JP2018163843A - 燃料電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料電池において、白金の使用量を低減してコストを削減することができ、アイオノマによる白金の被毒に起因する発電効率の低下を抑制できる燃料電池の提供。【解決手段】電解質膜4、電解質膜4の一面に設けられたアノード2、及び電解質膜4の他面に設けられたカソード3を有する膜−電極アセンブリ(MEA)1を備えるものであって、アノード2が、中実状カーボン担体に白金が担持された担持触媒を含み、電解質膜4に対向配置されたアノード側触媒層2を有し、カソード3が、中空状カーボン担体に白金が担持された担持触媒を含み且つ電解質膜4に対向配置されたカソード側触媒層3を有する燃料電池。【選択図】図1
Description
本発明は、燃料電池に関する。
燃料電池(システム)では、水素ガスに代表される燃料ガス、及び空気に代表される酸化ガスが燃料電池に供給され、燃料ガスと酸化ガスとの発電反応(水生成反応)により電力が発生する。燃料電池としては、種々のタイプのものが開発されており、例えば、電解質の散逸や保持等の問題がなく、常温で起動し且つ起動時間が極めて早い等の利点を有する固体高分子型燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cells )等が挙げられ、具体的には、高電圧を得るために複数の燃料電池(単セル)がスタック化されたもの(燃料電池スタック)が自動車等の移動体等に採用されつつある。
単セルとしては、例えば、電解質膜とその一面に設けられたアノード及び他面に設けられたカソードとで構成されるMEA(膜−電極アッセンブリ;Membrane Electrode Assembly)がセパレータで挟持されたものが挙げられ、アノード及びカソードは、通常、電解質膜側に形成された触媒層とセパレータ側に形成された触媒層とを有している。かかる構成を電解質膜と触媒層との位置関係に着目すれば、MEAの電解質膜の両面に触媒層が配置されている。触媒層としては、カーボン等の担体に白金(Pt)等の触媒金属が担持されたものが広く用いられており、担体としては、中空状粒子や中実状粒子からなるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
ところで、中空状カーボン担体に白金が担持された担持触媒の場合、白金は中空状カーボン担体の外面だけではなく、中空部分である内面にも付着しているが、中空部分は発電に殆ど寄与しないため、そこに付着した白金は無駄になり、コストの増大を招いてしまう。一方、中実状カーボン担体に白金が担持された担持触媒を使用すると、白金が触媒層表面のアイオノマに被毒され易くなり、発電効率が低下する傾向にある。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、白金の使用量を低減してコストを削減することができるとともに、アイオノマによる白金の被毒に起因する発電効率の低下を抑制することができる燃料電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様による燃料電池は、電解質膜、該電解質膜の一面に設けられたアノード、及び該電解質膜の他面に設けられたカソードを有するMEAを備えるものであって、アノードが、中実状カーボン担体に白金が担持された担持触媒を含み且つ電解質膜に対向配置されたアノード側触媒層を有し、カソードが、中空状カーボン担体に白金が担持された担持触媒を含み且つ電解質膜に対向配置されたカソード側触媒層を有する。
一般に、燃料電池のMEAにおけるアノード側では、電位が比較的低いことから、アノード側触媒層の白金はアイオノマに被毒され難い傾向にある。よって、アノード側触媒層の触媒担体として中実状カーボン担体を用いても、白金がアイオノマに被毒され難く、これにより、発電効率の低下を防止することができる。しかも、中実状カーボン担体を用いると、白金が担体の内部に殆ど入ることがなく、発電効率への寄与が大きい外面に白金を担持しておくことができるので、白金の使用量を軽減してコストを削減することができる。
一方、燃料電池のMEAにおけるカソード側では、電位が比較的高いことから、カソード側触媒層の白金はアイオノマに被毒され易い傾向にある。これに対し、カソード側触媒層の触媒担体として中空状カーボン担体を用いると、白金が中空状カーボン担体の中空部分(内部)にも入り込んで担持されるので、中実状カーボン担体を用いた場合に比して、アイオノマによる白金の被毒を低減することができ、これにより、発電効率の低下を抑制することができる。
