JP2018204388A - 窓枠用下枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属製の室外側下枠と金属製の室内側下枠とを樹脂製の断熱材により連結する構造を備えた下枠に関して、断熱性能の更なる向上を図れる構造を実現する。【解決手段】下枠6を構成する下部外レール22aと下部内レール25との間部分のうち、面内方向に関して外障子3が閉鎖状態で位置する側で、かつ、断熱材の上方に、少なくとも金属製の第1室内側下枠カバー片32を備える第1下枠カバー28を配置する。また、面内方向に関して内障子4が閉鎖状態で位置する側で、かつ、断熱材の上方に、少なくとも金属製の第2室外側下枠カバー片33を備える第2下枠カバー29を配置する。【選択図】図4

Description

本発明は、外障子及び内障子が建て込まれる窓枠の下辺を構成する下枠に関する。
建物躯体の開口部には、採光や換気などを目的として、窓装置を設けることが行われている。このような窓装置を構成する窓枠の枠材や窓障子用の框材は、一般的にアルミニウム合金から造られている。ただし、アルミニウム合金は熱伝導率が高いため、枠材や框材の室内側部分の表面の温度は外気の温度に近くなり、そのままでは室内の冷暖房効果を損なう可能性があるだけでなく、冬期に結露が生じて、床やカーテンなどを汚損する可能性がある。
このような事情に鑑みて、特開平10−184199号公報には、枠材や框材を、アルミニウム合金製の室外側フレームと合成樹脂製の室内側フレームとを連結して構成する構造が開示されている。このような従来構造の第1例では、室内側フレームを構成する合成樹脂の熱伝導率が低いため、室内側フレームの温度を、外気の温度に拘らず一定に保ち易くすることができる。このため、室内の冷暖房効果を向上させられるとともに、結露の発生を防止できる。ただし、このような従来構造の第1例では、枠材や框材の全体をアルミニウム合金製とした場合に比べて、耐久性や耐候性が低くなる。また、例えば窓装置の躯体取り付け作業時には、溶接による火花の影響や傷などの配慮も必要になる。
このような事情に鑑みて、特開平10−196228号公報には、枠材や框材を、アルミニウム合金製の室外側フレーム及び室内側フレームと、これら室外側フレームと室内側フレームとを連結する合成樹脂製の断熱材とから構成する構造が開示されている。このような従来構造の第2例では、室外側フレームと室内側フレームとの間には、熱伝導率が低い合成樹脂製の断熱材が存在するため、これら室外側、室内側両フレーム同士の間での熱伝達量が少なくなる。このため、室内側フレームの温度を、外気の温度に拘らず一定に保ち易くすることができる。従って、室内の冷暖房効果を向上させられるとともに、結露の発生を防止できる。また、室内側フレームを合成樹脂製とした場合に比べて、耐久性及び耐候性の向上を図れる。さらに、窓装置の躯体取り付け作業時においても、溶接による火花の影響や傷などの配慮も軽減される。
特開平10−184199号公報 特開平10−196228号公報
ところで、引き違い式や片引き式の窓装置のように、外障子及び内障子をそれぞれ備える窓装置の下枠に関して、上述した従来構造の第2例のように、室外側下枠と室内側下枠とを合成樹脂製の断熱材によって連結する構造を採用した場合、断熱材が下枠の上面に露出し、特に内障子の閉鎖状態における室外側(面外方向)が直接外気に曝らされるため、断熱材自体の温度が外気の温度に近くなる可能性がある。このため、下枠の断熱性能の向上を図る面からは改良の余地がある。
また、外気に曝らされる室外側下枠の一部と外障子の下辺を構成する下框の室内側部分とが、近接して配置される可能性があり、これら室外側下枠と外障子の下框との間で熱橋が生じ、下框の室内側部分の温度が外気の温度に近くなる可能性がある。このため、下框を、室外側フレームと室内側フレームとを断熱材により連結した連結構造とした場合にも、外気の温度が室内の温度よりも低い状況下では、下框の室内側部分に結露が発生する可能性がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、金属製の室外側下枠と金属製の室内側下枠とを樹脂製の断熱材により連結する構造を備えた窓枠用下枠に関して、断熱性能の更なる向上を図れる構造を実現するものである。
また、本発明は、必要に応じて、外障子を構成する下框の室内側部分に結露が発生することを有効に防止できる構造を実現するものである。
本発明の窓枠用下枠は、室外側下枠と、室内側下枠と、断熱材とを備える。
前記室外側下枠は、金属製で、外障子を案内するための下部外レールを有している。
前記室内側下枠は、金属製で、内障子を案内するための下部内レールを有している。
前記断熱材は、樹脂製で、面外方向に関して前記室外側下枠と前記室内側下枠との間に配置され、これら室外側下枠と室内側下枠とを連結する。
特に本発明の窓枠用下枠は、前記下部外レールと前記下部内レールとの間部分のうち、面内方向に関して前記外障子が閉鎖状態で位置する側で、前記断熱材の上方に、第1下枠カバーを配置しており、かつ、面内方向に関して前記内障子が閉鎖状態で位置する側で、前記断熱材の上方に、第2下枠カバーを配置している。
前記第1下枠カバーは、室内側に配置された金属製の第1室内側下枠カバー片を少なくとも有している。
前記第2下枠カバーは、室外側に配置された金属製の第2室外側下枠カバー片を少なくとも有している。
本発明では、第1下枠カバーを、室外側に配置された樹脂製の第1室外側下枠カバー片を更に備えるものとし、第2下枠カバーを、室内側に配置された樹脂製の第2室内側下枠カバー片を更に備えるものとすることができる。
本発明では、面内方向に関して前記第1下枠カバーと前記第2下枠カバーとの間に、隙間を設けることができる。前記隙間は、前記下枠の上面に雨水などを導くための排水口として利用することができる。
本発明では、前記第1下枠カバー及び前記第2下枠カバーを、それぞれ固定ブロックを介して支持することができる。
本発明では、前記断熱材の上面を、室外側に向かうほど下方に向かう方向に傾斜させることができる。
本発明では、前記室外側下枠及び前記室内側下枠をそれぞれ、アルミニウム合金製とすることができる。
アルミニウム合金としては、例えば、A6063S−T5材(JIS H 4100)、すなわち、0.20〜0.6重量%のSiと、0.35重量%以下のFeと、0.10重量%以下のCuと、0.10重量%以下のMnと、0.45〜0.9重量%のMgと、0.10重量%以下のCrと、0.10重量%以下のZnと、0.10重量%以下のTiと、個々が0.05重量%以下で合計が0.15重量%以下の不可避不純物とを含み、残りをAlとしたものを、好ましく使用できる。
また、本発明では、前記断熱材を、例えばポリアミド6(ナイロン6)などの合成樹脂製で、帯状(板状)のものを使用することができる。
本発明によれば、金属製の室外側下枠と金属製の室内側下枠とを樹脂製の断熱材により連結する構造を備えた窓枠用下枠に関して、断熱性能の更なる向上を図れる。
