JP2019023610A5

JP2019023610A5 - 計測制御装置

Info

Publication number: JP2019023610A5
Application number: JP2017247429A
Authority: JP
Filing date: 2017-12-25
Publication date: 2019-12-12

Description

この明細書による開示は、計測制御装置に関する。

本開示の主な目的は、物理量の計測精度を高めることができる計測制御装置を提供することにある。

上記目的を達成するため、開示された第１の態様は、
計測対象になる流体が流れる計測流路（３２）と、
計測流路を形成しており、所定の取付対象（１２ａ）に取り付けられるハウジング（２１）と、
計測流路において流体の物理量を検出する物理量検出部（５０５）と、を備えている物理量計測装置（１４）の制御を行う計測制御装置（８１）であって、
物理量検出部の検出結果（Ｓａ１）の変化態様に基づいて物理量検出部の検出結果を補正する変化補正部（５１１）、を備えている計測制御装置である。

これに対して、第１の態様によれば、変化補正部による補正には、物理量検出部の検出結果の変化態様が用いられるため、変化補正部が検出結果の変化態様を予測することになる。このため、物理量検出部の検出結果が実際の物理量に対応した結果になるまでに要する時間に比べて、変化補正部の補正結果が実際の物理量に対応した結果になるまでに要する時間を短縮することができる。したがって、物理量計測の応答遅れを抑制でき、その結果、物理量の計測精度を高めることができる。

Claims

計測対象になる流体が流れる計測流路（３２）と、
前記計測流路を形成しており、所定の取付対象（１２ａ）に取り付けられるハウジング（２１）と、
前記計測流路において前記流体の物理量を検出する物理量検出部（５０５）と、を備えている物理量計測装置（１４）の制御を行う計測制御装置（８１）であって、
前記物理量検出部の検出結果（Ｓａ１）の変化態様に基づいて前記物理量検出部の検出結果を補正する変化補正部（５１１）、を備えている計測制御装置。
前記物理量計測装置は、
前記物理量検出部により検出される物理量とは異なる種類の物理量を検出する異種検出部（２２）を備えており、
前記変化補正部は、前記物理量検出部の検出結果の変化態様に加えて、前記異種検出部の検出結果（Ｓａ３）に基づいて、前記物理量検出部の検出結果を補正する、請求項１に記載の計測制御装置。
前記物理量検出部は、前記流体の物理量として温度を検出する温度検出部であり、
前記異種検出部は、前記流体の物理量として流量を検出する流量検出部であり、
前記変化補正部は、前記物理量検出部の検出結果である温度信号（Ｓａ１）の変化態様と、前記異種検出部の検出結果である流量信号（Ｓａ３）とに基づいて、前記温度信号の補正を行う、請求項２に記載の計測制御装置。
前記変化補正部は、
前記異種検出部の検出結果である流量が小さいほど、前記物理量検出部の検出結果である温度を補正する流量補正量（Ａ）を大きくする、請求項３に記載の計測制御装置。
前記物理量計測装置は、
前記物理量検出部により検出される物理量と同じ種類の物理量を前記ハウジングの内部にて検出する同種検出部（５０６）と、
前記取付対象の内部に入り込む入り込み部分（５０１）と、
前記取付対象の内部に入り込まずに前記取付対象の外側にはみ出すはみ出し部分（５０２）と、を備え、
前記ハウジングは、少なくとも一部を前記取付対象の内部に入り込んだ状態で前記取付対象に取り付けられており、
前記物理量検出部は、前記入り込み部分に含まれた位置に設けられており、
前記同種検出部は、前記入り込み部分と前記はみ出し部分とが並んだ方向（Ｙ）において、前記物理量検出部よりも前記はみ出し部分側の位置に設けられており、
前記物理量検出部の検出結果（Ｓａ１）を前記同種検出部の検出結果（Ｓａ２）に基づいて補正する物理量補正部（５１０）を備えている、請求項１〜４のいずれか１つに記載の計測制御装置。
前記物理量補正部は、
前記物理量検出部の検出結果と前記同種検出部の検出結果との差分（Ｓｂ２）に基づいて、前記物理量検出部の検出結果を補正するための差分補正量（Ｓｂ３）を取得する、差分補正部（５１３）を有している、請求項５に記載の計測制御装置。
前記差分補正部は、
前記差分が大きいほど前記差分補正量を大きい値に設定する、請求項６に記載の計測制御装置。
前記物理量補正部は、
前記物理量検出部の検出結果（Ｓａ１）の変化態様に基づいて前記物理量検出部の検出結果を補正する変化補正部（５１１）を有している、請求項５〜７のいずれか１つに記載の計測制御装置。
前記物理量計測装置は、
前記物理量検出部及び前記同種検出部により検出される物理量とは異なる種類の物理量を検出する異種検出部（２２）を備えており、
前記物理量補正部は、
前記同種検出部の検出結果に加えて前記異種検出部の検出結果（Ｓａ３）に基づいて前記物理量検出部の検出結果を補正する異種補正部（５１１）を有している、請求項５〜８のいずれか１つに記載の計測制御装置。
前記物理量検出部及び前記同種検出部は、いずれも前記流体の物理量として温度を検出する温度検出部である、請求項５〜９のいずれか１つに記載の計測制御装置。