JP2019214386A - 包装袋 - Google Patents

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政義 部谷
Masayoshi Butani
政義 部谷
巌之 徳升
Yoshiyuki Tokumasu
巌之 徳升
正俊 関口
Masatoshi Sekiguchi
正俊 関口
宣雄 露木
Yoshio Tsuyuki
宣雄 露木
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Abstract

【課題】乳幼児等による不用意の開封を防止しつつ、必要時に使用者が容易に開封可能な包装袋の提供。【解決手段】内容物を収容する袋状の収容部2は、上シール部の一部と幅方向で並ぶ幅狭部22を有し、幅狭部と幅方向で並ぶ箇所であり、かつ周縁から内側に入った箇所に設けられる第1開封起点部61、第1開封起点部を通過するように上下方向に沿った折り返し線62、及び折り返し線に沿って折り返される折り返し部63を含む開封構造部6を有する。折り返し線は、背貼り部の根元5aに沿って設けられ、背貼り部は、第1開封起点部と重なる箇所に第2開封起点部64を有する。折り返し部が、背貼り部と重なりつつ折り返された状態において、上シール部及び背貼り部が、第1開封起点部及び第2開封起点部を起点として、幅狭部に向かって引き裂かれることで、幅狭部が開封される。【選択図】図6

Description

本発明は、包装袋に関する。
フィルム材を加工して形成された包装袋が知られている。この種の包装袋は、薬剤や食品等の内容物を収容するために広く用いられている。このような包装袋は、一般的に、内容物を収容する袋状の収容部と、その収容部を封止するシール部とを備えている。そして、包装袋を開封するための開封部(例えば、切れ込み等)が、シール部の最も端側に設けられている。
開封部がシール部の端側に設けられていると、例えば、乳幼児が不用意に包装袋を開封してしまい、内容物を誤飲する虞があった。そのため、このような不用意の開封を防止する包装袋として、例えば、特許文献1に示される包装袋が提案されている。この包装袋は、シール部の端から内側に入った部分に、開封部を構成する引き裂き部が設けられている。この引き裂き部は、収容部に向かうような形をなしており、その引き裂き部と交わる方向に、開封部を構成するミシン目状の折り曲げ線が設けられている。使用者は、折り曲げ線に沿ってシール部を折り曲げつつ、そのシール部が折り重ねられた状態で、引き裂き部を起点としてシール部及び収容部を引き裂くことにより、包装袋を開封することができる。
特開2006−176207号公報
しかしながら、上述した従来の開封技術を、いわゆるスティック型の包装袋に適用することは困難であった。何故ならば、この種の包装袋は、収容部やシール部以外に、それらの背面側から帯状に張り出した背貼り部を備えており、その背貼り部を、開封時に、シール部や収容部と共に、確実に引き裂く必要があるからである。
本発明の目的は、乳幼児等による不用意の開封を防止しつつ、必要時に使用者が容易に開封可能な包装袋を提供することである。
本発明に係る包装袋は、1枚のフィルム材からなり、かつ前記フィルム材の側縁同士を帯状に貼り合わせることで形成された筒状体の上端及び下端が閉塞された形の包装袋であって、内容物を収容する袋状の収容部と、前記筒状体の前記上端において、正面側及び背面側の前記フィルム材同士が溶着された部分からなり、前記収容部の上端を閉塞する偏平な上シール部と、前記側縁同士が帯状に貼り合わせられた部分からなり、背面側において、前記収容部及び前記上シール部から張り出した背貼り部とを備え、前記収容部は、前記筒状体の幅よりも狭い部分からなり、かつ前記上シール部の一部と幅方向で並ぶ幅狭部を有し、前記上シール部において前記幅狭部と幅方向で並ぶ箇所でありかつ周縁から内側に入った箇所に設けられる貫通孔又は脆弱部からなる第1開封起点部、前記第1開封起点部を通過