JP2018121887A - マッサージ機 - Google Patents

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JP2018121887A JP2017016368A JP2017016368A JP2018121887A JP 2018121887 A JP2018121887 A JP 2018121887A JP 2017016368 A JP2017016368 A JP 2017016368A JP 2017016368 A JP2017016368 A JP 2017016368A JP 2018121887 A JP2018121887 A JP 2018121887A
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Abstract

【課題】使用者の少なくとも頭部を左右方向の成分及び/又は上下方向の成分を含む方向へ動かすことで、使用者の頭部に対して、効果的なストレッチをさせることができるマッサージ機を提供する。
【解決手段】使用者が凭れる背凭れ部と、使用者の側部に位置する壁部と、前記使用者に対してマッサージを行うマッサージ部と、前記マッサージ部の駆動を制御する制御部と、を有しており、前記壁部は、使用者の頭部側方に位置する第一壁部と、使用者の頭部上方に位置する第二壁部と、のうち少なくともどちらか一方の壁部を有しており、前記第一壁部及び/又は前記第二壁部には、使用者の頭部をマッサージする前記マッサージ部が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はマッサージ機に関する。
従来、座部と背もたれ部と枕部とを有する椅子部と、座部、背もたれ部、枕部の夫々に椅子部の左右中心に対して対称位置に配備した複数のエアバッグと、エアバッグの膨縮を行う給排気装置と、給排気装置を制御する制御部とからなる、椅子式マッサージ機が知られている(例えば、特許文献1の図3及び図4参照)。
特開2010−142440号公報
上記特許文献1に記載のマッサージ機は、使用者の後頭部の高さ位置に対応して配備された4つのエアバッグ(左右のエアバッグと左右のエアバックより膨らみ高さが低い補助エアバッグ)を制御することで、首から上の左右方向の捻り運動を安定して行うことができることを特徴とするものであり、使用者の頭部(首から上)を左右方向に捻ることしかできないため、使用者の頭部に対して十分なストレッチをさせることができていないという問題がある。
また、エアバッグは、使用者の後頭部の高さ位置に対応して配備されているため、ストレッチをさせるために大型化のエアセルが必要となってしまう、また、頭部の後方からのストレッチであるため、十分なストレッチをすることができないという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、使用者の少なくとも頭部を左右方向の成分及び/又は上下方向の成分を含む方向へ動かすことで、使用者の頭部に対して、効果的なストレッチをさせることができるマッサージ機を提供することを目的とする。
本発明は、使用者が凭れる背凭れ部と、使用者の側部に位置する壁部と、前記使用者に対してマッサージを行うマッサージ部と、前記マッサージ部の駆動を制御する制御部と、を有しており、前記壁部は、使用者の頭部側方に位置する第一壁部と、使用者の頭部上方に位置する第二壁部と、のうち少なくともどちらか一方の壁部を有しており、前記第一壁部及び/又は前記第二壁部には、使用者の頭部をマッサージする前記マッサージ部が設けられていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、使用者の頭部に対して、側方又は上方から効果的なストレッチを行うことができる。
また、前記第一壁部は、使用者の頭部に対して右側方に設けられた右側壁部と、使用者の頭部に対して左側方に設けられた左側壁部と、を有し、前記マッサージ部は、前記右側壁部に設けられた第一マッサージ部と、前記左側壁部に設けられた第二マッサージ部と、を有し、前記制御部は、前記第一マッサージ部と前記第二マッサージ部とを独立して制御することが好ましい。
このような構成とすることにより、使用者の頭部を側方からマッサージすることができる。また、第一マッサージ部と第二マッサージ部とを独立して制御することにより、使用者の頭部を左右方向に捻る頭部又は首部のストレッチをすることができる。
また、前記マッサージ部は、第三マッサージ部を更に有し、前記第二壁部には、前記第三マッサージ部が設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、使用者の頭部を上方からマッサージすることができる。例えば、頭部上方から押圧することにより、顎を引かせ、首筋を伸ばすストレッチをすることができる。
また、前記マッサージ部は、第四マッサージ部を更に有し、使用者の顔面に対向する位置には第三壁部が設けられており、前記第三壁部には、前記第四マッサージ部が設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、使用者の顔面に対してマッサージすることができる。例えば、前頭部を前方から押圧することにより前頭部が後方へ移動し、顎を前方へ突き出させることで首筋を伸ばすストレッチをすることができる。
