JP2018193656A - 衛生用マスク - Google Patents

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【課題】輪郭が小さな着用者においてもマスクと顔面とを密着させつつ鼻および口元の空間を十分に確保できる衛生用マスクを提供する。【解決手段】衛生マスク10は、横方向に沿った山折部と谷折部とを設けて折り畳んで形成した、広げることによってドーム状に形成される、複数の襞部25、26、27、28を並設した矩形形状のマスク本体11と、マスク本体11の上縁部16に設けた第1固定部14とマスク本体11の下縁部17に設けた第2固定部15とにより固定された耳掛部12とを備え、第1固定部14と第2固定部15との中央を通過する固定部二等分線に対してマスク本体11の上縁部16側に位置ずれして板横中心線c20が配置される、ドーム状の頂上部を構成する相対する山折上端縁Muと山折第1下端縁Md1とに挟まれた中心板20と、マスク本体11の下縁部17を構成する第3下方板23に設けられた少なくとも1つのタック40と、を具備する。【選択図】図7

Description

本発明は、衛生用マスクに関する。
衛生用マスク(以下、マスクと略記する)には、冷気や乾燥から鼻やのどを守る、あるいは、空気中の浮遊物が体内に取り込まれるのを防ぐ、あるいは、口や鼻からの分泌物を撒き散らすのを防ぐ、等の効用がある。このため、マスクは、ユーザーの顔との密着性を高めることが重要である。
その一方でマスクには、ユーザーによる呼吸がし易く、且つ、蒸れなどの不快感を軽減することが要求されており、鼻および口元の空間を十分に保つ必要がある。
現在において、マスクは、不織布タイプが一般的であって、長方形状のマスク本体の前面に長辺方向(横方向)に沿って複数のプリーツ(襞)が設けられている。
プリーツを設けたマスクにおいては、これらプリーツの中央部分を短辺方向(縦方向)である上下方向に引っ張り、広げていくことによってドーム状、あるいは、お椀状になる。
図1Aに示すようにユーザーAがドーム状に広げられたマスク1を着用すると、その着用した状態においてユーザーの鼻および口元に破線に示すような空間Sを得られる。
なお、符号2は耳掛部である。耳掛部2の一端は第1固定部2aによって上縁部1U側に固定され、他端は第2固定部2bによって下縁部1D側に固定されている。
マスク1を着用したユーザーAを正面から見ると、図1Bに示すようにマスク1の左縁部1Lが左頬上に配置され、右縁部1Rが右頬上に配置され、上縁部1Uは目の下側に配置され、下縁部1D側は顎下側に配置される。
この着用状態において、図1Aに示すように第1固定部2aと第2固定部2bとが予め想定した位置に配置されて、左縁部1Lが僅かに湾曲した「し」の字形状になる。この状態において、マスク1の各縁部1L、1R、1U、1Dが顔面に密着して、マスクの効用を効果的に得られる。
しかし、ユーザーの輪郭は、例えば、図2Aに示すようにユーザーAの実線で示す輪郭より全体的に幅の狭い破線に示す輪郭のユーザーB、あるいは、左右方向の幅が中央付近ではユーザーAと略同じであるが顎にかけてその幅が二点鎖線で示すように幅狭になっていく輪郭のユーザーC、あるいは、ユーザーAの輪郭より全体的に大きな輪郭のユーザー(不図示)等、様々である。
そして、図2Bに示すようにユーザーBは、輪郭がユーザーAに比べて全体的に幅が狭いため下縁部1Dの左縁部1L側、および、下縁部1Dの右縁部1R側が頬、顎からはみ出た状態になる。
このため、ユーザーBは、図2Cに示すように第1固定部2a及び第2固定部2bの位置が耳側に引き寄せられた状態になる。すると、破線で示すように僅かに「し」の字形状で湾曲するように予め想定されていた左縁部1Lが実線で示すように湾曲した形状に変化し、この変化に伴って左縁部1Lの中途に屈曲部Fが形作られる。
すると、マスク1の屈曲部F近傍が顔面から浮いた状態になって密着性が低下する。加えて、図2Dに示すようにマスク1の左縁部1L側、および、右縁部1R側が頬、顎から浮いて該マスク1を着用しているユーザーBの見た目が実際の輪郭より大きな印象を与えてしまうおそれがある。
なお、ユーザーCがマスク1を着用する場合にも顎にかけてその幅が幅狭であるため、ユーザーBの場合と同様に密着性が低下するおそれ、あるいは、見た目が実際の輪郭より大きな印象を与えるおそれがある。また、ユーザーの輪郭がユーザーAの輪郭より大きな場合にはマスクのサイズを大きめに変更することによって対応できる。
