JP6380522B2 - 電子機器制御システム、電子機器制御システムの動作方法、サーバ、サーバの動作方法及びプログラム - Google Patents

電子機器制御システム、電子機器制御システムの動作方法、サーバ、サーバの動作方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子機器制御システム、電子機器制御システムの動作方法、サーバ、サーバの動作方法、コントローラ、コントローラの動作方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、ネットワークに接続された携帯端末装置を用いて家電機器を遠隔制御できる住宅電力制御システムが開示されている。当該システムでは、ユーザ宅内に置かれたHEMS(Home Energy Management System)又は当該HEMSと通信可能なサーバが、所定期間毎に更新されるパスワードを発行する。そして、HEMSが発行されたパスワードを出力し、ユーザはこれを確認する。その後、ユーザは、携帯端末装置を操作して、発行されたパスワードとユーザ識別情報をサーバに送信する。すると、サーバは、受信したパスワードとユーザ識別情報を利用して認証処理を行う。そして、正常に認証された場合、以降、ユーザは、当該携帯端末装置を利用し、サーバ経由で家電機器を遠隔制御できる。
特許文献2には、パソコンや携帯電話等の携帯端末装置を利用して、家電機器を制御する遠隔制御システムが開示されている。当該システムでは、遠隔制御される家電機器は、付属のリモコンからの操作指令を受信するリモコン入力部と、パソコンや携帯電話等の携帯端末装置からの操作指令をLAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークを介して受信する無線モジュールとを有する。そして、家電機器は、パソコンや携帯電話等の携帯端末装置から操作指令を受信すると、操作指令を出力した携帯端末装置が自機器(家電機器)と所定の関係にあるか確認し、所定の関係を満たしていると確認した時、受信した操作指令を実行する。すなわち、当該システムでは、制御対象の家電機器と、当該家電機器に操作指令を入力したパソコンや携帯電話等の携帯端末装置とが所定の関係を満しているか否かを確認する。なお、所定の関係として、同一のネットワークに属する関係、同一の屋内や部屋に位置する関係等が例示されている。
特開2013−26979号公報 特開2008−42262号公報
特許文献1に記載の技術の場合、セキュリティが十分でない。例えば、ユーザAの家電機器を遠隔制御するためのパスワードとユーザ識別情報をユーザBに盗まれる場合があり得る。この場合、ユーザBは自身の携帯端末装置Bを操作して、盗んだパスワードと識別情報をサーバに送信すると、以降、自身の携帯端末装置Bを利用し、サーバ経由でユーザAの家電機器を遠隔制御できる。パスワード及びユーザ識別情報は無体物であるため、盗まれたことに気づき難いという問題もある。
特許文献2に記載の技術の場合、利便性が十分でない。当該技術の場合、制御対象の家電機器と、当該家電機器に操作指令を入力するパソコンや携帯電話等の携帯端末装置とが所定の関係を満していないと、当該家電機器を遠隔制御できない。このため、制御対象の家電機器に操作指令を入力する携帯端末装置を操作する場所が著しく制限されてしまう。
本発明は、ネットワークに接続された端末装置から家電機器を遠隔制御できるシステムにおいて、端末装置を操作する場所に対して著しい制限を課すことなく、十分なセキュリティを確保するための技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、
コントローラとサーバとを有し、
前記コントローラは、
操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得手段と、
前記指示に基づいて、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信する制御信号送信手段と、
を有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN(Local Area Network)内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御する前記操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付手段と、
前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御手段と、
を有する電子機器制御システムが提供される。
また、本発明によれば、
操作用端末装置を介して入力された指示に基づいて、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するコントローラとサーバとを有する電子機器制御システムの前記サーバであって、
前記サーバは、
前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御手段と、
前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御する前記操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付手段と、
を有するサーバが提供される。
また、本発明によれば、
操作用端末装置を介して入力された指示を取得し、前記指示に基づいて複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するコントローラとサーバとを有する電子機器制御システムの前記サーバにインストールされるプログラムであって、
コンピュータを、
前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御手段、
前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御する前記操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付手段、
として機能させるためのプログラムが提供される。
また、本発明によれば、
操作用端末装置を介して入力された指示を取得し、前記指示に基づいて複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するコントローラとサーバとを有する電子機器制御システムの前記サーバが、
前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御工程と、
前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御する前記操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付工程と、
を実行するサーバの動作方法が提供される。
また、本発明によれば、
コントローラとサーバとを有し、
前記コントローラは、
操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得手段と、
前記指示に基づいて、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信する制御信号送信手段と、
を有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御する前記操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付手段を有する電子機器制御システムの前記コントローラであって、
前記コントローラは、同一のLAN内に位置する前記登録用端末装置に対して、自装置の識別情報であるコントローラ識別情報を送信する第1の識別情報送信手段を有するコントローラが提供される。
また、本発明によれば、
コントローラとサーバとを有し、
前記コントローラは、
操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得手段と、
前記指示に基づいて、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信する制御信号送信手段と、
を有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御する前記操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付手段を有する電子機器制御システムの前記コントローラであって、
前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置から前記登録用端末装置の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を前記サーバに送信する第2の識別情報送信手段を有するコントローラが提供される。
また、本発明によれば、
コントローラとサーバとを有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して制御対象機器の動作を制御する操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付手段と、
前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御手段と、
を有する電子機器制御システムの前記コントローラにインストールされるプログラムであって、
コンピュータを、
前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得手段、
前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づいて、複数の制御対象機器各々に動作を制御する前記制御信号を送信する制御信号送信手段、
アクセスしてきた前記登録用端末装置に対して、自装置の識別情報であるコントローラ識別情報を送信する第1の識別情報送信手段、
として機能させるためのプログラムが提供される。
また、本発明によれば、
コントローラとサーバとを有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して制御対象機器の動作を制御する操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付手段と、
前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御手段と、
を有する電子機器制御システムの前記コントローラにインストールされるプログラムであって、
コンピュータを、
前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得手段、
前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づいて、複数の制御対象機器各々に動作を制御する前記制御信号を送信する制御信号送信手段、
アクセスしてきた前記登録用端末装置から前記登録用端末装置の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を前記サーバに送信する第2の識別情報送信手段、
として機能させるためのプログラムが提供される。
また、本発明によれば、
コントローラとサーバとを有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して制御対象機器の動作を制御する操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付手段と、
前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御手段と、
を有する電子機器制御システムの前記コントローラが、
前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得工程と、
前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づいて、複数の制御対象機器各々に動作を制御する前記制御信号を送信する制御信号送信工程と、
アクセスしてきた前記登録用端末装置に対して、自装置の識別情報であるコントローラ識別情報を送信する第1の識別情報送信工程と、
を実行するコントローラの動作方法が提供される。
また、本発明によれば、
コントローラとサーバとを有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して制御対象機器の動作を制御する操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付手段と、
