JP2020080482A - ネットワークシステム、情報処理方法、通信端末、およびプログラム - Google Patents

ネットワークシステム、情報処理方法、通信端末、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】安全かつ容易に通信端末から電気機器を制御することができる技術を提供する。【解決手段】電気機器100に関する使用条件の登録を受け付けるための第1のサーバ300Bと、電気機器を制御するための第2のサーバ300Aと、電気機器を制御するための認証キーを第1のサーバに要求し、使用条件を満たしている場合に第1のサーバから認証キーを取得し、認証キーを利用して第2のサーバを介して電気機器を制御するための通信端末200と、を備える、ネットワークシステム1が提供される。【選択図】図2

Description

本発明は、通信端末から電気機器を制御するための技術に関する。
従来から、ネットワークを介した電気機器の各種サービスへの登録の技術が知られている。たとえば、特開2018−32917号公報(特許文献1)には、ネットワークシステム、情報処理方法、サーバ、電気機器、通信端末、およびプログラムが開示されている。特許文献1によると、LAN接続されている少なくとも1つの電気機器と、LAN接続されている少なくとも1つの電気機器を選択可能に表示するための通信端末と、通信端末に対する少なくとも1つの電気機器の選択命令に基づいて、選択された電気機器と通信端末とに関する所定の処理を実行するためのサーバとを備える、ネットワークシステムが提供される。
特開2018−32917号公報
本発明の目的は、機器所有者でない者が安全かつ容易に通信端末から電気機器を制御することができる技術を提供することにある。
この発明のある態様に従うと、電気機器に関する使用条件の登録を受け付けるための第1のサーバと、電気機器を制御するための第2のサーバと、電気機器を制御するための認証キーを第1のサーバに要求し、使用条件を満たしている場合に第1のサーバから認証キーを取得し、認証キーを利用して第2のサーバを介して電気機器を制御するための通信端末と、を備える、ネットワークシステムが提供される。
以上のように、本発明によれば、機器所有者でない者が安全かつ容易に通信端末から電気機器を制御することができる技術が提供される。
第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる電気機器100の構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかる通信端末200の構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかる通信端末200の情報処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるサーバ300の構成を表わすブロック図である。 第1の実施の形態にかかる使用条件データ321を示すイメージ図である。 第2の実施の形態にかかる使用条件データ321Bを示すイメージ図である。 第3の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成を示すイメージ図である。 第3の実施の形態にかかるグループデータ322を示すイメージ図である。 第3の実施の形態にかかる使用条件データ321Cを示すイメージ図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステムの全体構成>
まず、図1および図2を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の簡単な全体構成について説明する。ネットワークシステム1は、主に、宿泊施設や貸会議室やオフィスや家庭などに配置される電気機器100と、電気機器100を利用しようとする利用者が有する通信端末200Aと、電気機器100を所有したり管理したりする所有者が有する通信端末200Bと、通信端末200Aからの指示に応じて電気機器100を制御するための機器制御サーバ300Aと、電気機器100の使用条件の登録を受け付けて制御用のトークンを発行するための認可サーバ300Bなどを含む。
なお、電気機器に関しては、図1に示すようなロボット100Aや掃除機100Bや電子レンジ100Cやエアコン100Dに限らず、冷蔵庫、洗濯機などの家電、テレビ、ハードディスクレコーダ、音楽プレーヤー、プロジェクタ、スピーカなどのAV(オーディオ・ビジュアル)機器、太陽光発電機、インターホン、給湯器などの住宅設備、などであってもよい。これらの装置を総称して電気機器100ともいう。
また、通信端末に関しても、図2に示すようなスマートフォン200A,200Bに限らず、タブレット、パーソナルコンピュータ、スピーカ、ウェアラブル端末、ロボット、ゲーム機、電子書籍端末などであってもよく、これらの装置を総称して通信端末200ともいう。
