および第2のシェル108は半円形のプロファイルとすることができるが、これは必要条件ではない。
シェルは半円形とすることができるが、その他の或る円錐形部分、例えば楕円形またはその他のものであってもよい。また、いくつかの実施形態において、シェルは多角形とすることもできる。シェルは連続的に湾曲したプロファイル(例えば、一定の曲率半径を有するプロファイル)を有することができるが、これは必要要件ではない。また、シェルは一定でない曲率半径を有してもよい。
いくつかの実施形態において、シェルは断面が円形であってもよい。シェルは半円形である必要はなく、シェルは180度の円弧を有してもよいが、約1度から約359度の間、または約5度から約355度、または約15度から約340度、または約30度から約330度、または約60度から約300度、または約90度から約270度、または約120度から約240度、または約150度から210度、または180度の円弧を有することもできる。
シェルは好適には、金属または金属の混合物、例えば、アルミニウム、鋼、鉄、またはステンレス鋼を含む。ステンレス鋼が特に適していると考えられる。
第1のシェル102および第2のシェル108は、溶接、ろう付け、または当業者に知られているその他の技術により互いに封止することができる。一例として、図1Aに示すように、シェルは、フランジを、例えば一方の縁部に沿った平面または平坦部分を有することができ、その平坦部分は後述する図1Bに示すように他のシェルのフランジ(例えば、平坦部分)に封止することができる。
フランジは、平坦またはほぼ平坦な領域を含むことができるが、湾曲領域、スロット、タブ、切れ目、あるいは他のシェルと係合できるその他の機構または他のシェルのフランジを含むこともができる。図1Aの第1のシェル102のフランジ(ラベルなし)は平坦領域を含み、当該平坦領域は第2のシェル108のフランジ(ラベルなし)の平坦領域に係合し封止される。
図1Aに示すように、本開示における断熱体は第3のシェル104と第4のシェル106とを有することができる。第3のシェル104および第4のシェル108は第1のシェル102および第2のシェル108と類似または同一の形状および/または材料とすることができる。組み立てられた際、第3のシェル104および第4のシェル106は第1のシェル102および第2のシェル108のアセンブリ内に適合する管またはその他の形態を形成することができる。
管は、単一のルーメンを含むことができるが、2若しくはそれ以上のルーメンを含むこともできる。同様に、外側シェルはその中に1つ、2つ、またはそれ以上の管を収容することができることを理解されたい。一例として、図1の第1のシェル102および第2のシェル108は第3のシェル104および第4のシェル106から形成された管を取り囲んでいるが、第1のシェル102および第2のシェル108は、1つ、2つまたはそれ以上の管を取り囲むこともできる。一例として、外側シェルは、内部に配置される2つの管を収容し、また断熱するように配置することができる。この配置は、熱交換用途、例えば、隣接管における向流流体を特徴とする用途に特に役立つ。
間隔材110を用いて、第1のシェルおよび第2のシェルと第3のシェルおよび第4のシェルとの間の間隔を維持することができる。いくつかの好適な実施形態では、第1のシェル102と第2のシェル108が合わされて封止され、また第3のシェル104と第4のシェル106が合わされて封止されて、2つの同心管を形成する。管の端部は2つの同心管の間に封止容積を生じるように順に合わせて封止することができる。間隔材は、管の端部に存在し得るが、管の中間の長さに沿った位置に配置することもできる。
封止容積は、本明細書の他の箇所で説明するように、減圧、例えば周囲圧力よりも低い圧力を含むことができる。減圧は、例えば、約760トル未満から約1×10−7トルの圧力とすることができる。約10−1トル、約10−2トル、約10−3トル、約10−4トル、約10−5トル、約10−6トル、および約10−7トルの圧力は全て好適であると考えられる。
図1Bは図1Aの部品の組み立て後の形態の図を提供するものである。図示されるように、第1のシェル102および第2のシェル108はそれらの縁部に沿って合わされて封止される。同様に、第3のシェル104および第4のシェル106はそれらの縁部に沿って合わされて封止される。得られた物品は封止シェルによって形成された同心管を有する。内管と外管との間には減圧された封止領域(図1Bではラベルなし)が存在する。図示されるように、封止された管は共に直線的な形状のルーメンを定義する。減圧の封止領域は、本明細書の他の箇所で説明するように、1若しくはそれ以上のベントを含むことができ、そのベントは管間の領域内における減圧の形成および維持を容易にすることができる。
図2は本開示における代替物品を提供するものである。この物品は90度に屈曲した肘形状のルーメンを有するアセンブリを有する。部品は外管またはジャケットを有し、このジャケットは第1のシェル202および第2のシェル204から形成される。
図示されるように、第1のシェルと第2のシェルは合わされて封止することができる。この封止は第1のシェルと第2のシェルとの間の境界によって定義される領域208で行うことができる。第1のシェルと第2のシェルはそれぞれフランジまたは他の延長部を有してよく、当該フランジは領域208で合わされて封止することができる。領域208で示すように、フランジは互いに係合して2つのシェル間の当該係合を補助する溝(例えば、V字溝)を含むことができる。
図2に示すように、シェルのフランジは平坦なものとすることができ、あるいは***部、スロット、または他のシェルの相補的機構と嵌合または係合可能なその他の機構を含むこともできる。物品はまた内管206を含むことができ、内管206は開口部210を有することができる。内管206は、直線的なもの、屈曲したもの、またはその他の捩じれたものであってよい。
管は一定の曲率半径を有することができるが、可変的な曲率半径を有することもできることを理解されたい。管の曲率は滑らかであっても鋭角であってもよく、一例として、管は90度の屈曲と角を含むことができる。
第1のシェル202および第2のシェル204は、それらが内管206上で適合するように成形されており、それらの間に空間を残しつつ、その空間が封止されていてよい。本明細書の他の箇所で説明するように、ジャケットと内管との間の封止空間(ラベルなし)は、その中に減圧を有することができる。
部品は、肘のように90度で湾曲させることができるが、その他の方法で湾曲させることもできることを理解されたい。部品は、角度が90度より大きな又は小さな屈曲を含むことができる。部品は複数の湾曲部またはうねり部を含むことができる。部品は当該部品の長さに沿って一定の断面を有することができるが、部品はまた、部品の長さに沿って変化した断面を有してもよい。部品またはその部品が有する管は、1つ、2つ、またはそれ以上の平面において屈曲部を有してもよい。
例えば、部品は、第1の外径を有する第1の領域を有することができ、また、第1の領域に対して45度回転し且つ第1の外径より小さい外径を有する第2の領域を有することができる。
図3は肘形状部品の代替図を提供するものである。図3に示すように、部品のジャケットは、第1のシェル302および第2のシェル308から形成することができる。第1のシェルおよび第2のシェルは領域310に沿ったそれらのフランジで封止することができる。図に示すように、第1のシェルの端部および第2のシェルの端部はベント310を形成するように成形することができ、このベントはジャケットと内管306との間での比較的深い真空空間304の形成を促進するように成形される。
図4は、例示的なシェルの結合の断面図を提供するものである。図に示すように、第1のシェル402は係合領域406を含み、その領域はフランジ、例えば平面フランジとすることができる。第2のシェル404は係合領域408を含むことができる。係合領域406および408は互いに封止することができる。第1のシェル402および第2のシェル404は、本明細書の他の箇所で説明されるように、合わされて封止され外側ジャケットを形成することができる。
第3のシェル410は係合領域412を含み、その係合領域412は第4のシェル416の係合領域414に封止することができる。このようにして第3のシェルおよび第4のシェルは内管を形成することができ、この管は第1のシェルと第2のシェルにより形成されたジャケットから或る距離で隔てられる。
図4に示すように、第2のシェル404と第4のシェル416は互いに最も近い。これは必須要件ではなく、いくつかの実施形態において、第2のシェル404は第3のシェル410に最も近い場合がある。その他の実施形態では、第4のシェル416は第2のシェル404に近接することができる。
また、部品の内管および外管はそれぞれ同じ材料シートから形成できることも理解されたい。例えば、1枚のシートを縦に巻いて、シートの縁部を互いに封止することができる。一実施形態において、このようにして内管の周りにジャケットが形成され、内管はジャケットで取り囲まれる。ジャケット形成シートは、1若しくはそれ以上のフランジ、平面領域、***部、タブ、スロット、または縁部を互いに封止しやすくするその他の機構を含むことができる。同様に、外側ジャケット内に収容される管を同様の方法で形成することができる。
図5は図4に示す部品の断面図を提供するものである。図5に示すように、第1のシェル502の係合領域506は外側ジャケットを形成するように第2のシェル504の係合領域に封止される。第3のシェル512と第4のシェル510は係合領域508で合わされて封止されるものであり、この領域はそれらのシェルの重なり部分から形成することができる。
図6は例示的な部品の分解図を提供するものである。図示されるように、第1のシェル604は第2のシェル610に封止することができ、第3のシェル606は第4のシェル608に封止することができる。間隔材602は、第1のシェルと第2のシェルおよび第3のシェルと第4のシェルの結合により形成される管間の間隔を維持するのに使用される。間隔材は所定の位置にとどめることができ、あるいはその他必要に応じて取り外しまたは分解することができる。
図7は本開示における湾曲部品を提供するものである。図に示すように、第1のシェル702は外側ジャケットを形成するように第2のシェル704に封止される。内管706はジャケット内に配置される。内管706は湾曲していてよく、したがって湾曲ルーメン708を生じさせる。本明細書の他の箇所で説明するように、この開示技術は非直線的な断熱ルーメン部品を可能にする。
図8はシェル間の例示的な封止の図を提供するものである。図に示すように、第1のシェル802は、当該シェルから発散する領域804を含むことができる。領域804は、先細、または他のシェルに向かって延びるように構成することができる。図に示すように、領域804は、先細のベントを形成するように第2のシェル808の領域に向かって延びていてよい。このベントは当該ベントによって封止された空間における減圧の形成を促進する。
領域810(第2のシェル808の一部または更なる他のシェルの一部であってよい)は、他のシェルの領域806(第1のシェル802の一部また他のシェルの一部であってよい)に向かって延びていてよい。これにより、領域806と領域810との間に第2のベントが生じさせることができる。このベントは当該ベントによって封止された空間における減圧の形成を促進する。
このようにして、断熱された非直線状のルーメンまたはその他の中空空間が内部に配置された物品を生み出すことができる。
図9Aは本開示における断熱導管900の外観図を提供するものである。図示されるように、断熱導管900は円筒形でプロファイルが滑らかな(または少なくとも波形のない)端部領域990および992を有することができる。また、図示されるように、断熱導管は複数の波形を含む中央領域993を含むことができる。
図9Bは図9Aの線A−Aに沿った図を提供するものである。この図は断熱導管900の内管(ラベルなし)および外管(ラベルなし)の波形の内部プロファイルを示す。また、断熱導管は内管と外管との間に配置される1若しくはそれ以上の継手(ラベルなし、ただし図9Cに示す)を含むことができる。
図9Cは図9Bの丸で囲まれた領域の更なる詳細を提供するものである。図9Cに示すように、断熱導管は外管904と内管906とを含むことができ、当該外管904および内管906はそれらの間に封止断熱領域907を定義する。また、導管は断熱領域907を支持する働きをする間隔材902を含むことができる。間隔材はまた、断熱領域907を封止する働きもする。いくつかの実施形態において、外管904と内管は互いに直接的に封止されているというように、間隔材902は任意選択的なものであることを理解されたい。その他の実施形態では、断熱導管は、間隔材を含み、且つ、互いに封止された外管904および内管906を有することができる。図9Cでは、間隔材は内管および外管の波形領域と内管と外管が互いに封止される位置との間に配置することができる。
外管は非波形領域960と波形領域962とを含むことができる。非波形領域960は内径918を定義することができる。内径918は、使用者のニーズに応じたものであり、例えば、いくつかの実施形態では0.1cmから10cmおよび全ての中間値とすることができる。外管904および内管906は、1若しくはそれ以上の金属または合金、例えばステンレス鋼で形成することができる。内管906と外管904が同じ材料で形成されることは必須条件ではない。
外管904の波形領域962は外管波形908によって示されるように複数の波形を含むことができる。外管波形は、アーチ状とすることができるが、三角形またはその他の多角形のプロファイルを有してもよい。外管波形は外管波形ピッチ距離912(「周期」ともいう)で離間していてよく、これは隣接する2つの波形の最高点間の距離とすることができる。ピッチ距離912は使用者のニーズに応じたものとすることができる。いくつかの実施形態において、ピッチ距離は、例えば、約0.1cmから約3cm、および全ての中間値である。(前述の値は単なる例であり、ピッチ値を限定するものではない。)
また、外管の波形は外管波形高さ920を定義することができ、これは(外管から半径方向外向きに測定される)波形908上の最も内側の点と最も外側の点との間の距離として測定される。いくつかの非限定的な実施形態において、波形高さは、例えば0.1cmから約5cmまたは10cmとすることができる。外管波形は好適には全て同じ高さを有することができるが、外管の異なる領域が異なる高さの波形を有してもよいというように、これは必須要件ではない。
内管906は非波形領域970と波形領域972とを定義することができる。非波形領域970は内径916を定義することができ、また内管906はルーメン(ラベルなし)を定義することができる。内径は使用者のニーズに応じたものであってよく、例えば約0.1cmから約5cmまたは約10cmとすることができる。内管906の波形領域972は複数の波形909を含むことができる。内管波形はアーチ状とすることができるが、三角形またはその他の形状のプロファイルを有してもよい。内管波形は外管波形ピッチ距離914で離間していてもよく、それは2つの隣接する波形の最高点間の距離とすることができる。ピッチ距離914は使用者のニーズに応じたものであってよい。いくつかの実施形態において、ピッチ距離は、例えば約0.1cmから約3cm、および全ての中間値である。(前述の値は単なる例示であり、ピッチ値を限定するものではない。)内管波形ピッチ距離914は、外管波形ピッチ距離912よりも大きく、等しく、または小さくすることができる。
