JP2019217050A - プラズマ式治療キット及び治療方法 - Google Patents

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東儀 彰子
Akiko Tougi
彰子 東儀
上原 剛
Takeshi Uehara
剛 上原
貴也 大下
Takaya Oshita
貴也 大下
雅宏 ▲高▼田
雅宏 ▲高▼田
Masahiro Takada
安宅 元晴
Motoharu Ataka
元晴 安宅
麻友華 多田
Mayuka TADA
麻友華 多田
悠 長原
Yu Nagahara
悠 長原
井上 毅
Takeshi Inoue
毅 井上
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Abstract

【課題】プラズマや活性ガスが照射された領域を確認できるプラズマ式治療キット及び治療方法を提供する。【解決手段】プラズマ及びプラズマによって発生した活性種のいずれか一方又は両方を含む噴射ガスを吐出するプラズマ式治療装置と、前記噴射ガスによって一部又は全部が分解する標識物質を含む標識組成物と、を有することよりなる。患部に前記標識組成物を予め塗布し、前記標識組成物が塗布された領域に、前記噴射ガスを照射することよりなる。【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマ式治療キット及び治療方法に関する。
歯科治療等において創傷等の患部にプラズマやプラズマによって発生した活性ガスを照射して患部の治癒を図るプラズマ式治療装置が知られている。プラズマ式治療装置としては、プラズマジェット照射装置(例えば特許文献1)及び活性ガス照射装置(例えば特許文献2)がある。プラズマジェット照射装置は、プラズマ及びプラズマによって発生した活性種をノズルから吐出し、被照射物に照射する。活性ガス照射装置は、プラズマによって発生した活性種を含む活性ガスをノズルから吐出し、被照射物に照射する。
特許第5441066号公報 特開2017−50267号公報
活性ガス照射装置における活性ガスは無色であるため、ノズルから活性ガスを吐出していることを治療中に使用者が認識できない。
プラズマジェット照射装置におけるプラズマは有色である。しかし、口腔内等にノズルを挿入している場合、ノズルからプラズマを吐出していることを治療中に使用者が認識しにくい。
加えて、照射対象である患部に対して、プラズマ及び活性種を照射できたか否かを確認したいという要望がある。
本発明は、プラズマや活性ガスが照射された領域を確認できるプラズマ式治療キット及び治療方法を提供する。
本発明は、下記の態様を有する。
[1]プラズマ及びプラズマによって発生した活性種のいずれか一方又は両方を含む噴射ガスを吐出するプラズマ式治療装置と、
前記噴射ガスによって一部又は全部が分解する標識物質を含む標識組成物と、
を有する、プラズマ式治療キット。
[2]前記標識物質が、色素及び呈味成分のいずれか一方又は両方である、[1]に記載のプラズマ式治療キット。
[3][1]に記載のプラズマ式治療キットを用いた、治療方法(但し、ヒトに対する医療行為を除く)であって、
患部に前記標識組成物を予め塗布し、
前記標識組成物が塗布された領域に、前記噴射ガスを照射する、治療方法。
[4]前記標識物質が、色素及び呈味成分のいずれか一方又は両方である、[3]に記載の治療方法。
[5]前記標識物質が色素であり、予め前記標識組成物が塗布された領域に前記噴射ガスを照射し、前記標識物質を変色させる、[3]又は[4]に記載の治療方法。
本発明のプラズマ式治療キットは、プラズマや活性ガスが照射された領域を容易に確認できる。
本発明の第一の実施形態のプラズマ式治療装置を示す模式図である。 本発明の第一の実施形態のプラズマ式治療装置を構成する照射器具の部分断面図である。 図2の照射器具のx−x断面図である。
本発明のプラズマ式治療キットは、プラズマ式治療装置と、標識組成物とを有する。