特許文献1には、マスク本体部と着用者の顔面との間への花粉や微粒子の吸い込みを抑制することができるマスクが開示されている。このマスクのマスク本体部は、上縁部よりも下縁部が短く形成されている。
このため、マスク着用時において、下縁部が着用者の顎下に沿う形状を形成する。また、マスク本体部において下縁部に沿うように設けられた溶着部と着用者の顎周辺との間に隙間が生じるのを防止できる。
実登3200049号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたマスクでは密着性は向上されるが、立体空間が下縁部に向かうにしたがって小さくなって、鼻および口元の空間が不十分になるという不具合が生じる。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、輪郭が小さな着用者においてもマスクと顔面とを密着させつつ鼻および口元の空間を十分に確保できる衛生用マスクを提供することを目的にしている。
本発明の一態様の衛生マスクは、不織布単層または複数の不織布が積層され、横方向に沿った山折部と谷折部とを設けて折り畳んで形成した、広げることによってドーム状に形成される、複数の襞部を縦方向に並設した矩形形状のマスク本体と、前記マスク本体の上縁部の左右端部にそれぞれ設けられた第1固定部および前記マスク本体の下縁部の左右端部にそれぞれ設けられた第2固定部により固定された左右一対の耳掛部と、を備え、前記第1固定部と前記第2固定部との中央を通過する固定部二等分線に対して前記マスク本体の上縁部側に位置ずれして板横中心線が配置される、前記ドーム状の頂上部を構成する相対する山折部の上端縁と下端縁とに挟まれて構成される中心板と、前記マスク本体の下縁部を構成する下方板に設けられた、前記固定部二等分線方向に延びるように形成される、少なくとも1つの折り畳み部と、を具備している。
本発明によれば、輪郭が小さな着用者においてもマスクと顔面とを密着させつつ鼻および口元の空間を十分に確保できる衛生用マスクを実現できる。また、マスクと顔面とが密着することによってマスクを着用したユーザーを正面から見たときにすっきりした印象を与える衛生用マスクを実現できる。
ドーム状に広げられたマスクを着用した状態を説明する図 マスクを着用しているユーザーを正面から見た図 図1Aのマスクをしたユーザーと輪郭が異なるユーザーを説明する図 図1Aのユーザーと輪郭が異なるユーザーが同じマスクを着用した状態を説明する正面図 着用状態を調整したことによって発生する屈曲部を説明する図 マスクをしたユーザーの見た目とユーザーの輪郭との違いを説明する図 本発明の衛生マスクの構成を説明する図 図3のY軸線に沿ったマスク本体の襞部等を説明する図 第3下方板に1つのタックを設けた状態を説明する図 第3下方板に設けられている第2固定部を変更した状態を説明する図 襞部を上下方向に広げてドーム形状に形成された衛生用マスクのマスク本体を説明する図 衛生用マスクを着用したユーザーを横から見た図 衛生用マスクを着用したユーザーを正面から見た図 第3下方板に2つのタックを設けた状態を説明する図
以下に、本発明の好ましい形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明に用いる各図において、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺が異なる場合がある。本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、および各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
また、以下の説明においては、図の紙面に向かって見た上下左右方向を構成要素の上方、下方、左方、および、右方として説明している。
図3、図4を参照して衛生用マスク(以下、マスクと略記する)10を説明する。
図3に示すマスク10は、例えば、空気中の浮遊物を体内に取り込むこと防ぐため、あるいは、口や鼻から分泌物を撒き散らすことを防ぐため、等に使用される。
マスク10は、マスク本体11と、2つの耳掛部12と、を備えている。マスク本体11は、不織布単層または2層以上の複数の不織布から形成された横長な矩形状である。複数の不織布の上方(符号16の上縁部)側及び下方(符号17の下縁部)側は、X軸と平行に横方向(左右方向ともいう)に延びる断続的な複数の左右シール線13によって接合されている。左右シール線13は、超音波溶着機などによって溶着加工して設けられる。
