JP2020140294A - 貨幣処理装置及び貨幣処理システム - Google Patents

貨幣処理装置及び貨幣処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2020140294A
JP2020140294A JP2019033622A JP2019033622A JP2020140294A JP 2020140294 A JP2020140294 A JP 2020140294A JP 2019033622 A JP2019033622 A JP 2019033622A JP 2019033622 A JP2019033622 A JP 2019033622A JP 2020140294 A JP2020140294 A JP 2020140294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
money
function
processing device
money processing
store
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019033622A
Other languages
English (en)
Inventor
佐 中元
Tasuku Nakamoto
佐 中元
隆治 片岡
Takaharu Kataoka
隆治 片岡
土井 一宏
Kazuhiro Doi
一宏 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP2019033622A priority Critical patent/JP2020140294A/ja
Priority to EP20158939.7A priority patent/EP3703017A1/en
Priority to AU2020201363A priority patent/AU2020201363A1/en
Priority to US16/801,368 priority patent/US11887091B2/en
Publication of JP2020140294A publication Critical patent/JP2020140294A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/20Point-of-sale [POS] network systems
    • G06Q20/202Interconnection or interaction of plural electronic cash registers [ECR] or to host computer, e.g. network details, transfer of information from host to ECR or from ECR to ECR
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D1/00Coin dispensers
    • G07D1/02Coin dispensers giving change
    • G07D1/06Coin dispensers giving change dispensing the difference between a sum paid and a sum charged
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/009Depositing devices
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/20Controlling or monitoring the operation of devices; Data handling
    • G07D11/22Means for sensing or detection
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/50Sorting or counting valuable papers
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D9/00Counting coins; Handling of coins not provided for in the other groups of this subclass

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

【課題】店舗に容易に導入できる貨幣処理装置を提供する。【解決手段】店舗に設置され、精算処理機能を含む基本機能を実行可能な貨幣処理装置と、貨幣処理装置と接続された操作端末とによって貨幣処理システムを構成する。精算処理機能の実行時には、店舗で客が購入する各商品の価格及び数量の入力を操作端末から受け付けて取引金額を算出し、取引金額を支払うために入金口から入金された貨幣を識別計数して入金金額を算出すると共に該貨幣を装置内に収納し、入金金額が取引金額を超える場合には差額に相当する貨幣を装置内から繰り出して出金口に釣銭として出金するように貨幣処理装置を構成する。【選択図】図1

Description

この発明は、貨幣処理装置及び貨幣処理システムに関する。
従来、店舗では、レジで行われる精算処理に貨幣処理装置が利用されている。例えば、特許文献1には、店舗に設置されたPOSレジスタに釣銭機を接続したシステムが開示されている。釣銭機は入金処理及び出金処理を実行可能な貨幣処理装置である。POSレジスタは、ネットワークを介して本部のPOSサーバと接続されている。POSレジスタは、POSサーバが管理する商品情報を利用して、客が購入する商品の合計金額を算出する。POSレジスタは、釣銭機を制御して、客から受け取った貨幣の入金処理を実行する。入金処理で貨幣を識別計数して得られた入金金額が、商品の合計金額を超えている場合、POSレジスタは、釣銭機を制御して、客に返す釣銭を出金する出金処理を実行する。
特開2003−263679号公報
しかしながら、従来の釣銭機は、POSシステムの利用を前提とした貨幣処理装置であるため、POSシステムを利用しない小さな店舗への導入には適さないという問題があった。POSシステムを利用しない店舗が、釣銭機として容易に導入可能な貨幣処理装置が望まれていた。
本発明は、上記従来技術による課題に鑑みてなされたもので、店舗の規模によらず容易に導入可能な貨幣処理装置及び貨幣処理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、貨幣処理システムであって、店舗に設置され、精算処理機能を含む基本機能を実行可能な貨幣処理装置と、前記貨幣処理装置と接続された操作端末とを備え、前記精算処理機能の実行時には、前記貨幣処理装置が、前記店舗で客が購入する各商品の価格及び数量の入力を前記操作端末から受け付けて取引金額を算出し、前記取引金額を支払うために入金口から入金された貨幣を識別計数して入金金額を算出すると共に前記貨幣を装置内に収納し、前記入金金額が前記取引金額を超える場合には差額に相当する貨幣を装置内から繰り出して出金口に釣銭として出金することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記基本機能は、前記貨幣処理装置及び前記操作端末がネットワークから隔離された状態で実行可能であることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記基本機能と異なる拡張機能を提供する機能提供サーバをさらに備え、前記拡張機能は、前記貨幣処理装置がネットワークを介して前記機能提供サーバと接続されることにより前記貨幣処理装置で実行可能となることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記拡張機能は、前記機能提供サーバが、前記ネットワークを介して前記貨幣処理装置を制御する遠隔操作機能を含むことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記拡張機能は、前記機能提供サーバが、前記貨幣処理装置で所定操作者のみが実行可能な処理の承認操作を受け付けて、前記所定操作者以外の者が前記処理を実行できるように前記貨幣処理装置を制御する遠隔承認機能を含むことを特徴とする。