プラズマ式治療装置は、プラズマ及びプラズマによって発生した活性ガスのいずれか一方又は両方を含む噴射ガスを吐出する。プラズマ式治療装置は、プラズマジェット照射装置であってもよく、活性ガス照射装置であってもよい。
標識組成物は、標識物質を含む。標識物質は、プラズマ式治療装置から吐出された照射ガスによって一部又は全部が分解する物質である。
プラズマジェット照射装置は、プラズマを発生させる。プラズマジェット照射装置は、発生したプラズマと活性種とを被照射物に直接照射する。活性種は、プラズマ中の気体又はプラズマ周辺の気体とプラズマとが反応して生成される。活性種としては、活性酸素種、活性窒素種等を例示できる。活性酸素種としては、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素、オゾン、過酸化水素、スーパーオキシドアニオンラジカル等を例示できる。活性窒素種としては、一酸化窒素、二酸化窒素、ペルオキシナイトライト、過酸化亜硝酸、三酸化二窒素等を例示できる。
活性ガス照射装置は、プラズマを発生させる。活性ガス照射装置は、活性種を含む活性ガスを被照射物に照射する。活性種は、プラズマ中の気体又はプラズマ周辺の気体とプラズマとが反応して生成される。
プラズマジェット照射装置において、噴射ガスはプラズマと活性種とを含む。
活性ガス照射装置において、噴射ガスは活性ガスである。
以下、本発明のプラズマ式治療キットの一実施形態について説明する。
本実施形態のプラズマ式治療装置は、活性ガス照射装置である。
図1に示すように、本実施形態の活性ガス照射装置100は、照射器具10(インスツルメント)と、供給ユニット20と、ガス管路30と、電気配線40とを備える。
照射器具10は、照射器具10内で発生した活性ガスを吐出する。供給ユニット20は、照射器具10に電気及びプラズマ発生用ガスを供給する。ガス管路30は、照射器具10と供給ユニット20とを接続している。電気配線40は、照射器具10と供給ユニット20とを接続している。本実施形態において、ガス管路30と電気配線40とは、各々独立しているが、ガス管路30と電気配線40とは一体でもよい。
供給ユニット20は、プラズマ発生ガスの供給源(不図示)と接続されている。また、供給ユニット20は、プラズマ発生ガスの供給源を内蔵してもよい。プラズマ発生ガスの供給源は、例えば、ガスボンベ等である。
供給ユニット20は、例えば、100Vの家庭用電源等の電源(図示略)と接続されている。
図2は、照射器具10における軸線に沿う断面を示す部分断面図である。図3は、図2の照射器具のx−x断面図である。
照射器具10は、長尺状のカウリング2と、カウリング2の先端から突出するノズル1と、カウリング2内に位置するプラズマ発生部12と、カウリング2の外周面に設けられた操作スイッチ9(操作部)とを備える。
カウリング2は、胴体部2bと、胴体部2bの先端を塞ぐヘッド部2aとを備える。
胴体部2bは、管軸O1方向に延びる円筒状の部材である。胴体部2bは、円筒形に限らず、四角筒、六角筒、八角筒等の多角筒形でもよい。
胴体部2bの材料としては、絶縁性を有する材料が好ましい。胴体部2bは、電気絶縁性の材料のみで形成されてもよいし、電気絶縁性の材料とその表面に金属材料の層を有する多層構造でもよい。
絶縁性の材料としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等を例示できる。熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂)等を例示できる。熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、シリコン樹脂等を例示できる。
金属材料としては、ステンレス、チタン、アルミニウム等が挙げられる。
胴体部2bの大きさは、特に制限はなく、手指で把持しやすい大きさとすることができる。
