JP2020193407A - 繊維構造物とその製造方法 - Google Patents

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直希 浅井
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恵司 竹田
将太 竹下
Shota Takeshita
将太 竹下
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Abstract

【課題】本発明は、カチオン等の付着を防ぐことで、カチオン性成分を含む汚染物質由来の変色や汚れを抑制する繊維構造物を提供するものである。【解決手段】下記式(1)に示すカチオン染着試験前後の色差ΔE*が8以下である繊維構造物。ΔE*={(L*(x)−L*(y))2+(a*(x)−a*(y))2+(b*(x)−b*(y))2}0.5(1)ΔE*:カチオン染着試験を行う前後の色値の差L*(x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のL*値L*(y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のL*値a*(x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のa*値a*(y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のa*値b*(x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のb*値b*(y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のb*値【選択図】なし

Description

本発明は繊維構造物を提供するものである。
繊維製品は、着用や洗濯を繰り返していくうちに、水道水や血液、泥などに含まれる鉄イオン等の金属イオンなどのカチオン性成分が染着して変色や汚れが生じやすいことが知られている。
これらは、皮脂汚れ等の疎水性の汚れとは異なり、イオン性相互作用により染着しているため、洗濯をしても取り除きにくいのが実情である。
また、泥汚れに対する防汚性に優れた防汚ウエアとして、繊維表面に該繊維表面のゼータ電位をマイナスにする電荷調整剤とアミノ樹脂とが付着した布帛を用いた防汚ウエアが特許文献1に記載されている。
特開2004−137617号公報
上記特許文献1記載の防汚ウエアを用いてもカチオン性成分由来の変色や汚れについては、十分抑制されているとはいえなかった。
本発明はカチオン性成分の付着を防ぐことで、カチオン性成分を含む汚染物質由来の変色や汚れを抑制する繊維構造物およびその製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明は下記構成を採用する。
下記式(1)に示すカチオン染着試験前後の色差ΔEが8以下である繊維構造物。
ΔE={(L(x)−L(y))+(a(x)−a(y))+(b(x)−b(y))0.5 (1)
ΔE:カチオン染着試験を行う前後の色値の差
(x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のL
(y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のL
(x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のa
(y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のa
(x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のb
(y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のb
前記繊維構造物は、それを形成する繊維にカチオン染料可染ポリエステルが含まれることが好ましい。
前記カチオン性を有する樹脂が繊維表面に担持されてなることが好ましい。
前記ポリエーテル成分が繊維表面に担持されてなることが好ましい。
(A)繊維基材を準備する工程と、(B)カチオン性成分を有する樹脂を繊維基材の繊維表面に担持させる工程およびポリエーテル成分を繊維基材、繊維基材の繊維表面に担持させる工程またはカチオン性成分を有する樹脂およびポリエーテル成分を繊維表面に担持させる工程を含むことを特徴とする前記繊維構造物の製造方法。
本発明はカチオン性成分の付着を防ぐことで、カチオン性成分を含む汚染物質由来の変色や汚れが抑制された繊維構造物が得られるようになった。
本発明の繊維構造物は、下記式(1)に示すカチオン染着試験前後の色差ΔEが8以下であることを特徴とする。ΔE値が小さい程、金属イオンに染着されず、カチオン付着防止性が良好であることを示す。なかでも好ましくは5以下であることが、カチオン性成分を含む汚染物質の付着防止性が特に優れる点で好ましい。
なお、ここでいうカチオン染着試験とは、後述する「カチオン染着試験」をいう。
ΔE={(L(x)−L(y))+(a(x)−a(y))+(b(x)−b(y))0.5 (1)
ΔE:カチオン染着試験を行う前後の色値の差
(x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のL
(y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のL
(x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のa
(y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のa
(x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のb
(y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のb
