JP2020142451A - 部分加飾成形方法及びその部分加飾成形装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)被着体の一端部寄りの所定範囲の面を加飾成形範囲とし、所定の部分加飾成形装置を用いて、
被着体の一端部寄りの所定範囲の面を加飾成形範囲とし、所定の部分加飾成形装置を用いて、
この加飾成形範囲に加飾フィルムを密着させて被着体を部分加飾成形する、加飾フィルムによる部分加飾成形方法であって、
下方に開口した箱状ないし容器状の囲い枠体の内部に加飾フィルムを張設状態で収容し、被着体の上部に囲い枠体を接触させて加飾成形範囲を囲い、囲い枠体と加飾成形範囲の間に、加飾フィルムで仕切られた密閉状態の上空間(A)と密閉状態の下空間とを区画形成する。密閉状態の下空間(B)及び上空間(A)を、互いに等圧の所定の減圧状態としたのちに、下空間(B)内を第一圧力状態に維持したまま、上空間(A)のみを、前記減圧状態から瞬間的に大気圧開放することによって、囲い空間の加飾成形範囲に加飾フィルムを部分加飾成形することを特徴とする部分加飾成形方法。
(2)前記所定の部分加飾成形装置は、
下開口した箱状空間を有し、被着体の一端部である加飾成形範囲の外縁を囲って被着体上部に接触配置される囲い枠体(2)と、
この箱状空間内に、前記加飾成形範囲を上に向けた被着体を収容する囲い枠体の内部にて横方向に拡げた加飾フィルムの周部を保持して加飾フィルムを張架し得る保持枠と、
被着体に接触した状態の囲い枠体内の密閉空間の圧力を減圧状態ないし大気圧解放状態に制御する圧力制御装置と、を具備してなり、
前記所定の部分加飾成形装置を用いて、
被着体の上部に囲い枠体(2)を接触させて加飾成形範囲を囲い、かつ、下ボックス内に被着体及び囲い枠体(2)を収容した状態とする収容工程と、
前記加飾成形範囲の平面投影面積よりも大きい加飾フィルムを、上開口の上方又は下開口(202)の下方で横方向に拡げ、加飾フィルムの周部を保持枠で保持した状態とするフィルムセット工程と、
下ボックスの上開口と上ボックス(2)の下開口(202)とを対向させ、下開口(202)と上開口との間に加飾フィルムを挟んで上空間(A)と下空間とを上下に連成し、密閉状態の上空間(A)と密閉状態の下空間とを形成する第一密閉工程と、
前記圧力制御装置によって、密閉状態の下空間及び密閉状態の上空間(A)を、互いに等圧の所定の第一圧力状態とする第一圧力調整工程と、
前記密閉状態の下空間において、加飾フィルム又はその周部の保持枠と、囲い枠体(2)と、を互いに接触させ、囲い枠体(2)の枠内部に密閉状態の囲い空間を形成する第二密閉工程と、
密閉状態の囲い空間内を第一圧力状態に維持したまま、前記圧力制御装置によって、前記密閉状態の囲い空間を除く密閉状態の下空間と密閉状態の上空間(A)とを、前記減圧状態から瞬間的に加圧し、互いに等圧の第二圧力状態とする第二圧力調整工程と、からなる各工程を含み、
前記第二圧力調整工程によって、囲い空間の加飾成形範囲に加飾フィルムを部分加飾成形することを特徴とする、請求項1記載の部分加飾成形方法。
また、被着体を受け冶具等で支える場合でも、被着体の下面側を同じ圧力とするための導圧回路を設ける必要がなく、被着体の減圧時の成形保持性能に拘らず、複雑な形状の被着体であっても、比較的簡易な構造で確実に被着体の部分加飾成形を行うことができる。例えば範囲の裏側に微細な穴ないし孔、溶接部、接着部、或いは内部空間が存在していた場合でも、被着面の部分加飾成形範囲において密閉状態の囲い空間が形成されることで、被着体の成形部分が変形したり欠損したりすることなく、また、圧力漏れが生じることもない。
