JP2019144112A - 電気的接続装置 - Google Patents

電気的接続装置

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Abstract

【課題】プローブを保持するプローブヘッドのガイド穴の破損を抑制できる電気的接続装置を提供する。【解決手段】軸方向に伸縮自在に構成された本体パート11、及び、一方の端部が被検査体4に対向し、他方の端部が本体パート11の先端に接触する先端パート12を有する複数のプローブ10と、プローブ10の本体パート11がそれぞれ貫通するガイド穴を有する本体ガイド21、及び、プローブ10の先端パート12がそれぞれ貫通するガイド穴を有する先端ガイド22を有し、プローブ10を保持するプローブヘッド20とを備え、複数のプローブ10の少なくとも一部について、互いに隣接するプローブ10の先端パート12の間隔が本体パート11の間隔よりも狭く設定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、被検査体の電気的特性の測定に使用される電気的接続装置に関する。
集積回路などの被検査体の電気的特性をウェハから分離しない状態で測定するために、被検査体に接触させるプローブを有する電気的接続装置が用いられている。プローブは、例えばプローブヘッドに形成されたガイド穴を貫通した状態で保持される(特許文献1参照。)。
プローブは、被検査体の検査用パッドの上方に配置されている。このため、検査用パッドの配置間隔が狭い場合に、プローブの間隔も狭くなる。したがって、パッドの配置間隔を狭くする要求に対応するためには、プローブを保持するプローブヘッドのガイド穴の間隔を狭くする必要がある。
特開2015−118064号公報
しかしながら、プローブヘッドの材料の加工限界を超えた狭い間隔でガイド穴を形成した場合には、ガイド穴にクラックや欠けが生じたり隣接するガイド穴が連結したりするなど、ガイド穴が破損する問題が生じる。
上記問題点に鑑み、本発明は、プローブを保持するプローブヘッドのガイド穴の破損を抑制できる電気的接続装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、軸方向に伸縮自在に構成された本体パート、及び、一方の端部が被検査体に対向し、他方の端部が本体パートの先端に接触する先端パートを有する複数のプローブと、プローブの本体パートがそれぞれ貫通するガイド穴を有する本体ガイド、及び、プローブの先端パートがそれぞれ貫通するガイド穴を有する先端ガイドを有し、プローブを保持するプローブヘッドとを備え、複数のプローブの少なくとも一部について、互いに隣接するプローブの先端パートの間隔が本体パートの間隔よりも狭く設定されている電気的接続装置が提供される。
本発明によれば、プローブを保持するプローブヘッドのガイド穴の破損を抑制できる電気的接続装置を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る電気的接続装置の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気的接続装置のプローブの構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気的接続装置の測定時の状態を示す模式図である。 比較例の電気的接続装置の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態の第1の変形例に係る電気的接続装置の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態の第2の変形例に係る電気的接続装置の構成を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る電気的接続装置の構成を示す模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る電気的接続装置の構成を示す模式図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各部の厚みの比率などは現実のものとは異なる。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置などを下記のものに特定するものでない。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る電気的接続装置は、図1に示すように、複数のプローブ10a〜10eと、プローブ10a〜10eを保持するプローブヘッド20とを備える。以下において、複数のプローブ10a、10b、・・・を総称して「プローブ10」という。