前記操作用端末装置から入力された指示に基づいて複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号が送信さるよう制御する操作制御手段と、
を有する電子機器制御システムの前記コントローラが、
前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得工程と、
登録された前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づいて、複数の制御対象機器各々に動作を制御する前記制御信号を送信する制御信号送信工程と、
アクセスしてきた前記登録用端末装置から前記登録用端末装置の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を前記サーバに送信する第2の識別情報送信工程と、
を実行するコントローラの動作方法が提供される。
また、本発明によれば、
コントローラとサーバとを有する電子機器制御システムの前記コントローラが、
操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得工程と、
前記指示に基づいて、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信する制御信号送信工程と、
を実行し、
前記サーバが、
前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御する前記操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付工程と、
前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御工程と、
を実行する電子機器制御システムの動作方法が提供される。
本発明によれば、ネットワークに接続された端末装置から家電機器を遠隔制御できるシステムにおいて、端末装置を操作する場所に対して著しい制限を課すことなく、十分なセキュリティを確保するための技術が実現される。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
本実施形態のサーバ及びコントローラのハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。 本実施形態の電子機器制御システムの全体像を概念的に示す図である。 本実施形態のコントローラの機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態のサーバの機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態のサーバが管理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の電子機器制御システムの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 本実施形態のサーバが管理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態のコントローラの機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の電子機器制御システムの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 本実施形態のコントローラの機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態の電子機器制御システムの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 本実施形態のサーバの機能ブロック図の一例を示す図である。 本実施形態のサーバが管理する情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の電子機器制御システムの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
まず、本実施形態のコントローラ、サーバ、操作用端末装置及び登録用端末装置のハードウエア構成の一例について説明する。
本実施形態のコントローラ、サーバ、操作用端末装置及び登録用端末装置が備える各部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされたプログラム(あらかじめ装置を出荷する段階からメモリ内に格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムも含む)、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、本実施形態のコントローラ、サーバ、操作用端末装置及び登録用端末装置のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。図示するように、本実施形態のコントローラ、サーバ、操作用端末装置及び登録用端末装置は、例えば、バス5Aで相互に接続されるCPU1A、RAM(Random Access Memory)2A、ROM(Read Only Memory)3A、通信部4A等を有する。なお、図示しないが、コントローラ、サーバ、操作用端末装置及び登録用端末装置は、操作受付部、操作部、表示制御部、表示部、補助記憶装置、外部機器と有線で接続される入出力I/F、マイク、スピーカ、カメラ等の他の要素を備えてもよい。
CPU1Aは各要素とともにコンピュータ全体を制御する。ROM3Aは、コンピュータを動作させるためのプログラムや各種アプリケーションプログラム、それらのプログラムが動作する際に使用する各種設定データなどを記憶する領域を含む。RAM2Aは、プログラムが動作するための作業領域など一時的にデータを記憶する領域を含む。補助記憶装置は、例えばHDD(Hard Disc Drive)であり、大きい記憶容量を有する。
通信部4Aは、有線及び/又は無線での通信により、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークに接続し、他の機器と通信可能に構成されている。なお、通信部4Aは、所定の無線通信規格(例:Bluetooth(登録商標)、Wifi(登録商標)、WISUN、ECHONET Lite、2.4GHz帯を利用した通信等)で他の機器と無線通信可能に構成されていてもよい。
操作受付部は、操作部を介した操作を受付ける。操作部は、操作キー、操作ボタン、スイッチ、ジョグダイヤル、キーボード、マウス、タッチパネルディスプレイなどを含む。
表示部は、表示装置(LED(Light Emitting Diode)表示器、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等)を有する。表示装置は、タッチパッドと一体になったタッチパネルディスプレイであってもよい。表示制御部は、VRAM(Video RAM)に記憶されたデータを読み出し、読み出したデータに対して所定の処理を施した後、表示部に送って各種画面表示を行う。
以下、本実施の形態について説明する。なお、以下の実施形態の説明において利用する機能ブロック図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。これらの図においては、コントローラ及びサーバは各々1つの機器により実現されるよう記載されているが、その実現手段はこれに限定されない。すなわち、物理的に分かれた構成であっても、論理的に分かれた構成であっても構わない。
<第1の実施形態>
まず、本実施形態の電子機器制御システムの全体像について、図2を用いて説明する。
図2には、ユーザAの宅内に形成されたLAN41A、ユーザBの宅内に形成されたLAN41B、電子機器制御サービスの提供者が管理するサーバ(例:クラウドサーバ)10、及び、ユーザAが所有する操作用端末装置50A等が、インターネット70を介して互いに接続されている様子が示されている。
ユーザAのLAN41A内には、ルータ40A、コントローラ20A及び登録用端末装置30Aのほか、エアコン60A−1、TV(Television)60A−2等の家電機器が位置する。
一方、ユーザBのLAN41B内には、ルータ40B、コントローラ20B、登録用端末装置30B及び操作用端末装置50Bのほか、エアコン60B−1、TV60B−2等の家電機器が位置する。
コントローラ20A及び20Bは、例えば電子機器制御サービスの提供者が当該サービスを受ける各ユーザに提供し、各ユーザのLAN内に設置される。コントローラ20A及び20Bは同一のLAN内に位置する電子機器からのみアクセスできるよう、システムを構成してもよい。例えば、コントローラ20Aが位置するLAN41Aの外に位置する電子機器(例:登録用端末装置30B)は、コントローラ20Aにアクセスできないようにシステムを構成してもよい。なお、コントローラ20AからLAN41Aの外に位置する電子機器(例:サーバ10)へのアクセスはできるようにシステムを構成してもよい。当該システム構成は、例えば、ルータ40Aの設定により実現してもよい。
コントローラ20A及び20Bは、同一のLAN41A及び41B内に位置する家電機器(エアコン60A−1及び60B−1等)に制御信号を送信し、所定の動作(例:電源のON/OFFの切替等)を実行させる。
操作用端末装置50A及び50Bは、家電機器(エアコン60A−1及び60B−1等)を遠隔操作するために用いられる端末装置である。操作用端末装置50A及び50Bを用いて入力された指示は、コントローラ20A及び20Bに取得される。そして、コントローラ20A及び20Bは、取得した指示に基づいて(指示に従い)、所定の家電機器に所定の動作を実行させる。
操作用端末装置50A及び50Bは、サーバ10が各操作用端末装置を識別するための情報及び/又は機能を有する。例えば、操作用端末装置50A及び50Bは、出荷段階から各々を識別する情報(端末識別情報、マックアドレス等)が付され、自装置の記憶装置に記憶させられていてもよい。または、操作用端末装置50A及び50Bは、クッキーにより、サーバ10が各操作用端末装置に付した識別情報を記憶する機能を備えてもよい。また、操作用端末装置50A及び50Bは、インターネット70に接続可能である。なお、操作用端末装置50A及び50Bは、携帯性を備えているのが好ましい。このような操作用端末装置50A及び50Bとしては、例えば、PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット、スマートフォン等が該当する。
なお、本実施形態では、操作用端末装置50A及び50Bを用いて家電機器(エアコン60A−1及び60B−1等)を遠隔操作する場合、その操作用端末装置50A及び50Bをあらかじめサーバ10に登録(各操作用端末装置を識別する情報の登録)する必要がある。すなわち、サーバ10に登録されていない操作用端末装置50A及び50Bを用いて家電機器(エアコン60A−1及び60B−1等)を遠隔操作することはできない。
当該構成は、例えば、サーバ10に登録されていない操作用端末装置50A及び50Bからは指示を入力できない構成、サーバ10に登録されていない操作用端末装置50A及び50Bから入力された指示はコントローラ20A及び20Bに取得されない構成、または、コントローラ20A及び20Bはサーバ10に登録されていない操作用端末装置50A及び50Bから入力された指示を取得した場合、その指示に従った家電機器の制御は実行しない構成などにより、実現される。
登録用端末装置30A及び30Bは、操作用端末装置50A及び50Bをサーバ10に登録するために用いられる端末装置である。ユーザは、登録用端末装置30A及び30Bを利用してサーバ10にアクセスし、操作用端末装置50A及び50Bを登録するための処理を行う。
登録用端末装置30A及び30Bは、サーバ10が各登録用端末装置を識別するための情報及び/又は機能を有する。例えば、登録用端末装置30A及び30Bは、出荷段階から各々を識別する情報(端末識別情報、マックアドレス等)が付され、自装置の記憶装置に記憶させられていてもよい。または、登録用端末装置30A及び30Bは、クッキーにより、サーバ10が各登録用端末装置に付した識別情報を記憶する機能を備えてもよい。また、登録用端末装置30A及び30Bは、インターネット70に接続可能である。このような登録用端末装置30A及び30Bとしては、例えばPC、タブレット、スマートフォン等が該当する。
なお、図2では、各ユーザが所有する登録用端末装置30A及び30Bと操作用端末装置50A及び50Bを別々に表現しているが、これらは同じ端末装置であってもよい。例えば、ユーザAは、1つの端末装置を、登録用端末装置30A及び操作用端末装置50Aとして用いてもよい。
サーバ10は、操作用端末装置50A及び50Bを登録する処理を実行する。また、サーバ10は、登録された操作用端末装置50A及び50Bが家電機器を遠隔操作でき、登録されていない操作用端末装置50A及び50Bは家電機器を遠隔操作できないように管理する。