ヘッド部2aは、先端に向かい漸次窄んでいる。即ち、ヘッド部2aは、円錐形である。ヘッド部2aは、円錐形に限らず、四角錘、六角錘、八角錘等の多角錘形でもよい。
ヘッド部2aは、先端に嵌合孔2cを有している。嵌合孔2cは、ノズル1を受け入れる孔である。ノズル1は、ヘッド部2aに着脱可能になっている。ヘッド部2aは、管軸O1方向に延びる第一の活性ガス流路7を内部に有している。管軸O1は、胴体部2bの管軸である。
ヘッド部2aの材料は、特に制限はなく、絶縁性を有してもよいし、絶縁性を有しなくてもよい。ヘッド部2aの材料としては、耐摩耗性、耐腐食性に優れる材料が好ましい。耐摩耗性、耐腐食性に優れる材料としては、ステンレス鋼等の金属を例示できる。ヘッド部2aと胴体部2bとの材料は、同じでもよく、異なってもよい。
ヘッド部2aの大きさは、活性ガス照射装置100の用途等を勘案して決定できる。例えば、活性ガス照射装置100が口腔内用治療器具である場合、ヘッド部2aの大きさは、口腔内に挿入できる大きさが好ましい。
ノズル1は、嵌合孔2cに嵌合する台座部1bと、台座部1bから突出する照射管1cとを備える。台座部1bと照射管1cとは一体になっている。ノズル1は、その内部に、第二の活性ガス流路8を有している。ノズル1は、先端に照射口1aを有している。第二の活性ガス流路8と第一の活性ガス流路7とは、連通している。
ノズル1の材料は、特に制限はなく、絶縁性を有してもよいし、導電性を有してもよい。ノズル1の材料としては、耐摩耗性、耐腐食性に優れる材料が好ましい。耐摩耗性、耐腐食性に優れる材料としては、ステンレス鋼等の金属を例示できる。
ノズル1における照射管1c内の流路の長さ(即ち、距離L2)は、活性ガス照射装置100の用途等を勘案して、適宜決定できる。
照射口1aの開口径は、例えば、0.5〜5mmが好ましい。開口径が上記下限値以上であると、活性ガスの圧力損失を抑制できる。開口径が上記上限値以下であると、照射する活性ガスの流速を高めて、患部の治癒等を促進できる。
照射管1cは、管軸O1に対して屈曲している。
照射管1cの管軸O2と管軸O1とのなす角度θは、活性ガス照射装置100の用途等を勘案して決定できる。
プラズマ発生部12は、管状誘電体3と、内部電極4と、外部電極5とを備える。
管状誘電体3と内部電極4と外部電極5とは、管軸O1を中心として同心円状に位置している。
内部電極4の外周面と外部電極5の内周面とは、管状誘電体3を挟んで互いに対向している。
管状誘電体3は、管軸O1方向に延びる円筒状の部材である。管状誘電体3は、管軸O1方向に延びるガス流路6を内部に有している。第一の活性ガス流路7とガス流路6とは連通している。なお、管軸O1は、管状誘電体3の管軸と同じである。
管状誘電体3の材料としては、公知のプラズマ装置に使用する誘電体材料を適用できる。管状誘電体3の材料としては、例えば、ガラス、セラミックス、合成樹脂等を例示できる。管状誘電体3の誘電率は低いほど好ましい。
管状誘電体3の内径Rは、内部電極4の外径dを勘案して適宜決定できる。内径Rは、後述する距離sを所望の範囲とするように決定する。
内部電極4は、管軸O1方向に延びる略円柱状の部材である。内部電極4は、管状誘電体3の内部に位置し、管状誘電体3の内面と離間している。
内部電極4は、管軸O1方向に延びる軸部と、軸部の外周面のねじ山とを備える。軸部は、中実でもよいし、中空でもよい。軸部は中実が好ましい。軸部が中実であれば、加工が容易であり、かつ機械的な耐久性を高められる。内部電極4のねじ山は、軸部の周方向に周回する螺旋状のねじ山である。内部電極4の形態は、雄ねじと同様の形態である。
内部電極4は、外周面にねじ山を有することで、ねじ山先端部の電界が局所的に強くなり、放電開始電圧が低くなる。このため、低電力でプラズマを生成し、維持できる。
なお、内部電極4は、外周面にねじ山等の凹凸を有しなくてもよい。即ち、内部電極4は、外周面に凹凸を有しない円柱の部材でもよい。
