JP2018134569A - 自走式処理機 - Google Patents

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Abstract

【課題】清掃が行い易い自走式処理機を提供すること。【解決手段】自走式土質改良機1は、車両本体2と、エアーコンプレッサ300と、を備える。車両本体2は、原料土ホッパ13と、混合機15と、を有する。原料土ホッパ13は、原料土が供給される。混合機15は、原料土の処理を行う。エアーコンプレッサ300は、原料土ホッパ13の上縁13eより下方であって車両本体2の左側面2Lに配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、自走式処理機に関する。
建設工事などでは、そのままでは利用できない資材が発生する。それらの資材は、破砕、混合などの機械的単位操作により処理されて、リサイクル製品として利用される。処理は、単位操作を行う処理装置を搭載した自走式処理機により、しばしば、建設工事などの現場で実施される。
自走式処理機としては、例えば、土の改良を行う自走式土質改良機(例えば、特許文献1参照)、岩石、コンクリートがらの破砕を行う自走式破砕機、建設発生木材などの破砕を行う自走式木材破砕機等が挙げられる。
特開平9−195265号公報
しかしながら、上述の自走式処理機では、リサイクルの原料である土、岩石または木材等が供給される供給部と、リサイクル処理を行う処理機を定期的に清掃する必要が生じる。これらの清掃にはエアが用いられるため、エアを供給するコンプレッサは、上記構成を清掃するための最適な位置に取付けられることが望まれる。
本発明の目的は、清掃が行い易い自走式処理機を提供することである。
上記目的を達成するために、第1の発明に係る自走式処理機は、車両本体と、エアーコンプレッサと、を備える。車両本体は、供給部と、処理機と、を有する。供給部は、被処理物が供給される。処理機は、被処理物の処理を行う。エアーコンプレッサは、供給部の上縁より下方であって車両本体の第1側面に配置されている。
第2の発明に係る自走式処理機は、第1の発明に係る自走式処理機であって、エアーコンプレッサの少なくとも一部は、平面視において、供給部と重畳している。
第3の発明に係る自走式処理機では、第1または第2の発明に係る自走式処理機であって、車両本体は、エアーコンプレッサよりも上方であって第1側面に設けられたデッキを更に有する。エアーコンプレッサの少なくとも一部は、平面視において、デッキと重畳している。
第4の発明に係る自走式処理機は、第1から第3のいずれかの発明に係る自走式処理機であって、エアーコンプレッサは、エアーコンプレッサ本体と、エアーコンプレッサ本体を収納するケースとを、備える。ケースの上面は、車両本体の幅方向における外側に向かって低くなるように傾斜して形成されている。
第5の発明に係る自走式処理機は、第4の発明に係る自走式処理機であって、ケースは、外側を向き、開閉可能な扉を有する作業面を有する。上面は、作業面よりも外側に突出している。
第6の発明に係る自走式処理機は、第1から第3のいずれかの発明に係る自走式処理機であって、車両本体は、供給部を支持する支持部を更に有する。エアーコンプレッサは、エアーコンプレッサ本体と、エアーコンプレッサ本体を収納するケースと、を有する。ケースの下端は、支持部のうち略水平方向に形成されている下端部分以上の高さに配置されている。
第7の発明に係る自走式処理機は、第1から第3のいずれかの発明に係る自走式処理機であって、エアーコンプレッサは、エアーコンプレッサ本体と、エアーコンプレッサ本体を収納するケースと、を有する。ケースは、車両本体から着脱する際に吊具が係止可能な係止部を有する。
第8の発明に係る自走式処理機は、第1から第7のいずれかの発明に係る自走式処理機であって、車両本体は、第1側面の反対側である第2側面側に設けられたクレーンを更に有する。
第9の発明に係る自走式処理機は、第1から第8のいずれかの発明に係る自走式処理機であって、車両本体は、第1端および第2端と、処理材供給部と、を更に有する。第1端および第2端は、車両本体の長手方向における両端である。処理剤供給部は、被処理物を処理するための処理剤が投入される。処理機および処理剤供給部は、供給部に対して第1端側に配置されている。処理機は、被処理物と処理剤とを混合する混合機である。
