JP2019169362A - 電子ビーム装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】深溝や深孔の底部を大電流条件で高精度に観察するのに適した電子ビーム装置を提供する。【解決手段】電子ビーム装置は、電子源100からの電子ビーム116を開口153に照射する照射光学系と、開口の開口像を試料114上に投影結像する縮小投影光学系とを有する電子光学系と、試料上に投影結像された開口の開口像の投影倍率と、電子光学系により試料に照射された電子ビームの開口角402とを制御する制御部146とを有する。【選択図】図1
Description
本発明は、電子ビームを用いて観察、検査、計測を行う電子ビーム装置に関する。
電子ビームを用いた試料の観察、検査、計測等に用いられる走査電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)などの電子ビーム装置は、電子源から放出された電子を加速し、静電レンズや電磁レンズによって試料表面上に収束させて照射する。これを1次電子と呼んでいる。1次電子の入射によって試料からは2次電子(低エネルギーの電子を二次電子、高エネルギーの電子を反射電子と分けて呼ぶ場合もある)が放出される。電子ビームを偏向して試料上を走査しながら、これら2次電子を検出することで、試料上の微細パターンや組成分布の走査画像を得ることができる。また、試料に吸収される電子を検出することで、吸収電流像を形成することも可能である。
走査電子顕微鏡において、深溝や深孔の底部の観察あるいは高精度なパターン寸法計測を行うためには、電子ビームの電流量を増大させることにより信号量を大きくする必要がある。しかも電子ビームの開口角を小さくしなければ、デフォーカスによるビームボケが大きくなり、深溝や深孔の底部を上部より分離して観察することが困難となる。特許文献1には、半導体検査装置等の用途に用いられる荷電粒子線装置において、大電流条件下で開口角を小さくする手法が開示されている。一方、特許文献2には、電子ビーム露光装置に適用される多段レンズを用いた電子光学系が開示されている。電子ビーム露光装置の電子光学系は、描画速度を上げる目的で高いビーム電流密度を有している。
特許文献1に開示される一般的な走査電子顕微鏡においては、後述するように、電子源像が試料表面に形成される。開口角を小さくした上で大電流を得るためには電子源像の投影倍率を大きくせざるを得ない。投影倍率が大きいと電子源の輝度ムラ、装置の振動といったノイズが電子源像に反映されやすくなる結果、装置のノイズ耐性を低下させることによる取得画像の劣化や、電子源の個体差により生じる装置間の特性差(機差)など、種々の問題を引き起こす。
また、特許文献2のような電子ビーム露光装置では照射する電子ビームは描画に適した、あらかじめ定められた光学条件に固定されており、走査電子顕微鏡のように観察する試料にあわせて試料に照射するビーム電流密度を変化させるような使い方はなされない。このため、特許文献2の電子光学系では電子ビームの光学条件を制御することについては開示がない。
本発明は深溝や深孔の底部を大電流条件で高精度に観察するのに適した電子ビーム装置を提供するものである。
本発明の一実施の形態である電子ビーム装置は、電子源からの電子ビームを開口に照射する照射光学系と、開口の開口像を試料上に投影結像する縮小投影光学系とを有する電子光学系と、試料上に投影結像された開口の開口像の投影倍率と、電子光学系により試料に照射された電子ビームの開口角とを制御する制御部とを有する。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
