JP6394453B2 - 流量測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ダクトの内部を流れる空気の一部を取り込むバイパス流路を形成し、バイパス流路に配置される流量センサによって空気流量を測定する流量測定装置に関する。
従来より、流量測定装置として、ダクトの内部を流れる空気(主流)の一部を取り込むバイパス流路を形成する筐体と、バイパス流路に配設される流量センサとを備えるものがある。
特許文献1には、筐体の外壁にバイパス流路の出口が開口しており、筐体の外形が卵型を呈するものが開示されている。
しかし、特許文献1に記載の筐体の外形は、筐体の主流方向中心に最も幅が大きくなる部分(最大幅部)の上流側と下流側とが同じ形状をしている。
最大幅部よりも上流側は主流の流れが加速する領域であるため剥離が生じにくく、逆に最大幅部よりも下流側は流れが減速する領域であるため、剥離が生じやすい領域となる。
このため、このように剥離の生じやすさが異なる2つの領域を同じ形状にしていては、下流側での剥離を低減することが困難となる。
特に、筐体の外壁にバイパス流路の出口が開口している場合、出口の近くを通過する流れの下流に剥離による渦が発生すると、バイパス流路の流れに悪影響を与え、バイパス流路に配置された流量センサの検出精度が低下する虞がある。
特開平8−297039号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、流量測定装置において、筐体に沿って流れるダクト内の空気の流れの剥離を低減することにある。
本発明の流量測定装置は、測定対象となる空気が流れるダクト内において、ダクトの外からダクトの中に向かって突出して設けられて、ダクトの内部を流れる空気の一部を取り込むバイパス流路を形成する筐体と、バイパス流路に配設される流量センサと、筐体の外壁に開口するバイパス流路の出口とを備える。
ここで、ダクト内の空気の流れ方向をX方向、筐体の突出方向をY方向、X方向及びY方向に垂直な方向をZ方向、Z方向の筐体の長さを幅と呼ぶ。
本発明の流量測定装置は、出口が存在する位置での筐体のY方向に垂直な断面形状が、上流端と下流端との間に幅が最大となる最大幅部を有し、最大幅部から上流端に向かって徐々に幅が小さくなり、最大幅部から下流端に向かって徐々に幅が小さくなる流線形状を呈する。
そして、X方向における最大幅部と上流端との中央での筐体の幅を幅W1、X方向における最大幅部と下流端との中央での筐体の幅を幅W2、最大幅部と上流端とのX方向の距離を長さL1、最大幅部と下流端とのX方向の距離を長さL2とすると、
W1>W2、及び、W1/L1>W2/L2
の関係を満たす。
ここで、出口は、外壁のダクト内の空気の流れ方向に沿う部分に形成されている。
本実施例によれば、最大幅部よりも下流側は、上流側と比較して、流れ方向に対する投影面積の変化をなだらかにできる。このため、流れの減速が生じても剥離が生じにくくなる。
さらに、出口の前を通過する空気の流れを用いたベンチュリ効果によって、出口からの空気の放出が促進される。
流量測定装置の断面図である(実施例1)。 流量測定装置をZ方向他端側からみた平面図である(実施例1)。 流量測定装置をX方向上流側からみた平面図である(実施例1)。 流量測定装置をY方向他端側からみた平面図である(実施例1)。 流量測定装置のV−V断面図である(実施例1)。 実施例の効果を説明する説明図である(実施例1)。 流量測定装置の要部断面図である(実施例2)。 流量測定装置の要部断面図である(実施例2)。
本発明を実施するための形態を以下の実施例により詳細に説明する。
〔実施例1〕
〔実施例1の構成〕
実施例1の流量測定装置1の構成を、図1〜5を用いて説明する。
流量測定装置1は、例えば、自動車用エンジンへの吸入空気量を計測するエアフローメータであって、自動車用エンジンへの吸気路を形成するダクトDに取り付けられて使用されるものである。
なお、ダクトDの管壁には、取付穴Daが開口しており、流量測定装置1は取付穴DaからダクトD内に挿入することにより設置される。