また、内管の波形は外管波形高さ922を定義することができ、これは(外管から半径方向外向きに測定される)波形909上の最も内側の点と最も外側の点との間の距離として測定される。いくつかの非限定的な実施形態において、その波形高さは例えば0.1cmから約5cmまたは10cmとすることができる。内管波形は好適には全て同じ高さを有することができるが、これは必須条件ではなく、内管の異なる領域が異なる高さの波形を有してもよい。内管906はまた、軸方向中心線924を定義することができる。(いくつかの実施形態において、内管906の軸方向中心線は好適には外管904の軸方向中心線と一致またはほぼ一致するが、これは必須条件ではない。)
内管波形および外管波形の高さおよびピッチは、導管が曲げられたときに断熱領域907が持続するように、例えば、内管/内管波形と外管/外管波形との間に接触がないように選択することができる。
図9Dは本開示における屈曲した断熱導管の断面図を提供するものである。図示されるように、屈曲した断熱導管は第1の領域936と第2の領域934とを含む。その屈曲は任意選択的にシェル938により囲まれていてもよい。第1の領域936は第1の領域936の内管(ラベルなし)の軸中心に沿って定義される第1の中心線928を定義する。第2の領域934は、第2の領域934の内管(ラベルなし)の軸中心に沿って定義される第2の中心線930を定義する。図に示すように、第1の中心線928および第2の中心線930は角度θを定義し、この角度は屈曲の程度を表すことができる。
上述したように、断熱導管の波形は、例えば封止断熱領域から得られる導管の断熱能力を失うことなく、導管の屈曲を可能にする。また、いくつかの実施形態において、波形により波形管(内管、外管)は例えば伸縮式に拡張することができる。このように、管の半径方向に伸びている波形が管の軸方向に伸びるにつれて当該管の直径が減るように管を伸ばすことができ、したがって、波形の高さが減り、ピッチが増大することとなる。これは、例えば、比較的小さな開口部への管の挿入を可能にするために行うことができる。同様に、波形管は(例えば、伸縮式に)短くすることもできる。これにより、所望に応じて管の再拡張が可能である。例えば、管を比較的小さな開口部へ挿入した時点で、管を短くすることができ、したがって波形が元の高さおよびピッチに戻るように再拡張することができる。
角度θは、例えば、約0から約90度の範囲、例えば、1度、2度、3度、4度、5度、6度、7度、8度、9度、10度、11度、12度、13度、14度、15度、16度、17度、18度、19度、20度、21度、22度、23度、24度、25度、26度、27度、28度、29度、30度、31度、32度、33度、34度、35度、36度、37度、38度、39度、40度、41度、42度、43度、44度、45度、46度、47度、48度、49度、50度、51度、52度、53度、54度、55度、56度、57度、58度、59度、60度、61度、62度、63度、64度、65度、66度、67度、68度、69度、70度、71度、72度、73度、74度、75度、76度、77度、78度、79度、80度、81度、82度、83度、84度、85度、86度、87度、88度、89度、または90度とすることができる。いくつかの実施形態において、角度θは、90度より大きくてもよく、例えば、90度、91度、92度、93度、94度、95度、96度、97度、98度、99度、100度、101度、102度、103度、104度、105度、106度、107度、108度、109度、110度、111度、112度、113度、114度、115度、116度、117度、118度、119度、120度、121度、122度、123度、124度、125度、126度、127度、128度、129度、130度、131度、132度、133度、134度、135度、136度、137度、138度、139度、140度、141度、142度、143度、144度、145度、146度、147度、148度、149度、150度、151度、152度、153度、154度、155度、156度、157度、158度、159度、160度、161度、162度、163度、164度、165度、166度、167度、168度、169度、170度、171度、172度、173度、174度、175度、176度、177度、178度、179度、または180度とすることができる。本開示における断熱導管の屈曲は、屈曲に沿って一定の半径を有する屈曲であってよい。しかしながら、屈曲は、当該屈曲に沿って半径が変化するものであってもよい。本開示における断熱導管は導管の長さに沿って、0、1つ、2つ、3つ、またはそれ以上の屈曲部を含むことができる。
図10Aに示すように、導管1000は内管1016と外壁1012とを有してよく、間に断熱空間1014が定義される。内管12はルーメン1018を取り囲むことができる。図示されるように、物品1000は、直線部分、湾曲部分、またはその両方を含むことができる。(内管1016および外管1012の一方または両方は管として存在し得る。)内管1016は第1の端部1044を有することができ、外管12は第1の端部42を有することができる。内管は好適には単一部品で形成することができ、また外管は好適には単一部品で形成することができる。
例示的な図10Aにおいて、導管1000は直線領域1020を含むことができる。直線領域は、湾曲領域、例えば湾曲領域1022に移行していてもよい。湾曲領域は、一定半径の曲率を含むことができるが、非一定半径の曲率を含むこともできる。湾曲領域は他の湾曲領域または直線領域に移行することができる。図10Aに示すように、湾曲領域1022は直線領域1023に移行することができ、その直線領域は湾曲領域1024によって示されるように他の湾曲領域に移行することができる。図10Aに示すように、湾曲領域1024は直線領域1026で示すように主軸1025を有する直線領域に移行することができる。本開示における導管は1若しくはそれ以上の平面で屈曲した領域を有することができることを理解されたい。例えば、図10Aに示すように、湾曲領域1022および湾曲領域1024は互いに異なる平面で屈曲している。
湾曲領域は、例えば、約1度から約180度(および全ての中間値)、例えば1度から180度、約5から約175度、約10度から約170度、約15度から約165度、約20度から約160度、約30度から約155度、約45度から約150度、約50度から約145度、約55から約140度、約60度から約135度、約65度から約130度、約70度から約125度、約75から約120度、約80度から約115度、約85度から約110度、約90度から約105度、約95度から約100度の屈曲部を有することができる。
屈曲部は、当該屈曲部の入口と出口での当該屈曲部のルーメンの主軸間の角度によって測定することができる。図10Aでは、直線領域1020は(第1の)主軸1027を有することができる。直線部分1020に接続される湾曲部分1022は湾曲部を有し、湾曲部分1022は主軸1029を定義する直線部分1023に接続する。直線部分1023は湾曲部分1024に接続することができ、そして湾曲部分1024は(第2の)主軸1025を定義する直線部分1026に接続することができる。(外管1012が直線的な領域および/または屈曲した領域を含む単一部品により形成されてもよいというように、上記説明は例示にすぎないことを理解されたい。)
図10Aに示すように、内管1016は第2の端部1048を定義することができ、また外管1012は第2の端部1046を定義することができる。導管は、内管と外管の間の断熱空間を封止するため、内管の第2の端部と外管の第2の端部を封止する封止具(図示せず)を含むことができる。
図10Aに示すように、主軸1029は主軸1027に対して或る角度をなしていてよい。主軸1025は主軸1029に対して或る角度をなしていてよい。最終結果物では、1若しくはそれ以上の平面において主軸102は主軸1027に対して或る角度をなすことができる。
断熱空間1014は排気することができる。また、内管10116と外管1012との間の断熱空間1014内には間隔材が存在していてもよい(図示せず)。間隔材は好適には耐熱材であり、特に、高温にさらされたときにガス放出がほとんどまたは全くない材料である。好適なそのような材料としては、例えば、セラミック材料(例えば、構造に織り込まれまたは編組されたセラミック糸を含むセラミック糸)が挙げられる。間隔材は、スリーブの構成で存在することができ、また内管1016上をスライド可能であってよく、さらには内管1016と外管1012との間の空間に滑り込ませることもできる。間隔材は2つの管の間の接触を減らすように作用することができるものであり、本明細書で言及するReidによる様々な参考文献で説明されているように、その間に断熱空間が定義される。また、間隔材は、例えば排気された断熱空間によって隔てられた内壁と外壁(例えば、管)の間の空間を横切る伝導を減らすために、比較的低い熱伝達率を有することができる。
図10Bは導管1000の端部に関する更なる詳細を提供するものである。図10Bに示すように、封止リング1028は物品1000の断熱空間1014を封止するように配置することができる。(本明細書の他の箇所で説明されているように、断熱空間1014は例えば10―5トルから10―9トル、例えば約10―6トルまたは10―7トルに排気することができる。)封止リング1028は図10Bに示すようにリング形状とすることができる。図10Bに示すように、封止リング1028は、内管1016または外管1012の端部と同一平面またはほぼ同一平面とすることができるが、これは必須条件ではない。いくつかの実施形態において、封止リング1028の一部は内管1012または外管1016の端部を超えて延びていてよい。一例として、封止リング1028はフランジ部(図示せず)を含むことができ、それは封止リング1028の配置を容易にするために把持面として用いることができる。
図10Cは図10Bの領域Rの拡大図を提供するものである。図10Cに示すように、封止リング1018は断熱空間14を封止するように断熱空間1014内に配置される。図10Cの例示的な実施形態において、封止リング1028は、接合部1040で内管1016に封止され、接合部1028で外管1012にも封止される。接合部1040および接合部1028の一方または両方はろう付け接合とすることができる。
図10Cの例示的な実施形態において、封止リング1028は、V字形断面を有し、また第1の傾斜部分1030を含む。この第1の傾斜部分1030は、ランド1034から接合部1038に通じており、外管1012の第1の端部1042に向かって延びている。封止リング1028は、内管1016の第1の端部1044の方向に、ランド1034から接合部1040に通じる第2の傾斜部分1032を含むことができる。図示されるように、ランド1034は平坦であるが、ランド1034は湾曲していても、またはそれ以外の非平面であってもよい。(また、封止リング1028が或る点から延びる2つの傾斜部分を含むことができるというように、ランド1034は必須条件ではないことを理解されたい。)傾斜部分1032は、内管16に対して角度θで傾斜していてよい。θは、全ての中間値と範囲を含めて、約0度から約90度、120度、または180度とすることができる。傾斜部分30は内管16に対して角度θで傾斜していてもよい。θは、全ての中間値および範囲を含めて、約0度から約90度、120度、または180度とすることができる。
しかしながら、封止リング1028は、図10Cに示すような平坦な傾斜部分1030および1032を含む必要はないことを理解されたい。封止リング1028は断熱空間1014からの分子の移動を促進するように作用する1若しくはそれ以上の湾曲部分を含むことができる。いくつかの例示的な真空断熱ベントおよび構造(およびそのような構造を形成および使用するための関連技術)は、米国特許出願公開第2017/0253416号、同第2017/0225276号、同第2017/0120362号、同第2017/0062774号、同第2017/0043938号、同第2016/0084425号、同第2015/0260332号、同第2015/0110548号、同第2014/0090737号、同第2012/0090817号、同第2011/0264084号、同第2008/0121642号、および同第2005/0211711号において見ることができ、全てA.Reidによるものであるが、あらゆる目的でその全体が参照により本明細書に組み込まれる。真空(すなわち、開示されたデバイスおよび方法内の任意の真空)は、前述の用途における方法によって、または当技術で知られているその他の任意の方法によって生じ得ることを理解されたい。
図10Cに示すように、封止リング1028は任意選択的に溝1036を含むことができ、この溝は封止リング1028周囲に円周方向に延びていてよい。溝は導管1000内の封止リング1028の位置決めを容易にするために用いることができる。
例示的な図11Aは開示される導管のその他の一実施形態を提供するものである。図11Aに示すように、断熱導管1100は複数の波形を含む外管1112を含むことができる。波形は外管1112の全長の任意の部分に沿って存在することができる。(開示する図に示す波形は本質的に弧状であるが、波形は、V字型であるか、または1若しくはそれ以上の直角な断面を含むことができることを理解されたい。)また、導管は内管1116を含むことができ、この内管はさらにルーメン1118を定義する。しかしながら、本明細書の他の箇所で説明されているように、外管が波形であることは必須条件ではない。いくつかの実施形態において、外管には波形がなく、内管は波形領域を有する。
外管1112は封止断熱空間1114を定義するように内管1116に封止することができる。図11Aに示すように、外管1112は長さ1154を有する傾斜領域1150を含むことができる。傾斜領域1150は図示されるように内管1116に向かって延びていてよい。外管1112は(長さ1156を有する)接合ランド1152をさらに含むことができ、この接合ランドは傾斜領域1150から外管1112の端部1152に向かって延びている。接合ランド1152は内管1116に(例えば、ろう付けにより)封止することができる。いくつかの実施形態において、内管16の長さ1158は外管の接合領域1152の端部を超えて内管1116の端部1144の方向に延びていてよい。
更なる詳細が図11Bに提供されており、それは図11Aの領域Rの拡大図を提供するものである。図11Bに示すように、外管1112は波形(ラベルなし)を含むことができる。外管1112は任意選択に移行領域1160を含むことができ、この移行領域1160は傾斜領域1150を外管1112の波形領域に接続するように傾斜領域1150に向かって延びている。(傾斜領域1150が直接的に波形に接続することができるように、移行領域1160は必須条件ではないことを理解されたい。)図示されるように、傾斜領域1150は距離1154にわたって延びる。
図11Bに示すように、傾斜領域1150は内管1116に向かって内管1116の端部1144の方向に延びていてよい。外管1112は接合ランド1152を含むことができ、その接合ランドは距離1156にわたって延びていてよい。接合ランド1152は、ろう付け、または例えば真空ろう付けを介して内管1116に封止することができる。したがって、外管1112と内管1116との間の封止はベントを形成するものであり、そのようなベントは本明細書の他の箇所で説明されている。
傾斜領域1150は断熱空間1114が封止されるときにベントとして作用することができる。本明細書の他の箇所で説明されているように、いくつかの例示的な真空断熱ベントおよび構造(およびそのような構造を形成および使用するための関連技術)は、米国特許出願公開第2017/0253416号、同第2017/0225276号、同第2017/0120362号、同第2017/0062774号、同第2017/0043938号、同第2016/0084425号、同第2015/0260332号、同第2015/0110548号、同第2014/0090737号、同第2012/0090817号、同第2011/0264084号、同第2008/0121642号、および同第2005/0211711号で見ることができ、全てA.Reidによるものであるが、あらゆる目的でその全体が参照により本明細書に組み込まれる。真空(すなわち、開示されたデバイスおよび方法内の任意の真空)は、前述の用途における方法によって、または当技術で知られているその他の任意の方法によって生じ得ることを理解されたい。
