JP2019503453A - 空気抜き装置を備えるピストンコンプレッサ - Google Patents

空気抜き装置を備えるピストンコンプレッサ Download PDF

Info

Publication number
JP2019503453A
JP2019503453A JP2018539067A JP2018539067A JP2019503453A JP 2019503453 A JP2019503453 A JP 2019503453A JP 2018539067 A JP2018539067 A JP 2018539067A JP 2018539067 A JP2018539067 A JP 2018539067A JP 2019503453 A JP2019503453 A JP 2019503453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston compressor
valve
compression chamber
pressure
air vent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018539067A
Other languages
English (en)
Inventor
エブラール ジル
エブラール ジル
キーナー ヴォルフガング
キーナー ヴォルフガング
マールスコ ジャン−バプティスト
マールスコ ジャン−バプティスト
メラー イェアク
メラー イェアク
サンティーヴ ミシェル
サンティーヴ ミシェル
ヴァインホルト トーマス
ヴァインホルト トーマス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Knorr Bremse Systeme fuer Nutzfahrzeuge GmbH
Original Assignee
Knorr Bremse Systeme fuer Nutzfahrzeuge GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Knorr Bremse Systeme fuer Nutzfahrzeuge GmbH filed Critical Knorr Bremse Systeme fuer Nutzfahrzeuge GmbH
Publication of JP2019503453A publication Critical patent/JP2019503453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B49/00Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
    • F04B49/16Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by adjusting the capacity of dead spaces of working chambers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B35/00Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for
    • F04B35/04Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B35/00Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for
    • F04B35/002Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for driven by internal combustion engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/08Actuation of distribution members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/12Casings; Cylinders; Cylinder heads; Fluid connections
    • F04B39/125Cylinder heads
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B49/00Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
    • F04B49/02Stopping, starting, unloading or idling control
    • F04B49/022Stopping, starting, unloading or idling control by means of pressure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

本発明は、任意選択的にクラッチにより駆動装置から切断可能な、ガスを圧縮するピストンコンプレッサに関する。ピストンコンプレッサは、圧縮すべきガス用の吸入管路と、ピストンコンプレッサの圧縮室との間に配置されている吸入弁、およびピストンコンプレッサの圧縮室と、圧縮されたガス用の排出管路との間に配置されている排出弁を備えている。さらにピストンコンプレッサは、圧縮されたガスを圧縮室から導出可能な空気抜き装置を備えている。

