JP2019055846A - シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019055846A
JP2019055846A JP2017180773A JP2017180773A JP2019055846A JP 2019055846 A JP2019055846 A JP 2019055846A JP 2017180773 A JP2017180773 A JP 2017180773A JP 2017180773 A JP2017180773 A JP 2017180773A JP 2019055846 A JP2019055846 A JP 2019055846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
document
unit
sheet conveying
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017180773A
Other languages
English (en)
Inventor
将人 芹川
Masato Serikawa
将人 芹川
高清 鳥羽
Takakiyo Toba
高清 鳥羽
一行 香田
Kazuyuki Koda
一行 香田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2017180773A priority Critical patent/JP2019055846A/ja
Publication of JP2019055846A publication Critical patent/JP2019055846A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

【課題】積載部に積載されたシートが折り曲げられた状態であっても、積載されたシートの搬送方向に沿った位置を検知することができる原稿搬送装置、画像読取り装置および画像形成装置を提供する。【解決手段】シートを積載可能なシート積載台と、シートの搬送方向上流側に延びるように配置されシートに接触してシートの搬送方向に沿った位置を検知する検知手段と、検知手段に対してシートの搬送方向下流側に配置された第2の検知手段と、を備え、検知手段は、第2の検知手段の検知長さよりシートの搬送方向において長い。【選択図】図4

Description

本発明は、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置に関する。
原稿を読み取る読取手段と、読取手段に原稿を給送する原稿給送手段と、用紙を格納する用紙格納手段と、用紙格納手段に格納されている用紙に印刷を行う印刷手段と、原稿のサイズを、用紙格納手段に格納されている用紙のサイズに基づいて予想する予想手段と、原稿給送手段に原稿を給送させて読取手段に予想手段で予想されたサイズで原稿を読み取らせる制御手段と、原稿給送手段によって給送された原稿のサイズを特定する特定手段とを有し、制御手段は、特定手段で特定されたサイズと予想手段で予想されたサイズとが異なる場合、原稿給送手段に原稿を再給送させて読取手段に特定手段で特定されたサイズで原稿を読み取らせる、画像形成装置が知られている(特許文献1)。
特開2013−42393号公報
積載部に積載されたシートが折り曲げられた状態では、シートが積載部から浮いた部分に配置されたシートの検知センサが検知しないことがあった。
本発明は、積載部に積載されたシートが折り曲げられた状態であっても、積載されたシートの搬送方向に沿った位置を検知することができる原稿搬送装置、画像読取り装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のシート搬送装置は、
シートを積載可能なシート積載台と、
前記シートの搬送方向上流側に延びるように配置され前記シートに接触して前記シートの搬送方向に沿った位置を検知する検知手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記検知手段とは異なる第2の検知手段を、前記検知手段に対して前記シートの搬送方向下流側に備えた、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のシート搬送装置において、
前記検知手段は、前記第2の検知手段の検知長さより前記シートの搬送方向において長い、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
前記検知手段は、前記シート積載台に突出していて傾動可能のアクチュエータを備え、前記アクチュエータは、前記シートの搬送方向上流側に向かって前記シート積載台の後端まで一様に延びて形成されている、
ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のシート搬送装置において、
前記アクチュエータは、前記シート積載台の前記シートの搬送方向と交差する方向で前記シート搬送装置に対する操作者側と反対方向に傾斜して突出している、
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載のシート搬送装置において、