するように上下方向に沿って形成される折り返し線、及び幅方向において前記折り返し線よりも外側にある前記上シール部の一部からなり前記折り返し線に沿って背面側又は正面側に折り返される折り返し部を含む開封構造部を有し、前記折り返し線は、前記背貼り部の根元に沿って設けられ、前記背貼り部は、前記第1開封起点部と重なる箇所に、貫通孔又は脆弱部からなる第2開封起点部を有し、前記折り返し部が、前記背貼り部と重なりつつ折り返された状態において、前記上シール部及び前記背貼り部が、前記第1開封起点部及び前記第2開封起点部を起点として、前記幅狭部に向かって引き裂かれることで、前記幅狭部が開封される。
前記包装袋において、前記第1開封起点部は、前記貫通孔として前記上シール部を貫通する第1貫通孔を含む第1開口縁部からなり、前記第2開封起点部は、前記貫通孔として前記背貼り部を貫通する第2貫通孔を含む第2開口縁部からなってもよい。
前記包装袋において、前記第1開口縁部及び前記第2開口縁部は、前記折り返し部が折り返された状態において、前記幅狭部に向かって切り込まれたような形をなしていてもよい。
前記包装袋において、正面側において、前記折り返し線を横切るように、少なくとも前記上シール部に形成された線状の溝からなる第1引き裂き誘導線を有し、前記第1開封起点部は、前記脆弱部として、前記第1引き裂き誘導線と前記折り返し線の交点にある第1脆弱部からなり、背面側において、前記折り返し線を横切りつつ、前記第1引き裂き誘導線と重なるように、少なくとも前記上シール部及び前記背貼り部に形成された線状の溝からなる第2引き裂き誘導線を有し、前記第2開封起点部は、前記脆弱部として、前記第2引き裂き誘導線と前記背貼り部の根元との交点にある第2脆弱部からなってもよい。
前記包装袋において、前記上シール部は、前記折り返し部と、それよりも下側の部分とを分ける凹状に窪んだ窪み部を有し、前記折り返し部は、前記下側の部分と独立して折り返しが可能な形をなしていてもよい。
前記包装袋において、前記折り返し線は、正面側及び/又は背面側に形成される線状の脆弱部からなってもよい。
本発明によれば、乳幼児等による不用意の開封を防止しつつ、必要時に使用者が容易に開封可能な包装袋を提供することができる。
実施形態1に係るスティック型の包装袋の正面図 実施形態1に係るスティック型の包装袋の背面図 図3は、図2のA−A線拡大断面図 開封前の包装袋における開封構造部付近の拡大斜視図 折り返し部が折り返された状態の包装袋における開封構造部付近の拡大斜視図 折り返し部が折り返された状態において、第1開封起点部と第2開封起点部とが重なった状態を示す説明図 収容部の幅狭部が切断されて開封された状態の包装袋を示す説明図 実施形態2に係るスティック型の包装袋の正面図 実施形態2に係るスティック型の包装袋の背面図 実施形態3に係るスティック型の包装袋の正面図 実施形態3に係るスティック型の包装袋の背面図 実施形態4に係るスティック型の包装袋の正面図 実施形態4に係るスティック型の包装袋の背面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を、図1〜図7を参照しつつ説明する。本実施形態では、内容物Sとして液状の薬剤を収容するスティック型の包装材1を例示する。図1は、実施形態1に係るスティック型の包装袋1の正面図であり、図2は、実施形態1に係るスティック型の包装袋1の背面図であり、図3は、図2のA−A線拡大断面図である。なお、説明の便宜上、図1の左側を包装袋1の左側とし、図1の右側を包装袋1の右側とする。
包装袋1は、縦長の略長方形状の1枚のフィルム材(包装フィルム)Fから形成される。本実施形態のフィルム材(包装フィルム)Fは、遮光性、ガスバリア性等に優れるアルミ蒸着フィルムからなる。なお、他の実施形態においては、アルミ蒸着フィルム以外のフィルム材(例えば、アルミ箔の複合フィルム、PET樹脂やナイロン樹脂等の複合樹脂フィルム)が用いられてもよい。本実施形態の包装袋1は、縦型多列自動充填包装機により、液中シールの形態で製造される。なお、他の実施形態においては、間欠充填等の他の方式を利用して、包装袋1が形成されてもよい。
