JP2019153983A - シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】積載部に載置されたシートが折り曲げられた状態であっても、載置されたシートのシートサイズを予測することができる原稿搬送装置、画像読取り装置および画像形成装置を提供することを目的とする。【解決手段】シートを積載可能なシート積載台に載置されたシートの有無を検知する第1の検知手段と、シートの搬送方向における第1の検知手段の上流側でシートの有無を検知する第2の検知手段と、シートの搬送開始前と搬送開始後とで第2の検知手段の検知結果がシート無しの状態から変化すれば、第2の検知手段の検知結果に基づいてシートのシートサイズを予測する予測手段と、を備えた。【選択図】図10

Description

本発明は、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置に関する。
原稿を読み取る読取手段と、読取手段に原稿を給送する原稿給送手段と、用紙を格納する用紙格納手段と、用紙格納手段に格納されている用紙に印刷を行う印刷手段と、原稿のサイズを、用紙格納手段に格納されている用紙のサイズに基づいて予想する予想手段と、原稿給送手段に原稿を給送させて読取手段に予想手段で予想されたサイズで原稿を読み取らせる制御手段と、原稿給送手段によって給送された原稿のサイズを特定する特定手段とを有し、制御手段は、特定手段で特定されたサイズと予想手段で予想されたサイズとが異なる場合、原稿給送手段に原稿を再給送させて読取手段に特定手段で特定されたサイズで原稿を読み取らせる、画像形成装置が知られている(特許文献1)。
特開2013−42393号公報
積載部に載置されたシートが折り曲げられた状態では、シートが積載部から浮いた部分に配置されたシートの検知センサが検知しないことがあった。
本発明は、積載部に載置されたシートが折り曲げられた状態であっても、載置されたシートのシートサイズを予測することができる原稿搬送装置、画像読取り装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のシート搬送装置は、
シートを積載可能なシート積載台に載置された前記シートの有無を検知する第1の検知手段と、
前記シートの搬送方向における前記第1の検知手段の上流側で前記シートの有無を検知する第2の検知手段と、
前記シートの搬送開始前と搬送開始後とで前記第2の検知手段の検知結果がシート無しの状態から変化すれば、前記第2の検知手段の検知結果に基づいて前記シートのシートサイズを予測する予測手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記予測手段は、前記シートが前記シート積載台に載置され、前記第2の検知手段で前記シートの有無が検知されず、前記シートを搬送後、前記第2の検知手段が所定時間内にシート有りを検知した場合、前記第2の検知手段の検知結果に基づいて前記シートのシートサイズを予測する、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記予測手段は、前記シートが前記シート積載台に載置され、前記第2の検知手段で前記シートの有無が検知されず、前記シートを搬送後、前記第2の検知手段で所定時間内に前記シートの有無が検知されない場合、前記第1の検知手段の検知結果に基づいて前記シートのシートサイズを予測する、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3に記載のシート搬送装置において、
前記所定時間は、D/V+αである、
ことを特徴とする。
ここで、前記シートの最大長さの前記シート後端と前記第2の検知手段との前記搬送方向における距離をD、前記シートの搬送速度をV、αは予め設定された時間とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
前記シート積載台に載置された前記シートの搬送方向に直交する方向の長さであるシート幅を検知する第3の検知手段を備え、
前記予測手段は、前記第2の検知手段及び前記第3の検知手段の検知結果から前記シートのシートサイズを予測する、
ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
前記シートの搬送方向における前記第1の検知手段の下流側で搬送される前記シートの搬送される方向に関する長さを検知する第4の検知手段を備え、
前記予測手段は、前記第4の検知手段で前記シートの後端を検知した場合、前記第1の検知手段及び前記第3の検知手段の検知結果から前記シートのシートサイズを予測する、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項7に記載の画像読取装置は、
シートの画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段が前記シートを読み取る読取り位置に前記シートを搬送する請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えた、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項8に記載の画像形成装置は、