Description

本発明は、ガスを圧縮するピストンコンプレッサであって、任意選択的にクラッチにより駆動装置から切断可能であり、圧縮すべきガス用の吸入管路と、ピストンコンプレッサの圧縮室との間に配置されている吸入弁、およびピストンコンプレッサの圧縮室と、圧縮されたガス用の排出管路との間に配置されている排出弁を備える、ピストンコンプレッサに関する。
この種のコンプレッサは、例えば商用車の圧縮空気供給、特にブレーキ系の圧縮空気供給に使用される。この場合、コンプレッサの駆動は、内燃機関のパワートレーンを介して実施される。商用車の圧縮空気系が圧縮空気で満たされているときは、コンプレッサを駆動部から切断すべく、コンプレッサと駆動接続部との間にクラッチが配置されている使用形態が公知である。公知の実施の形態では、クラッチの開放と同時に、コンプレッサの排出管路が空にされる。コンプレッサの運転再開時には、始めに、而して無圧となっている排出管路内に圧力を再形成しなければならず、その後、圧縮空気を圧縮空気系内に供給することができるようになる。このような効率損失を回避すべく、ピストンコンプレッサが駆動されない間、排出管路を無圧に切り換えないという解決手段も公知である。
上述の形態のピストンコンプレッサの場合、排出弁が、潤滑オイル残渣による堆積物や、特にこのような堆積物から分離した粒子等の異物により不密になるおそれがある。その際、排出弁は、しばしば弁リードを有し、この弁リードと、その弁座との間にそのような異物が到達し、そこで弁の完全な閉弁を妨げてしまうことがある。例えばこのことから結果として排出弁の不密性が生じると、コンプレッサを駆動部から切断している間、圧力下にある排出管路との関連において、圧縮空気がコンプレッサの圧縮室内に戻ってしまうことがある。そうなると、12.5bar系におけるピストンコンプレッサの圧縮室内の圧力は、6barまで上昇し得る。圧縮室内にこのような高い圧力がある状態でピストンコンプレッサの運転再開を行うと、結果として、ピストンの1回目の圧縮行程時、圧縮室内のガスは、約60barに圧縮される。このときに生じるトルクは、クラッチにとっては過大すぎ、クラッチは、このとき、滑り、過熱し、許容できないほど強く摩耗してしまう。加えて、圧縮室内のこのような高い圧力は、コンプレッサ自体を損傷させてしまうおそれすらある。
それゆえ本発明の根底にある課題は、上述の欠点と、このことから生じる望ましくない作用とを回避する、改良されたピストンコンプレッサを提供することである。
この課題を解決すべく、請求項1記載のピストンコンプレッサを提案する。ピストンコンプレッサの発展形は、従属請求項の対象である。
上記課題を解決すべく、ガスを圧縮するピストンコンプレッサであって、任意選択的にクラッチにより駆動装置から切断可能であり、圧縮すべきガス用の吸入管路と、ピストンコンプレッサの圧縮室との間に配置されている吸入弁、およびピストンコンプレッサの圧縮室と、圧縮されたガス用の排出管路との間に配置されている排出弁を備える、ピストンコンプレッサを提案する。このピストンコンプレッサは、ピストンコンプレッサが駆動装置から切断されている間に排出管路から圧縮室内に戻る圧縮されたガスを、圧縮室から導出可能な空気抜き装置を備えている。
このようなピストンコンプレッサは、吸入管路を備え、吸入管路は、特に吸入系の一部であり、吸入管路を通して、圧縮すべきガスは、ピストンコンプレッサの圧縮室へと案内される。吸入管路と圧縮室との間には、その際、吸入弁が配置されており、吸入弁は、圧縮すべきガスを圧縮室内に吸い込む間(圧縮室内の圧力は、吸入管路内の圧力より低い)、開放されている。圧縮室内でガスを圧縮している間(圧縮室内の圧力は、吸入管路内の圧力より高い)、吸入弁は、圧縮室を吸入管路に対して密封する。
圧縮室と排出管路との間には、排出弁が配置されており、排出弁は、圧縮されたガスを圧縮室から吐出するとき、開放されており(圧縮室内の圧力は、排出管路内の圧力より高い)、而して圧縮室と排出管路との間の接続を規定している。排出弁は、圧縮すべきガスを圧縮室内に吸い込む間、圧縮されたガスが排出管路から圧縮室内に逆流するのを阻止すべく、圧縮室と排出管路との間の接続を閉鎖している(圧縮室内の圧力は、排出管路内の圧力より低い)。
ピストンコンプレッサの吸入弁にも、排出弁にも、しばしば、弁の両側の圧力差に応じて、弁座に押し付けられ、これにより閉弁するか、または弁座から持ち上げられ、これにより開弁する閉鎖体を有する弁が使用される。このような弁の一般的な構造形態は、閉鎖体として用いられる弁リードを有している。
本発明に係るピストンコンプレッサは、圧縮室内の圧力を低下させるべく、圧縮されたガスを圧縮室から導出可能な空気抜き装置を備えている。この場合、特に、ピストンコンプレッサが駆動装置から切断されている間、特に完全には閉弁していない排出弁を通って、圧力下にある排出管路から圧縮室内に戻り、圧縮室内に圧力上昇を引き起こしてしまう圧縮されたガスは、導出可能である。
ピストンコンプレッサの一実施の形態において、圧縮されたガスは、空気抜き装置により圧縮室から、より低い圧力、特に周囲圧を有する領域に導出可能である。これにより、圧縮されたガスが排出管路から侵入した圧縮室に比してより低い圧力を有する領域に、圧縮されたガスを逃がすことができる。圧縮されたガスを導出した結果、圧縮室内の圧力は低下する。
ピストンコンプレッサの一実施の形態において、周囲圧を有する領域は、周囲自体、吸入系あるいは吸入管路に接続されるガス室またはピストンコンプレッサのクランクケースの内部により形成される。吸入系内の周囲圧を有する領域は、例えば吸入管路または吸入管路に接続されるガス室であることができ、ガス室は、例えばピストンコンプレッサのシリンダヘッド内に形成されており、これにより吸入管路の一部でもある。一実施の形態において、周囲圧を有する領域は、ピストンコンプレッサのクランクケースの内室により形成されており、空気抜き装置を通してピストンコンプレッサの圧縮室から流出するガスは、クランクケース内に案内される。そこでは、特に、まず、クランクケース内での圧力補償が起こり、次いで、クランクケースの空気抜き系を介した周囲との圧力補償が起こる。
なお、吸入系に接続されるガス室内にも、ピストンコンプレッサのクランクケース内にも、圧力変動は生じ得る。吸入系内には、特に新鮮ガスの吸い込みに応じて、例えば吸入系が、相応に大きく寸法設定された内燃機関の吸入系と連通している場合に、圧力変動が生じることがあり、クランクケース内には、特に先行のクランク機構運動に基づいて、圧力変動が生じることがある。しかし、吸入系も、クランクケースも、周囲と連通しており、そこで通常は周囲との圧力変動の常時の補償が行われているため、吸入系に接続されるガス室内またはクランクケース内を支配する圧力は、本発明との関連において、周囲圧と見なされる。
ピストンコンプレッサの一実施の形態において、切り換え可能な弁装置が空気抜き装置を形成しており、この切り換え可能な弁装置により、圧縮室と、より低い圧力、特に周囲圧を有する領域との接続が形成可能であることによって、圧縮されたガスを圧縮室から導出することができる。
この切り換え可能な弁装置は、例えば弁プレート内またはシリンダ壁内に配置される空気抜き開口を介して、ピストンコンプレッサの圧縮室を、任意選択的に、より低い圧力、特に周囲圧を有する領域に接続可能な、切り換え可能な弁装置であってよい。この目的のために特に2ポート2位置方向制御弁を使用することができ、2ポート2位置方向制御弁は、例えば、特にクラッチの操作と並行してまたはずらして開閉し、而して、ピストンコンプレッサが駆動されない限りは、圧縮されたガスの導出により、圧縮室内の圧力補償を可能にするように切り換え可能である。しかし、この種の弁装置を、別のパラメータ、例えば圧縮室内を実際に支配している圧力であって、圧縮室に接続された圧力センサを介して、または別の好適な手段によって検出される圧力に応じて、切り換えるようにしても構わない。
ピストンコンプレッサの別の一実施の形態は、吸入弁の機能も担う遮断解除可能な逆止弁を備えている。このような遮断解除可能な逆止弁は、吸入管路とコンプレッサの圧縮室との間に配置されていて、吸入管路と圧縮室との間の接続を特に自動的に吸入弁の機能に応じて開閉する、切り換え可能な弁装置である。加えて、この種の遮断解除可能な逆止弁は、圧縮されたガスを圧縮室から導出して減圧することができるように、吸入管路と圧縮室との間の接続を任意選択的に開閉可能な、切り換え可能な弁装置である。
例えばこのような遮断解除可能な逆止弁は、上述の切り換え弁と同様に、クラッチ操作に対して並行してまたはずらして切り換え可能であるか、または特に圧縮室内の圧力に関係する、例えばセンサにより検出される別のパラメータに応じて切り換え可能である。コンプレッサの停止状態中の、遮断解除可能な逆止弁の形態の吸入弁の開弁とともに、圧縮室と吸入系との間の圧力補償を行うことができるので、圧縮室内には、顕著な増圧は起こり得ない。