また、請求項2に記載した発明によれば、外障子を構成する下框の室内側部分に結露が発生することを有効に防止できる。
図1は、本発明の実施の形態の1例に係る窓装置を室内側から見た模式図である。 図2は、実施の形態の1例に係る窓装置の面内方向片側半部における縦断面図である。 図3は、実施の形態の1例に係る窓装置の面内方向他側半部における縦断面図の要部(下端部)を示す図である。 図4は、実施の形態の1例に係る窓装置の横断面図である。 図5は、図4から外障子及び内障子を省略して示す図である。 図6は、図5のA−A断面図である。 図7は、図5のB−B断面図である。 図8は、第1固定ブロックを取り出して示す、正面図(A)、平面図(B)、及び斜視図(C)である。 図9は、第2固定ブロックを取り出して示す、正面図(A)及び平面図(B)である。 図10は、室外側風止め板を取り出して示す、正面図(A)、平面図(B)、左側面図(C)及び斜視図(D)である。 図11は、室外側風止め板の組み付け状態を説明するために示す、縦断面図(A)及び(A)の上方から見た図(B)である。 図12は、室内側風止め板を取り出して示す斜視図である。
[実施の形態の1例]
実施の形態の1例について、図1〜図12を参照して説明する。
本例は、引き違い式の窓装置1に、本発明を適用した場合を示している。窓装置1は、矩形枠状の窓枠2と、窓枠2の内側に面内方向(窓枠2の幅方向、水平方向)に関する移動可能に建て込まれた外障子3及び内障子4とを備えている。
窓枠2は、面内方向に配置されて上辺を構成する上枠5と、同じく面内方向に配置されて下辺を構成する下枠6と、鉛直方向に配置されて左右の縦辺を構成する1対の竪枠7a、7bとを備えている。そして、上枠5及び下枠6の面内方向両端部と1対の竪枠7a、7bの上下方向両端部とを、それぞれタッピングねじなどを用いて連結することにより、窓枠2を矩形枠(角部が直角状である四角枠)状に構成している。
本例では、窓装置1の断熱性能を高めるべく、窓枠2の面外方向中間部に、複数の断熱材8a1(8a2)〜8d1(8d2)により構成される、矩形枠状の枠側断熱ライン9を設けている。このために、上枠5、下枠6、及び、1対の竪枠7a、7bのそれぞれを、アルミニウム合金製の室外側フレーム(室外側枠材)及び室内側フレーム(室内側枠材)を、合成樹脂製の断熱材によって面外方向に連結した連結構造としている。
アルミニウム合金としては、例えば、A6063S−T5材(JIS H 4100)、すなわち、0.20〜0.6重量%のSiと、0.35重量%以下のFeと、0.10重量%以下のCuと、0.10重量%以下のMnと、0.45〜0.9重量%のMgと、0.10重量%以下のCrと、0.10重量%以下のZnと、0.10重量%以下のTiと、個々が0.05重量%以下で合計が0.15重量%以下の不可避不純物とを含み、残りをAlとしたものを、好ましく使用できる。また、断熱材8a1(8a2)〜8d1(8d2)を構成する合成樹脂としては、ポリアミド6(ナイロン6)や、これにガラス繊維を含有したものなどを利用できる。
次に、窓枠2を構成する枠材ごとに、構造を具体的に説明する。
[上枠5の構造]
上枠5は、窓枠2の上辺を構成し、面内方向(図1の左右方向、図2の表裏方向)に配置されている。上枠5は、図2に示したように、それぞれがアルミニウム合金製である、室外側に配置された室外側上枠10及び室内側に配置された室内側上枠11を、上下方向に離隔する状態で互いに平行に配置された、合成樹脂製で帯状(板状)の1対の断熱材8a1、8a2により、面外方向(図1の表裏方向、図2の左右方向)に連結することにより構成されている。
このために、面外方向に対向する室外側上枠10の室内側面と室内側上枠11の室外側面とに、それぞれ上下方向に間隔をあけて係止凹溝12a、12bを形成している。そして、断熱材8a1、8a2のそれぞれの幅方向(面外方向)両端部を、互いに整合する位置に設けられた係止凹溝12a、12b同士の間に挿入した状態で、これら係止凹溝12a、12bの上下方向幅を縮める(かしめる)ことで、室外側上枠10と室内側上枠11とを断熱材8a1、8a2を介して連結している。本例では、室外側上枠10、室内側上枠11及び1対の断熱材8a1、8a2が、上枠5の全長にわたり設けられている。
室外側上枠10には、外障子3の上辺を案内するための上部外レール13が設けられている。これに対し、室内側上枠11には、内障子4の上辺を案内するための上部内レール14が設けられている。
1対の断熱材8a1、8a2は、上枠5の面外方向中央部に位置しており、かつ、外障子3及び内障子4の上方(面外方向に関して外障子3及び内障子4とそれぞれ整合する部分)に配置されている。1対の断熱材8a1、8a2の間には、スポンジ状の発泡ポリエチレン15が配置されている。
上部外レール13と上部内レール14との間部分には、下方に位置する断熱材8a1を下方から覆うように、上枠カバー16が配置されている。上枠カバー16は、硬質の塩化ビニル(PVC)製で、断面略T字形に構成されており、室外側上枠10の下面に支持されている。具体的には、上枠カバー16は、その室外側端部を室外側上枠10の下面に形成された係合溝17に係合させるとともに、その室内側端部を室内側上枠11の下面に対して下方からねじ90で固定することで、室外側上枠10に支持されている。本例では、上枠カバー16の下端部が、面外方向に関して、外障子3の上端部の室内側面と内障子4の上端部の室外側面との間に進入している。
[下枠6の構造]
下枠6は、窓枠2の下辺を構成し、面内方向(図1、図4及び図5の左右方向、図2及び図3の表裏方向)に配置されている。下枠6は、図2、図3、図6及び図7に示すように、それぞれがアルミニウム合金製である、室外側に配置された室外側下枠18及び室内側に配置された室内側下枠19を、上下方向に互いに離隔した状態で配置された、合成樹脂製で帯状の1対の断熱材8b1、8b2により、面外方向に連結することにより構成されている。
このために、面外方向に対向する室外側下枠18の室内側面と室内側下枠19の室外側面とに、それぞれ上下方向に間隔をあけて係止凹溝20a、20bを形成している。そして、断熱材8b1、8b2のそれぞれの幅方向(面外方向)両端部を、互いに整合する位置に設けられた係止凹溝20a、20b同士の間に挿入した状態で、これら係止凹溝20a、20bの上下方向幅を縮めることで、室外側下枠18と室内側下枠19とを断熱材8b1、8b2を介して連結している。室外側下枠18、室内側下枠19及び1対の断熱材8b1、8b2は、下枠6の全長にわたり設けられている。