第10の発明に係る自走式処理機は、第9の発明に係る自走式処理機であって、処理剤供給部は、長手方向において供給部と処理機との間に配置されている。
第11の発明に係る自走式処理機は、第9の発明に係る自走式処理機であって、車両本体は、エンジン収納部と、還元剤タンクとを更に有する。エンジン収納部は、長手方向において処理機の第1端側に配置されている。還元剤タンクは、エンジン収納部の下側に配置されている。
本発明によれば、清掃が行い易い自走式処理機を提供することが出来る。
本発明の実施の形態に係る自走式土質改良機の外観斜視図。 図1の自走式土質改良機の左側面図。 図1の自走式土質改良機の正面図。 図1の自走式土質改良機の平面図。 図1の自走式土質改良機の清掃・点検扉近傍を示す左側面図。 図1の自走式土質改良機のエアーコンプレッサケース近傍を示す斜視図。 図1の自走式土質改良機のエアーコンプレッサケース近傍を示す正面図。 点検・清掃用扉を開放した状態を示す平面図。
本発明の自走式処理機の一例としての自走式土質改良機について図面を参照しながら以下に説明する。
<1.構成>
(1−1.自走式土質改良機の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る自走式土質改良機1の斜視図である。図2は、自走式土質改良機1の側面図である。図3は、自走式土質改良機1の正面図である。図4は、自走式土質改良機1の平面図である。
本実施の形態の自走式土質改良機1は、建設工事などに伴い発生する土を原料土として、原料土に土質改良剤を混合して改良土を生産する。
自走式土質改良機1は、車両本体2と、車両本体2に着脱可能なエアーコンプレッサ300と、を有する。車両本体2は、走行体11と、下部フレーム12と、原料土ホッパ13と、ホッパ支持部10と、固化剤ホッパ14と、混合機15と、搬出用ベルトコンベア16と、デッキ17と、エンジンルーム18と、クレーン19(図4参照)と、還元剤タンク22と、を主に有する。
なお、本明細書において、自走式土質改良機1は、原料土ホッパ13が設けられている側を前側とし、搬出用ベルトコンベア16が設けられている側を後側とする。また、前側を向いた状態における右側の側面を右側面とし、左側の側面を左側面とする。車両本体2の長手方向における両端である前端2aと後端2bを、図2および図4において示す。
走行体11は、左右一対の履帯11a、11bを有している。エンジンからの動力によって履帯11a、11bが回転駆動することにより、自走式土質改良機1が自走可能に構成されている。
下部フレーム12は、走行体11上に配置されている。下部フレーム12の前側にホッパ支持部10が配置されている。ホッパ支持部10は、次に説明する原料土ホッパ13を支持する。ホッパ支持部10は、図2に示すように、組み合わされた複数の略角材状のフレーム部材101と、フレーム部材101に取付けられた外壁部102とを有する。フレーム部材101は、下部フレーム12に繋がっている。
原料土ホッパ13には、原料土が供給される。原料土ホッパ13は、図2に示すように、下部フレーム12よりも前側(前端2a側)に配置されており、下方からホッパ支持部10によって支持されている。原料土ホッパ13は、図1に示すように、原料土が供給される供給口13aを形成しており、供給口13aの前側、左側および右側を取り囲むように形成された縁部131を有する。縁部131は、前縁部132、左縁部133、および右縁部134によって形成されている。前縁部132、左縁部133、および右縁部134は、原料土ホッパ13の外側から内側に向かって下方に傾斜するように形成されている。
固化剤ホッパ14には、原料土を改良する固化剤が供給される。固化剤ホッパ14は、図2に示すように、原料土ホッパ13の後側(後端2b側)であって下部フレーム12の上方に配置されている。固化剤ホッパ14の左側面14Lには、清掃またはメンテナンスを行うための扉141が設けられている。
混合機15は、原料土ホッパ13から供給された原料土と、固化剤ホッパ14から供給された固化剤とを混合する。混合機15は、原料土ホッパ13よりも後側(後端2b側)に配置されており、本実施の形態では、固化剤ホッパ14よりも後側に配置されている。
