JP2017160555A - プリーツ型マスク - Google Patents

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博士 大道
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Abstract

【課題】プリーツ型マスクにおいて、着用者の顔の大きさに応じて形状を変化させることができ、着用者が長時間着用した場合にも違和感を覚えることなく、より密着感を高めることである。【解決手段】プリーツ型マスク10は、着用者の顔の対象部位を覆い、上下方向に広がることが可能なプリーツが形成されたマスク本体部12と、マスク本体部12の横方向両端部にそれぞれ設けられる耳掛け部14と、を備え、マスク本体部12は、耳掛け部14が取り付けられる矩形形状の矩形部16と、着用者の鼻に跨るように形状を変化させることが可能なノーズフィッター18と、矩形部16に隣接し、ノーズフィッター18を有する台形形状の台形部20とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、プリーツ型マスクに関する。
従来、塵・花粉・ウィルス等が鼻や口から体内に侵入することを防ぐマスクが種々開発されている。本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、密着感を高めることを考慮して開発された立体型のマスクが開示されている。
また、本発明に関連する別の技術として、特許文献2には、マスク本体に耳掛け紐を設けてなるマスクにおいて、マスク本体を左右等分に折り畳んだ状態でその縦中央線側の上縁一角に表裏の生地を接合してなる三角形状のつの片を設けたことを特徴とするプリーツ型のマスクが開示されている。
特開2008−125657号公報 特開2003−47668号公報
上記特許文献1に示される一般的な立体型のマスクは、着用者の顔の下部形状に沿うように作り込まれているが、人によって顔の大きさが異なるため、万人にとって密着感が高まるわけではない。
また、特許文献2に示される一般的なプリーツ型のマスクは、マスク本体部にプリーツが形成されているため、立体型のマスクに比べて、顔の大きさに応じて形状を変化させることができる。
そして、プリーツ型のマスクは、耳掛け部を着用者の耳に掛け、マスク本体部のノーズフィッターを鼻の形状に沿って変形させて装着した場合に、マスク本体部が矩形形状を有しているため、ノーズフィッターの両端から横方向両端部までのマスク本体部の上端部分が頬骨近傍に位置するようになる。
上記プリーツ型のマスクを装着した状態で作業しているうちに、マスクが位置ずれを起こしてマスク本体部の上端部分が下瞼の位置まで入りこむと着用者が違和感を覚えてしまうことがある。また、プリーツ型のマスクの装着時にマスク本体部の上端部分を押さえつける力が弱いため、密着感が低下してしまう虞がある。
本発明の目的は、着用者の顔の大きさに応じて形状を変化させることができ、着用者が長時間着用した場合にも違和感を覚えることなく、より密着感を高めることを可能とするプリーツ型マスクを提供することである。
本発明に係るプリーツ型マスクは、着用者の顔の対象部位を覆い、上下方向に広がることが可能なプリーツが形成されたマスク本体部と、前記マスク本体部の横方向両端部にそれぞれ設けられる耳掛け部と、を備え、前記マスク本体部は、前記耳掛け部が取り付けられる矩形形状の矩形部と、前記着用者の鼻に跨るように形状を変化させることが可能なノーズフィッターと、前記矩形部に隣接し、前記ノーズフィッターを有する台形形状の台形部とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るプリーツ型マスクにおいて、前記ノーズフィッターは、横方向に伸びた芯部を有し、前記芯部は、少なくとも前記矩形部側と反対側に位置する角部が丸みを帯びていることが好ましい。
また、本発明に係るプリーツ型マスクにおいて、前記矩形部と前記台形部とは一枚の矩形部材で構成されており、前記台形部は、前記一枚の矩形部材を前記ノーズフィッターが設けられる側の角部で折り曲げて形成されることが好ましい。
本発明によれば、マスク本体部の上側端部が斜めに形成された台形部を有しているため、着用者が長時間着用した場合にも違和感を覚えることなく、より密着感を高めることができる。