図1に示す電気的接続装置は、被検査体4の電気的特性の測定に使用される垂直動作式プローブカードであり、被検査体4の測定時にプローブ10の先端部が被検査体4の検査用パッド41と接触する。図1では、プローブ10が検査用パッド41に接触していない状態を示している。一方、プローブ10の基端部は、基板3に配置されたランド31と接触している。ランド31はテスタなどの検査装置(図示せず)と電気的に接続されており、電気的接続装置は被検査体4の電気的特性を判断する際に使用される。
プローブ10は、軸方向に伸縮自在に構成された本体パート11、及び、一方の端部が被検査体4に対向し、他方の端部が本体パート11の先端に接触する先端パート12を有する。測定において、先端パート12の被検査体4に対向する端部が、プローブ10の先端部として被検査体4に当接する。被検査体4に当接した先端パート12が軸方向に移動して、本体パート11を軸方向に圧縮変形させる。
プローブヘッド20は、複数のプローブ10の本体パート11がそれぞれ貫通する複数のガイド穴を有する本体ガイド21、及び、複数のプローブ10の先端パート12がそれぞれ貫通する複数のガイド穴を有する先端ガイド22を有する。
プローブ10の本体パート11は、図2(a)に示すように、管形状のバレル111と、バレル111の両端部の開口端からそれぞれ先端が露出した棒形状のボトム側プランジャー112及びトップ側プランジャー113を有する。ボトム側プランジャー112の先端が先端パート12と接触する。トップ側プランジャー113の先端が、プローブ10の基端部としてランド31と接触する。
バレル111には、側面を貫通する螺旋状の切り込みが形成されている。この切り込みの形成された領域がバネ部となって、プローブ10は軸方向に伸縮自在である。ボトム側プランジャー112は接合箇所114においてバレル111に接合され、トップ側プランジャー113は接合箇所115においてバレル111に接合されている。ボトム側プランジャー112及びトップ側プランジャー113とバレル111とは、スポット溶接によって溶接してもよいし、接着材によって接着してもよい。
プローブ10の先端パート12は、図2(b)に示すように、被検査体4に対向する端部を含む軸部121と、軸部121に連結し、ボトム側プランジャー112の先端に接触する端部であるコンタクト部122を有する。
なお、ランド31と被検査体4とを電気的に接続するプローブ10には、導電性の材料が使用される。例えば、バレル111にNi材などが使用され、ボトム側プランジャー112やトップ側プランジャー113にAgPdCu材などが使用される。プローブヘッド20には非導電性の材料が使用され、例えばセラミック材などが使用される。
被検査体4の検査においては、電気的接続装置が被検査体4に対して相対的に移動し、プローブ10の先端部と被検査体4が接触する。図3に、プローブ10と被検査体4が接触した状態を示す。プローブ10と被検査体4が接触すると、プローブ10は軸方向に縮む。そして、測定が終了してプローブ10と被検査体4が離れると、プローブ10は伸びる。コンタクト部122の外径は、本体ガイド21のガイド穴及び先端ガイド22のガイド穴の軸部121が貫通する部分の内径よりも大きい。そして、先端ガイド22のガイド穴のうち、先端パート12のコンタクト部122が配置され、コンタクト部122の外径よりも内径が大きい部分が、コンタクト部122の軸方向の長さよりも長く軸方向に沿って形成されている。このため、プローブ10が軸方向に伸縮したときに、先端ガイド22のガイド穴の内部をコンタクト部122が軸方向に沿って移動する。
実施形態に係る電気的接続装置では、複数のプローブ10の少なくとも一部について、互いに隣接するプローブ10の先端パート12の間隔は、本体パート11の間隔よりも狭く設定されている。これは、被検査体4に接触するプローブ10の先端部の間隔を検査用パッド41の配置間隔に合わせる必要があり、一方、基板3のランド31に接触するプローブ10の基端部の間隔をランド31の配置間隔に合わせるためである。「間隔」は中心間の距離とする。
図1に示した電気的接続装置では、ランド31の間隔W1よりも狭い間隔W2で配置された検査用パッド41にそれぞれ接触するプローブ10bとプローブ10cの間では、先端パート12の間隔が本体パート11の間隔よりも狭い。即ち、プローブ10bとプローブ10cについては、プローブ10の軸方向からの平面視で、先端パート12の軸部121の中心と本体パート11の中心が一致していない。具体的には、先端パート12の軸部121の中心よりも本体パート11の中心がプローブヘッド20の外側に位置している。
ランド31の間隔W1がプローブヘッド20の材料の加工限界に近い間隔であって検査用パッド41の間隔W2が間隔W1よりも狭い場合、プローブヘッド20に間隔W2でガイド穴を形成すると、ガイド穴が破損しやすい。例えば、ガイド穴にクラックや欠けが生じたり、隣接するガイド穴が連結したりする。