シートの画像を読み取る請求項7に記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置で読み取った画像を記録媒体に記録する画像記録手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項1、7、8に記載の発明によれば、シートの搬送開始前と搬送開始後とで第2検知手段の検知結果がシート無しの状態から変化すれば、第2の検知手段の検知結果に基づいてシートのシートサイズを予測する予測手段を有しない場合に比べて、積載部に載置されたシートが折り曲げられた状態であっても、載置されたシートのシートサイズを予測することができる。
請求項2に記載の発明によれば、積載部に載置されたシートが折り曲げられた状態であっても、載置されたシートのシートサイズを予測することができる。
請求項3に記載の発明によれば、載置されたシートのシートサイズの誤検知を抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、折り曲げられた状態のシートであっても、積載部に載置されたシートを検知することができる。
請求項5に記載の発明によれば、幅方向の長さが異なるシートのシートサイズを予測するができる。
請求項6に記載の発明によれば、積載部にシートが載置されていない場合に、シートサイズの誤検知を抑制することができる。
画像形成装置の内部構成を示す断面模式図である。 読取部の内部構成を示す断面構成図である。 画像形成装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 画像読取装置の原稿積載部を示す斜視図である。 原稿積載部と分離部の構成を示す断面模式図である。 原稿積載部における原稿検知センサの配置を示す平面模式図である。 原稿サイズの検知パターンの例を示す図である。 第1原稿長検知センサ及び第2原稿長検知センサのアクチュエータと光センサを示す斜視図である。 Z折原稿を第2原稿長検知センサが検知する時間を説明する説明図である。 原稿のサイズを予測する動作の流れを示すフローチャートである。 第1原稿長検知センサ及び第2原稿長検知センサを有する画像読取装置にZ折原稿が載置された状態を示す斜視図である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図、図2は画像読取装置2の内部構成を示す断面構成図、図3は画像形成装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
(1.1)全体構成
画像形成装置1は、原稿から画像を読み取って画像データに変換する画像読取装置2、読み取った画像データを記録媒体としての用紙に印刷する画像記録手段としての画像形成部3、ユーザーインターフェイスとしての操作情報部4、画像処理部5、を備えて構成されている。
画像読取装置2は、原稿積載部21と、自動原稿送り部22と、画像読取部23とを備えて構成されている。自動原稿送り部22は、原稿積載部21に置かれた原稿Gを画像読取部23の読取位置に搬送し、画像読取部23でCCD(Charge Coupled Device)ラインセンサ等のイメージセンサ(不図示)で読み取られた画像は電気信号である画像データに変換される。
画像形成部3は、給紙装置31、露光装置32、感光体ユニット33、現像装置34、転写装置35、定着装置36を備えて構成され、画像処理部5から受け取った画像情報を給紙装置31から送り込まれた用紙P上にトナー像として形成する。
画像読取装置2の前面側には、ユーザーインターフェイスとしての操作情報部4が配置されている。操作情報部4は、液晶表示パネル、各種操作ボタン、タッチパネル等を組み合わせて構成され、画像形成装置1の使用者は、受付手段の一例としての操作情報部4を介して各種の設定や指示の入力を行う。また、液晶表示パネルを介して画像形成装置1の使用者へ各種情報を表示する。
画像処理部5は、画像読取装置2で読み取られた画像及び外部機器(例えばパーソナルコンピュータ等)から送信された印刷情報から画像データを生成する。
(1.2)画像読取装置
画像読取装置2は、原稿積載部21と、自動原稿送り部22と、画像読取部23とを備えている。なお、原稿積載部21と自動原稿送り部22は、画像読取部23の上方へ開閉可能に連結されている。
原稿積載部21は、画像が記録された原稿Gが載置される原稿トレイ212を備えている。原稿トレイ212は、載置される原稿Gの枚数に応じて昇降可能で、原稿Gの上面がナジャーローラ221に接触するよう上昇した位置で原稿Gを保持する。
自動原稿送り部22は、原稿トレイ212上に積載された原稿Gを上から順に取り出すナジャーローラ221と、送りローラとしてのフィードローラ222とフィードローラ222に圧接する分離ローラとしてのリタードローラ223からなる分離部224を備えている。
分離部224では、フィードローラ222とリタードローラ223とが対となって、原稿Gが重なってニップ部Nに送り出された場合に、原稿Gを分離して(捌いて)、一枚ずつ画像読取部23に搬送する。