本明細書の他の箇所で説明されているように、内管1116および/または外管1112は1若しくはそれ以上の屈曲部を含むことができる。さらに、図11Aおよび図11Bの例示的な実施形態は内管16に向かって収束する外管1112の傾斜部分を示すが、本開示はまた、内管1116が、ベントを形成するように外管1112に向かって発散するまたは外向きに広がる(flare)部分を含む実施形態も含む。
外管1114、移行領域1160(存在する場合)、傾斜領域1150、および接合ランド1152のうちの1若しくはそれ以上は、内管1116に「入り込む」ように構成することができる。一例として、内管1116の外径は、外管1112の内径(例えば、端部1142および/または接合ランド1152における外管1112の内径)よりも大きく(例えば、約20%未満、15%未満、10%未満、5%未満、または1%未満だけ大きく)することができる。このようにして、外管1112は、内管1116周りを効果的に圧迫することにより、例えば外管12の一部を曲げて内管1116に向かって収束または内向きに広がる(flare)ようにすることにより、内管16に当該外管1112自体を少なくとも部分的に固定するよう作用することができる。そして、これは外管1112を内管1116に固定するように作用する。
同様に、本明細書の他の箇所で説明されているように、内管1116はベントを形成するように外管12に向かって発散する又は広がる部分を含むことができる。いくつかのそのような実施形態では、内管16の外径は外管1112の内径よりも大きく、それにより内管1116が外管1112に対してそれ自体を圧迫するようにすることができる。これは、例えば内管1116の一部を曲げて外管1112に向かって発散する又は広がるようにすることにより達成することができる。そして、これは外管1112を内管1116に固定するよう作用する。
そのような実施形態の1つを本明細書に添付の例示的な図12に提供する。図12に示すように、断熱導管1210は外管1212を含み、この外管は複数の波形(ラベルなし)を含む。外管1212内に配置されているのは内管1216であり、内管はルーメン1218を定義する。
図12が提供するように、内管1216は外管1212の方向に外向きに広がる又は発散する傾斜領域1262を含むことができる。傾斜領域1262は接合ランド1264に接続していてよく、その接合ランドは内管1216の端部1244の方向に、および外管1212の端部1242の方向に延びている。内管1216と外管1212は接合ランド1262で合わされて封止することができる。その封止は、ろう付けまたは当業者に知られているその他の方法により達成することができる。
傾斜部分1262近くの接合ランド1262での封止はベントを生じさせる。このベントは、内管1216と外管1212との間に定義された断熱空間1214を封止する。本明細書の他の箇所で説明されているように、内管1216の外径は外管1212の内径よりも管に沿った1つの位置で大きくてもよく、それにより内管1216の屈曲が内管1216を外管1212に対して少なくとも部分的に固定するようになっている。
本開示における断熱導管は、基端部と先端部とを有することができることを理解されたい。当該基端部および先端部の両方の一方は、本明細書に記載のベントにより封止することができる。断熱導管の基端部および先端部の両方が本開示におけるベントで封止される実施形態において、両方のベントが同じように形成されることは必須条件ではない。例えば、断熱導管の基端部は図10A〜図10Cに示すような封止リングで封止することができ、また断熱導管の先端部は図11Aから図11Bのように、または図12のように封止することができる。
図13Aは断熱導管1300の本開示における例示的な実施形態の断面図を提供するものである。図示されるように、断熱導管1300は外管13402を含むことができ、この管は、滑らか、すなわち、波形がないものとすることができる。また、断熱導管13400は内管13408を含むことができ、この内管13408は波形13406を含むことができる。図示されるように、内管および外管は封止断熱空間13404を定義するように互いに封止することができる。
図示されるように、内管13408は傾斜領域13412を含むことができ、傾斜領域13412は外管13402に向かって外向きに広がることができる。傾斜領域13412は(内管13408の主軸に沿った)長さ13416を定義することができる。内管13408は接合ランド領域を含むことができる。図13Aの接合ランド領域は13414の長さを有する。断熱導管の領域13410を以下で説明する図13Bに示す。
図13Bは図13Aの領域13410の拡大図を提供するものである。図13Bに示すように、内管13408は波形13406を含むことができる。内管13408と外管13402は、それらの間に封止断熱空間13404を定義することができる。
内管13408は内管13408の波形領域に接続される移行領域13426を含むことができる。内管は移行領域13426に接続される傾斜領域13412をさらに含むことができる。傾斜領域13412は接合ランド13420に接続することができる。接合ランド13420は外管13402に封止することができる。傾斜領域13412は長さ13416を有することができる。同様に、接合ランド13420は長さ13414を有することができる。外管13402は接合ランド13420の端部を超えて延びる端部領域13422を有することができる。端部領域13422は長さ13424を有することができる。内管13408を外管13402に接合する方法は本明細書の他の箇所で説明されている。
内管13408と外管13402との間の接触またはいわゆる「熱短絡」を低減し又は更には排除するために、間隔材(図示やラベルなし)を任意選択的に封止断熱空間13404内に配置することができる。間隔材は、例えば、セラミック、窒化ホウ素、またはその他の適切な材料とすることができる。
任意の特定の理論に縛られることなく、図13A及び図13Bに示される実施形態は非直線的な断熱導管を形成するための代替経路を提供するものである。図13Aにおける導管を用いて、使用者は、内管13408と外管13402と間の物理的接触なしに内管13408と外管13402との間の封止断熱空間13404を維持しながら、導管を屈曲させることができる。封止断熱空間13404内に配置された間隔材は内管13408と外管13404との間の接触を阻止することができる。
任意の特定の理論に縛られることなく、内管13408の波形は管のクリンピングを生じることなしに屈曲を可能にし、それにより、封止断熱空間13404を維持しながらも内管が外管内で屈曲可能となる。このようにして使用者は滑らかで波形のない外面を有する断熱導管を製造することができる。そのような滑らかな表面の導管は、特定の用途、例えば、使用者が視認可能な排出管等のような特定の外観を望む可能性がある用途に適している。
任意の特定の理論に束縛されることなく、本開示技術(例えば、導管)は、比較的高温の流体、例えば、燃焼エンジンからの排気を流通させることについての使用に特に適している。高温流体が流通する波形導管(例えば、管)を有する実施形態が特に適している。
特定の理論に縛られることなく、波形内管は、ベローズとして機能し、または内管内に配置された流体の温度に応じて拡張および/または収縮することができる。一例として、比較的高温の流体は当該高温の流体を含む波形管の拡張を誘発することがある。前記波形は温度に応じて拡張および/または収縮するように作用することができる。このようにして、波形(内)管は流体の温度に応じて拡張してもよく、したがって、外管をそれらの圧力から遠ざけつつ、機械的圧力を引き受ける。使用者は波形の断熱効果を最大にするために、波形の高さ、周期、および/または位置を操作することができる。
所定の長さの波形管の表面積は同じ長さの滑らかな管の表面積よりも大きい。任意の特定の理論に縛られることなく、いわゆる形態係数は波形の設計(例えば、波形の数、波形の周期、波形の高さなど)に応じて低減または最小化することができる。「形態係数」という用語は、熱伝達の分野に関するものであり、当業者に知られている。
例えば、波形内管を有する物品であって、その波形内管が滑らかなプロファイルの外管に封止されてそれらの間に排気断熱空間を形成している物品においてである。比較的高温の流体が波形内管内に流通されると、内管の波形は流体の温度に応じて拡張および/または収縮することとなる。内管と外管は互いに固定することができるが、内管の拡張は高温の流体から生じる機械的応力に適応する。内管の拡張は他の場合では外管も負うこととなる機械的応を引き受ける。このようにして、高温の流体が内部に運ばれているときであっても、物品全体はその長さおよびその外幅(例えば直径)を保持することができる。非限定的な図15Bにおいて、内管の波形1520は、内管内に運ばれる加熱流体に応じて拡張することができ、それにより、加熱流体によってもたらされる機械的応力に適応するものであり、また外管がそのサイズ/形状を保持することができる。
再び、特定の理論に束縛されることなく、管の波形はいわゆる流体の再循環ポケットを含んでもよい。これらの再循環ポケットは、管の中心を移動する比較的高温の流体と管の(波形)壁との接触を低減するように作用することができる。このようにして、管中央の高温流体による波形管の壁の加熱が減り、それにより高温流体は元の熱をより多く保持し、管の壁からの熱損失を低減する。任意の特定の理論に縛られることなく、管の波形は熱放射のために利用可能な管の表面積を増やすことができる。
波形管内で運ばれる流体は層流として流れ得る。また、このような流体は乱流として流れてもよい。また、その流体は層流と乱流の間の流動様式で流れてもよい。
図14Aは本開示における断熱導管1400の外観図を提供するものである。図示されるように、断熱導管1400は、円筒形でそのプロファイルに波形を含む端部領域1402および1404を有することができる。また、断熱導管は先端部1402と基端部1404との間に延びる中央領域1405を含むことができる。
図14Bは図14Aの先端部1402の断面図を提供するものである。図14Bに示すように、内管1414は当該内管と外管との間に封止断熱空間1418を形成するように外管1412内に配置される。内管1414は内部にルーメン1416を定義することができる。ルーメンの内径は、使用者のニーズに応じてよく、いくつかの非限定的な実施形態では、例えば約0.1cmから約5cmまたは約10cmとすることができる。
外管1412は1若しくはそれ以上の波形1420を含むことができる。図示されるように、波形は外管1412の先端部から外管1412の基端部(図示せず)の方向に延びていてよい。波形は、外管12の長さに沿って部分的にのみ、例えば、外管1412の端部から端部までの長さの約0.01%から約50%延びていてよい。
図14Cは図14Bの丸で囲まれた領域の更なる詳細を提供するものである。図14Cに示すように、断熱導管は外管1412と内管1414とを含むことができるものであり、外管1412と内管1414はこれらの間に封止断熱領域1418を定義する。外管1412は波形領域1422内に1若しくはそれ以上の波形1420を含むことができる。波形領域1422は、外管1412の長さの一部だけ、例えば、外管1412の端部から端部までの長さの約0.01%から約50%を表す。いくつかの実施形態において、外管1412は金属材料を有することができる。いくつかの実施形態において、内管1414はセラミック材料を有することができる。
外管波形は、アーチ状とすることができるが、三角形またはその他の多角形のプロファイルを有することもできる。外管波形は外管波形ピッチ距離1424で離間していてよく、この外管波形ピッチ距離1424は隣接する2つの波形の最高点間の距離とすることができる。ピッチ距離14は使用者のニーズに応じたものとすることができる。いくつかの実施形態において、ピッチ距離は、例えば、約0.1cmから約3cm、および全ての中間値である。(前述の値は単なる例示であり、ピッチ値を限定するものではない。)
また、外管の波形は外管波形高さ1426を定義することができ、これは(外管から半径方向外向きに測定される)波形1420上の最も内側の点と最も外側の点との間の距離として測定される。いくつかの非限定的な実施形態において、波形高さは例えば0.1cmから約5cmまたは10cmとすることができる。外管波形は好適には全て同じ高さを有することができるが、外管の異なる領域が異なる高さの波形を有することができるというように、これは必須条件ではない。
例示的な図14Cに示すように、内管1414は外管1412に向かって外向きに広がる傾斜領域1430(長さ1428を有する)を含むことができる。また、内管1414はランド領域1434(長さ1432を有する)を含むことができる。このランド領域は、傾斜領域1430に接続されており、封止ベントを形成するように外管1412にろう付けすることができる。いくつかの例示的な真空断熱ベントおよび構造(およびそのような構造を形成および使用するための関連技術)は、米国特許出願公開第2017/0253416号、同第2017/0225276号、同第2017/0120362号、同第2017/0062774号、同第2017/0043938号、同第2016/0084425号、同第2015/0260332号、同第2015/0110548号、同第2014/0090737号、同第2012/0090817号、同第2011/0264084号、同第2008/0121642号、同第2005/0211711号において見ることができ、全てA.Reidによるものであるが、あらゆる目的でその全体が参照により本明細書に組み込まれる。真空(すなわち、開示されたデバイスおよび方法内の任意の真空)は、前述の用途における方法によって、または当技術で知られているその他の任意の方法によって生じ得ることを理解されたい。
図14Bおよび図14Cは導管の先端部の断面図を示しているが、導管の基端部も図14Bおよび図14Cに記載の特徴のいずれか又は全てを含むことができることを理解されたい。
図15Aは断熱導管1500の外観図を提供するものである。図示されるように、断熱導管1500は、円筒形でそのプロファイルに波形を含む端部領域1502および1504を有することができる。また、断熱導管は先端部1502と基端部1504との間に延びる中央領域1505を含むことができる。
図15Bは図15Aの先端部1502の断面図を提供するものである。図15Bに示すように、内管1514は当該内管と外管との間に封止断熱空間1518を形成するように外管1512内に配置される。内管1514は内部にルーメン1516を定義することができる。ルーメンの内径は、使用者のニーズ応じたものでよく、例えば約0.1cmから約5cmまたは約10cmとすることができる。
外管1512は1若しくはそれ以上の波形1520を含むことができる。図示されるように、波形は外管1512の先端部から外管1512の基端部(図示せず)の方向に延びていてよい。波形は、外管1512の長さに沿って部分的にだけ、例えば、外管1512の端部から端部までの長さの約0.01%から約50%延びていてよい。
図15Bは図15Aの先端部1502の更なる詳細を有する断面図を提供するものである。図15Bに示すように、断熱導管は外管1512と内管1514とを含むことができ、この外管1512および内管1514はこれらの間に封止断熱領域1518を定義する。