本発明の繊維構造物を構成する繊維は、ポリエステル系繊維、ナイロン系繊維、アクリル系繊維、レーヨン、ポリウレタン系繊維などの合成繊維および羊毛、絹、綿などの天然繊維またはこれらの混紡、混編、混繊により作製されたものが挙げられる。なかでも、常圧カチオン染料可染ポリエステル繊維やアクリル繊維等のアニオン性の染着座席を有する繊維は、イオン性相互作用により鉄さび等の金属イオン等のカチオン性成分が染着しやすいので、特に本発明の効果を顕著に発現する点で好ましい。
繊維構造物のベースとなる繊維基材は、織物、編物、不織布のいずれの形態にされていてもよい。
本発明においてはカチオン性成分を有する樹脂(以下、カチオン性樹脂と称する)を繊維基材の繊維表面に担持する工程を行うことで、カチオン同士の静電反撥を発生させることができるため、カチオン性成分の染着を防ぐ観点から好ましい。
本発明で用いるカチオン性樹脂は、正に荷電した樹脂のことであって、例えば第1〜4級のアミノ基を有するアミノ系樹脂、アミノ変性シリコーンやメラミン樹脂、尿素樹脂およびアンモニウムイオン、ナトリウム、マグネシウム等の金属系イオンを有する樹脂等が挙げられるが、樹脂の透明性等の観点から、フィックス剤等に用いられるアミノ系樹脂やメラミン樹脂、ポリエチレンイミン等が好ましい。前記ポリエチレンイミンを用いる場合、その分子量は、ΔEを小さくする観点から高い方が好ましく、数平均分子量で30000〜100000g/molといった比較的高分子量のポリエチレンイミンを用いることは、耐久性の観点から好ましい。
カチオン性樹脂を繊維表面に担持させる方法としては、浴中処理、Pad法等でカチオン性樹脂を含む加工剤で後加工する方法のほかに、繊維それ自体の素材としてのカチオン性ポリマーの使用や繊維への練り込みといった原糸改質等が考えられるが、原糸改質の場合、糸強度や染色性等の物性が大きく変化する可能性があるため、物性を損なわず、選択的に表面を改質できる浴中処理、Pad法等の後加工での処理が好ましい。
また、洗濯でのカチオン除去性を向上させるためには、繊維表面を親水性にすることが好ましい。繊維表面を親水的にする方法は特に限定されないが、親水成分を繊維表面に担持すると、カチオン性樹脂の静電反撥を阻害しないため、より好ましい。前記親水成分としては、ポリエーテル等のノニオン性の親水成分、もしくはポリエーテルを含む化合物等が挙げられる。これらポリエーテル、ポリエーテルを含む化合物等を総称してポリエーテル成分という。
本発明で用いるポリエーテル成分は、1分子あたりに2つ以上のエーテル結合を有する化合物を指し、ポリエーテルそれ自体、あるいはポリエーテル基を含む化合物におけるポリエーテル基部分を意味する。例えばポリアルキレングリコール、セルロース、ポリアルキレングリコールとポリエステルからなるブロック共重合体などがあげられるが、これに限定されない。なかでもポリエステル系繊維との親和性が高いため、耐久性の観点から、ポリアルキレングリコールブロックとポリエステルブロックからなるブロック共重合体が好ましい。
上記ポリアルキレングリコールブロックとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコールなどのポリアルキレングリコールで構成されるブロックがあげられる。
上記のポリエステルブロックとしては、テレフタル酸および/またはイソフタル酸とアルキレングリコールからなる重合体で構成されるブロックなどがあげられる。
なお、これらのブロック共重合体のポリエステルとポリエーテルの共重合比は任意であるが、ポリエステル単位:ポリエーテル単位=1:1〜1:30であることが好ましい。
用いられるポリエーテル成分の分子量は、限定されないが、なかでも重量平均分子量で1500〜6000g/molといった比較的高分子量ポリエーテルを用いることは、耐久性の観点から好ましい。なお、ポリエーテルがポリエーテル部分を含む共重合体である場合における上記重量平均分子量は、ポリエーテル部分の重量平均分子量を指す。
ポリエーテル成分を繊維基材の繊維表面に担持させる工程の具体的な方法としては、浴中処理、Pad法等でポリエーテル成分を含む加工剤で後加工する方法のほかに、繊維それ自体を構成する素材としてのポリエーテルを共重合させたベースポリマーの使用や繊維への練り込みといった原糸改質等が考えられるが、原糸改質の場合、糸強度等の物性が大きく変化したり、汚れが繊維内部に浸透しやすくなる可能性があるため、物性を損なわず、選択的に表面を改質できる浴中処理、Pad法等の後加工での処理が好ましい。
本発明の繊維構造物を製造するには、(A)繊維基材を準備する工程の後、(B)カチオン性成分を有する樹脂を繊維基材の繊維表面に担持させる工程およびポリエーテル成分を繊維基材、繊維基材の繊維表面に担持させる工程を行うことが好ましいが、カチオン性樹脂およびポリエーテル成分を含む加工剤で後加工することにより、繊維基材の繊維表面に担持させる工程として行うことも可能である。繊維構造物には必要に応じて安定剤、酸化防止剤、難燃剤、帯電防止剤、蛍光増白剤、触媒、着色防止剤、耐熱剤、無機粒子、抗菌剤等が含有されていてもよい。
かくして得られる本発明の繊維構造物は、好ましい態様においては、JISL1919:2012「繊維製品の防汚性試験方法」C法(滴下拭き取り法)における親油性汚染物質−3を用いた汚れの落ちやすさ試験(以下「JISL1919C−3法による付いた汚れの落ちやすさ試験」と称する場合もある)においても3−4級以上を達成することができる。なお、本試験では、皮脂成分であるオレイン酸とオリーブオイル以外に粉体汚れとして酸化鉄(III)が含まれているため、粉体である金属汚れの洗濯後の除去性を評価することができる。
本発明の繊維構造物は、カチオン性成分を含む汚染物質由来の変色や汚れが抑制されるので、泥汚れ等による変色や汚れを抑制することが可能であり、野球、サッカー等のユニフォーム、農作業、土木作業等の作業着等泥汚れに曝される衣類、鞄等の雑貨類に好適に用いることができる。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。また、実施例中の性能は次の方法で測定した。次に、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、実施例中の測定や評価は以下の方法で行った。
(カチオン染着試験方法)