内部電極4の外径dは、活性ガス照射装置100の用途(即ち、照射器具10の大きさ)等を勘案して、適宜決定できる。活性ガス照射装置100が口腔内用治療器具である場合、外径dは、0.5〜20mmが好ましく、1〜10mmがより好ましい。外径dが上記下限値以上であると、内部電極4を容易に製造できる。加えて、外径dが上記下限値以上であると、内部電極4の表面積が大きくなり、プラズマをより効率的に発生して、治癒等をより促進できる。外径dが上記上限値以下であると、照射器具10を過度に大きくすることなく、プラズマをより効率的に発生し、治癒等をより促進できる。
内部電極4のねじ山の高さhは、内部電極4の外径dを勘案して適宜決定できる。
内部電極4のねじ山のピッチpは、内部電極4の長さや外径d等を勘案して適宜決定できる。ピッチpは、0.2〜2.5mmが好ましく、0.2〜2.0mmがより好ましい。
内部電極4の材料は、導電材であれば特に制限はなく、公知のプラズマ装置の電極に使用する金属を適用できる。内部電極4の材料としては、ステンレス鋼、銅、タングステン等の金属、カーボン等を例示できる。
内部電極4としては、JIS B 0205:2001のメートルねじの規格品(M2、M2.2、M2.5、M3、M3.5等)、JIS B 2016:1987のメートル台形ねじの規格品(Tr8×1.5、Tr9×2、Tr9×1.5等)、JIS B 0206:1973のユニファイ並目ねじの規格品(No.1−64UNC、No.2−56UNC、No.3−48UNC等)等と同等の仕様が好ましい。これらの規格品と同等の仕様であれば、コスト面で優位である。
内部電極4の外面と管状誘電体3の内面との距離sは、0.05〜5mmが好ましく、0.1〜1mmがより好ましい。距離sが上記下限値以上であると、所望量のプラズマ発生用ガスを容易に通流できる。距離sが上記上限値以下であると、プラズマをさらに効率的に発生し、活性ガスの温度を低くできる。
外部電極5は、管状誘電体3の外周面に沿って周回する環状の電極である。外部電極5は、管状誘電体3の外周面の一部に存在する。
外部電極5の材料は、導電材であれば特に制限はなく、公知のプラズマ装置の電極に使用する金属を適用できる。外部電極5の材料としては、ステンレス鋼、銅、タングステン等の金属、カーボン等を例示できる。
外部電極5の先端中心点Q1からヘッド部2aの先端Q2までの距離L1と、先端Q2から照射口1aまでの距離L2との合計(即ち、内部電極4から照射口1aまでの道のり)は、活性ガス照射装置100に求める大きさや、照射した活性ガスが当たる面(被照射面)における温度等を勘案して適宜決定する。距離L1と距離L2の合計が長ければ、被照射面の温度を低くできる。距離L1と距離L2の合計が短ければ、活性ガスのラジカル密度がさらに高くなり、被照射面における清浄化、賦活化、治癒等の効果がさらに高くなる。なお、先端Q2は、管軸O1と管軸O2との交点である。
操作スイッチ9は、使用者が操作することによって、ノズル1からの活性ガスの吐出を開始するための電気信号を発信する。
操作スイッチ9は、例えば、押釦である。操作スイッチ9が押釦である場合、操作スイッチ9は、使用者が押釦を1回押したときに電気信号を1回だけ発信する構成を有してもよく、使用者が押釦を押し続けている間、電気信号を発信し続ける構成を有してもよい。
ガス管路30は、供給ユニット20から照射器具10にプラズマ発生用ガスを供給する経路である。ガス管路30は、照射器具10の管状誘電体3の後端部に接続している。ガス管路30の材料は特に制限はなく、公知のガス管に用いる材料を適用できる。ガス管路30の材料としては、例えば、樹脂製の配管、ゴム製のチューブ等を例示でき、可撓性を有する材料が好ましい。
電気配線40は、供給ユニット20の給電部50から照射器具10のプラズマ発生部12に電気を供給する配線、及び照射器具10の操作スイッチ9と供給ユニット20とを電気的に接続する配線を備える。
