JP2020189555A - 不整地走行用の自動二輪車用タイヤ - Google Patents

不整地走行用の自動二輪車用タイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】軟質路面で優れたグリップ性能を発揮し得る不整地走行用の自動二輪車用タイヤを提供する。【解決手段】不整地走行用の自動二輪車用タイヤ1である。トレッド部2に複数のブロック5が設けられている。ブロック5の少なくとも1つは、踏面9と側面10とを含む。側面10には、踏面9と離間して凹む凹部20が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、不整地走行用の自動二輪車用タイヤに関する。
下記特許文献1には、ブロックの踏面に凹み部が設けられた不整地走行用空気入りタイヤが提案されている。前記タイヤは、前記凹部によって前記ブロックと路面との摩擦力の向上を期待している。
特開2013−216208号公報
前記タイヤは、比較的柔らかい泥濘地等の不整地(以下、「軟質路面」という。)では、十分なグリップ性能が得られないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、軟質路面で優れたグリップ性能を発揮し得る不整地走行用の自動二輪車用タイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、不整地走行用の自動二輪車用タイヤであって、トレッド部に複数のブロックが設けられ、前記ブロックの少なくとも1つは、踏面と側面とを含み、前記側面には、前記踏面と離間して凹む凹部が設けられている。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記凹部は、前記ブロックの高さ方向の中心位置よりも前記ブロックの根元側に配されているのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記凹部の凹み深さは、前記ブロックの高さ方向に変化しているのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、トレッド平面視において、前記凹み深さの最大値は、前記凹部の深さ方向と平行な前記ブロックの最大長さの0.15倍以下であるのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記ブロックは、トレッド溝底面から***し、前記凹部の底面は、凹湾曲面を介して前記トレッド溝底面と滑らかに連なっているのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記凹湾曲面の曲率半径は、前記ブロックの高さの0.07〜0.40倍であるのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記踏面は、直線状に延びる複数のエッジを含む多角形状であり、前記側面は、前記複数のエッジの1つに連なる第1側面を含み、前記第1側面には、前記凹部が設けられているのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記第1側面に配された前記凹部は、前記ブロックの高さ方向の中心位置よりも前記ブロックの根元側に位置しているのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記第1側面に配された前記凹部の横長さは、前記第1側面の横長さの0.50倍以上であるのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記第1側面に配された前記凹部は、前記ブロックの高さ方向の中心位置よりも前記ブロックの根元側において、前記第1側面の全体が凹んで構成されているのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、タイヤ回転方向が指定され、前記第1側面は、前記踏面の前記タイヤ回転方向の先着側に配されているのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記ブロックは、タイヤ赤道上に配されたクラウンブロックを含み、前記クラウンブロックの前記側面は、前記踏面のタイヤ軸方向の一方側に配された第2側面と、前記踏面のタイヤ軸方向の他方側に配された第3側面とを含み、前記第2側面及び前記第3側面のそれぞれには、前記凹部が設けられているのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記クラウンブロックの前記側面は、前記踏面の前記タイヤ回転方向の後着側に配された第4側面を含み、前記第4側面には、前記凹部が設けられていないのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記ブロックは、前記クラウンブロックに隣り合うミドルブロックを含み、前記ミドルブロックの前記側面は、前記踏面のタイヤ赤道側に配された内側面を含み、前記内側面には、前記凹部が設けられているのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記ミドルブロックの前記側面は、前記踏面のトレッド端側に配された外側面と、前記踏面の前記タイヤ回転方向の後着側に配された後着側面とを含み、前記外側面及び前記後着側面のそれぞれには、前記凹部が設けられていないのが望ましい。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤにおいて、前記ブロックを構成するゴムの硬さは、45°以上であるのが望ましい。