また、本発明は、貨幣処理装置であって、貨幣を入金するための入金口と、前記入金口から入金された貨幣を識別計数する識別部と、前記識別部が識別計数した貨幣を収納する収納部と、前記収納部から繰り出された貨幣を出金するための出金口と、精算処理機能を含む複数の基本機能の情報が保存された記憶部と、前記記憶部に保存された情報に基づいて基本機能を実行する制御部とを備え、前記精算処理機能の実行時には、前記識別部が、前記入金口から入金された貨幣を識別計数して入金金額を算出し、前記収納部が前記識別部が識別計数した貨幣を装置内に収納し、前記制御部が客が購入する各商品の価格及び数量の入力を受け付けて取引金額を算出し、該入金金額が前記取引金額を超える場合には差額に相当する貨幣を前記収納部が繰り出して前記出金口が釣銭として出金することを特徴とする。
本発明によれば、店舗に設置された貨幣処理装置が精算処理機能を含む基本機能を実行することができる。店員が、貨幣処理装置に接続した操作端末を操作して、客が購入する商品の価格及び数量を入力すると貨幣処理装置が取引金額を算出する。客が貨幣処理装置の入金口から貨幣を入金すると貨幣処理装置が入金金額を算出する。入金金額が取引金額を超える場合には貨幣処理装置が出金口から釣銭を出金する。店員は、例えばタブレット端末を貨幣処理装置に接続して、これらをキャッシュレジスタ及び釣銭機として利用することができる。このため、POSシステムを利用しない小規模店舗でも貨幣処理装置を容易に導入して利用することができる。
図1は、本実施形態に係る貨幣処理システムの構成を示すブロック図である。 図2は、貨幣処理装置及び操作端末の外観を示す図である。 図3は、紙幣処理部及び硬貨処理部の内部構成概略を示す模式図である。 図4は、基本機能及び拡張機能を説明するための図である。 図5は、基本機能を利用する処理の流れを示す図である。 図6は、精算処理の流れを示す図である。 図7は、拡張機能を利用する処理の流れを示す図である。 図8は、遠隔承認の機能を利用して貨幣処理装置のロック機構を解除する処理の流れを示す図である。 図9は、携帯端末を操作して拡張機能を利用する処理の流れを示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る貨幣処理装置及び貨幣処理システムについて説明する。図1は、本実施形態に係る貨幣処理システム1の構成を示すブロック図である。貨幣処理システム1は、貨幣処理装置10、操作端末20、機能提供サーバ30及び携帯端末40を含む。
貨幣処理装置10及び操作端末20は店舗3内に設置されている。機能提供サーバ30は、店舗3の外に設置されている。機能提供サーバ30は、例えば、貨幣処理装置10を管理する管理会社に設置される。携帯端末40の利用場所は特に限定されず、店舗3の中であってもよいし外であってもよい。
貨幣処理装置10は操作端末20と通信可能に接続されている。貨幣処理装置10、機能提供サーバ30及び携帯端末40は、ネットワーク2を介して互いに通信可能に接続されている。ネットワーク2にはインターネットが含まれる。
貨幣処理装置10は、制御部11、記憶部12、紙幣処理部13及び硬貨処理部14を含む。紙幣処理部13は、紙幣の入金処理及び出金処理を実行する。硬貨処理部14は、硬貨の入金処理及び出金処理を実行する。以下、紙幣のみの場合、硬貨のみの場合、紙幣と硬貨の両方のいずれでもよい場合には貨幣と記載する。
記憶部12は、不揮発性の記憶装置である。貨幣処理装置10の機能及び動作の実現に必要な各種情報が記憶部12に記憶されている。制御部11は、操作端末20から入力された情報と、ネットワーク2を介して入力された情報との少なくともいずれか一方に基づいて、記憶部12に記憶された各種情報を利用しながら各部を制御する。これにより、本実施形態に記載する貨幣処理装置10の機能及び動作が実現されている。
操作端末20は、操作部及び表示部を有するコンピュータ装置である。例えば、タッチパネル式の液晶表示部を備えるタブレット端末が、操作端末20として利用される。操作端末20は、貨幣処理装置10に各種情報を入力するための操作部として機能する。また、操作端末20は、貨幣処理装置10から得られた各種情報を表示する表示部として機能する。
機能提供サーバ30は、操作部及び表示部を有するコンピュータ装置から成る。機能提供サーバ30は、制御部31及び記憶部32を含む。記憶部32は、不揮発性の記憶装置である。機能提供サーバ30の機能及び動作の実現に必要な各種情報が記憶部32に保存されている。制御部31は、操作部から入力された情報と、ネットワーク2を介して入力された情報との少なくともいずれか一方に基づいて、記憶部32に記憶された各種情報を利用しながら各部を制御する。これにより、本実施形態に記載する機能提供サーバ30の機能及び動作が実現されている。
携帯端末40は、操作部及び表示部を有する可搬型の通信端末である。例えば、タッチパネル式の液晶表示部を備えるスマートフォン又はタブレット端末が、携帯端末40として利用される。携帯端末40は、機能提供サーバ30に各種情報を入力するための操作部として機能する。また、携帯端末40は、機能提供サーバ30から得られた各種情報を表示する表示部として機能する。
図2は、貨幣処理装置10及び操作端末20の外観を示す図である。操作端末20は、有線又は無線で貨幣処理装置10と通信可能に接続される。プリンタ21は、有線又は無線で、貨幣処理装置10又は操作端末20と通信可能に接続される。図2に示す貨幣処理装置10、操作端末20及びプリンタ21は、店舗3のチェックアウトカウンターに設置される。
客が店舗3で商品を購入する際、チェックアウトカウンターで精算処理が行われる。精算処理は、客が購入する各商品の価格及び数量から、店舗3と客との間で行われる取引の取引金額を算出する処理と、店舗3が取引金額分の貨幣を客から受け取り、取引に係る情報が印字されたレシートを発行する処理とを含む。また、店舗3が客から受け取った貨幣の金額が取引金額を超える場合には、該貨幣の金額から取引金額を差し引いた差額分の貨幣を店舗3が客に釣銭として返す処理が精算処理に含まれる。この場合、レシートに印字される情報には釣銭に関する情報が含まれる。
精算処理時に、貨幣処理装置10、操作端末20及びプリンタ21が、キャッシュレジスタとして機能する。具体的には、店員が操作端末20を操作して各商品の価格及び数量を入力すると、貨幣処理装置10が取引金額を算出し、プリンタ21を制御してレシートを発行する。
精算処理時、貨幣処理装置10は、釣銭機として機能する。具体的には、貨幣処理装置10は、客が支払う貨幣の入金処理を実行して取引金額分の貨幣を装置内に収納する。入金金額が取引金額を超える場合、貨幣処理装置10は出金処理を実行し、入金金額から取引金額を差し引いた差額分の貨幣を釣銭として払い出す。