電気配線40は、照射器具10の内部電極4、外部電極5及び操作スイッチ9に接続している。電気配線40の材料は特に制限はなく、公知の電気配線に用いる材料を適用できる。電気配線40の材料としては、絶縁材料で被覆した金属導線等を例示できる。
標識組成物は、標識物質を含有する。標識組成物は、標識物質のみから構成されてもよいし、分散媒等の媒体を含有してもよい。
標識物質は、噴射ガスによって一部又は全部が分解する物質である。
標識物質としては、例えば、色素、呈味成分、臭気成分等を例示できる。
色素としては、例えば、食品用色素を例示できる。食品用色素は、合成色素でもよいし、天然色素でもよい。
合成色素としては、いわゆるタール系色素を例示できる。タール系色素は、赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、青色1号、青色2号、黄色4号、黄色5号、緑色3号等である。
天然色素は、例えば、カラメル色素、コチニール色素、クチナシ色素、アナトー色素、アントシアニン色素、パプリカ色素、紅花色素、紅麹色素、フラボノイド色素等である。
色素は、紫外線照射により発光する顔料又は染料でもよい。
色素は、1種単独でもよいし、2種以上の組み合わせでもよい。
これらの色素は、被照射物の色調等を勘案して決定できる。例えば、歯肉に色素を塗布する場合、赤色以外の色調の色素が好ましい。赤色以外の色素であれば、色素を塗布した領域と色素を塗布していない領域とを目視で識別しやすい。
呈味成分は、例えば、グルタミン酸等の呈味性アミノ酸、イノシン酸等の呈味性ヌクレオチド、ブドウ糖、果糖、ショ糖等の天然甘味料、アスパルテーム、スクラロース、アセルファムカリウム、サッカリン等の合成甘味料等である。
これらの呈味成分は、1種単独でもよいし、2種以上の組み合わせでもよい。
標識組成物の任意成分としては、水、エタノール、液体油脂等の液体分散媒、乳糖、デンプン等の固体の賦形剤等を例示できる。中でも、標識組成物は、液体分散媒を含有する分散液(標識物分散液)であることが好ましい。分散液であれば、標識組成物を被照射物に塗布しやすい。
標識物分散液中の標識物質の含有量は、標識物質の種類に応じて適宜決定する。標識物分散液100質量%に対する標識物質の含有量は、0.0001〜70質量%が好ましく、0.001〜50質量%がより好ましく、0.1〜50質量%がさらに好ましい。標識物質の含有量が上記下限値以上であれば、標識物質が塗布された領域を視認しやすい。標識物質の含有量が上記上限値以下であれば、標識物分散液の流動性が高まり、被照射物に標識物分散液を塗布しやすい。
標識物分散液は、増粘多糖類、ゼラチン等の増粘剤を含有してもよい。標識物分散液は、増粘剤を含有することで、塗布領域に滞留しやすい。
増粘多糖類は、キサンタンガム、カラギナン、グァーガム、ジェランガム等である。
標識物分散液中の増粘剤の含有量は、増粘剤の種類等を関して決定する。標識物分散液中の増粘剤の含有量は、例えば、標識物分散液100質量%に対して、0.01〜10質量%が好ましい。
次に、プラズマ式治療キットの使用方法(治療方法)を説明する。
まず、標識組成物を被照射物に塗布する。
被照射物としては、例えば、細胞、生体組織、生物個体等を例示できる。
生体組織としては、各器官(内臓等)、体表や体腔の内面を覆う上皮組織、歯周組織(歯肉、歯槽骨、歯根膜、セメント質等)、歯、骨等を例示できる。活性ガスの照射によって処理可能な疾患及び症状としては、例えば、歯肉炎、歯周病等の口腔内の疾患、皮膚の創傷等を例示できる。
生物個体としては、哺乳類(ヒト、犬、猫、豚等)、鳥類、魚類等を例示できる。
標識組成物を塗布する領域(塗布領域)は、治療対象となる領域である。即ち、塗布領域は、患部の一部又は全部の領域、患部を含む広範囲の領域である。
標識組成物を塗布する方法としては、特に限定されず、例えば、噴霧して塗布する方法、刷毛等で塗布する方法、シリンジ等で滴下する方法等を例示できる。
標識組成物の塗布量は、標識物質の種類等を勘案して決定できる。標識物質が色素である場合、標識組成物の塗布量は、色素が塗布されていることを視認できる量である。