流量測定装置1は、以下に説明する嵌合部2、筐体3、流量センサ4などにより一体的に構成されている。
嵌合部2は、取付穴Daに嵌合するものであって、取付穴Daの内周面に面する外周面を有している。この外周面には周溝が形成されており(図2参照)、周溝に配されるOリング2aによって、取付穴Daの内周面と嵌合部2の外周面との間が密封される(図1参照)。
嵌合部2からはダクトDの内側に向けて、ダクト内の空気の流れ方向(主流方向)にほぼ垂直(ダクトDの径方向)に筐体3が突出している。また、嵌合部2からダクトDの外側に突出する部分にはコネクタ部6が設けられている。
以下では、主流方向をX方向、筐体3の突出方向をY方向、X方向及びY方向に垂直な方向をZ方向と呼ぶ。そして、Z方向の筐体の長さを幅と呼ぶ。
筐体3は、ダクトDの流路壁近傍から流路中央に向かって延びて設けられており、ダクトDの内部を流れる空気の一部を取り込むバイパス流路8を形成する。
バイパス流路8は、ダクトDの内部を流れる空気の一部を取り込む入口10と、入口10から取り込んだ空気を通す内部流路11と、取り込まれた空気をダクトD内を流れる空気に戻す出口12とを備える。
内部流路11は、入口10から下流側に連続する吸入流路13と、吸入流路13からの流体を周回させて出口12に向かわせる周回流路14とを有する。
吸入流路13は分岐しており、一方には周回流路14が接続され、他方にはダスト排出流路16が接続されている。
ダスト排出流路16は、入口10から取り込まれた空気に含まれるダストを直進させて排出するための流路であり、吸入流路13を経てダスト排出流路16を流れる流体は主流とほぼ平行に向かって流れる。そして、ダスト排出流路16の下流端はダスト排出口17を形成している。
周回流路14は、吸入流路13からの流体を、Y方向一端側(径方向外側、嵌合部2方向)に向かわせた後、主流方向の上流側(吸入流路13の流れと反対方向)に向かわせ、その後Y方向他端側に向かわせ、その後主流下流側方向を向かせつつ、出口12に向かわせるような形状の流路となっている。
出口12は、主流に沿う筐体3の外壁3aに開口する孔として形成されている。
このため、出口12の前を通過する主流の流れを用いたベンチュリ効果によって、出口12からの流体の放出が促進される。
流量センサ4は、バイパス流路8を流れる空気の流量に応じて電気的な信号(例えば電圧信号)を出力するものである。
具体的には、半導体基板に設けられたメンブレン上に、薄膜抵抗体で形成された発熱素子と感温素子とを有し、これらの素子が回路モジュールに内蔵される回路基板(図示せず)接続されている。
流量センサ4は、周回流路14において吸入流路13の流れと反対方向に流れる部分に収容されている。すなわち、この周回流路14に配置された流量センサ4によって流量が検出される。
〔実施例1の特徴〕
次に実施例1の特徴を主に図5を用いて説明する。
図5は、出口12が存在する位置での筐体3のY方向に垂直な断面形状を示す図である。少なくとも、出口12が存在するY方向範囲のいずれの位置での断面形状も以下の特徴を有する。
この断面形状において、X方向の上流側の端部を上流端20、下流側の端部を下流端21とする。本実施例では、上流端20を下流端21とがX方向に平行な仮想線Xa上に存在する。そして、仮想線Xaを中心にZ方向の一端側と他端側とが対称形状となっている。
出口12は、筐体3のZ方向一端側で主流が沿う外壁3a、Z方向他端側で主流が沿う外壁3aの両方に開口している。
また、この断面形状では、X方向における上流端20と下流端21との間に幅が最大となる最大幅部22を有する。
最大幅部22から上流端20に向かって徐々に幅が小さくなり、最大幅部22から下流端21に向かって徐々に幅が小さくなる形状を呈している。
つまり、出口12が設けられた筐体3の部分は、流れに対する投影面積が、上流端20から最大幅部22に向かって徐々に大きくなり、最大幅部22から下流端21に向かって徐々に小さくなる。
本実施例では、断面形状の外形線は、筐体3の外側に向かって凸となる複数の曲線の連続でなっている。
すなわち、筐体3のZ方向一端側で主流が沿う外壁3a、Z方向他端側で主流が沿う外壁3aはともに、筐体3の外側に向かって凸となる複数の曲線により仮想線Xaに対してなだらかに傾斜して形成されている。