内管1514は1若しくはそれ以上の波形1520を含むことができる。内管1514の波形領域(ラベルなし)は、内管214の長さの一部だけ、例えば、内管1514の端部から端部までの長さの約0.01%から約50%を表すことができる。
内管波形は、アーチ状とすることができるが、三角形、または多角形のプロファイルを有することもできる。内管波形は外管波形ピッチ距離1524で離間していてよい。この外管波形ピッチ距離1524は隣接する2つの波形の最高点間の距離とすることができる。ピッチ距離1524は使用者のニーズに応じたものであってよい。いくつかの実施形態において、ピッチ距離は、例えば、約0.1cmから約3cm、および全ての中間値である。(前述の値は単なる例示であり、ピッチ値を限定するものではない。)
また、内管の波形は外管波形高さ1526を定義することができ、これは(内管から半径方向外向きに測定される)波形1520上の最も内側の点と最も外側の点との間の距離として測定される。いくつかの非限定的な実施形態において、波形高さは例えば0.1cmから約5cmまたは10cmとすることができる。外管波形は好適には全て同じ高さを有することができるが、これは、外管の異なる領域が異なる高さの波形を有することができるというように、必須条件ではない。
例示的な図15Bに示すように、外管1512は、内管1514に向かって内方に広がる傾斜領域1530(長さ1528を有する)を含むことができる。また、外管1512はランド領域1534(長さ1532を有する)を含むことができるものであり、このランド領域は、傾斜領域1530に接続され、封止ベントを形成するように内管1512にろう付けすることができる。いくつかの例示的な真空断熱ベントおよび構造(およびそのような構造を形成および使用するための関連技術)は、米国特許出願公開第2017/0253416号、同第2017/0225276号、同第2017/0120362号、同第2017/0062774号、同第2017/0043938号、同第2016/0084425号、同第2015/0260332号、同第2015/0110548号、同第2014/0090737号、同第2012/0090817号、同第2011/0264084号、同第2008/0121642号、および同第2005/0211711号において見ることができ、全てA.Reidによるものであるが、あらゆる目的でその全体が参照により本明細書に組み込まれる。真空(すなわち、開示されたデバイスおよび方法内の任意の真空)は、前述の用途における方法によって、または当技術で知られているその他の任意の方法によって生じ得ることを理解されたい。
図15Bは導管の先端部の断面図を示しているが、導管の基端部もまた、図15Bに記載の特徴のいずれかまたは全てを含むことができることを理解されたい。
任意の特定の動作理論に縛られることなく、管の波形領域はベローズまたはバネとして機能し、他の場合では導管の内壁と外壁との間の固定接合部が負うこととなる機械的応力を吸収することができる。
これは図14Cを参照して説明することができる。外管1412が比較的低い温度に達すると、外管1412は収縮する可能性があり、それによってランド領域1434の内管と外管間の接合部に機械的応力が加わる。図14Cに示すように外管1412に波形を組み込むことにより、外管1412の収縮力が波形によって少なくとも部分的に支えられ、したがって、内管と外管間の接合部が受ける機械的応力が低減される。同様に、外管1412が膨張すると、外管1412の膨張力が波形によって少なくとも部分的に支えられ、したがって、内管と外管間の接合部が受ける機械的応力が低減される。
同様の説明を図15Bにより提供する。内管1514が比較的低い温度に達すると、内管1512は収縮する可能性があり、それにより内管と外管間の接合部に機械的応力が加わる。図15Bに示すように、内管1514に波形を組み込むことにより、外管1514の収縮力が波形によって少なくとも部分的に支えられ、したがって、内管と外管間の接合部が受ける機械的応力が低減される。同様に、内管1514が膨張すると、内管1514の膨張力は波形によって少なくとも部分的に支えられ、したがって、内管と外管間の接合部が受ける機械的応力が低減される。
例示的な実施形態
以下の例示的な実施形態は、単なる例示にすぎず、本開示または添付の特許請求の範囲を限定するものではない。
実施形態1.断熱導管であって、(a)先端部と基端部とを有する外管であって、第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は、或る長さを有し、外管の先端部から外管の基端部に向かって外管に沿って延びる複数の波形を有するものである、外管と、外管内に配置された内管であって、先端部と基端部とを有するものであり、この内管はルーメンを定義するものである内管とを有し、内管および外管は、接合部で、任意選択的に前記内管の先端部で、互いに封止されているものであり、この封止は外管と内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するものであり、内管および外管は温度に応じて外管の第1の波形領域の長さが増減するように互いに封止されているものである、または(b)先端部と基端部とを有する外管と、外管内に配置された内管であって、先端部と基端部とを有するものであり、この内管はルーメンを定義するものであり、内管は第1の波形領域をさらに含むものであり、この第1の波形領域は、或る長さを有し、内管の先端部から内管の基端部に向かって内管に沿って延びる複数の波形を有するものである内管とを有し、内管および外管は、接合部で、任意選択的に外管の先端部で、互いに封止されているものであり、この封止は外管と内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するものであり、内管および外管は内管の第1の波形領域の長さが温度に応じて増減するように互いに封止されているものである、断熱導管。
いくつかの実施形態において、内管および外管の一方は非金属材料(例えば、セラミック)を含み、内管および外管の他方は金属を含む。例えば、外管はセラミック材料を含むことができ、内管は金属材料を含むことができる。代替的に、内管はセラミック材料を含むことができ、外管は金属材料を含むことができる。波形は好適には金属材料を含む管に含まれている。
外管は前記基端部および先端部の両方に波形領域を含むことができることを理解されたい。同様に、内管は前記基端部と先端部の両方に波形領域を含むことができることを理解されたい。このようにして、管のいずれかの端部で波形領域が温度に応じて収縮/伸長し、その波形領域の拡張/収縮が内管と外管間の接合部が負うこととなる機械的応力を負う。波形領域が存在しないと、内管および/または外管が収縮または膨張し、それにより接合部に「引っ張る」力または「押す」力が加わることとなる。比較的柔軟な波形の存在により、膨張/収縮応力が波形によって吸収されるため、管の熱膨張/収縮に適合するように温度に応じて波形が収縮/伸長し、波形のない管と比較して、互いに接合される管の非波形部分が受ける機械的応力が低減される。
管の基端部の波形領域は(例えば、長さ、波形高さ、および波形周期/間隔に関して)同一とすることができるが、これは必須条件ではなく、管の基端部の波形領域は、例えば、長さ、波形高さ、波形の周期/間隔などについて、管の先端部の波形領域とは異なっていてもよい。
実施形態2.請求項1の断熱導管において、封止断熱領域は、約10―2トルから約10―9トルの範囲、例えば、約10―3トル、10―4トル、10―5トル、10―6トル、10―7トル、10―8トル、または10―9トル、および全ての中間値の圧力を定義するものである断熱導管。
実施形態3.請求項1または2に記載の断熱導管において、接合部は、(a)第1のベントであって、封止断熱領域と連通して当該封止断熱領域からのガス分子の出口経路を提供するものであり、この第1のベントは当該第1のベントを通じたガス分子の排出に続き前記第1の断熱空間内の減圧を維持するように封止可能なものである、第1のベントと、(b)第1のベントで第1の断熱空間を封止する第1の封止部とを有するものである断熱導管。
実施形態4.請求項1〜3のいずれか1つに記載の断熱導管において、外管の第1の波形領域は外管の非波形部分の内径の約0.1%から約100%である波形高さを定義するものである断熱導管。例えば、外管が約1cmの内径を有する実施形態では、外管の波形の高さは約0.1cmとすることができる。
外側波形高さは、例えば、外管の非波形部分の内径の約1%から約90%、または外管の非波形部分の内径の約5%から約85%、または外管の非波形部分の内径の約10%から約80%、または外管の非波形部分の内径の約15%から約75%、または外管の非波形部分の内径の約20%から約70%、または外管の非波形部分の内径の約30%から約65%、または外管の非波形部分の内径の約35%から約60%、または外管の非波形部分の内径の約40%から約55%、または外管の非波形部分の内径の約50%とすることができる。いくつかの実施形態において、外側波形高さは外管の非波形部分の内径の約0.01%または0.1%から約10%である。
実施形態5.請求項1〜3のいずれか1つに記載の断熱導管において、内管の第1の波形領域は、内管の非波形部分の内径の約0.1%から約100%である波形高さを定義するものである断熱導管。内側波形高さは、例えば、内側の非波形部分の内径の約1%から約90%、または内側の非波形部分の内径の約5%から約85%、または内管の非波形部分の内径の約10%から約80%、または内管の非波形部分の内径の約15%から約75%、または内管の非波形部分の内径の約20%から約70%、または内管の非波形部分の内径の約30%から約65%、または内管の非波形部分の内径の約35%から約60%、内管の非波形部分の内径の約40%から約55%、または内管の非波形部分の内径の約50%とすることができる。いくつかの実施形態において、内側波形高さは内管の非波形部分の内径の約0.01%または0.1%から約10%である。
実施形態6.請求項1〜5のいずれか1つに記載の断熱導管において、外管の第1の波形領域は外管の先端部と基端部間の距離の約50%未満の長さを有するものである断熱導管。例として、外管の第1の波形領域は、外管の先端部と基端部間の距離の約0.01%から約50%の長さ、または外管の先端部と基端部間の距離の約0.1%から約25%の長さ、または外管の先端部と基端部間の距離の約1%から約10%の長さ、または外管の先端部と基端部間の距離の約2%から約5%の長さを有することができる。
実施形態7.請求項6に記載の断熱導管において、外管の第1の波形領域は外管の先端部と基端部間の距離の約20%未満の長さを有するものである断熱導管。
実施形態8.請求項1〜5のいずれか1つに記載の断熱導管において、内管の第1の波形領域は内管の先端部と基端部間の距離の約50%未満の長さを有するものである断熱導管。例として、内管の第1の波形領域は、内管の先端部と基端部間の距離の約0.01%から約50%の長さ、または内管の先端部と基端部間の距離の約0.1%から約25%の長さ、または内管の先端部と基端部間の距離の約1%から約10%の長さ、または内管の先端部と基端部間の距離の約2%から約5%の長さを有することができる。
実施形態9.請求項6の断熱導管において、内管の第1の波形領域は内管の先端部と基端部間の距離の約20%未満の長さを有するものである断熱導管。
実施形態10.請求項1〜9のいずれか1つに記載の断熱導管において、接合部はろう付け接合部を有するものである断熱導管。
実施形態11.請求項1〜10のいずれか1つに記載の断熱導管において、内管および外管は異なる材料を含むものである断熱導管。一例として、内管はインコネル(登録商標)合金を含むことができ、外管はステンレス鋼を含むことができる。そのような実施形態は、例えば、使用者が導管外面にニッケルを含まない導管を望む可能性がある用途で有用となり得る。その他の例として、内管はステンレス鋼を含むことができ、外管はインコネル(登録商標)合金を含むことができる。
いくつかの実施形態において、使用者は、内管として比較的低伝導性材料を用い、外管として比較的高伝導性材料を用いることを望むことができる。そのような実施形態では、高温流体が内管のルーメンに運ばれた場合、外管は比較的低温のままである。いくつかの実施形態において、使用者は外管に非磁性の材料を使用することを望むことができる。
いくつかの実施形態において、内管および外管の一方は、非金属材料、例えばセラミック材料を含む。これは、非磁性の管材料を有するように、放射線またはその他の遮蔽として機能する管材料を有するように、またはその他の任意の目的のために行うことができる。いくつかの実施形態では内管および外管の両方が金属材料を含み、その他の実施形態では内管および外管の一方のみが金属材料を含む。
特定の一実施形態において、外管は金属製の波形材料を含み、内管は金属材料を含む。その他の一実施形態では、外管は波形金属材料を含み、内管はセラミック材料を含む。その他の一実施形態では、外管はセラミック材料を含み、内管は波形金属材料を含む。
実施形態12.請求項11の断熱導管において、内管および外管は異なる金属材料を含むものである断熱導管。
実施形態13.請求項11または12に記載の断熱導管において、内管および外管は異なる熱膨張係数を有する材料を含むものである断熱導管。
実施形態14.請求項1〜13のいずれか1つに記載の断熱導管において、前記断熱導管を流体源または流体出口と係合して固定可能に維持するように構成された継手をさらに有するものである断熱導管。そのような継手は、例えば、ねじ継手、バヨネット型継手、摩擦嵌合型継手、または当業者に知られているその他の継手とすることができる。一例として、継手を使用して、本開示における導管を、流体の加圧源、例えば液体窒素に固定することができる。これは導管のルーメン(すなわち、導管の内管のルーメン)を流体源と流体連通させるためになし得る。このようにして使用者は(例えば、医療処置中に)流体を導管に分配することができ、その導管の断熱空間は流体と導管外部の環境との間の熱伝達を最小限に抑えるように作用する。
実施形態15.請求項1〜14のいずれか1つに記載の断熱導管の内管のルーメンに流体を流通させる工程を有する方法。好適な流体としては、例えば、油またはその他の潤滑剤、液体窒素、液体酸素、液体ヘリウム、水、蒸気、燃料などが挙げられる。
実施形態16.請求項15に記載の方法において、流体は、約200℃から約−200℃の間の温度、例えば、約−200℃から約200℃、約−175℃から約175℃、約−150℃から約150℃、約−125℃から約125℃、約100℃から約100℃、約−75℃から約75℃、約−50℃から約50℃、または約−25℃から約25℃、および全ての中間値を定義するものである方法。
実施形態17.方法であって、(a)先端部と基端部とを有する外管であって、この外管は第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は、或る長さを有し、外管の先端部から外管の基端部に向かって外管に沿って延びる複数の波形を有するものである、外管と、(b)先端部と基端部とを有する内管であって、ルーメンを定義するものである内管とを用い、
外管内に内管を配置する工程と、内管と外管を接合部で、任意選択的に内管の先端部で互いに封止する工程であって、この封止は外管と内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するものであり、内管および外管は外管の第1の波形領域の長さが温度に応じて増減するように互いに封止されるものである、封止する工程を有する方法。