また、前記マッサージ部は、第五マッサージ部を更に有し、前記背凭れ部には、使用者の後頭部に対向する位置に前記第五マッサージ部が設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、使用者の後頭部に対してマッサージすることができる。例えば、後頭部を押圧することにより前頭部が前方へ突き出し、顎を後方に引かせることで、首筋を伸ばすストレッチをすることができる。
また、前記マッサージ部は、第六マッサージ部を更に有し、前記背凭れ部には、使用者の首部に対向する位置に前記第六マッサージ部が設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、使用者の首部に対してマッサージすることができる。例えば、第四マッサージ部により前頭部を押圧し後方へ移動させた状態で首部を押圧することにより、前頭部が後方へ移動した状態から更に顎を突き出させることとなり、首筋を伸ばすストレッチをすることができる。
また、前記マッサージ部は、エアセルであることが好ましい。
このような構成とすることにより、使用者の頭部に対してエアセルでのマッサージをすることができる。
また、前記第一壁部及び/又は前記第二壁部は、前記第一壁部及び/又は前記第二壁部を前記背凭れ部に対して移動させる移動手段を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、使用者の頭部の大きさにあった位置に第一壁部、第二壁部を位置させることができる。
また、前記第一壁部及び/又は前記第二壁部は、前記第一壁部及び/又は前記第二壁部を前記背凭れ部に対して前後方向に移動させる第一移動手段を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、使用者の前後方向の長さにおける頭部の大きさにあった位置に第一壁部、第二壁部を位置させることができる。
また、前記第一壁部及び/又は前記第二壁部は、前記第一壁部及び/又は前記第二壁部を前記背凭れ部に対して幅方向に移動させる第二移動手段を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、使用者の左右方向の長さにおける頭部の大きさにあった位置に第一壁部、第二壁部を位置させることができる。
本発明によれば、使用者の頭部に対して、側方又は上方から効果的なストレッチを行うことができる。
本発明の一実施形態に係るマッサージ機の斜視図である。 マッサージ機のブロック図である。 マッサージ部の正面図である。 本発明の一実施形態に係るマッサージ機に着座した使用者から見たA―Aの断面を示す左側面図であり、(a)は使用者が使用中の状態を示す図であり、(b)は使用者が使用する前の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係るマッサージ機に着座した使用者から見たA―Aの断面を示す左側面図であり、(a)は第一壁部と第二壁部と第三壁部が移動する前の状態を示す図であり、(b)は第一壁部と第二壁部と第三壁部が移動した後の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係るマッサージ機に着座した使用者から見たB―Bの断面を示す第三壁部を省略した平面図であり、(a)は第一壁部が移動する前の状態を示す図であり、(b)は第一壁部が移動した後の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係るマッサージ機に着座した使用者から見たA―Aの断面を示す左側面図であり、(a)は第三壁部に設けられた上下の第四マッサージ部が膨脹する前の状態を示す図であり、(b)は第三壁部に設けられた上側の第四マッサージ部が膨脹した状態を示す図であり、(c)は第三壁部に設けられた下側の第四マッサージ部が膨脹した状態を示す図であり、(d)は第三壁部に設けられた上下の第四マッサージ部が膨脹した状態を示す図である。 第一壁部と第二壁部を正面から見た第三壁部を省略した図であり、(a)は上側の第一マッサージ部を膨脹させた状態を示す図であり、(b)は下側の第一マッサージ部を膨脹させた状態を示す図であり、(c)は上下の第一マッサージ部を膨脹させた状態を示す図である。 第一壁部と第二壁部を正面から見た第三壁部を省略した図であり、(a)は右側の第三マッサージ部を膨脹させた状態を示す図であり、(b)は左側の第三マッサージ部を膨脹させた状態を示す図であり、(c)は左右両側の第三マッサージ部を膨脹させた状態を示す図である。 第一壁部と第二壁部を正面から見た第三壁部を省略した図であり、(a)は右上の第五マッサージ部を膨脹させた状態を示す図であり、(b)は右下の第五マッサージ部を膨脹させた状態を示す図であり、(c)は右側の上下の第五マッサージ部を膨脹させた状態を示す図である。 第一壁部と第二壁部を正面から見た第三壁部を省略した図であり、(a)は左右両側の上側の第五マッサージ部を膨脹させた状態を示す図であり、(b)は左右両側の下側の第五マッサージ部を膨脹させた状態を示す図である。 第一壁部と第二壁部を正面から見た第三壁部を省略した図であり、第六マッサージ部を膨脹させた状態を示す図である。 第一壁部と第二壁部を正面から見た第三壁部を省略した図であり、(a)は左右両側の上側の第五マッサージ部を膨脹させた状態を示す図であり、(b)は左右両側の下側の第五マッサージ部を膨脹させた状態を示す図であり、(c)は左右両側の下側の第五マッサージ部と第六マッサージ部を膨脹させた状態を示す図である。 第一壁部と第二壁部を正面から見た第三壁部を省略した図であり、(a)は右上の第五マッサージ部を膨脹させた状態を示す図であり、(b)は右上の第五マッサージ部と上側の第一マッサージ部を膨脹させた状態を示す図であり、(c)は右上の第五マッサージ部と上側の第一マッサージ部と下側の第二マッサージ部を膨脹させた状態を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るマッサージ機に着座した使用者から見た左側面図である。