耳掛部12は左右一対の例えばゴム紐等である。2つの耳掛部12は、それぞれマスク本体11の左側部(符号19の左縁部)および右側部(符号18の右縁部)に第1固定部14、第2固定部15を設けて一体に固定される。第1固定部14及び第2固定部15は、超音波溶着機などで溶着加工されて設けられる溶着部である。
X軸は、右縁部18に設けられた第1固定部14と第2固定部15との中央及び左縁部19の第1固定部14と第2固定部15との中央を通過する第1固定部14と第2固定部15とを結ぶ線分を二等分する固定部二等分線である。本実施形態において固定部二等分線は、図中のセンターである点Oを通過してマスク本体11を上下に二等分する本体横中心線に一致している。また、Y軸は点Oを通過してX軸に直交する、マスク本体11を左右に二等分する本体縦中心線である。
本実施形態においてマスク本体11は例えば三層であって、口元側に設けられるスパンボンド不織布と、中間に設けられるメルトブロー不織布と、外側に設けられるスパンボンド不織布と、を積層して形成されている。
マスク本体11は、上述した三層に限定されるものでは無く、種々の不織布を適宜組み合わせて積層されて構成される。また、マスク本体11は、通気性などを考慮した一種類の不織布を複数積層した構成としてもよい。
第1固定部14は、マスク本体11の上縁部16側の両側部にそれぞれ設けられ、第2固定部15はマスク本体11の下縁部17側の両側部にそれぞれ設けられている。。
符号20、21、22、23、24は板状部(以下、板と記載している)であって、符号20は中心板、符号21は第1下方板、符号22は第2下方板、符号23は第3下方板、符号24は上方板である。
図3、図4に示すように上縁部16側から上方板24、中心板20、第1下方板21、第2下方板22、第3下方板23の順に配置されている。
中心板20、第1下方板21、第2下方板22、第3下方板23、上方板24は、X軸に沿った山折部と谷折部とを設けて折り畳んで形成される複数の襞部(プリーツともいう)25、26、27、28をY軸方向に並設して設けられる。
中心板20は、X軸に沿って延びて相対する山折上端縁Muと山折第1下端縁Md1とに挟まれた面部である。中心板20の板横中心線c20は、マスク本体11の固定部二等分線であるX軸に対して該マスク本体11の上縁部16側に平行に位置ずれして設けられている。
板横中心線c20は、中心板20の縦方向の幅wを二等分する。
なお、本実施の形態の記載では、マスク本体11を展開してドーム状にした際、4つの襞部25,26,27,28を着用者の側方から見て、外側に山形状と谷形状とを形成する折目に基づいて山折部、谷折部、を定義している。
上述した上方板24は、中心板20の上方側に位置し、第1襞部25のX軸に沿って延びる谷折下端縁Vdと上縁部16とに挟まれた面部である。谷折下端縁Vdを含む上方板24の下方側一部分は着用側において中心板20に重畳している。
そして、上方板24の上方側には、耳掛部12の端部を固定する溶着部である第1固定部14が設けられると共に、ノーズフィッター31が配設される。
ノーズフィッター31は、例えば樹脂製の薄板から形成されている。ノーズフィッター31は、マスク本体11の上方板24に設けられたシール線13の間の不織布間に設けられた空間内に配設されている。ユーザーである着用者が鼻と口を覆うようにマスク10を着用した際、ノーズフィッター31を調整しつつ変形させることによって、マスク本体11の上縁部16が着用者の鼻の凹凸形状に沿う形状を維持して密着する。
なお、符号32はシール部であって、ノーズフィッター31の横方向への位置ずれを防止する。一対のシール部32は、超音波溶着機などによる溶着加工によって設けられる。
第1下方板21は、中心板20の下方側に位置し、第2襞部26のX軸に沿って延びる谷折第1上端縁Vu1と山折第2下端縁Md2とに挟まれた面部である。谷折第1上端縁Vu1を含む第1下方板21の上方側一部分は着用側において中心板20に重畳している。
第2下方板22は、第1下方板21の下方側に位置し、第3襞部27のX軸に沿って延びる谷折第2上端縁Vu2と山折第3下端縁Md3とに挟まれた面部である。谷折第2上端縁Vu2を含む第2下方板22の上方側一部分は着用側において第1下方板21に重畳している。