原料土ホッパ13から投入された原料土は、原料土ホッパ13の下側に配置されているコンベア状の搬送機である原料土フィーダ24(図3および図4参照)によって固化剤ホッパ14の下方に向かって搬送され、原料土に固化剤ホッパ14から供給された固化剤が添加される。固化剤が添加された原料土は原料土フィーダ24(後述する図5参照)によって混合機15へと供給され、混合機15内で原料土と固化剤が混合される。なお、図5に示すように、原料土フィーダ24の左側および右側は、ホッパ支持部10によって覆われている。
これら混合機15および原料土フィーダ24を点検および清掃するための点検・清掃用扉21が、図2に示すように、固化剤ホッパ14の下側に設けられている。図5は、点検・清掃用扉21の近傍を示す拡大図であり、点検・清掃用扉21を開放した状態を示す図である。図5に示すように、点検・清掃用扉21を開放することにより、作業者が原料土フィーダ24および混合機15にアクセスでき、点検清掃を行うことが出来る。
搬出用ベルトコンベア16は、混合機15の後側に配置され、後方に向かって突出するように設けられている。搬出用ベルトコンベア16は、混合機15によって固化剤が混合された改良土を自走式土質改良機1の後側に搬出する。
デッキ17は、図1に示すように、固化剤ホッパ14の下部の左側において前後方向に沿って配置されている。デッキ17は、作業者が固化剤ホッパ14の扉141を開放可能な高さ位置に設けられている。デッキ17は、図2に示すように、原料土ホッパ13側に突出している。デッキ17は、上下方向の位置において、原料土ホッパ13の左側面2L側の左縁部133よりも下方に位置している。デッキ17は、点検・清掃用扉21の上側に設けられている。デッキ17の後端から下方に向かってデッキ17に登るための階段23が設けられている。階段23は、点検・清掃用扉21の後側に配置されている。
エンジンルーム18は、混合機15の後方に配置されており、エンジンを収納する。
還元剤タンク22は、図2に示すように、車両本体2の左側面2L側であり、エンジンルーム18の下側に配置されている。還元剤タンク22は、履帯11aの後側に配置されている。還元剤タンク22には、排気中の窒素酸化物(NOx)を低減するために用いられる還元剤が貯留されている。
クレーン19は、図4に示すように、車両本体2の右側面2R側に前後方向に沿って配置されている。クレーン19は、後側の端である基端部191を中心として前側の先端部192が上下方向に回転する。基端部191は水平方向に回転可能である。クレーン19によって、固化剤が入った袋が吊り下げられ、固化剤が固化剤ホッパ14に投入される。
(1−2.エアーコンプレッサケース)
図6は、エアーコンプレッサ300の近傍を示す斜視図である。
エアーコンプレッサ300は、エアーコンプレッサ本体30と、エアーコンプレッサ本体30を収納するケース3とを有する。
エアーコンプレッサ本体30は、原料土ホッパ13、固化剤ホッパ14、および混合機15等の清掃に用いられる。エアーコンプレッサ本体30は、圧縮空気を貯めるタンク31および油圧モータ32等を有しており、図6に示すように、ケース3に収納されている。
エアーコンプレッサ300は、図2に示すように、車両本体2の左側面2Lであって、原料土ホッパ13の上縁13eより下側に配置されている。上縁13eは、上述した左縁部133の上端であり、平面視において左縁部133の最も外側の端に相当する。エアーコンプレッサ300は、固化剤ホッパ14および混合機15寄りに配置されている。エアーコンプレッサ本体30が収納されたケース3は、ホッパ支持部10のフレーム部材101に取付けられている。
ケース3は、図6に示すように、作業面36(左側を向く面)に複数の扉34を有しており、扉34を開放し、ケース3内からエアガンやホース等を取り出す。エアーコンプレッサ300の位置は、図3に示すように、作業者(図3中Aで示す)が作業し易い高さに設置されている。エアーコンプレッサ300のケース3は、原料土ホッパ13を支持するホッパ支持部10にボルト200(後述の図8参照)などによって着脱可能に固定されている。
図2に示すように、エアーコンプレッサ300のケース3の下端3aは、ホッパ支持部10の略水平方向に形成された下端部分10a以上の高さに配置されている。本実施の形態では、ケース3の下端3aは、下端部分10aと同じ高さに設けられている。ここで、略水平方向とは、水平方向に対して機械的な誤差範囲を含む範囲を示し、実質的に水平であればよい。