[マッサージ機の全体構成]
以下、本発明のマッサージ機1の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1の斜視図である。図2は、マッサージ機1のブロック図である。図3は、マッサージ部6の正面図である。図4は、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1に着座した使用者から見たA―Aの断面を示す左側面図であり、(a)は使用者が使用中の状態を示す図であり、(b)は使用者が使用する前の状態を示す図である。図5は、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1に着座した使用者から見たA―Aの断面を示す左側面図であり、(a)は第一壁部20と第二壁部21と第三壁部22が移動する前の状態を示す図であり、(b)は第一壁部20と第二壁部21と第三壁部22が移動した後の状態を示す図である。
なお、以下の説明で用いる方向の概念は、図1に示す起立姿勢のマッサージ機1に着座した使用者から見たときの方向の概念と一致するものとし、その他の場合は適宜説明するものとする。
図1〜図3に示すとおり、本発明のマッサージ機1は、主として、使用者が着座する座部2と、座部2の後部にリクライニング可能に設けられた使用者が凭れる背凭れ部3と、座部2の前部に上下揺動可能に設けられた使用者の脚及び/又は足を支持するフットレスト4と、背凭れ部3の上部前面に設けられた使用者の頭部及び/又は首部を支持する頭部支持部5(図1参照)と、を有している。座部2、背凭れ部3、フットレスト4、頭部支持部5は、使用者の身体を背面側から支持する身体支持部として機能する。
また、頭部支持部5は、使用者の頭部及び/又は首部を背面から支持する枕部(図示せず)に対して設けられていても良い。身体支持部2〜5の各所には、使用者の身体を押圧することでマッサージを行うマッサージ部a1〜a21が設けられている。また、背凭れ部3には、揉みマッサージ及び/又は叩きマッサージを行うマッサージ部6が設けられている。なお、座部2の左右両側には、使用者の腕部を載置する肘掛け部(図示せず)が設けられていてもよい。
図1及び図2に示すとおり、背凭れ部3は、座部2の下方に設けられたアクチュエータ11により、座部2に対して前後にリクライニング可能に構成されており、図1に示す起立姿勢から背凭れ面が床面と略水平となるリクライニング姿勢までの間の任意の位置で停止できるようになっている。フットレスト4は、座部2の下方に設けられたアクチュエータ12により、座部2に対して上下に揺動可能に構成されており、図1に示す垂下姿勢から膝を伸ばした状態で脚又は足が支持される上昇姿勢までの間の任意の位置で停止できるようになっている。
図2に示すとおり、座部2の下方には、後述するエアセルよりなる各マッサージ部a1〜a21に対してエアを給排気するポンプ13a及びバルブ13bを有する給排気装置13と、マッサージ機1の各種動作を制御する制御部14と、が設けられている。制御部14は、プログラマブルなマイコン等を有しており、各アクチュエータ11,12、マッサージ部6、及び給排気装置13、後述する移動手段19を駆動制御する。制御部14には、使用者が操作するコントローラ15が電気的に接続されている。マッサージ機1は、予め定められたプログラム(マッサージコース)に従って動作する他、使用者によるコントローラ15からの指示に従って動作する。
[座部の構成]
図1、図2に示すとおり、座部2には、使用者の臀部及び/又は大腿部を下方(背面)から押圧する第七マッサージ部a14,a15が設けられている。また、第七マッサージ部a14,a15は、エアの給排気により膨張収縮するエアセルにより構成されている。
[フットレストの構成]
図1、図2に示すとおり、フットレスト4は、使用者の脚の後面(背面)に対向して設けられた底部41と、脚の内側面に対向して設けられた壁部42と、脚の外側面に対向して設けられた壁部43と、を有して、前及び上下が開口する凹部40が形成されている。この壁部42,43は、底部41から前方へ立設されている。フットレスト4は、底部41及び各壁部42,43により、ふくらはぎから足首までを支持する構成であってもよいし、ふくらはぎから足の側部までを支持する構成であってもよい。また、足裏に対向する足裏ステップ(図示せず)を有していてもよい。
壁部43の内側面には、脚の外側面を押圧する第九マッサージ部a18,第十マッサージ部a20が設けられている。壁部42の両側面には、脚の内側面を押圧する第九マッサージ部a19,第十マッサージ部a21が設けられている。また、底部41には、使用者の脚を後方(背面)から押圧する第八マッサージ部a16,a17が設けられている。第八マッサージ部a16,a17、第九マッサージ部a18,a19、第十マッサージ部a20,a21は、エアの給排気により膨張収縮するエアセルにより構成されている。
[背凭れ部の構成]