なお、サーバ10は、コントローラ20A及び20Bを介して家電機器を遠隔操作するために用いる操作用端末装置50A及び50Bを登録する処理の少なくとも一部(以下、「位置制限処理」)を、コントローラ20A及び20Bと同一のLAN41A及び41B内に位置する登録用端末装置30A及び30Bからのみ受け付ける。例えば、サーバ10は、コントローラ20Aを介して家電機器を遠隔操作するために用いる操作用端末装置50Aを登録する処理の少なくとも一部(位置制限処理)を、コントローラ20Aと同一のLAN41A内に位置する登録用端末装置30Aからのみ受け付ける。
すなわち、ユーザは、コントローラ20Aと同一のLAN41A内に位置する登録用端末装置30Aを利用しなければ、操作用端末装置50Aを登録する処理を完了できない。例えば、コントローラ20Aが位置するLAN41Aの外に位置する登録用端末装置30Bを用いて、コントローラ20Aを介して家電機器を遠隔操作するために用いる操作用端末装置を登録する処理を完了することはできない。なお、登録用端末装置30Bは、コントローラ20Bと同一のLAN41B内に位置するため、コントローラ20Bを介して家電機器(エアコン60B−1等)を遠隔操作するために用いる操作用端末装置を登録するための処理(位置制限処理)は実行できる。
このように、本実施形態の場合、ユーザAは、事前に登録を行った操作用端末装置50Aを用いてのみ、コントローラ20Aと同一のLAN41A内に位置する家電機器(エアコン60A−1等)を遠隔操作できる。かかる場合、たとえ、ユーザAのパスワードやユーザ識別情報などが盗まれ、不正に(ユーザAになりすまして)サーバ10にログインされたとしても、登録した操作用端末装置50Aを盗まれない限り、LAN41A内に位置する家電機器(エアコン60A−1等)を遠隔操作されることはない。なお、操作用端末装置50Aは有体物であるので、盗まれた場合、ユーザAはそのことに気づきやすい。このため、盗まれた場合には早急にそのことに気づき、何らかの対応をとることができる。すなわち、被害を最小限に抑えることができる。
また、ユーザAは、コントローラ20Aと同一のLAN41A内に位置する登録用端末装置30Aを用いてのみ、操作用端末装置50Aを登録するための処理の中の位置制限処理を実行できる。すなわち、ユーザAは、コントローラ20Aと同一のLAN41A内に位置する登録用端末装置30Aを利用しなければ、コントローラ20Aを介して家電機器を遠隔操作するために用いる操作用端末装置50Aを登録する処理を完了できない。このため、たとえ、ユーザAのパスワードやユーザ識別情報などが盗まれ、不正に(ユーザAになりすまして)サーバ10にログインされたとしても、コントローラ20Aと同一のLAN41A内に他人の登録用端末装置をおかれない限り、他人の操作用端末装置を登録されることはない。
なお、ユーザAは、操作用端末装置50Aを登録するための処理の中の少なくとも一部(位置制限処理)を、コントローラ20Aと同一のLAN41A内に位置する登録用端末装置30Aを用いて行うという制限を課されることとなる。しかし、登録した操作用端末装置50Aを用いた家電機器の遠隔操作においては、このような制限を課されない。このため、ユーザAは、外出先など任意の場所から自宅内の家電機器を遠隔操作できる。
このように、本実施形態によれば、ネットワークに接続された端末装置から家電機器を遠隔制御できるシステムにおいて、端末装置(操作用端末装置)を操作する場所に対して著しい制限を課すことなく、十分なセキュリティを確保することができる。
次に、本実施形態のコントローラ及びサーバの構成について詳細に説明する。
図3は、本実施形態のコントローラ20の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、コントローラ20は、通信部21と指示取得部22と制御信号送信部23とを有する。
通信部21は、図1に示す通信部4Aに相当する。
指示取得部22は、操作用端末装置50(操作用端末装置50A等)を介して入力された指示を、通信部21を介して取得する。指示の中には、制御対象機器60(エアコン60A−1、TV60A−2等)を特定する情報、及び、制御内容等が含まれる。制御内容は特段制限されず、制御対象機器60の電源のON/OFFの切り替えや、所定の動作のタイマーの設定、録画予約等様々である。
操作用端末装置50を介して入力された指示は、サーバ10(図2参照)を経由して指示取得部22に取得されてもよいし、サーバ10を経由せずに指示取得部22に取得されてもよい。
制御信号送信部23は、指示取得部22が取得した指示に基づいて(指示に従い)、複数の制御対象機器60各々に動作を制御する制御信号を、通信部21を介して送信する。制御信号は、例えばLANを介して、コントローラ20から各制御対象機器60に送信される。制御対象機器60は、コントローラ20から制御信号を受信すると、受信した制御信号に従い、所定の動作を実行する。
なお、コントローラ20は、自装置に対応付けてサーバ10に登録されている操作用端末装置50を識別する情報を、サーバ10から受信し、自装置内に記憶しておいてもよい。そして、指示取得部22がサーバ10を経由せずに、操作用端末装置50を介して入力された指示を取得した場合、制御信号送信部23は、この指示を送信してきた操作用端末装置50が自装置に対応付けられているか否かを確認してもよい。そして、自装置に対応付けられていることを確認した場合、制御信号送信部23は、指示取得部22が取得した指示に基づいて(指示に従い)、複数の制御対象機器60各々に動作を制御する制御信号を、通信部21を介して送信してもよい。一方、自装置に対応付けられていることを確認できなかった場合、制御信号送信部23は、指示取得部22が取得した指示に従った制御対象機器60の制御を実行しなくてもよい。なお、指示を送信してきた操作用端末装置50を識別する情報は、指示を含むパケットデータのヘッダーや、クッキーなどから取得してもよい。
図4は、本実施形態のサーバ10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、サーバ10は、通信部11と、登録受付部12と、操作制御部13とを有する。
通信部11は、図1に示す通信部4Aに相当する。
登録受付部12は、コントローラ20と同一のLAN内に位置することが確認できた登録用端末装置30(登録用端末装置30A等)から、当該コントローラ20を介して制御対象機器60の動作を制御するために用いられる操作用端末装置50を登録するための処理を受付ける。
「操作用端末装置50の登録」とは、操作用端末装置50を識別する情報(以下、「操作用端末装置識別情報」)をサーバ10に登録することを意味する。操作用端末装置識別情報は、セキュリティを高める観点から操作用端末装置の端末識別情報(スマートフォン等の携帯端末に出荷段階から付される識別情報)であることが望ましいが、その他、マックアドレス、電話番号、メールアドレスなどであってもよい。その他、操作用端末装置識別情報は、サーバ10側で各操作用端末装置50に発行した識別情報であってもよい。この場合、クッキー等を利用してサーバ10が発行した識別情報を各操作用端末装置50に記憶させてもよい。
登録用端末装置30を用いて行う「操作用端末装置50を登録するための処理」は、「操作用端末装置50を登録する処理」の中の少なくとも一部である。すなわち、登録用端末装置30のみを用いて操作用端末装置50を登録するよう構成してもよいし、又は、登録用端末装置30とその他の装置(例:登録する操作用端末装置50)を用いて、操作用端末装置50を登録するよう構成してもよい。
前者の場合、例えば、登録受付部12は、登録用端末装置30に操作用端末装置識別情報を入力するための入力画面を送信し、当該入力画面から入力された操作用端末装置識別情報を取得してもよい。後者の場合、例えば、登録受付部12は、登録用端末装置30に操作用端末装置50のアドレス情報(例:メールアドレス等)を入力するための入力画面を送信し、当該入力画面から入力されたアドレス情報を取得してもよい。その後、登録受付部12は、取得したアドレス情報を利用して、操作用端末装置50に操作用端末装置識別情報を登録するための情報を送信し、当該操作用端末装置50から操作用端末装置識別情報を取得してもよい。または、登録受付部12は、登録用端末装置30から取得したアドレス情報を利用して、サーバ10が提供するサービスのサイトのアドレス情報(URL等)を操作用端末装置50に送信し、当該サイトにアクセスした操作用端末装置50の操作用端末装置識別情報を取得したり、当該操作用端末装置50にクッキーを利用して発行した識別情報を記憶してもよい。
コントローラ20と登録用端末装置30が同一のLAN41内に位置することを確認する手段は、本実施形態では特段制限されない。例えば、「コントローラ20は、同一のLAN内に位置する電子機器からのみアクセス可能」に構成している場合、サーバ10は、当該コントローラ20へのアクセスを確認できた登録用端末装置30を、当該コントローラ20と同一のLAN41内に位置する登録用端末装置30であると判断してもよい。この処理については、以下の実施形態で詳細に説明する。なお、登録受付部12は、その他の手段で、所定のコントローラ20と所定の登録用端末装置30が同一のLAN41内に位置するか否かを確認してもよい。
ここで、図5に、サーバ10が管理する情報の一例を模式的に示す。図示する情報は、ユーザ識別情報、ログインパスワード、コントローラ識別情報、コントローラアドレス、及び、操作用端末識別情報の欄を有する。
ユーザ識別情報は、各ユーザに固有の識別情報であり、ログインパスワードは、サーバ10がインターネット上で提供するサービスにログインするためのパスワードである。コントローラ識別情報は、各ユーザのLAN41内に設置されたコントローラ20に固有の識別情報であり、コントローラアドレスは、ネットワーク上におけるコントローラ20のアドレス(IPアドレス等)である。ユーザ識別情報、ログインパスワード、コントローラ識別情報、コントローラアドレスは、ユーザへのサービス提供を開始するための準備段階で、予め互いに対応付けてサーバ10に登録される。
操作用端末識別情報は、登録受付部12が登録を受付けた操作用端末装置50の操作用端末装置識別情報である。ユーザ識別情報「BBB」のユーザは、未だ操作用端末装置50を登録していないため、操作用端末識別情報の欄が空欄になっている。
図4に戻り、操作制御部13は、操作用端末装置50から入力された指示に基づいて所定の制御対象機器に制御信号が送信されるよう制御する。例えば、コントローラ20の指示取得部22が、登録された操作用端末装置50からの指示のみを取得するよう制御する。他の例として、コントローラ20の制御信号送信部23が、登録された操作用端末装置50から入力された指示のみに従い、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するよう制御する。
指示取得部22を制御する例の場合、例えば、操作用端末装置50を介した指示の入力は、所定の入力画面から行うよう構成しておく。そして、操作制御部13は、当該入力画面の要求を操作用端末装置50から受付けると、当該操作用端末装置50が登録されているか否か確認し、登録されている操作用端末装置50には当該入力画面を送信し、登録されていない操作用端末装置50には当該入力画面を送信しないよう構成する。または、操作用端末装置50から入力された指示がサーバ10を経由してコントローラ20に送信されるよう構成しておき、操作制御部13は、操作用端末装置50から指示を取得すると、当該指示の送信元の操作用端末装置50が登録されているか否か確認し、登録されている場合には、その指示を所定のコントローラ20に転送し、登録されていない場合は転送しないように構成する。このようにすれば、コントローラ20の指示取得部22が、登録された操作用端末装置50から入力された指示のみを取得するよう制御できる。
制御信号送信部23を制御する例の場合、例えば、操作制御部13は、各コントローラ20に対応付けてサーバ10に登録されている操作用端末装置50を識別する情報を、各コントローラ20に送信し、記憶させておく。そして、指示取得部22が操作用端末装置50を介して入力された指示を取得すると、制御信号送信部23は、この指示を送信してきた操作用端末装置50が自装置(コントローラ20)に対応付けられているか否かを確認する。自装置に対応付けられていることを確認した場合、制御信号送信部23は、指示取得部22が取得した指示に基づいて(指示に従い)、複数の制御対象機器60各々に動作を制御する制御信号を送信する。一方、自装置に対応付けられていることを確認できなかった場合、制御信号送信部23は、指示取得部22が取得した指示に従った制御対象機器60の制御を実行しない。なお、指示を送信してきた操作用端末装置50を識別する情報は、指示を含むパケットデータのヘッダーや、クッキーなどから取得してもよい。例えばこのような場合、操作用端末装置50から入力された指示は、サーバ10を介さずコントローラ20に送信されてもよい。なお、操作用端末装置50から入力された指示は、サーバ10を介してコントローラ20に送信されてもよい。