ガイド穴にクラックが生じると、プローブ10と被検査体4との接触で発生する応力によってガイド穴の間の障壁が崩れて、隣接するガイド穴が連結する。また、ガイド穴の欠けやガイド穴の連結が生じると、プローブ10が撓む。
その結果、想定以上の高い針圧でプローブ10が接触することで被検査体4が破損したり、プローブ10が削れたりする。また、ランド31とプローブ10の基端部との位置合わせのズレが生じたり、隣接するプローブ10が電気的に短絡したりする。
プローブヘッド20の材料がセラミック材である場合、直径が70μmのプローブ10を貫通させるガイド穴を損傷しないで形成できる間隔は100μm程度である。これに対し、被検査体4の検査用パッド41の配置間隔を100μmより狭くする要求がある。例えば検査用パッド41の配置間隔が94μmの場合に、セラミック材のプローブヘッド20のガイド穴の間隔をこれに合わせると、ガイド穴が破損しやすい。
例えば、図4に示した比較例の電気的接続装置では、検査用パッド41の配置間隔に合わせて、プローブ100の全長とほぼ同じ長さで、プローブヘッド20Aのガイド穴の間隔が狭くなっている。このため、間隔W2がプローブヘッド20Aの材料の加工限界を超えている場合、ガイド穴が破損する。その結果、被検査体4やプローブ10の破損や、隣接するプローブが電気的に短絡するなどの問題が生じる。
このため、ガイド穴の破損にともない、プローブヘッドの製造をやり直す必要がある。つまり、比較例の電気的接続装置では、被検査体4の検査用パッド41の配置間隔の狭小化に対応することが困難である。
しかし、第1の実施形態に係る電気的接続装置では、任意のプローブ10の間隔について、先端パート12の軸部121が貫通する先端ガイド22のガイド穴の間隔より、本体パート11が貫通する本体ガイド21のガイド穴の間隔を広く設定できる。つまり、配置間隔の狭い検査用パッド41に接触するプローブ10の間隔について、本体パート11の間隔を検査用パッド41の配置間隔よりも広くできる。
このため、プローブヘッド20の加工限界よりも配置間隔を狭く配置された検査用パッド41にそれぞれ接触するプローブ10の本体パート11が貫通する本体ガイド21のガイド穴の間隔を、プローブヘッド20の材料の加工限界よりも広い間隔にできる。したがって、プローブ10の全長に亘ってガイド穴の間隔を加工限界よりも狭い間隔にする場合に比べて、ガイド穴の損傷を抑制することができる。
以上に説明したように、図1に示した電気的接続装置では、プローブ10の本体パート11はランド31の位置に合わせて配置され、先端パート12は検査用パッド41の位置に合わせて配置される。このため、プローブヘッド20のガイド穴の間隔が狭いのは、先端ガイド22だけである。そして、バレル111に構成したバネ部の伸縮によってプローブヘッド20のガイド穴の内部を摺動する本体パート11が貫通する本体ガイド21では、ガイド穴の間隔が広い。したがって、ガイド穴の損傷による上記の問題を回避することができる。
また、プローブ10の本体パート11を均等な間隔で配置した場合に、本体ガイド21のガイド穴を均等な間隔で配置することができる。ガイド穴を均等な間隔で形成することにより、プローブヘッド20の製造が容易である。
図1に示した電気的接続装置によれば、本体パート11の全長が長い場合ほど、ガイド穴の損傷を抑制する効果が高くなる。プローブ10の本体パート11の全長は、例えば4mm〜8mm程度である。本体パート11の全長は、バネ部の設計狙い値(針圧やストローク量)に依存する。
一方、先端パート12の全長は、例えば0.7mm〜2mm程度である。例えば、先端パート12の全長を、ストローク量が低い仕様で短く、ストローク量が高い仕様で長くする。なお、先端パート12の貫通する径のガイド穴が破損しない範囲で、プローブヘッド20の材料に応じて先端ガイド22の厚みを設定してもよい。そして、その厚みを貫通するように先端パート12の全長を設定する。これにより、先端ガイド22のガイド穴の損傷を抑制することができる。先端ガイド22のガイド穴の径が小さいほど、ガイド穴を破損せずに加工できる先端ガイド22の厚みは厚くなる。
なお、プローブ10を繰り返し使用することにより、プローブ10の先端が摩耗したり、破損したりする。このため、プローブ10の交換が必要になる。図1に示した電気的接続装置では、本体パート11と先端パート12を分離可能とすることにより、先端パート12のみを交換すればよい。このため、プローブ10の全体を交換する必要がなく、測定コストを抑制することができる。
<第1の変形例>