このように、エアーコンプレッサ300のケース3は、ホッパ支持部10の下端部分10aよりも下方に突出していないため、トラック等により自走式土質改良機1を運搬する際に、エアーコンプレッサ300が妨げとならない。
エアーコンプレッサ300の一部は、図4に示すように、平面視において、原料土ホッパ13の左縁部133と重畳している。図4では、エアーコンプレッサ300の位置を分かり易くするために、ケース3の車両本体2の後方側に位置する後方側面39が示されており、ケース3の車両本体2の前方側に位置する前方側面38が示されている。
また、図4には、デッキ17の前端17aが図示されており、平面視においてデッキ17の前端17aが、後方側面39よりも前方に配置されている。このように、エアーコンプレッサ300の一部は平面視において、デッキ17の前側部分と重畳している。
図7は、エアーコンプレッサ300の近傍を示す正面図である。エアーコンプレッサ300のケース3の上面35は、図7に示すように、自走式土質改良機1の左側(外側ともいえる)に向かうに従って下がるように傾斜して形成されている。この傾斜により、原料土ホッパ13から零れ落ちた土砂がエアーコンプレッサ300上に堆積することを防ぐことができる。
また、上面35の作業面36側(車両本体2の外側)の端には、エアーコンプレッサ300のケース3の作業面36よりも外側に向かって上面35が延出することにより形成されたガード部37が形成されている。ガード部37は、その先端が下方に向かって折れ曲げられている。このような構成により、原料土ホッパ13からこぼれた原料土がエアーコンプレッサ300の作業面36に当たることを低減することができる。
また、エアーコンプレッサ300は、図6に示すように、着脱冶具40を用いることによって、車両本体2から取り外すことが可能に構成されている。着脱冶具40は、第1フック41と、第2フック42と、チェーンブロック43とを有する。チェーンブロック43のチェーンに第1フック41と第2フック42が連結されている。
ケース3は、上面35に設けられ、第1フック41に係止される第1係止部33を有する。第1係止部33は、上面35から上方に向かって突出するように設けられており、第1係止部33には第1フック41が挿入される貫通孔33aが形成されている。
また、原料土ホッパ13の左縁部133の下面には、第2フック42に係止される第2係止部135が設けられている。第2係止部135は、下方に向かって突出しており、第2フック42が挿入される貫通孔135aが形成されている。
上記のように、第1フック41を第1係止部33の貫通孔33aに挿入し、第2フック42を第2係止部135の貫通孔135aに挿入し、ケース3とホッパ支持部10とを連結するボルト200を外し、チェーンブロック43を作業者が操作することによって、クレーンを用いずにエアーコンプレッサ300が車両本体2から取り外される。
エアーコンプレッサ300は、点検・清掃用扉21の前側に配置されている。図8は、点検・清掃用扉21を開放した状態を示す平面図である。図8に示すように、点検・清掃用扉21は、前端側を軸として回転する。点検・清掃用扉21が開放された状態(矢印B参照)において、エアーコンプレッサ300は、点検・清掃用扉21に干渉しないように、点検・清掃用扉21の開閉範囲外に配置されている。
<2.動作>
作業者が清掃を行う際には、作業者は、スイッチをオンにしてエアーコンプレッサ本体30を駆動させ、扉34を開放し、エアガンやエア供給用のホース等を取り出す。そして、作業者は、ホースを引き出しながら、原料土ホッパ13、固化剤ホッパ14、および混合機15等の清掃を行う。
エアーコンプレッサ300は、原料土ホッパ13、固化剤ホッパ14、および混合機15のいずれにもアクセスし易い位置に配置されているため、作業者は清掃を行いやすい。
<3.特徴>
(3−1)
本実施の形態の自走式土質改良機1(自走式処理機の一例)は、図1に示すように、車両本体2と、エアーコンプレッサ300と、を備える。車両本体2は、原料土ホッパ13(供給部の一例)と、混合機15(処理機の一例)と、を有する。原料土ホッパ13は、原料土(被処理物の一例)が供給される。混合機15は、原料土の処理を行う。エアーコンプレッサ300は、原料土ホッパ13の上縁13eより下方であって車両本体2の左側面2L(第1側面の一例)に配置される。