そして、X方向における最大幅部22と上流端20との中央での筐体3の幅を幅W1、X方向における最大幅部22と下流端21との中央での筐体3の幅を幅W2、最大幅部22と上流端20とのX方向の距離を長さL1、最大幅部22と下流端21とのX方向の距離を長さL2とすると、
W1>W2、及び、W1/L1>W2/L2
の関係を満たす。
また、
L2>L1
の関係も満たす。
また、出口12の上流端12aは、X方向において最大幅部22よりも上流側に位置している。
本実施例では、出口12は最大幅部22よりも上流側から下流側の所定範囲に亘って開口している。
以下でさらに上記の特徴を具体的に説明する。
図5に示すように、断面形状のうち、最大幅部22のX方向の位置を示す仮想線を仮想線Z0とする。なお、最大幅部22がX方向の所定範囲に亘っている場合は、その範囲のX方向中心を通る線を最大幅部22のX方向位置を示す仮想線Z0とする。
そして仮想線Z0から上流側の領域を上流領域と呼ぶ。
そして、下流領域のX方向中央位置を示すZ方向に延びる仮想線を仮想線Z1と呼ぶ。
また、断面形状のうち、仮想線Z0から下流側の領域を下流領域と呼ぶ。
そして、上流領域のX方向中央位置を示すZ方向に延びる仮想線を仮想線Z2と呼ぶ。
仮想線Z1が筐体3のZ方向一端側の外壁3aと交わる交点を交点Q1、仮想線Z1が筐体3のZ方向他端側の外壁3aと交わる交点を交点Q2、仮想線Z2が筐体3のZ方向一端側の外壁3aと交わる交点を交点Q3、仮想線Z2が筐体3のZ方向他端側の外壁3aと交わる交点を交点Q4とする。
W1/L1は、上流端20から交点Q1もしくは交点Q2に向かう外壁3aの傾斜度合い(幅増加率)を表す指標となる。W1/(L1/2)が、上流端20から交点Q1もしくは交点Q2に向かう外壁3aの平均傾斜率であるからである。
W2/L2は、下流端21から交点Q3もしくは交点Q4に向かう外壁3aの傾斜度合い(幅増加率)を表す。W2/(L2/2)が、下流端21から交点Q3もしくは交点Q4に向かう外壁3aの平均傾斜率であるからである。
本実施例ではW1/L1>W2/L2であるため、上流領域と下流領域とを比較すると、下流領域では、よりなだらかに下流端に向かって幅が小さくなる。
つまり、断面形状は、上流領域よりも下流領域の方が先細りとなる涙滴型を呈している。
言い換えると、上流領域の先端角θ1よりも下流領域の先端角θ2の方が小さい。
先端角θ1とは、交点Q1、上流端20、交点Q2を直線で結んだ際の上流端20の先端角であり、先端角θ2とは、交点Q3、下流端21、交点Q4を直線で結んだ際の下流端21の先端角である。
また、本実施例ではL2>L1である。
すなわち、下流領域のX方向長さは、上流領域のX方向長さよりも長い。
そして、本実施例では、出口12の上流端12aは、X方向において最大幅部22よりも上流側に位置している。
すなわち、上流端12aのX方向位置は、仮想線Z0よりも上流側に位置している。
〔実施例1の作用効果〕
実施例1の流量測定装置1は、出口12が存在する位置での筐体3のY方向に垂直な断面形状が、W1>W2、及び、W1/L1>W2/L2の関係を満たす形状となっている。
これによれば、最大幅部22よりも下流側は、上流側と比較して、流れ方向に対する投影面積の変化をなだらかにできる。つまり、最大幅部22よりも下流側の主流方向に対する外壁3aの傾斜をなだらかにすることができるため、流れの減速が生じても剥離が生じにくくなる。
すなわち、図6に示すように、本実施例では、従来例と比較して、特に下流領域において、主流が筐体3に沿って流れやすくなり、剥離を低減できる。このため、下流領域での渦の発生を抑制できる。
なお、従来例では、上流領域での加速効果を得ることはできるが、下流領域が上流領域と同様の傾斜であるため、下流領域における流れ方向に対する投影面積の変化が本実施例と比較して大きくなってしまう。従って、従来例の下流領域では、筐体3に沿って流れる主流の流速が小さく且つ投影面積の変化が大きいので、剥離が生じやすい。