この第2下方板22の右縁部18側及び左縁部19側にはそれぞれ固定部となる第1溶着スポット33aが設けられている。第1溶着スポット33aは、山折第3下端縁Md3に対して角度θで交差しており、本実施形態において角度θを例えば30度に設定してある。
第3下方板23は、第2下方板22の下方側に位置し、第4襞部28のX軸に沿って延びる谷折第3上端縁Vu3と下縁部17とに挟まれた面部である。谷折第3上端縁Vu3を含む第3下方板23の上方側一部分は着用側において第2下方板22に重畳している。
この第3下方板23の下方側には例えば1つのタックを形成するためのタック用スポット34が設けられている。また、下方側の右縁部18側及び左縁部19側にはそれぞれ第2固定部15及び第2溶着スポット33bが設けられている。第2溶着スポット33bは、第1溶着スポット33aと固定される固定部である。第2溶着スポット33bは、第2固定部15に対して予め定めた位置である例えば上方側に、下縁部17に対して平行に、設けられている。
符号35は上下シール線であって、Y軸と平行に縦方向(上下方向ともいう)に延びている。上述した板24,20,21,22,23の襞部25,26,27,28が互いに重畳した状態の右縁部18側及び左縁部19は、超音波溶着機によって溶着加工して設けられる断続的な上下シール線35によって接合されている。
本実施形態において、マスク本体11には図5に示すX軸に略直交交差する向きのタック40が設けられている。タック40は、折り畳み部であって、タック用スポット34が予め定めた位置関係となるように第3下方板23の中央部分を折り曲げた後、超音波溶着機などによって該タック用スポット34を固定状態にする第1溶着部41を設けて構成される。
第3下方板23にタック40を設けることによって、下縁部17の幅が上縁部16の幅より幅狭になる。そして、タック40の大きさを変化させることによって下縁部17の幅を顎の輪郭に合わせて適宜調整することが可能である。
また、タック40の向きは、X軸に略直交交差する向きに限定されるものでなはく、タック40のX軸に交差する角度を変化させることによって下縁部17の形状を顎の輪郭に合わせて適宜調整することが可能である。
加えて、タック40を設けたマスク本体11は、図6に示すように第2固定部15の位置を変更している。第2固定部15は、第3下方板23の第2溶着スポット33bを第2下方板22の第1溶着スポット33a上に重ねた後、超音波溶着機などによって該溶着スポット33a、33bを固定状態にする第2溶着部42を設けて位置変更される。
第2溶着部42を設けて第2固定部15の位置を変更することによって、下縁部17にタック40を挟んで傾斜部17aが設けられる。そして、第1溶着スポット33aの角度θを適宜設定することによって下縁部17形状を顎の輪郭に一致するように適宜調整することが可能である。
以上のように構成された本実施の形態のマスク10のマスク本体11は、第1襞部25、第2襞部26、第3襞部27、第4の襞部28を展開することによって図7に示すようにドーム状になる。
このようにマスク本体11がドーム状に広げられたマスク10をユーザー50が図8、図9に示すように着用する。
ここで、ユーザー50は、上述したユーザーBと同様に破線で示すユーザーAの顔の輪郭に比べて全体的に幅が狭い輪郭である。
図8に示す着用状態において、中心板20は、ドーム状の頂上部を構成している。タック40は、顎先端側から喉方向に沿って配置される。そして、口元の前面に第1下方板21、第2下方板22及び第2下方板23の一部が配置される。この結果、鼻および口元の空間Sを十分に確保することができる。
また、図8に示すように左縁部19が僅かに湾曲した「し」の字形状になって頬上に配置される。加えて、図8、図9に示すように下縁部17のタック40を挟んで設けられた傾斜部17aが顎に沿って密着して配置される。これらの結果、マスク10のマスク本体11の上縁部16、下縁部17の傾斜部17a及びタック40、右縁部18及び左縁部19が顔面に密着して配置される。
このため、微粒子の吸い込み等を防ぐことができると共に、マスクを着用したユーザーを正面から見たときにすっきりした印象を与えて、マスクをすることによって見た目が実際より大きな印象を与える不具合が解消される。また、マスク本体11の第1下方板21、第2下方板22及び第3下方板23の一部を配置させて口元に十分な空間Sが形成されるので、着用者は呼吸や会話がし易い。