大電流条件であっても、電子ビームの投影倍率、開口角を制御することで適切なSEM画像の取得が可能であり、特に深孔や深溝の観察に効果的である。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ここでは走査電子顕微鏡を例に説明するが、走査電子顕微鏡以外の電子ビーム装置にも適用可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係る走査電子顕微鏡を示す全体概略図である。電子銃101により電子源100から放出された電子ビーム(1次電子116)は、第1コンデンサレンズ103、第2コンデンサレンズ105及び開口照射レンズ150の3段のレンズを通り、開口板154に照射される。開口板154には開口153が設けられている。また、開口153は開口板ステージ155を制御する開口位置制御部163により電子ビームに対する開口の位置を調整可能とされている。開口153を透過した電子ビームは、第1縮小レンズ151、第2縮小レンズ152及び対物レンズ113の3段のレンズを通り、ステージ115に保持された試料114上に照射される。詳細は後述するが、以上の電子光学系により、試料114上に開口153の像(開口像)が投影結像される。開口153は円形開口とすることが望ましい。円形開口は等方的であるために画像処理が行いやすいためである。
なお、この構成例では、対物レンズ上磁路110にはブースター電圧制御部141から正電圧が、試料114には試料電圧制御部144から負電圧が印加されることにより、静電レンズが形成されているため、対物レンズ113は磁場電場重畳レンズとなっている。また、対物レンズ113の磁路開口は試料114側に向いており、セミインレンズ型と呼ばれるレンズ構造となっている。対物レンズ制御部142は、対物レンズコイル112に流れる励磁電流を制御する。
電子ビームが試料114に照射されることにより放出される2次電子117(低速電子を二次電子、高速電子を反射電子と分類する場合もある)は縮小投影光学系(走査電子顕微鏡の電子光学系を開口板154の上下で区分し、開口板154から試料114側の電子光学系を縮小投影光学系と呼び、電子源100から開口板154までの電子光学系を照射光学系と呼ぶ)の中間にある第1検出器121あるいは対物レンズ113の底面にある第2検出器122により検出される。第1検出器121は第1検出系制御部136によって、第2検出器122は第2検出系制御部138によって制御される。試料114上の1次電子116は、第1走査偏向器106と第2走査偏向器108により2次元に走査され、結果として試料114の2次元画像情報を得ることができる。2次元走査は一般的に横方向のライン走査を縦方向に開始位置を移動しながら行われる。この2次元画像情報の中心位置は、第1走査偏向器制御部137によって制御される第1走査偏向器106と第2走査偏向器制御部139によって制御される第2走査偏向器108により規定される。この例では第1走査偏向器106及び第2走査偏向器108は静電偏向器とする。
なお、電子銃101は電子銃制御部131により、第1コンデンサレンズ103は第1コンデンサレンズ制御部133により、第2コンデンサレンズ105は第2コンデンサレンズ制御部135により、開口照射レンズ150は開口照射レンズ制御部160により、第1縮小レンズ151は第1縮小レンズ制御部161により、第2縮小レンズ152は第2縮小レンズ制御部162により、それぞれ制御される。また、電子銃101の後段には1次電子116のビーム軸を制御するための第1アライナー102が配置され、第1アライナー制御部132によって制御される。これら電子光学系の各要素または検出器に対する制御部は、装置全体を制御する装置制御部146により、記録装置145に記憶された制御データ等に基づいて統一的に制御される。第1検出器121または第2検出器122によって検出された検出信号は、記録装置145に記憶されたり、表示装置147に表示したりして利用される。また、異常判定部149は検出信号からの2次元画像情報から試料114の欠陥候補を抽出する。
図2に図1の走査電子顕微鏡の電子光学系における電子の基準軌道を示す。基準軌道として、電子源中心100aを物点とする電子源基準軌道201(一点鎖線)と開口中心154aを物点とする開口基準軌道202(実線)とを示している。電子源基準軌道201では、電子源中心100aを物点とする電子ビームが、2つのコンデンサレンズ103,105により電子源第2中間像211を形成し、開口照射レンズ150により平行ビームとして開口板154を照射する。開口153を透過した平行ビームは、2つの縮小レンズ151,152により電子源像213を形成する。このとき、電子源像213は対物レンズ113の後方焦点面に電子源像213を形成するように制御される。
