JP2019137096A - ハンドル用被覆部材、ハンドル、及びハンドルの製造方法 - Google Patents

ハンドル用被覆部材、ハンドル、及びハンドルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】皺や弛みを抑制しつつ、リム部のより広い範囲に線材を配設可能なステアリング用被覆部材、これを備えたステアリングホイール、及びステアリングホイールの製造方法を提供する。【解決手段】ステアリング用被覆部材20は、延伸性を有するシート状のシート部材41と、シート部材41に保持された線材42とを備える。シート部材41は、自然長でリム部本体部の内周側長さと対応関係を有する長さに設定する。シート部材41は、長手方向両端部をリム部本体部の凹部に対応する位置に配置する。【選択図】図1

Description

本発明は、運転者に把持操作されるハンドルの把持部を把持部本体部とともに構成するハンドル用被覆部材、これを備えたハンドル、及びその製造方法に関する。
近年、電気自動車(EV)の普及が進んできている。電気自動車の場合、蓄電池とモータとの組み合わせにより構成されており、基本的に外部充電器からエネルギーを補充しなければならないことから、蓄電力の消費を抑制することが必須となる。そこで、消費電力が大きい暖房(エアコン)用の電力消費を抑制するために、乗員(運転手)が直接触れるステアリングホイールによって直接暖かさを伝える手段をとることが進められてきている。例えば、ステアリングホイールに発熱体としてのヒータ線を埋め込むことで、始動から間もない、まだ各種機関が充分に温まらないときでもステアリングホイールを温めることができる。したがって、例えば冬季の屋外に駐車していた車両である自動車を始動して運転するとき、ハンドルすなわちステアリングホイールが冷たいことに起因する操作のしづらさや不快感を軽減しつつ、暖房の使用を抑制して電力の消費を抑制可能となる。
このような構成として、例えばシート体上にヒータ線を配設したヒータユニットをステアリングホイール基材となる芯金などのリム部に巻き付けたステアリングホイールが知られている。リム部は、円弧に沿って形成され、通常は円環状であることから、略長方形状のシート体を筒状としてそのまま巻き付けると、リム部の内外周の長さの差によって内周側の位置に皺や弛みが生じ、リム部の外観や触感が低下する。そのため、シート体に切り欠きなどを形成することにより、内外周の長さの差を吸収することで、皺や弛みを抑制している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2016−16790号公報 (第5−7頁、図2)
しかしながら、シート体の切り欠きを形成した箇所には、ヒータ線を設定できないため、リム部に対して、より広い範囲にヒータ線を設定できるようにする構成が望まれている。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、皺や弛みを抑制しつつ、把持部のより広い範囲に被保持体を配設可能なハンドル用被覆部材、これを備えたハンドル、及びその製造方法を提供することを目的とする。
請求項1記載のハンドル用被覆部材は、円弧に沿って形成されてこの円弧と交差する方向に沿って凹部を有する把持部本体部に巻き付けられて固定され、運転者に把持操作されるハンドルの把持部を前記把持部本体部とともに構成するハンドル用被覆部材であって、シート状の被覆部材本体と、この被覆部材本体に保持された被保持体とを備え、前記被覆部材本体は、延伸性を有し、自然長で前記把持部本体部の内周側長さと対応関係を有する長さに設定され、長手方向両端部が前記凹部に対応する位置に配置されるものである。
請求項2記載のハンドルは、運転者に把持操作される把持部を備えたハンドルであって、前記把持部は、円弧に沿って形成されてこの円弧と交差する方向に沿って凹部を有する把持部本体部と、この把持部本体部を覆って巻き付けられて固定される請求項1記載のハンドル用被覆部材とを備えたものである。