このような構成により、本実施の形態の自走式土質改良機1では、原料土ホッパ13および混合機15のいずれに対しても容易に清掃を行うことが可能となる。
すなわち、例えば混合機15よりも後側にエアーコンプレッサ300を配置すると、原料土ホッパ13は混合機154よりも前側に配置されているため、原料土ホッパ13までの距離が遠くなり、その距離分のエア供給用のホースをエアーコンプレッサ300から引き出しながら持っていく必要がある。
対して、本実施の形態では、エアーコンプレッサ本体30が収納されているエアーコンプレッサ300が、原料土ホッパ13および混合機15のいずれに対しても近い位置に配置される。そのため、本実施の形態の自走式土質改良機1では、清掃が行い易くなる。
(3−2)
本実施の形態の自走式土質改良機1(自走式処理機の一例)では、図4に示すように、エアーコンプレッサ300の少なくとも一部は、平面視において、原料土ホッパ13(供給部の一例)と重畳している。
これにより、原料土が供給されるときに、原料土ホッパ13からこぼれた原料土がエアーコンプレッサ300上に落下することを低減できる。
(3−3)
本実施の形態の自走式土質改良機1(自走式処理機の一例)では、図2に示すように、車両本体2は、エアーコンプレッサ300よりも上方であって左側面2L(第1側面の一例)に設けられたデッキ17を更に有する。エアーコンプレッサ300の少なくとも一部は、平面視において、デッキ17の一部と重畳している。
これにより、原料土が供給されるときに、原料土ホッパ13からこぼれた原料土がエアーコンプレッサ300上に落下することを低減できる。
(3−4)
本実施の形態の自走式土質改良機1(自走式処理機の一例)では、図6に示すように、エアーコンプレッサ300は、エアーコンプレッサ本体30と、エアーコンプレッサ本体30を収納するケース3と、を有する。図7に示すように、ケース3の上面35は、外側に向かって低くなるように傾斜して形成されている。
これにより、原料が供給されるときに、原料土ホッパ13からこぼれた原料がケース3に堆積されることを防止することが出来る。
(3−5)
本実施の形態の自走式土質改良機1(自走式処理機の一例)では、図7に示すように、エアーコンプレッサ300(ケースの一例)は、左側(外側の一例)を向き、開閉可能な扉34を有する作業面36を有する。上面35は、作業面36よりも左側に突出している。
これにより、原料土ホッパ13からこぼれた原料土がエアーコンプレッサ300の作業面36に当たることを低減することができる。
(3−6)
本実施の形態の自走式土質改良機1(自走式処理機の一例)では、図2に示すように、車両本体2は、原料土ホッパ13(供給部の一例)を支持するホッパ支持部10(支持部の一例)を更に有する。エアーコンプレッサ300は、エアーコンプレッサ本体30と、エアーコンプレッサ本体30を収納するケース3と、を有する。ケース3の下端3aは、ホッパ支持部10のうち略水平方向に形成されている下端部分10a以上の高さに配置されている。
これにより、下方へエアーコンプレッサ300が突出しないため、トラック等で運搬するときにトラックと運搬台の取り付け部若しくは運搬台と干渉せず、自走式土質改良機1を運搬台により挿入できる。これにより、トラックと自走式土質改良機1を含めた全体の前後方向の長さを短くできるため運搬が行い易くなる。
(3−7)
本実施の形態の自走式土質改良機1(自走式処理機の一例)では、図6に示すように、エアーコンプレッサ300は、エアーコンプレッサ本体30と、エアーコンプレッサ本体30を収納するケース3と、を有する。ケース3は、車両本体2から着脱する際に第1フック41(吊具の一例)が係止可能な第1係止部33(係止部の一例)を有する。
第1フック41を有する着脱冶具40を用いてエアーコンプレッサ300を容易に取り外すことが出来るため、車両のメンテナンスや修理を行い易い。
(3−8)
本実施の形態の自走式土質改良機1(自走式処理機の一例)では、図4に示すように、車両本体2は、左側面2L(第1側面の一例)の反対側である右側面2R(第2側面の一例)側に設けられたクレーン19を更に有する。
このように、クレーン19が設けられていない左側面2Lにエアーコンプレッサ300(ケースの一例)を配置しているため、エアーコンプレッサ300の取付が容易となる。
