JP5533771B2 - 空気流量測定装置、および空気流量測定装置の製造方法 - Google Patents

空気流量測定装置、および空気流量測定装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5533771B2
JP5533771B2 JP2011091730A JP2011091730A JP5533771B2 JP 5533771 B2 JP5533771 B2 JP 5533771B2 JP 2011091730 A JP2011091730 A JP 2011091730A JP 2011091730 A JP2011091730 A JP 2011091730A JP 5533771 B2 JP5533771 B2 JP 5533771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor assembly
measuring device
air flow
hole
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011091730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012225699A (ja
Inventor
彰之 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2011091730A priority Critical patent/JP5533771B2/ja
Publication of JP2012225699A publication Critical patent/JP2012225699A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5533771B2 publication Critical patent/JP5533771B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

本発明は、空気の流量を測定する空気流量測定装置、およびその製造方法に関するものである。
従来から、空気との伝熱を利用して空気流量を測定する熱式の空気流量測定装置が公知であり、例えば、内燃機関への吸気路に配置され、内燃機関に吸入される吸入空気の流量を測定するために利用されている。
この従来の空気流量測定装置100は、例えば、空気との伝熱により電気信号を発生するセンサチップ(図示せず)を保持するセンサアセンブリ101と、空気が通過する内部流路102を有して内部流路102にセンサチップが突出するようにセンサアセンブリ101が嵌合される筐体103と、センサアセンブリ101の周囲に配置され、筐体103とセンサアセンブリ101との間に形成される隙間104を封鎖して内部流路102から空気が漏れるのを防止するシール材105と、センサアセンブリ101、筐体103およびシール材105等を所定の金型にセットして2次成形用樹脂を注入することにより得られる2次モールド部106とを備える。
また、センサアセンブリ101は、電気信号を出力するための端子107を有している。そして、端子107は、隙間104を通って内部流路102から漏れる空気の流れに関して、シール材105よりも下流側でセンサアセンブリ101の表面から突出している。
これにより、シール材105の下流側に端子107を配置することで、空気に含まれる水分の端子107への付着を抑制し、さらに端子107に付着した水分がコネクタ108の方に漏れ出したり、センサアセンブリ101の内部に浸入したりするのを抑制している。
つまり、空気流量測定装置100では、シール材105によって内部流路102を通過する空気の漏れを防止することで、端子107等の電気的導通が存在する領域に水分が入り込み、意図しない短絡等が発生するのを抑制して信頼性を保っている。
ところで、空気流量測定装置100では更なる信頼性向上のため、内部流路102からの空気の漏れ防止を強化することが検討されており、強化策の1つとして、シール材105による漏れ防止をアシストすることができる構造が求められている。また、シール材105として接着剤等を用いる場合、シール材105が内部流路102の方に漏れていく虞もあり、このようなシール材105の漏れ出しを抑制することができる構造が併せて求められている。
そこで、例えば、特許文献1、2に示す製造方法を適用することが考えられる。
特許文献1の図1および図2によれば、製造される樹脂成形品1は直角に曲がる空洞部2を有する。そして、樹脂成形品1の成形工程において、縦穴2bを形成する補助金型14とインサート部品3とで、横穴2aを形成する補助金型15を挟持し、さらに、インサート部品3の下側から補助金型18によってインサート部品3を補助金型15に圧接させる。
これにより、空洞部2の壁の一部をインサート部品3により構成し、樹脂成形部1aのみで空洞部2の壁の全てを構成する場合に対し、不要な開口部分やバリの発生を防止している。