請求項3記載のハンドルは、請求項2記載のハンドルにおいて、把持部本体部の外周側に対応する位置を除く領域にて被覆部材本体と前記把持部本体部との少なくともいずれかに設定され、前記被覆部材本体を固定する接着剤を備えたものである。
請求項4記載のハンドルの製造方法は、円弧に沿って形成された把持部本体部と、延伸性を有し、自然長で前記把持部本体部の内周側長さと対応関係を有する長さに設定されたシート状の被覆部材本体、及びこの被覆部材本体に保持された被保持体を備えたハンドル用被覆部材とを備えたハンドルの製造方法であって、前記円弧と交差する方向に沿って前記把持部本体部に形成された凹部に対して前記被覆部材本体の長手方向の端部を位置合わせし、前記被覆部材本体を、前記把持部本体部の内周側を巻き始めとして外周側を延伸しつつ内周側を巻き終わりとして前記把持部本体部に対して巻き付けて前記ハンドル用被覆部材を前記把持部本体部に対して固定するものである。
請求項5記載のハンドルの製造方法は、請求項4記載のハンドルの製造方法において、把持部本体部の外周側に対応する位置を除く領域にて被覆部材本体と前記把持部本体部との少なくともいずれかに前記被覆部材本体の固定用の接着剤を設定するものである。
請求項1記載のハンドル用被覆部材によれば、被覆部材本体を、延伸性を有し自然長で把持部本体部の内周側長さと対応関係を有する長さに設定することにより、把持部本体部に巻き付けて固定する際に、被覆部材本体の長手方向両端部を把持部本体部の凹部に対応する位置に配置して位置合わせし、一方の縁部を把持部本体部の内周側に沿わせてから巻き始め、把持部本体部の外周側の位置では被覆部材本体を延伸させて巻き付け、この被覆部材本体の他方の縁部を把持部本体部の内周側として巻き終わることで、凹部を利用して被覆部材本体を把持部本体部に対して確実に位置決めしつつ、被覆部材本体の長さが把持部本体部に対して余ることがない。このため、皺や弛みを抑制して把持部本体部に固定しながら、被覆部材本体において例えば長さを調整するための切り欠きなどの被保持体を配置できない箇所を抑制し、把持部のより広い範囲に被保持体を配設可能となる。
請求項2記載のハンドルによれば、把持部の把持部本体部を覆って請求項1記載のハンドル用被覆部材を巻き付けて固定するので、皺や弛みが抑制されて見栄えが向上するとともに、把持部のより広い範囲に被保持体を配設することができる。
請求項3記載のハンドルによれば、請求項2記載のハンドルの効果に加えて、接着剤を把持部本体部の外周側に対応する位置を除く領域にて被覆部材本体と把持部本体部との少なくともいずれかに設定することで、接着剤によって被覆部材本体を把持部本体部に確実に固定できるとともに、被覆部材本体を延伸しつつ把持部本体部の外周側に対して巻き付ける際に、被覆部材本体が把持部本体部に対して容易に接着されないので、被覆部材本体の延伸が妨げられにくい。
請求項4記載のハンドルの製造方法によれば、円弧に沿って形成された把持部本体部に対してハンドル用被覆部材を、延伸性を有し自然長で把持部本体部の内周側長さと対応関係を有する長さに設定した被覆部材本体の長手方向両端部を把持部本体部の凹部に対応する位置に配置して位置合わせし、一方の縁部を把持部本体部の内周側に沿わせてから巻き始め、把持部本体部の外周側の位置では被覆部材本体を延伸させて巻き付け、この被覆部材本体の他方の縁部を把持部本体部の内周側として巻き終わることで、凹部を利用して被覆部材本体を把持部本体部に対して確実に位置決めしつつ、被覆部材本体の長さが把持部本体部に対して余ることがない。このため、皺や弛みを抑制してハンドル用被覆部材を把持部本体部に固定しながら、被覆部材本体において例えば長さを調整するための切り欠きなどの被保持体を配置できない箇所を抑制し、把持部のより広い範囲に被保持体を配設可能となる。
請求項5記載のハンドルの製造方法によれば、請求項4記載のハンドルの製造方法の効果に加えて、接着剤を把持部本体部の外周側に対応する位置を除く領域にて被覆部材本体と把持部本体部との少なくともいずれかに設定することで、接着剤によって被覆部材本体を把持部本体部に確実に固定できるとともに、被覆部材本体を延伸しつつ把持部本体部の外周側に対して巻き付ける際に、被覆部材本体が把持部本体部に対して容易に接着されないので、被覆部材本体の延伸が妨げられにくい。