前記第二圧力調整工程は、前記第一圧力調整工程で第一圧力状態とした、囲い空間を除く密閉状態の下空間内及び密閉状態の上空間を、同時に大気圧に開放して、大気圧と等圧の第二圧力状態とする工程であることが好ましい。
前記上空間と下空間とを連成することで、加飾フィルムを保持した保持枠を、前記下空間内ないし上空間内に収容するものであり、
前記第二密閉工程は、前記保持枠を下降させて、被着体の加飾成形範囲を含む接触上面又は被着体上に配置された囲い枠体の接触面と、前記保持枠の対向接触面と、を接触させることで、被着体の加飾成形範囲の接触上面と、囲い枠体の枠内面と、加飾フィルムの下面とによって囲まれた囲い空間を形成するものであることが好ましい。
前記第二密閉工程は、被着体の加飾成形範囲を含む接触面又は被着体上に配置された囲い枠体の接触面と、前記保持枠の対向接触面と、を近接させて加圧接触させることで、被着体の加飾成形範囲の上面と、囲い枠体の枠内面と、加飾フィルムの下面とによって囲まれた囲い空間を気密形成するものであることが好ましい。
前記所定の部分加飾成形装置は、さらに、
前記被着体の開口部に係止して配設され、加飾成形範囲の外縁から被着体の平面視外方に一部分が突出し得る締付ベース体と、
締付ベース体と保持枠とを上下連結し、この上下連結距離を短縮させ得る連結棒と、を具備してなり、
前記収容工程は、締付ベース体を被着体の開口部に係止して配置した状態で、被着体を下ボックス内に収容するものであり、
前記フィルムセット工程は、保持枠を締付ベース体の上方かつ囲い枠体の上方に配置して、保持枠と締付ベース体とを、連結棒によって上下連結するものであり、
前記第二密閉工程は、上下連結した保持枠及び締付ベース体の上下連結距離を短縮させて、締付ベース体と保持枠との距離を近接させ、締付ベース体と保持枠とによって囲い枠体を上下に挟圧し、被着体の加飾成形範囲の上面と囲い枠体の枠内面と加飾フィルムとによって囲われた囲い空間を密閉形成することが好ましい。
上開口した下空間を有し、この下空間内に、前記加飾成形範囲を上に向けた被着体を収容する下ボックスと、
下開口した上空間を有し、この下開口と前記下ボックスの前記上開口とを対向させ、下開口と上開口との間に加飾フィルムを挟んだ状態で、上空間を前記下空間の上部に密閉連成し得る上ボックスと、
加飾成形範囲の平面投影面積よりも大きい枠孔を有し、この枠孔内に、横方向に拡げた加飾フィルムの周部を保持して加飾フィルムを張架し得る保持枠と、
前記上ボックスが下ボックスの上部に密閉配置された状態で、上空間内及び下空間内の圧力を制御する圧力制御装置と、を具備してなる。
すなわち、前記加飾成形範囲の平面投影面積よりも大きい加飾フィルムを、下開口した囲い枠体内の所定高さの位置で横方向に拡げ、加飾フィルムの周部を保持枠で保持した状態とするフィルムセット工程と、囲い枠体の下開口を被着体の加飾成形範囲に対向させて囲い枠体の下開口に取り付けた弾性材を介して弾性密着し、囲い枠体内の空間に加飾フィルムを挟んで密閉状態の上空間と下空間とを、被着体上に上下に連成する密閉工程と、
囲い枠体内の密閉空間に張設された加飾フィルムを、囲い枠体の内側面及び内部天面に備えたヒーター221H,220Hによって加熱してドローダウン(軟化延伸及び弛緩化)させ、被着体に近接させるドローダウン工程と、