ピストンコンプレッサの別の一実施の形態において、逆止弁が空気抜き装置を形成しており、この逆止弁により、圧縮されたガスは、圧縮室から導出可能である。この種の逆止弁は、特に、ピストンコンプレッサが駆動装置から切断されている間に排出管路から圧縮室内に戻った圧縮されたガスに基づいて、圧縮室内の圧力が、1回目の圧縮行程中、ピストンコンプレッサまたはピストンコンプレッサに接続される装置を損傷させてしまいそうなほど強まると、逆止弁が開弁し、圧縮室を、より低い圧力、特に周囲圧を有する領域に接続するように設計されている。この場合、逆止弁は、圧縮室と、より低い圧力、特に周囲圧を有する領域との接続を形成し、これにより、ピストンコンプレッサが駆動装置から切断されている間に排出管路から圧縮室内に戻った圧縮されたガスは、導出可能である。これにより、圧縮室内の圧力は、クラッチの閉鎖後のピストンコンプレッサの1回目の圧縮行程中、圧縮室内に侵入した圧縮されたガスにより高められた圧縮室内の圧力にもかかわらず、逆止弁により定められた最高値を超えて上昇しない。
別の一実施の形態において、吸入弁が空気抜き装置を形成している。この場合、吸入弁は、これにより吸入管路と圧縮室との間の接続が、圧縮室内の所定の圧力から初めて閉鎖可能であるように形成されており、この所定の圧力は、実質的に周囲圧に相当する吸入管路内の圧力より少なくとも0.1bar、好ましくは少なくとも0.2bar、特に少なくとも0.5bar高い。この場合、圧縮室内の圧力が、少なくとも0.1bar、好ましくは少なくとも0.2bar、特に少なくとも0.5barの超過圧力の限界値を下回っているときは、持続的な接続が吸入管路と圧縮室との間に生じる。而して、ピストンコンプレッサが駆動装置から切断されている間、つまり、ピストンコンプレッサの停止状態中に圧縮室内に到達する圧縮されたガスは、吸入弁のこの開放により、コンプレッサの圧縮室内で増圧が行われることなく、吸入管路内に導出可能である。
吸入弁が圧縮室内の予め規定された圧力から初めて閉弁可能であるピストンコンプレッサの一実施の形態において、吸入弁は、凹状に形成された弁座を特に弁プレートに有し、そして略平坦に形成された弁リードを有しており、弁リードは、圧縮室内の圧力により弾性変形が引き起こされて初めて、シールするように弁座に当接する。この種の実施の形態では、吸入弁は、圧縮行程中、弁リードが、凹状に形成された弁座に当接してシールするように、この弁リードを変形させる十分に高い圧力が、圧縮室内に作用して初めて、閉弁する。圧縮室内の圧力が、吸入弁を閉鎖させる圧力より低い値を有している限り、吸入弁は、開放されている。而して、ピストンコンプレッサが駆動装置から切断されている間に排出管路から圧縮室内に戻る圧縮されたガスにより、圧縮室内に増圧が引き起こされることはない。
吸入弁が圧縮室内の予め規定された圧力から初めて閉鎖可能であるピストンコンプレッサの別の一実施の形態において、吸入弁は、平坦に形成された弁座と、曲げられて形成された弁リードとを有している。したがって弁リードは、圧縮室内の圧力により弾性変形が引き起こされて初めて、シールするように弁座に当接する。本実施の形態でも、吸入弁は、圧縮行程中、曲げられて構成された弁リードが、平坦に形成された弁座に当接してシールするように、この弁リードを変形させる十分に高い圧力が、圧縮室内に作用して初めて、閉弁する。本実施の形態でも、圧縮室内の圧力が、特に圧縮行程中に吸入弁を閉鎖させる圧力より低い値を有している限り、吸入弁は、開放されたままである。而して、本実施の形態でも、ピストンコンプレッサが駆動装置から切断されている間に排出管路から圧縮室内に戻る圧縮されたガスが、圧縮室内を増圧させてしまうことはない。
ピストンコンプレッサの別の一実施の形態において、空気抜き通路が空気抜き装置を形成している。このような空気抜き通路、特に、圧縮室に比して低い圧力、特に周囲圧を有する領域への永続的な接続を形成している空気抜き通路により、ガスは、より高い圧力下にある圧縮室内の空気抜き通路の一端から、空気抜き通路を通して、空気抜き通路の他端におけるより低い圧力、特に周囲圧を有する領域内へと導出され得る。これにより、圧縮室との圧力補償が起こる。つまり、ピストンコンプレッサが駆動装置から切断されている間、ガスが、圧力下にある排出管路から圧縮室内に戻っても、ガスは、空気抜き通路を通して導出されるため、圧縮室内に高められた圧力は形成され得ない。
一実施の形態において、少なくとも空気抜き通路の一端は、弁プレート内に配置されており、特に、ピストンコンプレッサの周囲またはピストンコンプレッサの吸入系への圧縮室の接続を形成している。永続的に開放されている空気抜き通路の欠点は、空気抜き通路が、圧縮行程中も、ガスを圧縮室から逃がすことができてしまい、これにより、コンプレッサの効率が下がってしまう点にある。一実施の形態では、しかし、空気抜き通路は、空気抜き通路を通した圧力補償が可能である程度の小さな横断面を有しているが、空気抜き通路の小さな横断面の絞り作用は、圧縮行程中のより大きな体積流量の圧力流は阻止する。
圧縮行程中、圧縮室からガスが逃げることを制限する代替的な構成は、好適な遮断弁を空気抜き通路内に有し、遮断弁は、空気抜き通路を、予め規定された超過圧力から閉鎖する。このために好適な遮断弁は、例えば重力式ボール弁(Schwerkraftkugelventil)である。有利には、このような遮断弁は、潤滑オイル由来の異物による汚損に対して頑強に構成されている。
別の一実施の形態において、少なくとも空気抜き通路の一端は、シリンダ壁内に配置されており、空気抜き通路は、例えばピストンコンプレッサの周囲との接続を形成している。シリンダ壁の外面に端を発して、空気抜き通路は、管路の形態の接続装置を有していることができ、管路は、空気抜き通路の延長部として用いられ、空気抜き通路を特に吸入系に、またはピストンコンプレッサのクランクケースの内室に接続している。このような空気抜き通路も、圧縮行程中であってもガスを圧縮室から逃がすことができてしまう開口を圧縮室内に形成し、これにより、ピストン圧縮機の効率を下げてしまう。それゆえ空気抜き通路は、特に、圧力補償を保証すべく、コンプレッサが駆動装置から切断されている間に空気抜き通路を通して圧縮室から導出され得るガス体積流量と、この時間内に排出管路から圧縮室内に戻る、排出管路からの圧縮されたガスのガス体積流量とが、少なくとも同じ大きさであるように、十分な大きさに設計されている。
一実施の形態において、空気抜き通路は、シリンダ壁内に配置され、一端が、圧縮行程中、所定のピストン位置からピストンにより通過され、これにより閉鎖されるように配置されている。このことは、特に、空気抜き通路が、ピストンの中間の行程位置と、その上死点との間に配置されている場合に該当する。空気抜き通路のこの配置により、ピストンコンプレッサの停止状態中に排出通路から圧縮室内に戻るガスは、圧縮室内の増圧を防止すべく、導出可能である。同時に、ガスが圧縮室から逃げてしまうことは、ピストンリングが空気抜き通路の開口を、上死点に向かう運動時に通過すると直ちに、防止される。
ピストンコンプレッサの一実施の形態において、空気抜き通路内あるいは空気抜き通路に接続される接続装置内に、逆止弁または遮断弁が配置されている。このような逆止弁または遮断弁は、一方では、ガスがピストンコンプレッサの圧縮行程中に圧縮室から逃げることを回避することができ、他方では、このような逆止弁または遮断弁は、特にクランクケースからの汚染されている可能性のあるガスを圧縮室内に吸い込むことを防止するためにも用いられ得る。
これまで、ピストンコンプレッサの構成部材との関連において、ピストン、シリンダ、シリンダヘッド等、それぞれ単数のように記載してきたが、これらについて説明した特性は、それぞれ、2つ以上のこれらの要素を備えるピストンコンプレッサにも当てはまる。それというのも、本発明は、単段のピストンコンプレッサだけでなく、多段のピストンコンプレッサにも使用され得るからである。
本発明の別の利点、特徴および使用可能性は、図面と関連付けた以下の説明から看取可能である。
従来技術の例示的なピストンコンプレッサの概略図である。 従来技術におけるピストンコンプレッサで使用されるような例示的な排出弁を示す図である。 空気抜き装置が、切り換え可能な弁装置を有する、本発明に係るピストンコンプレッサの第1の例示的な実施の形態の概略図である。 空気抜き装置が、切り換え可能な弁装置を有する、本発明に係るピストンコンプレッサの第2の例示的な実施の形態の概略図である。 空気抜き装置が逆止弁を有する、本発明に係るピストンコンプレッサの第3の例示的な実施の形態の概略図である。 空気抜き装置が空気抜き通路を有する、本発明に係るピストンコンプレッサの第4の例示的な実施の形態の概略図である。 空気抜き装置が、遮断弁を有する空気抜き通路を有する、本発明に係るピストンコンプレッサの第5の例示的な実施の形態の概略図である。 空気抜き装置が空気抜き通路を有する、本発明に係るピストンコンプレッサの第6の例示的な実施の形態の概略図である。 空気抜き装置が空気抜き通路を有する、本発明に係るピストンコンプレッサの第7の例示的な実施の形態の概略図である。 空気抜き装置が空気抜き通路を有する、本発明に係るピストンコンプレッサの第8の例示的な実施の形態の概略図である。 吸入弁が空気抜き装置を形成する、本発明に係るピストンコンプレッサの第9の例示的な実施の形態の要部を示す図である。
図1は、従来技術として公知であるような例示的なピストンコンプレッサ10の概略図である。ピストンコンプレッサ10のクランク軸11は、クラッチ3を介して駆動装置(図示せず、ここでは内燃機関)に接続されており、クラッチ3により選択的にこの駆動装置から切断可能である。これにより、クラッチ3が開放されているときは、トルクがピストンコンプレッサ10のクランク軸11に伝達されないため、クランク軸11は、ピストンコンプレッサ10が駆動装置から切断されている間は静止している。