(a)は本発明の一実施の形態のハンドル用被覆部材を示す斜視図、(b)は(a)のI−I相当位置の断面図である。 同上ハンドル用被覆部材の平面図である。 同上ハンドル用被覆部材の一部を拡大して示す平面図である。 同上ハンドルの一部を示す斜視図である。 (a)は同上ハンドルの正面図、(b)は(a)のII−II相当位置の断面図である。 (a1)は同上ハンドルの製造方法の被覆部材本体を把持部本体部の内周側を巻き始めとして外周側を延伸した状態を模式的に示す斜視図、(a2)は同上ハンドルの製造方法の被覆部材本体を把持部本体部に巻き付けた状態を模式的に示す斜視図、(b1)は(a1)のIII−III相当位置の断面図、(b2)は(a2)のIV−IV相当位置の断面図である。
以下、本発明の一実施の形態の構成を、図面を参照して説明する。
図4、図5(a)及び図5(b)において、10は例えば車両としての自動車の(ステアリング)ハンドルであるステアリングホイールである。このステアリングホイール10は、ハンドル本体であるステアリングホイール本体11、及び、このステアリングホイール本体11の乗員側に装着されるパッド体12などを備えている。なお、ステアリングホイール10は、通常傾斜した状態で車両に備えられるステアリングシャフトに装着されるものであるが、以下、ステアリングホイール10を運転者(乗員)側から見て、矢印U方向を上側、矢印D方向を下側、車両の前側すなわち前側上方のフロントガラス側を前側あるいは背面側、車両の後側すなわち後側下方を後側、手前側あるいは正面側として説明する。
そして、ステアリングホイール本体11は、把持部としてのリム部(グリップ部)15と、このリム部15の内側に位置するボス部16と、これらリム部15とボス部16とを連結する複数の、本実施の形態では左右及び下部の3本のスポーク部17とから構成されている。また、このステアリングホイール本体11は、ハンドル基部であるステアリングホイール基部18を備えている。また、このステアリングホイール本体11は、ハンドル用被覆部材としてのステアリング用被覆部材20(以下、単に被覆部材20という)を備えている。さらに、このステアリングホイール本体11は、表皮部21を備えている。そして、このステアリングホイール本体11は、図示しないカバー体を備えている。
リム部15は、運転者(乗員)により把持操作される部分である。このリム部15は、少なくとも一部が円弧に沿って形成されている。本実施の形態において、このリム部15は、円環状に形成されている。なお、以下、ステアリングホイール本体11の各部の上下左右などの配置は、ステアリングホイール10の中立(ニュートラル)位置を基準とする。
ステアリングホイール基部18は、芯金23と、この芯金23の一部を覆い被覆部材20により被覆され樹脂層24とを備えている。
芯金23は、例えば金属製であり、ボス部16の車体側となる背面側に、ステアリングシャフトと歯合するセレーション構造を備えた略円筒状のボス25を備えているとともに、このボス25に、芯体を構成するボスプレート26が一体的に固着されている。そして、ボスプレート26から、スポーク部17に対応するスポーク芯金部27が連続して一体的に形成されている。さらに、このスポーク部17のスポーク芯金部27に、リム部15に対応する把持部芯金としてのリム芯金部28が溶接などして固着されている。
スポーク芯金部27は、放射状に設けられている。このスポーク芯金部27は、必ずしもすべてのスポーク部17に対応していなくてもよく、一部のスポーク部17は、スポーク芯金部27を備えずにフィニッシャやカバー体などにより構成されていてもよい。本実施の形態において、スポーク芯金部27は、ボスプレート26の左右及び下部から突出してそれぞれリム芯金部28と連結されている。
リム芯金部28は、リム部15の一部を構成するものである。このリム芯金部28は、リム部15の形状に対応する形状に形成されている。すなわち、このリム芯金部28は、リム部15の形状に応じて、例えば少なくとも一部が円弧に沿って形成された環状をなしている。本実施の形態において、このリム芯金部28は、円環状に形成されている。