次に、図6のシーケンス図を用いて、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理の一部の流れの一例を説明する。
まず、ユーザは、登録用端末装置30を利用して、ユーザ識別情報及びログインパスワードをサーバ10に送信する(S1:ログイン要求)。ここでは、ユーザは、ユーザ識別情報「BBB」及びログインパスワード「×××○」を送信したものとする。
ログイン要求を受信したサーバ10は、自装置内に記憶されている情報(図5参照)と、登録用端末装置30から受信したユーザ識別情報及びログインパスワードを利用して、認証処理を行う(S2)。そして、正常に認証された場合、サーバ10は、ログイン後に表示するメニュー画面を登録用端末装置30に返信する(S3)。正常に認証されなかった場合は、サーバ10は、ログインできなかった旨を示す画面を登録用端末装置30に返信する。
ここでは、ユーザ識別情報「BBB」及びログインパスワード「×××○」のペアがサーバ10に登録されているため(図5参照)、サーバ10は正常に認証し、メニュー画面を返信する。
なお、正常に認証された場合、サーバ10は、当該登録用端末装置30を識別する情報(登録用端末装置識別情報)を取得し、当該ユーザのコントローラ識別情報と対応付けることができる。例えば、サーバ10は、登録用端末装置30から受信した情報(ログイン要求、または、図示しないその他の情報送受信で受信した情報)の中(例:パケットのヘッダ)に登録用端末装置識別情報が含まれている場合、これを取得することができる。その他、サーバ10は、自ら登録用端末装置30に登録用端末装置識別情報を発行し、これを取得してもよい。この場合、サーバ10は、クッキー等を利用して、発行した登録用端末装置識別情報を登録用端末装置30に記憶させてもよい。
ここでは、サーバ10は、図7に示すように、ユーザ識別情報「BBB」が使用しているコントローラのコントローラ識別情報「BCBD」(図5参照)に、登録用端末装置識別情報「000010BC」を対応付けたとする。
登録用端末装置30は、メニュー画面を受信すると、ディスプレイ等の出力装置を介して、当該メニュー画面を出力する。その後、ユーザは、当該メニュー画面を操作し、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理を要求する入力を行う。登録用端末装置30は、当該要求を受付けると(S4)、サーバ10に当該要求を送信する(S5:登録画面要求)。
登録画面要求を受信したサーバ10は、当該登録用端末装置30が、前の処理で対応付けられたコントローラ(図7)と同一のLAN41内に位置するか確認する処理を実行する(S6:確認処理)。
そして、サーバ10は、S6での確認処理の結果に応じた内容の返答を登録用端末装置30に行う(S7)。例えば、同一のLAN41内に位置することが確認できた場合、サーバ10は、登録画面を登録用端末装置30に送信する。すると、登録用端末装置30はディスプレイ等の出力装置を介して、当該登録画面を出力する。その後、ユーザは、当該登録画面を操作して、操作用端末装置50を登録するための処理を実行する。一方、同一のLAN41内に位置することが確認できなかった場合、サーバ10は、当該登録用端末装置30からは登録処理を受付けることができない旨を示した画面を登録用端末装置30に送信する。
以上説明した本実施形態によれば、ユーザは、事前に登録を行った操作用端末装置50を用いてのみ、コントローラ20と同一のLAN41内に位置する家電機器を遠隔操作できる。かかる場合、たとえ、ユーザのパスワードやユーザ識別情報などが盗まれ、不正に(当該ユーザになりすまして)サーバ10にログインされたとしても、登録した操作用端末装置50を盗まれない限り、LAN41内に位置する家電機器を遠隔操作されることはない。なお、操作用端末装置50は有体物であるので、盗まれた場合、ユーザはそのことに気づきやすい。このため、盗まれた場合には早急にそのことに気づき、何らかの対応をとることができる。すなわち、被害を最小限に抑えることができる。
また、ユーザは、コントローラ20と同一のLAN41内に位置する登録用端末装置30を用いてのみ、操作用端末装置50を登録するための処理の中の少なくとも一部を実行できる。すなわち、ユーザは、コントローラ20と同一のLAN41内に位置する登録用端末装置30を利用しなければ、コントローラ20を介して家電機器を遠隔操作するために用いる操作用端末装置を登録する処理を完了できない。このため、たとえ、ユーザのパスワードやユーザ識別情報などが盗まれ、不正に(当該ユーザになりすまして)サーバ10にログインされたとしても、コントローラ20と同一のLAN41内に他人の登録用端末装置をおかれない限り、他人の操作用端末装置を登録されることはない。
なお、ユーザは、操作用端末装置50を登録するための処理の中の少なくとも一部を、コントローラ20と同一のLAN41内に位置する登録用端末装置30を用いて行うという制限を課されることとなる。しかし、登録した操作用端末装置50を用いた家電機器の遠隔操作においては、このような制限を課されない。このため、ユーザは、外出先など任意の場所から自宅内の家電機器を遠隔操作できる。
このように、本実施形態によれば、ネットワークに接続された端末装置から家電機器を遠隔制御できるシステムにおいて、端末装置(操作用端末装置50)を操作する場所に対して著しい制限を課すことなく、十分なセキュリティを確保することができる。
<第2の実施形態>
本実施形態では、コントローラ20が位置するLAN41の外に位置する電子機器は、当該コントローラ20にアクセスできないようにシステムを構成する。また、本実施形態では、サーバ10は、コントローラ20にアクセスした登録用端末装置30は当該コントローラ20と同一のLAN41内にいると判断する。本実施形態のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。以下、本実施形態の構成について説明する。なお、第1の実施形態と共通する箇所の説明は省略する。
図8に、本実施形態のコントローラ20の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、コントローラ20は、通信部21と、指示取得部22と、制御信号送信部23と、第1の識別情報送信部24とを有する。通信部21、指示取得部22、及び、制御信号送信部23の構成は、第1の実施形態と同様である。
コントローラ20は、同一のLAN41内に位置する電子機器からのみアクセス可能である。すなわち、コントローラ20が位置するLAN41の外に位置する電子機器は、当該コントローラ20にアクセスできない。なお、コントローラ20からLAN41の外に位置する電子機器へのアクセスは可能である。当該構成は、例えば、ルータ40の設定により実現してもよい。
第1の識別情報送信部24は、アクセスしてきた登録用端末装置30に対して、自装置(コントローラ20)の識別情報であるコントローラ識別情報を送信する。例えば、コントローラ20は、あらかじめ、自装置の記憶装置内にコントローラ識別情報を記憶しておく。そして、登録用端末装置30がコントローラ20にアクセスし、コントローラ識別情報を要求すると、第1の識別情報送信部24は、当該登録用端末装置30に対して、あらかじめ記憶しているコントローラ識別情報を返信する。
なお、第1の識別情報送信部24は、コントローラ識別情報を所定のアルゴリズムで符号化し、符号化したコントローラ識別情報を登録用端末装置30に送信してもよい。かかる場合、サーバ10が、符号化されたコントローラ識別情報を復号する情報を保持する。登録用端末装置30は復号する情報を保持しない。
登録用端末装置30は、コントローラ20にアクセスし、コントローラ識別情報を取得すると、取得したコントローラ識別情報をサーバ10に送信する。
サーバ10の登録受付部12は、登録用端末装置30からコントローラ識別情報を取得し、取得したコントローラ識別情報を利用して、登録用端末装置30がコントローラ20にアクセスしたことを確認する。すなわち、登録受付部12は、登録用端末装置30からコントローラ識別情報を取得すると、当該登録用端末装置30は当該コントローラ識別情報で特定されるコントローラ20にアクセスしたものと判断する。そして、登録受付部12は、当該登録用端末装置30と当該コントローラ20は同一のLAN41内に位置すると判断する。
このように、本実施形態の登録受付部12は、操作用端末装置50を登録するための処理を受付ける前に、登録用端末装置30にコントローラ20にアクセスさせ、アクセスしたことが確認できると、当該登録用端末装置30から登録するための処理を受付ける。
なお、本実施形態のサーバ10の機能ブロック図の一例は、第1の実施形態と同様とすることができる。
次に、図9のシーケンス図を用いて、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理の流れの一例を説明する。
まず、ユーザは、登録用端末装置30を利用し、ルータ40経由で、ユーザ識別情報及びログインパスワードをサーバ10に送信する(S10:ログイン要求)。ここでは、ユーザは、ユーザ識別情報「BBB」及びログインパスワード「×××○」を送信したものとする。
ログイン要求を受信したサーバ10は、自装置内に記憶されている情報(図5参照)と、登録用端末装置30から受信したユーザ識別情報及びログインパスワードを利用して、認証処理を行う(S11)。そして、正常に認証された場合、サーバ10は、ログイン後に表示するメニュー画面を、ルータ40経由で登録用端末装置30に返信する(S12)。正常に認証されなかった場合は、サーバ10は、ログインできなかった旨を示す画面をルータ40経由で登録用端末装置30に返信する。
ここでは、ユーザ識別情報「BBB」及びログインパスワード「×××○」のペアがサーバ10に登録されているため(図5参照)、サーバ10は正常に認証し、メニュー画面を返信する。
なお、正常に認証された場合、サーバ10は、当該登録用端末装置30を識別する情報(登録用端末装置識別情報)を取得し、当該ユーザのコントローラ識別情報と対応付けることができる。例えば、サーバ10は、登録用端末装置30から受信した情報(ログイン要求、または、図示しないその他の情報送受信で受信した情報)の中(例:パケットのヘッダ)に登録用端末装置識別情報が含まれている場合、これを取得することができる。その他、サーバ10は、自ら登録用端末装置30に登録用端末装置識別情報を発行し、これを取得してもよい。この場合、サーバ10は、クッキー等を利用して、発行した登録用端末装置識別情報を登録用端末装置30に記憶させてもよい。
ここでは、サーバ10は、図7に示すように、ユーザ識別情報「BBB」が使用しているコントローラのコントローラ識別情報「BCBD」(図5参照)に、登録用端末装置識別情報「000010BC」を対応付けたとする。
登録用端末装置30は、メニュー画面を受信すると、ディスプレイ等の出力装置を介して、当該メニュー画面を出力する。その後、ユーザは、当該メニュー画面を操作し、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理を要求する入力を行う。メニュー画面は、コントローラ識別情報「BCBD」で特定されるコントローラ20のアドレス情報が埋め込まれており、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理を要求する入力を行うと、当該アドレス情報を利用してコントローラ20にアクセスし、コントローラ識別情報を要求するよう構成されている。
登録用端末装置30は、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理を要求する入力を受付けると(S13)、ルータ40経由でコントローラ20にアクセスし、コントローラ識別情報を要求する(S14)。すると、コントローラ20は、コントローラ識別情報を、ルータ40経由で登録用端末装置30に送信する(S15)。
その後、コントローラ識別情報を受信した登録用端末装置30は、受信したコントロール識別情報と、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理の要求とを、ルータ40経由でサーバ10に送信する(S16)。なお、受信したコントローラ識別情報が符号化されている場合、登録用端末装置30はそのままサーバ10に送信する。
サーバ10は、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理の要求を受信すると、それに付されていたコントロール識別情報を取得する。コントローラ識別情報が符号化されている場合、サーバ10は、あらかじめ保持している復号するための情報を利用して、それを復号する。また、サーバ10は、当該要求を送信してきた登録用端末装置30を識別する情報を取得する。例えば、サーバ10はクッキーに記載されている登録用端末装置識別情報や、パケットのヘッダーに記載されている登録用端末装置識別情報等を取得する。