しかし、インサート部品3が、空洞部2以外に外部にも露出するので、より厳しく空洞部2からの漏れを防止する必要がある場合、別途に漏れ防止手段を備える必要があり、コストアップになってしまう。
また、特許文献2の図4によれば、1次半成形品Aの突合部TAに1次半成形品Bの突合部TBを嵌合するように突き合わせ、さらに突き合わせた領域に溶融樹脂を注入して1次半成形品A、Bを一体化する。
しかし、溶融樹脂の射出圧が高いほど、溶融樹脂は狭い隙間に入り込んで中空側にはみ出す虞が高まる。
特開平8−142111号公報 特開平9−155921号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、第1の目的は、空気流量測定装置において、コストアップすることなく、また、2次成形用樹脂の内部流路側へのはみ出しを発生させることなく、シール材による内部流路からの空気の漏れ防止をアシストできるようにして信頼性を高めることにあり、第2の目的は、シール材の内部流路側への漏れ出しを抑制することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1の手段によれば、空気流量測定装置は、空気との伝熱により電気信号を発生するセンサチップを保持するセンサアセンブリと、空気が通過する内部流路、および、内部流路にセンサチップが突出するようにセンサアセンブリの一部が嵌まる嵌合孔を有する筐体と、センサアセンブリの周囲に配置され、嵌合孔の孔面とセンサアセンブリの表面との間に形成される隙間を封鎖して内部流路から空気が漏れるのを防止するシール材と、センサアセンブリ、筐体およびシール材を所定の金型にセットして2次成形用樹脂を注入することにより得られる2次モールド部とを備える。
また、嵌合孔は、センサアセンブリが直線的に移動して嵌まることができるように、直線状の孔軸を有し、さらに、センサアセンブリおよび筐体は、それぞれ、互いに当接し合って嵌合孔におけるセンサアセンブリの嵌まり込みを規制する係合部を有する。そして、センサアセンブリの係合部と筐体の係合部とは、センサアセンブリの嵌合孔への嵌合により孔軸の方向に接近し合ったのちに互いに当接してセンサアセンブリの嵌まり込みを規制する。
これにより、例えば、2次モールド部の成形時に2次成形用樹脂の流動圧によりセンサアセンブリを孔軸の方向に押圧することで、センサアセンブリの係合部を筐体の係合部に強く当接させることができる。このため、嵌合孔の孔面とセンサアセンブリの表面との間に形成される隙間は、係合部同士の当接領域においてより気密的に封鎖されるので、シール材による漏れ防止は、係合部同士の当接強化によって強力にアシストされる。
以上により、空気流量測定装置において、コストアップすることなく、また、2次成形用樹脂の内部流路側へのはみ出しを発生させることなく、シール材による内部流路からの空気の漏れ防止をアシストして信頼性を高めることができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2の手段によれば、シール材は、隙間を通る内部流路からの空気の漏れの流れ方向に関して、センサアセンブリの係合部および筐体の係合部が存在する位置よりも下流側に配置される。
これにより、シール材は、隙間を通って内部流路の方に流れた場合、内部流路に達する前に係合部同士の当接領域に達する。このため、係合部同士の当接強化により、シール材の内部流路側への漏れ出しを抑制することができる。
〔請求項3の手段〕
請求項3の手段によれば、センサアセンブリの係合部および筐体の係合部は、それぞれ、当接時に互いに面接触し合う当接面を有する。そして、センサアセンブリ側の当接面および筐体側の当接面は、内部流路に近いほど、孔軸に近付くように傾斜している。
これにより、係合部同士の当接によってくさび効果が得られ、センサアセンブリの当接面は、筐体の当接面にさらに強力に面接触する。このため、嵌合孔の孔面とセンサアセンブリの表面との間に形成される隙間を、係合部同士の当接領域においてさらに気密的に封鎖することができるので、漏れ防止のアシストをさらに強化して空気流量測定装置の信頼性を高めることができる。
〔請求項4の手段〕
請求項4の手段によれば、空気流量測定装置の製造方法は、センサアセンブリを孔軸の方向に移動させて嵌合孔に嵌めることで、センサチップを内部流路に突出させる第1準備工程と、シール材をセンサアセンブリの周囲に配置する第2準備工程と、第1準備工程および第2準備工程により構成されたセンサアセンブリ、筐体およびシール材の一体物を金型にセットし、2次成形用樹脂を射出して2次モールド部を成形する成形工程とを備える。
そして、成形工程では、孔軸が2次成形用樹脂の射出口と交差するように、かつ、センサアセンブリの内、筐体の外に配置されている部分(以下、筐体外配置部と呼ぶ。)が射出口と孔軸の方向に対向するように、一体物を金型にセットする。