実施形態18.方法であって、(a)先端部と基端部とを有する外管と、(b)先端部と基端部とを有する内管であって、ルーメンを定義するものであり、この内管は第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は、在る長さを有し、内管の先端部から内管の基端部に向かって内管に沿って延びる複数の波形を有するものである、内管とを用い、外管内に内管を配置する工程と、内管と外管を接合部で、任意選択的に外管の先端部で互いに封止する工程であって、この封止は外管と内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するものであり、内管および外管は内管の第1の波形領域の長さが温度に応じて増減するように互いに封止されるものである、封止する工程を有する方法。
実施形態19.請求項17または18に記載の方法において、封止断熱領域は、約10−2トルから約10−9トルの範囲の圧力、例えば約10−2トルから約10−9トル、または約10−3トルから約10−8トル、または約10−4トルから約10−7トル、または約10−5トルから約10−6トルの圧力を定義するものである方法。
実施形態20.請求項17〜19のいずれかに記載の方法において、内管および外管は第1のベントを定義するものであり、この第1のベントは前記封止断熱領域と連通して当該封止断熱領域からのガス分子の出口経路を提供するものであり、この第1のベントは当該第1のベントを通じたガス分子の排出に続き第1の断熱空間内の減圧を維持するように封止可能なものである方法。
本明細書に開示される技術の任意の実施形態において、本開示における物品の封止断熱領域に間隔材が存在してもよいことを理解されたい。そのような間隔材は、内管と外管との間の間隔を維持するため、および/または間隔材によって隔てられた壁間の接触を低減または排除するために用いることができる。間隔材は好適には真空またはろう付けプロセスを用いて処理される際にガス放出をほとんど又は全く示さないものであり、例えばセラミック材料とすることができる。間隔材は、織物(織布または不織布)、糸、編組、またはその他の何らかの形態で存在し得る。間隔材は内管と外管との間に配置することができる。間隔材は管の形状/構成に関係なく管の間に存在し得ることを理解されたい。例えば、管の一方または両方が波形を含む場合、あるいはどちらも波形を含まない場合であっても、間隔材は2つの管の間に存在し得る。間隔材は、相対的に低い熱伝達率、例えば間隔材によって隔てられた壁の少なくとも1つよりも低い熱伝達率を有する材料とすることができる。間隔材は、例えば、約0.1W―1*―1から約0.015W―1*―1の熱伝達率を有することができる。
実施形態21.真空断熱部品であって、第2の弧状シェルに封止された第1の弧状シェルであって、前記封止された第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは第1の管を定義するものである、第1の弧状シェルと、第2の管であって、第1の管と第2の管との間で封止断熱空間を定義するように第1の管内に配置されているものである、第2の管とを有し、前記第2の管は第1の管と同軸であり、この部品はさらにベントを有するものであり、このベントは、第1の壁および第2の壁によって定義され、断熱空間と連通して空間からのガス分子の出口経路を提供するものであり、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き当該断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、第1の壁と第2の壁との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の前記可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものである、真空断熱部品。
実施形態22.請求項21に記載の断熱部品において、第1の弧状シェルと第2の弧状シェルは当該第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルのフランジに沿って封止されているものである断熱物品。
実施形態23.請求項22に記載の断熱部品において、第1の弧状シェルのフランジは第1の弧状シェルの弧から発散する角度で延びているものである断熱物品。
実施形態24.請求項22または23に記載の断熱部品において、第2の弧状シェルのフランジは第2の弧状シェルの弧から発散する角度で延びているものである断熱物品。
実施形態25.請求項21〜24のいずれか1つに記載の断熱部品において、第2の管は、第4の弧状シェルに封止されている第3の弧状シェルによって定義されるものである断熱物品。
実施形態26.請求項25に記載の断熱部品において、第3の弧状シェルおよび第4の弧状シェルは当該第3の弧状シェルおよび第4の弧状シェルのフランジに沿って封止されているものである断熱物品。
実施形態27.請求項26に記載の断熱部品において、第三の弧状シェルのフランジは第三の弧状シェルの弧から発散する角度で延びているものである断熱物品。
実施形態28.請求項27に記載の断熱部品において、第4の弧状シェルのフランジは第4の弧状シェルの弧から発散する角度で延びているものである断熱物品。
実施形態29.請求項21〜28のいずれか1つに記載の断熱部品において、第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは湾曲しているものである断熱物品。
実施形態30.請求項1〜9のいずれか1つに記載の断熱部品において、第2の管は湾曲しているものである断熱物品。
実施形態31.真空断熱部品であって、間に断熱空間を定義するように第2の弧状シェルに封止されている第1の弧状シェルを有し、その封止されている第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは第1の管を定義するものであり、第1の弧状シェルは第2の弧状シェルに向かって延びる領域を有するか、第2の弧状シェルは第1の弧状シェルに向かって延びる領域を有するか、またはその両方であり、この部品は、断熱空間と連通して空間からのガス分子の出口経路を提供するベントをさらに有するものであり、このベントは、第2の弧状シェルに向かって延びる第1の弧状シェルの領域によって、第1の弧状シェルに向かって延びる第2の弧状シェルの領域によって、またはその両方によって定義される第1の壁および第2の壁を有するものであり、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、第1の壁と第2の壁との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の前記可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものである真空断熱部品。
実施形態32.請求項31に記載の真空断熱部品において、第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは湾曲しているものである真空断熱部品。
実施形態33.真空断熱部品を製造する方法であって、第1の管を定義するように第1の弧状シェルを第2の弧状シェルに封止する工程と、第1の管と第2の管との間に断熱空間を定義するように第1の管内に第2の管を配置する工程であって、この真空断熱部品はベントを有するものであり、このベントは、第1の壁および第2の壁によって定義され、断熱空間と連通してガス分子の出口経路を提供するものであり、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するよう封止可能なものであり、,第1の壁と第2の壁との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の前記可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものである、配置する工程と、断熱空間内に減圧を生じさせる工程および断熱空間を維持するようにベントを封止する工程とを有する方法。
実施形態34.請求項33に記載の方法において、この方法は、第2の管を形成するように第3の弧状シェルを第4の弧状シェルに封止する工程をさらに有するものである方法。
実施形態35.請求項33または34に記載の方法において、第1の弧状シェルと第2の弧状シェル3を封止する工程は第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルのフランジに沿って行われるものである方法。
実施形態36.請求項33〜35のいずれか1つに記載の方法において、当該1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは湾曲しているものである方法。
実施形態37.請求項34〜36のいずれか1つに記載の方法において、第3の弧状シェルおよび第4の弧状シェルは湾曲しているものである方法。
実施形態38.真空断熱部品を製造する方法であって、第1の管を定義するように第1の弧状シェルを第2の弧状シェルに封止する工程と、第1の管と第2の管との間に断熱空間を定義するように第1の管内に第2の管を配置する工程であって、真空断熱部品はベントを含むものであり、このベントは、第2の弧状に向かって延びる第1の弧状シェルの領域によって、第1の弧状シェルに向かって延びる第2の弧状シェルの領域によって、またはその両方によって定義される第1の壁および第2の壁を有するものであり、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、第1の壁および第2の壁の間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の部分で可変であり、第1の壁および第2の壁の前記可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものである、配置する工程と、断熱空間内に減圧を生じさせる工程と断熱空間を維持するようにベントを封止する工程とを有する方法。
実施形態39.請求項38に記載の方法において、第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは湾曲しているものである方法。
実施形態40.請求項38または39に記載の方法において、第1の弧状シェルと第2の弧状シェルは互いに封止されるものであり、それにより2つの細長封止領域を形成するように第1の弧状シェルの2つの細長縁部が第2の弧状シェルの2つの弧状シェルに封止されるものである方法。
実施形態41.請求項40に記載の方法において、2つの細長の封止領域を互いに封止する工程をさらに有するものである方法。
一態様において、本開示は真空断熱部品であって、第2の弧状シェルに封止された第1の弧状シェルであって、その封止された第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは第1の管を定義するものである、第1の弧状シェルと、第2の管であって、第1の管と第2の管との間に封止断熱空間を定義するように第1の管内に配置されているものである、第2の管とを有し、第2の管は第1の管と同軸であり、この部品はさらにベントを有するものであり、このベントは、第1の壁および第2の壁により定義され、断熱空間と連通して空間からのガス分子の出口経路を提供するものであり、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、第1の壁と第2の壁との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものである、第2の管とを有する真空断熱部品を提供するものである。
いくつかの例示的な真空断熱ベントおよび構造(およびそのような構造を形成および使用する関連技術)は、米国特許出願公開第2015/0110548号、同第2014/0090737号、同第2012/0090817号、同第2011/0264084号、同第2008/0121642号、および同第2005/0211711号において見ることができ、全てA.Reidによるものであるが、あらゆる目的でその全体が参照により本明細書に組み込まれる。真空(すなわち、開示されたデバイスおよび方法内の任意の真空)は、前述の用途における方法によって、または当技術で知られているその他の任意の方法によって生じ得ることを理解されたい。
第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは、当該第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルのフランジ(例えば、平面領域、延長部など)に沿って封止することができる。封止は、溶接、ろう付け、または当技術で知られているその他の方法によって達成することができる。代替的には、シェルは当該シェルの湾曲した領域またはその他の形状の領域に沿って封止することができる。
用語「弧状」は湾曲を指すと理解されたい。弧状シェルは断面が半円形である必要はない。弧状シェルは、円、楕円の一部、または環状体の一部である湾曲を有することができる。シェルは円錐台構造の一部を有することができる。
いくつかの実施形態において、第1の弧状シェルのフランジは当該第1の弧状シェルの弧から発散する角度で延びている。フランジは、スロット、タブ、溝、または他のシェルの補完的な機構と係合するその他の機構を有することができる。いくつかの実施形態において、第2の弧状シェルのフランジは第2の弧状シェルの弧から発散する角度で延びている。フランジは当該フランジが延びる位置でシェルからそのシェルの角度に垂直な角度で延びていてよい。いくつかの実施形態において、フランジは当該フランジが延びる位置でシェルからそのシェルの角度に対して+90度から−90度の角度で延びていてよい。
部品の第2の管は第3の弧状シェルが第4の弧状シェルに封止されることによって定義することができる。第3の弧状シェルおよび第4の弧状シェルは当該第3の弧状シェルおよび第4の弧状シェルのフランジ(例えば、平面領域)に沿って封止することができる。第3の弧状シェルのフランジは第3の弧状シェルの弧から発散する角度で延びている。同様に、第4の弧状シェルのフランジは第4の弧状シェルの弧から発散する角度で延びている。いくつかの実施形態において、第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは湾曲していてもよい。同様に、第2の管は、湾曲した、ねじれた、またはその他の非直線的なものであってよい。
いくつかの実施形態において、第2の管または内管は材料の単一片から形成することができることを理解されたい。例えば、第2の管は、押出成形、射出成形、鍛造、または当業者に知られているその他の方法で形成することができる。別の言い方をすれば、第2の(または内側の)管は互いに封止された2つのシェルから形成する必要はない。
第1の管は、例えば、約0.1mmから約10mm、20mm、30mm、40mm、50mm、または100mmの範囲の特徴的な断面寸法(例えば、内径または他の内部断面測定値)を有することができる。前述の値は単なる例示であり、本開示を限定するものではない。第2の管は、約0.1mmから約100mmの範囲の特徴的な断面寸法(例えば、内径または他の内部断面測定値)を有することができる。第1の管と第2の管との間の間隔は、約0.01mmから約10mmの範囲、および全ての中間値とすることができる。
また、本開示は真空断熱部品を提供するものである。部品は好適には、間に断熱空間を定義するように第2の弧状シェルに封止された第1の弧状シェルを有し、この封止された第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは第1の管を定義するものであり、第1の弧状シェルは第2の弧状シェルに向かって延びる領域を有するか、第2の弧状シェルは第1の弧状シェルに向かって延びる領域を有するか、またはその両方であり、この部品は断熱空間と連通して空間からのガス分子の出口経路を提供するベントをさらに有するものであり、このベントは、第2の弧状シェルに向かって延びる第1の弧状シェルの領域によって、第1の弧状シェルに向かって延びる第2の弧状シェルの領域によって、またはその両方によって定義される第1の壁および第2の壁を有するものであり、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、第1の壁と第2の壁との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものである、真空断熱部品。