標準物質の塗布量は、0.001〜1mg/cmが好ましく、0.05〜0.1mg/cmがより好ましい。塗布量が上記下限値以上であれば、標識組成物が塗布された領域を視認しやすい。塗布量が上記上限値以下であれば、標識物質の分解に要する時間が過度に長くならない。
次いで、医師等の使用者は、照射器具10を持って移動させ、ノズル1を被照射物に向ける。この状態で操作スイッチ9を押し、供給ユニット20からガス管路30を介して照射器具10のプラズマ発生部12にプラズマ発生用ガスを供給する。また、供給ユニット20から照射器具10のプラズマ発生部12に電気を供給する。
プラズマ発生部12に供給したプラズマ発生用ガスは、管状誘電体3の後端部から管状誘電体3の内空部に流入する。プラズマ発生用ガスは、電圧を印加した内部電極4と外部電極5とが対向する位置において電離し、プラズマになる。
本実施形態においては、内部電極4と外部電極5とが、プラズマ発生用ガスの流れる方向と直交する向きに対向している。内部電極4の外周面と外部電極5の内周面とが対向する位置で発生したプラズマは、ガス流路6と、第一の活性ガス流路7と、第二の活性ガス流路8とをこの順に通流する。この間、プラズマは、ガス組成を変化しつつ通流し、ラジカル等の活性種を含む活性ガスとなる。
生じた活性ガスはノズル1の照射口1aから吐出される。吐出された活性ガスは、照射口1a近傍の気体の一部をさらに活性化して活性種を生成する。これらの活性種を含む活性ガスを塗布領域に照射する。
活性ガスを塗布領域に照射すると、活性ガスが標識物質の一部又は全部を分解する。標識物質が色素であれば、活性ガスが照射されることで、活性ガスの照射量に応じて変色する。このため、使用者は、標識物質が変色した領域に活性ガスを照射したことを視認できる。加えて、使用者は、標識物質の変色の程度によって、活性ガスの照射量を視認できる。なお、「変色」とは、色調が変わる(例えば、青色から赤色に変わる)こと、又は色が消失すること(消色)である。また、「色調が変わること」は、彩度又は輝度が変わることを含む。
また、標識物質が呈味成分であれば、患者は、塗布領域の呈味の変化によって、治療されていることを実感できる。
プラズマ発生用ガスとしては、例えば、希ガス(ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン等)、窒素等を例示できる。これらのガスは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
プラズマ発生用ガスは、窒素を主成分とすることが好ましい。ここで、窒素を主成分とするとは、プラズマ発生用ガスにおける窒素の含有量が50体積%超であることをいう。
即ち、プラズマ発生用ガスにおける窒素の含有量は、50体積%超が好ましく、70体積%以上がより好ましく、80〜100体積%がさらに好ましく、90〜100体積%が特に好ましい。プラズマ発生用ガス中の窒素以外のガス成分としては、例えば、空気、酸素、希ガス等を例示できる。
プラズマ発生ガスは、窒素を主成分とすることで、被照射物の清浄化、賦活化又は治癒をより促進できる。加えて、窒素を主成分とすることで、プラズマ発生ガス中の酸素を低減して、活性ガス中のオゾンを低減できる。活性ガス照射装置100を口腔内の治療に用いる場合、活性ガス中のオゾンを低減することが好ましい。
従来のプラズマ発生部では、窒素を含むプラズマ発生ガスを用いると、プラズマを発生しにくかった。本実施形態においては、外周面にらせん状の凸条(ねじ山)を備える(即ち、らせん状の溝を備える)内部電極を用いるため、容易にプラズマを発生できる。
活性ガス照射装置100が口腔内用治療器具である場合、管状誘電体3に導入するプラズマ発生用ガスの酸素濃度は、1体積%以下が好ましい。酸素濃度が上限値以下であると、オゾンの発生をさらに低減できる。