本発明によれば、触媒層における白金の担体として中実状カーボン担体と中空状カーボン担体を併用する、すなわち、より具体的には、アノード側触媒層が、中実状カーボン担体に白金が担持された担持触媒を含み、カソード側触媒層が、中空状カーボン担体に白金が担持された担持触媒を含むことにより、白金の使用量を軽減してコストを削減することができるとともに、アイオノマによる白金の被毒に起因する発電効率の低下を抑制することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。さらに、当業者であれば、以下に述べる各要素を均等なものに置換した実施の形態を採用することが可能であり、かかる実施の形態も本発明の範囲に含まれる。またさらに、必要に応じて示す上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図示の表示に基づくものとする。さらにまた、図面における各種の寸法比率は、その図示の比率に限定されるものではない。
図1は、本発明の一態様に係る固体高分子型燃料電池(PEFC)におけるMEAの構成の一例を部分的に示す概略断面図である。MEA1は、アノードにおけるアノード側触媒層2、及び、カソードにおけるカソード側触媒層3と、それらの間に介在するとともにイオン伝導性固体電解質6を含んだ電解質膜4とを備えている。このとおり、アノード側触媒層2及びカソード側触媒層3は、それぞれ、電解質膜4の一面側及び他面側(両面側)に対向配置されている。また、アノード側触媒層2は、担持触媒5aとイオン伝導性固体電解質6とを含み、カソード側触媒層3は、担持触媒5bとイオン伝導性固体電解質6とを含んでいる。
次に、図2(A)及び(B)は、それぞれ、アノード側触媒層2における担持触媒5a及びカソード側触媒層3における担持触媒5bの構造の一例を示す概略断面図である。図2(A)に示す如く、アノード側触媒層2に含まれる担持触媒5aは、中実状カーボン担体7aの粒子の表面に白金Ptが担持されたものである。また、図2(B)に示す如く、カソード側触媒層3に含まれる担持触媒5bは、中空状カーボン担体7bの粒子の表面に白金Ptが担持されたものである。
中実状カーボン担体7aは中実形状を有し、中空状カーボン担体7bは中空形状を有することから、同程度の粒子径サイズでは、中空状カーボン担体7bの方が中実状カーボン担体7aよりも、比表面積及び白金Ptの担持量が大きい傾向にある。また、中実状カーボン担体7aも、実際には、若干の内部構造を有しており、白金Ptの分布としては、外面(外部表面)に担持された白金Ptの量の方が、内面(内部表面)に担持された白金Ptの量よりも多くなっている。一方、中空状カーボン担体7bにおける白金Ptの分布としては、内面に担持された白金Ptの量の方が、外面に担持された白金Ptの量よりも多くなっている。
なお、これらの担持触媒5a,5bは、白金Pt以外の貴金属(合金を含む)を含んでいても構わないが、場合によっては、特にカソード側触媒層3において、当該金属の酸化物の生成に起因して、担持触媒5bの触媒活性が低下することがあり得るため、実質的に白金のみを含んでいることが好ましい。
かかる構成を有するMEA1においては、アノード側触媒層2から燃料ガスである水素ガスが供給されるとともに、カソード側触媒層3に空気等の酸化ガスが供給され、アノード側触媒層2とカソード側触媒層3との間において発電反応による起電力が生じる。より具体的には、アノード側触媒層2では、白金の触媒作用によって水素分子が酸化され、プロトンと電子とを生じる。ここで生じた電子は、カーボン担体を導体路としてアノード側触媒層2から外部回路へと取り出され、プロトンはアノード側触媒層2から電解質膜4を経由してカソード側触媒層3へと移動する。カソード側触媒層3に到達したプロトンは、白金Ptの触媒作用によって、外部回路からカーボン担体を導体路として供給される電子及び酸素分子と反応して水を生じる。こうして、MEA1により水素ガスと酸素ガスとから電気エネルギーが生成される。