一般に、トレッド部にブロックが配された不整地走行用の自動二輪車用タイヤが軟質路面を走行すると、そのブロックが路面に深く突き刺さり、ブロックの側面が泥や土を掻き出して反力を生成する。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤのブロックの側面には、踏面と離間して凹む凹部が設けられている。このような前記凹部は、軟質路面走行時、泥や土を捕まえ、かつ、これらを前記踏面側に逃がすことなく大きな反力を生成する。したがって、本発明のタイヤは、軟質路面において優れたグリップ性能を発揮できる。
本発明の不整地走行用の自動二輪車用タイヤの一実施形態を示す横断面図である。 図1のトレッド部の展開図である。 図2のブロックの拡大斜視図である。 図3のブロック及び凹部の断面図である。 図2のクラウンブロック及びミドルブロックの拡大平面図である。 比較例のブロックの拡大斜視図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある)1として、トライアル競技用の後輪用のタイヤが例示される。このため、本実施形態のタイヤ1は、例えば、30〜50kPaの低い内圧が充填された状態で用いられる。図1は、タイヤ1の正規状態でのタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面図である。図2は、図1のタイヤ1のトレッド部2の展開図である。図2のA−A線断面図が、図1に示されている。
「正規状態」は、タイヤ1が正規リム(図示省略)にリム組みされ、かつ、正規内圧が充填された無負荷の状態である。本明細書では特に断りがない限り、タイヤ1の各部の寸法は、正規状態で測定された値である。
「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めているリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば"Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2は、横断面において、その外面がタイヤ半径方向外側に凸の円弧状に湾曲している。
本実施形態のタイヤ1は、カーカス及びベルト層を具えている(図示省略)。これらには、公知の構成が適宜採用される。
図2に示されるように、トレッド部2は、タイヤ回転方向Rが指定された方向性パターンを具えている。タイヤ回転方向Rは、例えば、サイドウォール部3(図1に示す)に、文字又は記号で表示される。
トレッド部2には、トレッド溝底面2dから***した複数のブロック5が設けられている。本実施形態のブロック5は、例えば、クラウンブロック6、ミドルブロック7及びショルダーブロック8を含んでいる。クラウンブロック6は、例えば、タイヤ赤道C上に設けられている。ミドルブロック7は、クラウンブロック6のタイヤ軸方向外側に隣り合っている。ショルダーブロック8は、ミドルブロック7のタイヤ軸方向外側に隣り合っている。ショルダーブロック8は、トレッド端Teを構成している。トレッド端Teは、トレッド部2に配されたブロックの内、最もサイドウォール部側に位置するブロック列に属するブロックのタイヤ軸方向外側の端縁に相当する。
トレッド部2のランド比は、例えば、15%〜60%である。但し、このような態様に限定されるものではない。なお、ランド比は、トレッド部2のトレッド溝底面2dを全て埋めた仮想の接地面に対する、各ブロック5の踏面の合計面積の比率である。
ブロック5を構成するゴムの硬さは、例えば、45°以上が望ましく、例えば、45〜55°である。なお、本明細書において、「ゴムの硬さ」は、特に断りのない限り、JIS K6253のタイプAデュロメータにより標準温度25℃の環境下で測定された硬さを意味する。
図3には、ブロック5の構成を説明する図として、図2のクラウンブロック6の拡大斜視図が示されている。図3に示されるように、ブロック5の少なくとも1つは、踏面9と側面10とを含み、側面10には、踏面9と離間して凹む凹部20が設けられている。なお、図2では、凹部20の底面が破線で示されている。
このような前記凹部20は、軟質路面走行時、泥や土を捕まえ、かつ、これらを踏面9側に逃がすことなく大きな反力を生成する。したがって、本発明のタイヤは、軟質路面において優れたグリップ性能を発揮できる。
また、凹部20が設けられたブロック5は、踏面の面積を大きく確保することができるため、トライアル競技の様な極低速かつ高荷重の走行状況において、優れたグリップ性能を発揮することができる。また、前記凹部20は、軟質路面走行時において複数のブロック5の間に土や泥が保持されるのを防ぐのにも役立つ。
本実施形態のブロック5の踏面9は、直線状に延びる複数のエッジ9eを含む多角形状であり、具体的には4本のエッジを含む矩形状である。また、ブロック5の側面10は、複数のエッジ9eの1つに連なる第1側面11を含み、この第1側面11に凹部20が設けられている。但し、凹部20は、第1側面11のみに設けられるものではなく、他の側面に設けられても良い。
図4には、ブロック5及び凹部20の断面図が示されている。図4に示されるように、凹部20は、例えば、ブロック5の高さ方向の中心位置よりもブロック5の根元側に配されているのが望ましい。凹部20は、例えば、トレッド溝底面2dと接している。凹部20の高さh2は、例えば、ブロック5の高さh1の0.40〜0.60倍である。これにより、ブロック5の剛性を維持しつつ、軟質路面におけるグリップ性能を高めることができる。
凹部20の凹み深さd1は、ブロック5の高さ方向に変化しているのが望ましい。凹部20の凹み深さd1は、凹部20と側面10との間のエッジ10eから最大深さ位置に向かって漸増している。また、凹部20の底面20dは、凹湾曲面21を介してトレッド溝底面2dと滑らかに連なっている。これにより、ブロック5の耐久性が向上する。
凹部20の容積を確保しつつ、ブロック5の耐久性を高めるために、凹湾曲面21の曲率半径r1は、ブロック5の高さh1の望ましくは0.07以上、より望ましくは0.15倍以上であり、望ましくは0.40倍以下、より望ましくは0.30倍以下である。