包装袋1は、全体的には、フィルム材Fの側縁同士を帯状に貼り合わせることで形成された筒状体F1の上端及び下端が閉塞された形をなしている。このような包装袋1は、収容部2、上シール部3、下シール部4、背貼り部5、及び開封構造部6を備えている。
収容部2は、内容物Sを収容する袋状の部分であり、製造過程においてフィルム材Fにより形成された筒状体F1の上下方向における略中央の部分からなる。収容部2の上端2aは、上シール部3により閉塞(封止)され、収容部2の下端2bは、下シール部4により閉塞(封止)される。上シール部3は、製造過程において形成される筒状体F1の上端において、正面側及び背面側のフィルム材F同士が重ねられた状態で溶着(熱溶着)された部分からなり、偏平なシート状をなしている。また、下シール部4は、製造過程において形成される筒状体F1の下端において、正面側及び背面側のフィルム材F同士が重ねられた状態で溶着(熱溶着)された部分からなり、偏平なシート状をなしている。
収容部2の上端2a(上シール部3と接する上側の境界部分)は、図1に示されるように、左側から右側に立ち上がったような曲線状をなしている。このような収容部2は、筒状の収容本体部21と、この収容本体部21の上端から上方に延びた細い袋状の幅狭部22とを備えている。収容本体部21は、筒状体F1の筒状部分からなり、包装袋1の幅(筒状体F1の幅)と同じ幅を備えている。幅狭部22は、収容本体部21の幅(筒状体F1の幅)よりも狭い部分からなり、下側から上側に向かって幅が徐々に狭くなっている。図1に示されるように、幅狭部22は、包装袋1の幅方向において、右側に片寄った形となっている。このような幅狭部22は、包装袋1の幅方向において、上シール部3の一部と並んでいる(隣り合っている)。幅狭部22は、包装袋1の開封時、切断される箇所である。切断された幅狭部22からは、収容部2内の内容物Sが外部へ排出される。上シール部3は、幅狭部22よりも上側の部分と、その部分よりも下側の部分であり、かつ幅狭部22と幅方向で隣り合った部分とを備えている。なお、後述するように、上シール部3は、開封構造部6を構成する各部分を備えている。
収容部の下端2b(下シール部4と接する下)は、幅方向(水平方向)に沿って直線状に延びた形をなしている。下シール部4は、正面から見た際、幅方向(左右方向)に延びた帯状をなしている。
背貼り部5は、フィルム材Fの長手方向の側縁同士が帯状に貼り合わせられた部分からなり、上下方向に延びた形をなしている。フィルム材Fの側縁同士は、例えば、熱溶着により互いに貼り合わせられている。また、背貼り部5は、背面側において、収容部2、上シール部3及び下シール部4から張り出した形となっている。また、本実施形態の背貼り部5は、正面から見て右側(図2の左側)に折り倒されており、背面側において、収容部2、上シール部3及び下シール部4に重ねられている。
開封構造部6は、包装袋1を開封する際に利用される部分であり、第1開封起点部61、折り返し線62、折り返し部63、第2開封起点部64を備えている。
第1開封起点部61は、シート状の上シール部3を貫通する第1貫通孔61aと、その第1貫通孔61aを囲む第1開口縁部61bとを備えている。このような第1開封起点部61は、収容部2の幅狭部22と幅方向で並ぶ箇所であり、かつ前記上シール部3において周縁から内側に入った箇所に設けられている。
第1貫通孔61aは、全体的には、幅方向の長さが上下方向の長さよりも長い略十字型をなしており、その第1貫通孔61aを取り囲む部分が第1開口縁部61bとなっている。また、第1開封起点部61は、上下方向に沿って配される折り返し線62を中心として、左右対称の形を備えている。なお、包装袋1を正面から見た際、上シール部3のうち、折り返し線62よりも左側の部分(幅狭部22の反対側にある部分)が、折り返し部63であり、折り返し線62よりも右側の部分が、上シール本体部31となっている。そして、第1開封起点部61のうち、折り返し部63に形成されている部分を、折り返し側起点部611と称し、上シール本体部31に形成されている部分を、本体部側起点部612と称する。折り返し側起点部611及び本体部側起点部612は、折り返し線62を中心として、左右対称の形をなしている。