ここで、中実状カーボン担体7aに白金が担持された担持触媒5a、及び、中空状カーボン担体7bに白金が担持された担持触媒5bの電気特性の一例について、以下に説明する。図3は、アノード側触媒層2に、中実状カーボン担体7aに白金Ptが担持された担持触媒5aを用いた場合、及び、中空状カーボン担体7bに白金Ptが担持された担持触媒5bを用いた場合における白金Ptの目付けに対する白金Ptの電気化学表面積(ECSA)の変化を示すグラフである。なお、白金の電気化学表面積(ECSA)は、常法に従い、サイクリックボルタンメトリ(CV)測定により求めた。なお、電気化学表面積(ECSA)は、電極上の反応に寄与している担持触媒の有効面積を示し、この値が高いほど、白金の電解質に対する分散性に優れており、担持触媒の表面が有効に利用されていることを示す指標である。
図3において、横軸は白金Ptの目付け[mg/cm2]を示し、縦軸はECSA[m2/g]を示す。また、同図において、四角マークのシンボルは、中実状カーボン担体7aに白金が担持された担持触媒5aのデータを示し、菱型マークのシンボルは、中空状カーボン担体7bに白金が担持された担持触媒5bのデータを示す。これらの結果より、中実状カーボン担体7a用いた担持触媒5a及び中空状カーボン担体7bを用いた担持触媒5bのいずれにおいても、白金Pt目付けに応じてECSAがほぼ一定の割合で変化することが理解される。
また、白金Pt目付けが同じ場合、中実状カーボン担体7aを用いた担持触媒5aの方が、中空状カーボン担体7bを用いた担持触媒5bよりも、ECSAが有意に大きい傾向にあることが判明した。これにより、例えば図3に破線で示すとおり、白金Pt目付けが0.027[mg/cm2]である中実状カーボン担体7aを用いた担持触媒5aもECSAは約23[m2/g]であり、この発電効率は、白金Pt目付けが0.038[mg/cm2]である中空状カーボン担体7bを用いた担持触媒5bの発電効率に相当することが理解される。すなわち、中実状カーボン担体7aを用いた担持触媒5aをアノード側触媒層2に用いることにより、白金Ptの利用効率が高められ、その結果、白金Ptの使用量を軽減してコストを削減することができる。
図4は、MEA1の両触媒層2,3に、中実状カーボン担体7aに白金Ptが担持された担持触媒5aを用いた場合、及び、中空状カーボン担体7bに白金Ptが担持された担持触媒5bを用いた場合における電流密度に対するセル電圧の変化を示すグラフである。図4において、横軸は電流密度[A/cm2]を示し、縦軸はセル電圧[V]を示す。また、同図において、四角マークのシンボルは、中実状カーボン担体7aに白金Ptが0.027[mg/cm2]の目付けで担持された担持触媒5aのデータを示し、三角マークのシンボルは、中空状カーボン担体7bに白金Ptが0.050[mg/cm2]の目付けで担持された担持触媒5bのデータを示す。さらに、同図においては、2つの破線により、電流電圧特性の目標値(目標出力)である0.66[V]@2.2[A/cm2]を示す。
これらの結果より、電流電圧特性の目標値での電流密度である2.2[A/cm2]における中実状カーボン担体7aを用いた担持触媒5a、及び、中空状カーボン担体7bを用いた担持触媒5bのセル電圧は、それぞれ、0.674[V]及び0.671[V]であり、いずれも目標電流密度における目標セル電圧0.66[V]近傍の電圧を発現することが確認された。このことから、中実状カーボン担体7aを用いた担持触媒5aは、白金Ptの目付けが、中空状カーボン担体7bを用いた担持触媒5bの白金Ptの目付けの半分程度であるにも拘わらず、その中空状カーボン担体7bを用いた担持触媒5bと同等の電流電圧特性を有することが判明した。
図5は、MEA1の両触媒層2,3に、中実状カーボン担体7aに白金Ptが担持された担持触媒5aを用いた場合、及び、中空状カーボン担体7bに白金Ptが担持された担持触媒5bを用いた場合における白金Ptの電気化学表面積(ECSA)に対する目標電流密度におけるセル電圧の変化を示すグラフである。図5において、横軸はECSA[m2/g]を示し、縦軸は目標電流密度におけるセル電圧[V]を示す。また、図6は、MEA1の両触媒層2,3に、中実状カーボン担体7aに白金Ptが担持された担持触媒5aを用いた場合、及び、中空状カーボン担体7bに白金Ptが担持された担持触媒5bを用いた場合における白金Ptの電気化学表面積(ECSA)に対するアノード過電圧の変化を示すグラフである。図6において、横軸はECSA[m2/g]を示し、縦軸はアノード過電圧[mV]を示す。