前記圧力制御装置によって、密閉状態の下空間及び密閉状態の上空間を、互いに等圧の所定の第一圧力状態とする第一圧力調整工程と、
密閉状態の下空間内を第一圧力状態に維持したまま、前記圧力制御装置によって、前記密閉状態の上空間を、前記減圧状態から瞬間的に大気圧開放し、上下空間の圧力差によって、ドローダウンした加飾フィルムを瞬間的に被着体へ均一に密着させる加飾成形工程と、
加飾成形工程の後に、被着体の加飾成形範囲の周囲に調整枠をセットし、これらの上方から、加飾成形範囲外にはみ出した余分な加飾フィルム端を所定の切断軌道でレーザーカットするカット工程と、からなる各工程である。
先ず、フィルムセット工程として、下方に開口した箱状ないし容器状の囲い枠体(2)の内部に加飾フィルム(F)を張設状態(S1)で収容し、密閉工程として、被着体(W)の上部に囲い枠体(2)を接触させて加飾成形範囲(CA)を囲い、囲い枠体(2)と加飾成形範囲(CA)の間に、加飾フィルムで仕切られた密閉状態の上空間(A)と密閉状態の下空間(B)とを区画形成する。
下開口した箱状空間を有し、被着体の一端部である加飾成形範囲の外縁を囲って被着体上部に接触配置される囲い枠体(2)と、
この箱状空間内に、前記加飾成形範囲を上に向けた被着体を収容する囲い枠体の内部にて横方向に拡げた加飾フィルムの周部を保持して加飾フィルムを張架し得る保持枠(23)と、
被着体に接触した状態の囲い枠体内の密閉空間の圧力を減圧状態ないし大気圧解放状態に制御する圧力制御装置と、
加飾成形範囲外にはみ出た余分な加飾フィルム端FEを切断するレーザーカット装置(3)と、レーザーカット装置(3)によるレーザー光を反射させて切断位置を調整する調整枠(4)と、を具備してなることを特徴とする。
以下、実施例の各構成につき詳述する。
上開口した下空間を有し、この下空間内に、前記加飾成形範囲(MA)を上に向けた被着体(W)を収容する下ボックス(1)と、
下開口した上空間(A)を有し、この下開口と前記下ボックス(1)の前記上開口とを対向させ、下開口と上開口との間に加飾フィルム(F)を挟んだ状態で、上空間(A)を前記下空間の上部に密閉連成し得る上ボックス(2)と、
加飾成形範囲(MA)の平面投影面積よりも大きい枠孔を有し、この枠孔内に、横方向に拡げた加飾フィルム(F)の周部を保持して加飾フィルム(F)を張架し得る保持枠(32)と、
前記上ボックス(2)が下ボックス(1)の上部に密閉配置された状態で、上空間(A)内及び下空間内の圧力を制御する圧力制御装置と、を具備し、これらの構造に加えてさらに、
前記被着体(W)の加飾成形範囲(MA)の外縁を囲って被着体(W)上部に接触配置される囲い枠体(2)と、
前記被着体(W)の開口部(WH1)に係止して配設され、加飾成形範囲(MA)の外縁から被着体(W)の平面視外方に一部分が突出し得る締付ベース体(3)と、
締付ベース体(3)と保持枠(32)とを上下連結し、この上下連結距離を短縮させ得る連結棒と、を具備してなる。
下ボックス(1)は、図1〜3又は図4〜5に示すように、大型の被着体(W)全体を収容し得る下空間(B)を有した箱型の六面体において、前面と上面の2面にそれぞれ前開口(101)と上開口(102)とが形成され、さらに、前開口(101)を密閉閉塞可能な前扉(14)と、底内に引き出し可能に収容された底板(13)とがスライド移動可能に付属される。また箱型の六面体の周囲を囲って作業用足場(15F)と作業用足場(15F)に連なる昇降階段(15S)とが設けられる。前扉(14)は、開状態(O)では下ボックス(1)の片側部に固定されたスライド台(24)の前面にスライド移動し(図2〜図4)、閉状態(S)では前開口(101)全体を塞ぐように下ボックス(1)の前面にスライド移動する(図5)。なお、このスライド移動はスライド台(24)の前面に水平形成された扉レール(241)によってスライド方向が規制され、閉状態(S)ではガスケット(141)によって前開口(101)を密閉状態で閉塞する。