折り返し部63は、包装袋1の開封時に、背面側又は正面側に折り返される部分である。なお、本実施形態では、折り返し部63を背面側へ折り返す場合を例示する。また、折り返し部63は、折り返し線62を基準として折り返される。折り返し線62は、上シール部3の正面側に設けられており、所謂、ミシン目状に設けられた溝(ハーフカット溝)からなる。折り返し部63が折り返し線62を基準として折り返されると、折り返し線62は、折り返し部63の根元に配された状態となる。
また、折り返し線62は、背面側において上下方向に直線状に延びた背貼り部5の根元5aと重なる位置に配されている。
なお、上シール部3は、折り返し部63と、それよりも下側にあり、かつ折り返し線62よりも外側(幅狭部22の反対側)にある側縁部32とを分ける凹状に窪んだ窪み部33を備えている。本実施形態の折り返し部63は、側縁部32と独立して折り返しが可能である。つまり、包装袋1の開封時に、上シール部3の左側縁のすべてを折り返し線62に沿って折り返す必要はなく、折り返し部63のみを選択的に折り返すことができる。
窪み部33の上下方向の幅は、第1開封起点部61の上下方向の幅よりも大きく設定されており、折り返し部63と側縁部32との間で、上シール部3等が引き裂かれることが防止されている。このように、窪み部33の上下方向の幅を十分広く設定することで、窪み部33に対する応力集中が抑制されている。
第2開封起点部64は、背貼り部5のうち、第1開封起点部61と重なる箇所に設けられている。第2開封起点部64は、背貼り部5を貫通する第2貫通孔64aと、その第2貫通孔64aを囲む第2開口縁部64bとを備えている。開封前の状態において、第2開封起点部64は、第1開封起点部61のうち、本体部側起点部612と重なるように設けられている。そのため、第2開封起点部64の大きさは、第1開封起点部61の半分の大きさである。なお、開封時の状態では、後述するように、本体部側起点部612と共に、折り返し側起点部611と重なる。
第2開封起点部64の形状は、正面から見た際、第1開封起点部61の本体部側起点部612の形状と同じであり、幅狭部22に向かって切り込まれたような形をなしている。
次いで、図4〜図7を参照しつつ、包装袋1の開封方法を説明する。図4は、開封前の包装袋1における開封構造部6付近の拡大斜視図である。開封前の状態の包装袋1では、折り返し部63は、折り返されておらず、上シール本体部31と共に、1枚のシート状をなしている。なお、図4では、説明の便宜上、背貼り部5が、包装袋1の背面から離された状態で示されている。
図5は、折り返し部63が折り返された状態の包装袋1における開封構造部6付近の拡大斜視図である。使用者は、包装袋1を開封する際、先ず、左手の人差し指と親指等で、上シール部3の側縁部32付近を摘まんだ状態で、右手の人差し指と親指等を利用して、折り返し部63を背面側へ折り返す。折り返し部63は、折り返し線62に沿いつつ、背貼り部5と重なるように、背貼り部5の直線状の根元5aに沿う形で折り返される。本実施形態の場合、折り返し部63が折り返された状態において、背貼り部5は、折り返し部63と上シール本体部31との間で挟まれた状態となる。折り返し部63は、包装袋1の背面側において、背貼り部5及び上シール本体部31に対して折り重ねられている。