室外側下枠18は、断面略矩形状の室外下枠本体21と、外障子3の下辺を案内するための下部外レール22aを有する断面逆Y字形の外レール部材22とを、ねじ23により結合することで構成されている。具体的には、室外下枠本体21の室外側部の上面に、外レール部材22をねじ23により固定している。このため、室外下枠本体21の室内側部は、外レール部材22よりも下方に位置している。これに対し、室内側下枠19は、全体が一体的に形成されており、断面略矩形状の室内下枠本体24の上面の室内側部分に、内障子4の下辺を案内するための下部内レール25が一体的に設けられている。また、室内側下枠19の室内側端部には、室内下枠本体24の上面の室内側端部に連続する状態で、断面クランク形の室内側立壁26が設けられている。断熱材8b1、8b2の幅方向両端部を係止するための係止凹溝20a、20bは、室外下枠本体21の室内側面及び室内下枠本体24の室外側面に、それぞれ形成されている。
1対の断熱材8b1、8b2は、下枠6の面外方向中央部に位置しており、かつ、外障子3及び内障子4の下方(面外方向に関して外障子3及び内障子4とそれぞれ整合する部分)に配置されている。このため、本例では、室外側下枠18の室内側端部よりも、外障子3の下端部(下框50)の室内側端部のほうが、室内側に位置している。また、室外下枠本体21の上面及び室内下枠本体24の上面は、それぞれ略水平に配置されているが、室外下枠本体21の上面の方が、室内下枠本体24の上面よりも下方に位置している。このため、室外下枠本体21の上面と室内下枠本体24の上面とを面外方向に連続させるように設けられた、断熱材8b1の上面は、室外側に向かうほど下方に向かう方向に傾斜している。
[下枠カバー27の構造]
特に本例では、下枠6を構成する断熱材8b1が冷やされることを防止するとともに、下枠6によって外障子3の下端部の室内側部分が冷やされることを防止するため、下部外レール22aと下部内レール25との間部分に、上方に位置する断熱材8b1を上方から覆うように、下枠カバー27を配置している。下枠カバー27は、面内方向に関して外障子3が閉鎖状態で位置する片側半部(図1、図4及び図5の左側半部)に配置された第1下枠カバー28と、面内方向に関して内障子4が閉鎖状態で位置する他側半部(図1、図4及び図5の右側半部)に配置された第2下枠カバー29とから構成されている。本例では、第1下枠カバー28と第2下枠カバー29とを面内方向に連続させずに、下枠6の面内方向中央部で、かつ、面内方向に関して第1下枠カバー28と第2下枠カバー29との間に、隙間30を設けている。隙間30は、雨水などを下枠6の上面に導くための排水口として機能する。ただし、隙間30は、外障子3及び内障子4の閉鎖状態で、外障子3及び内障子4を構成するそれぞれの召し合わせ框51、71の下方に位置しており、外部に露出することはない。なお、第1下枠カバー28と第2下枠カバー29とは、面内方向に直接又は風止め部材などの別の部材を介して連続させることもできる。
第1下枠カバー28と第2下枠カバー29は、少なくともアルミニウム合金製の第1室内側下枠カバー片32と第2室外側下枠カバー片33とをそれぞれ備えている。本例では、第1下枠カバー28を、室外側に配置された塩化ビニル(PVC)製の第1室外側下枠カバー片31と、室内側に配置されたアルミニウム合金製の第1室内側下枠カバー片32とから構成している。これに対し、第2下枠カバー29を、室外側に配置されたアルミニウム合金製の第2室外側下枠カバー片33と、室内側に配置された塩化ビニル製の第2室内側下枠カバー片34とから構成している。なお、塩化ビニル製の第1室外側下枠カバー片31と第2室内側下枠カバー片34は、下枠6の上面にごみが溜まることを防止する機能と、後述する固定ブロック35、36やねじなどを隠す化粧材としての機能も有する。本例では、下枠6の面内方向片側半部と他側半部とで、塩化ビニル製の下枠カバー片とアルミニウム合金製の下枠カバー片との、面外方向に関する取付位置が反対になっている。このような構成により、外障子3の下方に、熱伝導率の高いアルミニウム合金製の第1室内側下枠カバー片32を配置することなく、熱伝導率の低い塩化ビニル製の第1室外側下枠カバー片31を配置するとともに、この第1室外側下枠カバー片31が外気により冷やされることを防止している。また、内障子4の下方に、熱伝導率の低い塩化ビニル製の第2室内側下枠カバー片34を配置するようにしている。
第1下枠カバー28は、図2、図5及び図6に示すように、複数(図示の例では3個)の第1固定ブロック35を介して下枠6の上面に支持されている。これに対し、第2下枠カバー29は、図3、図5及び図7に示すように、複数(図示の例では3個)の第2固定ブロック36を介して、下枠6の上面に支持されている。
第1室外側下枠カバー片31は、塩化ビニル製で、図6に示すように、底板部31aと、底板部31aの室外側端部に設けられた断面逆L字形の覆い部31bと、底板部31aの室内側端部に設けられた折れ曲がり部31cとを備えている。
第1室内側下枠カバー片32は、アルミニウム合金製で、図6に示すように、水平板状の底板部32aと、底板部32aの室外側端部に設けられた室外側立壁32bと、底板部32aの面外方向中間部の下面から下方に伸長した1対の垂下板部32c、32dとを備えている。また、室外側立壁32bには、室外側に開口したアリ溝状のシール凹溝32eと、下方に開口した係止凹溝32fとが設けられている。
第1下枠カバー28を、下枠6に対して取り付けるには、第1室内側下枠カバー片32
を下枠6にセットしたのち、第1室外側下枠カバー片31を下枠6に取り付ける。具体的には、第1室内側下枠カバー片32のうち、底板部32aの下面(室外側の垂下板部32cを含む)を第1固定ブロック35の上面に載置し、かつ、室内側の垂下板部32dを室内側下枠19の上面に直接載置する。この状態で、第1室内側下枠カバー片32の底板部32aの室内側端部を、室内側下枠19のうち、下部内レール25の室外側面から水平方向に突出した張出板部25aに対し、ねじ37により固定する。次いで、第1室内側下枠カバー片32の係止凹溝32fに対して、第1室外側下枠カバー片31の折れ曲がり部31cを下方から係合しつつ回転(図2、図6において反時計回り)させて、底板部31aの下面を第1固定ブロック35の室外側部の上面に載置するとともに、底板部31aの室外側端部に設けられた覆い部31bにより、室外側下枠18を構成する外レール部材22の室内側端部を上方から覆う。
上述のように第1下枠カバー28を下枠6に取り付けた状態で、第1室外側下枠カバー片31の室外側半部は、室外下枠本体21の室内側半部を上方から覆っており、かつ、第1室外側下枠カバー片31の室内側半部は、断熱材8b1の室外側半部を上方から覆っている。また、第1室内側下枠カバー片32の室外側半部は、断熱材8b1の室内側半部を上方から覆っており、かつ、第1室内側下枠カバー片32の室内側半部は、室内下枠本体24の室外側半部を上方から覆っている。なお、第1室内側下枠カバー片32の長さ寸法は、第1室外側下枠カバー片31の長さ寸法と同じであるが、第1室内側下枠カバー片32の幅寸法は、第1室外側下枠カバー片31の幅寸法よりも大きい。