底板(13)は前開口(101)が開状態(O)のときに前開口よりも前方へ引き出し可能にスライド支持され、引き出し状態(O)で被着体(W)を載置したのちに収納状態(I)で被着体(W)を下ボックス(1)内に収容する(図2〜3、図4〜5)。下ボックス(1)の側部には、圧力制御装置(真空ポンプVP、スイッチバルブSV、電磁バルブOVからなる、囲い枠体内の圧力を減圧又は大気圧に切替える制御装置をいう。)に連通した連通管(1P)が接続される。
上ボックス(2)は、スライド台(24)上を左右にスライド移動可能なスライド保持枠の上側部に支持されると共に、支持アーム(211)によって上下に昇降移動可能に支持される。上ボックス(2)の側部には、図示しない圧力制御装置に連通した連通管(1P)が接続される。上ボックス(2)は方形の天板の四方を縦方向の側枠(21)で囲われることで、内部の上空間(A)を有する。側枠(21)の枠下面(22)が下ボックスの側上面(12)に対向してなる。図8に示す第一密閉工程において上ボックス(2)の枠下面(22)と下ボックスの側上面(12)とが、保持規制体(4)の保持バンド(41)を挟んで当接し、上空間及び下空間の密閉状態を形成する。
(保持枠(32))
保持枠(32)は、加飾成形範囲(MA)の平面投影面積よりも大きい加飾フィルム(F)の周部を、上開口の上方又は下開口の下方で横方向に拡げて張架した状態で、枠孔内に保持した状態とし得る。
囲い枠体(2)は、加飾成形範囲(MA)の平面投影面積よりも大きい枠孔(330)を有して平面視四方枠状に一体形成された方形枠である。枠内面(331)は枠孔中心方向寄り且つ上方寄りの斜め方向を法線とする傾斜面で形成され、解放状態で所定の枠高さ(33H)を有してなる。囲い枠体(2)は弾性材で周囲をおおわれてなり、図9に示す第二密閉工程において弾性変形することで、枠高さ(33H)は圧縮されたより小さい枠高さ(33H´)となる。
加飾フィルム(F)を保持して張架した保持枠(32)と、囲い枠体(2)とは、密閉状態の下空間において接触することで、保持枠(32)に保持して張架された加飾フィルム(F)を囲い空間(C)上縁とし、加飾成形範囲(MA)の被着体(W)を囲い空間(C)下縁として、囲い枠体(2)の枠内部に密閉状態の囲い空間(C)を形成する。
圧力制御装置は、密閉状態の下空間及び密閉状態の上空間(A)を、互いに等圧の所定の第一圧力状態とし得ると共に、密閉状態の囲い空間(C)内を第一圧力状態に維持したまま、前記密閉状態の囲い空間(C)を除く密閉状態の下空間と密閉状態の上空間(A)とを、前記減圧状態から瞬間的に加圧し、互いに等圧の第二圧力状態とし得る。
(部分加飾成形方法)また本発明の実施例1の部分加飾成形方法は、前記所定の部分加飾成形装置を用いて、囲い空間(C)の加飾成形範囲(MA)に加飾フィルム(F)を部分加飾成形する方法であって、以下の各工程を含む。
被着体(W)の上部に囲い枠体(2)を接触させて加飾成形範囲(MA)を囲い、かつ、下ボックス(1)内に被着体(W)及び囲い枠体(2)を収容した状態とする収容工程と、