管状誘電体3に導入するプラズマ発生用ガスの流量は、1〜10L/minが好ましい。管状誘電体3に導入するプラズマ発生用ガスの流量が上記下限値以上であると、被照射物における被照射面の温度の上昇を抑制しやすい。プラズマ発生用ガスの流量が上記上限値以下であると、被照射物の清浄化、賦活化又は治癒をさらに促進できる。
内部電極4と外部電極5との間に印加する交流電圧は、5kVpp以上20kVpp以下が好ましい。ここで、交流電圧を表す単位「Vpp(Volt peak to peak)」は、交流電圧波形の最高値と最低値との電位差である。印加する交流電圧が上記上限値以下であると、発生するプラズマの温度を低く抑えられる。印加する交流電圧が上記下限値以上であると、さらに効率的にプラズマを発生できる。
内部電極4と外部電極5との間に印加する交流の周波数は、0.5kHz以上20kHz未満が好ましく、1kHz以上15kHz未満がより好ましく、2kHz以上10kHz未満がさらに好ましく、3kHz以上9kHz未満が特に好ましく、4kHz以上8kHz未満が最も好ましい。交流の周波数が上記上限値以下であると、発生するプラズマの温度を低く抑えられる。交流の周波数が上記下限値以上であると、さらに効率的にプラズマを発生できる。
ノズル1の照射口1aから照射する活性ガスの温度は、50℃以下が好ましく、45℃以下がより好ましく、40℃以下がさらに好ましい。ノズル1の照射口1aから照射する活性ガスの温度が上記上限値以下であると、被照射面の温度を40℃以下にしやすい。被照射面の温度を40℃以下にすることで、被照射部分が患部である場合にも、患部への刺激を低減できる。ノズル1の照射口1aから照射する活性ガスの温度の下限値は、特に制限はなく、例えば、10℃である。活性ガスの温度は、照射口1aにおける活性ガスの温度を熱電対で測定した値である。
照射口1aから被照射面までの距離(照射距離)は、例えば、0.01〜10mmが好ましい。照射距離が上記下限値以上であると、被照射面の温度を低くし、被照射面への刺激をさらに緩和できる。照射距離が上記上限値以下であると、治癒等の効果をさらに高められる。
照射口1aから1mm以上10mm以下の距離で離れた位置の被照射面における活性ガスの温度は、40℃以下が好ましい。被照射面における活性ガスの温度が40℃以下であると、被照射面への刺激を低減できる。被照射面における活性ガスの温度の下限値は特に制限はないが、例えば10℃である。
被照射面の温度は、内部電極4と外部電極5との間に印加する交流電圧、照射する活性ガスの吐出量、外部電極5の先端中心Q1から照射口1aまでの道のり等の組み合わせで調節できる。被照射面の温度は、熱電対を用いて測定できる。
活性ガスに含まれる活性種としては、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素、オゾン、過酸化水素、スーパーオキシドアニオンラジカル、一酸化窒素、二酸化窒素、ペルオキシナイトライト、過酸化亜硝酸、三酸化二窒素等を例示できる。活性ガスに含まれる活性種の種類は、例えば、プラズマ発生用ガスの種類等によって調節できる。
活性ガス中におけるヒドロキシルラジカルの密度(ラジカル密度)は、0.1〜300μmol/Lが好ましく、0.1〜100μmol/Lがより好ましく、0.1〜50μmol/Lがさらに好ましい。ラジカル密度が上記下限値以上であると、細胞、生体組織及び生物個体から選ばれる被照射物の清浄化、賦活化又は異常の治癒を促進しやすい。ラジカル密度が上記上限値以下であると、被照射面への刺激を低減できる。
ラジカル密度は、例えば、以下の方法で測定できる。
DMPO(5,5−ジメチル−1−ピロリン−N−オキシド)0.2mol/L溶液0.2mLに対して、活性ガスを30秒間照射する。この際、照射口1aから液面までの距離を5.0mmとする。活性ガスを照射した溶液について、電子スピン共鳴(ESR)法を利用してヒドロキシルラジカル濃度を測定し、これをラジカル密度とする。