図6は、折り返し部63が折り返された状態において、第1開封起点部61と第2開封起点部64とが重なった状態を示す説明図である。図6に示されるように、折り返し部63が、背貼り部5及び上シール本体部31に対して折り重ねられると、上シール部3に設けられている第1開封起点部61と、背貼り部5に設けられている第2開封起点部64とが重なり合った状態となる。第1開封起点部61は、折り返し線62を中心として、2つに折り曲げられた形となっている。つまり、正面側に、本体部側起点部612が配され、背面側に、折り返し側起点部611が配されている。そして、本体部側起点部612と、折り返し側起点部611との間に、第2開封起点部64が配されている。
そして、折り返し部63、背貼り部5及び上シール本体部31が重なった部分のうち、第1開封起点部61及び第2開封起点部64よりも上側の部分を、右手の親指と人差し指等で摘まむと共に、それらの下側の部分を、左手の親指と人差し指等で摘まんだ状態で、それらの部分が互いに離れるように、第1開封起点部61及び第2開封起点部64を起点として、折り返し部63、背貼り部5及び上シール本体部31が、幅狭部22に向かって引き裂かれる(図6中の矢印X参照)。すると、折り返し部63、背貼り部5及び上シール本体部31が、矢印Xに沿って引き裂かれると共に、収容部2の上側の部分である幅狭部22が、幅方向に沿って切断される。
図7は、収容部2の幅狭部22が切断されて開封された状態の包装袋1を示す説明図である。幅狭部22が幅方向に切断されると、幅狭部22に開口端部22aが形成され、その開口端部22aから、収容部2内の内容物Sを外側へ出すことができる。
以上のように、本実施形態の包装袋1は、上シール部3の周縁に、開封の起点となる部分を備えておらず、折り返し部63を折り返し線62に沿って折り返すことにより、初めて、開封の起点となる第1開封起点部61及び第2開封起点部64が、端部に現れる構成となっている。そのため、本実施形態の包装袋1は、いわゆるチャイルドレジスタンス機能を備えており、乳幼児等が開封して、内容物Sを誤飲すること等が抑制される。
また、本実施形態の包装袋1では、折り返し部63が、側縁部32と独立して折り返しが可能であり、使用者が必要時に直感的に、折り返し部63を折り返し易くなっている。しかも、折り返し部63を折り返す際に基準となる折り返し線62が、背貼り部5の根元5aに対して、厚み方向で重なる位置に設けられているため、折り返し部63を、折り返し易く、しかも背貼り部5や上シール本体部31に対して折り重ねやすくなっている。したがって、本実施形態の包装袋1は、例えば、指先の感覚(触感)や視覚が衰えた使用者であっても、折り返し線の位置を直感的に特定し易く、かつ折り返し部を折り返し易くなっている。
また、本実施形態の包装袋1では、背貼り部5にも、開封時の起点となる第2開封起点部64が設けられている。そのため、包装袋1の開封時、厚みのある背貼り部5があっても、その背貼り部5と共に、上シール部3や幅狭部22等を確実に所定の箇所で切断することができる。
<実施形態2>
次いで、実施形態2に係る包装袋1Aについて、図8及び図9を参照しつつ説明する。なお、上記実施形態1に対応する各構成については、実施形態1の各構成の符号に、添え字「A」を追加して説明する。図8は、実施形態2に係るスティック型の包装袋1Aの正面図であり、図9は、実施形態2に係るスティック型の包装袋1Aの背面図である。
本実施形態の包装袋1Aは、実施形態1と同様、全体的には、フィルム材FAの側縁同士を帯状に貼り合わせることで形成された筒状体F1Aの上端及び下端が閉塞された形をなしている。包装袋1Aは、実施形態1と同様、収容部2A、上シール部3A、下シール部4A、背貼り部5A、及び開封構造部6Aを備えている。また、収容部2Aは、実施形態1と同様、幅狭部22Aを備えている。
上シール部3Aの正面側及び背面側には、それぞれ、レーザーマーカーにより形成された折り返し線62Aが形成されている。折り返し線62Aは、直線状の溝(ハーフカット溝)であり、図8及び図8に示されるように、上下方向に沿う形で、上シール部3Aの両面に形成されている。なお、折り返し線62Aよりも、外側にある上シール部3Aは、折り返し部63Aとなっている。また、上シール部3Aの正面側には、折り返し線62Aに対して垂直に交わりつつ横切るように、レーザーマーカーにより形成された第1引き裂き誘導線65Aが形成されている。