そして、サーバ10は、取得したコントローラ識別情報と、登録用端末装置識別情報とを利用して、登録用端末装置30が所定のコントローラ20と同一のLAN41内に位置するか確認する(S17)。所定のコントローラ20とは、図7に示す情報で当該登録用端末装置30に対応付けられているコントローラ20である。ユーザ識別情報「BBB」でログインしている登録用端末装置30の場合、ユーザ識別情報「BBB」のユーザが使用しているコントローラ識別情報「BCBD」(図5参照)のコントローラ20が所定のコントローラ20となる。
その後、サーバ10は、ルータ40経由で、S17での確認処理の結果に応じた内容の返答を登録用端末装置30に行う。例えば、所定のコントローラ20と同一のLAN41内に位置することが確認できなかった場合、サーバ10は、当該登録用端末装置30からは登録処理を受付けることができない旨を示した画面を送信する。一方、所定のコントローラ20と同一のLAN41内に位置することが確認できた場合、サーバ10は、登録画面(登録処理を行う画面)を登録用端末装置30に送信する(S18)。
すると、登録用端末装置30はディスプレイ等の出力装置を介して、当該登録画面を出力する。その後、ユーザは、登録用端末装置30を操作し、登録する操作用端末装置50のアドレス情報(例:メールアドレス)を当該登録画面で入力し、ルータ40経由でサーバ10に送信する(S19)。
その後、サーバ10は、登録用端末装置30から取得した操作用端末装置50のアドレス情報を利用して、サーバ10が提供するサービスのサイトのアドレス情報(URL等)を操作用端末装置50に送信する(S20)。また、サーバ10は、取得した操作用端末装置50のアドレス情報をS10で受付けたユーザ識別情報と対応付ける。
その後、ユーザは、操作用端末装置50を操作し、サーバ10から受信したサイトのアドレス情報を利用してサーバ10にアクセスする入力を行う。すると、操作用端末装置50は、サーバ10にアクセスし、データ(サイトのページ等)を要求する(S21)。
アクセスされたサーバ10は、当該操作用端末装置50の操作用端末装置識別情報を取得し、当該ユーザのコントローラ識別情報と対応付けて登録する(S22)。例えば、サーバ10は、図5の操作用端末識別情報の欄に、取得した操作用端末装置識別情報を登録する。例えば、サーバ10は、アクセスしてきた操作用端末装置50から受信した情報の中(例:パケットのヘッダー)に操作用端末装置識別情報が含まれている場合、これを取得し、登録する。その他、サーバ10は、自ら操作用端末装置識別情報を発行し、これを取得して登録してもよい。この場合、サーバ10は、クッキー等を利用して、発行した操作用端末装置識別情報を操作用端末装置50に記憶させてもよい。
その後、サーバ10は、当該操作用端末装置50を登録した旨を示す画面を操作用端末装置50に返信する。
ここで、S20以降の処理の他の例を説明する。まず、S20において、サーバ10は、登録用端末装置30から取得した操作用端末装置50のアドレス情報を利用して、所定のタイミング(例:発行時)から所定時間(例:30分、1時間)のみ有効なワンタイムパスワードを操作用端末装置50に送信する。ワンタイムパスワードは、1度使うと2度目以降は使用できなくなる制限があってもよい。この時、サーバ10は、さらに、操作用端末装置50を登録するサイトにログインするためのログイン画面(ワンタイムパスワードを利用してログインする画面)のアドレス情報(URL等)を操作用端末装置50に送信してもよい。
その後、ユーザは、操作用端末装置50を操作し、例えばサーバ10から取得したログイン画面のアドレス情報を利用してサーバ10にアクセスし、ログイン画面を要求する。操作用端末装置50は当該要求に応じてサーバ10から返信されてきたログイン画面のデータを取得すると、ログイン画面をディスプレイに表示する。その後、ユーザは、操作用端末装置50を操作し、当該ログイン画面から、ユーザ識別情報、S20で取得したワンタイムパスワード等を入力し、入力した情報を含むログイン要求をサーバ10に送信する(S21)。
サーバ10は、S21のログイン要求を受信すると、ワンタイムパスワードを利用して認証処理を行う。そして、サーバ10は、当該操作用端末装置50が正当権限を有すると判断した場合(正常に認証した場合)、当該操作用端末装置50の操作用端末装置識別情報を登録する。一方、サーバ10は、当該操作用端末装置50が正当権限を有さないと判断した場合(例:パスワードの期限切れ、入力されたパスワードの間違い)、当該操作用端末装置50の操作用端末装置識別情報を登録しない。操作用端末装置識別情報を登録する処理は、上記と同様である。
以上説明した本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また、所定のコントローラ20と所定の登録用端末装置30が同一のLAN内に位置することを確実に確認することができる。また、ワンタイムパスワードを利用することで、よりセキュリティが強化される。
また、本実施形態では、S14の処理において、登録用端末装置30は、サーバ10から提供されたコントローラ20のアドレス情報を利用して、所定のコントローラ20にアクセスするよう構成されている。このため、サーバ10は、所定の登録用端末装置30に所望のコントローラ20のアドレス情報を提供することで、確実に、当該登録用端末装置30に、所望のコントローラ20へアクセスさせることができる。すなわち、所定の登録用端末装置30が所定のコントローラ20と同一のLAN内に位置するかを確認するための処理(当該登録用端末装置30による当該コントローラ20へのアクセス)を確実に行わせることができる。
<第3の実施形態>
本実施形態では、コントローラ20が位置するLAN41の外に位置する電子機器は、当該コントローラ20にアクセスできないようにシステムを構成する。また、本実施形態では、サーバ10は、コントローラ20にアクセスした登録用端末装置30は当該コントローラ20と同一のLAN41内にいると判断する。なお、判断の手法は、第2の実施形態と異なる。本実施形態のその他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。以下、本実施形態の構成について説明する。なお、第1及び第2の実施形態と共通する箇所の説明は省略する。
図10に、本実施形態のコントローラ20の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、コントローラ20は、通信部21と、指示取得部22と、制御信号送信部23と、第2の識別情報送信部25とを有する。通信部21、指示取得部22、及び、制御信号送信部23の構成は、第1の実施形態と同様である。
コントローラ20は、同一のLAN41内に位置する電子機器からのみアクセス可能である。すなわち、コントローラ20が位置するLAN41の外に位置する電子機器は、当該コントローラ20にアクセスできない。なお、コントローラ20からLAN41の外に位置する電子機器へのアクセスは可能である。当該構成は、例えば、ルータ40の設定により実現してもよい。
第2の識別情報送信部25は、アクセスしてきた登録用端末装置30から当該登録用端末装置30の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した登録用端末装置識別情報をサーバ10に送信する。この時、第2の識別情報送信部25は、自装置(コントローラ20)のコントローラ識別情報を併せてサーバ10に送信する。
サーバ10の登録受付部12は、コントローラ20から登録用端末装置識別情報を取得し、取得した登録用端末装置識別情報を利用して、登録用端末装置30がコントローラ20にアクセスしたことを確認する。すなわち、登録受付部12は、コントローラ20から登録用端末装置識別情報を取得すると、当該コントローラ20と、当該登録用端末装置識別情報で特定される登録用端末装置30は同一のLAN41内に位置すると判断する。
このように、本実施形態の登録受付部12は、操作用端末装置50を登録するための処理を受付ける前に、登録用端末装置30にコントローラに20アクセスさせ、アクセスしたことが確認できると、当該登録用端末装置30から登録するための処理を受付ける。
なお、本実施形態のサーバ10の機能ブロック図の一例は、第1の実施形態と同様とすることができる。
次に、図11のシーケンス図を用いて、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理の流れの一例を説明する。
まず、ユーザは、登録用端末装置30を利用し、ルータ40経由で、ユーザ識別情報及びログインパスワードをサーバ10に送信する(S40:ログイン要求)。ここでは、ユーザは、ユーザ識別情報「BBB」及びログインパスワード「×××○」を送信したものとする。
ログイン要求を受信したサーバ10は、自装置内に記憶されている情報(図5参照)と、登録用端末装置30から受信したユーザ識別情報及びログインパスワードを利用して、認証処理を行う(S41)。そして、正常に認証された場合、サーバ10は、ログイン後に表示するメニュー画面を、ルータ40経由で登録用端末装置30に返信する(S42)。正常に認証されなかった場合は、サーバ10は、ログインできなかった旨を示す画面をルータ40経由で登録用端末装置30に返信する。
ここでは、ユーザ識別情報「BBB」及びログインパスワード「×××○」のペアがサーバ10に登録されているため(図5参照)、サーバ10は正常に認証し、メニュー画面を返信する。
なお、正常に認証された場合、サーバ10は、当該登録用端末装置30を識別する情報(登録用端末装置識別情報)を取得し、当該ユーザのコントローラ識別情報と対応付けることができる。例えば、サーバ10は、登録用端末装置30から受信した情報(ログイン要求、または、図示しないその他の情報送受信で受信した情報)の中(例:パケットのヘッダー)に登録用端末装置識別情報が含まれている場合、これを取得することができる。その他、サーバ10は、自ら登録用端末装置30に登録用端末装置識別情報を発行し、これを取得してもよい。この場合、サーバ10は、クッキー等を利用して、発行した登録用端末装置識別情報を登録用端末装置30に記憶させてもよい。
ここでは、サーバ10は、図7に示すように、ユーザ識別情報「BBB」が使用しているコントローラのコントローラ識別情報「BCBD」(図5参照)に、登録用端末装置識別情報「000010BC」を対応付けたとする。
登録用端末装置30は、メニュー画面を受信すると、ディスプレイ等の出力装置を介して、当該メニュー画面を出力する。その後、ユーザは、当該メニュー画面を操作し、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理を要求する入力を行う。メニュー画面は、コントローラ識別情報「BCBD」で特定されるコントローラ20のアドレス情報が埋め込まれており、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理を要求する入力を行うと、当該アドレス情報を利用してコントローラ20にアクセスし、コントローラ20経由で当該要求がサーバ10に送信されるよう構成されている(リダイレクトアクセス)。
登録用端末装置30は、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理を要求する入力を受付けると(S43)、ルータ40経由でコントローラ20にアクセスし、コントローラ20経由で当該要求をサーバ10に送信する(S44及びS45)。当該要求には、登録用端末装置30の登録用端末装置識別情報が付されている。登録用端末装置識別情報は、例えば、クッキーやヘッダーの中に記載される。
コントローラ20は、上記要求を中継する際、当該要求の中に自装置のコントローラ識別情報を記載する。そして、コントローラ20は、自装置のコントローラ識別情報を付した要求をルータ40経由でサーバ10に送信する(S45)。
サーバ10は、操作用端末装置50をサーバ10に登録する処理の要求を受信すると、それに付されていたコントロール識別情報と登録用端末装置識別情報を取得する。そして、サーバ10は、取得したコントローラ識別情報と登録用端末装置識別情報とを利用して、登録用端末装置30が所定のコントローラ20と同一のLAN41内に位置するか確認する(S46)。
所定のコントローラ20とは、図7に示す情報で当該登録用端末装置30に対応付けられているコントローラ20である。ユーザ識別情報「BBB」でログインしている登録用端末装置30の場合、ユーザ識別情報「BBB」のユーザが使用しているコントローラ識別情報「BCBD」(図5参照)のコントローラ20が所定のコントローラ20となる。