図1に示すとおり、背凭れ部3は、硬質の背フレーム3aと、背フレーム3aを被覆するカバー部材(図示せず)と、により構成されている。背フレーム3aは、金属部材及び/又は樹脂部材により構成されている。また、背フレーム3aは、左右中央に形成された前後方向に開口する開口部3bを有し、正面視で略門型をなしている。また、カバー部材(図示せず)は、開口部3bを前方から覆っている。後述するマッサージ部6の施療子62が開口部3bより前方へ突出しており、カバー部材(図示せず)を介して使用者の胴体を後方からマッサージできるようになっている。
[マッサージ部の構成]
図3は、マッサージ部6の正面図である。図3に示すとおり、背凭れ部3には、使用者の上半身を後方(背面側)からマッサージするマッサージ部6が設けられている。このマッサージ部6は、身長方向に沿って複数(本実施形態では2つ)設けられていることが好ましい。このマッサージ部6は、左右で対をなすアーム61と、アーム61の上下両端部に設けられた施療子62と、により構成されており、マッサージモータM1,M2の駆動により左右の施療子62が近接離反する揉みマッサージ、及び左右の施療子62が交互に使用者側へ進退する叩きマッサージを行わせることができる。また、マッサージ部6は、昇降モータM3の駆動により身長方向に沿って上方又は下方へ移動して、身体に対する位置を変更したり、ローリングマッサージを行わせたりすることができる。背フレーム3aには、身長方向に延設された左右で対をなすガイドレール16(図1参照)が設けられており、マッサージ部6はガイドレール16に沿って移動する。マッサージ部6が身長方向に移動可能であるため、使用者の首から腰の間を施療子62でマッサージすることができる。
図3に示すとおり、マッサージ部6は、ベースフレーム60aと、ベースフレーム60aに支持された可動フレーム60bと、を有している。ベースフレーム60aは、その左右両側においてガイドレール16に嵌合するガイドローラ63を有している。そして、ラックピニオン等よりなる昇降機構(図示せず)によって、身長方向に沿って移動することができる。可動フレーム60bは、左右方向の揺動軸64を介してベースフレーム60aに支持されている。ベースフレーム60aと可動フレーム60bの間には、エアセル等よりなる進退駆動部65が設けられている。進退駆動部65の駆動により、可動フレーム60bは揺動軸64を中心として前後方向に進退することができる。なお、可動フレーム60bを進退させる構造でなくてもよく、アーム61に進退駆動部65を設けてアーム61のみを進退させる構造であってもよい。
アーム61は、左右方向に延設された揉み軸66及び叩き軸67に連結されている。揉み軸66の左右両側には、傾斜軸部66bを有する傾斜カム66aが設けられており、この傾斜カム66aにアーム61が取り付けられている。左右の傾斜軸部66bは、正面視で略ハの字型となるように揉み軸66の軸心に対して傾斜している。叩き軸67の左右両側には、叩き軸67の軸心に対して偏心した偏心軸部67bを有する偏心カム67aが設けられており、この偏心カム67aにアーム61がコンロッド68を介して取り付けられている。左右の偏心軸部67bは、叩き軸67の軸心に対する位相が互いに異なっており、具体的には180度だけ異なっている。揉み軸66及び叩き軸67は、それぞれマッサージモータM1,M2の駆動により回転する。施療子62は、揉み軸66の回転により揉みマッサージを行い、叩き軸67の回転により叩きマッサージを行う。なお、施療子62が設けられたアーム61、揉み軸66、及び叩き軸67は、可動フレーム60bに支持されている。従って、施療子62は、可動フレーム60bの移動を介して使用者に対して進退可能である。
アーム61は、前後方向に揺動自在であり、上側の施療子62が前方へ突出するようにバネ等よりなる付勢手段(図示せず)により付勢されている。また、マッサージ部6は、使用者の身体情報を検出するセンサ69(図2参照)を有している。このセンサ69は、アーム61が所定の揺動位置となったことを検出することで身体情報を得ることができる。具体的に説明すると、マッサージ部6を身長方向に沿って上昇させる過程で、上側の施療子62が肩の上方に到達すると、施療子62に作用する負荷が解除されて、アーム61が前方へ揺動して所定の揺動位置となる。アーム61が所定の揺動位置となったことをセンサ69が検出し、その際のマッサージ部6の上下位置に基づいて肩の位置を検出する。肩の位置を基準として、その他の部位(首、背中、腰等)の位置を計算により求める。検出された身体情報は制御部14に記憶される。なお、身体情報は使用者自身が入力してもよい。この場合、例えば、コントローラ15を操作して身体情報を入力し、制御部14に記憶させることができる。
[頭部支持部の構成]
図4は、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1に着座した使用者から見たA―Aの断面を示す左側面図であり、(a)は使用者が使用中の状態を示す図であり、(b)は使用者が使用する前の状態を示す図である。図5は、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1に着座した使用者から見たA―Aの断面を示す左側面図であり、(a)は第一壁部20と第二壁部21と第三壁部22が移動する前の状態を示す図であり、(b)は第一壁部20と第二壁部21と第三壁部22が移動した後の状態を示す図である。図6は、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1に着座した使用者から見たB―Bの断面を示す平面図であり、(a)は第一壁部20が移動する前の状態を示す図であり、(b)は第一壁部20が移動した後の状態を示す図である。