搬送路Sには、原稿Gの搬送方向に対して、フィードローラ222の下流側の位置に、搬送ローラ225が配置されている。搬送ローラ225は、フィードローラ222で送り出される原稿Gを、プレレジローラ226へ搬送する。
搬送ローラ225の上流側には、フィードアウトセンサS4が設けられている。フィードアウトセンサS4は反射型の光センサを用いて構成され、原稿Gの先端を検知することで、停止している搬送ローラ225に分離部224から搬送される原稿Gを突き当ててループを形成するトリガーとなっている。フィードアウトセンサS3がオンしてから所定のパルス数に相当する送り量が設定され、原稿Gにループが形成される。
そして、搬送ローラ225が回転駆動されて、原稿Gの後端がフィードアウトセンサS4を通過してフィードアウトセンサS4がオフになるまでの時間で、搬送される原稿Gの送り方向サイズが検知される。
プレレジローラ226の下流側には、原稿Gの搬送タイミングを調整するレジローラ227が配置されている。プレレジローラ226は停止しているレジローラ227に原稿Gの先端を突き当てた状態でループを形成して斜行を補正する。レジローラ227は読み取りの開始タイミングに合わせて回転駆動され、原稿Gは搬送ローラ225及びプレレジローラ226でループを保持された状態でプラテンローラ228によって、原稿の通過面PG1に押し当てられて表面を画像読取部23で読み取られる。
原稿の通過面PG1の右方には、操作者が載置した原稿Gが支持される原稿の載置面PG2が配置されている。原稿の通過面PG1と、原稿の載置面PG2との間には、原稿ガイドPG3が配置され、原稿の通過面PG1を通過した原稿Gは原稿ガイドPG3に案内されて読取センサ232へ搬送される。表面を画像読取部23で読み取られた原稿Gは、読取センサ232で裏面を読み取られながら、排出ローラ229で原稿積載部21の下方に形成された排紙部217に排出される。
原稿の載置面PG22の下部には、原稿Gの画像を光学的に読み取って電気信号に変換する画像読取センサ231が設けられており、原稿の通過面PG1上を通過する原稿G、又は、原稿の載置面PG2上に設置された原稿Gの画像を読み取る。読み取った画像は、電気信号である画像データに変換される。
(1.3)画像形成部
画像形成部3では、画像形成のタイミングに合わせて給紙装置31から印刷ジョブで印刷の1枚毎に指定された用紙Pが画像形成部3へ送り込まれる。
感光体ユニット33は、給紙装置31の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する感光体ドラム341を備えている。露光装置32により静電潜像が形成されたそれぞれの感光体ドラム341上には、それぞれの現像装置34によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成される。
各感光体ユニット33の感光体ドラム341に形成された各色トナー像は、転写装置35の中間転写ベルト361上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。中間転写ベルト361上の重畳トナー像は、レジストローラ対321から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに二次転写ローラ362によって一括転写される。
定着装置36は一対の加熱モジュール371と加圧モジュール372の圧接領域によって定着ニップFN(定着領域)が形成される。
転写装置35においてトナー像が一括転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイド363を介して定着装置36の定着ニップFNに搬送され、一対の加熱モジュール371と加圧モジュール372により、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、切替ゲートG1にガイドされ、第1排出ローラ対373から画像形成装置1上面の排紙トレイ部TR1に排出・収容される。また、両面印刷のために反転したり、画像記録面を上側にして排出する場合は、切替ゲートG1で搬送路375に向って搬送方向が切り替えられる。
(1.3)画像形成装置のブロック構成
画像形成装置1は、画像出力制御部11、読取制御部12、電源制御部13、露光制御部14、定着温度制御部15を含むシステム制御装置10を備え、メモリに記憶された制御プログラムを実行して、画像形成装置1全体の動作制御を行う。
画像出力制御部11は、画像形成部3が備える給紙装置31、露光装置32、感光体ユニット33、現像装置34、転写装置35、定着装置36等に対して、動作制御指示を与える。
又、画像出力制御部11は、システム制御装置10が備える電源制御部13、露光制御部14、定着温度制御部15に対して、それぞれ動作制御指示を与える。すなわち、画像形成部3を構成する給紙装置31、露光装置32、感光体ユニット33、現像装置34、転写装置35、定着装置36等への給電、駆動を行うか否かを決定し、その決定結果をそれぞれの制御部に対して指示する。