一方、開口基準軌道202では、開口中心154aを物点とする電子ビームが、2つの縮小レンズ151,152と対物レンズ113とにより試料114上に縮小された開口153の開口像221を形成する。図3に開口基準軌道202の詳細を示す。図3は、開口板154の開口153を試料上に開口像221として投影結像する電子軌道の開口の右端と左端からの3方向の電子軌道(それぞれ、開口右端軌道251(破線)及び開口左端軌道252(点線)という)を示している。電子軌道が第1縮小レンズ151と第2縮小レンズ152により開口中間像220を形成した後に、レンズ条件に従った倍率で試料114上に開口像221として投影結像される様子が示されている。ここで、電子源基準軌道201及び開口基準軌道202それぞれの平行軌道部分は外乱に弱い。このため、それぞれの平行軌道部分、すなわち開口板154と第1縮小レンズ151との間及び第1縮小レンズ151と第2縮小レンズ152との間にそれぞれ磁気シールド190,191を配置している(図1参照)。
図4に試料114近傍での電子軌道を示す。図では開口板154の開口153の両端を物点とした電子軌道を有する1次電子401を示しており、図3に示した電子軌道により、開口角402の角度を持って試料114上に焦点を結んでいる。左右の焦点位置の間に開口像221が形成されることになる。また、開口角402の中心を通る軌道と試料面とのなす角度が入射角403であり、本実施例では左右ともおおよそ90度である。この状態をテレセントリックと呼び深溝や深孔の観察では重要な電子ビーム特性である。図2において説明したように、対物レンズ113の後方焦点面に電子源像213を形成しているのはこの状態を実現するためである。すなわち、対物レンズ113の後方焦点面は対物レンズ113に対して試料側から光軸方向に沿って平行ビームを入射した場合に、焦点を結ぶ位置である。図3に示されるように、開口右端軌道251のうち光軸方向に沿って直進する軌道251a及び開口左端軌道252のうち光軸方向に沿って直進する軌道252aは、2つの縮小レンズ151,152により電子源像213の位置で点405に入射される。点405は対物レンズ113の後方焦点面上の点であるから、点405から対物レンズ113に入射された電子ビームは、試料面に対して垂直に入射する電子軌道を有することになる。
深溝や深孔のような3次元構造の観察では、底面部に焦点を形成した際にも上面部でのビームのボケを小さくするには、開口角402を小さくする必要がある。一方で3次元構造の底部からは信号電子(2次電子117)の脱出確率が低いため、SNの良い画像を取得するためには大電流が必要となる。電子源の輝度には限界があるため、結果として開口角を小さくしながら大電流を得る光学条件では、開口像は大きくなる。これに対して、通常の電子源結像型の電子ビーム装置では試料114表面に電子源像が形成される。開口角を小さくしながら大電流を得る光学条件では、電子源像が大きくなるのは開口像と同じである。電子源100としてZr/Oショットキー電子源を用いる場合、大電流のために電子源像径を10nmとすると、Zr/Oショットキー電子源の仮想光源径は20〜30nmであるため、電子光学系の倍率は0.33〜0.5になる。このように倍率が大きいと、電子光学系の上部で発生する機械振動や電子ノイズによるビーム振動をほとんど縮小することができないことになり、電子ビーム装置としての性能を大きく損なうことになる。
本実施の形態に係る開口結像型の電子ビーム装置では、開口像径を同じ10nmとし、開口153として例えば0.4μmの径の開口を用いれば、縮小投影光学系の倍率を0.025とすることができる。したがって、電子光学系の上部で発生する機械振動や電子ノイズによるビーム振動を大きく縮小することができる。開口の形状は色々考えられるが、形状を円形とし、その径を1μm以下とすることが有効である。さらに、開口板154の開口サイズを切り換えることにより、同じ大きさの開口像を得るための倍率を変えることができるので、縮小投影光学系の投影倍率の選択に自由度ができることになる。開口板154に異なるサイズの開口を複数設けて切り換えるようにしてもよいし、開口サイズが可変な開口を設けてもよい。図5に開口角を一定とした場合における電子光学系(縮小投影光学系)の電流量と倍率との関係例を示す。電子源結像型では電流が増大するに従って電子源像径が大きくなり、これにともない倍率が大きくなっている。一方、開口結像型としては、電流が増大するのに応じて開口サイズを大きくした例を示している。このように、電流が増大するにつれて開口サイズを大きくすることで、倍率を小さく保つことが可能である。