前記アクチュエータは、前記シート積載台の前記シートの搬送方向で前記操作者側と交差する方向に傾斜する傾斜面を有する、
ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート搬送装置において、
前記アクチュエータは、前記シート積載台から突出して前記シートと接触する検知部と、前記検知部と離隔して傾動軸を中心に前記検知部を重力方向と反対方向に傾動させる錘部と、を有し、前記シートが接触しない状態で前記シート積載台から突出する、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項8に記載の画像読取装置は、
シートの画像を読み取る撮像部材と、
前記撮像部材が前記シートを読み取る読取り位置に前記シートを搬送する請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えた、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項9に記載の画像形成装置は、
シートの画像を読み取る請求項8に記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置で読み取った画像を記録媒体に記録する画像記録装置と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項1、8、9に記載の発明によれば、シートの搬送方向上流側に延びるように配置されシートに接触してシートの搬送方向に沿った位置を検知する検知手段を有しない場合に比べて、積載部に積載されたシートが折り曲げられた状態であっても、積載されたシートを検知することができる。
請求項2に記載の発明によれば、小サイズのシートを検知することができる。
請求項3、4に記載の発明によれば、折り曲げられたシートを検知することができる。
請求項5、6に記載の発明によれば、操作者がシートをシート積載台に載置する際に、アクチュエータの破損を抑制しシートのダメージを抑制することができる。
請求項7に記載の発明によれば、薄いシートであっても折り曲げられたシートを検知することができる。
請求項6、7に記載の発明によれば、積載部に積載されたシートが折り曲げられた状態であっても、積載されたシートのサイズを特定することができる。
画像形成装置の内部構成を示す断面模式図である。 読取部の内部構成を示す断面構成図である。 画像形成装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 (a)は読取部の原稿積載部を示す斜視図、(b)は原稿トレイにZ折原稿が載置された読取の原稿積載部を示す斜視図である。 原稿積載部と分離部の構成を示す断面模式図である。 原稿積載部における原稿検知センサの配置を示す平面模式図である。 原稿サイズの検知パターンの例を示す図である。 第1原稿長検知センサのアクチュエータを示す図である。 第2原稿長検知センサのアクチュエータを示す斜視図である。 (a)は第2原稿長検知センサのアクチュエータの正面図、(b)は側面図である。 第1原稿長検知センサ及び第2原稿長検知センサが同一形状のアクチュエータを有する比較例の読取部にZ折原稿が載置された状態を示す斜視図である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図、図2は読取部2の内部構成を示す断面構成図、図3は画像形成装置1の機能構成の一例を示すブロック図である。以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
(1.1)全体構成
画像形成装置1は、原稿から画像を読み取って画像データに変換する読取手段としての読取部2、読み取った画像データを記録媒体としての用紙に印刷する印刷手段としての画像形成部3、ユーザーインターフェイスとしての操作情報部4、画像処理部5、を備えて構成されている。
読取部2は、原稿積載部21と、自動原稿送り部22と、画像読取部23とを備えて構成されている。自動原稿送り部22は、原稿積載部21に置かれた原稿Gを画像読取部23の読取位置に搬送し、画像読取部23でCCD(Charge Coupled Device)ラインセンサ等のイメージセンサ(不図示)で読み取られた画像は電気信号である画像データに変換される。
画像形成部3は、給紙装置31、露光装置32、感光体ユニット33、現像装置34、転写装置35、定着装置36を備えて構成され、画像処理部5から受け取った画像情報を給紙装置31から送り込まれた用紙P上にトナー像として形成する。
読取部2の前面側には、ユーザーインターフェイスとしての操作情報部4が配置されている。操作情報部4は、液晶表示パネル、各種操作ボタン、タッチパネル等を組み合わせて構成され、画像形成装置1の使用者は、受付手段の一例としての操作情報部4を介して各種の設定や指示の入力を行う。また、液晶表示パネルを介して画像形成装置1の使用者へ各種情報を表示する。
画像処理部5は、読取部2で読み取られた画像及び外部機器(例えばパーソナルコンピュータ等)から送信された印刷情報から画像データを生成する。
(1.2)読取部
読取部2は、原稿積載部21と、自動原稿送り部22と、画像読取部23とを備えている。なお、原稿積載部21と自動原稿送り部22は、画像読取部23の上方へ開閉可能に連結されている。