好適なシェルは本明細書の他の箇所に記載されている。いくつかの実施形態において、第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは湾曲している。
ベントは部品の端部に形成することができる。また、ベントは使用者のニーズおよび問い合わせの部品の構成に応じて、部品の縁部または長さに沿って形成することもできる。
部品は部品の一端または両端に本開示におけるベントを有することができる。同様に、部品は当該部品の縁部または長さに沿って形成された単一のベントを有することができるが、部品の使用者の仕様に応じて2若しくはそれ以上のベントを有することもできる。
本開示における部品は、添付の非限定的な図に示されるように、例えば、円筒形とすることができる。部品は、約1:10から約100:1またはそれ以上の範囲、例えば1:10から約1000:1および全ての中間値のアスペクト比を有することができる。部品は、約1mmから約10cm、または約10mmから約1cm、または約20mmから約80mm、または約30mmから約70mm、または約40mmから約60mmの範囲、または約50mmの外径を有することができる。
部品は当該部品内に配置された流体を運ぶように構成することができる。部品は、ワイヤ、データ導管(光ファイバなど)などを収容するように構成することもできる。部品は、その他のデバイス、例えば冷蔵庫デバイスまたは類似物との係合を可能にするために継手またはその他のコネクタを有することができる。そのような継手としては、例えば、ねじ継手、圧入継手、バヨネットコネクタなどが挙げられる。
また、真空断熱部品を製造する方法であって、第1の管を定義するように第1の弧状シェルを第2の弧状シェルに封止する工程と、第1の管と第2の管との間に断熱空間を定義するように第1の管内に第2の管を配置する工程であって、真空断熱部品はベントを有するものであり、このベントは、第1の壁および第2の壁によって定義され、断熱空間と連通して空間からのガス分子の出口経路を提供するものである、配置する工程とを有する方法が提供される。
このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、第1の壁と第2の壁との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものである。
また、この方法は、断熱空間内で減圧を生じさせる工程と、断熱空間を維持するようにベントを封止する工程を含むこともできる。これは、真空炉、ゲッタ材料、または当業者に知られているその他の方法によって達成することができる。
この方法は、第2の管を形成するように第3の弧状シェルを第4の弧状シェルに封止する工程をさらに有することができる。第1の弧状シェルと第2の弧状シェルを封止する工程は第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルのフランジ(例えば、平面領域)に沿って達成することができる。
いくつかの実施形態において、第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは湾曲している。いくつかの実施形態において、第3の弧状シェルおよび第4の弧状シェルは湾曲している。
一例として、使用者は45度の屈曲を含む管(すなわち、内管)を断熱することを望み得る。その際、使用者は、ハイドロフォーミングまたはその他の流体補助形成により、第1のシェルと第2のシェルが互いに係合して封止されるように、また第1のシェルと第2のシェルが組み立てられたときにそれらが角度の付いた内管を取り囲むように、第1のシェルと第2のシェルを製造することができる。当然ながら、使用者はその内管を取り囲むのに用いるシェルを設計するための基礎として市販の内管を用いることができる。また、使用者は独自の仕様に従って独自の内管を製造することもできる。
また、真空断熱部品を製造する方法であって、第1の管を定義するように第1の弧状シェルを第2の弧状シェルに封止する工程と、第1の管と第2の管との間に断熱空間を定義するように第1の管内に第2の管を配置する工程であって、この真空断熱部品はベントを含むものであり、このベントは、第2の弧状に向かって延びる第1の弧状シェルの領域によって、または第1の弧状シェルに向かって延びる第2の弧状シェルの領域によって、またはその両方によって定義される第1の壁および第2の壁を有するものであり、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、第1の壁と第2の壁との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものである、配置する工程と、断熱空間内に減圧を生じさせる工程と断熱空間を維持するようにベントを封止する工程とを有する方法が提供される。
いくつかの実施形態において、第1の弧状シェルおよび第2の弧状シェルは湾曲している。いくつかの実施形態において、第1の弧状シェルと第2の弧状シェルは互いに封止されるものであり、それにより2つの細長封止領域を形成するように第1の弧状シェルの2つの細長の縁部が第2の弧状シェルの2つの弧状シェルに封止される。いくつかの実施形態において、この方法は2つの細長の封止領域を互いに封止する工程をさらに有することができる。この封止は当業者に知られている様々な方法、例えばろう付け、溶接などによって達成することができる。
実施形態42.断熱導管であって、外管波形部分を有する外管と、外管内に配置された内管であって、ルーメンを定義し、内管波形部分をさらに有するものである、内管とを有し、内管波形部および外管波形部は少なくとも部分的に互いに整合しており、内管および外管はそれらの間に減圧された封止断熱領域を定義するものである、断熱導管。
実施形態43.実施形態42の断熱導管において、減圧された(封止)断熱領域は約10−2から約10−9トルの範囲の圧力を定義するものである断熱導管。例えば、10−3トルから10−8トル、10−4トルから10−7トル、または10−5トルから10−6トルの圧力は全て好適であると考えられる。減圧された前記領域の封止は、本明細書の他の箇所または本明細書で引用する文書のいずれかに記載されているように達成することができる。
実施形態44.実施形態42または43に記載の断熱導管において、この断熱導管は、(a)封止断熱領域と連通して封止断熱領域からのガス分子の出口経路を提供する第1のベントであって、この第1のベントは当該第1のベントを通じたガス分子の排出に続き第1の断熱空間内の減圧を維持するように封止可能なものである、第1のベントと、(b)第1のベントで第1の断熱空間を封止する第1の封止部とをさらに有するものである断熱導管。この封止は、例えば、ろう付け、溶接、または当業者に知られているその他の技術によって達成することができる。
実施形態45.実施形態42〜44のいずれか1つに記載の断熱導管において、外管波形部分は外管の非波形部分の内径の約0.01%から約100%である外側波形高さを定義するものである断熱導管。外側波形高さは、例えば、外管の非波形部分の内径の約1%から約90%、または外管の非波形部分の内径の約5%から約85%、または外管の非波形部分の内径の約10%から約80%、または外管の非波形部分の内径の約15%から約75%、または外管の非波形部分の内径の約20%から約70%、または外管の非波形部分の内径の約30%から約65%、または外管の非波形部分の内径の約35%から約60%、または外管の非波形部分の内径の約40%から約55%、または外管の非波形部分の内径の約50%とすることができる。いくつかの実施形態において、外側波形高さは、外管の非波形部分の内径の約0.01%または0.1%から約10%である。
実施形態46.実施形態42〜45のいずれか1つに記載の断熱導管において、内管波形部分は内管の非波形部分の内径の約0.5%から約100%である内側波形高さを定義するものである断熱導管。内側波形高さは、例えば、内管の非波形部分の内径の約1%から約90%、または内管の非波形部分の内径の約5%から約85%、または内管の非波形部分の内径の約10%から約80%、または内管の非波形部分の内径の約15%から約75%、または内管の非波形部分の内径の約20%から約70%、または内管の非波形部分の内径の約30%から約65%、または内管の非波形部分の内径の約35%から約60%、内管の非波形部分の内径の約40%から約55%、または内管の非波形部分の内径の約50%とすることができる。いくつかの実施形態において、内側波形高さは内管の非波形部分の内径の約0.01%または0.1%から約10%である。
実施形態47.実施形態46に記載の断熱導管において、前記外側波形高さと前記内側波形高の比は、約1:100から約100:1である断熱導管。約1:100から約100:1、1:90から90:1、1:80から80:1、1:70から70:1、1:60から60:1、1:50から50:1、1:40から40:1、1:30から30:1、1:20から20:1、または1:10から10:1の比の全てが好適であると考えられる。
実施形態48.実施形態47に記載の断熱導管において、前記外側波形高さと前記内側波形高さの比は約1:10から約10:1である断熱導管。
実施形態49.実施形態42〜48のいずれか1つに記載の断熱導管において、内管の第2の領域は内管の第1の領域の中心軸から0度から約90度である中心軸を定義するものである断熱導管。
内管の第1の領域および第2の領域は導管の屈曲部のいずれかの端部の領域とすることができる。導管の屈曲部は内管および外管の波形領域のみにあることとすることができるが、これは必須条件ではない。屈曲部は調整可能であり、例えば、導管を或る空間へ挿入できるように導管を或る一定初期量(例えば10度)屈曲させることができ、そして、さらに追加量(例えば、さらに5度)屈曲させることができる。また、導管は使用者のニーズに応じて屈曲させた後、屈曲しないようにする(つまり、少なくとも部分的に直線的にする)こともできる。
開示された導管は(例えば手で)屈曲自在なため、使用者は特定の用途向けにカスタマイズされた導管を注文する必要がない。代替的に、使用者は、本開示に従って屈曲自在な導管のセットを購入することができ、その後、その導管を使用者のニーズに合わせて曲げることができる。前述のように、導管は手で屈曲自在なものであるが、機械によって屈曲自在なものであってもよい。いくつかの実施形態において、断熱導管を屈曲させるために、10lb−f以下の力を用いる可能性がある。
実施形態50.実施形態49に記載の断熱導管において、内管の第2の領域は内管の第1の領域の中心軸から20度から約70度である中心軸を定義するものである断熱導管。
実施形態51.実施形態50に記載の断熱導管において、内管の第2の領域は内管の第1の領域の中心軸から35度から約65度である中心軸を定義するものである断熱導管。
実施形態52.実施形態42〜51のいずれか1つに記載の断熱導管において、断熱導管を流体源または流体出口と係合して固定可能に維持するように構成された継手をさらに有するものである断熱導管。そのような継手は、例えば、ねじ継手、バヨネット型継手、摩擦嵌合型継手、または当業者に知られているその他の継手とすることができる。
一例として、継手を用いて本開示における導管を流体の加圧源、例えば液体窒素の加圧源に固定することができる。これは導管のルーメン(すなわち、導管の内管のルーメン)を流体源と流体連通させるように行うことできる。このようにして、使用者は(例えば、医療処置中に)流体を導管に分配することができ、その導管の断熱空間は流体と導管の外部環境との間の熱伝達を最小限にするように作用する。使用者は、流体が分配される前、分配中、または分配された後に導管を曲げることができ、したがって、使用者は例えば必要な際に導管を曲げる機会を得るものであり、それにより使用者は1若しくはそれ以上の所望の位置へ流体を向けることができる。
その他の例として、本開示における導管は2つの位置で互いに流体連通するように製造プロセス中に曲げることができる。これは、例えば流体取扱装置の組み立てにおいて、使用者が本開示における導管の一端部を流体源(例えば、高温流体源)に接続し、次いでその流体源を直線的な導管では接近できないであろう出力先と流体連通させるように導管を曲げることができる。
例えば、医療デバイスにおいて、本開示における導管を液体窒素の供給源に接続し、液体窒素の供給源をそのデバイスの口と流体連通させるように、当該医療デバイスの1若しくはそれ以上の部品周りで導管を曲げることができる。このようにして開示された導管は、導管の断熱特性によって導管内の流体と導管の外部環境との間の熱伝達を最小限に抑えることにより流体の温度を維持する湾曲または曲がりくねった流体経路を可能にする。
実施形態53.実施形態42〜52のいずれか1つに記載の断熱導管の内管のルーメンに流体を流通させる工程を有する方法。開示された導管は実質的にあらゆる流体での使用に適している。流体は液体または気体の状態であってよい。
実施形態54.実施形態53に記載の方法において、流体は約0℃から約−210℃の間の温度を定義するものである方法。前述の温度は単なる例示に過ぎす、本開示における導管は基本的には導管自体を不利に劣化させない任意の温度の任意の流体を運ぶのに用いることができる。
実施形態55.実施形態54に記載の方法において、流体は約0℃から約200℃の温度を定義するものである方法。
実施形態56.実施形態42〜52のいずれか1つに記載の断熱導管の外管波形部分および内管波形部分を屈曲させる工程を有するものである方法。(例示的な屈曲導管が図1Dに示されており、この図では屈曲は角度θで示されている。)
実施形態57.実施形態56に記載の方法において、この屈曲は、約1から約180度、例えば約1度、2度、3度、4度、5度、6度、7度、8度、9度、10度、11度、12度、13度、14度、15度、16度、17度、18度、19度、20度、21度、22度、23度、24度、25度、26度、27度、28度、29度、30度、31度、32度、33度、34度、35度、36度、37度、38度、39度、40度、41度、42度、43度、44度、45度、46度、47度、48度、49度、50度、51度、52度、53度、54度、55度、56度、57度、58度、59度、60度、61度、62度、63度、64度、65度、66度、67度、68度、69度、70度、71度、72度、73度、74度、75度、76度、77度、78度、79度、80度、81度、82度、83度、84度、85度、86度、87度、88度、89度、90度、91度、92度、93度、94度、95度、96度、97度、98度、99度、100度、101度、102度、103度、104度、105度、106度、107度、108度、109度、110度、111度、112度、113度、114度、115度、116度、117度、118度、119度、120度、121度、122度、123度、124度、125度、126度、127度、128度、129度、130度、131度、132度、133度、134度、135度、136度、137度、138度、139度、140度、141度、142度、143度、144度、145度、146度、147度、148度、149度、150度、151度、152度、153度、154度、155度、156度、157度、158度、159度、160度、161度、162度、163度、164度、165度、166度、167度、168度、169度、170度、171度、172度、173度、174度、175度、176度、177度、178度、179度、または180度である方法。この屈曲は、約10度から約170度、約20度から約160度、約30度から約150度、約40度から約140度、約50度から約130度、約60度から約120度、約70度から約110度、約80度から約100度の間、または約90度とすることができる。