<ネットワークシステムの動作概要>
次に、図1および図2を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。まず、電気機器100の所有者が、通信端末200Bを利用して、対象とする電気機器100に関する使用条件を認可サーバ300Bに登録する。なお、図1と図2において、同じステップは同じ処理を示すものである。
まず、ある部屋に配置される複数の電気機器100A,100B,100C,100Dの所有者は、通信端末200Bを利用して、複数の電気機器100毎の使用条件を認可サーバ300Bに登録する(ステップS1)。使用条件としては、たとえば、複数の電気機器100毎の使用可能時間帯や、使用可能期限や、使用可能制御命令や、使用可能モードや、使用可能な設定情報や、使用可能な利用者の属性などを登録する。
次に、使用者が、部屋に入室した際などに、今回使用したい電気機器100に関する情報を通信端末200Aに入力する(ステップS2)。たとえば、使用者が、通信端末200Aを利用することによってWiFi(登録商標)ルータ400を介して部屋に置かれている電気機器100を検索して電気機器100の情報を取得したり、電気機器100に貼られているシールに記載の情報や電気機器100の説明書に記載の情報などを通信端末200Aに入力したり、電気機器100が発するビーコンを通信端末200Aが受信したり、通信端末200Aを利用して電気機器100に貼られているシールのQRコード(登録商標)を読み取ったりすることによって、通信端末200に今回の制御対象である電気機器100の情報、たとえば電気機器100のIDや製品名や型番や制御命令の種類、機器所有者が設定した使用条件など、が入力される。
通信端末200Aは、取得した情報に含まれるアドレスに基づいて、電気機器100を制御するための機器制御サーバ300Aにアクセスして、電気機器100を遠隔制御するための情報を取得する。あるいは、通信端末200は、取得した情報に基づいて、電気機器100を制御するためのアプリケーションプログラムをダウンロードする。あるいは、ステップS2において、通信端末200Aは、電気機器100を遠隔制御するための情報も電気機器100から直接取得する。
通信端末200Aは、使用者からの指示に基づいて、機器制御サーバ300Aに電気機器100を制御するための情報を送信する(ステップS3)。機器制御サーバ300Aは、電気機器100を制御するためのトークンを通信端末200Aに要求する。なお、このトークンは、今回の制御命令だけに有効なものであってもよいし、所定の期間にわたる電気機器100に対する複数の制御命令に有効なものであってもよい。
また、このとき、機器制御サーバ300Aが、認可サーバ300Bに、制御命令に対応する識別情報、たとえば認可サーバ300Bが電気機器100の使用条件を特定するために必要な情報など、を要求して、当該識別情報を通信端末200Aに提供してもよい。
通信端末200Aは、当該識別情報を送信して、認可サーバ300Bに、電気機器100を制御するためのトークンを要求する(ステップS4)。認可サーバ300Bは、制御対象となる電気機器100と、今回の制御命令と、の組み合わせに基づいて、登録された使用条件を満たしているか否かを判断する。登録された使用条件が満たされている場合は、認可サーバ300Bは、通信端末200Aによる制御を許可するトークンを通信端末200Aに提供する。使用条件が満たされていない場合は、満たすような追加の情報、たとえば認証システムへのログインIDやパスワードやアンケートに対する回答や課金システムのために必要な情報など、を通信端末200Aに要求し、満たすようなステップを含んでもよい。要求を満たせない場合、認可サーバ300Bは、電気機器100に対する今回の制御命令が受け付けられない旨のエラー通知を通信端末200Aに返す。
通信端末200Aは、認可サーバ300Bから正常にトークンを受け取ると、当該トークンを機器制御サーバ300Aに送信する(ステップS5)。機器制御サーバ300Aは、トークンに基づいて、利用者からの制御命令に基づいて電気機器100を制御する。なお、機器制御サーバ300Aは、トークンが正規なものであるか、認可サーバ300Bに確認を取ってもよい。
このように、本実施の形態においては、電気機器100の所有者は、電気機器100の使用条件を設定することができるため電気機器100の遠隔制御が安全なものとなり、また電気機器100の利用者にとっても、通信端末200Aを利用して、簡単に電気機器100を制御することが可能になるので、電気機器100の遠隔制御が従来よりも容易なものとなる。以下、このような機能を実現するための構成について詳述する。
<電気機器100の構成>
次に、本実施の形態にかかるネットワークシステム1を構成する電気機器100の構成について説明する。図3を参照して、本実施の形態にかかる電気機器100は、主たる構成要素として、CPU110と、メモリ120と、ディスプレイ130、操作部140と、通信インターフェイス160と、スピーカ170と、マイク180と、機器駆動部190とを含む。