結果として、本実施例では、剥離による渦の発生を抑制できるため、渦がバイパス流路の流れに悪影響を与えることがなく、バイパス流路8に配置された流量センサ4の検出精度を向上することができる。
また、本実施例ではL2>L1である。
これによれば、最大幅部22よりも下流側の主流方向に対する外壁3aの傾斜をよりなだらかにしやすくなる。
また、出口12の上流端12aは、X方向において最大幅部22よりも上流側に位置している。
これによれば、上流領域は外壁3aに沿う主流の流れが加速しており流速が速いため、出口12の上流端12aを上流領域に含めることで、ベンチュリ効果をより効率よく用いることができる。
また、出口12が開口する外壁3a周辺は、出口12からの流れと主流との合流により剥離が発生しやすい状況にあるが、主流の流速が大きく剥離の生じにくい上流領域に出口12を設けることで、合流による剥離の発生を抑制することができる。
〔実施例2〕
実施例2を実施例1とは異なる点を中心に図7、図8を用いて説明する。
なお、実施例1と同じ符号は、同一の機能物を示すものであって、先行する説明を参照する。
本実施例では、断面形状の外形線は、複数の直線の連続でなっている。
すなわち、筐体3のZ方向一端側で主流が沿う外壁3a、Z方向他端側で主流が沿う外壁3aはともに、仮想線Xaに対して傾斜した複数の直線で形成されている。
例えば、上流領域の外形線は、上流端20から仮想線Xaに対して傾斜角d1傾いた直線31と、直線31の下流に接続するとともに仮想線Xaに対して傾斜角d2傾いた直線32とでなっている。なお、傾斜角d1は傾斜角d2よりも大きい。
また、下流領域の外形線は、下流端21から仮想線Xaに対して傾斜角d3傾いた直線33と、直線33の上流に接続するとともに仮想線Xaに対して傾斜角d4傾いた直線34とでなっている。なお、傾斜角d3は傾斜角d4よりも大きい。
そして、直線34と直線32とが交わる位置が最大幅部22となっている。
つまり、上流領域の直線および下流領域の直線は、それぞれ最大幅部22に向かって傾斜角が徐々に小さくなっている。
本実施例でも、実施例1と同様に、W1>W2、及び、W1/L1>W2/L2の関係を満たしている。また、断面形状において、下流端21と最大幅部22との間のX方向における距離は、上流端20と最大幅部22との間のX方向における距離よりも長い。また、出口12の上流端12aは、X方向において最大幅部22よりも上流側に位置している。
従って、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
なお、各直線が交わる角部に面取りやR形状を設けてもよい。
また、図8に示すように、上流端20の角及び下流端21の角をなくし、X方向に垂直な平面35を設けてもよい。
〔変形例〕
実施例では、周回流路14を有する内部流路11によってバイパス流路8を設けていたが、バイパス流路8の態様はこれに限らず、主流の一部を取り込んで周回させることなく、入口10から主流方向の順流に沿って形成され、入口10から入った吸気を主流方向の順流に沿って流し、出口12から放出するようなバイパス流路の態様であってもよい。
また、実施例では、出口12が存在する位置での筐体3のY方向に垂直な断面形状が、幅方向に対称な形状であったが、対称な形状でなくてもよい。ただし、対称形状の場合のほうが、剥離や渦の発生の抑制の観点から望ましい。幅方向一端側と他端側とで流速差や圧力差が生じにくく、筐体3周りの流れが安定するからである。
また、実施例では、L2>L1であったが、L2=L1であってもよい。
1 流体測定装置
3 筐体
3a 外壁
4 流量センサ
8 バイパス流路
12 出口
20 上流端
21 下流端
22 最大幅部

Claims (5)

  1. 測定対象となる空気が流れるダクト(D)内において、前記ダクト(D)の外から前記ダクト(D)の中に向かって突出して設けられて、前記ダクト(D)の内部を流れる空気の一部を取り込むバイパス流路(8)を形成する筐体(3)と、
    前記バイパス流路(8)に配設される流量センサ(4)と、
    前記筐体(3)の外壁(3a)に開口する前記バイパス流路(8)の出口(12)とを備える流量測定装置であって、