クランク軸11は、偏心的にクランク軸11に支持されたコンロッド12に結合されている。コンロッド12には、ピストン13が支持されている。ピストン13は、軸方向で可動にピストンコンプレッサ10のシリンダ14内で支持されている。少なくともクランク軸11、コンロッド12およびピストン13を有するクランク機構15は、クランクケース16内に配置されており、クランクケース16は、堅固にシリンダ14に結合されている。クランク軸11の回転運動により、ピストン13は、コンロッド12によりシリンダ14内で行程運動を実施するように動かされる。
ピストン13の上方で、シリンダ14は、弁プレート20により閉鎖されている。これによりシリンダ14、ピストン13および弁プレート20は、シリンダ14内に圧縮室17を画定している。弁プレート20には、吸入弁21が配置されており、吸入弁21は、吸入管路22と圧縮室17との間に配置されている。吸入管路22は、吸入系23の一部であり、吸入系23は、新鮮空気を周囲からフィルタ(図示せず)を通して吸い込み、吸入管路22を介してシリンダヘッド(図示せず)を通して圧縮室17に供給する。シリンダヘッドは、弁プレート20の上方に配置されており、シリンダヘッド容積24を有している。シリンダヘッド容積24は、吸入弁21を介して圧縮室17と連通している。この場合、吸入弁21は、新鮮空気を圧縮室17内に吸い込むことはできるが、吸入管路22を介して圧縮室17内に吸い込まれた空気が逆流することは阻止する遮断弁として構成されている。
さらに弁プレート20には、排出弁26が配置されており、排出弁26は、圧縮室17と排出管路27との間に配置されている。排出管路27を介して、圧縮されたガス、ここでは空気が、ここには示さない圧縮空気アキュムレータに供給される。その際、同じく遮断弁として構成されている排出弁26は、圧縮された空気が排出管路27から圧縮室17内に逆流することを阻止する。
図2は、従来技術におけるピストンコンプレッサ10内でしばしば使用されるような例示的な排出弁26を示す図である。排出弁26は、圧縮室17の上方においてピストンコンプレッサ10の弁プレート20に配置されている。弁プレート20は、排出開口28を有し、排出開口28は、圧縮室17を、ピストンコンプレッサ10のシリンダヘッドおよび弁プレート20内に配置されるシリンダヘッド容積27aに接続し、シリンダヘッド容積27aは、排出管路27の一部を形成している。
排出弁26は、弁体として弁リード26aを有し、弁リード26aは、圧縮室17と排出管路27との間の予め規定された圧力差から、弁座26bより離座し、空気を圧縮室17から排出管路27内に通流させることができる。さらに排出弁26は、排出開口28の上方に配置された当接要素26cを有し、当接要素26cには、弁リード26aが開放された状態において当接する。弁リード26aが弁座26bより離座すると直ちに、圧力下にある空気は、圧縮室17から側方の空いた領域を通して弁リード26aと当接要素26cとを流過し、排出管路27内に流入することができる。
圧縮室17またはシリンダヘッド容積27a由来の異物、例えば、通流する空気中に含まれる残渣により自ずと形成されてしまう堆積物が、ピストン13の高温の上面、弁プレート20またはシリンダヘッド容積27aの壁から剥離して生じた、圧縮室17またはシリンダヘッド容積27a由来の異物が、弁リード26aと弁座26bとの間に到達してしまうと、排出弁26がもはや不完全にしか閉弁しないというおそれが生じる。この場合、圧縮室17内の圧力が、排出管路27内の圧力より下がると直ちに、圧縮された空気が、排出管路27から圧縮室17内に逆流することがあり得る。商用車の12.5barの圧縮空気系の場合、ピストンコンプレッサ10の圧縮室17には、例えば圧縮室17に向かって逆流する空気により、6barまでの圧力がかかることがある。ピストンコンプレッサ10が、その後、再び駆動装置に接続されると、ピストンコンプレッサ10は、最初の行程時に約60barの内圧を発生させる。圧縮室17がこの巨大な内圧に耐えている限り、その際にクランク軸11に生じるトルクは、クラッチ3にとって、通常は過大すぎ、クラッチ3は、滑り、その際に過熱し、許容できないほどの速さで摩耗してしまう。
図3は、本発明に係るピストンコンプレッサ10の第1の例示的な実施の形態の概略図である。図3に示したピストンコンプレッサ10の構造は、図1に示し、説明を添えたピストンコンプレッサ10の構造に略相当するので、ピストンコンプレッサ10の同じ要素には、同じ符号を付した。以下では、図1に示したピストンコンプレッサ10に対する、図3に示したピストンコンプレッサ10の相違点についてのみ説明する。
図3に示したピストンコンプレッサ10は、2ポート2位置方向制御弁31の形態の空気抜き装置を備え、2ポート2位置方向制御弁31は、圧縮室17と吸入系23との間に配置されている。2ポート2位置方向制御弁は、切り換え可能な弁装置である。図3に示した実施例では、2ポート2位置方向制御弁31の制御ライン31aが、クラッチ3の制御部に信号接続されている。クラッチ3が開放され、これによりピストンコンプレッサ10がもはや駆動されなくなると、2ポート2位置方向制御弁31は、空気の通流が可能な接続を圧縮室17と吸入系23との間に形成すべく、図示の閉鎖された位置から、開放された位置へと切り換えられる。
而るに、ピストンコンプレッサ10の停止状態中、例えば排出弁26がもはや密に閉弁していないとき、圧縮された空気が圧縮室17内に到達しても、開放された2ポート2位置方向制御弁31により、吸入管路22との圧力補償を行うことができる。これにより、特にピストンコンプレッサ10の運転再開時の1回目の圧縮行程の際にピストンコンプレッサ10および/またはクラッチ3を損傷させかねない圧縮室17内の増圧は、発生し得ない。
図4は、本発明に係るピストンコンプレッサ10の第2の例示的な実施の形態の概略図である。図4に示したピストンコンプレッサ10の構造も、図1に示し、説明を添えたピストンコンプレッサ10の構造に略相当するので、ピストンコンプレッサ10の同じ要素には、同じ符号を付した。以下では、図1に示したピストンコンプレッサ10に対する、図4に示したピストンコンプレッサ10の相違点についてのみ説明する。
図4に示したピストンコンプレッサ10は、同時に吸入弁としても用いられる遮断解除可能な逆止弁32の形態の空気抜き装置を備えている。これにより、遮断解除可能な逆止弁32は、圧縮室17と吸入系23との間に配置されている。新鮮空気を吸入管路22から圧縮室17内に吸い込んでいる間、遮断解除可能な逆止弁32は、遮断解除可能な逆止弁32にかかっている圧力差に基づいて自動的に開弁する。遮断解除可能な逆止弁32は、さらに、切り換え可能な弁装置でもあり、新鮮空気を吸い込む際の自動的な開弁に加えて、制御信号によっても開放位置に切り換え可能である。図4に示した実施例では、遮断解除可能な逆止弁32の制御ライン32aは、図示しない制御装置に信号接続されている。これにより、少なくとも1つの予め規定されたパラメータ、例えば圧縮室17内の圧力に基づいて、遮断解除可能な逆止弁32は、圧縮室17と吸入管路22との間の接続を形成すべく、開放され得る。
而るに、ピストンコンプレッサ10の停止状態中、例えば排出弁26がもはや密に閉弁していないとき、圧縮された空気が圧縮室17内に到達すると、遮断解除可能な逆止弁32は、吸入管路22との圧力補償を可能にすべく、開放され得る。これにより、特にピストンコンプレッサ10の運転再開時の1回目の圧縮行程の際にピストンコンプレッサ10および/またはクラッチ3を損傷させかねない圧縮室17内の増圧は、起こり得ない。
ピストンコンプレッサ10の再始動時、遮断解除可能な逆止弁32は、制御装置により再び作業位置に切り換えられる。作業位置において、遮断解除可能な逆止弁32は、新鮮空気を吸入管路22から圧縮室17内に吸い込む際、遮断解除可能な逆止弁32にかかっている圧力差に基づいて自動的に開弁する。
図5は、本発明に係るピストンコンプレッサ10の第3の例示的な実施の形態の概略図である。図5に示したピストンコンプレッサ10の構造も、図1に示し、説明を添えたピストンコンプレッサ10の構造に略相当するので、ピストンコンプレッサ10の同じ要素には、同じ符号を付した。以下では、図1に示したピストンコンプレッサ10に対する、図5に示したピストンコンプレッサ10の相違点についてのみ説明する。
図5に示したピストンコンプレッサ10は、逆止弁33の形態の空気抜き装置を備え、逆止弁33は、圧縮室17と吸入系23との間に配置されている。吸入弁21に対して付加的に圧縮室17と吸入系23との間に配置された逆止弁33は、吸入弁21とは反対方向で遮断するので、圧縮室17内への新鮮空気の吸い込み中、閉鎖され、かつピストンコンプレッサ10の通常運転時の圧縮中、閉鎖されている。
図5に示した実施の形態では、ピストンコンプレッサ10の停止状態中、例えば排出弁26がもはや密に閉弁していないとき、圧縮された空気が圧縮室17内に到達すると、本形態では、まず、圧縮室17内の増圧が起こる。このときに生じる圧力は、圧縮行程時より高い値には達しないので、差し当たり、圧縮室17の空気抜きは、不要である。ピストンコンプレッサ10の運転再開後のピストンコンプレッサ10の1回目の圧縮行程時に初めて、圧縮室17内の予圧縮された空気に基づいて、大幅に高められた圧力が生じ、この圧力は、ピストンコンプレッサ10および/またはクラッチ3を損傷させかねない。それゆえ逆止弁33は、圧縮室17内の圧力が臨界値を上回ると直ちに、空気を圧縮室17から導出すべく、圧縮室17と吸入管路21との間の接続を十分大きな横断面で開放するように設計されている。商用車用の例示的なピストンコンプレッサ10の場合、通常運転時の圧縮室内のピーク圧は、約16〜19barの間にある。それゆえ、例示的な逆止弁33は、圧縮室17内の圧力が例えば20barのときに開弁し、こうして、圧縮された空気を圧縮室17から導出するように構成されている。