(3−9)
本実施の形態の自走式土質改良機1(自走式処理機の一例)では、車両本体2は、後端2b(第1端の一例)および前端2a(第2端の一例)と、固化剤ホッパ14(処理剤供給部の一例)と、を更に有する。前端2aおよび後端2bは、車両本体2の長手方向における両端である。固化剤ホッパ14は、原料土(被処理物の一例)を処理するための固化剤(処理剤の一例)が投入される。混合機15(処理機の一例)および固化剤ホッパ14は、原料土ホッパ13(供給部の一例)に対して後端2b側に配置されている。混合機15は、原料土と固化剤とを混合する。
このような構成により、本実施の形態の自走式土質改良機1では、エアーコンプレッサ300が、原料土ホッパ13、固化剤ホッパ14、および混合機15のいずれに対しても近い位置に配置されているため、容易に清掃を行うことが可能となる。
(3−10)
本実施の形態の自走式土質改良機1(自走式処理機の一例)では、固化剤ホッパ14(処理剤供給部の一例)は、長手方向において原料土ホッパ13(供給部の一例)と混合機15(処理機の一例)との間に配置されている。
このような構成により、本実施の形態の自走式土質改良機1では、エアーコンプレッサ300が、原料土ホッパ13、固化剤ホッパ14、および混合機15のいずれに対しても近い位置に配置されているため、容易に清掃を行うことが可能となる。
(3−11)
本実施の形態の自走式土質改良機1(自走式処理機の一例)では、図1に示すように、車両本体2は、エンジンルーム18(エンジン収納部の一例)と、還元剤タンク22とを更に有する。エンジンルーム18は、混合機15(処理機の一例)の後端2b側(第1端側の一例)に配置されている。還元剤タンク22は、エンジンルーム18の下側に配置されている。
ここで、近年、排気を処理するための排気処理装置を搭載することが望まれており、排気処理装置としては、排気中の窒素酸化物(NOx)を低減する選択還元触媒装置が利用されることがある。選択還元触媒装置は、尿素水などの還元剤を用いて排気を処理するため、還元剤を貯留する還元剤タンクを配置する必要がある。
本実施の形態では、エアーコンプレッサ300を原料土ホッパ13の上縁13eより下側に配置することにより、還元剤タンク22をエンジンの近傍に配置することが出来、排気処理に対応することが可能となる。
<4.他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施の形態では、自走式処理機の一例として自走式土質改良機1を記載しているが、土の処理リサイクルに限られるものではない。自走式処理機は、自走式破砕機であってもよい。自走式破砕機では、処理の対象は、岩石、コンクリートがら等である。自走式処理機は、自走式木材破砕機であってもよい。自走式木材破砕機では、処理の対象は、枝葉、抜根、建設発生木材等である。
このような自走式破砕機等では、処理剤供給部が設けられていないが、エアーコンプレッサ300を処理の対象が供給されるホッパ(供給部の一例)の上縁より下方であって車両本体の側面に配置することによって、ホッパ(供給部の一例)と破砕機(処理機の一例)の双方とエアーコンプレッサ300との距離が近くなる。そのため、ホッパと破砕機の清掃が行いやすくなる。
(B)
上記実施の形態では、混合機15は、固化剤ホッパ14より前側に配置されているが、これに限らなくてもよく、例えば、固化剤ホッパ14の下側に配置されていてもよい。処理剤供給部の一例としての固化剤ホッパ14は、原料土ホッパ13の後側(車両本体2の長手方向において固化剤ホッパ14の配置された側)に配置されていればよい。
(C)
上記実施の形態では、平面視においてエアーコンプレッサ300の一部が左縁部133と重畳しているが、一部でなく全部が重畳していてもよい。すなわち、上記実施の形態より、左縁部133が外側により突出していてもよい。
(D)
上記実施の形態では、平面視においてエアーコンプレッサ300の一部がデッキ17と重畳しているが、一部でなく全部が重畳していてもよい。例えば、デッキ17が、上記実施の形態よりも前側に向かって延びていてもよい。
(E)
上記実施の形態では、エアーコンプレッサ300は原料土ホッパ13の下側であって、後側寄り(固化剤ホッパ14寄り)に配置されているが、これに限られるものではない。ただし、後側よりのほうが固化剤ホッパ14および混合機15に近くなるため清掃が行い易くなり好ましい。