更に、画像出力制御部11は、読取制御部12との間の情報授受を行い、操作情報部4を介して画像読取の指示を受け付けた場合に、予め定められた画像読取制御を行う。
読取制御部12は、画像読取装置2の動作を制御して原稿積載部21に積載された原稿Gを自動原稿送り部22を介して画像読取部23へ搬送しながら走査によって原稿Gの画像を読み取り、読み取られた画像データを受け入れる。受け入れた画像データは記憶部(HDD)に蓄積される。
(2)原稿積載部の構成と動作
図4は画像読取装置2の原稿積載部21を示す斜視図、図5は原稿積載部21と分離部224の構成を示す断面模式図、図6は原稿積載部21における原稿検知センサの配置を示す平面模式図、図7は原稿サイズの検知パターンの例を示す図である。以下、図面を参照しながら、原稿積載部21の構成と動作について説明する。
(2.1)原稿積載部の構成
画像読取装置2は、原稿積載部21を備え、自動原稿送り部22が、原稿積載部21からナジャーローラ221で送り出された原稿Gを一枚ずつ分離して画像読取部23に送り出す。
原稿積載部21は、トレイ本体211に原稿トレイ212を昇降可能に支持し、異なるサイズの原稿、すなわち原稿搬送方向(図5、図6中 矢印R)に沿った距離である原稿長と、原稿搬送方向と交差(直交)する方向に沿った距離である原稿幅との少なくとも一方が異なる原稿を積載可能となっている。
図5に示すように、トレイ本体211の原稿送り出し側には原稿端揃え部213が形成されている。原稿端揃え部213には、原稿トレイ212の上面212aに積載された原稿Gの一端側(原稿搬送方向における先端側)が接触して先端揃えがなされる。
原稿搬送方向に交差(直交)する方向には一対のサイドガイド215が移動可能に配置され、原稿幅方向の側端がサイドガイド215を基準として幅方向揃えがなされるセンターレジストレーション方式が取られている。
原稿積載部21には、図5、図6に示すように、原稿トレイ212に置かれた原稿Gの原稿幅を検知する原稿幅検知センサSNR1を備えている。原稿幅検知センサSNR1は、サイドガイド215のスライド移動に伴って、サイドガイド215と一体に移動するアクチュエータ(不図示)に沿って配置された3つの光センサS1、S2、S3を備えている。そして、3つの光センサS1、S2、S3のオンオフ状態がサイドガイド215の位置によって8つのパターンで切り替わるように、アクチュエータと各光センサS1、S2、S3の相対的な位置関係が設定されている。
また、原稿積載部21には、図4に示すように、原稿トレイ212に置かれた原稿Gの原稿長を検知する第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3が設けられている。第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3は、原稿トレイ212上で、原稿Gの搬送方向に沿って配置され、原稿トレイ212に載置された原稿Gの原稿長を検知する。
原稿トレイ212には、原稿Gのサイズの違いにかかわらず、すべての原稿Gが、原稿Gの先端位置を揃えた状態で置かれる。このため、原稿Gの後端位置は、原稿トレイ212に置かれた原稿の原稿長に依存し、原稿長が長い原稿の後端位置は、原稿長が短い原稿の後端位置よりも、ナジャーローラ221から離れたところに位置するものとなる。
第1原稿長検知センサSNR2は、ナジャーローラ221に近い位置に配置され、第2原稿長検知センサSNR3は、原稿搬送方向において第1原稿長検知センサSNR2の上流側でナジャーローラ221から遠い位置に配置されている。これにより、第1原稿長検知センサSNR2は、原稿長が短い原稿Gを検知し、第2原稿長検知センサSNR3は、原稿長が長い原稿Gを検知する。
そして、第1原稿長検知センサSNR2及び第2原稿長検知センサSNR3のオンオフ状態が原稿Gの原稿長によって3つのパターンで切り替わるように、相対的な位置関係が設定されている。
例えば、A5サイズの短手寸法(182mm:A5L)に相当する原稿長の原稿Gを原稿トレイ212に置いた場合は、第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3ともにオフ状態となり、A4サイズの長手寸法(297mm:A4S)に相当する原稿長の原稿Gを原稿トレイ212に置いた場合は、第1原稿長検知センサSNR2がオン、第2原稿長検知センサSNR3がオフ状態となり、A3サイズの長手寸法(420mm:A3S)に相当する原稿長の原稿Gを原稿トレイ212に載置した場合は、第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3ともにオン状態となる条件を満たす位置関係で、第1原稿長検知センサSNR2及び第2原稿長検知センサSNR3が原稿Gの搬送方向に位置をずらして配置されている。
このように配置される原稿幅検知センサSNR1、第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3によって、原稿トレイ212に置かれた原稿Gは、図7に示すような24のパターンのうちのいずれか1つに該当するものとなり、原稿Gのサイズが予測可能となる。