これにより、2次成形用樹脂は、射出口から孔軸の方向に射出されて筐体外配置部に孔軸の方向に衝突するとともにセンサアセンブリを孔軸の方向に押圧するので、センサアセンブリの係合部は筐体の係合部に強く当接する。このため、嵌合孔の孔面とセンサアセンブリの表面との間に形成される隙間は、係合部同士の当接領域においてより気密的に封鎖されるので、シール材による漏れ防止は、係合部同士の当接強化によって強力にアシストされる。
以上により、空気流量測定装置において、コストアップすることなく、また、2次成形用樹脂の内部流路側へのはみ出しを発生させることなく、シール材による内部流路からの空気の漏れ防止をアシストして信頼性を高めることができる。
〔請求項5の手段〕
請求項5の手段によれば、センサアセンブリは、電気信号を出力するための端子を有し、端子は、所定の突出面から孔軸の方向に突出している。そして、成形工程では、突出面が射出口と孔軸の方向に対向するように一体物を金型にセットする。
これにより、2次成形用樹脂は、端子に沿って孔軸に平行に流れるので、2次成形用樹脂の流動圧による端子の倒れを抑制することができる。
〔請求項6の手段〕
請求項6の手段によれば、成形工程では、センサアセンブリの表面の一部が射出口と孔軸の方向に対向するように一体物を金型にセットする。そして、センサアセンブリの表面の内、射出口と孔軸の方向に対向する部分は、射出口に近いほど先細になるテーパ状に設けられている。
これにより、射出口から流れてきた2次成形用樹脂は、射出口と対向する面部分に孔軸の方向に衝突し、略均等に分かれてセンサアセンブリの表面に沿って流れていくことができる。このため、2次成形用樹脂の流動圧によるセンサアセンブリの倒れを抑制することができる。
空気流量測定装置の内部を示す断面図である(実施例1)。 (a)は図1のA−A断面図であり、(b)は空気流量測定装置の要部を示す部分断面図である(実施例1)。 空気流量測定装置の製造方法の第1準備工程を示す説明図である(実施例1)。 (a)は空気流量測定装置の製造方法の第2準備工程を示す説明図であり、(b)は空気流量測定装置の製造方法の成形工程を示す説明図である(実施例1)。 空気流量測定装置の要部を示す部分断面図である(実施例2)。 空気流量測定装置の部分断面図である(従来例)。
実施形態1の空気流量測定装置は、空気との伝熱により電気信号を発生するセンサチップを保持するセンサアセンブリと、空気が通過する内部流路、および、内部流路にセンサチップが突出するようにセンサアセンブリの一部が嵌まる嵌合孔を有する筐体と、センサアセンブリの周囲に配置され、嵌合孔の孔面とセンサアセンブリの表面との間に形成される隙間を封鎖して内部流路から空気が漏れるのを防止するシール材と、センサアセンブリ、筐体およびシール材を所定の金型にセットして2次成形用樹脂を注入することにより得られる2次モールド部とを備える。
また、嵌合孔は、センサアセンブリが直線的に移動して嵌まることができるように、直線状の孔軸を有し、さらに、センサアセンブリおよび筐体は、それぞれ、互いに当接し合って嵌合孔におけるセンサアセンブリの嵌まり込みを規制する係合部を有する。そして、センサアセンブリの係合部と筐体の係合部とは、センサアセンブリの嵌合孔への嵌合により孔軸の方向に接近し合ったのちに互いに当接してセンサアセンブリの嵌まり込みを規制する。
さらに、シール材は、隙間を通る内部流路からの空気の漏れの流れ方向に関して、センサアセンブリの係合部および筐体の係合部が存在する位置よりも下流側に配置される。
また、実施形態1の空気流量測定装置の製造方法は、センサアセンブリを孔軸の方向に移動させて嵌合孔に嵌めることで、センサチップを内部流路に突出させる第1準備工程と、シール材をセンサアセンブリの周囲に配置する第2準備工程と、第1準備工程および第2準備工程により構成されたセンサアセンブリ、筐体およびシール材の一体物を金型にセットし、2次成形用樹脂を射出して2次モールド部を成形する成形工程とを備える。
そして、成形工程では、孔軸が2次成形用樹脂の射出口と交差するように、かつ、センサアセンブリの内、筐体の外に配置されている部分(筐体外配置部)が射出口と孔軸の方向に対向するように、一体物を金型にセットする。
また、センサアセンブリは、電気信号を出力するための端子を有し、端子は、所定の突出面から孔軸の方向に突出している。そして、成形工程では、突出面が射出口と孔軸の方向に対向するように一体物を金型にセットする。
さらに、成形工程では、センサアセンブリの表面の一部が射出口と孔軸の方向に対向するように一体物を金型にセットする。そして、センサアセンブリの表面の内、射出口と孔軸の方向に対向する部分は、射出口に近いほど先細になるテーパ状に設けられている。
実施形態2の空気流量測定装置によれば、センサアセンブリの係合部および筐体の係合部は、それぞれ、当接時に互いに面接触し合う当接面を有する。そして、センサアセンブリ側の当接面および筐体側の当接面は、内部流路に近いほど、孔軸に近付くように傾斜している。
〔実施例1の構成〕
実施例1の空気流量測定装置1の構成を、図1および図2を用いて説明する。