CPU110は、メモリ120あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、電気機器100の各部を制御する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read‐Only Memory)などによって実現され、電気機器100に内包されているものであってもよいし、電気機器100の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、電気機器100からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、操作部140を介して入力されたデータ、リモコンから受信したデータ、ルータ400やインターネットを介してサーバ300から受信したデータ、電気機器100に対応するサーバのアドレスなど各種サービスを利用するために必要な情報などを記憶する。
ディスプレイ130は、CPU210からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。なお、ディスプレイ130は、単にLEDライトなどであってもよい。
操作部140は、ボタン、タッチパネルなどによって実現され、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU110に入力する。なお、ディスプレイ130と操作部140とは、タッチパネル150を構成してもよい。
通信インターフェイス160は、無線LANまたは有線LANなどの通信モジュールによって実現される。通信インターフェイス160は、有線通信あるいは無線通信によって機器制御サーバ300Aやルータ400などの他の装置との間でデータをやり取りする。すなわち、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、各種の情報を他の装置に送信したり、逆に他の装置から各種の情報を受信したりする。
スピーカ170は、CPU110からの音声データに基づいて音声メッセージなどを出力する。マイク180は、ユーザの声などを取得して音声データをCPU110に入力する。
機器駆動部190は、CPU110からの信号に基づいて、電気機器100の各部(モータやヒータやアンテナなど)を制御する。たとえば、電子レンジ100Cに関しては、機器駆動部190は加熱調理のためのアンテナや回転テーブルであったりするし、エアコン100Dに関しては、圧縮機や風向き変更機構などであったりする。
<通信端末200の構成>
次に、本実施の形態にかかるネットワークシステム1を構成する通信端末200の構成について説明する。図4を参照して、本実施の形態にかかる通信端末200は、主たる構成要素として、CPU210と、メモリ220と、ディスプレイ230と、操作部240と、通信インターフェイス260と、スピーカ270と、マイク280とを含む。
CPU210は、メモリ220に記憶されているプログラムを実行することによって、通信端末200の各部を制御する。たとえば、CPU210は、図5に示すような処理を実行する。
メモリ220は、各種のRAMや、各種のROMなどによって実現される。メモリ220は、各種サービスのためのアプリケーションプログラムや、CPU210によるプログラムの実行により生成されたデータ、サーバ300から受信したデータ、操作部240を介して入力されたデータ、通信端末200のユーザを特定するための情報などを記憶する。
ディスプレイ230は、CPU210からのデータに基づいて、画像やテキストを表示する。操作部240は、ポインティングデバイスやスイッチなどから構成され、ユーザからの各種の命令をCPU210に入力する。なお、ユーザ端末は、ディスプレイ230と操作部240とを含むタッチパネル250を有してもよい。
通信インターフェイス260は、インターネットやキャリア網やルータ400などを介して、サーバ300や電気機器100などの他の装置との間でデータを送受信する。
スピーカ270は、CPU210からの信号に基づいて、音声を出力する。マイク280は、音声を取得して音声信号をCPU210に入力する。
<通信端末200による情報処理>
次に、本実施の形態にかかる通信端末200における情報処理について説明する。図5を参照して、通信端末200のCPU210は、メモリ220の制御プログラムに従って以下の処理を実行する。なお、当該制御プログラムは、たとえば、通信端末200が、インターネットなどを介してダウンロードしてインストールできることが好ましい。
まず、CPU210は、操作部240を介して、ユーザから電気機器100の探索命令を受けると、通信インターフェイス260を介して、WiFi(登録商標)通信を利用して、電気機器100を探索する(ステップS102)。このとき、CPU210は、電気機器100毎に機器制御サーバ300Aのアドレスを取得することが好ましい。