正面側において、折り返し線62Aと第1引き裂き誘導線65Aとの交点は、第1脆弱部61Aaとなっている。本実施形態では、この第1脆弱部61Aaが、第1開封起点部61Aとして利用される。なお、図8に示されるように、第1引き裂き誘導線65Aは、上シール部3Aのみならず、収容部2Aの幅狭部22Aの一部にも形成されている。
また、図9に示されるように、上シール部3Aの背面側には、折り返し線62Aに対して垂直に交わりつつ横切るように、レーザーマーカーにより形成された第2引き裂き誘導線66Aが形成されている。背面側において、折り返し線62Aと第2引き裂き誘導線66Aとの交点は、第2脆弱部64Aaとなっている。本実施形態では、この第2脆弱部64Aaが、第2開封起点部64Aとして利用される。なお、第2引き裂き誘導線66Aは、第1引き裂き誘導線65Aと重なる位置に形成され、かつ第1引き裂き誘導線65Aと同様、上シール部3Aのみならず、収容部2Aの幅狭部22Aの一部にも形成されている。
開封前の状態において、第1脆弱部61Aaからなる第1開封起点部61Aと、第2脆弱部64Aaからなる第2開封起点部64Aとは、互いに重なる位置に設定されている。本実施形態の折り返し線62Aは、実施形態1と同様、背貼り部5Aの上下方向に延びた根元5Aaに沿う形で形成されている。
本実施形態の包装袋1Aを開封する場合、実施形態1と同様、折り返し部63Aが折り返し線62A、及び背貼り部5Aの根元5Aaに沿って正面側又は背面側に折り返される。ここでは、背面側に折り返されるものとする。折り返し部63Aが折り返された状態において、第1脆弱部61Aaからなる第1開封起点部61Aと、第2脆弱部64Aaからなる第2開封起点部64Aとが重なっている。そして、互いに重なった第1開封起点部61A及び第2開封起点部64Aを開封の起点として、折り返し部63A、背貼り部5A及び上シール本体部31Aを、第1引き裂き誘導線65A及び第2引き裂き誘導線66Aに沿って引き裂くと、それらと共に、隣接する幅狭部22Aが切断される。
本実施形態の包装袋1Aのように、第1脆弱部61Aa、第2脆弱部64Aa等の脆弱部を利用した開封構造部6Aが適用されてもよい。
<実施形態3>
次いで、実施形態3に係る包装袋1Bについて、図10及び図11を参照しつつ説明する。なお、上記実施形態1に対応する各構成については、実施形態1の各構成の符号に、添え字「B」を追加して説明する。図10は、実施形態3に係るスティック型の包装袋1Bの正面図であり、図11は、実施形態3に係るスティック型の包装袋1Bの背面図である。
本実施形態の包装袋1Bは、実施形態1と同様、全体的には、フィルム材FBの側縁同士を帯状に貼り合わせることで形成された筒状体F1Bの上端及び下端が閉塞された形をなしている。本実施形態の包装袋1Bは、実施形態1の包装袋1に対して、左右対称の構造を備えているものの、基本的な構成は、実施形態1と同じである。包装袋1Bは、実施形態1と同様、収容部2B、上シール部3B、下シール部4B、背貼り部5B、及び開封構造部6Bを備えている。収容部2Bは、実施形態1とは反対に、左側に片寄った形の幅狭部22Bを備えている。
また、折り返し部63Bは、図10に示されるように、正面から見て右側に配されている。折り返し線62Bは、正面側のみ形成され、実施形態1と同様、背貼り部5Bの根元5Baに沿う形で設けられている。また、折り返し線62Bは、貫通孔からなる第1開封起点部61B及び第2開封起点部64Bを通過する形で設けられている。
本実施形態の包装袋1Bは、開封時に、引き裂かれる方向が、実施形態1とは逆向きになっているものの、基本的には、実施形態1と同じ方法で、折り返し部63B、背貼り部5B及び上シール本体部31B等を引き裂きつつ、幅狭部22Bを切断して開封することができる。
<実施形態4>