なお、開口板154の開口153に円形開口を用いることが望ましいのは、試料114の電子顕微鏡像観察では異方性のある形状の電子ビームで走査すると取得画像が試料構造を正確に反映することができなくなるためである。円形開口を用いれば、画像に意図しない異方性を付加することはない。
次に、電子光学系の制御について説明する。電子顕微鏡では撮像対象の構造や材料に応じて電流量や開口角を最適化する必要がある。電子銃の輝度を一定とすると、電流量は開口角の2乗と開口像サイズの2乗(開口像面積)の積に比例する。したがって、同じ開口を用いて、同じ開口角で電流量を制御するには開口153の投影倍率を制御する必要がある。図6に開口153の試料上への投影倍率を制御した結果を示す。縮小投影光学系において、装置制御部146は、第1縮小レンズ151と第2縮小レンズ152とを連動させて制御を行う。図6の横軸は、第1縮小レンズ151に対する第2縮小レンズ152の相対強度を示している。倍率を小さくする場合には、第2縮小レンズ152を強励磁にするとともに第1縮小レンズ151を弱励磁にして所定の倍率を与える相対強度とする。このように第1縮小レンズ151及び第2縮小レンズ152の励磁方向を逆方向に連動制御することで、電子源像213の位置を対物レンズの後方焦点面に保持し、テレセントリックな状態(図4参照)とすることができる。最後に対物レンズを僅かに弱励磁として試料上での焦点を合わせる。このように複数の光学特性を調整するために少なくとも3つのレンズの制御が必要となり、第2縮小レンズと他の2つのレンズの強度を強弱逆方向に制御することになる。倍率を大きくするときは、3つのレンズの励磁方向を、先に説明した倍率を小さくする場合とは逆方向に連動制御する。また、この動作により開口角も変化するので、次に述べる開口角制御も合わせて必要となる。
もう1つの制御パラメータである試料面上の開口角を制御した結果を図7Aに示す。照射光学系において、装置制御部146は、第1コンデンサレンズ103と第2コンデンサレンズ105とを連動させて制御を行う。横軸は第1コンデンサレンズに対する第2コンデンサレンズの相対強度を示したものである。開口照射レンズ150は短焦点レンズであるので、磁気応答やヒステリシスの影響を避けるために強度を固定して使用することが望ましい。したがって、電子源第2中間像211の位置を固定して使用するため、第1コンデンサレンズ103及び第2コンデンサレンズ105の励磁方向を逆方向に連動して制御する。
開口角制御の原理について、図7Bを用いて説明する。開口角を大きくするためには第2コンデンサレンズ105を強励磁にして第1コンデンサレンズ103を弱励磁にすることになる。これにより、電子源第2中間像211の位置を固定したまま、電子源第1中間像210の位置を上方に移動させることが出来る。図7Bでは、相対的に開口角が小さい状態における電子源第2中間像211aと相対的に開口角が大きい状態における電子源第2中間像211bとを示している。電子源第1中間像210の位置が上方に移動する結果、電子源第2中間像211bは電子源第2中間像211aよりも大きくなる。この結果、電子源第2中間像211aで照射される開口の開口基準軌道202aと光軸とのなす角(開口基準軌道202aの開口面での半開口角)410a、電子源第2中間像211bで照射される開口の開口基準軌道202bと光軸とのなす角(開口基準軌道202bの開口面での半開口角)410bに関して、角410aの大きさ<角410bの大きさとなっている。開口基準軌道202について、考慮すべきものは開口角と第1縮小レンズ151への垂直照射であるが、2つのレンズ(第1コンデンサレンズ103及び第2コンデンサレンズ105)を制御することで、電子源第2中間像211の位置を維持しながら大きさを制御することが可能となっている。また、開口角を小さくする場合はこの逆方向に制御すればよい。