CPU210は、検知した電気機器100を選択可能に表示する(ステップS104)。
CPU210は、電気機器100の選択命令を受け付けると(ステップS106)、CPU210は、通信インターフェイス260を介して、電気機器100を操作するためアプリケーションプログラムをダウンロードする(ステップS108)。ただし、CPU210は、通信インターフェイス260を介して、電気機器100や機器制御サーバ300Aから電気機器100に対する操作に関する情報を取得して、本制御プログラムによって操作画面を表示してもよい。
CPU210は、ディスプレイ230に操作画面を表示して、ユーザから操作命令を受け付ける(ステップS110)。CPU210は、通信インターフェイス260を介して、今回の操作命令に対応する制御命令を機器制御サーバ300Aに送信する(ステップS112)
CPU210は、機器制御サーバ300Aから、制御命令のためのトークンを要求されると(ステップS114にてYESである場合)、通信インターフェイス260を介して認可サーバ300Bに遠隔制御の許可を示すトークンを要求する(ステップS116)。
認可サーバ300Bにおいて、制御命令や使用時間などが、予め登録されている使用条件を満たしていることが確認されると、CPU210は、認可サーバ300Bからトークンを受信できる(ステップS118にてYESである場合)。CPU210は、通信インターフェイス260を介して、制御命令に関するトークンを機器制御サーバ300Aに送信する(ステップS120)。
使用条件を満たしていることが確認されなかった場合は、CPU210は、認可サーバ300Bから不許可通知を受信して(ステップS118にてNOである場合)、ディスプレイ230に今回の操作命令が正常に受け付けられなかった旨のエラー通知をさせる(ステップS122)。
CPU210は、選択された電気機器100に対する操作が終了した場合は(ステップS124にてYESである場合)、今回の処理を終了し、そうでない場合(ステップS124にてNOである場合)は、ステップS104からの処理を繰り返す。なお、そうでない場合(ステップS124にてNOである場合)、ステップS104からの繰り返しにかぎらず、CPU210は、ステップS110など、別のステップからの処理を繰り返してもよい。
<サーバ300のハードウェア構成>
次に、本実施の形態にかかるネットワークシステム1を構成する機器制御サーバ300Aおよび認可サーバ300Bの構成の一態様について説明する。図6を参照して、サーバ300は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)310と、メモリ320と、操作部340と、通信インターフェイス360とを含む。
CPU310は、メモリ320に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ300の各部を制御する。
メモリ320は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、サーバ300に内包されているものであってもよいし、サーバ300の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、サーバ300からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ320は、CPU310によって実行されるプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、その他の本実施の形態にかかる処理やサービスに利用されるデータベースなどを記憶する。
たとえば、認可サーバ300Bに関しては、図7に示すように、使用条件データ321が記憶される。使用条件データ321は、登録される使用条件毎に、条件IDと、対象となる電気機器100の識別情報と、使用条件の詳しい内容と、の対応関係などが格納される。
操作部340は、サービスの管理者などの命令を受け付けて、当該命令をCPU310に入力する。
通信インターフェイス360は、CPU310からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータ400などを介して、電気機器100や通信端末200や他のサーバなどの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス360は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して電気機器100や通信端末200や他のサーバなどの他の装置からのデータを受信して、CPU310に受け渡す。
これによって、機器制御サーバ300Aに関しては、CPU310が、通信インターフェイス360を介して、利用者の通信端末200Aからの制御命令やトークンに基づいて、対象となる電気機器100に制御命令を送信する。