樹脂層24は、少なくともリム芯金部28を覆って形成されている。この樹脂層24は、本実施の形態において、例えばリム芯金部28全体、及びスポーク芯金部27の一部を覆って形成されている。より詳細に、この樹脂層24は、リム部15の位置でリム芯金部28を覆う把持部被覆部としてのリム被覆部31と、スポーク部17の位置で、スポーク芯金部27のリム芯金部28と連続する端部から所定距離の領域を覆うスポーク被覆部32とを一体的に備えている。また、この樹脂層24は、例えば断面略円形状に形成されている。そして、この樹脂層24は、例えば軟質の発泡ポリウレタン樹脂を微細発泡させたものが使用される。また、この樹脂層24には、表皮部21の一部を固定するための表皮分割部である凹部33が形成されている。そして、この樹脂層24は、図示しない成形型(金型)を用いて成形されている。この成形型は、概略として、一の半型と、他の半型とを備え、これら一の半型と他の半型との間に形成されるキャビティに合成樹脂原料が充填されるようになっている。
リム被覆部31は、リム芯金部28とともに、リム部15を構成する把持部本体部としてのリム部本体部35をなすものである。すなわち、樹脂層24は、芯金23とともに、リム部本体部35を構成している。このリム部本体部35は、少なくとも一部が円弧に沿って形成されている。このリム部本体部35は、本実施の形態において、円環状に形成されている。
スポーク被覆部32は、リム被覆部31と連続し、このリム被覆部31からスポーク芯金部27側に突出している。このスポーク被覆部32は、本実施の形態において、例えば左右のスポーク部17(スポーク芯金部27)に対応する位置に形成されている。
凹部33は、リム部本体部35の円弧(円周)と交差する方向に沿ってリム部本体部35に形成されている。この凹部33は、樹脂層24(リム部本体部35)の表面にて少なくとも一部が乗員側である後側(正面側)に位置している。この凹部33は、複数、本実施の形態では4つ形成され、リム部本体部35の周方向に互いに離れて位置している。例えば、これら凹部33は、リム部本体部35の周方向に等配(略等配も含む)されている。また、これら凹部33は、上側の両側部と下側の両側部とにそれぞれ配置されている。なお、これら凹部33は、例えば樹脂層24を成形型により成形する際に同時に形成されてもよいし、樹脂層24の成形後に加工されて形成されてもよい。
図1ないし図3、及び、図5(b)に示す被覆部材20は、ステアリング用マットなどとも呼ばれるもので、樹脂層24のリム芯金部28を覆う位置すなわちリム被覆部31からスポーク芯金部27の一部を覆う位置すなわちスポーク被覆部32に亘って配置される。この被覆部材20は、シート状に形成された被覆部材本体としてのシート部材(マット部)41と、このシート部材41に保持された被保持体としての線材42とを備えている。さらに、この被覆部材20は、樹脂層24(リム部本体部35)の表面を覆ってこの樹脂層24(リム部本体部35)の表面に接着剤G(図1(b))により貼り付けられて固定されている。本実施の形態において、この被覆部材20は、例えばリム部15の温度を調整するためのヒータユニットである。すなわち、本実施の形態の被覆部材20の線材42は、例えば通電により発熱するヒータ線(電熱線)であり、温度センサなどからなる発熱回路を構成している。
シート部材41は、延伸性を有している。例えば、このシート部材41は、所定の延伸率、本実施の形態では10%〜15%延伸するものである。このシート部材41は、任意の材質により形成することができるが、本実施の形態では例えば塩化ビニルなどの合成樹脂により形成されている。また、このシート部材41の厚みは、任意に設定できるが、本実施の形態では例えば被覆部材20のヒータユニットとしての性能を考慮し、1.0mm以下に設定されている。このシート部材41は、本実施の形態において、リム被覆部31(リム部本体部35)を覆う第1被覆部と、この第1被覆部から突出しスポーク被覆部32の一部を覆う第2被覆部とを一体に備えているが、図面においては、第1被覆部のみを図示し、第2被覆部を省略している。