JP2019209834A5 - - Google Patents

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上記目的を達成するため本発明は、図1〜図13を参照して特定すると、開口内部に給油口又は電気充電口用空間を形成しているハウジング1と、前記ハウジングに対しリンク部材4,5により回動可能に支持されて前記ハウジングの開口を閉じる閉位置、閉位置から開途中である第1位置、更に開方向にある第2位置、全開位置へと切り換えられるリッド2と、前記リッドを閉位置で閉方向へ付勢していると共に、閉方向(この閉方向とは閉位置、閉位置と第1位置との間の第1位置付近、第1位置の何れかである。以下、同じ)から第2位置まで付勢力に抗して回動操作すると付勢方向が反転して第2位置から全開位置へ付勢力により切換可能にする付勢部材とを備えたリッド付勢構造であって、前記付勢部材を前記リンク部材と前記ハウジングとの間に配置した複数のバネ体6,7で構成して各バネ体の釣合により、前記リッド2を閉位置から第1位置ないしは第1位置付近まで付勢力に抗し回動する操作力と、前記リッドを第1位置ないしは第1位置付近から閉位置まで回動すべく付勢する付勢力とを調整したことを特徴としている。
凹部14は、上側が窪み部15に連通しており、対向した内側面にそれぞれ設けられて上下に延びている係合用突条部14aと、奥側に突出されてベース3を位置決めする規制突起14bと、内側面と規制突起14bとの間に設けられて外へ貫通している取付孔14cとを有している。
ベース3は、凹部14に収まるブロック状からなり、図8〜図10に示されるごとく意匠面を形成している後壁30と、後壁30の両側に連結された外側壁31,31と、後壁30の上側に位置して両外側壁31と間隔32を保って突設されている内側壁33,33とを有している。両外側壁31は、後壁30側が最も高く、凹部14の奥に配置される前側が低くなっており、後壁30側の高くなった箇所に設けられた縦溝37と、縦溝37の上側に設けられてシャフト59を挿入し支持する貫通孔35と、前側端面に設けられた取付孔31aなどを有している。両内側壁33は、同軸線上に貫通された軸孔36と、外側壁31と間隔を保って下側へ延出された壁部34とを有している。壁部34は、一方が外側壁31の下面と同じ位置まで長く延びているが、他方が短く切り欠かれている。その一方の壁部34には、第1バネ体6の他端6cを嵌合する嵌合孔38が設けられている(図9を参照)。また、一方の外側31と内側壁33の間の底面には、後壁30に近い箇所に、第2バネ体7の他端7cを嵌合する上下に貫通された嵌合孔39が設けられている(図10を参照)。
以上のベース3は、凹部14に対し両側の縦溝37が突条部14aに嵌るよう押し込まれる。すると、ベース3は、各外側壁31の前下角部が凹部内側面と規制突起14bの間に挟まれた状態で位置出しされると共に、突条部14aと縦溝37の係合により凹部14に装着される。その後は、ハウジング1の外側より、止めネジ等の止め具19が取付孔14cから取付孔31aにねじ込まれることにより、ベース3が凹部14から不用意に外れないよう設計されている。但し、そのような止め具19は省略してもよい。
第1リンク4及び第2リンク5は、リッド2ないしは支持体25をベース3に対し回動可能に支持する。このうち、第1リンク4は、図8と図9に示されるごとく略矩形の上板部40と、上板部40の下側に連結されて上板部40より幅細の中板部41と、中板部41に連結されて略水平に延びているアーム部42とを有している。上板部40には、両側面に同軸線上に突出した軸部43と、軸部43の下側に突出した小突起47とが設けられている。中板部41には、下両側面に同軸線上に突出した軸部44が設けられている。アーム部42は、中板部41の片側から略直角に延びており、内面側に設けられた鍔状部45と、先端幅方向に貫通された嵌合孔46とを有している。
以上の第1リンク4は、支持体25に対し上側の各軸部43が軸孔26aに回動自在に嵌合連結される。なお、小突起47は、第1リンク4がベース側軸孔36に嵌合された軸部44を支点として回動する過程で、例えば支持体25の対向部に摺接することで摩擦抵抗を減じたりがたつきを吸収し易くする。
第2リンク5は、図8と図10に示されるごとく側面視で略く形の板体50と、板体50の下側に所定の間隔を保って突設された対の脚部51とを有している。板体50は、図1(b)のごとくリッド2の全開位置において、給油口部側に配される外面が平坦面(意匠面)に形成されると共に、反対側の内面が上側に多数のリブを設け、下側に空洞を形成している。その空洞には、両内側面にばね保持用の軸部54が同軸線上に突設されている。また、板体50には、上両側面に同軸線上に突設された軸部53,53と、下両側に同軸線上に貫通された軸孔55と、各脚部の背面側に設けられた縦方向の溝部56とを有している。また、板体50及び脚部51の外側面は、面一に形成されており、軸部53と軸孔55の間の部分に設けられた小突起51aと、軸孔55の周囲を含む部分に設けられた小突起51bとが設けられている。各小突起51a,51bは、第2リンク5が軸孔55からベース側貫通孔35に挿入されるシャフト59を支点として回動する過程で、例えばベース3の対向部に摺接することで摩擦抵抗を減じたりがたつきを吸収し易くする。