図2に示すように、紙幣処理部13は、紙幣を入金するための入金口110と、紙幣を出金するための出金口120とを備える。紙幣処理部13は、前面にカバー130を有する。カバー130を開いて、カセット170(図3(a)参照)が着脱される。硬貨処理部14は、硬貨を入金するための入金口210と、硬貨を出金するための出金口220とを備える。硬貨処理部14は、前面にカバー230を有する。カバー230を開いて、カセット270(図3(b)参照)が着脱される。
図3は、紙幣処理部13及び硬貨処理部14の内部構成概略を示す模式図である。図3(a)は紙幣処理部13を示し、図3(b)は硬貨処理部14を示す。精算処理時に客が支払う貨幣のうち、紙幣は紙幣処理部13に入金され、硬貨は硬貨処理部14に入金される。精算処理時に客に返す釣銭のうち、紙幣は紙幣処理部13から出金され、硬貨は硬貨処理部14から出金される。
図3(a)に示す紙幣処理部13は紙幣の入金処理及び出金処理を行う。紙幣の出金処理時には、収納部171(171a〜171c)から1枚ずつ紙幣が繰り出される。繰り出された紙幣は、搬送部160によって、搬送路に沿って搬送され、出金口120から排出される。各収納部171a〜171cに収納する紙幣の金種は予め設定されている。各収納部171a〜171cに収納中の紙幣の金種と、各金種の枚数及び金額とが、記憶部12で在高情報として管理されている。これにより、貨幣処理装置10は、必要な金種の紙幣を必要な枚数だけ出金口120から出金することができる。
紙幣の入金処理時には、入金口110に受けた紙幣が1枚ずつ装置内に繰り出される。繰り出された紙幣は、搬送部160によって、搬送路に沿って搬送される。識別部150は、搬送される紙幣を識別計数する。識別部150は、例えば、紙幣の金種、真偽、正損を識別する。識別結果に基づいて、入金できない紙幣はリジェクト紙幣として出金口120から返却され、入金可能な紙幣は複数の収納部171a〜171cに金種別に収納される。
カセット170は紙幣処理部13に対して着脱可能に設けられている。カセット170は、例えば紙幣の回収に利用される。貨幣処理装置10から紙幣を回収する際、回収する紙幣が収納部171から繰り出されてカセット170に収納される。店員は、紙幣が収納されたカセット170を紙幣処理部13から取り外して、紙幣をカセットごと回収することができる。
図3(b)に示す硬貨処理部14は硬貨の入金処理及び出金処理を行う。硬貨の出金処理時には、収納部271(271a〜271h)から1枚ずつ硬貨が繰り出される。収納部271の下方に設けられた出金搬送部262が、収納部271から繰り出された硬貨を受けて上方の繰出部280へ搬送する。繰出部280が底部を開くことにより硬貨が落下して、出金口220に硬貨が排出される。各収納部271a〜271hに収納する硬貨の金種は予め設定されている。各収納部271a〜271hに収納中の硬貨の金種と、各金種の枚数及び金額とが記憶部12で在高情報として管理されている。これにより、貨幣処理装置10は、必要な金種の硬貨を必要な枚数だけ出金口220から出金することができる。
硬貨の入金処理時には、入金口210に受けた硬貨が、装置内の繰出部280に落下し、繰出部280から1枚ずつ繰り出される。繰り出された硬貨は、入金搬送部260によって、搬送路に沿って搬送される。識別部250は、搬送される硬貨を識別計数する。識別部250は、例えば、硬貨の金種、真偽、正損を識別する。識別部250より下流の搬送路には、複数のシュート261が設けられている。各シュート261は、出金口220、カセット270、収納部271a〜271h、回収部272のいずれか1つと接続されている。シュート261は通常閉じられている。硬貨の識別結果に基づいて対応するシュート261が開くと、硬貨はシュート261内へ落下し、出金口220、カセット270、収納部271a〜271h、回収部272のいずれかに収納される。入金できない硬貨は、シュート261から落下せず搬送を続けられ、リジェクト硬貨として、出金口120から返却される。入金可能な硬貨は、複数の収納部271a〜271hに金種別に収納される。回収部272は、例えば収納部271が満杯になった場合に、収納部271に収納できない硬貨を収納するために利用される。繰出部280及び収納部271は、傾斜した状態で回転する回転円盤を有し、回転円盤表面の外側領域にある複数の突起部材によって硬貨を1枚ずつ拾い上げて繰り出す。
カセット270は硬貨処理部14に対して着脱可能に設けられている。カセット270は、例えば硬貨の回収に利用される。貨幣処理装置10から硬貨を回収する際、回収する硬貨が収納部271から繰り出される。出金搬送部262は、収納部271から繰り出された硬貨を受けて上方へ搬送し、カセット270に収納する。店員は、硬貨が収納されたカセット270を硬貨処理部14から取り外して、硬貨をカセットごと回収する。
貨幣処理装置10の機能には基本機能と拡張機能がある。図4は、基本機能及び拡張機能を説明するための図である。操作端末20を貨幣処理装置10に接続すると、操作端末20の画面上に図4(a)に示す基本メニューが表示される。
基本メニューの画面には、図4(a)に示すように複数のボタンが表示される。各ボタンが、貨幣処理装置10の基本機能に対応している。基本機能には、精算処理、在高確認、取扱説明書の表示、エラー確認、責任者メニューの各機能が含まれる。責任者メニューについては後述する。
基本機能の種類は設定により変更することができる。例えば、店舗3で行われる通常業務に必要な機能が基本機能として設定される。例えば、貨幣処理装置10及び操作端末20がネットワーク2に接続されていない状態でも実行可能な機能が基本機能として設定される。すなわち、ネットワーク2で通信障害が発生した場合でも、店舗3の通常業務に影響が出ないように、基本機能とする機能が選択される。
図5は、基本機能を利用する処理の流れを示す図である。店員は、操作端末20を操作して基本機能の利用を開始する(ステップS1)。具体的には、店員は、操作端末20で専用のアプリケーションを起動する。アプリケーションを起動すると、操作端末20と貨幣処理装置10との間で通信が開始される。貨幣処理装置10は、操作端末20に対して認証情報を要求する(ステップS2)。操作端末20が、貨幣処理装置10へ認証情報を送信すると(ステップS3)、貨幣処理装置10は認証処理を実行する(ステップS4)。
例えば、操作端末20から貨幣処理装置10に自動送信された固有情報が、予め貨幣処理装置10に登録された操作端末20の固有情報と一致するか否かに基づいて認証処理が実行される。固有情報は、例えば、操作端末20の型番と製造番号とを組み合わせて生成された識別情報である。認証処理が、ID及びパスワードを利用して行われる態様であってもよい。この場合、予め貨幣処理装置10に登録されたID及びパスワードと、操作端末20に入力されたID及びパスワードとに基づいて認証処理が実行される。
操作端末20が認証されると、貨幣処理装置10は、操作端末20の画面上に、図4(a)に示す基本メニューを表示する(図5ステップS5)。店員が、操作端末20を操作して基本機能を選択すると(ステップS6)、貨幣処理装置10は、選択された基本機能を実行する(ステップS7)。
店員が、図4(a)に示す基本メニューの精算処理を選択すると、貨幣処理装置10は精算処理用のレジアプリケーションを実行して、操作端末20に精算処理用の画面を表示する。レジアプリケーションは、貨幣処理装置10がキャッシュレジスタとして機能するためのソフトウェアプログラムである。レジアプリケーションは予め記憶部12に準備されている。
