JP2010090705A - 冷媒圧縮機 - Google Patents

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Akihiko Kubota
昭彦 窪田
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Abstract

【課題】冷媒圧縮機の再膨張損失の低減と部品強度の向上を図り、効率と信頼性が高い冷媒圧縮機を提供する。
【解決手段】密閉容器内に冷媒ガスを吸入して圧縮するための圧縮要素を収容し、圧縮要素の冷媒ガスが圧縮される圧縮室143はシリンダブロックと、圧縮室143内を往復動するピストン117と、シリンダブロックの端面を封止するとともに反圧縮室143側に吐出弁装置137を備えたバルブプレート127とを備え、ピストン117の圧縮室側端面141に、圧縮室側端面141から順に円錐台形状突起部147と円錐台形状突起部147に連続する円筒形状突起部149とからなる凸部151を有し、バルブプレート127には凸部151に対応する形状の吐出ポート139を有する効率と信頼性が高い冷媒圧縮機を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍冷蔵庫等の冷凍サイクルに用いられる冷媒圧縮機に関するものである。
従来、この種の冷媒圧縮機としては、ピストンの圧縮室側端面に円錐台形状突起部を設け、バルブプレートに突起部に対応する形状の吐出ポートを設けて圧縮された冷媒ガスの再膨張による損失を低減したものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来の冷媒圧縮機を説明する。
図3は、特許文献1に記載された従来の冷媒圧縮機の全体構造を示す縦断面図、図4は圧縮要素の要部断面図である。
図3および図4において、潤滑油(図示せず)を貯留する密閉容器1内には、電動要素3と圧縮要素5とをクランクピン7に一体成形されたクランク軸9を支持する為の軸受11を有するフレーム13の上下に配置して構成した圧縮機本体15をばね等の弾性体(図示せず)を介して懸垂して収容している。
クランクピン7は、電動要素3を構成する回転子19に圧入固定したクランク軸9に偏心して形成されている。
ピストン21は、略円筒形のシリンダブロック23に往復摺動自在に挿入され、クランクピン7との間を連結手段(図示せず)によって連結されている。
シリンダブロック23の開口端面を封止するバルブプレート27は吸入バルブ(図示せず)の開閉によりシリンダブロック23と連通する吸込みポート(図示せず)と、吐出弁29と吐出弁座31とからなる吐出弁装置33の開閉によりシリンダブロック23と連通する吐出ポート35とを備えており、シリンダブロック23とピストン21のトップ面37とバルブプレート27で圧縮室39が画定されている。
高圧室(図示せず)を形成するシリンダヘッド41は、バルブプレート27を介してシリンダブロック23の反対側に固定されている。
ピストン21のトップ面37には円錐台形状の突起部43があり、突起部43と吐出ポート35はほぼ対応する形状となっている。
以上のように構成された冷媒圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素3によってクランクピン7に一体成形されたクランク軸9が回転駆動されると、クランクピン7の偏芯運動により連結手段(図示せず)を介してピストン21がシリンダブロック23内を往復運動し、吸込、圧縮、吐出行程を順次繰り返す。
そして、ピストン21の吐出行程では、圧縮室39内の圧縮された冷媒ガス(図示せず)が吐出ポート35を通って吐出弁装置33の開閉により高圧室(図示せず)へと吐出される。その際にピストン21の上死点において、吐出ポート35に残留する冷媒ガスは次の吸入行程において再膨張するため、吸入する冷媒ガスの量が少なくなり損失となる。しかし、突起部43が吐出ポート35に入り込むため吐出ポート35に残留する冷媒ガスの量はごく僅かであり、再膨張による損失が小さい。
特許第3082867号公報
しかしながら、上記従来の構成において、バルブプレート27の吐出ポート35の吐出弁座31側を形成する部位は鋭角の形状となり強度が不足して欠けなどの危険性があるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ピストン21の上死点において、突起部43が吐出ポート35に入り込むため吐出ポート35に残留する冷媒ガスの量はごく僅かであり、再膨張による損失が小さくて効率の高く、且つ、十分な強度があり、信頼性の高い冷媒圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷媒圧縮機は、ピストンの圧縮室側端面に、圧縮室側端面から順に円錐台形状突起部と円錐台形状突起部に連続する円筒形状突起部とからなる凸部を有するとともに、バルブプレートにピストンの凸部に対応する形状の吐出ポートを有することから、ピストンの上死点において、凸部が吐出ポートに入り込むため吐出ポートに残留する冷媒ガスの量はごく僅かであり再膨張による損失が小さく、且つ、バルブプレートの吐出ポートの吐出弁座側を形成する部位は略直角の形状となり十分な強度を保つという作用を有する。