なお、上述した実施形態においては、第3下方板23に1つのタック40を設けるとしている。しかし、図10に示すように第3下方板23に2つのタック51、52を設けるようにしてもよい。符号53は第3溶着部であって、第3溶着部53を設けることによって第3下方板23に第1のタック51と第2のタック52とが設けられる。
なお、図3の符号54は第1タック用スポットであり、符号55は第2タック用スポットである。第1タック用スポット54を予め定めた位置関係となるように第3下方板23の中央より右縁部18側を折り曲げた後、第3溶着部53を設けることによって第1タック51が構成される。これに対して第2タック52は、第2タック用スポット55を予め定めた位置関係となるように第3下方板23の中央より左縁部19側を折り曲げた後、第3溶着部53を設けて構成される。
これら第1タック51、第2タック52を設けることによって、下縁部17の幅が上縁部16の幅より幅狭になる。そして、タック第1タック51、第2タック52の大きさ、位置、タック51、52のX軸に交差する角度を変化させることによって下縁部17の幅を顎の輪郭に合わせて適宜調整することが可能である。
なお、図示は省略するが第1タック51、第2タック52を設けたマスク本体11に設けられている溶着スポット33a、33bを固定状態にする第2溶着部42を設けて第2固定部15の位置を位置変更するようにしてもよい。
このことによって、下縁部17の形状を顎の輪郭に一致するように適宜調整することが可能である。
マスク10は、4つの第1、第2、第3および第4の襞部25,26,27,28の数に限定されることなく、襞の数に制限されないものである。
なお、以上の各実施の形態に記載した発明は、それら実施の形態および変形例に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。
10・・・マスク 11・・・マスク本体 12・・・耳掛部 14・・・第1固定部
15・・・第2固定部 16・・・上縁部 17・・・下縁部 17a・・・傾斜部
18・・・右縁部 19・・・左縁部 20・・・中心板 21・・・第1下方板
22・・・第2下方板 23・・・第3下方板 24・・・上方板 25・・・第1襞部
26・・・第2襞部 27・・・第3襞部 28・・・第4の襞部
33a・・・第1溶着スポット 33b・・・第2溶着スポット
34・・・タック用スポット 40・・・折り畳み部(タック) 41・・・第1溶着部
42・・・第2溶着部、

Claims (4)

  1. 不織布単層または複数の不織布が積層され、横方向に沿った山折部と谷折部とを設けて折り畳んで形成した、広げることによってドーム状に形成される、複数の襞部を縦方向に並設した矩形形状のマスク本体と、
    前記マスク本体の上縁部の左右端部にそれぞれ設けられた第1固定部および前記マスク本体の下縁部の左右端部にそれぞれ設けられた第2固定部により固定された左右一対の耳掛部と、を備え、
    前記第1固定部と前記第2固定部との中央を通過する固定部二等分線に対して前記マスク本体の上縁部側に位置ずれして板横中心線が配置される、前記ドーム状の頂上部を構成する相対する山折部の上端縁と下端縁とに挟まれて構成される中心板と、
    前記マスク本体の下縁部を構成する下方板に設けられた、前記固定部二等分線方向に延びるように形成される、少なくとも1つの折り畳み部と、
    を具備することを特徴とする衛生用マスク。
  2. 前記折り畳み部は、前記固定部二等分線に直交する向きで前記下縁部を構成する下板の中央に1つ設けられることを特徴とする請求項1に記載の衛生用マスク。
  3. 前記折り畳み部は、前記固定部二等分線に直交する向きで前記下縁部を構成する下板に予め定めた距離離間して2つ設けられることを特徴とする請求項1に記載の衛生用マスク。
  4. 前記マスク本体の上縁部の左右端部にそれぞれ設けられた耳掛部の一端が固定される第1固定部と、
    前記マスク本体の下縁部の左右端部にそれぞれ設けられた前記耳掛部の他端が固定される第2固定部と、を備え、
    前記マスク本体の下縁部を構成する下方板、及び該下方板よりも前記中心板側に位置する当該下方板とは異なる下方板は、前記第2固定部の位置を前記固定部二等分線側に変更するための固定部を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の衛生用マスク。
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