空気流量測定装置1は、空気との伝熱を利用して空気流量を測定するものであり、例えば、内燃機関(図示せず)への吸気路2に配置され、内燃機関に吸入される吸入空気(以下、吸気と呼ぶことがある。)の流量を測定するために利用されている。
また、空気流量測定装置1は、例えば、空気との伝熱により電気信号を発生するセンサチップ3を保持するセンサアセンブリ4と、空気が通過する内部流路5、および、内部流路5にセンサチップ3が突出するようにセンサアセンブリ4の一部が嵌まる嵌合孔6を有する筐体7と、センサアセンブリ4の周囲に配置され、嵌合孔6の孔面とセンサアセンブリ4の表面との間に形成される隙間8を封鎖して内部流路5から空気が漏れるのを防止するシール材9と、センサアセンブリ4、筐体7およびシール材9等を所定の金型(図示せず)にセットして2次成形用樹脂を注入することにより得られる2次モールド部10とを備える。
そして、空気流量測定装置1は、吸気路2を流れる吸気の一部を内部流路5に取り込むとともに、センサチップ3において、取り込んだ吸気との間に伝熱現象を発生させることで吸気の質量流量(以下、吸気量と呼ぶことがある。)に応じた電気信号を発生する。
センサアセンブリ4は、吸気量に応じた電気信号を発生するセンサチップ3と、センサチップ3で発生した電気信号に所定の処理を施す処理部13と、処理部13からセンサアセンブリ4の外部に電気信号を出力するためのアセンブリ端子14とを有し、センサチップ3、処理部13およびアセンブリ端子14等をインサート成形することで設けられている。
また、センサアセンブリ4は、略矩形状の板状に設けられ、先端から後端に向かって段階的に板厚になっている。ここで、センサアセンブリ4は、センサチップ3を保持する先端部4a、センサチップ3と処理部13との結線を保持する中間部4b、および、中間部4bの後端側に設けられて処理部13を保持する本体部4cを有し、先端部4a、中間部4b、本体部4cの順に厚みを増す。
先端部4aは、先端に向かって面方向への広がりを狭めるように設けられている。そして、センサアセンブリ4は、先端部4aが内部流路5に突出するように筐体7に嵌合され、先端部4aの突出によって、センサチップ3が内部流路5に露出するように突出している。
中間部4bは、センサアセンブリ4の各部の内で嵌合孔6に嵌まる部分である。
本体部4cは、先端のごく一部が嵌合孔6に嵌まっており、嵌合孔6に嵌まる部分の後端側に連続する部分の周囲にシール材9が装着されている。また、本体部4cの後端から、後方に向かって複数のアセンブリ端子14が互いに平行にかつ直線状に突出している。
なお、センサチップ3や処理部13は、周知の機能および周知の構造を有するものである。
筐体7は、樹脂成形品であって、内部流路5が次のような構成を有するように設けられている。
すなわち、内部流路5は、吸気路2の上流側に向かって開口する吸気の吸入口16と、吸気路2の下流側に向かって開口する吸気の放出口17と、吸入口16から直線的に伸び、吸気路2における吸気主流と同じ方向に向かって吸気を直進させる直進路18と、直進路18を直進してきた吸気を周回させて放出口17に向かわせる周回路19と、直進路18に直線的に接続してダストを排出させるダスト排出路20とを有する。
ここで、センサアセンブリ4の先端部4aは、周回路19において、周回している吸気が吸気主流とは逆向きに流れる所定の配置領域19aに突出している。また、周回路19は下流側で2つに分岐しており、放出口17は2つ設けられている。
2次モールド部10は、センサアセンブリ4、筐体7およびシール材9等とともに配線モジュール23を金型にセットして2次成形用樹脂を注入することにより得られる。ここで、配線モジュール23は、センサアセンブリ4から出力される電気信号を空気流量測定装置1の外部の電子制御装置(以下、ECUと呼ぶ:図示せず。)に出力するための端子24a、アセンブリ端子14と導通してセンサアセンブリ4から電気信号の入力を受けるための端子24b、吸気の温度を検出する吸気温センサ(図示せず。)から電気信号の入力を受けるための端子24c等を有する。
そして、配線モジュール23は、端子24aがコネクタ25を形成するように、また、端子24bがアセンブリ端子14と導通するように、さらに、端子24cが空気流量測定装置1の外部に露出するように2次モールドされる。また、センサアセンブリ4は、本体部4cの表面の大部分が2次モールド部10によって覆われ、本体部4cと2次モールド部10は直接的に接して界面26を形成している。
なお、ECUは、空気流量測定装置1から得られる電気信号に基づいて吸気量を把握するとともに、把握した吸気量に基づいて燃料噴射制御等の各種の制御処理を実行する。
シール材9は、周知の接着剤であり、本体部4cの先端近傍を環状に包囲するように充填されて隙間8を封鎖する。ここで、隙間8は、主に、嵌合孔6の孔面と中間部4bの表面との間に形成される。そして、シール材9は、本体部4cの先端近傍を環状に包囲して隙間8を封鎖することで、内部流路5から隙間8に漏れ出した吸気が界面26等に漏れ出すのを防止している。