前記加飾成形範囲(MA)の平面投影面積よりも大きい加飾フィルム(F)を、上開口の上方又は下開口の下方で横方向に拡げ、加飾フィルム(F)の周部を保持枠(32)で保持した状態とするフィルムセット工程と、
下ボックス(1)の上開口と上ボックス(2)の下開口とを対向させ、下開口と上開口との間に加飾フィルム(F)を挟んで上空間(A)と下空間とを上下に連成し、密閉状態の上空間(A)と密閉状態の下空間とを形成する第一密閉工程と、
前記圧力制御装置によって、密閉状態の下空間及び密閉状態の上空間(A)を、互いに等圧の所定の第一圧力状態とする第一圧力調整工程と、
前記密閉状態の下空間において、加飾フィルム(F)又はその周部の保持枠(32)と、囲い枠体(2)と、を互いに接触させ、囲い枠体(2)の枠内部に密閉状態の囲い空間(C)を形成する第二密閉工程と、
密閉状態の囲い空間(C)内を第一圧力状態に維持したまま、前記圧力制御装置によって、前記密閉状態の囲い空間(C)を除く密閉状態の下空間と密閉状態の上空間(A)とを、前記減圧状態から瞬間的に加圧し、互いに等圧の第二圧力状態とする第二圧力調整工程と、からなる各工程を含む。
また、被着体(W)を受け冶具等で支える場合でも、被着体(W)の下面側を同じ圧力とするための導圧回路を設ける必要がなく、被着体(W)の減圧時の成形保持性能に拘らず、複雑な形状の被着体(W)であっても、比較的簡易な構造で確実に被着体(W)の部分加飾成形を行うことができる。例えば範囲の裏側に微細な穴ないし孔、溶接部、接着部、或いは内部空間が存在していた場合でも、被着面の部分加飾成形範囲(MA)において密閉状態の囲い空間(C)が形成されることで、被着体(W)の成形部分が変形したり欠損したりすることなく、また、圧力漏れが生じることもない。
(第一圧力工程、第二圧力調整工程)
前記第一圧力工程は、囲い空間(C)を除く密閉状態の下空間内及び密閉状態の上空間(A)内を同時に吸引して、大気圧よりも減圧させた第一圧力状態とする工程であり、
前記第二圧力調整工程は、前記第一圧力調整工程で第一圧力状態とした、囲い空間(C)を除く密閉状態の下空間内及び密閉状態の上空間(A)を、同時に大気圧に開放して、大気圧と等圧の第二圧力状態とする工程である。前記の工程であれば、圧力制御装置として少なくとも、上ボックス(2)及び下ボックス(1)に連通する連通管とこれに接続する減圧ポンプを有していればよく、簡易な機構をもって確実な圧力制御を行うことができる。
(囲い空間(C)の形成)
前記第一密閉工程は、横方向に拡げた加飾フィルム(F)の縁部を、上下移動可能な保持枠(32)によって保持固定し、
前記上空間(A)と下空間とを連成することで、加飾フィルム(F)を保持した保持枠(32)を、前記下空間内ないし上空間(A)内に収容するものであり、
前記第二密閉工程は、前記保持枠(32)を下降させて、被着体(W)の加飾成形範囲(MA)を含む接触上面又は被着体(W)上に配置された囲い枠体(2)の接触面と、前記保持枠(32)の対向接触面と、を接触させることで、被着体(W)の加飾成形範囲(MA)の接触上面と、囲い枠体(2)の枠内面と、加飾フィルム(F)の下面とによって囲まれた囲い空間(C)を形成するものである。
(囲い枠体(2))
前記囲い枠体(2)は、被着体(W)上への配置接触部、又は保持枠(32)の対向接触面への接触部の少なくともいずれかに、加圧接触によって弾性変形し得る弾性材を有してなり、