実施形態58.実施形態16に記載の方法において、屈曲は約20度から約90度である方法。例えば、屈曲は、約20度から約90度、または約30度から約80度、または約40度から約70度、または約50度から約60度とすることができる。
実施形態59.実施形態17に記載の方法において、屈曲は約40度から約60度である方法。
実施形態60.この方法は、外管波形部分を有する外管と、ルーメンを定義し内管波形部分をさらに有する内管とを用いて、間に空間があるように外管内に内管を配置する工程であって、内管波形部分と外管波形部分が少なくとも部分的に互いに整合するものである、配置する工程と、間に減圧された封止断熱領域を生じさせるように内管と外管の間の空間を封止する工程とを有するものである方法。
いくつかの実施形態において、内管と外管は、相対運動によって、例えば所定の位置に外管を保持し内管を外管に挿入することによって位置決めされる。いくつかの実施形態において、内管および外管の一方または両方は内管および外管の互いに対する位置決めを補助する機構(タブ、スロット、溝、***部など)を含む。一例として、内管はその長さに沿った1若しくはそれ以上の位置に円周溝を含むことができ、外管は内管のその溝と相補的な円周***部を含むことができる。このようにして、外管の***は内管の溝と係合し、それにより内管と外管の互いに対する位置決めを補助する。
好適な内管および外管は、本明細書の他の箇所に記載されている。この封止は、当技術で知られている方法、例えばろう付け、溶接などにより実施することができる。
実施形態61.実施形態19に記載の方法において、内管および外管は封止断熱領域と連通して封止断熱領域からのガス分子の出口経路を提供する第1のベントを定義するものであり、この第1のベントは当該第1のベントを通じたガス分子の排出に続き第1の断熱空間内の減圧を維持するように封止可能である方法。
好適なベントは本明細書の他の箇所および本開示で引用される文書に記載されている。図1Cでは、ベントは、外管104と間隔材102との交差点、内管106と間隔材102との交差点、またはその両方に配置することができる。ベントは内管106と外管104との間の交差点(図示せず)に配置することができる。
実施形態62.断熱導管であって、第1の端部を有する外管と、第1の端部を有する内管とを有し、内管はルーメンを定義するものであり、内管は第1の管と第2の管との間に断熱空間を定義するように外管内に配置されるものであり、この導管は第1の壁および第2の壁を有する封止リングによって定義されるベントをさらに有するものであり、第2の壁は外管の向かい側に配置され且つ第1の壁は内管の向かい側に配置されるものであり、封止リングは断熱空間を封止して空間からのガス分子の出口経路を提供するように外管の第1の端部および内管の第1の端部の一方または両方と他方の管との間に配置されるものであり、ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、(a)封止リングの第2の壁と外管との間の距離および/または(b)封止リングの第1の壁と外管との間の距離は、断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものであり、内管のルーメンは内管の第1の端部で第1の主軸を有するものであり、このルーメンは第1の主軸に対する測定で約1度から約180度の屈曲部を有するものである、断熱導管。前記測定は単一の次元、例えばX平面次元におけるものとすることができる。
ルーメンは、例えば、C字形、S字形、らせん状、または1若しくはそれ以上の屈曲部を有するものとすることができる。例示的な図1Aに示すように、ルーメンは、流体が当該ルーメンの第1の端部の主軸に沿って導管に流入し、その流入に沿った主軸と交差しない主軸に沿うルーメンの第2の端部で当該ルーメンから流出するように、成形することができる。
実施形態63.実施形態62の断熱導管において、内管は2若しくはそれ以上のセグメントを有するものである断熱導管。セグメントは当接させ、またはその他の方法で互いに接合することができる。
実施形態64.実施形態62または63の断熱導管において、内管(ルーメン)は、互いに異なる次元で湾曲する少なくとも2つの湾曲部を有するものである断熱導管。一例として、内管ルーメンは、ルーメンの長さに沿った1つの位置でx平面次元において45度の第1の屈曲部を含むことができ、またルーメンの長さに沿った第2の位置でy平面次元において30度の第2の屈曲部を含むことができる。
当然ながら、屈曲部は、複数の次元にあってもよく、例えば、x平面次元において15度且つy平面次元において30度の屈曲部とすることができる。一実施形態において、内管はコルクスクリュー構成であることを特徴とすることができる。その他の一実施形態では、内管は形状がS字型であることを特徴とすることができる。
実施形態65.実施形態62〜64のいずれか1つに記載の断熱導管において、内管は第2の端部を定義するものであり、内管は当該内管の第2の端部で第2の主軸を定義するものである断熱導管。
実施形態66.実施形態65に記載の断熱導管において、第2の主軸は第1の主軸と交差しないものである断熱導管。
実施形態67.実施形態65に記載の断熱導管において、第2の主軸は第1の主軸と交差するものである断熱導管。
実施形態68.実施形態65に記載の断熱導管において、第2の主軸は少なくとも1つ次元において非ゼロ角度だけ第1の主軸からオフセットされている断熱導管。
実施形態69.実施形態68に記載の断熱導管において、第2の主軸は少なくとも2つの次元においてゼロでない角度だけ第1の主軸からオフセットされている断熱導管。
実施形態70.実施形態62〜69のいずれか1つに記載の断熱導管において、外管および内管の少なくとも一方は波形表面を有するものである断熱導管。
実施形態71.実施形態62〜70のいずれか1つに記載の断熱導管において、この断熱導管は断熱空間内に配置される間隔材をさらに有し、この間隔材は内管と外管との間の隔たりを維持するように配置されるものである断熱導管。間隔材は好適には例えばセラミックなどの耐熱性材料である。間隔材は例えば糸または織り糸として存在することができる。いくつかの実施形態において、間隔材は内管と外管との間に配置されるスリーブの形態にある。スリーブは、構造が織られたものであっても、織られていないものであっても、らせん状のものであってもよい。いくつかの実施形態において、間隔材は内管の周りに巻かれた巻線の形態である。間隔材は、湾曲可能なように、または内管の曲がりに適用するように柔軟な素材が適している。
実施形態72.実施形態71に記載の断熱導管において、間隔材はセラミックを有するものである断熱導管。
実施形態73.実施形態71または72に記載の断熱導管において、間隔材は編組されたものであることを特徴とするものである断熱導管。
実施形態74.実施形態62〜73のいずれか1つに記載の断熱導管において、内管はそれぞれ異なる次元の2つの屈曲部を有することを特徴とするものである断熱導管。
実施形態75.実施形態62〜74のいずれか1つに記載の断熱導管において、封止リングは厚さが変化しているものであることを特徴とするものである断熱導管。
実施形態76.実施形態75に記載の断熱導管において、封止リングの厚さは内管の第1の端部および外管の第1の端部の方向に増大するものである断熱導管。
実施形態77.実施形態75または76に記載の断熱導管において、封止リングはV字形断面を有するものであることを特徴とするものである断熱導管。
実施形態78.実施形態62〜77のいずれか1つに記載の断熱導管において、封止断熱空間は約10−5から約10−9トルの範囲の真空を定義するものである断熱導管。
実施形態79.実施形態1〜16のいずれか1つに記載の断熱導管において、封止断熱空間は約10−6から約10−8トルの範囲の真空を定義するものである断熱導管。
実施形態80.実施形態62〜79に記載の断熱導管において、内管のルーメンは約5mmから約20cmの範囲の直径を定義するものである断熱導管。
実施形態81.実施形態80に記載の断熱導管において、内管のルーメンは約10mmから約5cmの範囲の直径を定義するものである断熱導管。
実施形態82.実施形態62〜81のいずれか1つに記載の断熱導管のルーメンに流体を流通させる工程を有する方法。
実施形態83.実施形態82に記載の方法において、流体は約0℃未満の温度を定義するものである方法。
実施形態84.実施形態82に記載の方法において、流体は約50℃を超える温度を定義するものである方法。
実施形態85.実施形態82〜84のいずれか1つに記載の方法において、流体は導管を流通中に約20℃未満の温度損失を受けるものである方法。
実施形態86.実施形態85に記載の方法において、流体は導管を流通中に約10℃未満の温度損失を受けるものである方法。
実施形態87.実施形態86に記載の方法において、流体は導管を流通中に約5℃未満の温度損失を受けるものである方法。
実施形態88.方法であって、間に断熱空間を定義するように第1の端部を有する外管内に第1の端部を有する内管を配置する工程と、断熱空間に間隔材を配置する工程と、ベントを形成するように第1の壁と第2の壁とを有する封止リングを内管および外管に封止する工程であって、封止リングの第2の壁は外管の向かい側に配置され且つ封止リングの第1の壁は内管の向かい側に配置されるものであり、封止リングは断熱空間を封止して空間からのガス分子の出口経路を提供するように外管の第1の端部および内管の第1の端部の一方または両方と他方の管との間に配置されるものであり、ベントは当該ベントを通るガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、(a)封止リングの第2の壁と外管との間の距離および/または(b)封止リングの第1の壁と外管との間の距離は断熱空間の排気中に第1の壁および第2の壁の可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、第1の壁および第2の壁の可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものであり、内管のルーメンは当該内管の第1の端部で第1の主軸を有するものである、封止する工程とを有する方法。
実施形態89.実施形態88に記載の方法において、ルーメンは第1の主軸に対する測定で約1度から約180度の屈曲部を有するものである方法。
実施形態90.実施形態88に記載の方法において、この方法は、ルーメンに屈曲部を形成するように内管および外管を屈曲させる工程をさらに有するものであり、この屈曲させる工程は間隔材が内管と外管との間の間隔を維持するような条件下で行われるものである方法。
実施形態91.実施形態90に記載の方法において、屈曲させる工程は内管および外管が互いに接触しないように行われるものである方法。
実施形態92.断熱導管であって、第1の端部を有する外管であって、任意選択的に波形領域を有するものである外管と、第1の端部を有する内管であって、ルーメンを定義するものであり、この内管は任意選択的に波形領域を有するものである内管とを有し、この内管は第1の管と第2の管との間に断熱空間を定義するように外管内に配置されるものであり、導管は外管と内管との間の封止によって定義されるベントをさらに有するものであり、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間内の真空を維持するように封止可能なものであり、内管と外管との間の距離は可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものであり、内管のルーメンは内管の第1の端部で第1の主軸を有するものであり、ルーメンは第1の主軸に対するで測定で約1度から約180度の屈曲部を有するものである断熱導管。
実施形態93.実施形態92に記載の断熱導管において、ベントは、(a)内管に向かって収束する外管の領域、(b)外管に向かって発散する内管の領域、または(a)と(b)の両方によって形成されているものである断熱導管。いくつかの実施形態において、内管は2若しくはそれ以上のセグメントを有することができる。
実施形態94.実施形態92または93に記載の断熱導管において、内管は異なる平面に少なくとも2つの湾曲部を有するものである断熱導管。
実施形態95.実施形態92〜94のいずれか1つに記載の断熱導管において、内管は第2の端部を定義するものであり、内管は当該内管の第2の端部で第2の主軸を定義するものである断熱導管。
実施形態96.実施形態95に記載の断熱導管において、第2の主軸は第1の主軸と交差しないものである断熱導管。
実施形態97.実施形態95に記載の断熱導管において、第2の主軸は第1の主軸と交差するものである断熱導管。
実施形態98.実施形態95に記載の断熱導管において、第2の主軸は少なくとも1つの次元において非ゼロの角度だけ第1の主軸からオフセットされている断熱導管。
実施形態99.実施形態98に記載の断熱導管において、第2の主軸は少なくとも2つの次元において非ゼロ角だけ第1の主軸からオフセットされている断熱導管。
実施形態100.実施形態92〜99のいずれか1つに記載の断熱導管において、断熱空間内に配置された間隔材をさらに有するものであり、この間隔材は内管と外管との間の隔たりを維持するように配置されているものである断熱導管。
実施形態101.実施形態100に記載の断熱導管において、間隔材はセラミックを含むものである断熱導管。
実施形態102.実施形態100または101に記載の断熱導管において、間隔材は編組されたものであることを特徴とするものである断熱導管。
実施形態103.実施形態92〜102のいずれか1つに記載の断熱導管において、内管はそれぞれ異なる次元の2つの屈曲部を有することを特徴とするものである断熱導管。
実施形態104.実施形態92〜103のいずれか1つに記載の断熱導管において、封止断熱空間は約10−5トルから約10−9トルの範囲の真空を定義するものである断熱導管。
実施形態105.実施形態104に記載の断熱導管において、封止断熱空間は約10−6トルから約10−8トルの範囲の真空を定義するものである断熱導管。
実施形態106.実施形態92〜105に記載の断熱導管において、内管のルーメンは約5mmから約20cmの範囲の直径を定義するものである断熱導管。
実施形態107.実施形態106に記載の断熱導管において、内管のルーメンは約10mmから約5cmの範囲の直径を定義するものである断熱導管。
実施形態108.実施形態92〜107のいずれか1つに記載の断熱導管のルーメンに流体を流通させる工程を有する方法。
実施形態109.実施形態108に記載の方法において、流体は約0℃未満の温度を定義するものである方法。
実施形態110.実施形態108に記載の方法において、流体は約50℃を超える温度を定義するものである方法。
実施形態111.実施形態108〜110のいずれか1つに記載の方法において、流体は導管を流通中に約20℃未満の温度損失を受けるものである方法。
実施形態112.実施形態111に記載の方法において、流体は導管を流通中に約10℃未満の温度損失を受けるものである方法。
実施形態113.実施形態112に記載の方法において、流体は導管を流通中に約5℃未満の温度損失を受けるものである方法。