本例では、第1室内側下枠カバー片32の上面のうち、室外側立壁32bよりも室内側部分を、アルミニウム合金製の補助カバー38により覆っている。これにより、ねじ37の頭部が、外部に露出しないようにしている。また、補助カバー38の長さ寸法は、第1室内側下枠カバー片32の長さ寸法よりも、後述する室外側風止め板40の分だけ短い。
一方、第2室外側下枠カバー片33は、アルミニウム合金製で、図7に示すように、断面略クランク形に構成されており、段差板部33aと、段差板部33aの下端部から室外側に折れ曲がった室外側底板部33bと、段差板部33aの上端部から室内側に折れ曲がった室内側底板部33cとを備えている。また、段差板部33aの上下方向中間部には、室内側に向けて突出した突条部33dが設けられている。また、室外側底板部33bの下面には、断面L字形の係止部33eが設けられている。
第2室内側下枠カバー片34は、塩化ビニル製で、図7に示すように、底板部34aと、底板部34aの室外側端部に設けられた折れ曲がり部34bと、底板部34aの室内側端部に設けられた断面逆L字形の突き当て部34cとを備えている。
第2下枠カバー29を、下枠6に対して取り付けるには、第2室内側下枠カバー片34を下枠6にセットしたのち、第2室外側下枠カバー片33を下枠6にセットする。具体的には、第2室内側下枠カバー片34のうち、底板部34aの下面を第2固定ブロック36の室内側部の上面に載置するとともに、突き当て部34cを、室内側下枠19を構成する下部内レール25の室外側面に突き当てる(圧入する)。次いで、第2室外側下枠カバー片33の突条部33d及び係止部33eを、第2固定ブロック36に係止した状態で、第2室外側下枠カバー片33のうち、室外側底板部33b及び室内側底板部33cの下面を、第2固定ブロック36の上面に載置するとともに、室外側底板部33bの室外側端部に設けられた覆い部33fにより、室外側下枠18を構成する外レール部材22の室内側端部を上方から覆う。また、第2室外側下枠カバー片33の室内側端部が、第2室内側下枠カバー片34の折れ曲がり部34bの上端部を上方から覆う。なお、第2室外側下枠カバー片33を先に第2固定ブロック36に係止した後に、第2室内側下枠カバー片34を圧入することもできる。
上述のように第2下枠カバー29を下枠6に取り付けた状態で、第2室外側下枠カバー片33の室外側半部は、室外下枠本体21の室内側半部を上方から覆っており、かつ、第2室外側下枠カバー片33の室内側半部は、断熱材8b1の室外側半部を上方から覆っている。また、第2室内側下枠カバー片34の室外側半部は、断熱材8b1の室内側半部を上方から覆っており、かつ、第2室内側下枠カバー片34の室内側半部は、室内下枠本体24の室外側半部を上方から覆っている。特に本例では、図3に示すように、内障子4の下框70を構成する室外側下框80の下端に設けたシール材91を、第2室外側下枠カバー片33の室内側底板部33cに接触させることで外気を遮断している。よって、第2室外側下枠カバー片33は、断熱材8b1を直接外気に曝さないことで断熱材自体の温度変化を小さく抑えるとともに、下框70の下端における気密性及び水密性を確保している。なお、第2室内側下枠カバー片34の長さ寸法は、第2室外側下枠カバー片33の長さ寸法と同じであるが、第2室内側下枠カバー片34の幅寸法は、第2室外側下枠カバー片33の幅寸法よりも小さい。また、第2室外側下枠カバー片33を構成する段差板部33aの室外側面は、第1室内側下枠カバー片32を構成する室外側立壁32bの室外側端面と同一平面上に位置している。
[第1固定ブロック35の構造]
第1固定ブロック35は、第1下枠カバー28を下枠6の上面に支持するためのもので、下枠6の面内方向片側半部に、面内方向に関して等間隔に複数(図示の例では3つ)配置されている。第1固定ブロック35は、ポリアミド6製で、室外側下枠18の上面と室内側下枠19の上面とに架け渡されるように配置されている。
第1固定ブロック35は、断熱材8b1の上方に位置し、かつ、室外側に向かうほど下方に向かう方向に傾斜した傾斜部35aと、傾斜部35aの室外側に配置された室外側部35bと、傾斜部35aの室内側に配置された室内側部35cとを備えている。傾斜部35aの室内側端部の上面の面内方向(幅方向)両側には、1対の第1切り欠き35dが設けられている。また、室内側部35cの上面の面内方向両側には、1対の第2切り欠き35eが設けられている。このような第1固定ブロック35は、下枠6に対して直接固定されておらず、第1室内側下枠カバー片32を、第1固定ブロック35の上方から下枠6にねじ37により固定することで、第1室内側下枠カバー片32と室外下枠本体21との間で面外方向に挟持されている。
[第2固定ブロック36の構造]
第2固定ブロック36は、第2下枠カバー29を下枠6の上面に支持するためのもので、下枠6の面内方向他側半部に、面内方向に関して等間隔に複数(図示の例では3つ)配置されている。第2固定ブロック36は、ポリアミド6製で、全体が逆T字形に構成されており、室外側下枠18の上面と室内側下枠19の上面とに架け渡されるように配置されている。
第2固定ブロック36は、室外側下枠18の上面と室内側下枠19の上面とに架け渡された基部36aと、基部36aの上面の面外方向中間部から上方に突出した突起部36bと、突起部36bの上部から室外側に向けて突出した凸部36cと、基部36aの室内側端部に設けられた張出板部36dとを備えている。このような第2固定ブロック36は、張出板部36dに形成された通孔36eを挿通したねじ39を、室内側下枠19を構成する張出板部25aに螺合させることで、室内側下枠19に対し直接固定されている。本例では、第2固定ブロック36に対し、第2室外側下枠カバー片33を係止することで、この第2室外側下枠カバー片33を利用して、第2室内側下枠カバー片34の折れ曲がり部34bの浮き上がりを防止している。
[室外側風止め板40の構造]
第1下枠カバー28の面内方向中央側の端部には、室外側風止め板40が設けられている。室外側風止め板40は、内障子4を閉鎖位置に移動させた状態で、内障子4の召し合わせ框71の下端部と下枠6との間に生じる隙間を塞ぎ、気密性及び水密性を確保するもので、第1室内側下枠カバー片32に対し、ねじ41により固定されている。
室外側風止め板40は、オレフィン系熱可塑性エラストマーなどの合成樹脂製で、図10に示すように、鉛直方向に配置された基板部40aと、基板部40aの上下方向中間部に略直角に配置された取付板部40bと、取付板部40bの上方にかつ取付板部40bと略平行に配置された庇部40cと、取付板部40bの下方に配置された1対の係合凸部40dとを備えている。また、取付板部40bの室内側の端部には、上方に向けて略直角に折れ曲がった折れ曲がり板部40eが設けられている。