レジアプリケーションの実行により表示される精算処理用の画面は、キャッシュレジスタの操作部及び表示部に対応する画面である。画面上には、テンキーを含む操作部分と取引内容を表示する表示部分とが含まれる。店員は、操作端末20及び貨幣処理装置10を、釣銭機が接続されたキャッシュレジスタとして利用することができる。店員は、操作端末20を操作して客との取引に係る精算処理を開始する。
図6は、精算処理の流れを示す図である。貨幣処理装置10は、レジアプリケーションによって、商品の情報と、取引の情報と、取引時に店舗3と客との間で遣り取りされる貨幣の情報とを処理するキャッシュレジスタの機能を実現する。また、貨幣処理装置10は、紙幣処理部13及び硬貨処理部14によって、取引時に遣り取りされる貨幣現物を処理する釣銭機の機能を実現する。貨幣処理システム1は、貨幣処理装置10がキャッシュレジスタとして機能する点に1つの特徴を有している。この特徴を明確にするため、図6では、レジアプリケーションによる情報処理と、紙幣処理部13及び硬貨処理部14による貨幣処理とを分けて示している。
客が、購入する商品を持ってチェックアウトカウンターにやってくると、店員は操作端末20を操作して商品情報を入力する(ステップS11)。例えば、店員は、各商品の価格及び数量を手入力する。貨幣処理装置10は、入力された情報に基づいて、客が購入する商品の合計金額を算出する(ステップS12)。この合計金額が、客との商品取引における取引金額である。
商品を購入する客は、取引金額を支払うために入金口110、210に貨幣を投入する(ステップS13)。貨幣の投入を検知した貨幣処理装置10は、入金処理を実行し(ステップS14)、貨幣を識別計数して入金金額を算出する。識別計数された貨幣は、貨幣処理装置10の収納部171、271に収納される。
貨幣処理装置10は、入金金額から取引金額を差し引いた釣銭金額を算出する(ステップS15)。貨幣処理装置10は、各商品の価格及び数量と、取引金額と、入金金額と、釣銭金額とを操作端末20の画面に表示する(ステップS16)。店員は、操作端末20の画面に表示された取引内容を確認して取引を確定する操作を行う(ステップS17)。
取引が確定されると、貨幣処理装置10は、釣銭金額分の貨幣を出金する出金処理を実行する(ステップS18)。なお、ステップS15で算出された釣銭金額が0(ゼロ)であった場合、ステップS16では釣銭金額が表示されず、ステップS18の釣銭出金処理も行われない。
貨幣処理装置10は、プリンタ21を制御して、取引内容を印字したレシートを発行して取引を終了する。取引が終了すると、貨幣処理装置10は、取引内容を記憶部12で管理する。取引内容には、取引日時と、取引された商品の情報と、入金処理及び出金処理に関する情報とが含まれる。これらの情報は、拡張機能の実行時に利用されるが詳細は後述する。
店員が、図4(a)に示す基本メニューの在高確認を選択すると、操作端末20に在高確認用の画面が表示される。画面上には、貨幣処理装置10の記憶部12で管理されている在高情報が表示される。具体的には、紙幣処理部13に収納中の紙幣の金種と、各金種の紙幣枚数及び金額と、硬貨処理部14に収納中の硬貨の金種と、各金種の硬貨枚数及び金額とが表示される。
店員が基本メニューの取扱説明書を選択すると、操作端末20の画面に取扱説明書が表示される。取扱説明書には、例えば、貨幣処理装置10の操作方法、操作端末20の操作方法及び貨幣処理装置10のメンテナンス方法が含まれる。
店員が基本メニューのエラー確認を選択すると、操作端末20の画面に、貨幣処理装置10で発生したエラーの情報と、エラーの解除方法とが表示される。店員は、エラーの解除方法を確認しながらエラーの解除操作を行うことができる。画面上のエラーの情報には、エラーの種類に応じて設定されたエラー番号が含まれる。エラー番号は、拡張機能の実行時に利用されるが詳細は後述する。
例えば、紙幣処理部13の搬送路に紙幣が詰まると、紙幣処理部13の搬送路各部に設けられたセンサの少なくともいずれか1つが、これを検知する。エラーの発生は、紙幣処理部13に設けられたランプの点灯やエラー音によって店員に報知される。エラーの発生を認識した店員が、操作端末20の基本メニューからエラー確認を選択すると、操作端末20の画面上に、紙幣詰まりが生じた搬送路上の位置と、詰まった紙幣を取り除く方法とが表示される。店員は、画面上の情報を確認しながら、詰まった紙幣を取り除いてエラーを解除する。
図4(a)に示す画面で責任者メニューが選択されると、操作端末20の画面上に、予め登録された店舗3の責任者のID及びパスワードの入力を求める認証画面が表示される。店舗責任者がID及びパスワードを入力して認証されると、店舗責任者にのみ実行が許された処理内容が画面上に一覧表示される。
責任者メニューに表示される処理は、貨幣処理装置10の基本機能に含まれるが、予め認証情報が登録された操作者でなければ実行できない処理である。責任者メニューには、例えば、貨幣処理装置10に設けられたロック機構を解除する処理と、収納部171、271から貨幣を回収する回収処理とが含まれる。
ロック機構の解除は、収納部171、271に収納中の貨幣を装置外に取り出すための処理である。紙幣処理部13は、カバー130を開いた内側に、ロック機構を有する扉を有し、この扉を開かないと収納部171の紙幣を取り出せないようになっている。同様に、硬貨処理部14は、カバー230を開いた内側に、ロック機構を有する扉を有し、この扉を開かないと収納部271の硬貨を取り出せないようになっている。紙幣処理部13及び硬貨処理部14のロック機構は電磁ロック機構から成る。店舗責任者は、責任者メニューを選択して、紙幣処理部13及び硬貨処理部14の扉のロックを解除することができる。店舗責任者は、ロックが解除された扉を開いて、収納部171、271に収納されている貨幣を取り出すことができる。
回収処理は、貨幣処理装置10の収納部171、271に収納中の貨幣をカセット170、270を利用して回収する処理である。店舗責任者は、責任者メニューを選択して回収処理を実行する。店舗責任者が、回収する貨幣の金種と、各金種の枚数又は金額とを指定すると、指定された貨幣が収納部171、271から繰り出されて、カセット170、270に収納される。貨幣が収納されたカセット170、270は、カバー130、230を開いて貨幣処理装置10から取り外すことにより回収される。
店員が、図4(a)に示す画面で有料メニューを選択すると、貨幣処理装置10は、機能提供サーバ30が提供する拡張機能を利用するための処理を開始する。図7は、拡張機能を利用する処理の流れを示す図である。
有料メニューで提供する拡張機能の種類は設定により変更することができる。基本機能には含まれていないが、店舗3で必要となる可能性がある機能が拡張機能として設定される。
店員が、操作端末20を操作して有料メニューを選択すると(ステップS21)、貨幣処理装置10は、拡張機能を利用するため、機能提供サーバ30との間で通信を開始する(ステップS22)。機能提供サーバ30は、貨幣処理装置10に対して認証情報を要求する(ステップS23)。貨幣処理装置10が、機能提供サーバ30へ認証情報を送信すると(ステップS24)、機能提供サーバ30は認証処理を実行する(ステップS25)。