そして、シール材9は、隙間8から界面26等への吸気の漏れ出しを防止することで、吸気に含まれる水分がアセンブリ端子14や端子24bに付着するのを抑制し、さらに、アセンブリ端子14や端子24bに付着した水分がコネクタ25の方に漏れ出したり、センサアセンブリ4の内部に浸入したりするのを抑制している。
つまり、空気流量測定装置1では、シール材9によって内部流路5を通過する吸気の漏れを防止することで、アセンブリ端子14や端子24a、24b等の電気的導通が存在する領域に水分が入り込み、意図しない短絡等が発生するのを抑制して信頼性を保っている。
〔実施例1の特徴〕
実施例1の空気流量測定装置1の特徴を、図1および図2を用いて説明する。
空気流量測定装置1によれば、嵌合孔6は、センサアセンブリ4が直線的に移動して嵌まることができるように直線状の孔軸を有する。つまり、嵌合孔6は、センサアセンブリ4を直線的に一方向に移動させることで、先端部4aを配置領域19aに突出させることができるように設けられている。
また、センサアセンブリ4および筐体7は、それぞれ、互いに当接し合って嵌合孔6におけるセンサアセンブリ4の嵌まり込みを規制する係合部4K、7Kを有する。ここで、係合部4Kは、センサアセンブリ4において中間部4bと本体部4cとの間に形成される段部である。また、係合部7Kは、嵌合孔6の孔面において、嵌合孔6の開口縁6aよりも僅かに内部流路5に近い位置に段を付け、段から開口縁6aに至るごく狭い孔領域を、本体部4cの先端が収まるように拡大することで設けられている。
そして、係合部4K、7Kは、センサアセンブリ4の嵌合孔6への嵌合により孔軸の方向に接近し合ったのちに互いに当接してセンサアセンブリ4の嵌まり込みを規制する。
また、係合部4K、7Kは、それぞれ、当接時に互いに面接触し合う当接面4A、7Aを有し、当接面4A、7Aが面接触することで当接する。なお、当接面4Aは係合部4Kの先端面であり、当接面7Aは係合部7Kの後端面である。さらに、当接面4A、7Aは両方とも孔軸に垂直である。
また、筐体7は、嵌合孔6の開口縁6aを囲う環状リブ30を有し、環状リブ30は、センサアセンブリ4の中間部4bが嵌合孔6に嵌まることにより、本体部4cとの間に環状の空間32を形成する。
ここで、空間32は、環状リブ30の内周面、本体部4cの表面、および、開口縁6aと環状リブ30との間に広がる環状の底面33により形成される。そして、シール材9は、空間32の底面33に溜まるように充填され、金型に注入された2次成形用樹脂は、シール材9が空間32に溜まった状態で空間32に流入して固化する。このため、シール材9と2次モールド部10とは直接的に接して界面を形成している。
以上により、隙間8を通る内部流路5からの空気の漏れの流れ方向に関して、シール材9は、係合部4K、7Kの当接領域よりも下流側に配置される。
また、本体部4cの後端面は、後方ほど先細となるテーパ状に設けられ、後端は直線状の稜線35をなす。そして、稜線35から後方に向かって孔軸の方向に複数のアセンブリ端子14が平行に突出している。また、複数のアセンブリ端子14の内、1つのアセンブリ端子14は孔軸上に配置され、他のアセンブリ端子14は孔軸と平行に配置される。
以上により、本体部4cの後端面は、アセンブリ端子14が孔軸の方向に突出する突出面36である。
〔実施例1の製造方法〕
実施例1の空気流量測定装置1の製造方法を、図3および図4を用いて説明する。
空気流量測定装置1の製造方法は、センサアセンブリ4を嵌合孔6の孔軸の方向に移動させて嵌合孔6に嵌めることで、センサチップ3を有する先端部4aを内部流路5に突出させる第1準備工程と、シール材9をセンサアセンブリ4の周囲に充填配置する第2準備工程と、第1準備工程および第2準備工程により構成されたセンサアセンブリ4、筐体7およびシール材9の一体物38を金型にセットし、2次成形用樹脂を射出して2次モールド部10を成形する成形工程とを備える。
第1準備工程では、センサアセンブリ4を嵌合孔6の孔軸の方向に直線的に移動させて嵌合孔6に嵌めて行き、係合部4Kを係合部7Kに当接させる。これにより、センサアセンブリ4は嵌合孔6に過剰に嵌まり込むことなく、先端部4aは配置領域19aの適正な位置まで突出する。また、センサアセンブリ4の嵌合孔6への嵌め込みにより、環状の空間32が形成されるとともに、本体部4cの大部分が筐体7の外に配置される(以下、センサアセンブリ4の内、筐体7の外に配置されている部分を筐体外配置部39と呼ぶことがある。)。
第2準備工程では、空間32の底面33にシール材9を充填する。これにより、シール材9は、本体部4cの周囲に環状に充填されて隙間8を外部に対して封鎖する。また、シール材9は、隙間8を通る内部流路5からの吸気の漏れの流れ方向に関して、係合部4K、7Kの当接領域よりも下流側に配置される。
成形工程では、孔軸が2次成形用樹脂の射出口41と交差するように、かつ、センサアセンブリ4の筐体外配置部39が射出口41と孔軸の方向に対向するように一体物38を金型にセットする。また、筐体外配置部39の表面の内、突出面36のみが射出口41と孔軸の方向に直接的に対向する。