図6は、本発明に係るピストンコンプレッサ10の第4の例示的な実施の形態の概略図である。図6に示したピストンコンプレッサ10の構造も、図1に示し、説明を添えたピストンコンプレッサ10の構造に略相当するので、ピストンコンプレッサ10の同じ要素には、同じ符号を付した。以下では、図1に示したピストンコンプレッサ10に対する、図6に示したピストンコンプレッサ10の相違点についてのみ説明する。
図6に示したピストンコンプレッサ10は、空気抜き通路34の形態の空気抜き装置を備え、空気抜き通路34は、圧縮室17と吸入系23との間に配置されている。空気抜き通路34は、空気の通流が可能な接続を圧縮室17と吸入系23との間に形成するので、ピストンコンプレッサの停止状態中、圧縮室17内に、周囲圧を大幅に上回る圧力は、形成され得ない。
図6に示した実施の形態において、空気抜き通路34は、弁プレート20の領域でシリンダ14の上面に配置されており、その結果、空気抜き通路34により、ピストン圧縮機10の吸入管路22との常時の圧力補償が行われる。ピストンコンプレッサ10の停止状態中、圧縮された空気が排出管路27から圧縮室17内に到達しても、空気抜き通路34により吸入管路22との圧力補償が起こり、これにより、圧縮室17内の増圧は、行われ得ない。しかし、このような空気抜き通路34における欠点は、この空気抜き通路34が、ピストンコンプレッサ10の圧縮行程中も開放されており、この期間中、圧縮すべき空気を圧縮室17から逃がしてしまうことである。このことは、ピストン圧縮機10の効率を低下させてしまう。それゆえ空気抜き通路34は、小さな横断面しか有さず、ピストンコンプレッサ10の停止状態中は、吸入系23との十分な圧力補償を可能にすることができるが、高圧時には、他方、絞り作用を示し、導出されてしまう空気の体積流量を制限することができるように設計されている。
図7は、本発明に係るピストンコンプレッサ10の第5の例示的な実施の形態の概略図である。図7に示したピストンコンプレッサ10の構造は、図6に示し、説明を添えたピストンコンプレッサ10の構造に略相当するので、ピストンコンプレッサ10の同じ要素には、同じ符号を付した。以下では、図6に示したピストンコンプレッサ10に対する、図7に示したピストンコンプレッサ10の相違点についてのみ説明する。
図7は、やはり、圧縮室17と吸入系23との間に配置されている空気抜き通路39の形態の空気抜き装置を備えるピストンコンプレッサ10を示している。空気抜き通路39内には、重力式ボール弁40の形態の遮断弁が配置されている。重力式ボール弁40は、圧縮室17内の圧力が、予め規定された値を上回ると、重力式ボール弁40のボールをその重力に抗して、重力式ボール弁40内の上方に配置された弁座に押し付け、空気抜き通路39を閉鎖する。而して遮断弁により、圧縮行程中に圧縮室17から圧縮された空気が逃げることは制限される。
図8は、本発明に係るピストンコンプレッサ10の第6の例示的な実施の形態の概略図である。図8に示したピストンコンプレッサ10の構造は、図6に示し、説明を添えたピストンコンプレッサ10の構造に略相当するので、ピストンコンプレッサ10の同じ要素には、同じ符号を付した。以下では、図6に示したピストンコンプレッサ10に対する、図8に示したピストンコンプレッサ10の相違点についてのみ説明する。
図8に示したピストンコンプレッサ10も、圧縮室17と吸入系23との間に配置されている空気抜き通路35の形態の空気抜き装置を備えている。図6に示したピストンコンプレッサ10とは異なり、空気抜き通路35は、シリンダ14の壁の上側の領域に配置されている。この空気抜き通路35も、空気の通流が可能な接続を圧縮室17とシリンダヘッド容積24との間に形成し、この接続は、圧縮室17と吸入系23との間の圧力補償を可能にする。
図8に示したように、空気抜き通路35は、大凡、ピストン13の上側のピストンリングがピストン13の上死点前約60°において通過する領域に配置されている。これにより、ピストンコンプレッサ10が駆動装置から切断されている間は、ピストンコンプレッサ10の停止状態中、排出管路27から圧縮室17内に到達した圧縮された空気が、圧縮室17から導出されることが達成される。しかし、同時に、圧縮室17内の空気が、圧縮行程の終期にここから逃げてしまうことは、防止される。
図9は、本発明に係るピストンコンプレッサ10の第7の例示的な実施の形態の概略図である。図9に示したピストンコンプレッサ10の構造は、図8に示し、説明を添えたピストンコンプレッサ10の構造に略相当するので、ピストンコンプレッサ10の同じ要素には、同じ符号を付した。以下では、図8に示したピストンコンプレッサ10に対する、図9に示したピストンコンプレッサ10の相違点についてのみ説明する。
図9に示したピストンコンプレッサ10は、圧縮室17と、クランクケース16の内部との間に配置されている空気抜き通路36の形態の空気抜き装置を備えている。図8に示したピストンコンプレッサ10のように、空気抜き通路36は、シリンダ14の壁の上側の領域に配置されている。空気抜き通路36は、空気の通流が可能な接続を圧縮室17とクランクケース16との間に形成する。ピストンコンプレッサ10のクランクケース16は、周囲に対して圧力補償を行うことができるため、クランクケース16の内室内は、実質的に周囲圧が支配している。これにより、空気抜き通路36を介して、圧縮室17とクランクケース16との間の圧力補償が行われ得る。
図10は、本発明に係るピストンコンプレッサ10の第8の例示的な実施の形態の概略図である。図10に示したピストンコンプレッサ10の構造は、図9に示し、説明を添えたピストンコンプレッサ10の構造に略相当するので、ピストンコンプレッサ10の同じ要素には、同じ符号を付した。以下では、図9に示したピストンコンプレッサ10に対する、図10に示したピストンコンプレッサ10の相違点についてのみ説明する。
図10に示したピストンコンプレッサ10は、図9に示した空気抜き通路36に相応して、圧縮室17と、クランクケース16の内部との間に配置されている空気抜き通路37の形態の空気抜き装置を備えている。図9に示した空気抜き通路36とは異なり、空気抜き通路37内に逆止弁38が配置されており、逆止弁38は、空気がクランクケース16から圧縮室17内に逆流することを阻止する。その際、逆止弁38は、圧縮室17内の圧力と、クランクケース16内の圧力との間の圧力差が小さいときに既に開弁し、これにより、ピストンコンプレッサ10の停止時間中の圧縮室17内の増圧を防止することができるように設計されていることができる。
図11は、本発明に係るピストンコンプレッサ10の第9の例示的な実施の形態の要部を示す図であり、本実施の形態のピストンコンプレッサ10では、吸入弁21が空気抜き装置を形成している。吸入弁21の要素は、図11に分解立体図で示してある。吸入弁21は、シリンダ14内の圧縮室17の上側の閉鎖部を形成している。弁リード21aは、吸入弁21の、シリンダ14と、吸入弁21の当接要素21bとの間に配置されている第1の要素と1ピースに構成されている。例示的に示した当接要素21bは、2つの弁開口21cを有し、弁開口21cは、シリンダ14内の圧縮室17と、吸入系23内の圧力との間の圧力差に基づいて、弁リード21aにより閉鎖される。
弁リード21aは、本実施例では吸入系23内の圧力(周囲圧)より0.4bar高い圧縮室17内の圧力により、弁リード21aが、当接要素21bに当接し(破線で図示した弁リード21a)、その際に弁開口21cを閉鎖するように構成された湾曲を有している。圧力差が0.4barより小さいときは、弁リード21aは常に、吸入系23と圧縮室17との間の接続が生じるような湾曲を有している。而して、圧縮室17内に到達した圧縮されたガスは、コンプレッサ10の圧縮室17内の増圧が行われることなく、吸入弁21の弁開口21cを通して吸入管路22内に導出可能である。
ピストンコンプレッサ10の、別の図示しない、しかし同様に作用する実施の形態では、吸入弁21は、弁開口21cの領域に凹部を有する当接要素21bを有していてもよく、その結果、弁リード21aは、本形態でも、圧縮室17内の予め規定された圧力から初めて、シールするように当接要素21bに当接することになる。
3 クラッチ
10 ピストンコンプレッサ
11 クランク軸
12 コンロッド
13 ピストン
14 シリンダ
15 クランク機構
16 クランクケース
17 圧縮室
20 弁プレート
21 吸入弁
21a 弁リード
21b 当接要素
21c 弁開口
22 吸入管路
23 吸入系
24 シリンダヘッド容積(吸入側)
26 排出弁
26a 弁リード
26b 弁座
26c 当接要素
27 排出管路
27a シリンダヘッド容積(排出側)
28 排出開口
31 2ポート2位置方向制御弁
31a 制御ライン
32 逆止弁
32a 制御ライン
33 逆止弁
34 空気抜き通路
35 空気抜き通路
36 空気抜き通路
37 空気抜き通路
38 逆止弁
39 空気抜き通路
40 重力式ボール弁