(F)
上記実施の形態では、ホッパ支持部10のフレーム部材101と下部フレーム12は別々の部材であるが、1つの部材として設けられていてもよい。
(G)
上記実施の形態では、ホッパ支持部10は、フレーム部材101と外壁部102とを有しているが、外壁部102を有しておらず、フレーム部材101だけであってもよい。また、上記実施の形態では、略水平の下端部分10aは、外壁部102によって構成されているが、フレーム部材101の配置によってはフレーム部材101で構成されていてもよい。
要するに、エアーコンプレッサ300が原料土ホッパ13を支持するホッパ支持部10の略水平方向に形成された下端部分よりも下方に突出していなければよい。
本発明の自走式処理機は、清掃が行い易くなる効果を有し、例えば、土の改良を行う自走式土質改良機等に適用できる。
1 :自走式土質改良機(自走式処理機)
2 :車両本体
2L :左側面
3 :ケース
13 :原料土ホッパ(供給部)
14 :固化剤ホッパ(処理剤供給部)
15 :混合機(処理機)
30 :エアーコンプレッサ本体
300 :エアーコンプレッサ

Claims (11)

  1. 被処理物が供給される供給部と、前記被処理物の処理を行う処理機と、を有する車両本体と、
    前記供給部の上縁より下方であって前記車両本体の第1側面に配置されるエアーコンプレッサと、を備えた、
    自走式処理機。
  2. 前記エアーコンプレッサの少なくとも一部は、平面視において、前記供給部と重畳している、
    請求項1に記載の自走式処理機。
  3. 前記車両本体は、
    前記エアーコンプレッサよりも上方であって前記第1側面に設けられたデッキを更に有し、
    前記エアーコンプレッサの少なくとも一部は、平面視において、前記デッキと重畳している、
    請求項1又は2に記載の自走式処理機。
  4. 前記エアーコンプレッサは、エアーコンプレッサ本体と、前記エアーコンプレッサ本体を収納するケースと、を有し、
    前記ケースの上面は、前記車両本体の幅方向における外側に向かって低くなるように傾斜して形成されている、
    請求項1から3のいずれかに記載の自走式処理機。
  5. 前記ケースは、前記外側を向き、開閉可能な扉を有する作業面を有し、
    前記上面は、前記作業面よりも前記外側に突出している、
    請求項4に記載の自走式処理機。
  6. 前記車両本体は、
    前記供給部を支持する支持部を更に有し、
    前記エアーコンプレッサは、
    エアーコンプレッサ本体と、前記エアーコンプレッサ本体を収納するケースと、を有し、
    前記ケースの下端は、前記支持部のうち略水平方向に形成されている下端部分以上の高さに配置されている、
    請求項1から3のいずれかに記載の自走式処理機。
  7. 前記エアーコンプレッサは、
    エアーコンプレッサ本体と、前記エアーコンプレッサ本体を収納するケースと、を有し、
    前記ケースは、
    前記車両本体から着脱する際に吊具が係止可能な係止部を有する、
    請求項1から3のいずれかに記載の自走式処理機。
  8. 前記車両本体は、前記第1側面の反対側である第2側面側に設けられたクレーンを更に有する、
    請求項1から7のいずれかに記載の自走式処理機。
  9. 前記車両本体は、
    前記車両本体の長手方向における両端である第1端および第2端と、
    前記被処理物を処理するための処理剤が投入される処理剤供給部と、を更に有し、
    前記処理機および前記処理剤供給部は、前記供給部に対して前記第1端側に配置され、
    前記処理機は、前記被処理物と前記処理剤とを混合する混合機である、
    請求項1から8のいずれかに記載の自走式処理機。
  10. 前記処理剤供給部は、前記長手方向において前記供給部と前記処理機との間に配置されている、
    請求項9に記載の自走式処理機。
  11. 前記車両本体は、
    前記長手方向において前記処理機の前記第1端側に配置されたエンジン収納部と、
    前記エンジン収納部の下側に配置された還元剤タンクと、を更に有する、
    請求項9に記載の自走式処理機。
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