5%оwfの塩化鉄(III)(ナカライテスク社製試薬特級)水溶液を浴比1:30になるように調製し、IHヒーターで70℃に予熱したのち、試験布10gを投入し、70℃で10分間に加熱する。終了後試験布を取り出し、流水で洗った後風乾する。
試験布について、下記式(1)に示す金属イオン付着前後の色差(ΔE)を下記式コニカミノルタ(株)製多光源分光測色計(cm−3700d)を用いて、正反射光除去方式(SCE)で測定した。ΔE値が小さい程、鉄イオンに染着されないことを示す。
ΔE={(L(x)−L(y))+(a(x)−a(y))+(b(x)−b(y))0.5 (1)
ΔE:カチオン染着試験を行う前後の色値の差
(x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のL
(y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のL
(x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のa
(y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のa
(x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のb
(y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のb
(JIS L 1919:2012 C−3法による付いた汚れの落ちやすさ試験)
JIS L 1919:2012 C−3法に準拠して付いた汚れの落ちやすさ試験をおこなった。
本試験では、汚染剤に皮脂成分であるオレイン酸とオリーブオイル以外に酸化鉄(III)が含まれているため、粉体である金属汚れの洗濯後の除去性を評価することができる。
(ポリエチレングリコール換算重量平均分子量測定方法)
以下の条件でポリエチレングリコール換算重量平均分子量を測定した。
装置:ゲル浸透クロマトグラフ GPC(島津製作所製 LC−20AD)
検出器:示差屈折率検出器 RI (Waters 製RI−8020 型,感度32x)
カラム :TSKgel G3000PWXL(東ソー製)
溶媒 :0.1M塩化ナトリウム水溶液
流速 :0.8 mL/min
カラム温度 :23℃
注入量:0.1 mL
標準試料:ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキサイド
データ処理:島津製作所製 Prominence GPCシステム
試料の調製方法を以下に示す。
1.ポリエステル系繊維構造物5gとアンモニア水30mL試験管に加え、密栓する。
2.120℃で5時間加熱し、放冷する。
3.開栓し、精製水30mLを加えた後、6M塩酸をテレフタル酸由来の沈殿物が生じるまで加え、遠心分離する。
4.上澄み液を採取し、塩酸濃度が0.1Mになるよう調製する。
5.0.45μmフィルターでろ過し、分子量測定に用いた。
なお、ポリエチレンテレフタレート繊維を使用し、かつポリエーテル成分がポリエチレングリコール成分である場合、上記測定には、ポリエチレンテレフタレート由来のエチレングリコール成分が検出される場合があるが、この場合は測定の趣旨を鑑み、ポリエチレングリコール成分を評価の対象とする。
(NMR測定)
上記ポリエチレングリコール換算重量平均分子量の測定で試料の調整方法1〜3と同じ操作を行い、得られる上澄み液5mLを乾固させたのち、50%重水素化クロロホルム/重水素化ヘキサフルオロ2−プロパノール1mLに溶解させたものをNMRチューブに入れ、以下の測定方法でH−NMR測定を行った。
NMRのスペクトルチャートで内部基準テトラメチルシラン由来のピークを0ppmとしたとき、3.7〜3.8ppmに強いピークが検出されることにより、ポリエチレングリコール成分が存在することが分かる。
H−NMR測定方法)
[条件]
装置名 :ECA400 (日本電子製)
測定核 :1H
観測周波数 :399.78 MHz
溶媒 :重水素化クロロホルム+重水素化ヘキサフルオロ2−プロパノール(1/1 v/v)
内部標準 :テトラメチルシラン(TMS)
[詳細]
測定法:Single pulse
スペクトル幅: 8000 Hz
パルス幅:6.45 μs(45°パルス)
パルス待ち時間:15.0 s
データポイント:32768
<実施例1>
溶媒を水とし、TM−SS21(松本油脂製薬(株)製、ポリエステル−ポリエーテルブロック共重合体);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度66T−96Fの常圧カチオン染料可染ポリエステル繊維編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させたのち、溶媒を水とし、“センカフィックス(登録商標)”E−300(センカ(株)製カチオン性フィックス剤(水溶性カチオンポリマー(ポリアミン型));1%owfを含む加工液に上記加工布を浸漬し、密栓して80℃で20分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、ΔE=3.65となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、4級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、鉄等のカチオン性成分を含む汚染物質由来の色の変化が小さかった。実施例1で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<実施例2>
溶媒を水とし、TM−SS21(松本油脂製薬(株)製、ポリエステル−ポリエーテルブロック共重合体);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度66T−96Fの常圧カチオン染料可染ポリエステル繊維編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させたのち、溶媒を水とし、“アミディア(登録商標)”M−3(DIC(株)製、アミノ樹脂);10g/Lを含む加工液に上記加工布を浸漬し、ピックアップ率が100%owfになるようにニップした後、130℃で2分間乾燥させた後、170℃で1分間乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、ΔE=5.44となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、4級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、カチオン性成分を含む汚染物質由来の色の変化が小さかった。実施例2で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<実施例3>