Claims (10)

  1. ガスを圧縮するピストンコンプレッサであって、
    任意選択的にクラッチ(3)により駆動装置から切断可能であり、
    圧縮すべきガス用の吸入管路(22)と、前記ピストンコンプレッサ(10)の圧縮室(17)との間に配置されている吸入弁(21)、および
    前記ピストンコンプレッサ(10)の前記圧縮室(17)と、圧縮されたガス用の排出管路(27)との間に配置されている排出弁(26)、
    を備える、
    ピストンコンプレッサにおいて、
    前記ピストンコンプレッサ(10)は、前記ピストンコンプレッサ(10)が前記駆動装置から切断されている間に前記排出管路(27)から前記圧縮室(17)内に戻る圧縮されたガスを、前記圧縮室(17)から導出可能な空気抜き装置(31,32,33,34,35,36,37,39)を備える、
    ことを特徴とする、ピストンコンプレッサ。
  2. 前記圧縮されたガスは、前記圧縮室(17)から、周囲圧を有する領域内に導出可能であり、
    前記周囲圧を有する領域は、周囲自体、前記吸入系(23)に接続されるガス室(22,24)または前記クランクケース(16)の内部により形成される、
    ことを特徴とする、請求項1記載のピストンコンプレッサ。
  3. 切り換え可能な弁装置(31,32)が前記空気抜き装置を形成していることを特徴とする、請求項1または2記載のピストンコンプレッサ。
  4. 逆止弁(33)が前記空気抜き装置を形成していることを特徴とする、請求項1または2記載のピストンコンプレッサ。
  5. 前記吸入弁(21)が前記空気抜き装置を形成しており、
    前記吸入弁(21)は、これにより前記吸入管路(22)と前記圧縮室(17)との間の接続が、前記圧縮室(17)内の予め規定された圧力により初めて閉鎖可能であるように形成されており、
    前記予め規定された圧力は、前記吸入管路(22)内の圧力より少なくとも0.1bar、好ましくは少なくとも0.2bar、特に少なくとも0.5bar高い、
    ことを特徴とする、請求項1または2記載のピストンコンプレッサ。
  6. 前記吸入弁(21)は、凹状に形成された弁座と、略平坦に形成された弁リードとを有し、
    前記弁リードは、前記圧縮室(17)内の圧力により弾性変形が引き起こされて初めて、シールするように前記弁座に当接する、
    ことを特徴とする、請求項5記載のピストンコンプレッサ。
  7. 前記吸入弁(21)は、平坦に形成された弁座と、曲げられて形成された弁リードとを有し、
    前記弁リードは、前記圧縮室(17)内の圧力により弾性変形が引き起こされて初めて、シールするように前記弁座に当接する、
    ことを特徴とする、請求項5記載のピストンコンプレッサ。
  8. 空気抜き通路(34,35,36,39)が前記空気抜き装置を形成していることを特徴とする、請求項1または2記載のピストンコンプレッサ。
  9. 少なくとも前記空気抜き通路(34,35,36,39)の一端は、前記弁プレート(20)内またはシリンダ壁(14)内に配置されていることを特徴とする、請求項8記載のピストンコンプレッサ。
  10. 前記空気抜き通路(34,35,36,39)内に逆止弁(38)または遮断弁(40)が配置されていることを特徴とする、請求項8または9記載のピストンコンプレッサ。
JP2018539067A 2016-01-27 2017-01-24 空気抜き装置を備えるピストンコンプレッサ Pending JP2019503453A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102016201208.8A DE102016201208B4 (de) 2016-01-27 2016-01-27 Kolbenkompressor mit Entlüftungseinrichtung
DE102016201208.8 2016-01-27
PCT/EP2017/051406 WO2017129553A1 (de) 2016-01-27 2017-01-24 Kolbenkompressor mit entlüftungseinrichtung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019503453A true JP2019503453A (ja) 2019-02-07