また、図5及び図6において、三角マークのシンボルは、中実状カーボン担体7aに白金Ptが0.020[mg/cm2]の目付けで担持された担持触媒5aのデータを示し、四角マークのシンボルは、中実状カーボン担体7aに白金Ptが0.030[mg/cm2]の目付けで担持された担持触媒5aのデータを示し、菱形マークのシンボルは、中空状カーボン担体7bに白金Ptが0.050[mg/cm2]の目付けで担持された担持触媒5bのデータを示す。さらに、各黒塗りのシンボルは、経時的な発電運転を開始した初期のデータを示し、各白抜きのシンボルは、所定の運転条件で経時的な発電運転を行った後(すなわち、いわゆる耐久後)のデータを示す。これらの結果より、中実状カーボン担体7aを用いた担持触媒5a及び中空状カーボン担体7bを用いた担持触媒5bのいずれにおいても、経時的な発電運転期間中において優れた耐久性を有することが確認された。
このように構成されたMEA1を備える本発明の一態様による燃料電池によれば、MEA1におけるアノード側では、電位が比較的低いことから、アノード側触媒層2におけるカーボン担体の外面に担持された白金Ptがアイオノマ8(図2(A)参照)と接しても被毒され難い傾向にある。よって、アノード側触媒層2の触媒担体として中実状カーボン担体7aを用いても、白金Ptがアイオノマ8に被毒され難く、これにより、発電効率の低下を防止することができる。しかも、中実状カーボン担体7aを用いると、白金Ptが担体の内部に入ることが殆どなく、白金Ptを発電効率への寄与が大きい外面に担持しておくことができるので、白金Ptの使用量を軽減してコストを削減することができる。
また、MEA1におけるカソード側では、電位が比較的高いことから、カソード側触媒層3におけるカーボン担体の外面に担持された白金Ptがアイオノマ8(図2(B)参照)に接すると被毒され易い傾向にある。これに対し、カソード側触媒層3の触媒担体として中空状カーボン担体7bを用いると、白金Ptが中空状カーボン担体7bの中空部分(内部)にも入り込んで担持されるので(図2(B)参照)、中実状カーボン担体7aを用いた場合に比して、アイオノマ8による白金Ptの被毒を低減することができ、これにより、発電効率の低下を抑制することができる。
このとおり、本発明によれば、アノード側触媒層2が、中実状カーボン担体7aに白金Ptが担持された担持触媒5aを含み、カソード側触媒層3が、中空状カーボン担体7bに白金Ptが担持された担持触媒5bを含むことにより、白金Ptの使用量を軽減してコストを削減することができるとともに、アイオノマによる白金Ptの被毒に起因する発電効率の低下を抑制することが可能となる。
なお、上述したとおり、上記の各実施形態は、本発明を説明するための一例であり、本発明をその実施形態に限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な変形が可能である。例えば、MEA1では、アノード側触媒層2、カソード側触媒層3、及び電解質膜4に、同種のイオン伝導性固体電解質6を使用してもよく、或いは、互いに異なる種類のイオン伝導性固体電解質6を使用してもよい。
本発明に係る燃料電池によれば、白金の使用量を軽減してコストを削減することができ、且つ、アイオノマによる白金の被毒に起因する発電効率の低下を抑制することができるので、本発明は、車両、船舶、飛行機、携帯機器等の各種移動体に搭載される電源装置、ロボット等の自走可能なものに搭載される発電システムはもちろん、燃料電池を定置用として用いる商用及び家庭用のコージェネレーション(熱電併給)システム等の設備等にも広く利用することができる。
1…MEA、2…アノード側触媒層、3…カソード側触媒層、4…電解質膜、5a,5b…担持触媒、6…イオン伝導性固体電解質、7a…中実状カーボン担体、7b…中空状カーボン担体、8…アイオノマ、Pt…白金。
Claims (1)
- 電解質膜、該電解質膜の一面に設けられたアノード、及び該電解質膜の他面に設けられたカソードを有する膜−電極アッセンブリを備える燃料電池であって、
前記アノードが、中実状カーボン担体に白金が担持された担持触媒を含み且つ前記電解質膜に対向配置されたアノード側触媒層を有し、
前記カソードが、中空状カーボン担体に白金が担持された担持触媒を含み且つ前記電解質膜に対向配置されたカソード側触媒層を有する、
燃料電池。
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