図5に、第1の実施形態の第1の変形例に係る電気的接続装置を示す。図5に示した電気的接続装置では、ランド31の間隔W1よりも狭い間隔W2で配置された検査用パッド41にそれぞれ接触するプローブ10bとプローブ10cのコンタクト部122が配置された空間の径が、他のプローブ10(プローブ10a、プローブ10d、プローブ10e)のコンタクト部122が配置された空間よりも小さい。そして、他のプローブ10よりもプローブ10bとプローブ10cのコンタクト部122の面積を小さくしている。
このため、プローブ10a、プローブ10d、プローブ10eではコンタクト部122の中央部に軸部121が連結しているが、プローブ10bとプローブ10cでは、面積を小さくしたコンタクト部122の周辺部に軸部121が連結している。つまり、プローブ10bとプローブ10cの軸部121とコンタクト部122とで、軸方向に沿った中心軸が一致していない。
図5に示した電気的接続装置によれば、先端ガイド22におけるプローブ10bとプローブ10cの間で先端ガイド22のガイド穴の間の障壁の厚みDを、図1に示した電気的接続装置よりも広くできる。このため、先端ガイド22におけるガイド穴の損傷を抑制することができる。
<第2の変形例>
図6に、第1の実施形態の第2の変形例に係る電気的接続装置を示す。図6に示した電気的接続装置では、プローブ10が接触する検査用パッド41の配置間隔のすべてが、ランド31の配置間隔よりも狭い間隔W2である。つまり、すべてのプローブ10で、先端パート12の間隔が本体パート11の間隔よりも狭く、プローブ10の軸方向からの平面視で、先端パート12の軸部121の中心と本体パート11の中心が一致していない。
図6に示した電気的接続装置では、すべてのプローブ10において、図5に示したプローブ10bとプローブ10cと同様にコンタクト部122の面積を小さくして、コンタクト部122の周辺部に軸部121が連結している。つまり、すべてのプローブ10について、軸部121とコンタクト部122とで軸方向に沿った中心軸が一致していない。
図6に示した電気的接続装置によれば、検査用パッド41の配置間隔のすべてが狭い場合にも、本体ガイド21及び先端ガイド22のガイド穴の損傷を抑制することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る電気的接続装置は、図7に示すように、先端パート12のコンタクト部122の軸方向に沿った位置が単一でないことが図1と異なる。図7に示した電気的接続装置では、本体ガイド21から露出するプローブ10の本体パート11の先端の長さ(以下において「露出部分の長さ」という。)が、プローブ10で均一ではない。そして、露出部分の長さが互いに異なるプローブ10では、本体パート11の先端と先端パート12が接触する位置が軸方向に沿って異なる。
図7に示す電気的接続装置は、プローブヘッド20の先端ガイド22が、本体ガイド21に対向する第1ガイド層221と被検査体4に対向する第2ガイド層222が、プローブ10の軸方向に沿って積層された構造である。
第1ガイド層221において、露出部分の長さが相対的に長いプローブ10b〜プローブ10eの本体パート11と先端パート12が接触する。そして、第2ガイド層222において、露出部分の長さが相対的に短いプローブ10aとプローブ10fの本体パート11と先端パート12が接触する。
このため、プローブ10によって先端パート12の軸部121の長さが均一でない。つまり、露出部分の長さが長いプローブ10では軸部121が短く、露出部分の長さが短いプローブ10では軸部121が長い。このため、先端パート12のコンタクト部122の軸方向に沿った位置がプローブ10によって異なる。
配置間隔の狭い検査用パッド41が集中した領域では、先端パート12の間隔が狭いプローブ10が集中する。このため、先端パート12を同一の平面レベルに配置したときに、隣接するコンタクト部122が接触する場合がある。
しかし、先端パート12の間隔が狭いプローブ10が集中した場合にも、図7に示した電気的接続装置によれば、先端ガイド22を多層化することにより、コンタクト部122が接触することなく、先端パート12を検査用パッド41の配置間隔に合わせて配置することができる。他は、第1の実施形態と実質的に同様であり、重複した記載を省略する。
第1ガイド層221と第2ガイド層222の軸方向に沿った厚みは、プローブ10のストローク量やガイド穴を破損せずに加工できる厚みなどに応じて設定される。例えば、第1ガイド層221の厚みは0.7mm〜2mm程度であり、第2ガイド層222の厚みは1mm〜3mm程度である。