凹み深さd1の最大値は、トレッド平面視における凹部20の深さ方向と平行な方向のブロックの最大幅W1の0.15倍以下であるのが望ましい。具体的には、凹み深さd1は、前記最大幅W1の0.05〜0.15倍が望ましく、より望ましくは0.07〜0.13倍である。このような凹部20は、ブロック5の剛性を維持しつつ、軟質路面でのグリップ性能を高めることができる。
図3に示されるように、第1側面11に配された凹部20の横長さは、少なくとも、第1側面11の横長さの0.50倍以上であるのが望ましい。本実施形態において、第1側面11に配された凹部20は、ブロック5の高さ方向の中心位置よりもブロック5の根元側において、第1側面11の全体が凹んで構成されている。このような凹部20は、軟質路面走行時に多くの泥や土を捕まえ、大きな反力を提供することができる。
凹部20が設けられた第1側面11は、例えば、踏面9のタイヤ回転方向Rの先着側に配されているのが望ましい。これにより、優れたトラクション性能が発揮される。但し、凹部の配置は、このような態様に限定されるものではない。
図5には、クラウンブロック6及びミドルブロック7の拡大平面図が示されている。図5に示されるように、クラウンブロック6の側面10は、踏面9のタイヤ回転方向Rの先着側に配された第1側面11と、踏面9のタイヤ軸方向の一方側に配された第2側面12と、踏面9のタイヤ軸方向の他方側に配された第3側面13と、踏面9のタイヤ回転方向Rの後着側に配された第4側面14とを含む。
本実施形態のクラウンブロック6には、第1側面11だけでなく、第2側面12及び第3側面13のそれぞれにも、前記凹部20が設けられている。これにより、タイヤ赤道C付近で多くの泥や土を捕まえることができ、優れたグリップ性能が得られる。なお、第2側面12及び第3側面13に配された凹部20には、上述の構成を適用することができる。
第2側面12及び第3側面13に設けられた凹部20は、それぞれ、第1側面11に設けられた凹部20と連なっているのが望ましい。このような凹部20は、多方向に反力を提供するため、例えば、トライアル競技における車両のコントロール性を顕著に高めることができる。
本実施形態のクラウンブロック6の第4側面14には、凹部20が設けられていないのが望ましい。これにより、ブロック5の剛性が維持され、例えば、硬質な路面でのブレーキ性能が高められる。
ミドルブロック7の側面10は、例えば、踏面9のタイヤ回転方向Rの先着側に配された上述の第1側面11と、踏面9のタイヤ赤道C側に配された内側面15と、踏面9のトレッド端Te側に配された外側面16と、踏面9のタイヤ回転方向Rの後着側に配された後着側面17とを含む。
ミドルブロック7の内側面15には、凹部20が設けられているのが望ましい。また、内側面15の凹部20は、第1側面11の凹部20と連なっているのが望ましい。これらの凹部20にも、上述の構成を適用することができる。このようなミドルブロック7は、クラウンブロック6とともに、多くの泥や土を捕まえることができ、軟質路面でのグリップ性能を向上させる。
ミドルブロック7の外側面16及び後着側面17のそれぞれには、凹部20が設けられていないのが望ましい。これにより、ミドルブロック7の剛性が維持される。
ミドルブロック7のタイヤ軸方向の幅W3に対する、ミドルブロック7の内側面15に配された凹部20の凹み深さd3の比d3/W3は、クラウンブロック6のタイヤ軸方向の幅W2に対する、クラウンブロック6の第2側面12又は第3側面13に配された凹部20の凹み深さd2の比d2/W2よりも大きいのが望ましい。具体的には、前記比d3/W3は、前記比d2/W2の1.3〜2.5倍である。これにより、ミドルブロック7の剛性が相対的に大きくなり、硬質な路面での旋回時において、操舵の手応えがリニアになる。
図2に示されるように、ショルダーブロック8の側面10には、凹部20が設けられていないのが望ましい。これにより、ショルダーブロック8の剛性が維持される。
以上、本発明の一実施形態の不整地走行用の自動二輪車用タイヤが詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図1に示す基本構造をなし、かつ、図2のトレッドパターンを有するのトライアル競技用の後輪タイヤが、表1の仕様に基づき試作された。比較例として、トレッド部に図6に示されるブロックa(側面に凹部が配されていないブロックである。)が設けられたタイヤが試作された。比較例のタイヤは、上述の構成を除き、図1及び図2で示されるものと同様の構成を具えている。各テストタイヤの軟質路面でのグリップ性能、ブロックの剛性感及び排土性がテストされた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
使用車両:排気量300cc トライアル競技専用二輪車
タイヤサイズ:80/100−21(前輪) 120/100−18(後輪)
リムサイズ:1.60×21(前輪) 2.15×18(後輪)
内圧:40kPa
テスト方法は以下の通りである。
<軟質路面でのグリップ性能>
各テストタイヤを装着した車両で軟質路面を走行したときのグリップ性能が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、前記グリップ性能が優れていることを示す。
<ブロックの剛性感>
各テストタイヤを装着した車両で比較的硬質な路面を走行したときのブロックの剛性感が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、ブロックの剛性感が優れていることを示す。
<排土性>
各テストタイヤを装着した車両で軟質路面を走行したときの排土性が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、排土性が優れており、優れたグリップ性能が持続して発揮されることを示す。