溶媒を水とし、TM−SS21(松本油脂製薬(株)製、ポリエステル-ポリエーテルブロック共重合体);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度66T−96Fの常圧カチオン染料可染ポリエステル繊維編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させたのち、溶媒を水とし、ポリエチレンイミン 70000溶液(30%) “エポミン(登録商標)” P−1000純正化学社製試薬、数平均分子量(Mn)=70,000g/mol);3%owfを含む加工液に上記加工布を浸漬し、密栓した後、80℃で20分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、ΔE=2.70となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、4級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、鉄等のカチオン性成分を含む汚染物質由来の色の変化が小さかった。実施例3で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<実施例4>
溶媒を水とし、TM−SS21(松本油脂製薬(株)製、ポリエステル-ポリエーテルブロック共重合体);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度66T−96Fの常圧カチオン染料可染ポリエステル繊維97%/ポリウレタン3%混繊糸の編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させたのち、溶媒を水とし、“センカフィックス(登録商標)”E−300(センカ(株)製カチオン性フィックス剤);1%owfを含む加工液に上記加工布を浸漬し、密栓した後、80℃で20分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、ΔE=4.17となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、3級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、鉄等のカチオン性成分を含む汚染物質由来の色の変化が小さかった。実施例4で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<実施例5>
溶媒を水とし、TM−SS21(松本油脂製薬(株)製、ポリエステル−ポリエーテルブロック共重合体);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度66T−96Fの常圧カチオン染料可染ポリエステル繊維97%/ポリウレタン3%混繊糸の編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させたのち、溶媒を水とし、“アミディア(登録商標)”M−3;10g/Lを含む加工液に上記加工布を浸漬し、ピックアップ率が100%owfになるようにニップした後、130℃で2分間乾燥させた後、170℃で1分間乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、ΔE=5.17となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、3級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、鉄等のカチオン性成分を含む汚染物質由来の色の変化が小さかった。実施例5で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<実施例6>
溶媒を水とし、TM−SS21(松本油脂製薬(株)製、ポリエステル-ポリエーテルブロック共重合体);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度66T−96Fの常圧カチオン染料可染ポリエステル繊維97%/ポリウレタン3%混繊糸の編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させたのち、溶媒を水とし、ポリエチレンイミン 70000溶液(30%) “エポミン(登録商標)” P−1000(純正化学社製試薬);3%owfを含む加工液に上記加工布を浸漬し、密栓した後、80℃で20分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、ΔE=3.31となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、3級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、鉄等カチオン性成分を含む汚染物質由来の色の変化が小さかった。実施例6で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<実施例7>