活性ガス中における一重項酸素の密度(一重項酸素密度)は、0.1〜300μmol/Lが好ましく、0.1〜100μmol/Lがより好ましく、0.1〜50μmol/Lがさらに好ましい。一重項酸素密度が上記下限値以上であると、細胞、生体組織及び生物個体等の被照射物の清浄化、賦活化又は異常の治癒を促進しやすい。上記上限値以下であると、被照射面への刺激を低減できる。
一重項酸素密度は、例えば、以下の方法で測定できる。
TPC(2,2,5,5−テトラメチル−3−ピロリン−3−カルボキサミド)0.1mol/L溶液0.4mLに対して、活性ガスを30秒間照射する。この際、照射口1aから液面までの距離を5.0mmとする。活性ガスを照射した溶液について、電子スピン共鳴(ESR)法を利用して一重項酸素濃度を測定し、これを一重項酸素密度とする。
照射口1aから吐出する活性ガスの流量は、1〜10L/minが好ましい。
照射口1aから吐出する活性ガスの流量が上記下限値以上であると、活性ガスが被照射面に作用する効果を充分に高められる。照射口1aから吐出する活性ガスの流量が上記上限値以下であると、活性ガスの被照射面の温度が過度に高まることを防止できる。加えて、被照射面が濡れている場合には、被照射面の急速な乾燥を防止できる。さらに、被照射面が患部である場合には、患者への刺激を抑制できる。活性ガス照射装置100において、照射口1aから吐出する活性ガスの流量は、管状誘電体3へのプラズマ発生用ガスの供給量で調節できる。
活性ガス照射装置100によって生じる活性ガスは、外傷や異常の治癒を促進する効果を有する。活性ガスを細胞、生体組織又は生物個体に照射することによって、その被照射部分の清浄化、賦活化、又はその被照射部分の治癒を促進できる。
外傷や異常の治癒を促進する目的で活性ガスを照射する場合、その照射頻度、照射回数及び照射期間は特に制限はない。例えば、1〜5.0L/minの照射量で活性ガスを患部に照射する場合、1日1〜5回、毎回10秒〜10分、1〜30日間、等の照射条件が、治癒を促進する観点から好ましい。
本実施形態のプラズマ式治療キットは、特に口腔内用治療器具、歯科用治療器具として有用である。また、本実施形態のプラズマ式治療キットは、ヒトを除く動物治療用器具としても好適である。
以上説明したプラズマ式治療キットは、標識物質が分解されることによる変化(変色、呈味変化等)によって、噴射ガスの照射された領域を認識できる。このため、噴射ガスを照射したい領域に対し、噴射ガスを確実に照射できる。加えて、本実施形態のプラズマ式治療キットによれば、使用者は、標識物質の変化(変色、呈味変化等)の程度によって、噴射ガスの照射量を確認できる。
本発明のプラズマ式治療キットは、口腔内の治療、歯科の治療、動物の治療等の用途に有用である。
本発明の治療方法は、生体組織の治癒促進に有効である。本発明の治療方法は、ヒトのみならず、ヒトを除く動物の治療にも有効である。
100 活性ガス照射装置

Claims (5)

  1. プラズマ及びプラズマによって発生した活性種のいずれか一方又は両方を含む噴射ガスを吐出するプラズマ式治療装置と、
    前記噴射ガスによって一部又は全部が分解する標識物質を含む標識組成物と、
    を有する、プラズマ式治療キット。
  2. 前記標識物質が、色素及び呈味成分のいずれか一方又は両方である、請求項1に記載のプラズマ式治療キット。
  3. 請求項1に記載のプラズマ式治療キットを用いた、動物の治療方法(但し、ヒトに対する医療行為を除く)であって、
    患部に前記標識組成物を予め塗布し、
    前記標識組成物が塗布された領域に、前記噴射ガスを照射する、治療方法。
  4. 前記標識物質が、色素及び呈味成分のいずれか一方又は両方である、請求項3に記載の治療方法。
  5. 前記標識物質が色素であり、予め前記標識組成物が塗布された領域に前記噴射ガスを照射し、前記標識物質を変色させる、請求項3又は4に記載の治療方法。
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