また、認可サーバ300Bに関しては、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、電気機器100の所有者の通信端末200Bからの電気機器100毎の使用条件を受け付けて、メモリ320の使用条件データ321に登録する。そして、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、利用者の通信端末200Aからの電気機器100毎の制御命令や識別情報などを受け付けて、メモリ320の使用条件データ321を参照して制御命令が使用条件を満たすものであるか否かを判断する。使用条件を満たす場合には、CPU310は、当該制御命令に対応するトークンを利用者の通信端末200Aに返す。使用条件を満たさない場合には、CPU310は、利用者の通信端末200Aにエラー通知を返す。
<第2の実施の形態>
使用条件は、制御命令の内容や使用期限などに限らず、利用者の属性などであってもよい。たとえば、図8に示すように、認可サーバ300Bで利用される使用条件データ321Bには、登録される使用条件毎に、条件IDと、対象となる電気機器100の識別情報と、利用者の属性と、使用条件の内容と、の対応関係が格納されてもよい。
この場合は、図1のステップS4や図5のステップS112において、利用者の通信端末200Aは、利用者の属性や、利用者が加入しているサービスを特定するための情報などを認可サーバ300Bに送信する。そして、認可サーバ300BのCPU310は、使用条件データ321Bを参照して、あるいは他のサービスのサーバに問い合わせるなどして、利用者の属性や、利用者が加入しているサービスを特定するための情報にも基づいて、使用条件が満たされているか否かを判断する。
<第3の実施の形態>
なお、上記のネットワークシステム1は、宿泊サービスや貸会議室サービスなどに利用する際には、たとえばステップS1などにおいて、所有者が部屋毎に使用条件を設定できると便利である。
より詳細には、図9に示すように、宿泊サービス用のサーバ300Cなどが準備されてもよい。当該サーバ300Cには、図10に示すように、宿泊部屋や使用施設などを特定するためのグループの識別情報と、そこに配置される複数の電気機器100との対応関係を格納するグループデータ322が記憶される。この場合は、図11に示すように、認可サーバ300Bで利用される使用条件データ321Cには、登録される使用条件毎に、条件IDと、対象となる宿泊部屋や使用施設などを特定するためのグループの識別情報と、使用条件の内容と、の対応関係が格納されてもよい。
この場合は、図1のステップS4や図5のステップS112において、利用者の通信端末200Aは、電気機器100に対する制御命令と、利用者が利用する宿泊部屋や使用施設を特定するための識別情報とを認可サーバ300Bに送信する。そして、認可サーバ300BのCPU310は、使用条件データ321Cを参照して、宿泊部屋毎や使用施設毎に対応付けられた使用条件が満たされているか否かを判断する。
これによって、宿泊施設などの管理者は、部屋毎に、複数の電気機器100の使用期限や使用レベルなどを容易に設定することができる。
<第4の実施の形態>
上記の実施の形態のネットワークシステム1の各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。たとえば、電気機器100や通信端末200やサーバ300やルータ400の各々の役割の一部または全部を別の装置が担ったり、各々の役割の一部または全部を複数の装置で担ったりしてもよい。
<まとめ>
上記の実施の形態においては、電気機器に関する使用条件の登録を受け付けるための第1のサーバと、電気機器を制御するための第2のサーバと、電気機器を制御するための認証キーを第1のサーバに要求し、使用条件を満たしている場合に第1のサーバから認証キーを取得し、認証キーを利用して第2のサーバを介して電気機器を制御するための通信端末と、を備える、ネットワークシステムが提供される。
好ましくは、通信端末は、電気機器から電気機器に関する情報を得ることによって、当該情報に基づいて第1および第2のサーバにアクセスする。
好ましくは、使用条件は、電気機器に対する制御が可能な期間を含む。
好ましくは、ネットワークシステムは、複数の電気機器を含む。複数の電気機器は、それらが配置される施設または部屋に対応付けられている。施設または部屋毎に使用条件が設定される。
好ましくは、使用条件が満たされていない場合に、第1のサーバは、所定の入力を受け付けることによって通信端末に認証キーを提供する。
上記の実施の形態においては、第1のサーバが、電気機器に関する使用条件の登録を受け付けるステップと、通信端末が、電気機器を制御するための認証キーを第1のサーバに要求するステップと、使用条件を満たしている場合に、第1のサーバが、通信端末に認証キーを提供するステップと、通信端末が、認証キーを利用して第2のサーバを介して電気機器を制御するステップと、を備える、情報処理方法が提供される。