[頭部支持部の構成]
図1、図4〜図6に示すとおり、背凭れ部3の上方前面には、使用者の頭部及び/又は首部を支持する頭部支持部5が設けられている。頭部支持部5は、使用者の頭部側方に位置する第一壁部20と、使用者の頭部上方に位置する第二壁部21と、使用者の頭部前方に位置する第三壁部22とから構成されている。
第一壁部20は、使用者の頭部に対して右側方に設けられた右側壁部20bと、使用者の頭部に対して左側方に設けられた左側壁部20aとから構成されており、右側壁部20bには使用者の頭部右側方をマッサージする第一マッサージ部a1,a2が設けられている。また、図8に示すとおり、左側壁部20aには使用者の頭部左側方をマッサージする第二マッサージ部a3,a4が設けられている。
なお、第一マッサージ部a1,a2は右側壁部20bの上側と下側にそれぞれ設けられており、第二マッサージ部a3,a4は左側壁部20aの上側と下側にそれぞれ設けられている。第一マッサージ部a1,a2と第二マッサージ部a3,a4は、制御部14により、それぞれ独立して駆動するようになっている。
第二壁部21は、使用者の頭部上方の右側に設けられた右側上壁部21bと、使用者の頭部上方の左側に設けられた左側上壁部21aとから構成されており、右側上壁部21bには使用者の頭部上方の右側をマッサージする第三マッサージ部a5が設けられており、左側上壁部21aには使用者の頭部上方の左側をマッサージする第三マッサージ部a6が設けられている。左右の第三マッサージ部a5,a6は、制御部14により、それぞれ独立して駆動するようになっている。
第三壁部22は、使用者の頭部前方の上側に設けられた前方上側壁部22aと、使用者の頭部前方の下側に設けられた前方下側壁部22bとから構成されており、前方上側壁部22aには、使用者の顔面(前頭部)をマッサージする第四マッサージ部a7が設けられており、前方下側壁部22bには、使用者の顔面(顎)をマッサージする第四マッサージ部a8が設けられている。上下の第四マッサージ部a7,a8は、制御部14により、それぞれ独立して駆動するようになっている。
また、第三壁部22の前方上側壁部22aと前方下側壁部22bは、第一壁部20の前方側から左右方向内側に向かって突出して設けられており、使用者の頭部前方に対向する位置まで延設されている。なお、第三壁部22は、第二壁部21の前方側から上下方向下側に向かって突出するように設けても良く、第三壁部22が使用者の頭部前方に対向する位置まで延設される構成であれば良い。
また、使用者の頭部前方の一部(前頭部や顎の部分など第四マッサージ部a7,a8がマッサージすることのできる箇所)を覆うように構成されていれば良く、使用者の頭部前方を全て覆うように構成しても良い。
[移動手段の構成]
図4〜図6に示すとおり、第一壁部20と第二壁部21には、第一壁部20及び/又は第二壁部21を使用者に対して前後方向及び/又は左右方向へ移動させるための移動手段19が設けられている。第一壁部20には、背凭れ部3に対して左右方向に移動させる第二移動手段19bが設けられており、第二壁部21には、背凭れ部3に対して前後方向に移動させる第一移動手段19aが設けられている。
なお、第一壁部20に第一移動手段19aを設けても良く、第二壁部21に第二移動手段19bを設けても良い。また、第一壁部20と第二壁部21のそれぞれに、第一移動手段19aと第二移動手段19bを設けても良い。
第一移動手段19aは、ねじ棒24と固定部材25とガイドレール(図示せず)とモータ23とで構成されている。図5(a)(b)に示す通り、第二壁部21は固定部材25に取り付けられている。第二壁部21は、第一移動手段19aの駆動によって前後方向に移動可能な構成となっている。
第一移動手段19aを駆動させる場合、背凭れ部3内に設けられたモータ23を駆動させ、ねじ棒24を回転させる。ねじ棒24が回転することで、図5(a)に示す状態から図5(b)に示す状態となる。つまり、ねじ棒24を回転させることにより固定部材25が前後方向に移動することとなり、第二壁部21はガイドレール(図示せず)を介して背凭れ部3に対して前後方向に移動する。
なお、第一移動手段19aは、ねじ棒24を利用した機構を採用しているが、これに限定されない。例えば、第二移動手段19bで利用しているラック&ピニオン機構であっても良い。
第二移動手段19bは、ラック27とピニオン26とガイドレール(図示せず)で構成されている。
図6(a)(b)に示す通り、第一壁部20と背凭れ部3にはラック27が取り付けられており、第一壁部20に設けられたラック27と背凭れ部3に設けられたラック27とに挟まれるようにピニオン26が設けられている。第一壁部20は、第二移動手段19bの駆動によって左右方向に移動可能な構成となっている。
第二移動手段19bを駆動させる場合、ピニオン26を駆動させ、ピニオン26を回転させる。そうすることで、図6(a)に示す状態から図6(b)に示す状態となる。つまり、ピニオン26を回転させることにより、固定されていない第一壁部20が背凭れ部3に対して左右方向に移動する。
なお、第二移動手段19bは、ラック&ピニオン機構を採用しているが、これに限定されない。例えば、第一移動手段19aで利用しているねじ棒を利用した機構であってもよい。