本発明の冷媒圧縮機は、ピストンの圧縮室側端面に、圧縮室側端面から順に円錐台形状突起部と円錐台形状突起部に連続する円筒形状突起部とからなる凸部を有するとともに、バルブプレートにピストンの凸部に対応する形状の吐出ポートを有することから、ピストンの上死点において凸部が吐出ポートに入り込むため吐出ポートに残留する冷媒ガスの量はごく僅かであり再膨張による損失が小さく、且つ、バルブプレートの吐出ポートにおける吐出弁座側を形成する部位は略直角の形状となり十分な強度を有するので、効率と信頼性の高い冷媒圧縮機を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、密閉容器内に潤滑油を貯留するとともに、固定子と回転子とを備えた電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は円筒形の圧縮室を備えたシリンダブロックと、前記圧縮室内を往復動するピストンと、前記シリンダブロックの端面を封止するとともに反圧縮室側に吐出弁装置を備えたバルブプレートとを備え、前記ピストンの圧縮室側端面に、前記圧縮室側端面から順に円錐台形状突起部と前記円錐台形状突起部に連続する円筒形状突起部とからなる凸部を有するとともに、前記バルブプレートに前記凸部に対応する形状の吐出ポートを有することから効率と信頼性の高い冷媒圧縮機を提供することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機の縦断面図、図2は同実施の形態における要部断面図である。
図1および図2において、密閉容器101は吸入管102を配設され、底部に潤滑油103を貯溜するとともに、冷媒ガス(図示せず)を吸入して圧縮する為の圧縮要素105と、圧縮要素105を駆動する回転子107と固定子109とからなる電動要素111で構成した圧縮機本体113をばね等の弾性体115を介して支持して収容している。
ピストン117は、略円筒形のシリンダブロック119に往復摺動自在に挿入され、クランクピン121との間を連結手段であるコンロッド123によって連結されている。
クランクピン121は、回転子107に圧入固定されたクランク軸125に偏心して形成されている。
シリンダブロック119の開口端面を封止するバルブプレート127は、吸入バルブ129の開閉によりシリンダブロック119と連通する吸込みポート131と吐出弁133と吐出弁座135とからなる吐出弁装置137の開閉によりシリンダブロック119と連通する吐出ポート139とを備えており、シリンダブロック119とピストン117の圧縮室側端面141とバルブプレート127で圧縮室143が画定されている。
高圧室(図示せず)を形成するシリンダヘッド145は、バルブプレート127を介してシリンダブロック119の反対側に固定されている。
ピストン117の圧縮室側端面141に、圧縮室側端面141から順に円錐台形状突起部147と円錐台形状突起部147に連続する円筒形状突起部149とからなる凸部151を有するとともに、バルブプレート127の吐出ポート139はピストン117の凸部151に対応する形状を有している。
以上のように構成された冷媒圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電動要素111の回転子107の回転によってクランク軸125が回転駆動されると、クランクピン121の偏芯運動によりコンロッド123を介してピストン117がシリンダブロック119内を往復運動して所定の圧縮動作を行う。
そして、ピストン117の吐出行程では、圧縮室143内の圧縮された冷媒ガス(図示せず)が吐出ポート139を通って吐出弁装置137の開閉により高圧室(図示せず)へと吐出される。
この時、吐出ポート139を通って吐出される冷媒ガス(図示せず)の流量が多い吐出弁装置137の開閉の初期において吐出ポート139の冷媒ガス流路断面積は大きく、流量が小さくなる終期においてはピストン117の圧縮室側端面141から順に形成された円錐台形状突起部147と円筒形状突起部149とからなる凸部151が吐出ポート139に入り込むため吐出ポート139の冷媒ガス流路断面積は徐々に小さくなり、圧縮された冷媒ガスの排出効率が良く、冷媒圧縮機の効率が高い。
その際にピストン117の上死点において、吐出ポート139に残留する冷媒ガスは次の吸入行程において再膨張するため、吸入する冷媒ガスの量が少なくなり損失となる。しかし、ピストン117の圧縮室側端面141に、圧縮室側端面141から順に円錐台形状突起部147と円錐台形状突起部147に連続する円筒形状突起部149とからなる凸部151が吐出ポート139に入り込むため吐出ポート139に残留する冷媒ガスの量はごく僅かであり、再膨張による損失が小さく、冷媒圧縮機の効率が高い。
また、バルブプレート127の吐出ポート139における吐出弁座135側を形成する部位は略直角の形状となり十分な厚みと強度を有するので冷媒圧縮機の信頼性が高い。
以上のように、本発明にかかる冷媒圧縮機は、吸入マフラ内部での冷媒ガスの渦流の発生を防止することができ、冷媒ガスの流れをスムーズにすることができるので吸入効率が向上し、効率の高い冷媒圧縮機を提供することが可能となるので、エアーコンディショナーや冷凍冷蔵装置の冷媒圧縮機等の用途にも展開できる。
本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機の縦断面図 同実施の形態における要部断面図 従来の冷媒圧縮機の全体構造を示す縦断面図 従来の圧縮要素の要部断面図
符号の説明
101 密閉容器
103 潤滑油
105 圧縮要素
107 回転子
109 固定子
111 電動要素
117 ピストン
119 シリンダブロック
127 バルブプレート
137 吐出弁装置
139 吐出ポート
141 圧縮室側端面
143 圧縮室
147 円錐台形状突起部
149 円筒形状突起部
151 凸部

Claims (1)

  1. 密閉容器内に潤滑油を貯留するとともに、固定子と回転子とを備えた電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は円筒形の圧縮室を備えたシリンダブロックと、前記圧縮室内を往復動するピストンと、前記シリンダブロックの端面を封止するとともに反圧縮室側に吐出弁装置を備えたバルブプレートとを備え、前記ピストンの圧縮室側端面に、前記圧縮室側端面から順に円錐台形状突起部と前記円錐台形状突起部に連続する円筒形状突起部とからなる凸部を有するとともに、前記バルブプレートに前記凸部に対応する形状の吐出ポートを有することを特徴とする冷媒圧縮機。
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