以上説明した通り、本実施例の電子光学系では照射光学系と縮小投影光学系とのそれぞれで、少なくとも3つのレンズがあれば、投影倍率と開口角の2つの光学パラメータを制御することが可能になる。照射光学系では励磁を連動制御する2つのレンズと励磁を固定で用いる1つのレンズ、縮小投影光学系では励磁を連動制御する2つのレンズと励磁をほとんど固定で用いる1つのレンズが必要となっている。
図8に表示装置147に表示されるGUI(Graphical User Interface)の例を示す。画面801には、走査電子顕微鏡が取得したSEM画像(検出信号からの2次元画像情報)を表示するSEM画像表示部802とともに、電子光学系における光学パラメータの調整や決定を容易に行うことができるよう、投影倍率と半開口角(開口角(図4参照)の1/2、半開口角の単位は「mrad」である)とを含む光学パラメータが表示される光学パラメータ表示部803が設けられている。
次に、本実施の形態の電子ビーム装置を用いた試料の検査方法について説明する。図9に高速検査のためのフローチャートを示す。高速検査には光学条件を大電流とする必要があるが、この場合、試料の微細な構造の観察に適した小開口角で大電流となる光学条件とするために開口像のサイズが大きくなり、その結果得られるSEM画像(検出信号からの2次元画像情報)の分解能やSNが劣化する傾向がある。このため、高速検査と取得されるSEM画像の鮮明性との間にトレードオフの関係が生じる。そこで図9に示すような2段階撮像を行う。第1の撮像箇所へ移動し(ステップ901)、撮像し(ステップ902)、撮像されたSEM画像(検出信号からの2次元画像情報)に対して異常判定部149にて異常判定を行う(ステップ903)。撮像されたSEM画像より欠陥候補ありと判定された場合には、電子線の全照射量を大きくして撮像を行い、SNを向上させたSEM画像を取得する(ステップ904)。欠陥候補なしと判定された場合には、次の撮像箇所へ移動する(ステップ905)。
あるいは図10のフローチャートに示すように、図9のステップ904に代えて、投影倍率を小さくした撮像を追加で行い、分解能を向上させたSEM画像を取得する(ステップ911)。これらにより電子ビーム装置による高速検査と解析容易化の両立を図ることができる。
図11に図1に示した走査電子顕微鏡(変形例)の全体概略図を示す。この例では、照射光学系において第1の開口951を有する第1の開口板952を設け、縮小投影光学系において第2の開口953を有する第2の開口板954を設けている。具体的な配置箇所は一例であり、ここでは、第1の開口板952を第1コンデンサレンズ103と第2コンデンサレンズ105との間に設け、第2の開口板954を第1縮小レンズ151と第2縮小レンズ152との間に設けている。
第1の開口951は、電子ビームが電子源100より出射された後のできるだけ早い段階で電子ビームの電流量を低減することにより、クーロン効果による電子ビーム特性の劣化を防止するものである。試料に照射される電流量は後段の開口153により決定される。また、第2の開口953は、電子ビームの波としての干渉効果を制御することにあり、これにより回折収差やデフォーカス時のビームボケの制御を行うものである。第2の開口953の大きさは開口位置での電子ビームの半値幅より大きいことが望ましく、更に電子ビームの大部分を透過させることで他の電子ビーム特性に与える影響は無視することができる。これにより、電子ビーム装置による検査や解析を安定に行うことができる。
以上のような開口像を試料に投影する電子ビーム装置は、特に大電流条件下では分解能劣化の主要因となる開口像サイズを開口形状と投影倍率で定めることができるため、制御が容易である。このため、機差低減の観点からも有効である。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある例の構成の一部を他の例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある例の構成に他の例の構成を加えることも可能である。また、各例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、実施例では試料の観察、検査、計測等に用いられる走査電子顕微鏡を例に本発明を説明したが、描画装置に対しても適用可能である。電子ビームの電流量に応じて投影倍率と開口角の制御を行うことで、レジストの材料等に応じてビーム電流密度を変更するような場合であっても容易に電子ビームの光学条件を変更して適切な描画を行うことが可能になる。