以下、頭部支持部5に設けられた各マッサージ部a1〜a13の動作について、図7〜図13に基づいて説明する。
なお、図7〜図13において、斜線を施したマッサージ部a1〜a13は膨張状態を示しており、斜線を施していないマッサージ部a1〜a13は収縮状態を示している。
[動作1]
図7は、動作1の説明図であり、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1に着座した使用者から見たA―Aの断面を示す左側面図であり、(a)は第三壁部22に設けられた上下の第四マッサージ部a7,a8が膨脹する前の状態を示す図であり、(b)は第三壁部22に設けられた上側の第四マッサージ部a7が膨脹した状態を示す図であり、(c)は第三壁部22に設けられた下側の第四マッサージ部a8が膨脹した状態を示す図であり、(d)は第三壁部22に設けられた上下の第四マッサージ部a7,a8が膨脹した状態を示す図である。
動作1は、第三壁部22に設けられた上下の第四マッサージ部a7,a8の動作である。動作1を行うべく制御部14は、上側の第四マッサージ部a7のみを膨脹させたり、下側の第四マッサージ部a8のみを膨脹させたり、上下両方の第四マッサージ部a7,a8を膨脹させたりする。また、上側と下側の第四マッサージ部a7,a8をそれぞれ交互に膨脹収縮させることができる。
例えば、以下のような動作をすることで、使用者は頭部の上下動作によるストレッチ動作をすることができる。
まず、図7(b)に示すように、上側の第四マッサージ部a7を膨脹させ、使用者の前頭部を押圧することで頭部を後方に押す。その後、図7(c)に示すように、上側の第四マッサージ部a7を収縮させるとともに下側の第四マッサージ部a8を膨脹させ、使用者の顎を押圧することで顎を引く。この動作を繰り返すことにより、使用者の頭部に対して効果的なストレッチ動作をすることができる。
[動作2]
図8は、動作2の説明図であり、第一壁部20と第二壁部21を正面から見た第三壁部22を省略した図であり、(a)は上側の第一マッサージ部a1を膨脹させた状態を示す図であり、(b)は下側の第一マッサージ部a2を膨脹させた状態を示す図であり、(c)は上下の第一マッサージ部a1,a2を膨脹させた状態を示す図である。
動作2は、右側壁部20bに設けられた上下の第一マッサージ部a1,a2の動作である。動作2を行うべく制御部14は、右上側の第一マッサージ部a1のみを膨脹させたり、右下側の第一マッサージ部a2のみを膨脹させたり、右側上下の第一マッサージ部a1,a2を膨脹させたりする。また、上側と下側の第一マッサージ部a1,a2をそれぞれ交互に膨張収縮させることができる。
なお、左側壁部20aに設けられた上下の第二マッサージ部a3,a4の動作については、右側壁部20bに設けられた上下の第一マッサージ部a1,a2の動作と同様であるため、説明を省略する。
例えば、以下のような動作をすることで、使用者は頭部の左右動作によるストレッチ動作をすることができる。
まず、図8(a)に示すように、上側の第一マッサージ部a1を膨脹させ、使用者の側頭部の上方(右側上方)を押圧することで頭部上方を側方(左側側方)へ押す。その後、図8(b)に示すように、上側の第一マッサージ部a1を収縮させるとともに下側の第一マッサージ部a2を膨脹させ、使用者の側頭部の下方(右側下方)を押圧することで頭部下方を側方(左側側方)へ押す。この動作を繰り返すことにより、使用者の頭部に対して効果的なストレッチ動作をすることができる。
また、第二マッサージ部a3,a4の動作と組み合わせることで、上述したストレッチ動作よりも効果的なストレッチ動作をすることもできる。
例えば、第一マッサージ部a1と第二マッサージ部a4を膨脹させ、その後、第一マッサージ部a1と第二マッサージ部a4を収縮させるとともに、第一マッサージ部a2と第二マッサージ部a3を膨脹させる。その後、第一マッサージ部a2と第二マッサージ部a3を収縮させるとともに、第一マッサージ部a1と第二マッサージ部a4を膨脹させる動作である。この動作を繰り返すことにより、使用者の頭部を左右方向に交互に傾けることによるストレッチ動作をすることができる。
[動作3]
図9は、動作3の説明図であり、第一壁部20と第二壁部21を正面から見た第三壁部22を省略した図であり、(a)は右側の第三マッサージ部a5を膨脹させた状態を示す図であり、(b)は左側の第三マッサージ部a6を膨脹させた状態を示す図であり、(c)は左右両側の第三マッサージ部a5,a6を膨脹させた状態を示す図である。
動作3は、第二壁部21に設けられた左右の第三マッサージ部a5,a6の動作である。動作3を行うべく制御部14は、右側の第三マッサージ部a5のみを膨脹させたり、左側の第三マッサージ部a6のみを膨脹させたり、左右両側の第三マッサージ部a5,a6を膨脹させたりする。また、左側と右側の第三マッサージ部a5,a6をそれぞれ交互に膨張収縮させることができる。
例えば、以下のような動作をすることで、使用者は頭部のストレッチ動作をすることができる。
まず、図9(a)に示すように、右上側の第三マッサージ部a5を膨脹させ、使用者の右頭部上方(右側上方)を押圧し、頭部を左に傾ける。その後、図9(b)に示すように、右上側の第三マッサージ部a5を収縮させるとともに左上側の第三マッサージ部a6を膨脹させ、使用者の左頭部上方(左右側上方)を押圧し、頭部を右に傾ける。この動作を繰り返すことにより、使用者の頭部を左右に振るようなストレッチ動作をすることができる。