溶媒を水とし、TM−SS21(松本油脂製薬(株)製、ポリエステル-ポリエーテルブロック共重合体);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度84T−36Fのアクリル繊維編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させたのち、溶媒を水とし、“センカフィックス(登録商標)”E−300(センカ(株)製カチオン性フィックス剤);1%owfを含む加工液に上記加工布を浸漬し、密栓した後、80℃で20分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、ΔE=2.95となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、4級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、鉄等カチオン性成分を含む汚染物質由来の色の変化が小さかった。実施例7で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<実施例8>
溶媒を水とし、TM−SS21(松本油脂製薬(株)製、ポリエステル-ポリエーテルブロック共重合体);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度66T−96Fの繊度84T−36Fのアクリル繊維編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させたのち、溶媒を水とし、“アミディア(登録商標)”M−3;10g/Lを含む加工液に上記加工布を浸漬し、ピックアップ率が100%owfになるようにニップした後、130℃で2分間乾燥させた後、170℃で1分間乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、ΔE=5.63となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、4級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、鉄等のカチオン性成分を含む汚染物質由来の色の変化が小さかった。実施例8で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<実施例9>
溶媒を水とし、TM−SS21(松本油脂製薬(株)製、ポリエステル-ポリエーテルブロック共重合体);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度84T−36Fのアクリル繊維編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させたのち、溶媒を水とし、ポリエチレンイミン 70000溶液(30%)“エポミン(登録商標)”P−1000(純正化学社製試薬);3%owfを含む加工液に上記加工布を浸漬し、密栓した後、80℃で20分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、ΔE=3.14となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、4級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、鉄等のカチオン性成分を含む汚染物質由来の色の変化が小さいことが分かった。実施例9で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<実施例10>
溶媒を水とし、SR−2010A(高松油脂(株)製、テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とアルキレングリコールからなるポリエステルブロックとポリアルキレングリコールブロックとからなるブロック共重合体、固形分10%);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度66T−96Fの常圧カチオン染料可染ポリエステル繊維編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させたのち、溶媒を水とし、“センカフィックス(登録商標)”E−300(センカ(株)製カチオン性フィックス剤(水溶性カチオンポリマー(ポリアミン型));1%owfを含む加工液に上記加工布を浸漬し、密栓して80℃で20分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、ΔE=4.55となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、3−4級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、鉄等のカチオン性成分を含む汚染物質由来の色の変化が小さかった。実施例10で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<実施例11>
溶媒を水とし、ETV−100(テイカ(株)製、テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とアルキレングリコールからなるポリエステルブロックとポリアルキレングリコールブロックとからなるブロック共重合体、固形分10%);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度66T−96Fの常圧カチオン染料可染ポリエステル繊維編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させたのち、溶媒を水とし、“センカフィックス(登録商標)”E−300(センカ(株)製カチオン性フィックス剤(水溶性カチオンポリマー(ポリアミン型));1%owfを含む加工液に上記加工布を浸漬し、密栓して80℃で20分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、ΔE=4.23となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、3−4級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、鉄等のカチオン性成分を含む汚染物質由来の色の変化が小さかった。実施例11で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
(比較例)
<比較例1>