その後、サーバ10は、ルータ40経由で、S46での確認処理の結果に応じた内容の返答を登録用端末装置30に行う。例えば、所定のコントローラ20と同一のLAN41内に位置することが確認できなかった場合、サーバ10は、当該登録用端末装置30からは登録処理を受付けることができない旨を示した画面を送信する。一方、所定のコントローラ20と同一のLAN41内に位置することが確認できた場合、サーバ10は、登録画面(登録処理を行う画面)を登録用端末装置30に送信する(S47)。
すると、登録用端末装置30はディスプレイ等の出力装置を介して、当該登録画面を出力する。その後、ユーザは、登録用端末装置30を操作し、登録する操作用端末装置50のアドレス情報(例:メールアドレス)を当該登録画面で入力し、ルータ40経由でサーバ10に送信する(S48)。
その後、サーバ10は、登録用端末装置30から取得した操作用端末装置50のアドレス情報を利用して、サーバ10が提供するサービスのサイトのアドレス情報(URL等)を操作用端末装置50に送信する(S49)。また、サーバ10は、取得した操作用端末装置50のアドレス情報をS10で受付けたユーザ識別情報と対応付ける。
その後、ユーザは、操作用端末装置50を操作し、サーバ10から受信したサイトのアドレス情報を利用してサーバ10にアクセスする入力を行う。すると、操作用端末装置50は、サーバ10にアクセスし、データ(サイトのページ等)を要求する(S50)。
アクセスされたサーバ10は、当該操作用端末装置50の操作用端末装置識別情報を取得し、当該ユーザのコントローラ識別情報と対応付けて登録する(S51)。例えば、サーバ10は、図5の操作用端末識別情報の欄に取得した操作用端末装置識別情報を登録する。例えば、サーバ10は、アクセスしてきた操作用端末装置50から受信した情報の中(例:パケットのヘッダー)に操作用端末装置識別情報が含まれている場合、これを取得し、登録する。その他、サーバ10は、自ら操作用端末装置識別情報を発行し、これを取得して登録してもよい。この場合、サーバ10は、クッキー等を利用して、発行した操作用端末装置識別情報を操作用端末装置50に記憶させてもよい。
その後、サーバ10は、当該操作用端末装置50を登録した旨を示す画面を操作用端末装置50に返信する。
なお、S49以降の処理は、第2の実施形態で説明したワンタイムパスワードを利用した処理とすることもできる。ワンタイムパスワードは、上述の通り、発行後一定時間経過すると無効になる、1度使うと2度目以降は使用できなくなる等の制限があってもよい。
以上説明した本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また、所定のコントローラ20と所定の登録用端末装置30が同一のLAN内に位置することを確実に確認することができる。
また、本実施形態では、S44の処理において、登録用端末装置30は、サーバ10から提供されたコントローラ20のアドレス情報を利用して、所定のコントローラ20にアクセスするよう構成されている。このため、サーバ10は、所定の登録用端末装置30に所望のコントローラ20のアドレス情報を提供することで、確実に、当該登録用端末装置30に、所望のコントローラ20へアクセスさせることができる。すなわち、所定の登録用端末装置30が所定のコントローラ20と同一のLAN内に位置するかを確認するための処理(当該登録用端末装置30による当該コントローラ20へのアクセス)を確実に行わせることができる。
<第4の実施形態>
本実施形態では、登録した操作用端末装置50から入力された制御対象機器60を遠隔操作する指示は、サーバ10に蓄積される。そして、コントローラ20は所定のタイミングでサーバ10にアクセスし、蓄積されている指示を取得する。本実施形態のその他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。以下、本実施形態の構成について説明する。なお、第1乃至第3の実施形態と共通する箇所の説明は省略する。
図12に、本実施形態のサーバ10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、サーバ10は、通信部11と、登録受付部12と、操作制御部13と、取得部14と、指示記憶部15と、指示取出部16とを有する。通信部11、及び、登録受付部12の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
取得部14は、登録された操作用端末装置50を介して入力された指示を取得する。指示記憶部15は、取得部14が取得した指示を記憶する。指示取出部16は、コントローラ20からの要求に応じ、所定の指示を指示記憶部15から取り出し、コントローラ20に送信する。
操作制御部13は、登録された操作用端末装置50から指示を取得し、登録されていない操作用端末装置50からは指示を取得しないよう、取得部14を制御することができる。または、操作制御部13は、登録された操作用端末装置50から取得した指示を記憶し、登録されていない操作用端末装置50から取得した指示は記憶しないよう、指示記憶部15を制御することができる。または、操作制御部13は、登録された操作用端末装置50から取得した指示をコントローラ20に送信し、登録されていない操作用端末装置50から取得した指示はコントローラ20に送信しないよう、指示取出部16を制御することができる。
図13に、指示記憶部15が記憶する情報の一例を模式的に示す。図には、コントローラ識別情報に対応付けて、取得部14が取得した指示が記憶される様子が示されている。
コントローラ20の指示取得部22は、所定のタイミングでサーバ10にアクセスし、指示記憶部15に自装置(コントローラ20)に対応付けて記憶されている指示を要求・取得する。所定のタイミングは特段制限されず、例えば、30秒ごと、1分ごと、5分ごと等であってもよい。
なお、コントローラ20の機能ブロック図の一例は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
次に、図14のシーケンス図を用いて、制御対象機器60を遠隔操作する処理の流れの一例を説明する。
まず、ユーザは、登録した操作用端末装置50を利用し、制御対象機器60を遠隔操作するシステムにログインする。具体的には、ユーザは、登録した操作用端末装置50を利用し、ユーザ識別情報及びログインパスワードをサーバ10に送信する(S30:ログイン要求)。
ログイン要求を受信したサーバ10は、当該要求に付されている操作用端末装置識別情報を取得する。操作用端末装置識別情報は、パケットのヘッダーやクッキーに記載されている。その後、サーバ10は、自装置内に記憶されている認証情報と、操作用端末装置50から受信したユーザ識別情報、ログインパスワード、及び、取得した操作用端末装置識別情報を利用して、認証処理を行う(S31)。
正常に認証された場合、サーバ10は、指示入力画面を操作用端末装置50に返信する(S32)。一方、正常に認証されなかった場合、サーバ10は、ログインできなかった旨を示す画面を操作用端末装置50に返信する。
操作用端末装置50は、指示入力画面を受信すると、ディスプレイ等の出力装置を介して、当該指示入力画面を出力する。その後、ユーザは、操作用端末装置50を操作し、所定の制御対象機器60に所定の動作を実行させる指示を入力するとともに、サーバ10に送信する(S33)。当該指示を受信したサーバ10は、受信した指示を、S30で受信したユーザ識別情報に対応するコントローラ識別情報(図5参照)に対応付けて、指示記憶部15に記憶する(図13参照)。このようにして、登録された操作用端末装置50を介して入力された指示が、サーバ10に蓄積されていく。
一方、コントローラ20は、予め定められた所定のタイミングでサーバ10にアクセスし、自装置(コントローラ20)に対応付けて記憶されている指示を要求する(S35)。指示が記憶されている場合、サーバ10は当該要求への返信として、指示記憶部15に記憶されている指示をコントローラ20に送信する(S36)。その後、コントローラ20は、取得した指示に基づいて(指示に従い)、所定の制御対象機器60に、所定の動作を実行させる制御信号を送信する(S37)。制御信号を受信した制御対象機器60は、受信した制御信号に従い、所定の動作を実行する。なお、サーバ10は、指示記憶部15に記憶されている指示をコントローラ20に送信すると、この指示に「送付済み」のフラグを立てる、又は、この指示を削除する等の処理を実行することで、送付済みの指示と未送付の指示を識別可能にしてもよい。
なお、コントローラ20が、予め定められた所定のタイミングでサーバ10にアクセスし、記憶されている指示を要求した時に(S38)、当該コントローラ20に対応付けて記憶されている指示がない場合、サーバ10はその旨を示す回答を行う(S39)。
その他の例として、サーバ10は、操作用端末装置50から指示を取得すると、それに応じて、取得した指示を所定のコントローラ20に送信してもよい。
以上説明した本実施形態によれば、第1乃至第3の実施形態と同様の作用効果を実現することができる。また、コントローラ20が位置するLAN41の外に位置する電子機器は、当該コントローラ20にアクセスできない場合であっても、サーバ10に指示を蓄積し、コントローラ20から取りにいくよう構成することで、操作用端末装置50を介して入力された指示をコントローラ20に受信させることが可能となる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. コントローラとサーバとを有し、
前記コントローラは、
操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得手段と、
前記指示に従い、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信する制御信号送信手段と、
を有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN(Local Area Network)内に位置することが確認できた登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御するために用いられる前記操作用端末装置を登録するための処理を受付ける登録受付手段と、
前記コントローラが、登録された前記操作用端末装置から入力された前記指示に従い所定の前記制御対象機器に前記制御信号を送信するよう制御する操作制御手段と、
を有する電子機器制御システム。
2. 1に記載の電子機器制御システムにおいて、
前記コントローラが位置するLANの外に位置する電子機器は、当該コントローラにアクセスできず、
前記サーバの前記登録受付手段は、前記操作用端末装置を登録するための処理を受付ける前に、前記登録用端末装置に前記コントローラにアクセスさせ、アクセスしたことが確認できると、当該登録用端末装置から前記処理を受付ける電子機器制御システム。
3. 2に記載の電子機器制御システムにおいて、
前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置に対して、自装置の識別情報であるコントローラ識別情報を送信する第1の識別情報送信手段を有し、
前記サーバの前記登録受付手段は、前記登録用端末装置から前記コントローラ識別情報を取得し、取得した前記コントローラ識別情報を利用して、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認する電子機器制御システム。
4. 2に記載の電子機器制御システムにおいて、
前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置から前記登録用端末装置の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を前記サーバに送信する第2の識別情報送信手段を有し、
前記サーバの前記登録受付手段は、前記コントローラから前記登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を利用して、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認する電子機器制御システム。
5. 2から4のいずれかに記載の電子機器制御システムにおいて、
前記サーバは、
登録された前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する取得手段と、
前記指示を記憶する指示記憶手段と、
を有し、
前記コントローラの前記指示取得手段は、所定のタイミングで前記サーバにアクセスし、前記指示記憶手段に記憶されている前記指示を取得する電子機器制御システム。
6. 1から5のいずれかに記載の電子機器制御システムにおいて、
前記登録受付手段は、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する電子機器制御システム。