101…電子銃、102…第1アライナー、103…第1コンデンサレンズ、105…第2コンデンサレンズ、106…第1走査偏向器、108…第2走査偏向器、113…対物レンズ、114…試料、115…ステージ、116…1次電子、117…2次電子、121…第1検出器、122…第2検出器、131…電子銃制御部、132…第1アライナー制御部、133…第1コンデンサレンズ制御部、135…第2コンデンサレンズ制御部、136…第1検出系制御部、137…第1走査偏向器制御部、138…第2検出系制御部、139…第2走査偏向器制御部、141…ブースター電圧制御部、142…対物レンズ制御部、144…試料電圧制御部、145…記録装置、146…装置制御部、147…表示装置、149…異常判定部、150…開口照射レンズ、151…第1縮小レンズ、152…第2縮小レンズ、153…開口、154…開口板、155…開口板ステージ、161…第1縮小レンズ制御部、162…第2縮小レンズ制御部、163…開口位置制御部、190…第1磁気シールド、191…第2磁気シールド、201…電子源基準軌道、202…開口基準軌道、210…電子源第1中間像、211…電子源第2中間像、212…電子源第3中間像、213…電子源像、220…開口中間像、221…開口像、251…開口右端軌道、252…開口左端軌道、402…開口角、403…入射角、951…第1の開口、952…第1の開口板、953…第2の開口、954…第2の開口板。
Claims (9)
- 電子源からの電子ビームを開口に照射する照射光学系と、前記開口の開口像を試料上に投影結像する縮小投影光学系とを有する電子光学系と、
前記試料上に投影結像された前記開口の開口像の投影倍率と、前記電子光学系により前記試料に照射された前記電子ビームの開口角とを制御する制御部とを有する電子ビーム装置。 - 請求項1において、
前記照射光学系は、第1コンデンサレンズ、第2コンデンサレンズ及び開口照射レンズを有し、
前記縮小投影光学系は、第1縮小レンズ、第2縮小レンズ及び対物レンズを有し、
前記開口照射レンズは、前記第1コンデンサレンズ及び前記第2コンデンサレンズにより形成される電子源中間像を、前記開口に向けて垂直照射するよう設定され、
前記制御部は、前記第2縮小レンズの励磁方向を前記第1縮小レンズの励磁方向とは逆方向に連動して制御することにより、前記第1縮小レンズ及び前記第2縮小レンズにより形成される電子源像の位置を前記対物レンズの後方焦点面に保持したまま、前記投影倍率を制御する電子ビーム装置。 - 請求項2において、
前記制御部は、前記第1縮小レンズ及び前記第2縮小レンズを制御した後、前記対物レンズを制御して前記電子ビームの焦点を前記試料上に合わせる電子ビーム装置。 - 請求項2において、
前記制御部は、前記第2コンデンサレンズの励磁方向を前記第1コンデンサレンズの励磁方向とは逆方向に連動して制御することにより、前記第1コンデンサレンズ及び前記第2コンデンサレンズにより形成される前記電子源中間像の位置を保持しながら、前記開口角を制御する電子ビーム装置。 - 請求項4において、
前記開口照射レンズは強度が固定されている電子ビーム装置。 - 請求項1において、
前記開口は円形開口である電子ビーム装置。 - 請求項2において、
前記開口と前記第1縮小レンズとの間に第1の磁気シールド、及び前記第1縮小レンズと前記第2縮小レンズとの間に第2の磁気シールドを有する電子ビーム装置。 - 請求項2において、
前記照射光学系に第1の開口、及び前記縮小投影光学系に第2の開口を有する電子ビーム装置。 - 請求項8において、
前記第2の開口の大きさは開口位置での前記電子ビームの半値幅より大きい電子ビーム装置。
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