上記の実施の形態においては、第1および第2のサーバと通信するための通信インターフェイスと、通信インターフェイスを利用することによって、電気機器を制御するための認証キーを第1のサーバに要求し、使用条件を満たしている場合に第1のサーバから認証キーを取得し、認証キーを利用して第2のサーバを介して電気機器を制御するためのプロセッサと、を備える、通信端末が提供される。
上記の実施の形態においては、通信インターフェイスとプロセッサとを備える通信端末のためのプログラムが提供される。プログラムは、通信インターフェイスを利用することによって、電気機器を制御するための認証キーを第1のサーバに要求するステップと、使用条件を満たしている場合に第1のサーバから認証キーを取得するステップと、認証キーを利用して第2のサーバを介して電気機器を制御するステップと、をプロセッサに実行させる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ネットワークシステム
100 :電気機器
100A :ロボット
100B :掃除機
100C :電子レンジ
100D :エアコン
110 :CPU
120 :メモリ
130 :ディスプレイ
140 :操作部
150 :タッチパネル
160 :通信インターフェイス
170 :スピーカ
180 :マイク
190 :機器駆動部
200 :通信端末
200A :スマートフォン
200B :スマートフォン
210 :CPU
220 :メモリ
230 :ディスプレイ
240 :操作部
250 :タッチパネル
260 :通信インターフェイス
270 :スピーカ
280 :マイク
300 :サーバ
300A :機器制御サーバ
300B :認可サーバ
300C :サーバ
310 :CPU
320 :メモリ
321 :使用条件データ
321B :使用条件データ
321C :使用条件データ
322 :グループデータ
340 :操作部
360 :通信インターフェイス
400 :ルータ

Claims (8)

  1. 電気機器に関する使用条件の登録を受け付けるための第1のサーバと、
    前記電気機器を制御するための第2のサーバと、
    前記電気機器を制御するための認証キーを前記第1のサーバに要求し、前記使用条件を満たしている場合に前記第1のサーバから前記認証キーを取得し、前記認証キーを利用して前記第2のサーバを介して前記電気機器を制御するための通信端末と、を備える、ネットワークシステム。
  2. 前記通信端末は、前記電気機器から前記電気機器に関する情報を得ることによって、当該情報に基づいて前記第2のサーバにアクセスする、請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記使用条件は、前記電気機器に対する制御が可能な期間を含む、請求項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 複数の電気機器を含み、
    前記複数の電気機器は、それらが配置される施設または部屋に対応付けられており、
    前記施設または部屋毎に前記使用条件が設定される、請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  5. 前記使用条件が満たされていない場合に、前記第1のサーバは、所定の操作を受け付けることによって前記通信端末に前記認証キーを提供する、請求項1から4のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  6. 第1のサーバが、電気機器に関する使用条件の登録を受け付けるステップと、
    通信端末が、前記電気機器を制御するための認証キーを前記第1のサーバに要求するステップと、
    前記使用条件を満たしている場合に、前記第1のサーバが、前記通信端末に前記認証キーを提供するステップと、
    前記通信端末が、前記認証キーを利用して第2のサーバを介して前記電気機器を制御するステップと、を備える、情報処理方法。
  7. 第1および第2のサーバと通信するための通信インターフェイスと、
    前記通信インターフェイスを利用することによって、電気機器を制御するための認証キーを前記第1のサーバに要求し、前記使用条件を満たしている場合に前記第1のサーバから前記認証キーを取得し、前記認証キーを利用して前記第2のサーバを介して前記電気機器を制御するためのプロセッサと、を備える、通信端末。
  8. 通信インターフェイスとプロセッサとを備える通信端末のためのプログラムであって、
    前記通信インターフェイスを利用することによって、電気機器を制御するための認証キーを前記第1のサーバに要求するステップと、
    前記使用条件を満たしている場合に前記第1のサーバから認証キーを取得するステップと、
    前記認証キーを利用して前記第2のサーバを介して前記電気機器を制御するステップと、を前記プロセッサに実行させるためのプログラム。
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