本発明に係る実施形態のプリーツ型マスクを折り畳んだ状態の正面図である。 本発明に係る実施形態のプリーツ型マスクを折り畳んだ状態の背面図である。 本発明に係る実施形態のプリーツ型マスクの製造の手順を示す図である。 本発明に係る実施形態のプリーツ型マスクを着用者の顔の下部に装着した様子を示す図である。 本発明に係る実施形態のプリーツ型マスクが従来のマスクに比べて密着感が高まることを示す図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、プリーツ型マスク10を折り畳んだ状態の正面図である。図2は、プリーツ型マスク10を折り畳んだ状態の背面図である。プリーツ型マスク10は、マスク本体部12と、耳掛け部14とを備える。プリーツ型マスク10は、着用者の顔の大きさに応じて形状を変化させて装着し、塵・花粉・ウィルス等が鼻や口から体内に侵入することを防ぐマスクである。
マスク本体部12は、着用者の顔の下部に位置する鼻と口を覆い、上下方向に広がることが可能なプリーツが形成される。マスク本体部12は、一枚の矩形部材15で構成される。一枚の矩形部材15の大きさは、着用者の顔の大きさを考慮して設定され、例えば、横方向を100〜190mm程度、縦方向を50〜100mm程度とすることが好ましく、より好ましくは、横方向を170mm程度、縦方向を90mm程度とすることである。
マスク本体部12は、通気性を有するシート部材、例えば、不織布で構成することができ、さらには、スパンボンド法、メルトブロー法、サーマルボンド法、スパンレース法により形成された不織布で構成することが好適である。
マスク本体部12の構造として、1層以上のシート部材とすることができ、例えば、S層(スパンボンドの単層)、SS層(スパンボンド・スパンボンドの2層構造)、SMS層(スパンボンド・メルトブロー・スパンボンドの3層構造)とすることができる。
マスク本体部12には、少なくとも1つのプリーツが形成される。プリーツは、マスク本体部12の横方向に延びる少なくとも2つの折り目でシート部材を折り返すことで形成される。このプリーツを広げることによって、マスク本体部12が縦方向(上下方向)に伸縮し、様々な顔の大きさに対応することができる。プリーツは、正面から見て上向きまたは下向きのいずれの向きにも形成でき、プリーツの数は限定されないが、数が多いほどマスク本体部12が伸縮する。
マスク本体部12は、矩形部16と、ノーズフィッター18と、台形部20とを備える。矩形部16は、耳掛け部14が取り付けられる矩形形状を有する。矩形部16は、一枚の矩形部材15の全体領域の下部に位置し、縦方向が矩形部材15全体の長さの80〜90%を占めており、一枚の矩形部材15の横方向を170mm程度、縦方向を90mm程度とした場合に、縦方向の長さは、75mm程度とすることが好ましい。
ノーズフィッター18は、着用者の鼻に跨るように形状を変化させることが可能な部材である。ノーズフィッター18は、横方向に伸びた芯部22を有している。芯部22は、可撓性材料で構成されており、着用時に着用者の鼻の形状に沿うように変形させることで、マスク本体部12の上側部分と鼻との間に形成される隙間を抑制することができる。
芯部22は、図1に示されるように略平板形状を有しているが、横方向端部の角部が丸みを帯びて形成されている。ノーズフィッター18の長さは、50〜100mm程度とすることが好まく、一枚の矩形部材15の横方向を170mm程度、縦方向を90mm程度とした場合に、より好ましくは、85mm程度とすることである。
台形部20は、矩形部16に隣接し、ノーズフィッター18を有する台形形状を有する。台形部20は、一枚の矩形部材15をノーズフィッター18が設けられる側の角部で折り曲げて形成される。ここで、芯部22は、上記のように、角部が丸みを帯びて形成されているため、折り曲げ形成された後、プリーツ型マスク10の使用中にノーズフィッター18の端部付近に引っ張り力が加わった場合にノーズフィッター18の端部により台形部20が破れてしまうことを抑制することができる。また、一枚の矩形部材15を折り曲げ形成する際に後述するように熱溶着等を行うが、ノーズフィッター18の端部付近の領域の接合領域を増大して補強したり、適度な強度を有する補強部材を追加した上で溶着接合を行って補強することで、プリーツ型マスク10の使用中に台形部20をより破れにくくすることができる。
台形部20は、一枚の矩形部材15の全体領域の上部に位置し、縦方向が矩形部材15全体の長さの10〜20%を占めており、一枚の矩形部材15の横方向を170mm程度、縦方向を90mm程度とした場合に、縦方向の長さは、15mm程度とすることが好ましい。また、このときの台形部20の上底の長さは70mm程度であり、台形部20の下底の長さは、170mm程度である。
耳掛け部14は、マスク本体部12の横方向両端部にそれぞれ設けられる。耳掛け部14は、伸縮性を有する紐状部材であり、例えばスパンデックス(ポリウレタン弾性繊維)により構成される。耳掛け部14は、ここでは断面形状が丸状のものであるものとするが、例えば、これを平板形状として着用者の肌との接触面積を増大させて着用時に耳や頬に作用する圧力を低減して、着用感を高めることもできる。