以上の第2リンク5は、ベース3に対し板体50の下側及び脚部51を両外側壁31の間に配置し、かつ、各軸孔55を対応する貫通孔35に重なるように配置する。その状態で、第2リンク5は、図10(b)に示されるごとくシャフト59が一方側の貫通孔35及び軸孔55、他方側の軸孔55及び貫通孔35に挿通されると、シャフト59を支点として回動自在に支持される。その際は、第2バネ体7が第2リンク5とベース3の間に組み付けられる。すなわち、第2バネ体7は、コイルスプリングであり、巻線部7aが両側の軸部54に嵌合保持された状態で、巻線部の一端7bが一方脚部の溝部56に嵌合規制され、巻線部の他端7cが付勢力を発現されつつベース側の嵌合孔39に嵌合規制されている。また、支持体25に対しては、両軸部53が支持体の対応する軸孔26bに回動自在に嵌合連結される。
リッド2が付勢力に抗して第2位置(図13ではリッド開き角度が約50度)まで回動操作されると、バネ体6,7の付勢方向が反転し、それ以降はバネ体6,7の付勢力によりリンク4,5を介し全開位置まで回動される。このリッド付勢構造Aでは、図13に示されるごとく全開位置のリッド開き角度が約118度であり、全開位置ではがた付かないよう開き方向へ付勢されている。また、このリッド付勢構造Aは、付勢部材として第2バネ体6のみ用いた比較品のリッド付勢構造Bに比べ、全開位置においてリッド開き方向へ強く付勢されているため全開時リッドのバウンドが軽減される。なお、リッド付勢構造Bでは、第1位置であるリッド開き角度が10度で第1バネ体6のデッドポイントとなる。また、リッド付勢構造Cでは、リッド開き角度が48度で第2バネ体7のデッドポイントとなる。
(3)、両リンク部材4,5の作動は、特許文献1の2つのリンク部材と類似しており、リッド2の開閉軌跡として、第1リンク4による本来の開閉軌跡を第2リンク5により規制することでコンパクトに修正し、リッド2が開閉時にアウタパネル8と干渉しないよう制御される。また、この構造では、リッド2が第1と第2のリンク4,5を介して図6(b)のごとく全開位置において、第1リンク4の上側が第2リンク5の板体50のく形内側に当接し、かつ、リッド2の基端側縁部が第1リンク4の中板部41に当接している。これにより、リッド2は118度に開いた全開位置に安定保持されている。しかも、この構造では、全開位置において、第1リンク4がリッド2と第2リンク5に挟まれた状態となっているため見え難くなっていること、第2リンク5がハウジング1の空間側に平坦な意匠面を配置していること、該意匠面がハウジング1に一体的に組み込まれたベース3の後壁30、及びリッド2の対応部とほぼ同一面(連続した面)となっていること、等により見栄的に優れている。
以上のように、本発明のリッド付勢構造は、請求項で特定される要件を除いて種々変更可能なものである。例えば、ハウジング1としては、開口内部に給油口を配置する構成を示したが、開口内部に電気充電口を配置する構成でも差し支えない。また、リッド2としては、蓋体20に支持体25を装着したが、支持体24に相当する部分を蓋体20に一体に形成してもよい。ベース3としては、例えば、ハウジングにベース対応部を一体形成するようにしてよい。第1,第2リンク4,5としては、一端側がリッド裏側に枢支されると共に、他端側がハウジング又はベースに枢支される構成であればよく、ハウジング又はベースに対する具体的な枢支構造はこの形態に限られず任意に設計可能である。
1・・・・ハウジング(10は筒状部)
2・・・・リッド(蓋体20、25は支持体)
3・・・・ベース(30は後壁、31は外側壁、33は内側壁)
4・・・・第1リンク(リンク部材:40は上板部、42はアーム部)
5・・・・第2リンク(リンク部材:50は板体、51は脚部、56は溝部)
6・・・・第1バネ体(付勢部材:6bは一端、6cは他端)
7・・・・第2バネ体(付勢部材:7bは一端、7cは他端)
8・・・・アウタパネル
9・・・・取付枠
17・・・・プッシュリフタ
18・・・・ロック手段
34・・・・壁部
36・・・・軸孔
38・・・・嵌合孔
39・・・・嵌合孔
43・・・・軸部
44・・・・軸部
46・・・・嵌合孔
53・・・・軸部
54・・・・軸部
55・・・・軸孔
59・・・・シャフト(枢軸)
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