[動作4]
図10は、動作4の説明図であり、第一壁部20と第二壁部21を正面から見た第三壁部22を省略した図であり、(a)は右上の第五マッサージ部a9を膨脹させた状態を示す図であり、(b)は右下の第五マッサージ部a10を膨脹させた状態を示す図であり、(c)は右側の上下の第五マッサージ部a9,a10を膨脹させた状態を示す図である。
動作4は、背凭れ部3に設けられた上下左右の第五マッサージ部a9〜a12の動作である。動作4を行うべく制御部14は、右上側の第五マッサージ部a9のみを膨脹させたり、右下側の第五マッサージ部a11のみを膨脹させたり、右側の上下の第五マッサージ部a9,a11を膨脹させたりする。また、上下の第五マッサージ部a9,a11をそれぞれ交互に膨張収縮させることができる。
なお、左側の第五マッサージ部a10,a12の動作については、右側の第五マッサージ部a9,a11の動作と同様であるため、説明を省略する。
例えば、以下のような動作をすることで、使用者は頭部の上下左右動作によるストレッチ動作をすることができる。
まず、図10(a)に示すように、右上側の第五マッサージ部a9を膨脹させ、使用者の右後頭部上方を押圧し、使用者の目線が左下へ向くように頭部を傾ける。その後、図10(b)に示すように、右上側の第五マッサージ部a9を収縮させるとともに、右下側の第五マッサージ部a11を膨脹させ、使用者の目線が左上へ向くように頭部を傾ける。そして、図10(c)に示すように、上下の第五マッサージ部a9,a11を膨脹させる。このような動作をすることで、使用者の頭部を上下方向及び左右方向に振るような三次元的なストレッチ動作をすることができる。
[動作5]
図11は、動作5の説明図であり、第一壁部20と第二壁部21を正面から見た第三壁部22を省略した図であり、(a)は左右両側の上側の第五マッサージ部a9,a10を膨脹させた状態を示す図であり、(b)は左右両側の下側の第五マッサージ部a11,a12を膨脹させた状態を示す図である。
動作5は、背凭れ部3に設けられた上下左右の第五マッサージ部a9〜a12の動作である。動作5を行うべく制御部14は、左右両側の上側の第五マッサージ部a9,a10を膨脹させたり、左右両側の下側の第五マッサージ部a11,a12を膨脹させたりする。
例えば、以下のような動作をすることで、使用者は頭部の上下動作によるストレッチ動作をすることができる。
まず、図11(a)に示すように、左右両側の上側の第五マッサージ部a9,a10を膨脹させ、使用者の後頭部上方を前方へ押し出す。その後、図11(b)に示すように、左右両側の上側の第五マッサージ部a9,a10を収縮させるとともに左右両側の下側の第五マッサージ部a11,a12を膨脹させ、顎を前方へ押し出す。この動作を繰り返すことにより、使用者の頭部を上下方向に振るようなストレッチ動作をすることができる。
[動作6]
図12は、動作6の説明図であり、第一壁部20と第二壁部21を正面から見た第三壁部22を省略した図であり、第六マッサージ部a13を膨脹させた状態を示す図である。動作6は、背凭れ部3に設けられた第六マッサージ部a13の動作である。動作6を行うべく制御部14は、第六マッサージ部a13を膨脹させる。
動作6と各動作1〜5とを組み合わせることにより、使用者は、頭部のストレッチに加えて、首部のストレッチ動作をすることができる。
例えば、図13に示す通り、動作5と動作6を組み合わせた場合、ます、図13(a)のように、左右両側の上側の第五マッサージ部a9,a10を膨脹させ、使用者の後頭部を前方へ押し出す。その後、図13(b)のように、左右両側の上側の第五マッサージ部a9,a10を収縮させるとともに左右両側の下側の第五マッサージ部a11,a12を膨脹させる。その後、図13(c)のように、第六マッサージ部a13を膨脹させる。このような動作をすることにより、使用者の首部をよりストレッチさせるような動作をすることができる。
また、第六マッサージ部a13を膨脹させる際に、第四マッサージ部a7を膨脹させることで、より効果的に首部のストレッチ動作をすることができるようになる。
また、上記各動作1〜6を組み合わせることで、より効果的な頭部のストレッチを行うことができる。
例えば、図14に示す通り、まず図14(a)のように、右上側の第五マッサージ部a9を膨脹させ、使用者の目線が左下を向くように押し出す。その後、図14(b)のように、上側の第一マッサージ部a1を膨脹させ,使用者の頭部全体を左方向へ傾ける。そして、図14(c)のように、下側の第二マッサージ部a4を膨脹させ、使用者の頭部の左下側を押出すことにより、使用者の頭部に対して前後左右方向の三次元的なストレッチをすることができる。
また、本発明のマッサージ機1は、図示する形態に限らず、この発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。
例えば、移動手段19とマッサージ部a1〜a13の動作を組み合わせてもよい。具体的には、右側壁部20bと左側壁部20aに対して夫々第一移動手段19aを設ける。まず、第一マッサージ部a1,a2と第二マッサージ部a3,a4を膨脹させ、使用者の頭部を挟持する。その後、各マッサージ部a1〜a4を膨脹させた状態で右側壁部20bに設けられた第一移動手段19aを駆動し前側へ移動させるとともに、左側壁部20aに設けられた第一移動手段19aを駆動し後側へ移動させる。この動作を繰り返すことにより、使用者の頭部を挟持しながら左右方向へ捻ることができる。