そして、2次成形用樹脂は、射出口41から孔軸の方向に射出されて筐体外配置部39に衝突する。このとき、2次成形用樹脂は、突出面36に孔軸の方向に衝突し、稜線35を境界としてセンサアセンブリ4の厚さ方向の一端側と他端側とに均等に分かれて本体部4cの表面に沿って流れていく。
〔実施例1の効果〕
実施例1の空気流量測定装置1の製造方法によれば、成形工程では、孔軸が2次成形用樹脂の射出口41と交差するように、かつ、筐体外配置部39が射出口41と孔軸の方向に対向するように、一体物38を金型にセットする。
これにより、2次成形用樹脂は、射出口41から孔軸の方向に射出されて筐体外配置部39に孔軸の方向に衝突するとともに、センサアセンブリ4を孔軸の方向に押圧するので、センサアセンブリ4の係合部4Kは筐体7の係合部7Kに強く当接する。
このため、嵌合孔6の孔面とセンサアセンブリ4の表面との間に形成される隙間8は、係合部4K、7K同士の当接領域においてより気密的に封鎖されるので、シール材9による漏れ防止は、係合部4K、7K同士の当接強化によって強力にアシストされる。
以上により、空気流量測定装置1において、コストアップすることなく、また、2次成形用樹脂の内部流路5側へのはみ出しを発生させることなく、シール材9による内部流路5からの吸気の漏れ防止をアシストして信頼性を高めることができる。
また、第2準備工程では、隙間8を通る内部流路5からの空気の漏れの流れ方向に関して、シール材9を係合部4K、7Kの当接領域が存在する位置よりも下流側に配置する。
これにより、シール材9は、隙間8を通って内部流路5の方に流れた場合、内部流路5に達する前に係合部4K、7K同士の当接領域に達する。このため、係合部4K、7K同士の当接強化により、シール材9の内部流路5側への漏れ出しを抑制することができる。
また、成形工程では、アセンブリ端子14の突出面36が射出口41と孔軸の方向に対向するように一体物38を金型にセットする。
これにより、2次成形用樹脂は、アセンブリ端子14に沿って孔軸に平行に流れるので、2次成形用樹脂の流動圧によるアセンブリ端子14の倒れを抑制することができる。
さらに、突出面36は、後方ほど先細となるテーパ状に設けられている。
これにより、射出口41から流れてきた2次成形用樹脂は、突出面36に孔軸の方向に衝突し、稜線35を境界としてセンサアセンブリ4の厚さ方向の一端側と他端側とに均等に分かれて本体部4cの表面に沿って流れていく。このため、2次成形用樹脂の流動圧によるセンサアセンブリ4の倒れを抑制することができる。
〔実施例2〕
実施例2の空気流量測定装置1によれば、図5に示すように、係合部4K、7Kのそれぞれが有する当接面4A、7Aは、内部流路5に近いほど孔軸に近付くように傾斜している。
これにより、係合部4K、7K同士の当接によってくさび効果が得られ、当接面4Aは、当接面7Aにさらに強力に面接触する。このため、係合部4K、7K同士の当接領域において隙間8をさらに気密的に封鎖することができるので、漏れ防止のアシストをさらに強化して空気流量測定装置1の信頼性を高めることができる。
〔変形例〕
空気流量測定装置1の態様は、実施例1、2に限定されず種々の変形例を考えることができる。
例えば、実施例1、2の空気流量測定装置1によれば、係合部4K、7Kは、それぞれが有する当接面4A、7A同士の面接触により当接していたが、係合部7Kの後端面に嵌合孔6を囲うように環状のリブを設け、この環状のリブを係合部4Kの先端面に環状に当接させることで、係合部4K、7K同士を当接させてもよい。
1 空気流量測定装置
3 センサチップ
4 センサアセンブリ
4b 中間部(センサアセンブリの一部)
4K 係合部(センサアセンブリの係合部)
4A 当接面(センサアセンブリ側の当接面)
5 内部流路
6 嵌合孔
7 筐体
7K 係合部(筐体の係合部)
7A 当接面(筐体側の当接面)
8 隙間
9 シール材
10 2次モールド部
14 アセンブリ端子
36 突出面(センサアセンブリの表面の内、射出口と孔軸の方向に対向する部分)
38 一体物
39 筐体外配置部(センサアセンブリの内、筐体の外に配置されている部分)
41 射出口

Claims (6)

  1. 空気との伝熱により電気信号を発生するセンサチップを保持するセンサアセンブリと、
    空気が通過する内部流路、および、この内部流路に前記センサチップが突出するように前記センサアセンブリの一部が嵌まる嵌合孔を有する筐体と、
    前記センサアセンブリの周囲に配置され、前記嵌合孔の孔面と前記センサアセンブリの表面との間に形成される隙間を封鎖して前記内部流路から空気が漏れるのを防止するシール材と、
    前記センサアセンブリ、前記筐体および前記シール材を所定の金型にセットして2次成形用樹脂を注入することにより得られる2次モールド部とを備え、
    前記嵌合孔は、前記センサアセンブリが直線的に移動して嵌まることができるように、直線状の孔軸を有し、
    前記センサアセンブリおよび前記筐体は、それぞれ、互いに当接し合って前記嵌合孔における前記センサアセンブリの嵌まり込みを規制する係合部を有し、