原稿積載部21は、画像が記録された原稿Gが載置される原稿トレイ212を備えている。原稿トレイ212は、積載される原稿Gの枚数に応じて昇降可能で、原稿Gの上面がナジャーローラ221に接触するよう上昇した位置で原稿Gを保持する。
自動原稿送り部22は、原稿トレイ212上に積載された原稿Gを上から順に取り出す送り出し手段の一例としてのナジャーローラ221と、送りローラとしてのフィードローラ222とフィードローラ222に圧接する分離ローラとしてのリタードローラ223からなる分離部224を備えている。
分離部224では、フィードローラ222とリタードローラ223とが対となって、原稿Gが重なってニップ部Nに送り出された場合に、原稿Gを分離して(捌いて)、一枚ずつ画像読取部23に搬送する。
搬送路Sには、原稿Gの搬送方向に対して、フィードローラ222の下流側の位置に、搬送ローラ225が配置されている。搬送ローラ225は、フィードローラ222で送り出される原稿Gを、プレレジローラ226へ搬送する。
プレレジローラ226の下流側には、原稿Gの搬送タイミングを調整するレジローラ227が配置されている。プレレジローラ226は停止しているレジローラ227に原稿Gの先端を突き当てた状態でループを形成して斜行を補正する。レジローラ227は読み取りの開始タイミングに合わせて回転駆動され、原稿Gは搬送ローラ225及びプレレジローラ226でループを保持された状態でプラテンローラ228によって、原稿の通過面PG1に押し当てられて表面を画像読取部23で読み取られる。
原稿の通過面PG1の右方には、操作者が載置した原稿Gが支持される原稿の載置面PG2が配置されている。原稿の通過面PG1と、原稿の載置面PG2との間には、原稿ガイドPG3が配置され、原稿の通過面PG1を通過した原稿Gは原稿ガイドPG3に案内されて読取センサ232へ搬送される。表面を画像読取部23で読み取られた原稿Gは、読取センサ232で裏面を読み取られながら、排出ローラ229で原稿積載部21の下方に形成された排紙部217に排出される。
原稿の載置面PG22の下部には、原稿Gの画像を光学的に読み取って電気信号に変換する画像読取センサ231が設けられており、原稿の通過面PG1上を通過する原稿G、又は、原稿の載置面PG2上に設置された原稿Gの画像を読み取る。読み取った画像は、電気信号である画像データに変換される。
(1.3)画像形成部
画像形成部3では、画像形成のタイミングに合わせて給紙装置31から印刷ジョブで印刷の1枚毎に指定された用紙Pが画像形成部3へ送り込まれる。
感光体ユニット33は、給紙装置31の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する感光体ドラム341を備えている。露光装置32により静電潜像が形成されたそれぞれの感光体ドラム341上には、それぞれの現像装置34によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成される。
各感光体ユニット33の感光体ドラム341に形成された各色トナー像は、転写装置35の中間転写ベルト361上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。中間転写ベルト361上の重畳トナー像は、レジストローラ対321から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに二次転写ローラ362によって一括転写される。
定着装置36は一対の加熱モジュール371と加圧モジュール372の圧接領域によって定着ニップFN(定着領域)が形成される。
転写装置35においてトナー像が一括転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイド363を介して定着装置36の定着ニップFNに搬送され、一対の加熱モジュール371と加圧モジュール372により、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、切替ゲートG1にガイドされ、第1排出ローラ対373から画像形成装置1上面の排紙トレイ部TR1に排出・収容される。また、両面印刷のために反転したり、画像記録面を上側にして排出する場合は、切替ゲートG1で搬送路375に向って搬送方向が切り替えられる。
(1.3)画像形成装置のブロック構成
画像形成装置1は、画像出力制御部11、読取制御部12、電源制御部13、露光制御部14、定着温度制御部15を含むシステム制御装置10を備え、メモリに記憶された制御プログラムを実行して、画像形成装置1全体の動作制御を行う。
画像出力制御部11は、画像形成部3が備える給紙装置31、露光装置32、感光体ユニット33、現像装置34、転写装置35、定着装置36等に対して、動作制御指示を与える。
又、画像出力制御部11は、システム制御装置10が備える電源制御部13、露光制御部14、定着温度制御部15に対して、それぞれ動作制御指示を与える。すなわち、画像形成部3を構成する給紙装置31、露光装置32、感光体ユニット33、現像装置34、転写装置35、定着装置36等への給電、駆動を行うか否かを決定し、その決定結果をそれぞれの制御部に対して指示する。
更に、画像出力制御部11は、読取制御部12との間の情報授受を行い、操作情報部4を介して画像読取の指示を受け付けた場合に、予め定められた画像読取制御を行う。