このシート部材41(第1被覆部)は、長方形状に形成されている。このシート部材41(第1被覆部)は、自然長で、長辺の長さである長手寸法L1がリム部本体部35(樹脂層24のリム被覆部31)の内周側長さと対応関係を有する長さに設定されている。また、このシート部材41(第1被覆部)は、自然長で、短辺の長さである短手寸法L2が、リム部本体部35(樹脂層24のリム被覆部31)の径寸法(経線(小径)寸法)すなわち断面周方向の寸法、または、温めたい範囲の経線方向の寸法と等しく(略等しく)形成されている。
ここで、シート部材41(第1被覆部)の長手寸法L1がリム部本体部35(樹脂層24のリム被覆部31)の内周側長さと対応関係を有する長さに設定されているとは、この長手寸法L1が内周側長さを基準として設定されていることを言う。具体的に、このシート部材41(第1被覆部)の長手寸法L1は、リム部本体部35(樹脂層24のリム被覆部31)の凹部33を除く部分の内周側長さに、各凹部33の深さ及び内周側長さを加えた寸法と等しく(略等しく)設定されている。
なお、シート部材41は、複数の被覆部材本体片としてのシート部材片を長手方向に縫製などによって接合することにより形成されていてもよい。
線材42は、図示しない制御回路や給電源などに対して直接、または電力受け部などを介して間接的に接続され、本実施の形態では、被覆部材20が、通電されることで検出したリム部15の温度に応じて発熱するように構成された機能部品である。この線材42は、任意の配置とすることができるが、本実施の形態では、波状に蛇行して配置されている(図1(a))。すなわち、この線材42は、シート部材41に対して所定の面状の領域を占めるように配置されている。なお、この線材42の長さ(回路長)は、被覆部材20のヒータユニットとしての性能やリム部本体部35(リム被覆部31)の形状に応じて設定される。また、この線材42のシート部材41に対する位置は、任意に設定できるが、外観品質上、シート部材41の内部、あるいは、シート部材41のリム部本体部35(樹脂層24(リム被覆部31))側に設定されることが好ましい。さらに、この線材42は、リム部本体部35(樹脂層24のリム被覆部31)において、凹部33を除く位置に配置される。例えば、線材42は、シート部材41を構成するシート部材片に一つずつ配置され、これらシート部材片を長手方向に接合することで、互いに離れて複数配置される。そのため、この線材42は、シート部材41の長手方向に複数の位置、本実施の形態では4箇所にそれぞれ互いに離れて配置されているとともに、シート部材41の長手方向両端部及び長手方向両側部(短手方向両端部)から離れて配置されている。したがって、シート部材41(第1被覆部)は、隣り合う線材42,42間に、凹部33に落とし込まれる落とし込み部41aが形成されているとともに、長手方向の両端部41b,41bが凹部33に落とし込まれる部分となっている。換言すれば、シート部材41を構成するシート部材片の接合部分がそれぞれ落とし込み部41aとなっている。本実施の形態において、落とし込み部41aは、3箇所設定されている。また、各落とし込み部41aのシート部材41の長手方向の寸法L3は、凹部33の寸法と対応関係を有して設定されている。例えば、各落とし込み部41aの寸法L3は、端部41bのシート部材41の長手方向の寸法L4に対して、凹部33の深さ及び内周側長さを加えた寸法と等しく(略等しく)設定されている。また、シート部材41(第1被覆部)の端部41bの寸法L4と、縁部である長手方向の側部(短手方向の端部)41cのシート部材41の短手方向の寸法L5とは、例えば本実施の形態では等しく(略等しく)設定されている。
図1(b)、図2及び図5(b)に示す接着剤Gは、被覆部材20を樹脂層24(リム部本体部35)に対して接着固定するものである。この接着剤Gは、被覆部材20と樹脂層24(リム部本体部35)との少なくともいずれかに設定されている。本実施の形態において、この接着剤Gは、被覆部材20のシート部材41の裏面側、すなわちリム部本体部35側に予め設定されている。また、この接着剤Gは、リム部本体部35の外周側に対応する位置(領域A)には設定されておらず、この領域Aを除く領域(図2の網掛け部分)に設定されている。したがって、この接着剤Gは、シート部材41の両側部41c,41cに沿って設定されている。