    前記センサアセンブリの係合部と前記筐体の係合部とは、前記センサアセンブリの前記嵌合孔への嵌合により前記孔軸の方向に接近し合ったのちに互いに当接して前記センサアセンブリの嵌まり込みを規制することを特徴とする空気流量測定装置。
  2. 請求項1に記載の空気流量測定装置において、
    前記シール材は、前記隙間を通る前記内部流路からの空気の漏れの流れ方向に関して、前記センサアセンブリの係合部および前記筐体の係合部が存在する位置よりも下流側に配置されることを特徴とする空気流量測定装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の空気流量測定装置において、
    前記センサアセンブリの係合部および前記筐体の係合部は、それぞれ、当接時に互いに面接触し合う当接面を有し、
    前記センサアセンブリ側の当接面および前記筐体側の当接面は、前記内部流路に近いほど、前記孔軸に近付くように傾斜していることを特徴とする空気流量測定装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の内のいずれか1つに記載の空気流量測定装置の製造方法であって、
    前記センサアセンブリを前記孔軸の方向に移動させて前記嵌合孔に嵌めることで、前記センサチップを前記内部流路に突出させる第1準備工程と、
    前記シール材を前記センサアセンブリの周囲に配置する第2準備工程と、
    前記第1準備工程および前記第2準備工程により構成された前記センサアセンブリ、前記筐体および前記シール材の一体物を前記金型にセットし、2次成形用樹脂を射出して前記2次モールド部を成形する成形工程とを備え、
    前記成形工程では、前記孔軸が前記2次成形用樹脂の射出口と交差するように、かつ、前記センサアセンブリの内、前記筐体の外に配置されている部分が前記射出口と前記孔軸の方向に対向するように、前記一体物を前記金型にセットすることを特徴とする空気流量測定装置の製造方法。
  5. 請求項4に記載の空気流量測定装置の製造方法において、
    前記センサアセンブリは、電気信号を出力するための端子を有し、
    この端子は、所定の突出面から前記孔軸の方向に突出し、
    前記成形工程では、前記突出面が前記射出口と前記孔軸の方向に対向するように、前記一体物を前記金型にセットすることを特徴とする空気流量測定装置の製造方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載の空気流量測定装置の製造方法において、
    前記成形工程では、前記センサアセンブリの表面の一部が前記射出口と前記孔軸の方向に対向するように、前記一体物を前記金型にセットし、
    前記センサアセンブリの表面の内、前記射出口と前記孔軸の方向に対向する部分は、前記射出口に近いほど先細になるテーパ状に設けられていることを特徴とする空気流量測定装置の製造方法。
JP2011091730A 2011-04-18 2011-04-18 空気流量測定装置、および空気流量測定装置の製造方法 Active JP5533771B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011091730A JP5533771B2 (ja) 2011-04-18 2011-04-18 空気流量測定装置、および空気流量測定装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011091730A JP5533771B2 (ja) 2011-04-18 2011-04-18 空気流量測定装置、および空気流量測定装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012225699A JP2012225699A (ja) 2012-11-15
JP5533771B2 true JP5533771B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=47276039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011091730A Active JP5533771B2 (ja) 2011-04-18 2011-04-18 空気流量測定装置、および空気流量測定装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5533771B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11448543B2 (en) 2017-07-24 2022-09-20 Denso Corporation Quantity measurement device with detection unit contacting housing