読取制御部12は、読取部2の動作を制御して原稿積載部21に積載された原稿Gを自動原稿送り部22を介して画像読取部23へ搬送しながら走査によって原稿Gの画像を読み取り、読み取られた画像データを受け入れる。受け入れた画像データは記憶部(HDD)に蓄積される。
(2)原稿積載部の構成と動作
図4(a)は読取部2の原稿積載部21を示す斜視図、(b)は原稿トレイ212にZ折原稿が載置された読取部2の原稿積載部21を示す斜視図、図5は原稿積載部21と分離部224の構成を示す断面模式図、図6は原稿積載部21における原稿検知センサの配置を示す平面模式図、図7は原稿サイズの検知パターンの例を示す図である。以下、図面を参照しながら、原稿積載部21の構成と動作について説明する。
読取部2は、原稿積載部21を備え、自動原稿送り部22が、原稿積載部21からナジャーローラ221で送り出された原稿Gを一枚ずつ分離して画像読取部23に送り出す。
原稿積載部21は、トレイ本体211に原稿トレイ212を昇降可能に支持し、異なるサイズの原稿、すなわち原稿搬送方向(図5、図6中 矢印R)に沿った距離である原稿長と、原稿搬送方向と交差(直交)する方向に沿った距離である原稿幅との少なくとも一方が異なる原稿を積載可能となっている。
トレイ本体211の原稿送り出し側には原稿端揃え部213が形成されている。原稿端揃え部213には、原稿トレイ212の上面212aに積載された原稿Gの一端側(原稿搬送方向における先端側)が接触して先端揃えがなされる。
原稿搬送方向に交差(直交)する方向には一対のサイドガイド215が移動可能に配置され、原稿幅方向の側端がサイドガイド215を基準として幅方向揃えがなされるセンターレジストレーション方式が取られている。
原稿積載部21には、図5、図6に示すように、原稿トレイ212に置かれた原稿Gの原稿幅を検知する原稿幅検知センサSNR1を備えている。原稿幅検知センサSNR1は、サイドガイド215のスライド移動に伴って、サイドガイド215と一体に移動するアクチュエータ(不図示)に沿って配置された3つの光センサS1、S2、S3を備えている。そして、3つの光センサS1、S2、S3のオンオフ状態がサイドガイド215の位置によって8つのパターンで切り替わるように、アクチュエータと各光センサS1、S2、S3の相対的な位置関係が設定されている。
また、原稿積載部21には、図4(a)に示すように、原稿トレイ212に置かれた原稿Gの原稿長を検知する第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3が設けられている。第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3は、原稿トレイ212上で、原稿Gの搬送方向に沿って配置され、原稿トレイ212に載置された原稿Gの原稿長を検知する。
原稿トレイ212には、原稿Gのサイズの違いにかかわらず、すべての原稿Gが、原稿Gの先端位置を揃えた状態で置かれる。このため、原稿Gの後端位置は、原稿トレイ212に置かれた原稿の原稿長に依存し、原稿長が長い原稿の後端位置は、原稿長が短い原稿の後端位置よりも、ナジャーローラ221から離れたところに位置するものとなる。
第1原稿長検知センサSNR2は、ナジャーローラ221に近い位置に配置され、第2原稿長検知センサSNR3は、原稿搬送方向において第1原稿長検知センサSNR2の上流側でナジャーローラ221から遠い位置に配置されている。これにより、第1原稿長検知センサSNR2は、原稿長が短い原稿Gを検知し、第2原稿長検知センサSNR3は、原稿長が長い原稿Gを検知する。
そして、第1原稿長検知センサSNR2及び第2原稿長検知センサSNR3のオンオフ状態が原稿Gの原稿長によって3つのパターンで切り替わるように、相対的な位置関係が設定されている。
例えば、A5サイズの短手寸法(182mm:A5L)に相当する原稿長の原稿Gを原稿トレイ212に置いた場合は、第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3ともにオフ状態となり、A4サイズの長手寸法(297mm:A4S)に相当する原稿長の原稿Gを原稿トレイ212に置いた場合は、第1原稿長検知センサSNR2がオン、第2原稿長検知センサSNR3がオフ状態となり、A3サイズの長手寸法(420mm:A3S)に相当する原稿長の原稿Gを原稿トレイ212に載置した場合は、第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3ともにオン状態となる条件を満たす位置関係で、第1原稿長検知センサSNR2及び第2原稿長検知センサSNR3が原稿Gの搬送方向に位置をずらして配置されている。
このように配置される原稿幅検知センサSNR1、第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3によって、原稿トレイ212に置かれた原稿Gは、図7に示すような24のパターンのうちのいずれか1つに該当するものとなり、原稿Gのサイズが判別可能となる。