例えば、貨幣処理装置10から機能提供サーバ30に自動送信された固有情報が、予め機能提供サーバ30に登録された貨幣処理装置10の固有情報と一致するか否かに基づいて認証処理が実行される。固有情報は、例えば、貨幣処理装置10の型番と製造番号とを組み合わせて生成された識別情報である。認証処理が、ID及びパスワードを利用して行われる態様であってもよい。この場合、予め機能提供サーバ30に登録されたID及びパスワードと、操作端末20に入力されたID及びパスワードとに基づいて認証処理が実行される。
機能提供サーバ30が貨幣処理装置10を認証すると、貨幣処理装置10は、機能提供サーバ30が提供する拡張機能の利用を開始することができる(ステップS26)。貨幣処理装置10は、操作端末20の画面上に、図4(b)に示す有料メニューを表示する(ステップS27)。店員が操作端末20を操作して有料メニューの中から拡張機能を選択すると(ステップS28)、貨幣処理装置10及び機能提供サーバ30が、選択された拡張機能を実行する(ステップS29)。
有料メニューの画面には、図4(b)に示すように複数のボタンが表示される。各ボタンが、機能提供サーバ30によって提供される拡張機能に対応している。拡張機能には、遠隔承認、遠隔操作、現金輸送会社(CIT)への現金輸送依頼、操作アシスト、広告素材の提供、分析の各機能が含まれる。機能提供サーバ30を管理する管理会社は、拡張機能を利用した店舗3に、利用内容に応じた料金を請求する。このため画面上には有料メニューと表示される。
図4(b)には示していないが、各拡張機能の名称と共に利用料金が表示される態様であってもよい。また、画面上に、店舗3が所定期間内に利用した拡張機能の利用料金の合計金額が表示される態様であってもよい。
利用料金は、管理会社が、拡張機能毎に設定する。料金は、回数に基づいて設定することもできるし、期間に基づいて設定することもできる。管理会社は、例えば、1回当たり、1日当たり、1ヶ月当たりというように回数又は期間を定めて各拡張機能の利用料金を設定することができる。
拡張機能は、その一部又は全てが機能提供サーバ30によって提供される。このため、拡張機能は、貨幣処理装置10がネットワーク2を介して機能提供サーバ30と接続された状態でなければ利用できない。ネットワーク2を介して接続された貨幣処理装置10及び機能提供サーバ30が協働して拡張機能を実行すると、機能提供サーバ30が、拡張機能の利用状況に応じて店舗3に課金する。機能提供サーバ30は、店舗3で利用された拡張機能の利用履歴と、利用料金とを記憶部32で管理する。
店員が、図4(b)に示す有料メニューの遠隔承認を選択すると、操作端末20の画面に、店舗3の責任者の承認を得なければ実行できない処理の種類が一覧表示される。遠隔承認の対象とする処理の種類は、店舗3又は管理会社が設定する。
店員が、操作端末20を操作して、実行したい処理を選択すると、機能提供サーバ30は、これを店舗責任者が所持する携帯端末40に通知する。店舗責任者は、携帯端末40の画面上で、店員が遠隔承認を求めた処理の種類を確認して、処理実行を承認する操作を行う。携帯端末40で承認操作が行われると、機能提供サーバ30は、承認された処理の実行許可を指示する信号を店舗3の貨幣処理装置10に送信する。これにより、店員は、店舗責任者が携帯端末40を操作して承認した処理を貨幣処理装置10で実行できるようになる。
例えば、紙幣処理部13の収納部171から搬送路へ紙幣を繰り出す途中で紙幣が詰まることがある。紙幣が詰まるとエラーになって紙幣処理部13の動作が停止する。エラーを解除して紙幣処理を続けるためには、カバー130の内側にある扉のロックを解除して該扉を開き、収納部171の繰出口近傍に詰まった紙幣を取り除く必要がある。店員は、ロックを解除する処理権限を有していないため、遠隔承認の機能を利用する。
図8は、遠隔承認の機能を利用して貨幣処理装置10のロック機構を解除する処理の流れを示す図である。店員は、操作端末20を操作して、有料メニューの遠隔承認を選択し、店舗責任者に、扉のロックを解除する処理の承認を求める(ステップS31)。これを認識した機能提供サーバ30は、店舗責任者の携帯端末40に承認要求通知を送信する(ステップS32)。
店舗責任者は、携帯端末40で要求内容を確認して承認操作を行う(ステップS33)。承認操作を認識した機能提供サーバ30は、店員がロックの解除処理を実行できるように貨幣処理装置10を制御する(ステップS34)。これにより、貨幣処理装置10は、店員によるロック解除の処理を許可する(ステップS35)。店員が操作端末20を操作してロック解除の処理を実行すると(ステップS36)、貨幣処理装置10はロックを解除する(ステップS37)。
店舗責任者が、店員によるロック解除の処理を遠隔承認すると、機能提供サーバ30は、例えば操作端末20に表示された基本メニューの中に、ロック解除のボタンを追加する。店員は、操作端末20を操作して基本メニューからロック解除を選択し、紙幣処理部13の扉のロックを解除することができる。これにより、店員は、収納部171に詰まった紙幣を取り除いてエラーを解除することができる。ロック解除のボタンは、店舗責任者が承認操作を行ってから所定時間が経過すると基本メニューから削除される。
店舗責任者が携帯端末40を操作して承認した処理の実行方法は、店員による操作端末20の操作を受けて貨幣処理装置10が処理を実行する行う態様に限定されない。例えば、機能提供サーバ30が貨幣処理装置10を制御して、紙幣処理部13の扉のロックを解除する態様であってもよい。他の遠隔承認の処理も図8に示したロック解除の処理と同様に行われる。
店員が、図4(b)に示す有料メニューの遠隔操作を選択すると、操作端末20の画面上に、遠隔操作によって実行可能な処理の種類が一覧表示される。例えば、店舗3の責任者でなければ実行できない処理の種類が一覧表示される。遠隔操作の対象とする処理の種類は、店舗3又は管理会社が設定する。例えば、店舗責任者による遠隔承認を受けて店員が実行する処理と、店舗責任者が遠隔操作によって自ら実行する処理とが分けて設定される。
店員が、操作端末20を操作して処理を選択すると、機能提供サーバ30は、これを店舗責任者の所持する携帯端末40に通知する。店舗責任者は、携帯端末40の画面上で、店員が遠隔操作を求めた処理の種類を確認する。店舗責任者は、携帯端末40を利用して、機能提供サーバ30を介して貨幣処理装置10を遠隔操作することにより、店員が求めた処理を実行する。
店員が有料メニューで遠隔承認を選択した場合、店舗責任者の承認を得た処理を店員が実行する。一方、店員が遠隔操作を選択した場合は、店員が求める処理を店舗責任者が遠隔操作によって実行する。例えば、貨幣処理装置10の扉のロックを解除するために遠隔操作が選択された場合は、店舗責任者が、携帯端末40を操作して扉のロックを解除する。この場合、携帯端末40で行われた操作に基づいて、機能提供サーバ30が貨幣処理装置10を制御してロックを解除する。
遠隔操作は、店員からの求めに応じて実行される態様に限定されず、店舗責任者が自ら実行することもできる。店舗責任者が、携帯端末40を操作して、携帯端末40を機能提供サーバ30に接続すると、携帯端末40の画面上に図4(b)に示す有料メニューが表示される。店舗責任者は、携帯端末40を操作して遠隔操作を選択することにより、店舗3から離れた場所にいながら貨幣処理装置10を遠隔操作することができる。
図9は、携帯端末40を操作して拡張機能を利用する処理の流れを示す図である。図9は、遠隔操作により貨幣処理装置10で回収処理を実行する例を示している。店舗責任者は、携帯端末40を操作して拡張機能の利用を開始する(ステップS41)。具体的には、店舗責任者が、携帯端末40で専用のアプリケーションを起動すると、携帯端末40と機能提供サーバ30との間で通信が開始される。機能提供サーバ30は、携帯端末40に対して認証情報を要求する(ステップS42)。携帯端末40が、機能提供サーバ30へ認証情報を送信すると(ステップS43)、機能提供サーバ30は認証処理を実行する(ステップS44)。