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014106131A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Denso Corp 空気流量測定装置
JP5971221B2 (ja) * 2013-10-04 2016-08-17 株式会社デンソー 空気流量測定装置
JP2015113860A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 株式会社デンソー 巻きブッシュ、樹脂成型品およびエアフロメータ
JP6519533B2 (ja) 2016-06-09 2019-05-29 株式会社デンソー 合成樹脂成形体及びその製造方法
WO2019156045A1 (ja) 2018-02-07 2019-08-15 株式会社デンソー 物理量計測装置
KR101949989B1 (ko) * 2018-08-13 2019-02-20 (주)키스톤 고무 스틸 볼트 가공을 위한 금형구조 및 그 가공 방법

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11351937A (ja) * 1998-06-10 1999-12-24 Hitachi Ltd 発熱抵抗体式空気流量測定装置
JP4196546B2 (ja) * 2001-04-23 2008-12-17 株式会社デンソー 空気流量測定装置
JP3671399B2 (ja) * 2002-09-20 2005-07-13 三菱電機株式会社 流量センサ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11448543B2 (en) 2017-07-24 2022-09-20 Denso Corporation Quantity measurement device with detection unit contacting housing

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012225699A (ja) 2012-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5533771B2 (ja) 空気流量測定装置、および空気流量測定装置の製造方法
JP5195819B2 (ja) 空気流量測定装置
JP6154966B2 (ja) 物理量検出装置
US10520343B2 (en) Thermal flowmeter
US20190120675A1 (en) Physical quantity detection device
US10168195B2 (en) Thermal flow meter capable of measuring flow rates in forward flow and reverse flow directions
JP6247774B2 (ja) 熱式流量計
US8714000B2 (en) Air flow measuring device and method of making housing for the device
JP5327283B2 (ja) 樹脂製中空体の製造方法、および空気流量測定装置
US10928231B2 (en) Thermal flow meter with housing surfaces that minimize vortex formation
EP3358316B1 (en) Physical quantity detection device
JP2014001932A (ja) 熱式流量計
EP3070442B1 (en) Flowrate sensor
JP5920065B2 (ja) 空気流量測定装置の製造方法
JP5494554B2 (ja) 空気流量測定装置
US10234313B2 (en) Method for making resin hollow body and flow measuring device
JP6524017B2 (ja) 熱式流量センサ
US9689358B2 (en) Air flow measuring device
JP2019066329A (ja) 物理量検出装置
JP6198697B2 (ja) 熱式流量計
JP2021036209A (ja) 流量計測計
JP2014106131A (ja) 空気流量測定装置
JP2022158414A (ja) 物理量計測装置
JP2018132343A (ja) 空気流量測定装置の製造方法
JP2013024710A (ja) 空気流量測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5533771

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140414

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250