図11には、第1原稿長検知センサSNR2及び第2原稿長検知センサSNR3が同一形状のアクチュエータ100を有する比較例の読取部2AにZ折原稿Gが載置された状態を示している。図11に示すように、原稿トレイ212に置かれる原稿Gが、Z折原稿であった場合には、原稿Gの山折された部分(図中 矢印で図示)が原稿トレイ212の上面212aから離れるために、例えば、第2原稿長検知センサSNR3のアクチュエータ100に接触することなく、原稿Gを検知することができないことがあった。
(2.2)原稿長検知センサ
図4(a)に示すように、第1原稿長検知センサSNR2及び第2原稿長検知センサSNR3は、原稿トレイ212の上面212aから上方に突出するアクチュエータ100、200を有し、図4(b)に示すように、原稿トレイ212上に原稿Gが置かれて原稿Gと接触すると、アクチュエータ100、200が回転して、光センサSN1、SN2(不図示)がオン状態となることで原稿Gを検知するようになっている。
(2.2.1)第1原稿長検知センサSNR2
図8は第1原稿長検知センサSNR2のアクチュエータ100を示す図である。
第1原稿長検知センサSNR2のアクチュエータ100は、図8(a)に示すように、原稿トレイ212から突出して原稿Gと接触する検知部101と、検知部101と離隔して傾動軸102を中心に検知部101を重力方向と反対方向に傾動させる錘部103と、錘部103の一端に突出して形成された遮光部104と、を有し、原稿Gが接触しない状態では原稿トレイ212から検知部101が突出するようになっている。尚、アクチュエータ100は、原稿Gが検知部101に接触した際に、原稿Gの重量で傾動するように錘部103の重量を適宜設定できる。
検知部101は、図8(b)に示すように、原稿Gの搬送方向と交差する方向で原稿積載部21に対する操作者側と反対方向に傾斜して形成されている。また、検知部101は、図8(c)に示すように、原稿Gの搬送方向で操作者側と交差する方向に傾斜する傾斜面101aが形成されている。
これにより、操作者が原稿Gを原稿トレイ212にセットする際に(図中 矢印R1、R2参照)、アクチュエータ100の破損を抑制するとともに原稿Gのダメージを抑制することができる。
このように構成されるアクチュエータ100を有する第1原稿長検知センサSNR2は、原稿搬送方向において第2原稿長検知センサSNR3の下流側でナジャーローラ221に近い位置に配置され、原稿長が短い原稿Gを検知するようになっている。
具体的には、図7に示すように、原稿トレイ212に原稿長が85mm〜198.5mmまでの原稿Gがセットされた場合には、検知部101が原稿Gの後端部に接触することなくオフ状態となる。これにより、A5L、B5L等の小サイズの原稿Gを検知して原稿長を判定することができる。
そして、原稿長が198.6mm〜309.9mmまでの原稿Gがセットされた場合には、検知部101が原稿Gの後端部に接触してオン状態となり、かつ、原稿長が長い原稿Gを検知する第2原稿長検知センサSNR3がオフ状態であれば、A4L、B5S等のサイズの原稿Gを検知して原稿長を判定することができる。
(2.2.2)第2原稿長検知センサSNR3
図9は第2原稿長検知センサSNR3のアクチュエータ200を示す斜視図、図10(a)は第2原稿長検知センサSNR3のアクチュエータ200の正面図、(b)は側面図である。
第2原稿長検知センサSNR3のアクチュエータ200は、図9に示すように、原稿トレイ212から突出して原稿Gと接触する検知部201と、検知部201と離隔して傾動軸202を中心に検知部201を重力方向と反対方向に傾動させる錘部203と、錘部203の一端に突出して形成された遮光部204と、を有し、原稿Gが接触しない状態では原稿トレイ212から検知部101が突出するようになっている。
検知部201は、原稿Gの搬送方向上流側に向かっての原稿トレイ212の後端まで一様に延びる板状に形成されている(図10(a) 矢印A参照)。また、図10(a)に示すように、原稿Gの搬送方向で操作者側と交差する方向に傾斜する傾斜面201aが形成されている。そして、図10(b)に示すように、原稿Gの搬送方向と交差する方向で原稿積載部21に対する操作者側と反対方向に傾斜して形成されている。
これにより、操作者が原稿Gを原稿トレイ212にセットする際に(図中 矢印R1、R2参照)、アクチュエータ200の破損を抑制するとともに原稿Gのダメージを抑制することができる。
第2原稿長検知センサSNR3は、アクチュエータ200の検知部201が原稿Gの搬送方向上流側に向かっての原稿トレイ212の後端まで一様に延びて形成されているために、図4(b)に示すように、原稿トレイ212に置かれる原稿Gが、Z折原稿であった場合でも、原稿Gの山折された部分に続く後端部が検知部201のいずれかの部分と接触して、Z折原稿の後端部を検知することができる。
そして、原稿長が310mm以上の原稿Gがセットされた場合には、検知部201が原稿Gの後端部に接触してオン状態となり、A3S、B4S等のサイズの原稿Gを検知して原稿長を判定することができる。
このように構成される原稿幅検知センサSNR1、第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3によって、原稿トレイ212に置かれた原稿Gは、図7に示すように、原稿幅検知センサSNR1の光センサS1、S2、S3のオフ状態、オン状態の組み合わせによる8種類の原稿幅と、第1原稿長検知センサSNR2、第2原稿長検知センサSNR3のオフ状態、オン状態の組み合わせによる3種類の原稿長とによって、24通りの原稿サイズが特定されることになる。