溶媒を水としTM−SS21(松本油脂製薬(株)製、ポリエステル-ポリエーテルブロック共重合体);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度66T−96Fの常圧カチオン染料可染ポリエステル繊維で編成したポリエステル編布を浸漬し、密栓した後、130℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、染着による色の変化が顕著に大きく、ΔE=21.0となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、4級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、酸化鉄等の粉体由来の汚れや皮脂汚れは抑制できていたが、鉄等のカチオン性成分を含む汚染物質由来の変色が大きかった。比較例1で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<比較例2>
溶媒を水とし、ポリエチレンイミン1200“エポミン(登録商標)”SP−012(純正化学社製試薬、Mn=1,200g/mol);0.5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度66T−96Fのポリエステル繊維で編成した常圧カチオン染料可染ポリエステル編布を浸漬し、密栓した後、130℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、染着による色の変化が顕著に大きく、ΔE=9.75となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、2級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、酸化鉄等の粉体由来の汚れや皮脂汚れが目立ち、鉄等のカチオン性成分を含む汚染物質由来の変色が大きかった。比較例2で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<比較例3>
溶媒を水としTM−SS21(松本油脂製薬(株)製、ポリエステル−ポリエーテルブロック共重合体);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度66T−96Fの常圧カチオン染料可染ポリエステル繊維97%/ポリウレタン3%混繊糸の編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、染着による色の変化が顕著に大きく、ΔE=14.7となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、3級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、酸化鉄等の粉体由来の汚れや皮脂汚れは抑制できていたが、鉄等のカチオン性成分を含む汚染物質由来の変色が大きかった。比較例3で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
<比較例4>
溶媒を水としTM−SS21(松本油脂製薬(株)製、ポリエステル−ポリエーテルブロック共重合体);5%owfと酢酸0.5g/Lとを含む加工液に、繊度84T−36Fのアクリル繊維編布を浸漬し、密栓した後、120℃で60分間浴中での加熱処理を行った後、1分間流水すすぎし、乾燥させることで本発明におけるポリエステル系繊維構造物を得た。得られた繊維構造物に対してカチオン染着試験を行った結果、染着による色の変化が顕著に大きく、ΔE=17.5となった。また、JISL1919C−3法の付いた汚れの落ちやすさ試験の評価結果は、4級であった。本加工布を、着用後ユニフォームと同浴で洗濯25回行った結果、酸化鉄等の粉体由来の汚れや皮脂汚れは抑制できていたが、鉄等のカチオン性成分を含む汚染物質由来の変色が大きかった。比較例4で得たポリエステル系繊維構造物の測定結果を表1に示す。
Figure 2020193407

Claims (6)

  1. 下記式(1)に示すカチオン染着試験前後の色差ΔEが8以下である繊維構造物。
    ΔE={(L(x)−L(y))+(a(x)−a(y))+(b(x)−b(y))0.5 (1)
    ΔE:カチオン染着試験を行う前後の色値の差
    (x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のL
    (y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のL
    (x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のa
    (y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のa
    (x):カチオン染着試験を行う前の繊維構造物のb
    (y):カチオン染着試験を行う後の繊維構造物のb
  2. 繊維構造物にアニオン性の染着座席を有する繊維が含まれる請求項1に記載の繊維構造物。
  3. 繊維構造物にカチオン染料可染ポリエステル繊維およびアクリル繊維から選択された1種以上の繊維が含まれる請求項1または2に記載の繊維構造物
  4. カチオン性成分を有する樹脂が繊維表面に担持されてなること特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の繊維構造物。
  5. ポリエーテル成分が繊維表面に担持されてなる請求項1〜4のいずれかに記載の繊維構造物。
  6. (A)繊維基材を準備する工程と、
    (B)カチオン性成分を有する樹脂を繊維基材の繊維表面に担持させる工程およびポリエーテル成分を繊維基材、繊維基材の繊維表面に担持させる工程
    またはカチオン性成分を有する樹脂およびポリエーテル成分を繊維表面に担持させる工程
    を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の繊維構造物の製造方法。
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