次いで、実施形態4に係る包装袋1Cについて、図12及び図13を参照しつつ説明する。なお、上記実施形態1に対応する各構成については、実施形態1の各構成の符号に、添え字「C」を追加して説明する。図12は、実施形態4に係るスティック型の包装袋1Cの正面図であり、図13は、実施形態4に係るスティック型の包装袋1Cの背面図である。
本実施形態の包装袋1Cは、実施形態1と同様、全体的には、フィルム材FCの側縁同士を帯状に貼り合わせることで形成された筒状体F1Cの上端及び下端が閉塞された形をなしている。本実施形態の包装袋1Cは、背貼り部5Cが張り出す向きが、実施形態1と逆向きになっている。つまり、背貼り部5Cは、幅狭部22C側ではなく、折り返し部63C側に張り出しつつ倒された状態となっている。なお、本実施形態の背貼り部5Cには、上シール部3Cが備える窪み部33Cと重なる部分に、それと略同様の形をなした窪み部5Cbが形成されている。そのため、背貼り部5Cのうち、折り返し部63Cと重なる部分のみを選択的に、折り返し部63Cと共に折り返し線62Cに沿って折り返すことができる。
このような包装袋1Cは、実施形態1と同様、収容部2C、上シール部3C、下シール部4C、背貼り部5C、及び開封構造部6Cを備えている。また、
また、折り返し部63Cは、図12に示されるように、正面側のみ形成され、実施形態1と同様、背貼り部5Cの根元5Caに沿う形で設けられている。また、折り返し線62Cは、貫通孔からなる第1開封起点部61C及び第2開封起点部64Cを通過する形で設けられている。
本実施形態の包装袋1Cは、背貼り部5Cの倒れる向きが、実施形態1と逆になっているものの、基本的には、実施形態1と同じ方法で、折り返し部63C、背貼り部5C及び上シール本体部31C等を引き裂きつつ、幅狭部22Cを切断して開封することができる。なお、開封時に折り返し部63Cを、折り返し線62Cに沿って背面側へ折り返す場合、折り返し部63Cと共に、背貼り部5Cの一部が、上シール本体部31Cと重なるように折り返される。これに対し、開封時に折り返し部63Cを、折り返し線62Cに沿って正面側へ折り返す場合、背貼り部5Cの一部は、正面側へ折り返してもよいし、反対に背面側へ折り返してもよい。
以上のように、折り返し部63C及び背貼り部5Cの一部を、折り返し線62Cに沿って折り返すことにより、第1開封起点部61C及び第2開封起点部64Cが端部に現れる形となり、それらを起点とすることで、包装袋1Cを容易に開封することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)折り返し線は、上シール部の正面側のみに形成されてもよいし、背面側のみに形成されてもよいし、それら両面に形成されてもよい。また、折り返し線は、ミシン目状だけでなく、連続的な線状であってもよい。また、折り返し線は、ハーフカット溝に限られず、例えば、印刷(インク等)で形成されてもよいし、レーザーマーカーによって形成されるものでもよい。また、第1引き裂き誘導線、及び第2引き裂き誘導線も、折り返し線と同様、ミシン目状、連続的な線状等であってもよいし、レーザーマーカー、印刷等で形成されてもよい。
(2)背面側において、背貼り部の倒される向きは、本発明の目的を損なわない限り、特に制限はなく、目的に応じて、適宜、設定される。ただし、上述した実施形態1〜3のように、背貼り部は、背面側において、折り返し部側ではなく、幅狭部側に折り倒されている方が、折り返し部を、背貼り部の根元に沿って折り曲げやすく、好ましいと言える。また、幅狭部は、包装袋の左右何れかに片寄った形で形成されてもよいし、幅方向における略中央部分に形成されてもよい。
(3)第1開封起点部、及び第2開封起点部を構成する貫通孔の形状は、本発明の目的を損なわない限り、特に制限はない。貫通孔からなる第1開封起点部としては、例えば、菱形であってもよい。その場合、第2開封起点部は、第1開封起点部と重なるような三角形とされる。