このような室外側風止め板40は、図11に示すように、第1室内側下枠カバー片32の面内方向中央側の端部を基板部40aに突き当てた状態で、取付板部40bを第1室内側下枠カバー片32の面内方向中央側の端部上面に載置し、かつ、1対の係合凸部40dを第1固定ブロック35を構成する第2切り欠き35eに係合させる。そして、取付板部40bに形成された通孔40fを挿通したねじ41を、第1室内側下枠カバー片32に螺合させている。この状態で、折れ曲がり板部40eの室内側面が、下部内レール25の室外側面に接触している。また、庇部40cの上面には、内障子4の召し合わせ框71の下端部(図示しない別体の気密片)が接触する。本例では、ねじ41の螺合作業の作業性を向上するために、庇部40cに凹円弧形の切り欠き40gを設けている。
[室内側風止め板42の構造]
一方、下枠6の面内方向中間部で、かつ、上述のような室外側風止め板40の室内側には、室内側風止め板42が設けられている。室内側風止め板42は、内障子4の召し合わせ框71の下端部と下枠6との間に生じる隙間を塞いで、気密性及び水密性を確保するもので、図11に示すように、室内側下枠19の室内側端部に取り付けられている。
室内側風止め板42は、図12に示すように、取付基部42aと、取付基部42aの室内側の端部上面から上方に突出した垂直板部42bとを備えている。垂直板部42bの室内側面には、上下方向に伸長した複数のヒレ部42cが設けられている。
このような室内側風止め板42は、室内側下枠19の室内側端部のうち、室内側立壁26と下部内レール25との間部分に圧入されている。取付基部42aの上面には、内障子4の召し合わせ框71の下端部(図示しない別体の気密片)が接触する。複数のヒレ部42cは、内障子4の召し合わせ框71の室内側面に接触して、気密性及び水密性を確保する。
[竪枠7a、7bの構造]
左右の竪枠7a、7bのうち、面内方向に関して片側(図1、図4及び図5の左側)に配置された竪枠7aは、それぞれがアルミニウム合金製である室外側に配置された第1室外側竪枠43及び室内側に配置された第1室内側竪枠44を、面内方向に離隔する状態で互いに平行に配置された、合成樹脂製で帯状の1対の断熱材8c1、8c2により、面外方向に連結することにより構成されている。
このために、面外方向に対向する第1室外側竪枠43の室内側面と第1室内側竪枠44の室外側面とに、それぞれ面内方向に間隔をあけて係止凹溝45a、45bを形成している。そして、断熱材8c1、8c2のそれぞれの幅方向両端部を、互いに整合する位置に設けられた係止凹溝45a、45b同士の間に挿入した状態で、これら係止凹溝45a、45bの面内方向幅を縮めることで、第1室外側竪枠43と第1室内側竪枠44とを断熱材8c1、8c2を介して連結している。本例の場合には、このような状態で、断熱材8c1、8c2が、外障子3の側方(面外方向に関して外障子3と整合する室外寄り部分)に配置されている。
左右の竪枠7a、7bのうち、面内方向に関して他側(図1、図4及び図5の右側)に配置された竪枠7bは、それぞれがアルミニウム合金製である室外側に配置された第2室外側竪枠46及び室内側に配置された第2室内側竪枠47を、面内方向に離隔する状態で互いに平行に配置された、合成樹脂製で帯状の1対の断熱材8d1、8d2により、面外方向に連結することにより構成されている。
このために、面外方向に対向する第2室外側竪枠46の室内側面と第2室内側竪枠47の室外側面とに、それぞれ面内方向に間隔をあけて係止凹溝48a、48bを形成している。そして、断熱材8d1、8d2のそれぞれの幅方向両端部を、互いに整合する位置に設けられた係止凹溝48a、48b同士の間に挿入した状態で、これら係止凹溝48a、48bの面内方向幅を縮めることで、第2室外側竪枠46と第2室内側竪枠47とを断熱材8d1、8d2を介して連結している。本例の場合には、このような状態で、断熱材8d1、8d2が、内障子4の側方(面外方向に関して内障子4と整合する室内寄り部分)に配置されている。
上述のような各枠材を連結することで構成される本例の窓枠2には、四方に配置された断熱材8a1(8a2)、8b1(8b2)、8c1(8c2)、8d1(8d2)により構成される枠側断熱ライン9が形成されている。特に本例では、下方に配置された断熱材8b1(8b2)を下枠カバー27により覆っており、下枠6の面内方向中央部(隙間30部分)を除いて、断熱材8b1(8b2)を露出させていない。
本例の特徴は、下枠6の上面を下枠カバー27により覆う点にあるが、このような下枠6を含んで構成される窓枠2の内側に、面内方向に移動可能に建て込まれる外障子3及び内障子4の構造について、以下、それぞれ具体的に説明する。
[外障子3の全体構造]
外障子3は、上辺を構成する上框49と、下辺を構成する下框50と、それぞれが左右の縦辺を構成する縦框である召し合わせ框51及び戸先框52とにより、矩形板状のガラスパネル53の四辺を囲むことにより構成されている。また、ガラスパネル53の三方を取り囲むように、外障子3を構成する各框49〜52により構成される框枠体54に、複数の断熱材55a1(55a2)〜55c1(55c2)により構成された框側断熱ライン56aを設けている。そして、このために、框枠体54を構成する上框49、下框50及び戸先框52のそれぞれを、アルミニウム合金製の室外側フレーム(室外側框材)及び室内側フレーム(室内側框材)を、合成樹脂製の断熱材によって面外方向に連結した連結構造としている。また、断熱性能の向上を図るべく、框側断熱ライン56aの面外方向に関する形成位置を、窓枠2に設けられた枠側断熱ライン9と重畳させている。具体的には、外障子3の面外方向室内側に框側断熱ライン56aを形成している。なお、このため、戸車65は面外方向室外側に設けられている。
なお、框枠体54を構成する各框49〜52に関しても、アルミニウム合金として、例えば、A6063S−T5材(JIS H 4100)を使用することができ、断熱材を構成する合成樹脂としては、ポリアミド6(ナイロン6)や、これにガラス繊維を含有したものなどを利用できる。また、図示の例では、ガラスパネル53として、複層(3層)ガラスを使用した例を示しているが、2層ガラスや断熱性能を有する単層ガラスを使用することもできる。
[外障子3を構成する上框49の構造]
上框49は、図2に示すように、それぞれがアルミニウム合金製である、室外側に配置された室外側上框57及び室内側に配置された室内側上框58を、上下方向に離隔する状態で互いに平行に配置された合成樹脂製で帯状の1対の断熱材55a1、55a2により、面外方向に連結することにより構成されている。