Family

ID=57882083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018539067A Pending JP2019503453A (ja) 2016-01-27 2017-01-24 空気抜き装置を備えるピストンコンプレッサ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20180372087A1 (ja)
EP (1) EP3408536B1 (ja)
JP (1) JP2019503453A (ja)
KR (1) KR20180105211A (ja)
CN (1) CN108884820B (ja)
DE (1) DE102016201208B4 (ja)
WO (1) WO2017129553A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10371132B2 (en) * 2017-02-10 2019-08-06 Peopleflo Manufacturing, Inc. Reciprocating pump and transmission assembly having a one-way clutch
CN108980047B (zh) * 2018-08-27 2024-07-05 珠海凌达压缩机有限公司 气缸及压缩机
KR102674603B1 (ko) 2018-09-04 2024-06-12 현대모비스 주식회사 차량용 led 램프 장치
DE102018128111A1 (de) 2018-11-09 2020-05-14 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Gehäuse sowie Kompressor und Kompressor-Einheit mit einem solchen Gehäuse
US10890174B2 (en) * 2018-12-12 2021-01-12 Danfoss Power Solutions Inc. Hydrostatic system providing volumetric efficiency when pump is neutral
CN110953138A (zh) * 2019-11-19 2020-04-03 张金强 利用水车提高水位的水力空气压缩机