例えば、携帯端末40から機能提供サーバ30に自動送信された固有情報が、予め機能提供サーバ30に登録された携帯端末40の固有情報と一致するか否かに基づいて認証処理が実行される。固有情報は、例えば、携帯端末40の型番と製造番号とを組み合わせて生成された識別情報、又は携帯端末40の端末識別情報(IMEI)である。認証処理が、ID及びパスワードを利用して行われる態様であってもよい。この場合、予め機能提供サーバ30に登録されたID及びパスワードと、携帯端末40に入力されたID及びパスワードとに基づいて認証処理が実行される。
携帯端末40を認証した機能提供サーバ30は、携帯端末40の画面上に、図4(b)に示す有料メニューを表示する(ステップS45)。店舗責任者は、携帯端末40を操作して、有料メニューの中から遠隔操作を選択する。続いて店舗責任者が、携帯端末40の画面に一覧表示された遠隔操作可能な処理の中から回収処理を選択すると、機能提供サーバ30は、貨幣処理装置10が記憶部12で管理する在高情報を取得して携帯端末40の画面上に表示する。店舗責任者は、携帯端末40の画面に表示された在高情報を確認する。店舗責任者は、回収する貨幣の金種と、各金種の枚数又は金額とを指定して、回収処理の実行を指示する(ステップS46)。指示を受けた機能提供サーバ30が貨幣処理装置10を制御することにより(ステップS47)、貨幣処理装置10で回収処理が実行される(ステップS48)。貨幣処理装置10は、携帯端末40で指定された金種と、枚数又は金額とに基づいて、収納部171、271から貨幣を繰り出してカセット170、270に収納する。店舗責任者が指定した全ての貨幣がカセット170、270に収納されると、貨幣処理装置10は回収処理を終了する。
店舗責任者は、携帯端末40を操作して、有料メニューに含まれる他の拡張機能を利用することもできる。操作端末20を操作する場合と携帯端末40を操作する場合とで利用方法は同じであるため、以下では、店員が操作端末20を操作して行う場合を例に、他の拡張機能について説明する。
店員が、図4(b)に示す有料メニューのCIT依頼を選択すると、操作端末20の画面に、店舗3の依頼に対応可能な現金輸送会社が一覧表示される。店員は、操作端末20を操作して現金輸送会社を選択し、貨幣の輸送を依頼することができる。
例えば、貨幣処理装置10の収納部171、271が満杯になりそうな場合に、店員は、店舗3から貨幣を回収するよう現金輸送会社に依頼する。貨幣処理装置10の収納部171、271の貨幣が不足して釣銭を出金できなくなりそうな場合に、店員は、店舗3に貨幣を配送するよう現金輸送会社に依頼する。店員は、操作端末20を操作して、貨幣の金種と、各金種の枚数又は金額とを指定して、貨幣の輸送を依頼することができる。
店員が、操作端末20で現金輸送会社に貨幣の輸送を依頼する操作を行うと、機能提供サーバ30が現金輸送会社に輸送依頼を通知する。機能提供サーバ30は、依頼内容及び店舗3の情報を現金輸送会社に通知する。通知は、例えば、電子メール又はネットワーク2を利用する専用のアプリケーションによって行われる。現金輸送会社は、例えばコンピュータ端末を利用して通知を受信し、店舗3の依頼内容を確認することができる。通知を受けた現金輸送会社は、店舗3の場所及び依頼内容を確認して、店舗3からの貨幣の回収又は店舗3への貨幣の配送を行う。店舗3が貨幣の配送を依頼した合には、店員が指定した貨幣の金種と各金種の枚数又は金額とが依頼内容に含まれる。現金輸送会社は、機能提供サーバ30から通知された依頼内容に基づいて、店員が指定した貨幣を店舗3へ配送する。
店員が、有料メニューの操作アシストを選択すると、操作端末20の画面に、アシスト可能な処理の種類が一覧表示される。店員が、操作端末20を操作して処理を選択すると、機能提供サーバ30は、選択された処理について、店員が行うべき操作内容を案内する情報を操作端末20の画面上に表示する。操作内容の案内は、静止画像や動画像を利用して行われる。
例えば、貨幣処理装置10でエラーが発生し、基本メニューの取扱説明書の表示及びエラー確認を利用してもエラーを解除できなかった場合に、店員は有料メニューの操作アシストを利用する。操作アシストを実行した店員は、操作端末20を操作して、機能提供サーバ30にエラーに関する情報を入力する。例えば、店員はエラー番号を入力する。エラー番号は、基本メニューのエラー確認を実行して確認することができる。機能提供サーバ30は、入力された情報に基づいてエラーの内容を認識する。記憶部32には、各エラー番号と関連付けて、各エラーの解除方法の説明に利用する情報が予め準備されている。エラー番号を認識した機能提供サーバ30は、記憶部32に準備された情報を参照し、操作端末20を介して、エラーの解除方法を店員に案内する。例えば、機能提供サーバ30は、エラー解除に必要な操作を一段階ずつ静止画像や動画像を利用しながら詳細に店員に案内する。
操作アシストの実行時には、音声認識技術を利用することも可能となっている。例えばエラー解除のために操作アシストを選択した後、店員は、操作端末20が備えるマイクに向かってエラー番号を発声する。この音声が店舗3から機能提供サーバ30に送信され、機能提供サーバ30が音声認識技術によってエラー番号を認識し、対応するエラーの解除方法を店員に案内する。
操作アシストの実行時には、操作端末20の画面上に、担当係員を呼び出すための呼出ボタンが表示される。例えば、機能提供サーバ30が設置された管理会社に、操作アシストを担当する係員が待機している。店員は、操作端末20の呼出ボタンを押すことにより、係員のサポートを受けることができる。店員が呼出ボタンを押すと、操作端末20が備えるマイク及びスピーカと、機能提供サーバ30が備えるマイク及びスピーカとを利用して、店員と係員との間で会話をすることが可能となる。店員は、係員に状況を説明して、係員から操作方法の説明を受けることができる。
店員が、有料メニューの広告素材を選択すると、操作端末20の画面に、購入可能な広告素材が一覧表示される。広告素材とは、宣伝広告を行うために、操作端末20の画面上に表示する静止画像及び動画像である。店員が、操作端末20を操作して広告素材を選択すると、機能提供サーバ30から広告素材がダウンロードされて、貨幣処理装置10の記憶部12に保存される。記憶部12に保存された広告素材は、操作端末20の画面上に表示することができる。
例えば、店舗3でセールを行う場合に、店員は、セール用に準備された動画像を購入する。店員は、操作端末20を操作して、セールの日時やセール対象の商品情報を入力する。店員が操作端末20を利用しない間、操作端末20の画面上に、店員が入力したセール日時及びセール対象商品の情報を含む動画像が再生される。
基本機能及び拡張機能を利用するための操作端末20とは別に、広告宣伝用の操作端末20を貨幣処理装置10に接続することも可能となっている。例えば、広告宣伝用の操作端末20をチェックアウトカウンターに設置すれば、店員が操作端末20を操作している間も、チェックアウトカウンターの客及び店舗3内の他の客に向けて広告宣伝用の静止画像や動画像を再生することができる。
店員が、有料メニューの分析を選択すると、操作端末20の画面に、利用可能な分析の種類が一覧表示される。分析とは、貨幣処理装置10の記憶部12に保存された過去の取引内容の情報を利用して店舗3に役立つ情報を得るための機能である。