1・・・画像形成装置
2、2A・・・読取部
21・・・原稿積載部
211・・・トレイ本体
212・・・原稿トレイ
SNR1・・・原稿幅検知センサ
S1、S2、S3・・・光センサ
SNR2・・・第1原稿長検知センサ
SNR3・・・第2原稿長検知センサ
100、200・・・アクチュエータ
101、201・・・検知部
103、203・・・錘部
104、204・・・遮光部
213・・・原稿端揃え部
22・・・自動原稿送り部
23・・・画像読取部
3・・・画像形成部
4・・・操作情報部
5・・・画像処理部
10・・・システム制御装置
11・・・画像出力制御部
12・・・読取制御部

Claims (9)

  1. シートを積載可能なシート積載台と、
    前記シートの搬送方向上流側に延びるように配置され前記シートに接触して前記シートの搬送方向に沿った位置を検知する検知手段と、を備えた、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記検知手段とは異なる第2の検知手段を、前記検知手段に対して前記シートの搬送方向下流側に備えた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記検知手段は、前記第2の検知手段の検知長さより前記シートの搬送方向において長い、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記検知手段は、前記シート積載台に突出していて傾動可能のアクチュエータを備え、前記アクチュエータは、前記シートの搬送方向上流側に向かって前記シート積載台の後端まで一様に延びて形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記アクチュエータは、前記シート積載台の前記シートの搬送方向と交差する方向で前記シート搬送装置に対する操作者側と反対方向に傾斜して突出している、
    ことを特徴とする請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記アクチュエータは、前記シート積載台の前記シートの搬送方向で前記操作者側と交差する方向に傾斜する傾斜面を有する、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のシート搬送装置。
  7. 前記アクチュエータは、前記シート積載台から突出して前記シートと接触する検知部と、前記検知部と離隔して傾動軸を中心に前記検知部を重力方向と反対方向に傾動させる錘部と、を有し、前記シートが接触しない状態で前記シート積載台から突出する、
    ことを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  8. シートの画像を読み取る撮像部材と、
    前記撮像部材が前記シートを読み取る読取り位置に前記シートを搬送する請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、を備えた、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  9. シートの画像を読み取る請求項8に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置で読み取った画像を記録媒体に記録する画像記録装置と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP2017180773A 2017-09-21 2017-09-21 シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 Pending JP2019055846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017180773A JP2019055846A (ja) 2017-09-21 2017-09-21 シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017180773A JP2019055846A (ja) 2017-09-21 2017-09-21 シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019055846A true JP2019055846A (ja) 2019-04-11

Family

ID=66106354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017180773A Pending JP2019055846A (ja) 2017-09-21 2017-09-21 シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019055846A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10152230A (ja) * 1996-11-14 1998-06-09 Xerox Corp 文書あるいはコピーシートトレイのシートセットセンサアクチュエータ