図5(a)及び図5(b)に示す表皮部21は、運転者(乗員)により直接把持される部分であり、ステアリングホイール10の加飾部である。この表皮部21は、例えば天然皮革や合成皮革などの皮革、あるいは合成樹脂などによりシート状に形成されている。この表皮部21は、被覆部材20を覆ってリム部本体部35に取り付けられる。例えば、この表皮部21は、被覆部材20を覆って、リム部本体部35の表面全体を連続的に覆うように配置されている。本実施の形態において、この表皮部21は、複数の表皮片部45の両端部が互いに縫製などにより接合されて一体的に形成されており、表皮片部同士の接合部が凹部33の位置にそれぞれ落とし込まれて、リム部15の運転者(乗員)側に、いわゆる木目込み風の意匠を構成している。すなわち、この表皮部21は、本実施の形態において、4つの表皮片部45から構成されている。
カバー体は、裏カバー、下部カバーあるいはボディカバーとも呼ばれ、合成樹脂などにより形成され、ボス部16の下側部を覆っている。
パッド体12としては、例えばエアバッグ装置、あるいは衝撃吸収体を収納したものなどを用いることができる。なお、このパッド体12は、スイッチ装置としてのホーンスイッチ機構などを一体的に組み込んでもよい。
そして、ステアリングホイール10を製造する際には、まず、予め成形された芯金23を成形型にセットした後、一の半型と他の半型とを型合わせ(型閉)して形成したキャビティに対して、合成樹脂原料を攪拌混合して成形型のキャビティ内に射出する。この結果、合成樹脂原料が発泡を伴いながら反応してポリウレタンとなりつつ流動末端に向かって流れていく。
次いで、キャビティ内で樹脂層24がリム芯金部28を覆って形成された第1中間体を、一の半型と他の半型とを型開きして成形型から脱型し、ばりなどをカットする。
さらに、この第1中間体の樹脂層24(リム部本体部35)の表面に、別途形成した被覆部材20を貼り付けて固定する。このとき、被覆部材20は、予め被覆部材本体片(シート部材片)を長手方向に接合して長手状に形成しておく。そして、図6(a1)に示すように、一つの凹部33に対してシート部材41の長手方向の両端部41b,41bを落とし込むことで位置合わせし、接着剤Gによりシート部材41の一方の側部41cを樹脂層24のリム被覆部31(リム部本体部35)の内周側に固定する。各落とし込み部41aは、それぞれ残りの凹部33に落とし込んで固定する。シート部材41の側部41cの長手寸法L1は、リム部本体部35の内周側長さと対応関係を有し、リム部本体部35(樹脂層24のリム被覆部31)の凹部33を除く部分の内周側長さに、各凹部33の深さ及び内周側長さを加えた寸法と等しく(略等しく)設定されているので、シート部材41の一方の側部41cは、略延伸することなくリム被覆部31(リム部本体部35)の内周側に固定される。
次いで、シート部材41は、リム部本体部35の内周側を巻き始めとして、他方の側部41c側を引っ張りながら、リム部本体部35の外周側に経線方向に巻き付ける(図6(a1)及び図6(b1))。このとき、接着剤Gは、このリム部本体部35の外周側に対応する位置には設定されていないので、シート部材41は皺などを伸ばしながらリム部本体部35の外周側に巻き付けることができる。また、シート部材41は、凹部33,33間の位置、すなわち落とし込み部41a,41a間や落とし込み部41aと端部41bとの間でそれぞれ延伸することができる。