このために、面外方向に対向する室外側上框57の室内側面と室内側上框58の室外側面とに、それぞれ上下方向に間隔をあけて係止凹溝59a、59bを形成している。そして、断熱材55a1、55a2のそれぞれの幅方向両端部を、互いに整合する位置に設けられた係止凹溝59a、59b同士の間に挿入した状態で、これら係止凹溝59a、59bの上下方向幅を縮めることで、室外側上框57と室内側上框58とを断熱材55a1、55a2を介して連結している。本例では、このような状態で、上框49の下端部に、ガラスパネル53の上辺が挿入されるガラス溝60aが設けられている。また、断熱材55a1、55a2は、ガラスパネル53の上方(面外方向に関してガラスパネル53と整合する部分)に配置されており、下方に配置された断熱材55a1は、ガラス溝60aの底部の一部(室内側半部)を構成している。また、室外側上框57の上端部には、上面に開口する状態で、上部外レール13と係合可能な上部外案内溝61が設けられている。
[外障子3を構成する下框50の構造]
下框50は、図2に示すように、それぞれがアルミニウム合金製である、室外側に配置された室外側下框62及び室内側に配置された、室内側下框63を、上下方向に離隔する状態で互いに平行に配置された合成樹脂製で帯状の1対の断熱材55b1、55b2により、面外方向に連結することにより構成されている。
このために、面外方向に対向する室外側下框62の室内側面と室内側下框63の室外側面とに、それぞれ上下方向に間隔をあけて係止凹溝64a、64bを形成している。そして、断熱材55b1、55b2のそれぞれの幅方向両端部を、互いに整合する位置に設けられた係止凹溝64a、64b同士の間に挿入した状態で、これら係止凹溝64a、64bの上下方向幅を縮めることで、室外側下框62と室内側下框63とを断熱材55b1、55b2を介して連結している。本例では、このような状態で、下框50の上端部に、ガラスパネル53の下辺が挿入されるガラス溝60bが設けられている。また、断熱材55b1、55b2は、ガラスパネル53の下方(面外方向に関してガラスパネル53と整合する部分)に配置されており、上方に配置された断熱材55b1は、ガラス溝60bの底部の一部(室内側半部)を構成している。また、室外側下框62には、下部外レール22aと係合可能な戸車65が設けられている。
[外障子3を構成する召し合わせ框51の構造]
召し合わせ框51は、図4に示すように、全体がアルミニウム合金製で、外障子3を構成するその他の框枠材49、50、52のように、断熱材を備えていない。召し合わせ框51の面内方向に関する片側端部には、ガラスパネル53の側辺を挿入するためのガラス溝60cが設けられている。
[外障子3を構成する戸先框52の構造]
戸先框52は、図4に示すように、それぞれがアルミニウム合金製である、室外側に配置された室外側戸先框66及び室内側に配置された室内側戸先框67を、面内方向に離隔する状態で互いに平行に配置された、合成樹脂製で帯状の1対の断熱材55c1、55c2により、面外方向に連結することにより構成されている。
このために、面外方向に対向する室外側戸先框66の室内側面と室内側戸先框67の室外側面とに、それぞれ面内方向に間隔をあけて係止凹溝68a、68bを形成している。そして、断熱材55c1、55c2のそれぞれの幅方向両端部を、互いに整合する位置に設けられた係止凹溝68a、68b同士の間に挿入した状態で、これら係止凹溝68a、68bの面内方向幅を縮めることで、室外側戸先框66と室内側戸先框67とを断熱材55c1、55c2を介して連結している。本例では、このような状態で、戸先框52の面内方向に関する他側端部に、ガラスパネル53の側辺が挿入されるガラス溝60dが設けられている。また、断熱材55c1、55c2は、ガラスパネル53の側方(面外方向に関してガラスパネル53と整合する部分)に配置されており、面内方向に関して他側に配置された断熱材55c1は、ガラス溝60dの底部の一部を構成している。
[内障子4の全体構造]
内障子4は、上辺を構成する上框69と、下辺を構成する下框70と、それぞれが左右の縦辺を構成する縦框である召し合わせ框71及び戸先框72とにより、矩形板状のガラスパネル73の四辺を囲むことにより構成されている。また、本例では、ガラスパネル73の周囲を取り囲むように、内障子4を構成する各框69〜72により構成される框枠体74に、複数の断熱材55d1(55d2)〜55g1(55g2)により構成された框側断熱ライン56bを設けている。そして、このために、框枠体74を構成する上框69、下框70、召し合わせ框71及び戸先框72のそれぞれを、アルミニウム合金製の室外側フレーム(室外側框材)及び室内側フレーム(室内側框材)を、合成樹脂製の断熱材によって面外方向に連結した連結構造としている。また、断熱性能の向上を図るべく、框側断熱ライン56bの面外方向に関する形成位置を、窓枠2に設けられた枠側断熱ライン9と重畳させている。具体的には、内障子4の面外方向室外側に框側断熱ライン56bを形成している。なお、このため、戸車65は面外方向室内側に設けられている。
なお、框枠体74を構成する各框69〜72に関しても、アルミニウム合金として、例えば、A6063S−T5材(JIS H 4100)を使用することができ、断熱材を構成する合成樹脂としては、ポリアミド6(ナイロン6)や、これにガラス繊維を含有したものなどを利用できる。また、図示の例では、ガラスパネル73として、複層(3層)ガラスを使用した例を示しているが、2層ガラスや断熱性能を有する単層ガラスを使用することもできる。
[内障子4を構成する上框69の構造]
上框69は、図2に示すように、それぞれがアルミニウム合金製である、室外側に配置された室外側上框75及び室内側に配置された室内側上框76を、上下方向に離隔する状態で互いに平行に配置された、合成樹脂製で帯状の1対の断熱材55d1、55d2により、面外方向に連結することにより構成されている。
このために、面外方向に対向する室外側上框75の室内側面と室内側上框76の室外側面とに、それぞれ上下方向に間隔をあけて係止凹溝77a、77bを形成している。そして、断熱材55d1、55d2のそれぞれの幅方向両端部を、互いに整合する位置に設けられた係止凹溝77a、77b同士の間に挿入した状態で、これら係止凹溝77a、77bの上下方向幅を縮めることで、室外側上框75と室内側上框76とを断熱材55d1、55d2を介して連結している。本例では、このような状態で、上框69の下端部に、ガラスパネル73の上辺が挿入されるガラス溝78aが設けられている。また、断熱材55d1、55d2は、ガラスパネル73の上方(面外方向に関してガラスパネル73と整合する部分)に配置されており、下方に配置された断熱材55d1は、ガラス溝78aの底部の一部(室外側半部)を構成している。また、室内側上框76の上端部には、上面に開口する状態で、上部内レール14と係合可能な上部内案内溝79が設けられている。
[内障子4を構成する下框70の構造]
下框70は、図2に示すように、それぞれがアルミニウム合金製である、室外側に配置された室外側下框80及び室内側に配置された室内側下框81を、上下方向に離隔する状態で互いに平行に配置された、合成樹脂製で帯状の1対の断熱材55e1、55e2により、面外方向に連結することにより構成されている。