前記第二密閉工程は、被着体(W)の加飾成形範囲(MA)を含む接触面又は被着体(W)上に配置された囲い枠体(2)の接触面と、前記保持枠(32)の対向接触面と、を近接させて加圧接触させることで、被着体(W)の加飾成形範囲(MA)の上面と、囲い枠体(2)の枠内面と、加飾フィルム(F)の下面とによって囲まれた囲い空間(C)を気密形成するものである。
(締付ベース体(3)及び連結棒)
前記所定の部分加飾成形装置は、さらに、
前記被着体(W)の開口部(WH1)に係止して配設され、加飾成形範囲(MA)の外縁から被着体(W)の平面視外方に一部分が突出し得る締付ベース体(3)と、
締付ベース体(3)と保持枠(32)とを上下連結し、この上下連結距離を短縮させ得る連結棒と、を具備してなる。
前記収容工程は、締付ベース体(3)を被着体(W)の開口部(WH1)に係止して配置した状態で、被着体(W)を下ボックス(1)内に収容するものであり、
前記フィルムセット工程は、保持枠(32)を締付ベース体(3)の上方かつ囲い枠体(2)の上方に配置して、保持枠(32)と締付ベース体(3)とを、連結棒によって上下連結するものであり、
前記第二密閉工程は、上下連結した保持枠(32)及び締付ベース体(3)の上下連結距離を短縮させて、締付ベース体(3)と保持枠(32)との距離を近接させ、締付ベース体(3)と保持枠(32)とによって囲い枠体(2)を上下に挟圧し、被着体(W)の加飾成形範囲(MA)の上面と囲い枠体(2)の枠内面と加飾フィルム(F)とによって囲われた囲い空間(C)を密閉形成する。
この加飾成形範囲(MA)に加飾フィルム(F)を密着させて被着体(W)を部分加飾成形する、加飾フィルム(F)による部分加飾成形方法であって、
前記所定の部分加飾成形装置は、
下開口した上内部空間(A)を有し、内部空間内の所定の高さ方向の位置に加飾フィルム(F)を挟んで張設した状態で、この下開口を被着体の加飾成形範囲に対向させ、加飾フィルムによって仕切られた上空間(A)及び下空間(B)を前記下区画空間の上部に密閉連成し得る囲い枠体(2)と、
囲い枠体内にて高さ方向を移動可能に配設され、内部空間内で加飾フィルムを下開口の開口面と平行に張設保持し得ると共に、内部空間の下端に移動した状態で囲い枠体の下開口縁と密着する保持枠(3)と、
囲い枠体の下開口の開口縁に沿って密着する水平状の保持外枠を有すると共に、被着体の加飾成形範囲(CA)の範囲外縁からその外方までに密着する傾斜状の密着内枠を有した調整枠(4)と、
前記囲い枠体に接続可能な連通管を有し、連通管を通じて囲い枠体の内部空間内の圧力を制御する圧力制御装置と、を具備してなり、
前記所定の部分加飾成形装置を用いて、
加飾成形範囲(SA)の平面投影面積よりも大きい加飾フィルム(F)を、囲い枠体内で下開口と並行に拡げて、加飾フィルム(F)の周部を保持枠(3)で保持した状態とするフィルムセット工程と、
被着体の加飾成形範囲を囲って、被着体に調整枠(4)を密着させ、調整枠の保持外枠に囲い枠体を載置して密着させ、被着体(W)の加飾成形範囲上に、加飾フィルム(F)を挟んで上空間(A)と下区画空間とを上下に連成する第一密閉工程と、
前記圧力制御装置によって、密閉状態の内部空間を、互いに等圧の所定の第一圧力状態とする第一圧力調整工程と、
前記密閉状態の内部空間において、保持枠を下開口の下端にまで移動させて、加飾フィルム(F)及びその周部の保持枠(31)と、下開口の開口縁の内側に位置した調整枠(4)と、被着体の加飾成形範囲とで、密閉された囲い空間(B)を形成する区画工程と、