そして、シート部材41は、他方の側部41c側がリム部本体部35の内周側に位置するまで巻き付け、この内周側を巻き終わりとして一方の側部41cの近傍にて接着剤Gにより樹脂層24のリム被覆部31(リム部本体部35)の内周側に固定する(図6(a2)及び図6(b2))。シート部材41の側部41cの長手寸法L1は、リム部本体部35の内周側長さと対応関係を有し、リム部本体部35(樹脂層24のリム被覆部31)の凹部33を除く部分の内周側長さに、各凹部33の深さ及び内周側長さを加えた寸法と等しく(略等しく)設定されているので、シート部材41の一方の側部41cは、略延伸することなくリム被覆部31(リム部本体部35)の内周側に固定される。この結果、被覆部材20が、シート部材41に皺や弛みなどを生じさせることなくリム部本体部35に巻き付けられて固定される。なお、接着剤Gは、この被覆部材20の固定の際にリム部本体部35(リム被覆部31)との圧接によって拡がり、この接着剤Gが設定されていなかった箇所(図2の領域A)に対応する部分にも充填させることができる。すなわち、接着剤Gは、被覆部材20の巻き付け時に追加で塗布しない。
その後、被覆部材20を表皮部21により覆う。このとき、表皮部21は、予め複数の表皮片部の端部同士を縫製などにより接合して被覆部材20と同様の長手状としておき、これら接合部を凹部33にそれぞれ落とし込むとともに、両端部同士を一つの凹部33に対応する位置で縫製などにより接合し、凹部33に落とし込んで固定することもできるし、表皮片部をそれぞれ凹部33の位置で接合しつつ凹部33に落とし込んで固定することもできる。
このステアリングホイール本体11は、被覆部材20の機能部品を制御回路と電気的に接続し、パッド体12やカバー体などを取り付けて、ステアリングホイール10が完成する(図4)。
上述したように、本実施の形態によれば、シート部材41を、延伸性を有し自然長でリム部本体部35の内周側長さと対応関係を有する長さに設定することにより、リム部本体部35に巻き付けて固定する際に、シート部材41の長手方向両端部41b,41bをリム部本体部35の凹部33に対応する位置に配置して位置合わせし、一方の縁部である側部41cをリム部本体部35の内周側に沿わせてから巻き始め、リム部本体部35の外周側の位置ではシート部材41を延伸させて巻き付け、このシート部材41の他方の縁部をリム部本体部35の内周側として巻き終わることで、凹部33を利用してシート部材41をリム部本体部35に対して確実に位置決めしつつ、シート部材41の長さがリム部本体部35に対して余ることがない。このため、皺や弛みを抑制して被覆部材20をリム部本体部35に固定しながら、シート部材41において例えば長さを調整するための切り欠きなどの線材42を配置できない箇所を抑制し、リム部15のより広い範囲に線材42を配設可能となる。
また、シート部材41は、位置決めとして利用される凹部33,33で分割された間で延伸することができるので、シート部材41全体を一遍に延伸する場合と比較して、延伸誤差を緩和でき、皺や弛みの発生をより効率よく抑制できる。
そして、リム部15のリム部本体部35を覆って被覆部材20を巻き付けて固定するので、皺や弛みが抑制されて見栄えが向上するとともに、リム部15のより広い範囲に線材42を配設して機能させることができる。本実施の形態では、リム部15の広い範囲を線材42によって温めることができる。
また、接着剤Gをリム部本体部35の外周側に対応する位置を除く領域にてシート部材41とリム部本体部35との少なくともいずれかに設定することで、接着剤Gによってシート部材41をリム部本体部35に確実に固定できるとともに、シート部材41を延伸しつつリム部本体部35の外周側に対して巻き付ける際に、シート部材41がリム部本体部35に対して容易に接着されないので、シート部材41の延伸が妨げられにくい。
さらに、表皮部21の端部同士を接合して落とし込んで意匠を構成するための凹部33を利用して被覆部材20を位置決め及び固定するので、被覆部材20の位置決め部を形成するための別途の加工が不要となり、製造性の低下を招きにくい。
なお、上記の一実施の形態において、被覆部材20は、例えばリム部15を乗員が把持していることを確認するためのセンサ回路(圧力センサや静電容量センサなど)を被保持体として備えるセンサユニットとすることもできる。この場合、線材42は、センサの検出子として機能する。