JP2004238158A (ja) * 2003-02-06 2004-08-26 Sharp Corp 用紙トレイ、自動原稿送り装置、および画像形成装置
JP2008265976A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Murata Mach Ltd 原稿供給装置
JP2008303002A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Nec Access Technica Ltd 原稿検出センサ
WO2015072246A1 (ja) * 2013-11-13 2015-05-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート給紙装置、およびこれを備えた画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10152230A (ja) * 1996-11-14 1998-06-09 Xerox Corp 文書あるいはコピーシートトレイのシートセットセンサアクチュエータ
JP2004238158A (ja) * 2003-02-06 2004-08-26 Sharp Corp 用紙トレイ、自動原稿送り装置、および画像形成装置
JP2008265976A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Murata Mach Ltd 原稿供給装置
JP2008303002A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Nec Access Technica Ltd 原稿検出センサ
WO2015072246A1 (ja) * 2013-11-13 2015-05-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート給紙装置、およびこれを備えた画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4492657B2 (ja) 原稿送り装置及び画像形成装置
JP5338537B2 (ja) 原稿送り装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2015220672A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP4310218B2 (ja) 原稿供給装置
US8770571B2 (en) Sheet stacking apparatus
JP7218649B2 (ja) シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP5712187B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
US10183818B2 (en) Sheet loader, image forming apparatus incorporating the sheet loader, and image reader incorporating the sheet loader
JP6848309B2 (ja) 原稿搬送装置、画像読取り装置および画像形成装置
JP5195781B2 (ja) 原稿送り装置
JP7083449B2 (ja) シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2020152463A (ja) シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2012116580A (ja) 画像形成装置
JP2019182558A (ja) 媒体搬送装置、画像読取り装置および画像形成装置
JP2006115428A (ja) 原稿読取装置及び画像形成装置
JP5998168B2 (ja) 用紙排出装置及び画像形成装置
JP2019055846A (ja) シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP4369826B2 (ja) 用紙反転装置及び該用紙反転装置を備えた画像形成装置
JP7237505B2 (ja) シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2006219224A (ja) 画像形成装置
JP2012254846A (ja) 原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
US20240109743A1 (en) Sheet conveyance apparatus, image reading apparatus, and image forming apparatus
JP3754049B2 (ja) 画像形成装置
JP2007302387A (ja) 排紙積載機構、自動原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP6249107B2 (ja) シート後処理装置及びそれを備えた画像形成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220201