7. 操作用端末装置を介して入力された指示を取得し、前記指示に従い、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するコントローラとサーバとを有する電子機器制御システムの前記サーバであって、
前記サーバは、
前記コントローラが、登録された前記操作用端末装置から入力された前記指示に従い所定の前記制御対象機器に前記制御信号を送信するよう制御する操作制御手段と、
前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御するために用いられる前記操作用端末装置を登録するための処理を受付ける登録受付手段と、
を有するサーバ。
8. 7に記載のサーバにおいて、
前記コントローラが位置するLANの外に位置する電子機器は、当該コントローラにアクセスできず、
前記サーバの前記登録受付手段は、前記操作用端末装置を登録するための処理を受付ける前に、前記登録用端末装置に前記コントローラにアクセスさせ、アクセスしたことが確認できると、当該登録用端末装置から前記処理を受付けるサーバ。
9. 8に記載のサーバにおいて、
前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置に対して、自装置の識別情報であるコントローラ識別情報を送信し、
前記サーバの前記登録受付手段は、前記登録用端末装置から前記コントローラ識別情報を取得し、取得した前記コントローラ識別情報を利用して、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認するサーバ。
10. 8に記載のサーバにおいて、
前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置から前記登録用端末装置の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を前記サーバに送信し、
前記サーバの前記登録受付手段は、前記コントローラから前記登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を利用して、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認するサーバ。
11. 7から10のいずれかに記載のサーバにおいて、
登録された前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する取得手段と、
前記指示を記憶する指示記憶手段と、
を有するサーバ。
12. 7から11のいずれかに記載のサーバにおいて、
前記登録受付手段は、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録するサーバ。
13. 操作用端末装置を介して入力された指示を取得し、前記指示に従い、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するコントローラとサーバとを有する電子機器制御システムの前記サーバにインストールされるプログラムであって、
コンピュータを、
前記コントローラが、登録された前記操作用端末装置から入力された前記指示に従い所定の前記制御対象機器に前記制御信号を送信するよう制御する操作制御手段、
前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御するために用いられる前記操作用端末装置を登録するための処理を受付ける登録受付手段、
として機能させるためのプログラム。
13−2. 13に記載のプログラムにおいて、
前記コントローラが位置するLANの外に位置する電子機器は、当該コントローラにアクセスできず、
前記操作用端末装置を登録するための処理を受付ける前に、前記登録用端末装置に前記コントローラにアクセスさせ、アクセスしたことが確認できると、当該登録用端末装置から前記処理を受付ける処理を前記登録受付手段に実行させるプログラム。
13−3. 13−2に記載のプログラムにおいて、
前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置に対して、自装置の識別情報であるコントローラ識別情報を送信し、
前記登録用端末装置から前記コントローラ識別情報を取得し、取得した前記コントローラ識別情報を利用して、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認する処理を前記登録受付手段に実行させるプログラム。
13−4. 13−2に記載のプログラムにおいて、
前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置から前記登録用端末装置の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を前記サーバに送信し、
前記コントローラから前記登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を利用して、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認する処理を前記登録受付手段に実行させるプログラム。
13−5. 13から13−4のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータを、
登録された前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する取得手段、
前記指示を記憶する指示記憶手段、
としてさらに機能させるプログラム。
13−6. 13から13−5のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する処理を前記登録受付手段に実行させるプログラム。
14. 操作用端末装置を介して入力された指示を取得し、前記指示に従い、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するコントローラとサーバとを有する電子機器制御システムの前記サーバが、
前記コントローラが、登録された前記操作用端末装置から入力された前記指示に従い所定の前記制御対象機器に前記制御信号を送信するよう制御する操作制御工程と、
前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御するために用いられる前記操作用端末装置を登録するための処理を受付ける登録受付工程と、
を実行するサーバの動作方法。
14−2. 14に記載のサーバの動作方法において、
前記コントローラが位置するLANの外に位置する電子機器は、当該コントローラにアクセスできず、
前記登録受付工程では、前記操作用端末装置を登録するための処理を受付ける前に、前記登録用端末装置に前記コントローラにアクセスさせ、アクセスしたことが確認できると、当該登録用端末装置から前記処理を受付けるサーバの動作方法。
14−3. 14−2に記載のサーバの動作方法において、
前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置に対して、自装置の識別情報であるコントローラ識別情報を送信し、
前記登録受付工程では、前記登録用端末装置から前記コントローラ識別情報を取得し、取得した前記コントローラ識別情報を利用して、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認するサーバの動作方法。
14−4. 14−2に記載のサーバの動作方法において、
前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置から前記登録用端末装置の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を前記サーバに送信し、
前記登録受付工程では、前記コントローラから前記登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を利用して、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認するサーバの動作方法。
14−5. 14から14−4のいずれかに記載のサーバの動作方法において、
前記サーバが、
登録された前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する取得工程と、
前記指示を記憶する指示記憶工程と、
をさらに実行するサーバの動作方法。
14−6. 14から14−5のいずれかに記載のサーバの動作方法において、
前記登録受付工程では、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録するサーバの動作方法。
15. コントローラとサーバとを有し、
前記コントローラは、
操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得手段と、
前記指示に従い、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信する制御信号送信手段と、
を有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御するために用いられる前記操作用端末装置を登録するための処理を受付ける登録受付手段と、
前記コントローラが、登録された前記操作用端末装置から入力された前記指示に従い所定の前記制御対象機器に前記制御信号を送信するよう制御する操作制御手段と、
を有する電子機器制御システムの前記コントローラであって、
前記コントローラは、同一のLAN内に位置する電子機器からのみアクセス可能であり、アクセスしてきた前記登録用端末装置に対して、自装置の識別情報であるコントローラ識別情報を送信する第1の識別情報送信手段を有するコントローラ。
16. コントローラとサーバとを有し、
前記コントローラは、
操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得手段と、
前記指示に従い、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信する制御信号送信手段と、
を有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御するために用いられる前記操作用端末装置を登録するための処理を受付ける登録受付手段と、
前記コントローラが、登録された前記操作用端末装置から入力された前記指示に従い所定の前記制御対象機器に前記制御信号を送信するよう制御する操作制御手段と、
を有する電子機器制御システムの前記コントローラであって、
前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置から前記登録用端末装置の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を前記サーバに送信する第2の識別情報送信手段を有するコントローラ。
17. 15又は16に記載のコントローラにおいて、
前記サーバは、
登録された前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する取得手段と、
前記指示を記憶する指示記憶手段と、
を有し、
前記コントローラの前記指示取得手段は、所定のタイミングで前記サーバにアクセスし、前記指示記憶手段に記憶されている前記指示を取得するコントローラ。
18. コントローラとサーバとを有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた登録用端末装置から、前記コントローラを介して制御対象機器の動作を制御するために用いられる操作用端末装置を登録するための処理を受付ける登録受付手段と、
前記コントローラが、登録された前記操作用端末装置から入力された指示に従い複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するよう制御する操作制御手段と、
を有する電子機器制御システムの前記コントローラにインストールされるプログラムであって、
コンピュータを、
前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得手段、
登録された前記操作用端末装置から入力された前記指示に従い、複数の制御対象機器各々に動作を制御する前記制御信号を送信する制御信号送信手段、
アクセスしてきた前記登録用端末装置に対して、自装置の識別情報であるコントローラ識別情報を送信する第1の識別情報送信手段、
として機能させるためのプログラム。
19. コントローラとサーバとを有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた登録用端末装置から、前記コントローラを介して制御対象機器の動作を制御するために用いられる操作用端末装置を登録するための処理を受付ける登録受付手段と、