密閉状態の囲い空間(B)内を第一圧力状態に維持したまま、前記圧力制御装置によって、前記密閉状態の囲い空間(B)を除く密閉状態の上空間(A)を、前記減圧状態から瞬間的に加圧し、互いに等圧の第二圧力状態とする第二圧力調整工程と、からなる各工程を含み、
前記第二圧力調整工程によって、囲い空間(B)の加飾成形範囲(MA)に加飾フィルム(F)を部分加飾成形することを特徴とする、加飾フィルム(F)による部分加飾成形方法。
また、被着体(W)を受け冶具等で支える場合でも、被着体(W)の下面側を同じ圧力とするための導圧回路を設ける必要がなく、被着体(W)の減圧時の成形保持性能に拘らず、複雑な形状の被着体(W)であっても、比較的簡易な構造で確実に被着体(W)の部分加飾成形を行うことができる。例えば範囲の裏側に微細な穴ないし孔、溶接部、接着部、或いは内部空間が存在していた場合でも、被着面の部分加飾成形範囲(MA)において密閉状態の囲い空間(C)が形成されることで、被着体(W)の成形部分が変形したり欠損したりすることなく、また、圧力漏れが生じることもない。
実施例2では、規制アングル(42)を下降させ、規制アングル(42)の下部に接触させた保持枠(32)をベース枠体(16)の枠底面に近接するように下降させることで、被着体(W)の加飾成形範囲(MA)を含む接触面と、加飾フィルム(F)とを接触させる。前記保持枠(32)の下降によって、被着体(W)の加飾成形範囲(MA)と加飾フィルム(F)とに囲われた囲い空間(C)が密閉形成される(図13(e))。
また、被着体(W)を受け冶具等で支える場合でも、被着体(W)の下面側を同じ圧力とするための導圧回路を設ける必要がなく、被着体(W)の減圧時の成形保持性能に拘らず、複雑な形状の被着体(W)であっても、比較的簡易な構造で確実に被着体(W)の部分加飾成形を行うことができる。例えば範囲の裏側に微細な穴ないし孔、溶接部、接着部、或いは内部空間が存在していた場合でも、被着面の部分加飾成形範囲(MA)において密閉状態の囲い空間(C)が形成されることで、被着体(W)の成形部分が変形したり欠損したりすることなく、また、圧力漏れが生じることもない。
F0 加飾フィルムロール
MA 加飾成形範囲
MD 窪み部
W 被着体
WH1 WH2 WH3 開口部
1 下ボックス
1P 下連通管
11 側枠
12 枠上面
13 底板(O:引出し状態、I:収納状態)
14 前扉(O:開状態、S:閉状態)
141 ガスケット
101 前開口(O:開状態、S:閉状態)
102 上開口
16 ベース枠体(16)
161 側枠 162 上枠
17 受け冶具
18 支柱
2 上ボックス
2H ヒーター
2P 上連通管
21 側枠 211 支持アーム
22 枠下面 202 下開口
23 スライド保持枠
24 スライド台
241 扉レール
31 締付ベース体 31C 接続孔
32 保持枠(U:上昇位置、M:中間位置、L:下降位置)
321 下固定枠 322 上固定枠
33 囲い枠体(P:圧縮状態)
331H、33H、33H´ 枠厚さ
330 枠内
313、333、34 連結棒
A 上空間
B 囲い空間を除く下空間
C 囲い空間
32 フィルム保持枠
32A フィルム保持上枠 32B フィルム保持下枠
33 気密枠
34 枠駆動アーム
4 保持規制体(U:上昇位置、M:中間位置、L:下降位置)
41 保持バンド
42 規制アングル(U:上昇位置、M:中間位置、L:下降位置)
Claims (5)
- 被着体の一端部寄りの所定範囲の面を加飾成形範囲とし、所定の部分加飾成形装置を用いて、