テストの結果が表1に示される。
Figure 2020189555
テストの結果、実施例のタイヤは、軟質路面でのグリップ性能が優れていることが確認できた。また、実施例のタイヤは、ブロックの剛性感が維持されており、かつ、排土性が優れていることが確認できた。
2 トレッド部
5 ブロック
9 踏面
10 側面
20 凹部

Claims (16)

  1. 不整地走行用の自動二輪車用タイヤであって、
    トレッド部に複数のブロックが設けられ、
    前記ブロックの少なくとも1つは、踏面と側面とを含み、
    前記側面には、前記踏面と離間して凹む凹部が設けられている、
    不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  2. 前記凹部は、前記ブロックの高さ方向の中心位置よりも前記ブロックの根元側に配されている、請求項1に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  3. 前記凹部の凹み深さは、前記ブロックの高さ方向に変化している、請求項1又は2に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  4. トレッド平面視において、前記凹み深さの最大値は、前記凹部の深さ方向と平行な前記ブロックの最大長さの0.15倍以下である、請求項3に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  5. 前記ブロックは、トレッド溝底面から***し、
    前記凹部の底面は、凹湾曲面を介して前記トレッド溝底面と滑らかに連なっている、請求項1ないし4のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  6. 前記凹湾曲面の曲率半径は、前記ブロックの高さの0.07〜0.40倍である、請求項5に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  7. 前記踏面は、直線状に延びる複数のエッジを含む多角形状であり、
    前記側面は、前記複数のエッジの1つに連なる第1側面を含み、
    前記第1側面には、前記凹部が設けられている、請求項1ないし6のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  8. 前記第1側面に配された前記凹部は、前記ブロックの高さ方向の中心位置よりも前記ブロックの根元側に位置している、請求項7に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  9. 前記第1側面に配された前記凹部の横長さは、前記第1側面の横長さの0.50倍以上である、請求項7又は8に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  10. 前記第1側面に配された前記凹部は、前記ブロックの高さ方向の中心位置よりも前記ブロックの根元側において、前記第1側面の全体が凹んで構成されている、請求項7ないし9のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  11. タイヤ回転方向が指定され、
    前記第1側面は、前記踏面の前記タイヤ回転方向の先着側に配されている、請求項7ないし10のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  12. 前記ブロックは、タイヤ赤道上に配されたクラウンブロックを含み、
    前記クラウンブロックの前記側面は、前記踏面のタイヤ軸方向の一方側に配された第2側面と、前記踏面のタイヤ軸方向の他方側に配された第3側面とを含み、
    前記第2側面及び前記第3側面のそれぞれには、前記凹部が設けられている、請求項11に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  13. 前記クラウンブロックの前記側面は、前記踏面の前記タイヤ回転方向の後着側に配された第4側面を含み、
    前記第4側面には、前記凹部が設けられていない、請求項12に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  14. 前記ブロックは、前記クラウンブロックに隣り合うミドルブロックを含み、
    前記ミドルブロックの前記側面は、前記踏面のタイヤ赤道側に配された内側面を含み、
    前記内側面には、前記凹部が設けられている、請求項12又は13に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  15. 前記ミドルブロックの前記側面は、前記踏面のトレッド端側に配された外側面と、前記踏面の前記タイヤ回転方向の後着側に配された後着側面とを含み、
    前記外側面及び前記後着側面のそれぞれには、前記凹部が設けられていない、請求項14に記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
  16. 前記ブロックを構成するゴムの硬さは、45°以上である、請求項1ないし15のいずれかに記載の不整地走行用の自動二輪車用タイヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4238783A1 (en) * 2022-03-02 2023-09-06 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tire for motorcycle for running on rough terrain

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