図15は、本発明の他の実施形態に係るマッサージ機1に着座した使用者から見た左側面図である。
図15に示す通り、使用者の頭部の側部に位置する側壁部30は3分割されており、上側の側壁部30a、中央の側壁部30b、下側の側壁部30cとで構成されている。上側の側壁部30aの上部には、中央の側壁部30bを回転させるための駆動機構が設けられている。駆動機構は、モータ31とモータ31の回転を回転軸33に伝えるためのベルト部材32と中央の側壁部30bを回転させるための回転軸33とで構成されている。各側壁部30a〜30cの中央付近には、回転軸33が貫通するように設けられており、回転軸33は上側の側壁部30aと下側の側壁部30cとで固定されている。モータ31を駆動させると、モータ31の駆動力がベルト部材32を介して回転軸33に伝達される。回転軸33は、モータ31からの駆動力により回転し、回転軸33の回転に伴って、中央の側壁部30bも回転するようになっている。なお、反対側の側壁部30についても同様の構成を採用している。左右両側の側壁部30を同方向に回転させることで、使用者の頭部を左右方向へ捻ることができる。
また、各動作1〜6の中から適宜数を組み合わせて実施することもできるし、マッサージコースとして各動作1〜6の中から適宜数を設定して所定の順序に従って実施することもできる。また、各動作1〜6において、マッサージ部a1〜a21、背凭れ部3のリクライニング、及びフットレスト4の上下揺動のうち少なくとも1つの動作を組み合わせてもよい。
本発明は、使用者の頭部に対して、側方又は上方から効果的なマッサージを行うことができるマッサージ機に適用することができる。
1 マッサージ機
2 座部
3 背凭れ部
4 フットレスト
5 頭部支持部
14 制御部
20 第一壁部
21 第二壁部
a1〜a21 マッサージ部

Claims (10)

  1. 使用者が凭れる背凭れ部と、
    使用者の側部に位置する壁部と、
    前記使用者に対してマッサージを行うマッサージ部と、
    前記マッサージ部の駆動を制御する制御部と、を有しており、
    前記壁部は、
    使用者の頭部側方に位置する第一壁部と、
    使用者の頭部上方に位置する第二壁部と、のうち少なくともどちらか一方の壁部を有しており、
    前記第一壁部及び/又は前記第二壁部には、使用者の頭部をマッサージする前記マッサージ部が設けられていることを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記第一壁部は、
    使用者の頭部に対して右側方に設けられた右側壁部と、
    使用者の頭部に対して左側方に設けられた左側壁部と、を有し、
    前記マッサージ部は、
    前記右側壁部に設けられた第一マッサージ部と、
    前記左側壁部に設けられた第二マッサージ部と、を有し、
    前記制御部は、前記第一マッサージ部と前記第二マッサージ部とを独立して制御することを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機
  3. 前記マッサージ部は、第三マッサージ部を更に有し、
    前記第二壁部には、前記第三マッサージ部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ機。
  4. 前記マッサージ部は、第四マッサージ部を更に有し、
    使用者の顔面に対向する位置には第三壁部が設けられており、
    前記第三壁部には、前記第四マッサージ部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3に記載のマッサージ機。
  5. 前記マッサージ部は、第五マッサージ部を更に有し、
    前記背凭れ部には、使用者の後頭部に対向する位置に前記第五マッサージ部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4に記載のマッサージ機。
  6. 前記マッサージ部は、第六マッサージ部を更に有し、
    前記背凭れ部には、使用者の首部に対向する位置に前記第六マッサージ部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5に記載のマッサージ機。
  7. 前記マッサージ部は、エアセルであることを特徴とする請求項1〜6に記載のマッサージ機。
  8. 前記第一壁部及び/又は前記第二壁部は、前記第一壁部及び/又は前記第二壁部を前記背凭れ部に対して移動させる移動手段を有することを特徴とする請求項1〜7に記載のマッサージ機。
  9. 前記第一壁部及び/又は前記第二壁部は、前記第一壁部及び/又は前記第二壁部を前記背凭れ部に対して前後方向に移動させる第一移動手段を有することを特徴とする請求項8に記載のマッサージ機。
  10. 前記第一壁部及び/又は前記第二壁部は、前記第一壁部及び/又は前記第二壁部を前記背凭れ部に対して幅方向に移動させる第二移動手段を有することを特徴とする請求項8に記載のマッサージ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111096887A (zh) * 2018-10-10 2020-05-05 发美利稻田株式会社 防止犯罪***及具备该防止犯罪***的按摩机

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