(2.2)原稿長検知センサ
図8は、第1原稿長検知センサSNR2及び第2原稿長検知センサSNR3のアクチュエータ100と光センサSN1を示す斜視図である。
第1原稿長検知センサSNR2及び第2原稿長検知センサSNR3は、原稿トレイ212の上面212aから上方に突出するアクチュエータ100(図4 参照)を有している。
第1原稿長検知センサSNR2及び第2原稿長検知センサSNR3のアクチュエータ100は、図8(a)に示すように、原稿トレイ212から突出して原稿Gと接触する検知部101と、検知部101と離隔して傾動軸102を中心に検知部101を重力方向と反対方向に傾動させる錘部103と、錘部103の一端に突出して形成された遮光部104と、を有し、原稿Gが接触しない状態では原稿トレイ212から検知部101が突出するようになっている。尚、アクチュエータ100は、原稿Gが検知部101に接触した際に、原稿Gの重量で傾動するように錘部103の重量を適宜設定できる。
このように構成されるアクチュエータ100を有する第1原稿長検知センサSNR2及び第2原稿長検知センサSNR3は、原稿トレイ212上に原稿Gが置かれて原稿Gと接触すると、アクチュエータ100が回転して、光センサSN1がオン状態となることで原稿Gを検知するようになっている。
図11には、第1原稿長検知センサSNR2及び第2原稿長検知センサSNR3を有する画像読取装置2にZ折原稿Gが載置された状態を示している。図11に示すように、原稿トレイ212に置かれる原稿Gが、折れ曲った状態の原稿(以下 Z折原稿という)であった場合には、原稿Gの山折された部分(図中 矢印で図示)が原稿トレイ212の上面212aから離れるために、例えば、第2原稿長検知センサSNR3のアクチュエータ100に接触せず、原稿Gを検知することができないことがあった。
(3)原稿サイズの予測
図9はZ折原稿を第2原稿長検知センサSNR3が検知する時間を説明する説明図、図10は原稿Gのサイズを予測する動作の流れを示すフローチャートである。以下、図面を参照しながら画像読取装置2及び画像形成装置1における原稿サイズの予測について説明する。
画像形成装置の使用者は、原稿Gの画像読み取りを行う場合、原稿Gが一対のサイドガイド215および原稿搬送方向先端側の原稿端揃え部213で揃うように原稿Gをセットする。
読取制御部12は、原稿積載部21の原稿トレイ212上に原稿Gがセットされ、原稿幅検知センサSNR1又は第1原稿長検知センサSNR2がオンになる(S101:Yes)と、原稿トレイ212上に載置された原稿GのサイズAを予測する(S102)。原稿GのサイズAは、例えば、図7に示すテーブルに基づいて、原稿幅検知センサSNR1(S1、S2、S3)、第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3のオン又はオフ状態によって予測される。
そして、第2原稿長検知センサSNR3がオンか否かが判断される(S103)。第2原稿長検知センサSNR3がオンの場合(S103:Yes)、載置された原稿Gは、長さ方向において第2原稿長検知センサSNR3に接触していることから、ステップ102で予測されたサイズAであるとみなされ、そのまま搬送される(S104)。
一方、第2原稿長検知センサSNR3がオフの場合(S103:No)、載置された原稿Gは、長さ方向において第2原稿長検知センサSNR3に接触していないことから、B4S/A3Sよりも短い原稿であるか、B4S/A3Sであって、Z折原稿であることが推定される。そのために、原稿Gを搬送し(S104)、所定時間T内に第2原稿長検知センサSNR3がオンになるか否か判断させる(S105)。
ここに、所定時間Tは、図9に示すように、原稿Gの最大長さの原稿後端GEと第2原稿長検知センサSNR3との搬送方向における距離をD、原稿Gの搬送速度をVとしたときに、T=D/V+αである。αは予め設定された時間とする。
所定時間T内に第2原稿長検知センサSNR3がオンになった場合(S105:Yes)、原稿GはZ折原稿(B4S/A3S)であると推定して、原稿GのサイズAをステップ102で予測したサイズAに対して上書きする(S107)。尚、このとき原稿幅検知センサSNR1の検知状態によって、幅方向が判定され、B4S又はA3Sと予測される。これにより、載置された原稿GがZ折原稿であっても、そのサイズを予測することができる。
サイズAが予測された原稿Gは、搬送ローラ225に突き当てられてループを形成した後、プレレジローラ226へ搬送される。このとき、フィードアウトセンサS4のオンからオフまでの時間に基づいて、原稿Gの送り方向サイズが検知され、原稿GのサイズBが特定される(S107)。尚、フィードアウトセンサS4がオフになった時点でSNR1、SNR2、SNR3の検知は受け付けない状態にされる(S108)。これにより、原稿積載部21の原稿トレイ212上に原稿Gが載置されていない場合に、アクチュエータ100の傾動による原稿サイズの誤検知が抑制される。