(4)収容部に収容する内容物は、液体に限られず、顆粒状、粉末状、ゲル状等、特に制限はない。また、内容物としては、薬剤、食材、サプリメント、飲料、アルコール等、特に制限はない。
1…包装袋、2…収容部、21…収容本体部、22…幅狭部、3…上シール部、31…上シール本体部、32…側縁部、33…窪み部、4…下シール部、5…背貼り部、5a…背貼り部の根元、6…開封構造部、61…第1開封起点部、62…折り返し線、63…折り返し部、64…第2開封起点部、F…フィルム材、F1…筒状体、S…内容物

Claims (6)

  1. 1枚のフィルム材からなり、かつ前記フィルム材の側縁同士を帯状に貼り合わせることで形成された筒状体の上端及び下端が閉塞された形の包装袋であって、
    内容物を収容する袋状の収容部と、
    前記筒状体の前記上端において、正面側及び背面側の前記フィルム材同士が溶着された部分からなり、前記収容部の上端を閉塞する偏平な上シール部と、
    前記側縁同士が帯状に貼り合わせられた部分からなり、背面側において、前記収容部及び前記上シール部から張り出した背貼り部とを備え、
    前記収容部は、前記筒状体の幅よりも狭い部分からなり、かつ前記上シール部の一部と幅方向で並ぶ幅狭部を有し、
    前記上シール部において前記幅狭部と幅方向で並ぶ箇所でありかつ周縁から内側に入った箇所に設けられる貫通孔又は脆弱部からなる第1開封起点部、前記第1開封起点部を通過するように上下方向に沿って形成される折り返し線、及び幅方向において前記折り返し線よりも外側にある前記上シール部の一部からなり前記折り返し線に沿って背面側又は正面側に折り返される折り返し部を含む開封構造部を有し、
    前記折り返し線は、前記背貼り部の根元に沿って設けられ、
    前記背貼り部は、前記第1開封起点部と重なる箇所に、貫通孔又は脆弱部からなる第2開封起点部を有し、
    前記折り返し部が、前記背貼り部と重なりつつ折り返された状態において、前記上シール部及び前記背貼り部が、前記第1開封起点部及び前記第2開封起点部を起点として、前記幅狭部に向かって引き裂かれることで、前記幅狭部が開封される包装袋。
  2. 前記第1開封起点部は、前記貫通孔として前記上シール部を貫通する第1貫通孔を含む第1開口縁部からなり、前記第2開封起点部は、前記貫通孔として前記背貼り部を貫通する第2貫通孔を含む第2開口縁部からなる請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記第1開口縁部及び前記第2開口縁部は、前記折り返し部が折り返された状態において、前記幅狭部に向かって切り込まれたような形をなしている請求項2に記載の包装袋。
  4. 正面側において、前記折り返し線を横切るように、少なくとも前記上シール部に形成された線状の溝からなる第1引き裂き誘導線を有し、
    前記第1開封起点部は、前記脆弱部として、前記第1引き裂き誘導線と前記折り返し線の交点にある第1脆弱部からなり、
    背面側において、前記折り返し線を横切りつつ、前記第1引き裂き誘導線と重なるように、少なくとも前記上シール部及び前記背貼り部に形成された線状の溝からなる第2引き裂き誘導線を有し、
    前記第2開封起点部は、前記脆弱部として、前記第2引き裂き誘導線と前記背貼り部の根元との交点にある第2脆弱部からなる請求項1に記載の包装袋。
  5. 前記上シール部は、前記折り返し部と、それよりも下側の部分とを分ける凹状に窪んだ窪み部を有し、
    前記折り返し部は、前記下側の部分と独立して折り返しが可能な形をなしている請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の包装袋。
  6. 前記折り返し線は、正面側及び/又は背面側に形成される線状の脆弱部からなる請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の包装袋。
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