    前記ダクト内の空気の流れ方向をX方向、前記筐体(3)の突出方向をY方向、X方向及びY方向に垂直な方向をZ方向、Z方向の前記筐体(3)の長さを幅と呼ぶと、
    前記出口(12)が存在する位置での前記筐体(3)のY方向に垂直な断面形状において、
    前記断面形状は、
    上流端(20)と下流端(21)との間に幅が最大となる最大幅部(22)を有し、前記最大幅部(22)から前記上流端(20)に向かって徐々に幅が小さくなり、前記最大幅部(22)から前記下流端(21)に向かって徐々に幅が小さくなる形状を呈し、
    X方向における前記最大幅部(22)と前記上流端(20)との中央での筐体(3)の幅を幅W1、X方向における前記最大幅部(22)と前記下流端(21)との中央での筐体(3)の幅を幅W2、前記最大幅部(22)と前記上流端(20)とのX方向の距離を長さL1、前記最大幅部(22)と前記下流端(21)とのX方向の距離を長さL2とすると、
    W1>W2、及び、W1/L1>W2/L2
    の関係を満たし、
    前記出口(12)は、前記外壁(3a)の前記ダクト(D)内の空気の流れ方向に沿う部分に形成されていることを特徴とする流量測定装置。
  2. 測定対象となる空気が流れるダクト(D)内において、前記ダクト(D)の外から前記ダクト(D)の中に向かって突出して設けられて、前記ダクト(D)の内部を流れる空気の一部を取り込むバイパス流路(8)を形成する筐体(3)と、
    前記バイパス流路(8)に配設される流量センサ(4)と、
    前記筐体(3)の外壁(3a)に開口する前記バイパス流路(8)の出口(12)とを備える流量測定装置であって、
    前記ダクト内の空気の流れ方向をX方向、前記筐体(3)の突出方向をY方向、X方向及びY方向に垂直な方向をZ方向、Z方向の前記筐体(3)の長さを幅と呼ぶと、
    前記出口(12)が存在する位置での前記筐体(3)のY方向に垂直な断面形状において、
    前記断面形状は、
    上流端(20)と下流端(21)との間に幅が最大となる最大幅部(22)を有し、前記最大幅部(22)から前記上流端(20)に向かって徐々に幅が小さくなり、前記最大幅部(22)から前記下流端(21)に向かって徐々に幅が小さくなる形状を呈し、
    X方向における前記最大幅部(22)と前記上流端(20)との中央での筐体(3)の幅を幅W1、X方向における前記最大幅部(22)と前記下流端(21)との中央での筐体(3)の幅を幅W2、前記最大幅部(22)と前記上流端(20)とのX方向の距離を長さL1、前記最大幅部(22)と前記下流端(21)とのX方向の距離を長さL2とすると、
    W1>W2、及び、W1/L1>W2/L2
    の関係を満たし、
    前記バイパス流路(8)は、前記ダクト(D)の内部を流れる空気の一部を取り込む入口(10)と、この入口(10)から取り込んだ空気を通す内部流路(11)とを備え、
    この内部流路(11)は、前記入口(10)から下流側に連続する吸入流路(13)と吸入流路(13)からの空気を周回させて前記出口(12)に向かわせる周回流路(14)とを有し、
    前記吸入流路(13)は分岐しており、一方には前記周回流路(14)が接続され、他方にはダストを直進させて排出させるダスト排出流路(16)が接続されていることを特徴とする流量測定装置。
  3. 請求項1または2に記載の流量測定装置において、
    L2>L1
    の関係を満たすことを特徴とする流量測定装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の流量測定装置において、
    前記出口(12)の上流端(12a)は、X方向において前記最大幅部(22)よりも上流側に位置していることを特徴とする流量測定装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の流量測定装置において、
    前記断面形状は幅方向に対称な形状であることを特徴とする流量測定装置。
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