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215661U (ja) * 1985-07-11 1987-01-30
US4685489A (en) * 1984-04-13 1987-08-11 Copeland Corporation Valve assembly and compressor modulation apparatus
EP0293213A2 (en) * 1987-05-28 1988-11-30 Bendix Limited Improvements relating to gas compressor apparatus
JPH10103244A (ja) * 1996-09-26 1998-04-21 Knf Neuberger Gmbh 復動ピストン機械
US6261068B1 (en) * 1998-10-20 2001-07-17 Wabco Gmbh Gas compressor
JP2008064115A (ja) * 1997-09-24 2008-03-21 Hitachi Ltd 往復動型圧縮機
JP2011501044A (ja) * 2007-10-29 2011-01-06 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 過給式のコンプレッサ並びに過給式のコンプレッサを制御する方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3042069A1 (de) * 1980-11-07 1982-06-16 Knorr-Bremse GmbH, 8000 München Ventilvorrichtung fuer eine pneumatisch gesteuerte kompressor-abschaltkupplung
DE3148717A1 (de) * 1981-12-09 1983-07-21 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Anlauf-regeleinrichtung fuer einen kompressor
DE3476244D1 (en) * 1983-03-12 1989-02-23 Grau Girling Limited Air compressor
DE3909531A1 (de) 1988-12-08 1990-06-13 Knorr Bremse Ag Einrichtung zur leistungseinsparung bei kolbenverdichtern, insbesondere fuer die drucklufterzeugung in kraftfahrzeugen
DE4321013C5 (de) 1993-06-24 2014-07-17 Wabco Gmbh Gasverdichter
EP1490598B1 (en) * 2002-03-29 2006-11-29 DeVilbiss Air Power Company Head pressure relief assembly
KR100479626B1 (ko) * 2003-05-14 2005-03-31 유성기업 주식회사 에어콤프레서
CN2934662Y (zh) * 2006-08-11 2007-08-15 陈寅 空气压缩机
DE102006043863A1 (de) * 2006-09-19 2008-04-03 Ne-Ma S.P.A. Pressostati Schaltungsanordnung für einen elektromotorisch angetriebenen Kolbenkompressor
DE102009018843A1 (de) * 2009-04-28 2010-11-04 Wabco Gmbh Kompressor und Kupplungseinrichtung
CN202789441U (zh) * 2012-09-04 2013-03-13 浙江盛源空压机制造有限公司 一种自卸荷单向阀式缸盖阀板组件
DE102013018795A1 (de) * 2013-11-08 2015-05-13 Wabco Gmbh Kupplungskompressor für ein Druckluftsystem eines Fahrzeugs
CN203548146U (zh) * 2013-11-09 2014-04-16 宁波浩盛气动机械有限公司 内含自动卸压装置的微型气泵
CN204126858U (zh) * 2014-09-25 2015-01-28 宁波强生电机有限公司 一种隔膜泵泄压调压结构
CN104564628B (zh) * 2015-01-10 2016-11-02 浙江鸿友压缩机制造有限公司 基于弹片启闭的空气压缩机停机及起动卸载装置
CN104612946B (zh) * 2015-02-14 2016-09-07 浙江鸿友压缩机制造有限公司 基于滚珠启闭的空气压缩机停机及起动卸载装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4685489A (en) * 1984-04-13 1987-08-11 Copeland Corporation Valve assembly and compressor modulation apparatus
JPS6215661U (ja) * 1985-07-11 1987-01-30
EP0293213A2 (en) * 1987-05-28 1988-11-30 Bendix Limited Improvements relating to gas compressor apparatus
JPH10103244A (ja) * 1996-09-26 1998-04-21 Knf Neuberger Gmbh 復動ピストン機械
JP2008064115A (ja) * 1997-09-24 2008-03-21 Hitachi Ltd 往復動型圧縮機
US6261068B1 (en) * 1998-10-20 2001-07-17 Wabco Gmbh Gas compressor
JP2011501044A (ja) * 2007-10-29 2011-01-06 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 過給式のコンプレッサ並びに過給式のコンプレッサを制御する方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3408536A1 (de) 2018-12-05
WO2017129553A1 (de) 2017-08-03
DE102016201208B4 (de) 2024-01-11
CN108884820B (zh) 2020-07-31
BR112018015262A2 (pt) 2018-12-18
DE102016201208A1 (de) 2017-07-27
EP3408536B1 (de) 2021-06-02
CN108884820A (zh) 2018-11-23
US20180372087A1 (en) 2018-12-27
KR20180105211A (ko) 2018-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019503453A (ja) 空気抜き装置を備えるピストンコンプレッサ
AU2007292454B2 (en) Oil-free air compressor system with inlet throttle
KR101555382B1 (ko) 석-백 밸브
KR20080106988A (ko) 압축기
SE503809C2 (sv) Luftpump
EP1707818A3 (en) Hermetically sealed rotary piston compressor with oil injection
JP2010537107A (ja) ピストン空気圧縮機
JPH02264170A (ja) エアコンプレッサアンローダシステム
US6227815B1 (en) Pressure control for a reciprocating compressor
JP2004535528A (ja) スクリュー圧縮機
EP2889555B1 (en) Compressor having a pressurized case
JP6689398B2 (ja) 排出管路用の閉鎖装置を備えるピストンコンプレッサ
US2084665A (en) Compressor unloading device
US11085581B2 (en) Lubricating-grease pump and method for recovery of leakage grease of a lubricating-grease pump
CN102777359B (zh) 一种空压机用组合阀
RU2560649C1 (ru) Поршневой насос-компрессор
JP2010090705A (ja) 冷媒圧縮機
US1519705A (en) Unloader
CN211779136U (zh) 无油螺杆压缩机及其进气阀
BR112018015262B1 (pt) Compressor de pistão para comprimir um gás
RU2010115512A (ru) Поршневой компрессор
US10072653B2 (en) Device for conserving power in a piston compressor
CN113048261A (zh) 无油螺杆压缩机及其进气阀
US766017A (en) Compressor.
JP5482264B2 (ja) 車両用エアコンプレッサの自動空回り防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200203

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20200529

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20201214

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210106

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20210308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210604

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20211004

C302 Record of communication

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C302

Effective date: 20220128

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220131

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20220207

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20220307

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20220307