なお、図7に示した電気的接続装置はプローブヘッド20の先端ガイド22が2層であるが、必要に応じて先端ガイド22を3層以上にしてもよい。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る電気的接続装置は、図8に示すように、複数のプローブ10の少なくとも一部について、先端パート12の軸部121が屈曲部を有する。図8に示した電気的接続装置では、プローブ10aとプローブ10fの先端パート12の軸部121が屈曲部を有する。つまり、第1ガイド層221において、プローブ10aとプローブ10fの本体パート11と先端パート12が接触する。そして、第2ガイド層222において、プローブ10aとプローブ10fの軸部121が屈曲している。
上記のようにプローブ10の一部を屈曲させることにより、軸方向と垂直な方向に沿ったコンタクト部122の長さを、異なる平面レベルに分割することができる。これにより、先端パート12の間隔が狭いプローブ10が集中した場合に、隣接するコンタクト部122が接触することを回避できる。
また、図8に示した電気的接続装置によれば、すべてのプローブ10の露出部分の長さを均一にできる。このため、プローブ10の本体パート11の形状を同一にすることができる。
図8に示した電気的接続装置では、一部のプローブ10の先端パート12の軸部121が屈曲部を有する例を示した。しかし、すべてのプローブ10の先端パート12の軸部121が屈曲部を有するようにしてもよい。他は、第1の実施形態と実質的に同様であり、重複した記載を省略する。
上記のように本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。即ち、本発明はここでは記載していない様々な実施形態などを含むことはもちろんである。
10…プローブ
11…本体パート
12…先端パート
20…プローブヘッド
21…本体ガイド
22…先端ガイド
111…バレル
112…ボトム側プランジャー
113…トップ側プランジャー
121…軸部
122…コンタクト部
221…第1ガイド層
222…第2ガイド層

Claims (7)

  1. 被検査体の測定に使用される電気的接続装置であって、
    軸方向に伸縮自在に構成された本体パート、及び、一方の端部が前記被検査体に対向し、他方の端部が前記本体パートの先端に接触する先端パートを有する複数のプローブと、
    前記複数のプローブの前記本体パートがそれぞれ貫通する複数のガイド穴を有する本体ガイド、及び、前記複数のプローブの前記先端パートがそれぞれ貫通する複数のガイド穴を有する先端ガイドを有し、前記複数のプローブを保持するプローブヘッドと
    を備え、
    前記複数のプローブの少なくとも一部について、互いに隣接するプローブの前記先端パートの間隔が前記本体パートの間隔よりも狭く設定されていることを特徴とする電気的接続装置。
  2. 前記先端パートが、
    前記一方の端部を含む軸部と、
    前記軸部に連結し、前記本体ガイドの前記ガイド穴の内径及び前記先端ガイドの前記ガイド穴の前記軸部が貫通する部分の内径よりも外径が大きく、前記他方の端部を含むコンタクト部と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気的接続装置。
  3. 前記先端ガイドの前記ガイド穴のうち、前記コンタクト部が配置され、前記コンタクト部の外径よりも内径が大きい部分が、前記コンタクト部の前記軸方向の長さよりも長く前記軸方向に形成され、
    前記複数のプローブが伸縮したときに、前記先端ガイドの前記ガイド穴の内部を前記コンタクト部が前記軸方向に沿って移動する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電気的接続装置。
  4. 前記先端パートの間隔が前記本体パートの間隔よりも狭く設定されているプローブについて、前記軸部と前記コンタクト部とで前記軸方向に沿った中心軸が一致していないことを特徴とする請求項2又は3に記載の電気的接続装置。
  5. 前記本体ガイドから露出する前記本体パートの前記先端の長さが前記複数のプローブで均一でなく、
    前記本体ガイドから露出する前記先端の長さが互いに異なるプローブでは、前記本体パートの前記先端と前記先端パートが接触する位置が前記軸方向に沿って異なる
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の電気的接続装置。
  6. 前記複数のプローブに前記軸部が屈曲部を有するプローブが含まれることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の電気的接続装置。
  7. 前記本体ガイドの前記ガイド穴が均等な間隔で配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電気的接続装置。
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