このために、面外方向に対向する室外側下框80の室内側面と室内側下框81の室外側面とに、それぞれ上下方向に間隔をあけて係止凹溝82a、82bを形成している。そして、断熱材55e1、55e2のそれぞれの幅方向両端部を、互いに整合する位置に設けられた係止凹溝82a、82b同士の間に挿入した状態で、これら係止凹溝82a、82bの上下方向幅を縮めることで、室外側下框80と室内側下框81とを断熱材55e1、55e2を介して連結している。本例では、このような状態で、下框70の上端部に、ガラスパネル73の下辺が挿入されるガラス溝78bが設けられている。また、断熱材55e1、55e2は、ガラスパネル73の下方(面外方向に関してガラスパネル73と整合する部分)に配置されており、上方に配置された断熱材55e1は、ガラス溝78bの底部の一部(室外側半部)を構成している。また、室内側下框81には、下部内レール25と係合可能な戸車65が設けられている。
[内障子4を構成する召し合わせ框71の構造]
召し合わせ框71は、図4に示すように、それぞれがアルミニウム合金製である、室外側に配置された室外側召し合わせ框83及び室内側に配置された室内側召し合わせ框84を、面内方向に離隔する状態で互いに平行に配置された、合成樹脂製で帯状の1対の断熱材55f1、55f2により、面外方向に連結する事により構成されている。
このために、面外方向に対向する室外側召し合わせ框83の室内側面と室内側召し合わせ框84の室外側面とに、それぞれ面内方向に間隔をあけて係止凹溝85a、85bを形成している。そして、断熱材55f1、55f2のそれぞれの幅方向両端部を、互いに整合する位置に設けられた係止凹溝85a、85b同士の間に挿入した状態で、これら係止凹溝85a、85bの面内方向幅を縮めることで、室外側召し合わせ框83と室内側召し合わせ框84とを断熱材55f1、55f2を介して連結している。本例では、このような状態で、召し合わせ框71の面内方向に関する片側端部に、ガラスパネル73の側辺が挿入されるガラス溝78cが設けられている。また、断熱材55f1、55f2は、ガラスパネル73の側方(面外方向に関してガラスパネル73と整合する部分)に配置されており、面内方向に関して片側に配置された断熱材55f1は、ガラス溝78cの底部の一部を構成している。
[内障子4を構成する戸先框72の構造]
戸先框72は、図4に示したように、それぞれがアルミニウム合金製である、室外側に配置された室外側戸先框86及び室内側に配置された室内側戸先框87を、面内方向に離隔する状態で互いに平行に配置された、合成樹脂製で帯状の1対の断熱材55g1、55g2により、面外方向に連結することにより構成されている。
このために、面外方向に対向する室外側戸先框86の室内側面と室内側戸先框87の室外側面とに、それぞれ面内方向に間隔をあけて係止凹溝88a、88bを形成している。そして、断熱材55g1、55g2のそれぞれの幅方向両端部を、互いに整合する位置に設けられた係止凹溝88a、88b同士の間に挿入した状態で、これら係止凹溝88a、88bの面内方向幅を縮めることで、室外側戸先框86と室内側戸先框87とを断熱材55g1、55g2を介して連結している。本例では、このような状態で、戸先框72の面内方向に関する他側端部に、ガラスパネル73の側辺が挿入されるガラス溝78dが設けられている。また、断熱材55g1、55g2は、ガラスパネル73の側方(面外方向に関してガラスパネル73と整合する部分)に配置されており、面内方向に関して他側に配置された断熱材55g1は、ガラス溝78dの底部の一部を構成している。
本例の窓装置1では、窓枠2の内側に上述のような外障子3及び内障子4を建て込んだ状態で、閉鎖位置に存在する外障子3の下方には、第1下枠カバー28を構成する塩化ビニル製の第1室外側下枠カバー片31が配置されており、閉鎖位置に存在する内障子4の下方には、第2下枠カバー29を構成する塩化ビニル製の第2室内側下枠カバー片34が配置されている。また、下枠6の面内方向中央部に開口した隙間30は、外障子3を構成する召し合わせ框51の下端部及び内障子4を構成する召し合わせ框71の下端部により覆われている。一方、第1下枠カバー28を構成するアルミニウム合金製の第1室内側下枠カバー片32は、外障子3よりも室内側に位置しており、第2下枠カバー29を構成するアルミニウム合金製の第2室外側下枠カバー片33は、内障子4よりも室外側に位置している。本例では、第1室内側下枠カバー片32の室外側立壁32bに設けられたシール凹溝32eにシール材89を係止しており、該シール材89の先端部を、外障子3を構成する下框50の室内側面に接触させている。
以上のような構成を有する本例の窓装置1によれば、アルミニウム合金製の室外側下枠18とアルミニウム合金製の室内側下枠19とを、合成樹脂製の断熱材8b1、8b2により連結した連結構造を有する下枠6に関して、断熱性能の更なる向上を図れる。
すなわち、本例では、下枠6を構成する断熱材8b1の上方に、少なくともアルミニウム合金製の第1室内側下枠カバー片32を有する第1下枠カバー28と、少なくともアルミニウム合金製の第2室外側下枠カバー片33を有する第2下枠カバー29とを配置し、断熱材8b1を下枠カバー27により覆っているため、断熱材8b1の温度変化を小さく抑えることができ、断熱材8b1による断熱性能を高く確保できる。このため、下枠6の断熱性能の更なる向上を図れる。
また、本例では、下枠6を構成する室外側下枠18の室内側部を、外レール部材22よりも下方に位置させて、室外側下枠18の室内側部と外障子3の下辺を構成する下框50(室内側下框63)の室内側部分との距離を大きく確保するとともに、閉鎖位置に存在する外障子3の下方に、熱伝導率が高いアルミニウム合金製の第1室内側下枠カバー片32を配置することなく、熱伝導率の低い塩化ビニル製の第1室外側下枠カバー片31を配置している。このため、外気に曝らされる室外側下枠18の温度が、外障子3の下框50の室内側部分にまで伝わりにくくできる。したがって、室外側下枠18の表面温度が低くなった場合にも、外障子3の下框50の室内側部分が冷やされることを防止できる。しかも、第1室外側下枠カバー片31は、閉鎖状態の外障子3が存在する、下枠6の面内方向片側半部にのみ設けられており、内障子4の室外側に位置する、下枠6の他側半部には設けられていない。このため、第1室外側下枠カバー片31が、外気により冷却されることを防止できるため、この第1室外側下枠カバー片31に近接配置される外障子3の下框50が、第1室外側下枠カバー片31によって冷やされることを防止できる。したがって、本例では、外障子3を構成する下框50(室内側下框63)の室内側部分に、結露が発生することを有効に防止できる。
また、本例では、内障子4の下方に、熱伝導率の低い塩化ビニル製の第2室内側下枠カバー片34を配置している。このため、第2室外側下枠カバー片33の温度が低下した場合にも、内障子4の下辺を構成する下框70(室内側下框81)の室内側部分、及び、下枠6の面内方向他側半部の室内側部分が、冷やされること防止できる。