分析の種類には、例えば、売上の分析と、釣銭準備金の分析とが含まれる。店員が、操作端末20を操作して売上分析を選択した場合、貨幣処理装置10の記憶部12で管理されている過去の取引内容が機能提供サーバ30に送信される。取引内容には、店舗3で販売された商品の種類、価格及び数量と、販売日時とが含まれる。例えば、機能提供サーバ30は、過去に店舗3で取り引きされた商品の種類及び数量に基づいて、店舗3が各商品をどれくらいの頻度でどれくらいの数量仕入れればよいかを分析し、分析結果を操作端末20に表示する。また、例えば、機能提供サーバ30は、過去の気温及び天候と各商品の販売状況との関係を分析して、翌日以降の天気予報に基づいて、販売量の増加が予測される商品を操作端末20に表示する。
店員が、操作端末20を操作して釣銭準備金分析を選択した場合、貨幣処理装置10の記憶部12で管理される過去の取引内容が機能提供サーバ30に送信される。取引内容には、貨幣処理装置10に入金された貨幣の金種及び枚数と、貨幣処理装置10から出金された貨幣の金種及び枚数とが含まれる。機能提供サーバ30は、入出金された貨幣の金種及び枚数に基づいて、店舗3が、釣銭準備金として、各金種の貨幣をどれくらいの頻度でどれくらいの枚数準備すればよいかを分析し、分析結果を操作端末20に表示する。
店員が、図4(b)に示す有料メニューの画面で基本メニューを選択すると、操作端末20の画面上に、図4(a)に示す基本メニューが表示される。店員が、有料メニューの画面で利用履歴を選択すると、操作端末20の画面上に、有料メニューの利用履歴が表示される。店員は、利用履歴の画面上で、過去に有料メニューを利用した日時と、利用内容と、利用料金とを確認することができる。この画面上で、店員は、次回の利用料金の請求日及び請求金額を確認することができる。
本実施形態では、主に店員が有料メニューを利用する例を示したが、店舗責任者も有料メニューの機能を利用して様々な処理を行うことができる。例えば、店舗責任者は、有料メニューの在高確認を実行して貨幣処理装置10の在高情報を確認する。貨幣の回収が必要である場合、店舗責任者は、有料メニューのCIT依頼を実行することにより、店舗3の外にいながら、店舗3から貨幣を回収するよう現金輸送会社に依頼することができる。回収を依頼した店舗管理者は、上述したように、遠隔操作による回収処理を実行して、回収する貨幣をカセット170、270に収納することができる。現金輸送会社は、貨幣が収納されたカセット170、270を回収することができる。
本実施形態で基本機能として示した各機能は例示であって基本機能がこれらに限定されるものではない。同様に、本実施形態で拡張機能として示した各機能は例示であって拡張機能がこれらに限定されるものではない。例えば、基本機能として示した機能が拡張機能に含まれる態様であってもよいし、拡張機能として示した機能が基本機能に含まれる態様であってもよい。
機能提供サーバ30が提供する機能、すなわち機能提供サーバ30を利用可能な環境になければ実行できない機能が拡張機能であり、それ以外の機能が基本機能として区別される。基本機能がネットワーク2に接続されていない状態で実行可能な機能に限定されるものではなく、例えば、ネットワーク2経由で取得した情報を利用して貨幣処理装置10及び操作端末20が行う処理を基本機能とする態様であってもよい。機能提供サーバ30が提供する拡張機能が全て有料である態様に限定されず、無料で利用可能な拡張機能が含まれる態様であってもよい。どのような機能を基本機能とするか拡張機能とするか、拡張機能を有料とするか無料とするかは、設定により変更可能となっている。
本実施形態で図1に示した貨幣処理システム1の構成は機能概略的なものであり、貨幣処理システム1の構成が物理的に該構成に限定されるものではない。例えば、図1に示した貨幣処理装置10と操作端末20とが1台の装置に統合された態様であってもよいし、図2に示す紙幣処理部13と硬貨処理部14が1台の装置に統合された態様であってもよい。また、例えば、機能提供サーバ30が複数台の装置に分散され、各装置が協働して機能提供サーバ30の機能及び動作を実現する態様であってもよい。各装置の分散・統合の形態は上述した例に限定されず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
上述したように、貨幣処理装置10が実行可能な基本機能には、店員が日常業務に利用する精算処理の機能及び在高確認の機能が含まれる。貨幣処理装置10の機能を基本機能に限定することにより、店舗3に貨幣処理装置10を導入する際の導入コストが抑制され、店舗3への導入が容易となる。
店員は、例えばタブレット端末を操作端末20として利用することができる。店員は、貨幣処理装置10及び操作端末20をキャッシュレジスタ及び釣銭機として利用することができる。これにより、POSシステムを利用しない店舗3でも貨幣処理装置10を容易に導入して活用することができる。
以上のように、本発明に係る貨幣処理装置及び貨幣処理システムは、店舗の規模によらず容易に導入可能な貨幣処理装置及び貨幣処理システムを提供するために有用である。
1 貨幣処理システム
2 ネットワーク
10 貨幣処理装置
11、31 制御部
12、32 記憶部
13 紙幣処理部
14 硬貨処理部
20 操作端末
21 プリンタ
30 機能提供サーバ
40 携帯端末
110、210 入金口
120、220 出金口
130、230 カバー
150、250 識別部
160、搬送部
170、270 カセット
171(171a〜171c)、271(271a〜271h) 収納部
260 入金搬送部
261 シュート
262 出金搬送部
272 回収部
280 繰出部

Claims (6)

  1. 店舗に設置され、精算処理機能を含む基本機能を実行可能な貨幣処理装置と、
    前記貨幣処理装置と接続された操作端末と
    を備え、
    前記精算処理機能の実行時には、前記貨幣処理装置が、前記店舗で客が購入する各商品の価格及び数量の入力を前記操作端末から受け付けて取引金額を算出し、前記取引金額を支払うために入金口から入金された貨幣を識別計数して入金金額を算出すると共に前記貨幣を装置内に収納し、前記入金金額が前記取引金額を超える場合には差額に相当する貨幣を装置内から繰り出して出金口に釣銭として出金する
    ことを特徴とする貨幣処理システム。
  2. 前記基本機能は、前記貨幣処理装置及び前記操作端末がネットワークから隔離された状態で実行可能であることを特徴とする請求項1に記載の貨幣処理システム。
  3. 前記基本機能と異なる拡張機能を提供する機能提供サーバ
    をさらに備え、
    前記拡張機能は、前記貨幣処理装置がネットワークを介して前記機能提供サーバと接続されることにより前記貨幣処理装置で実行可能となる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の貨幣処理システム。
  4. 前記拡張機能は、前記機能提供サーバが、前記ネットワークを介して前記貨幣処理装置を制御する遠隔操作機能を含むことを特徴とする請求項3に記載の貨幣処理システム。
  5. 前記拡張機能は、前記機能提供サーバが、前記貨幣処理装置で所定操作者のみが実行可能な処理の承認操作を受け付けて、前記所定操作者以外の者が前記処理を実行できるように前記貨幣処理装置を制御する遠隔承認機能を含むことを特徴とする請求項3又は4に記載の貨幣処理システム。
  6. 貨幣を入金するための入金口と、
    前記入金口から入金された貨幣を識別計数する識別部と、
    前記識別部が識別計数した貨幣を収納する収納部と、