実施形態114.方法であって、間に断熱空間を定義するように第1の端部を有し任意選択的に波形を有する外管内に第1の端部を有し任意選択的に波形を有する内管を配置する工程であって、(a)外管は内管に向かって収束する領域を有し、(b)内管は外管に向かって発散する領域を有し、または(a)と(b)の両方である、外管内に内管を配置する工程と、任意選択的に断熱空間に間隔材を配置する工程と、ベントを形成するように外管と内管を封止する工程であって、このベントは当該ベントを通じたガス分子の排出に続き断熱空間の真空を維持するように封止可能なものであり、内管と外管との間の距離は可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものであり、内管のルーメンは内管の第1の端部で第1の主軸を有するものであり、内管のルーメンは内管の第1の端部で第1の主軸を有するものであり、ルーメンは第1の主軸に対する測定で約1度から約180度の屈曲部を有するものである、封止する工程とを有する方法。
実施形態115.実施形態114に記載の方法において、ルーメンは第1の主軸に対する測定で約1度から約180度の屈曲部を有するものである方法。
実施形態116.実施形態115に記載の方法において、この方法はルーメンに屈曲部を形成するように内管および外管を屈曲させる工程をさらに有するものであり、この屈曲させる工程は間隔材が内管と外管との間の間隔を維持するような条件下で行われるものである方法。
実施形態117.実施形態116に記載の方法において、曲げる工程は内管および外管が互いに接触しないように行われるものである方法。
実施形態118.断熱導管であって、第1の端部を有する外管と、第1の端部を有する内管であって、ルーメンを定義するものであり、内管の第1の端部および外管の第1の端部は第1の管と第2の管との間に断熱空間を定義するように互いに封止されているものであり、内管と外管との間の距離は断熱空間の一部で可変である、内管と、断熱空間と連通して断熱空間からのガス分子の出口経路を提供するベントであって、このベントは断熱空間の排気中にガス分子がベントの方に誘導されて断熱空間から出ることを促進するように断熱空間の前記可変距離部分に近接して位置しているものであり、このベントは断熱空間内の真空を維持する封止可能なものである、ベントとを有し、内管と外管との間の距離は可変距離部分によって断熱空間内のガス分子がベントに向けられるようにベントに隣接する断熱空間の一部において可変であり、前記可変距離部分によるガス分子の方向付けは断熱空間に入るよりも出る確率が高い性質をガス分子に付与するものであり、内管のルーメンは内管の第1の端部で第1の主軸を有するものであり、ルーメンは前記第1の主軸に対する測定で約1度から約180度の屈曲部を有するものである断熱導管。
実施形態119.実施形態118に記載の断熱導管において、内管および外管の少なくとも一方は波形領域を有するものである断熱導管。
実施形態120.実施形態119に記載の断熱導管において、外管は波形領域を有するものである断熱導管。
実施形態121.実施形態119に記載の断熱導管において、外管には波形がないものである断熱導管。
実施形態122.実施形態118〜121のいずれか1つに記載の断熱導管において、断熱空間内に配置された間隔材をさらに有するものである断熱導管。
実施形態123.実施形態118〜122のいずれか1つに記載の断熱導管において、外管は第2の端部を有するものであり、内管は第2の端部を有するものであり、内管の第2の端部と外管の第2の端部は封止されているものである断熱導管。
本開示における断熱導管では、本明細書に記載されているように、内管および外管はそれらの間に封止断熱空間を形成するように互いに封止することができることを理解されたい。本開示における断熱導管では、例えば図1Bに示すように、また本明細書の他の箇所で説明されているように、内管および外管はリングに封止することができることを理解されたい。
また、この開示技術は、本明細書に記載の前記実施形態における断熱導管に、または本明細書に記載のその他の実施形態における断熱導管に流体を流通させる工程を含む。
実施形態124.システムであって、(a)先端部と基端部とを有する外管と、(b)先端部と基端部とを有する内管であって、ルーメンを定義するものであり、内管は第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は、或る長さを有し、内管の先端部から内管の基端部に向かって内管に沿って延びる複数の波形を有するものである、内管とを有し、内管は外管内に配置されているものであり、内管および外管は当該外管と内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するように封止されているものであり、内管および外管は、内管の第1の波形領域が温度に応じて拡張または収縮する(例えば、長さが増減する)ように(例えば、互いに)封止されるものである、システム。本明細書の他の箇所で説明されているように、これにより、システム内で運ばれる流体の温度によって引き起こされる熱応力に内管が適応し、一方で外管がその形状/長さ/構成を保持できる。例えば、加熱された流体は内管の波形領域の形状変化(例えば、5%の拡張)を引き起こす可能性があるが、この内管の波形領域は加熱された流体によって引き起こされる熱応力に適応するため、外管の形状は変化しない。
実施形態125.実施形態124に記載のシステムにおいて、内管のルーメンは燃焼源と流体連通しているものであるシステム。
実施形態126.実施形態125に記載のシステムにおいて、燃焼源は内燃機関を有するものであるシステム。
実施形態127.実施形態124〜126に記載のシステムにおいて、外管は或る長さを有する少なくとも1つの波形領域を有するものであるシステム。
実施形態128.実施形態124〜127に記載のシステムにおいて、内管は2若しくはそれ以上の波形領域を有するものであるシステム。
実施形態129.実施形態128に記載のシステムにおいて、前記領域の少なくとも2つは波形高さまたは波形周期の少なくとも1つが異なるものであるシステム。
実施形態130.実施形態124〜129のいずれか1つに記載のシステムにおいて、内管および外管の少なくとも一方は湾曲していることを特徴とするものであるシステム。例えば、内管と外管の少なくとも一方は主軸と曲率半径を定義してもよい。
実施形態131.方法であって、実施形態124〜130のいずれか1つに記載のシステムのルーメン内に流体を流通させる工程を有する方法。
好適な波形周期は本明細書の他の箇所に記載されている。また好適な波形高さも本明細書の他の箇所に記載されている。管(例えば、内管)は2若しくはそれ以上の波形領域を有してもよく、その領域は、波形周期、波形高さ、またはその両方の点で互いに異なる。管は波形と非波形が交互になっている領域を含んでもよい。

Claims (28)

  1. 断熱導管であって、
    (a)先端部と基端部とを有する外管であって、
    前記外管は第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は、或る長さを有し、前記外管の前記先端部から前記外管の前記基端部に向かって前記外管に沿って延びる複数の波形を有するものである、前記外管と、
    前記外管内に配置された内管であって、先端部と基端部とを有するものであり、この内管はルーメンを定義するものである、前記内管と
    を有し、
    前記内管および外管は、接合部で、任意選択的に前記内管の先端部で、互いに封止されているものであり、この封止は前記外管と前記内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するものであり、
    前記内管および外管は、前記外管の前記第1の波形領域の前記長さが温度に応じて増減するように互いに封止されているものであり、または
    (b)先端部と基端部とを有する外管と、
    前記外管内に配置された内管であって、先端部と基端部とを有するものであり、この内管はルーメンを定義するものであり、
    前記内管は第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は、或る長さを有し、前記内管の前記先端部から前記内管の前記基端部に向かって前記内管に沿って延びる複数の波形を有するものである、前記内管と
    を有し、
    前記内管および外管は、接合部で、任意選択的に前記外管の前記先端部で、互いに封止されているものであり、この封止は前記外管と前記内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するものであり、
    前記内管および外管は前記内管の前記第1の波形領域の前記長さが温度に応じて増減するように互いに封止されているものである、
    断熱導管。
  2. 請求項1に記載の断熱導管において、前記封止断熱領域は約10−2トルから約10−9トルの範囲の圧力を定義するものである断熱導管。
  3. 請求項1または2に記載の断熱導管において、前記接合部は、(a)第1のベントであって、前記封止断熱領域と連通して当該封止断熱領域からのガス分子の出口経路を提供するものであり、この第1のベントは当該第1のベントを通じたガス分子の排出に続き前記第1の断熱空間内の減圧を維持するように封止可能なものである、前記第1のベントと、(b)前記第1のベントで前記第1の断熱空間を封止する第1の封止部とを有するものである断熱導管。
  4. 請求項1または2に記載の断熱導管において、前記外管の第1の波形領域は前記外管の非波形部分の内径の約0.1%から約100%である波形高さを定義するものである断熱導管。
  5. 請求項1または2に記載の断熱導管において、前記内管の第1の波形領域は前記内管の非波形部分の内径の約0.1%から約100%である波形高さを定義するものである断熱導管。
  6. 請求項1または2に記載の断熱導管において、前記外管の第1の波形領域は前記外管の前記先端部と前記基端部との間の距離の約50%未満の長さを有するものである断熱導管。
  7. 請求項1に記載の断熱導管において、前記外管の第1の波形領域は前記外管の前記先端部と前記基端部との間の距離の約20%未満の長さを有するものである断熱導管。
  8. 請求項1に記載の断熱導管において、前記内管の第1の波形領域は前記内管の前記先端部と前記基端部との間の距離の約50%未満の長さを有するものである断熱導管。
  9. 請求項6に記載の断熱導管において、前記内管の第1の波形領域は前記内管の前記先端部と前記基端部との間の距離の約20%未満の長さを有するものである断熱導管。
  10. 請求項1に記載の断熱導管において、前記接合部はろう付け接合部を有するものである断熱導管。
  11. 請求項1に記載の断熱導管において、前記内管および前記外管は異なる材料を有するものである断熱導管。
  12. 請求項11に記載の断熱導管において、前記内管および前記外管は異なる金属材料を含むものである断熱導管。
  13. 請求項11に記載の断熱導管において、前記内管および前記外管は異なる熱膨張係数を有する材料を含むものである断熱導管。
  14. 請求項1に記載の断熱導管において、前記断熱導管を流体源または流体出口と係合して固定可能に維持するように構成された継手をさらに有するものである断熱導管。
  15. 請求項1に記載の断熱導管の前記内管の前記ルーメンに流体を流通させる工程を有する方法。
  16. 請求項15に記載の方法において、前記流体は約200℃から約−200℃の間の温度を定義するものである方法。
  17. 方法であって、
    (a)先端部と基端部とを有する外管であって、
    前記外管は第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は、或る長さを有し、前記外管の前記先端部から前記外管の前記基端部に向かって前記外管に沿って延びる複数の波形を有するものである、外管と、
    (b)先端部と基端部とを有する内管であって、ルーメンを定義するものである内管と
    を用い、
    前記外管内に前記内管を配置する工程と、
    前記内管と前記外管を、接合部で、任意選択的に前記内管の先端部で互いに封止する工程であって、この封止は前記外管と前記内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するものであり、前記内管および外管は前記外管の前記第1の波形領域の前記長さが温度に応じて増減するように互いに封止されるものである、前記封止する工程と
    を有する方法。
  18. 方法であって、
    (a)先端部と基端部とを有する外管と、
    (b)先端部と基端部とを有する内管であって、ルーメンを定義するものであり、前記内管は第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は、或る長さを有し、前記内管の前記先端部から前記内管の前記基端部に向かって前記内管に沿って延びる複数の波形をさらに有するものである、前記内管と
    を用い、
    前記外管内に前記内管を配置する工程と、
    前記内管と前記外管を、接合部で、任意選択的に前記外管の前記先端部で互いに封止する工程であって、この封止は前記外管と前記内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するものであり、前記内管および外管は前記内管の前記第1の波形領域の前記長さが温度に応じて増減するように互いに封止されるものである、前記封止する工程と
    を有する方法。
  19. 請求項17または18に記載の方法において、前記封止断熱領域は約10−2トルから約10−9トルの範囲の圧力を定義するものである方法。
  20. 請求項17または18に記載の方法において、前記内管および外管は第1のベントを定義するものであり、この第1のベントは前記封止断熱領域と連通して当該封止断熱領域からのガス分子の出口経路を提供するものであり、この第1のベントは当該第1のベントを通じたガス分子の排出に続き前記第1の断熱空間内の減圧を維持するように封止可能なものである方法。
  21. システムであって、
    (a)先端部と基端部とを有する外管と、
    (b)先端部と基端部とを有する内管であって、ルーメンを定義するものであり、この内管は第1の波形領域をさらに有するものであり、この第1の波形領域は、或る長さを有し、前記内管の前記先端部から前記内管の前記基端部に向かって前記内管に沿って延びる複数の波形を有するものである、前記内管と
    を有し、
    前記内管は前記外管内に配置されており、前記内管および外管は前記外管と内管との間に減圧された封止断熱領域を定義するように封止されているものであり、
    前記内管および外管は前記内管の前記第1の波形領域が温度に応じて拡張または収縮するように封止されているものである、
    システム。
  22. 請求項21に記載のシステムにおいて、前記内管の前記ルーメンは燃焼源と流体連通しているものであるシステム。
  23. 請求項22に記載のシステムにおいて、燃焼についての前記システムは内燃機関を有するものであるシステム。
  24. 請求項21に記載のシステムにおいて、前記外管は、或る長さを有する少なくとも1つの波形領域を有するものであるシステム。
  25. 請求項21に記載のシステムにおいて、前記内管は、2若しくはそれ以上の波形領域を有するものであるシステム。
  26. 請求項25に記載のシステムにおいて、前記領域のうち少なくとも2つは、波形高さ又は波形周期の少なくとも一方が異なるものであるシステム。
  27. 請求項21に記載のシステムにおいて、前記内管および前記外管の少なくとも一方は湾曲していることを特徴とするものであるシステム。
  28. 請求項21に記載のシステムにおける前記ルーメン内に流体を流通させる工程を有する方法。
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