また、本例では、断熱材8b1の上面を、室外側に向かうほど下方に向かう方向に傾斜させているため、隙間30から入り込んだ雨水などが水溜りをすることなく、室外側に向けて効率良く排出することができる。
さらに本例では、窓枠2のうち、外障子3が閉鎖状態で位置する面内方向片側部分と、内障子4が位置する面内方向他側部分とで、共通の枠側断熱ライン9を形成しているが、面内方向片側に位置する竪枠7aの断熱材8c1(8c2)と、面内方向他側に位置する竪枠7bの断熱材8d1(8d2)との、面外方向位置をずらしている。具体的には、面内方向片側に位置する竪枠7aの断熱材8c1(8c2)は、外障子3と対向する位置に設けているのに対し、面内方向他側に位置する竪枠7bの断熱材8d1(8d2)は、内障子4と対向する位置に設けている。加えて、上枠5及び下枠6を構成する断熱材8a1(8a2)、8b1(8b2)は、竪枠7aの断熱材8c1(8c2)及び竪枠7bの断熱材8d1(8d2)に対してそれぞれ面外方向に整合するように、面外方向中央部に設けている。したがって、本例では、枠側断熱ライン9よりも室外側に存在する各枠材(室外側上枠10、室外側下枠18、第1室外側竪枠43、第2室外側竪枠46)の温度が外気の温度に近づいた(例えば冷やされた)場合にも、枠側断熱ライン9よりも室内側に存在する各枠材(室内側上枠11、室内側下枠19、第1室内側竪枠44、第2室内側竪枠47)の温度が、外気の温度に応じて変化することを有効に防止できる。このため、例えば、面外方向に関して外障子と整合する部分にのみ断熱ラインを形成した場合のように、内障子全体が断熱ラインよりも室内側に位置することに起因して、窓枠のうちで内障子を支持した各枠材の室内側部分(室内側フレーム)の温度が、外気の温度に応じて変化し易くなることを防止できる。
本発明は、引き違い式の窓装置に限らず、片引き式の窓装置や両引き式の窓装置に適用することもできる。
1 窓装置
2 窓枠
3 外障子
4 内障子
5 上枠
6 下枠
7a、7b 竪枠
8a1、8a2〜8d1、8d2断熱材
9 枠側断熱ライン
10 室外側上枠
11 室内側上枠
12a、12b 係止凹溝
13 上部外レール
14 上部内レール
15 発泡ポリエチレン
16 上枠カバー
17 係合溝
18 室外側下枠
19 室内側下枠
20a、20b 係止凹溝
21 室外下枠本体
22 外レール部材
22a 下部外レール
23 ねじ
24 室内下枠本体
25 下部内レール
25a 張出板部
26 室内側立壁
27 下枠カバー
28 第1下枠カバー
29 第2下枠カバー
30 隙間
31 第1室外側下枠カバー片
31a 底板部
31b 覆い部
31c 折れ曲がり部
32 第1室内側下枠カバー片
32a 底板部
32b 室外側立壁
32c 垂下板部
32d 垂下板部
32e シール凹溝
32f 係止凹溝
33 第2室外側下枠カバー片
33a 段差板部
33b 室外側底板部
33c 室内側底板部
33d 突条部
33e 係止部
33f 覆い部
34 第2室内側下枠カバー片
34a 底板部
34b 折れ曲がり部
34c 突き当て部
35 第1固定ブロック
35a 傾斜部
35b 室外側部
35c 室内側部
35d 第1切り欠き
35e 第2切り欠き
36 第2固定ブロック
36a 基部
36b 突起部
36c 凸部
36d 張出板部
36e 通孔
37 ねじ
38 補助カバー
39 ねじ
40 室外側風止め板
40a 基板部
40b 取付板部
40c 庇部
40d 係合凸部
40e 折れ曲がり板部
40f 通孔
40g 切り欠き
41 ねじ
42 室内側風止め板
42a 取付基部
42b 垂直板部
42c ヒレ部
43 第1室外側竪枠
44 第1室内側竪枠
45a、45b 係止凹溝
46 第2室外側竪枠
47 第2室内側竪枠
48a、48b 係止凹溝
49 上框
50 下框
51 召し合わせ框
52 戸先框
53 ガラスパネル
54 框枠体
55a1、55a2〜55g1、55g2 断熱材
56a、56b 框側断熱ライン
57 室外側上框
58 室内側上框
59a、59b 係止凹溝
60a〜60d ガラス溝
61 上部外案内溝
62 室外側下框
63 室内側下框
64a、64b 係止凹溝
65 戸車
66 室外側戸先框
67 室内側戸先框
68a、68b 係止凹溝
69 上框
70 下框
71 召し合わせ框
72 戸先框
73 ガラスパネル
74 框枠体
75 室外側上框
76 室内側上框
77a、77b 係止凹溝
78a〜78d ガラス溝
79 上部内案内溝
80 室外側下框
81 室内側下框
82a、82b 係止凹溝
83 室外側召し合わせ框
84 室内側召し合わせ框
85a、85b 係止凹溝
86 室外側戸先框
87 室内側戸先框
88a、88b 係止凹溝
89 シール材
90 ねじ
91 シール材

Claims (5)

  1. 外障子を案内するための下部外レールを有する金属製の室外側下枠と、内障子を案内するための下部内レールを有する金属製の室内側下枠と、面外方向に関して前記室外側下枠と前記室内側下枠との間に配置され、これら室外側下枠と室内側下枠とを連結する樹脂製の断熱材とを備えた窓枠用下枠であって、
    前記下部外レールと前記下部内レールとの間部分のうち、面内方向に関して前記外障子が閉鎖状態で位置する側で、かつ、前記断熱材の上方に、第1下枠カバーが配置されており、前記第1下枠カバーは、室内側に配置された金属製の第1室内側下枠カバー片を少なくとも有しており、
    前記下部外レールと前記下部内レールとの間部分のうち、面内方向に関して前記内障子が閉鎖状態で位置する側で、かつ、前記断熱材の上方に、第2下枠カバーが配置されており、前記第2下枠カバーは、室外側に配置された金属製の第2室外側下枠カバー片を少なくとも有している、ことを特徴とする窓枠用下枠。
  2. 前記第1下枠カバーは、室外側に配置された樹脂製の第1室外側下枠カバー片を更に備えており、前記第2下枠カバーは、室内側に配置された樹脂製の第2室内側下枠カバー片を更に備えている、請求項1に記載した窓枠用下枠。
  3. 面内方向に関して前記第1下枠カバーと前記第2下枠カバーとの間に、隙間が設けられている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した窓枠用下枠。
  4. 前記第1下枠カバー及び前記第2下枠カバーは、それぞれ固定ブロックを介して支持されている、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載した窓枠用下枠。
  5. 前記断熱材の上面が、室外側に向かうほど下方に向かう方向に傾斜している、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載した窓枠用下枠。
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