次に、プリーツ型マスク10の製造方法について説明する。図3は、プリーツ型マスク10の製造の手順を示す図である。最初に、横方向を170mm程度とし、縦方向を90mm程度し、ノーズフィッター18を上部中央部に配置した一枚の矩形部材15を形成する(S2)。次に、2つの耳掛け部14を一枚の矩形部材15の横方向両端部において、矩形部16が形成される領域に配置され熱溶着等を行って接合して、図3(a)に示されるマスクを形成する(S4)。
次いで、一枚の矩形部材15において、上底の長さは70mm程度であり、下底の長さは170mm程度となる台形部20が形成されるようにノーズフィッター18が設けられる側の角部において、図3(b)において示される山折り線13に沿って折り曲げられ、熱溶着等を行って接合する(S6)。これにより、台形部20とともに矩形部16が形成されて、図3(c)において示されるプリーツ型マスク10が完成する。
続いて、プリーツ型マスク10の作用について説明する。図4は、プリーツ型マスク10を着用者の顔の下部に装着した様子を示す図である。図5は、プリーツ型マスク10が従来のマスクに比べて密着感が高まることを示す図である。着用者は、プリーツ型マスク10の耳掛け部14をそれぞれ耳に掛け、プリーツを開いて鼻と口を覆うように装着する。このとき、ノーズフィッター18を鼻の形状に沿うように変形させてプリーツ型マスク10を密着させる。
ここで、図4に示されるように、従来のマスクに比べ、角部を折り曲げて形成された空間領域25が形成されるため、プリーツ型マスク10が多少上側にずれ動いてしまった場合であっても、下瞼に違和感が生じてしまうことがない。また、空間領域25が形成されることで、下方の視界を広げることができるという効果がある。さらに、従来のマスクに比べてコンパクトになり、見た目の小顔効果も得られるという利点がある。
また、従来のマスクでは、図5(a)に示されるように、ノーズフィッター18の端部を支点として生じる力、すなわち、耳掛け部14の引っ張り力により生じる力は横方向にのみであるため角部に向かうほど力が弱まり密着性が低くなるという課題があった。
しかしながら、プリーツ型マスク10では、図5(b)に示されるように、ノーズフィッター18の端部を支点して生じる力は、下方向と斜め方向に分解されるため、結果として、着用者の鼻の形状に沿った方向に力が働いて台形部20が引き付けられ、これにより、密着性が高まるという効果がある。また、角部の折り返しにより、厚みが増すため、より密着性を高めることができるという利点がある。これにより、上方への呼気流を抑制し、眼鏡の曇りも抑制できるというメリットがある。
さらに、プリーツ型マスク10は、上述したように、一枚の矩形部材15の角部を折り曲げて形成することができるため、従来のプリーツ型のマスクを製造する製造ラインを流用することができるため、安価に製造することができるという利点がある。
なお、プリーツ型マスク10は、このように一枚の矩形部材15の角部を折り曲げて形成するものとして説明したが、折り曲げずに切断して台形部20を形成してプリーツ型マスク10を完成させることもできる。
10 プリーツ型マスク、12 マスク本体部、14 耳掛け部、15 矩形部材、16 矩形部、18 ノーズフィッター、20 台形部、22 芯部。

Claims (3)

  1. 着用者の顔の対象部位を覆い、上下方向に広がることが可能なプリーツが形成されたマスク本体部と、
    前記マスク本体部の横方向両端部にそれぞれ設けられる耳掛け部と、
    を備え、
    前記マスク本体部は、
    前記耳掛け部が取り付けられる矩形形状の矩形部と、
    前記着用者の鼻に跨るように形状を変化させることが可能なノーズフィッターと、
    前記矩形部に隣接し、前記ノーズフィッターを有する台形形状の台形部とを有することを特徴とするプリーツ型マスク。
  2. 請求項1に記載のプリーツ型マスクにおいて、
    前記ノーズフィッターは、横方向に伸びた芯部を有し、
    前記芯部は、少なくとも前記矩形部側と反対側に位置する角部が丸みを帯びていることを特徴とするプリーツ型マスク。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプリーツ型マスクにおいて、
    前記矩形部と前記台形部とは一枚の矩形部材で構成されており、
    前記台形部は、前記一枚の矩形部材を前記ノーズフィッターが設けられる側の角部で折り曲げて形成されることを特徴とするプリーツ型マスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019026995A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 ▲高▼木 宏之 衛生マスク

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