この加飾成形範囲に加飾フィルムを密着させて被着体を部分加飾成形する、加飾フィルムによる部分加飾成形方法であって、
下方に開口した箱状ないし容器状の囲い枠体の内部に加飾フィルムを張設状態で収容し、被着体の上部に囲い枠体を接触させて加飾成形範囲を囲い、囲い枠体と加飾成形範囲の間に、加飾フィルムで仕切られた密閉状態の上空間と密閉状態の下空間とを区画形成する。密閉状態の下空間及び上空間を、互いに等圧の所定の減圧状態としたのちに、下空間内を第一圧力状態に維持したまま、上空間のみを、前記減圧状態から瞬間的に大気圧開放することによって、囲い空間の加飾成形範囲に加飾フィルムを部分加飾成形することを特徴とする部分加飾成形方法。 - 前記所定の部分加飾成形装置は、
下開口した箱状空間を有し、被着体の一端部である加飾成形範囲の外縁を囲って被着体上部に接触配置される囲い枠体と、
この箱状空間内に、前記加飾成形範囲を上に向けた被着体を収容する囲い枠体の内部にて横方向に拡げた加飾フィルムの周部を保持して加飾フィルムを張架し得る保持枠と、
被着体に接触した状態の囲い枠体内の密閉空間の圧力を減圧状態ないし大気圧解放状態に制御する圧力制御装置と、を具備してなり、
前記所定の部分加飾成形装置を用いて、
前記加飾成形範囲の平面投影面積よりも大きい加飾フィルムを、下開口した囲い枠体内の所定高さの位置で横方向に拡げ、加飾フィルムの周部を保持枠で保持した状態とするフィルムセット工程と、囲い枠体の下開口を被着体の加飾成形範囲に対向させ、囲い枠体の下開口に取り付けた弾性材を介して密着し、囲い枠体内の空間に加飾フィルムを挟んで密閉状態の上空間と下空間とを、被着体上に上下に連成する密閉工程と、
前記圧力制御装置によって、密閉状態の下空間及び密閉状態の上空間を、互いに等圧の所定の第一圧力状態とする第一圧力調整工程と、
密閉状態の下空間内を第一圧力状態に維持したまま、前記圧力制御装置によって、前記密閉状態の上空間を、前記減圧状態から瞬間的に大気圧開放し、上下空間の圧力差によって、加飾フィルムを瞬間的に被着体へ均一に密着させる加飾成形工程と、を順に具備することを特徴とする、請求項1記載の部分加飾成形方法。 - 前記加飾成形工程の後に、被着体の加飾成形範囲の周囲に調整枠をセットし、これらの上方から、加飾成形範囲外にはみ出した余分な加飾フィルム端を所定の切断軌道でレーザーカットするカット工程を更に備える、請求項2記載の部分加飾成形方法。
- 前記第一密閉工程の後であって加飾成形工程の前に、
囲い枠体内の密閉空間に張設された加飾フィルムを、囲い枠体の内側面及び内部天面に備えた複数のヒーターによって上方及び側方から加熱して軟化延伸及び弛緩化させ、被着体に近接させたドローダウン状態とするドローダウン工程をさらに具備する、請求項1又は2記載の部分加飾成形方法。 - 前記囲い枠体は、被着体上への配置接触部、又は保持枠の対向接触面への接触部の少なくともいずれかに、加圧接触によって弾性変形し得る弾性材を有してなり、
前記第二密閉工程は、被着体の加飾成形範囲を含む接触面又は被着体上に配置された囲い枠体の接触面と、前記保持枠の対向接触面と、を近接させて加圧接触させることで、被着体の加飾成形範囲の上面と、囲い枠体の枠内面と、加飾フィルムの下面とによって囲まれた囲い空間を気密形成する、請求項1、2、又は3のいずれか記載の部分加飾成形方法。
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