前記コントローラが、登録された前記操作用端末装置から入力された指示に従い複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するよう制御する操作制御手段と、
を有する電子機器制御システムの前記コントローラにインストールされるプログラムであって、
コンピュータを、
前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得手段、
登録された前記操作用端末装置から入力された前記指示に従い、複数の制御対象機器各々に動作を制御する前記制御信号を送信する制御信号送信手段、
アクセスしてきた前記登録用端末装置から前記登録用端末装置の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を前記サーバに送信する第2の識別情報送信手段、
として機能させるためのプログラム。
18−2. 18又は19に記載のプログラムにおいて、
前記サーバは、
登録された前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する取得手段と、
前記指示を記憶する指示記憶手段と、
を有し、
前記コントローラの前記指示取得手段に、所定のタイミングで前記サーバにアクセスし、前記指示記憶手段に記憶されている前記指示を取得させるプログラム。
20. コントローラとサーバとを有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた登録用端末装置から、前記コントローラを介して制御対象機器の動作を制御するために用いられる操作用端末装置を登録するための処理を受付ける登録受付手段と、
前記コントローラが、登録された前記操作用端末装置から入力された指示に従い複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するよう制御する操作制御手段と、
を有する電子機器制御システムの前記コントローラが、
前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得工程と、
登録された前記操作用端末装置から入力された前記指示に従い、複数の制御対象機器各々に動作を制御する前記制御信号を送信する制御信号送信工程と、
アクセスしてきた前記登録用端末装置に対して、自装置の識別情報であるコントローラ識別情報を送信する第1の識別情報送信工程と、
を実行するコントローラの動作方法。
21. コントローラとサーバとを有し、
前記サーバは、
前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた登録用端末装置から、前記コントローラを介して制御対象機器の動作を制御するために用いられる操作用端末装置を登録するための処理を受付ける登録受付手段と、
前記コントローラが、登録された前記操作用端末装置から入力された指示に従い複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するよう制御する操作制御手段と、
を有する電子機器制御システムの前記コントローラが、
前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得工程と、
登録された前記操作用端末装置から入力された前記指示に従い、複数の制御対象機器各々に動作を制御する前記制御信号を送信する制御信号送信工程と、
アクセスしてきた前記登録用端末装置から前記登録用端末装置の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を前記サーバに送信する第2の識別情報送信工程と、
を実行するコントローラの動作方法。
22. コントローラとサーバとを有する電子機器制御システムの前記コントローラが、
操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得工程と、
前記指示に従い、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信する制御信号送信工程と、
を実行し、
前記サーバが、
前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御するために用いられる前記操作用端末装置を登録するための処理を受付ける登録受付工程と、
前記コントローラが、登録された前記操作用端末装置から入力された前記指示に従い所定の前記制御対象機器に前記制御信号を送信するよう制御する操作制御工程と、
を実行する電子機器制御システムの動作方法。
この出願は、2014年2月24日に出願された日本出願特願2014−032605号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (13)

  1. コントローラとサーバとを有し、
    前記コントローラは、
    操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得手段と、
    前記指示に基づいて、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信する制御信号送信手段と、
    を有し、
    前記サーバは、
    前記コントローラと同一のLAN(Local Area Network)内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御する前記操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付手段と、
    前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御手段と、
    を有する電子機器制御システム。
  2. 請求項1に記載の電子機器制御システムにおいて、
    前記登録受付手段は、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認すると、当該登録用端末装置から前記処理を受ける電子機器制御システム。
  3. 請求項2に記載の電子機器制御システムにおいて、
    前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置に対して、自装置の識別情報であるコントローラ識別情報を送信する第1の識別情報送信手段を有し、
    前記登録受付手段は、前記登録用端末装置から取得した前記コントローラ識別情報に基づいて、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認する電子機器制御システム。
  4. 請求項2に記載の電子機器制御システムにおいて、
    前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置から前記登録用端末装置の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を前記サーバに送信する第2の識別情報送信手段を有し、
    前記登録受付手段は、前記コントローラから取得した前記登録用端末装置識別情報に基づいて、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認する電子機器制御システム。
  5. 請求項2から4のいずれか1項に記載の電子機器制御システムにおいて、
    前記サーバは、
    登録された前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する取得手段と、
    前記指示を記憶する指示記憶手段と、
    を有し、
    前記コントローラの前記指示取得手段は、所定のタイミングで前記サーバにアクセスし、前記指示記憶手段に記憶されている前記指示を取得する電子機器制御システム。
  6. 操作用端末装置を介して入力された指示に基づいて、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するコントローラとサーバとを有する電子機器制御システムの前記サーバであって、
    前記サーバは、
    前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御手段と、
    前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御する前記操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付手段と、
    を有するサーバ。
  7. 請求項6に記載のサーバにおいて、
    前記登録受付手段は、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認すると、当該登録用端末装置から前記処理を受付けるサーバ。
  8. 請求項7に記載のサーバにおいて、
    前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置に対して、自装置の識別情報であるコントローラ識別情報を送信し、
    前記登録受付手段は、前記登録用端末装置から取得した前記コントローラ識別情報に基づいて、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認するサーバ。
  9. 請求項7に記載のサーバにおいて、
    前記コントローラは、アクセスしてきた前記登録用端末装置から前記登録用端末装置の識別情報である登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報を前記サーバに送信し、
    前記登録受付手段は、前記コントローラから前記登録用端末装置識別情報を取得し、取得した前記登録用端末装置識別情報に基づいて、前記登録用端末装置が前記コントローラにアクセスしたことを確認するサーバ。
  10. 請求項6から9のいずれか1項に記載のサーバにおいて、
    前記操作用端末装置を介して入力された指示を取得する取得手段と、
    前記指示を記憶する指示記憶手段と、
    を有するサーバ。
  11. 操作用端末装置を介して入力された指示を取得し、前記指示に基づいて複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するコントローラとサーバとを有する電子機器制御システムの前記サーバにインストールされるプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御手段、
    前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御する前記操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付手段、
    として機能させるためのプログラム。
  12. 操作用端末装置を介して入力された指示を取得し、前記指示に基づいて複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信するコントローラとサーバとを有する電子機器制御システムの前記サーバが、
    前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御工程と、
    前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御する前記操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付工程と、
    を実行するサーバの動作方法。
  13. コントローラとサーバとを有する電子機器制御システムの前記コントローラが、
    操作用端末装置を介して入力された指示を取得する指示取得工程と、
    前記指示に基づいて、複数の制御対象機器各々に動作を制御する制御信号を送信する制御信号送信工程と、
    を実行し、
    前記サーバが、
    前記コントローラと同一のLAN内に位置する登録用端末装置から、前記コントローラを介して前記制御対象機器の動作を制御する前記操作用端末装置を登録する処理を受付け、前記コントローラと同一のLAN内に位置することが確認できた前記登録用端末装置から前記操作用端末装置のアドレス情報を取得し、その後、所定のタイミングから所定時間のみ有効なワンタイムパスワードを発行すると、発行した前記ワンタイムパスワードを前記操作用端末装置のアドレス情報を利用して前記操作用端末装置に送信し、前記ワンタイムパスワードを利用して正常に認証された前記操作用端末装置を登録する登録受付工程と、
    前記操作用端末装置から入力された前記指示に基づく前記制御対象機器への前記制御信号の送信を制御する操作制御工程と、
    を実行する電子機器制御システムの動作方法。
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