そして、ステップ102で予測されたサイズA又はステップ106で上書きされたサイズAと、フィードアウトセンサS4の検知結果に基づいて特定されたサイズBとを比較して(S109)、サイズAとサイズBが同一である場合(S109:Yes)、原稿Gのサイズ予測が確定される(S110)。サイズAとサイズBが一致しない場合(S109:No)、予め設定されているジャム処理又は原稿排出が行われる(S111)。そして、このように予測された原稿サイズで画像読み取りが行われる。
このように、画像読取装置2及び画像形成装置1は、原稿Gの搬送開始前と搬送開始後とで第2原稿長検知センサSNR3の検知結果が原稿無し(オフ)の状態から変化すれば、第2原稿長検知センサSNR3の検知結果に基づいて原稿Gのサイズを予測する。
具体的には、原稿Gが原稿トレイ212に載置され、第2原稿長検知センサSNR3で原稿Gの有無が検知されず、原稿Gを搬送後、第2原稿長検知センサSNR3が所定時間T内に原稿有りを検知した場合、第2原稿長検知センサSNR3の検知結果に基づいて原稿Gのサイズを予測することで、載置された原稿GがZ折原稿であっても、そのサイズを予測することができる。
1・・・画像形成装置
2・・・画像読取装置
21・・・原稿積載部
211・・・トレイ本体
212・・・原稿トレイ
SNR1・・・原稿幅検知センサ
S1、S2、S3・・・光センサ
SNR2・・・第1原稿長検知センサ
SNR3・・・第2原稿長検知センサ
100・・・アクチュエータ
SNR4・・・フィードアウトセンサ
213・・・原稿端揃え部
22・・・自動原稿送り部
23・・・画像読取部
3・・・画像形成部
4・・・操作情報部
5・・・画像処理部
10・・・システム制御装置
11・・・画像出力制御部
12・・・読取制御部

Claims (8)

  1. シートを積載可能なシート積載台に載置された前記シートの有無を検知する第1の検知手段と、
    前記シートの搬送方向における前記第1の検知手段の上流側で前記シートの有無を検知する第2の検知手段と、
    前記シートの搬送開始前と搬送開始後とで前記第2の検知手段の検知結果がシート無しの状態から変化すれば、前記第2の検知手段の検知結果に基づいて前記シートのシートサイズを予測する予測手段と、を備えた、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記予測手段は、前記シートが前記シート積載台に載置され、前記第2の検知手段で前記シートの有無が検知されず、前記シートを搬送後、前記第2の検知手段が所定時間内にシート有りを検知した場合、前記第2の検知手段の検知結果に基づいて前記シートのシートサイズを予測する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記予測手段は、前記シートが前記シート積載台に載置され、前記第2の検知手段で前記シートの有無が検知されず、前記シートを搬送後、前記第2の検知手段で所定時間内に前記シートの有無が検知されない場合、前記第1の検知手段の検知結果に基づいて前記シートのシートサイズを予測する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  4. 前記所定時間は、D/V+αである、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のシート搬送装。
    ここで、前記シートの最大長さの前記シート後端と前記第2の検知手段との前記搬送方向における距離をD、前記シートの搬送速度をV、αは予め設定された時間とする。
  5. 前記シート積載台に載置された前記シートの搬送方向に直交する方向の長さであるシート幅を検知する第3の検知手段を備え、
    前記予測手段は、前記第2の検知手段及び前記第3の検知手段の検知結果から前記シートのシートサイズを予測する、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記シートの搬送方向における前記第1の検知手段の下流側で搬送される前記シートの搬送される方向に関する長さを検知する第4の検知手段を備え、
    前記予測手段は、前記第4の検知手段で前記シートの後端を検知した場合、前記第1の検知手段及び前記第3の検知手段の検知結果から前記シートのシートサイズを予測する、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  7. シートの画像を読み取る撮像部材と、
    前記撮像部材が前記シートを読み取る読取り位置に前記シートを搬送する請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えた、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  8. シートの画像を読み取る請求項7に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置で読み取った画像を記録媒体に記録する画像記録装置と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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