    前記収納部から繰り出された貨幣を出金するための出金口と、
    精算処理機能を含む複数の基本機能の情報が保存された記憶部と、
    前記記憶部に保存された情報に基づいて基本機能を実行する制御部と
    を備え、
    前記精算処理機能の実行時には、前記識別部が、前記入金口から入金された貨幣を識別計数して入金金額を算出し、前記収納部が前記識別部が識別計数した貨幣を装置内に収納し、前記制御部が客が購入する各商品の価格及び数量の入力を受け付けて取引金額を算出し、該入金金額が前記取引金額を超える場合には差額に相当する貨幣を前記収納部が繰り出して前記出金口が釣銭として出金する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
JP2019033622A 2019-02-27 2019-02-27 貨幣処理装置及び貨幣処理システム Pending JP2020140294A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019033622A JP2020140294A (ja) 2019-02-27 2019-02-27 貨幣処理装置及び貨幣処理システム
EP20158939.7A EP3703017A1 (en) 2019-02-27 2020-02-24 Money handling apparatus and money handling system
AU2020201363A AU2020201363A1 (en) 2019-02-27 2020-02-25 Money handling apparatus and money handling system
US16/801,368 US11887091B2 (en) 2019-02-27 2020-02-26 Money handling apparatus and money handling system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019033622A JP2020140294A (ja) 2019-02-27 2019-02-27 貨幣処理装置及び貨幣処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020140294A true JP2020140294A (ja) 2020-09-03

Family

ID=69726468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019033622A Pending JP2020140294A (ja) 2019-02-27 2019-02-27 貨幣処理装置及び貨幣処理システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11887091B2 (ja)
EP (1) EP3703017A1 (ja)
JP (1) JP2020140294A (ja)
AU (1) AU2020201363A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD998482S1 (en) * 2020-01-31 2023-09-12 Glory Ltd. Currency processing machine

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4053319B2 (ja) 2002-03-11 2008-02-27 グローリー株式会社 売上金額確定システム及び売上金額確定方法
JP2003346219A (ja) * 2002-03-19 2003-12-05 Hitachi Ltd 貨幣取引装置及び貨幣取引方法
US7766229B2 (en) * 2007-10-22 2010-08-03 Glory Ltd. Bill/coin processing system
US8255581B2 (en) * 2010-04-19 2012-08-28 International Business Machines Corporation Electronic device having physical switch to select functionality exposed to host computing device
WO2014132326A1 (ja) * 2013-02-26 2014-09-04 グローリー株式会社 貨幣処理システム、貨幣処理装置および貨幣処理方法
JP6250573B2 (ja) * 2015-02-06 2017-12-20 東芝テック株式会社 金銭処理装置
JP2017208020A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 グローリー株式会社 有価媒体処理装置、有価媒体処理システム及び有価媒体処理方法
JP6810626B2 (ja) * 2017-02-08 2021-01-06 グローリー株式会社 現金処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP3703017A1 (en) 2020-09-02
AU2020201363A1 (en) 2020-09-10
US20200273009A1 (en) 2020-08-27
US11887091B2 (en) 2024-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6110633B2 (ja) 貨幣管理システム及び貨幣管理方法
JP4007842B2 (ja) 金融営業店における貨幣処理システム
TW201621822A (zh) 貨幣處理裝置及貨幣處理裝置之入款控制方法
JP3959322B2 (ja) 店舗における現金管理システム
EP3333814B1 (en) Money processing system
WO2016204195A1 (ja) 貨幣管理装置及び貨幣管理システム
WO2014132326A1 (ja) 貨幣処理システム、貨幣処理装置および貨幣処理方法
JP2020140294A (ja) 貨幣処理装置及び貨幣処理システム
JP6775964B2 (ja) 貨幣処理装置及び貨幣処理システム
JP6117545B2 (ja) 現金処理システム及び現金処理方法
JP2013020301A (ja) 精算システム
JP6555735B2 (ja) 貨幣処理システム
JP2019066923A (ja) 媒体処理装置
JP2000231668A (ja) Pos一体形現金自動取引システム
JP5250459B2 (ja) 釣銭準備金両替システム
JP5202403B2 (ja) 釣銭準備金作成システム
JP2004220088A (ja) 現金処理システムおよびそのプログラム
JP6649078B2 (ja) 自動取引装置
JP7134281B2 (ja) 入出金管理システム、入出金管理装置及び入出金管理方法
JP2019207598A (ja) 自動取引装置、取引処理システムおよび取引処理プログラム
WO2022230773A1 (ja) 貨幣処理方法及び貨幣処理装置
JP7320229B2 (ja) 取引処理装置
JP2018081579A (ja) 金銭収受装置、決済装置及び制御プログラム
JP7163043B2 (ja) 貨幣処理装置及び貨幣処理システム
JP2023010350A (ja) 決済システム及び決済方法