さらに、被保持体としては、線材42に限らず、例えばヒータ回路やセンサ回路などの回路部を構成する任意の機能部品を用いることができる。また、被保持体としては、例えば磁石(マッサージマグネット)や加飾部材など、回路部以外のものを用いることも可能である。
また、シート部材41(第1被覆部)の長手寸法L1は、リム部本体部35(樹脂層24のリム被覆部31)の内周側長さに対して僅かに長く設定されているが、この内周側長さを基準として、僅かに短く設定されてもよい。この場合、被覆部材20をリム部本体部35に巻き付けて固定する際に、シート部材41の側部41cを僅かに延伸させながらリム部本体部35の内周側に沿わせてから巻き始めることで、同様の作用効果を奏することができる。
さらに、凹部33は、ステアリングホイール10のデザインなどに応じて、その位置や数を任意に設定できる。
また、ステアリングホイール10は、3本のスポーク部17を備えた構成に限られず、2本、あるいは4本以上のスポーク部17を備えた構成などとすることもできる。
さらに、リム部15は、円弧状であれば円環の全体でも一部でもよい。すなわち、リム部15は、円弧状であれば円環でなくてもよい。
そして、ステアリングホイール10は、自動車などの車両だけでなく、任意の乗物のステアリング用のハンドルとして用いることができる。
本発明は、例えば電気自動車などの自動車のステアリングホイールに用いるステアリング用マット、そのステアリング用マットを備えるステアリングホイール、及びその製造方法として好適に用いることができる。
10 ハンドルであるステアリングホイール
15 把持部としてのリム部
20 ハンドル用被覆部材としてのステアリング用被覆部材
33 凹部
35 把持部本体部としてのリム部本体部
41 被覆部材本体としてのシート部材
42 被保持体としての線材
G 接着剤

Claims (5)

  1. 円弧に沿って形成されてこの円弧と交差する方向に沿って凹部を有する把持部本体部に巻き付けられて固定され、運転者に把持操作されるハンドルの把持部を前記把持部本体部とともに構成するハンドル用被覆部材であって、
    シート状の被覆部材本体と、
    この被覆部材本体に保持された被保持体とを備え、
    前記被覆部材本体は、延伸性を有し、自然長で前記把持部本体部の内周側長さと対応関係を有する長さに設定され、長手方向両端部が前記凹部に対応する位置に配置される
    ことを特徴とするハンドル用被覆部材。
  2. 運転者に把持操作される把持部を備えたハンドルであって、
    前記把持部は、
    円弧に沿って形成されてこの円弧と交差する方向に沿って凹部を有する把持部本体部と、
    この把持部本体部を覆って巻き付けられて固定される請求項1記載のハンドル用被覆部材とを備えた
    ことを特徴とするハンドル。
  3. 把持部本体部の外周側に対応する位置を除く領域にて被覆部材本体と前記把持部本体部との少なくともいずれかに設定され、前記被覆部材本体を固定する接着剤を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載のハンドル。
  4. 円弧に沿って形成された把持部本体部と、延伸性を有し、自然長で前記把持部本体部の内周側長さと対応関係を有する長さに設定されたシート状の被覆部材本体、及びこの被覆部材本体に保持された被保持体を備えたハンドル用被覆部材とを備えたハンドルの製造方法であって、
    前記円弧と交差する方向に沿って前記把持部本体部に形成された凹部に対して前記被覆部材本体の長手方向の端部を位置合わせし、
    前記被覆部材本体を、前記把持部本体部の内周側を巻き始めとして外周側を延伸しつつ内周側を巻き終わりとして前記把持部本体部に対して巻き付けて前記ハンドル用被覆部材を前記把持部本体部に対して固定する
    ことを特徴とするハンドルの製造方法。
  5. 把持部本体部の外周側に対応する位置を除く領域にて被覆部材本体と前記把持部本体部との少なくともいずれかに前記被覆部材本体の固定用の接着剤を設定する
    ことを特徴とする請求項4記載のハンドルの製造方法。
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