JP2018107711A - 撮像制御装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 意図したとおりのカメラの姿勢で撮影ができているかをユーザーがより容易に確認できるようにする。
【解決手段】 撮像手段における横方向または縦方向に離れた2つの撮像領域で撮像されたライブビュー画像を表示手段に並べて表示する2点拡大表示を行うように制御する表示制御手段と、
前記2点拡大表示でのライブビュー画像の表示を行っている際に行われた撮影指示に応じて撮影を行った後、撮影された画像の横方向または縦方向に離れた2つの領域を前記表示手段に並べて表示する2点拡大でのレビュー表示を行うように制御する制御手段と
を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ライブビュー画像の一部分を拡大して表示する技術に関する。
カメラを使用する際、カメラを水平に構えて撮影することが望ましいケースがある。例えば建物や風景などを撮影する際、カメラが水平でないと撮影された画像が斜めになり違和感が生じる。これに対し、特許文献1では、加速度センサーで検出した重力方向に基づいてカメラの姿勢を検出し、検出したカメラの姿勢を示す水準器表示をスルー画像と共に表示する方法が提案されている。また、特許文献2では、ライブビュー画像上の左右方向に離れた2領域をそれぞれ拡大した画像を並べて表示することで、目視での水平合わせを精度よく行えるようにする方法が提案されている。
特開2012−060567号広報 特開2016−163104号広報
シャッターボタンを操作する力、手ブレ、シャッターやミラーの振動などの要因により、撮影時にブレや振動が発生することがある。これによって撮影前に合わせたカメラの水平姿勢が保たれなくなって撮影が行われる場合がある。しかしながら、上記特許文献1、2では、撮影時に合わせたカメラの水平姿勢を撮影後に確認することができず、意図した姿勢での撮影ができているかをユーザーが判断しにくい。
そこで本発明は、意図したとおりのカメラの姿勢で撮影ができているかをユーザーがより容易に確認できるようにした撮像制御装置、撮像制御方法、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像制御装置は、
撮像手段における横方向または縦方向に離れた2つの撮像領域で撮像されたライブビュー画像を表示手段に並べて表示する2点拡大表示を行うように制御する表示制御手段と、
前記2点拡大表示でのライブビュー画像の表示を行っている際に行われた撮影指示に応じて撮影を行った後、撮影された画像の横方向または縦方向に離れた2つの領域を前記表示手段に並べて表示する2点拡大でのレビュー表示を行うように制御する制御手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、意図したとおりのカメラの姿勢で撮影ができているかをユーザーがより容易に確認できる。
デジタルカメラ100の外観を示した図である。 デジタルカメラ100の構成ブロック図である。 LV撮影モード処理のフローチャートである。 撮影待機画面の表示例である。 2点拡大表示の表示例である。 2点拡大クイックレビュー処理のフローチャートである。 再生モード処理のフローチャートである。 クイックレビュー表示および再生表示の表示例である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1(a)、(b)に本発明を適用可能な装置の一例としてのデジタルカメラ100の外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。図1において、表示部28は画像や各種情報を表示する、カメラ背面に設けられた表示部である。ファインダー外表示部43は、カメラ上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。端子カバー40は外部機器との接続ケーブルとデジタルカメラ100とを接続する接続ケーブル等のコネクタ(不図示)を保護するカバーである。メイン電子ダイヤル71は操作部70に含まれる回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は操作部70に含まれ、操作部70に含まれる回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどを行える。十字キー74は操作部70に含まれ、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な十字キー(4方向キー)である。十字キー74の押した部分に応じた操作が可能である。SETボタン75は操作部70に含まれ、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。LVボタン76は操作部70に含まれ、静止画撮影モードおいてライブビュー(以下、LV)のONとOFFを切り替えるボタンである。動画撮影モードにおいては、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。拡大ボタン77は操作部70に含まれ、撮影モードのライブビュー表示において拡大モードのON、OFF,及び拡大モード中の拡大率の変更を行うための操作ボタンである。再生モードにおいては再生画像を拡大し、拡大率を増加させるための拡大ボタンとして機能する。縮小ボタン78は操作部70に含まれ、拡大された再生画像の拡大率を低減させ、表示された画像を縮小させるためのボタンである。再生ボタン79は操作部70に含まれ、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。クイックリターンミラー12は、システム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。通信端子10はデジタルカメラ100がレンズ側(着脱可能)と通信を行う為の通信端子である。接眼ファインダー16はフォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認を行うための覗き込み型のファインダーである。蓋202は記録媒体200を格納したスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザーがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
レンズユニット150は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。
レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略して一枚のレンズのみで示している。通信端子6はレンズユニット150がデジタルカメラ100側と通信を行う為の通信端子であり、通信端子10はデジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行う為の通信端子である。レンズユニット150は、この通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信し、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行い、AF駆動回路3を介して、レンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
AEセンサー17は、レンズユニット150を通した被写体の輝度を測光する。
焦点検出部11は、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する。システム制御部50はそれに基づいてレンズユニット150を制御し、位相差AFを行う。
クイックリターンミラー12(以下、ミラー12)は、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。ミラー12は、レンズ103から入射した光束をファインダー16側と撮像部22側とに切替えるためのミラーである。ミラー12は通常時はファインダー16へと光束を導くよう反射させるように配されているが、撮影が行われる場合やライブビュー表示の場合には、撮像部22へと光束を導くように上方に跳ね上がり光束中から待避する(ミラーアップ)。またミラー12はその中央部が光の一部を透過できるようにハーフミラーとなっており、光束の一部を、焦点検出を行うための焦点検出部11に入射するように透過させる。
撮影者は、ペンタプリズム14とファインダー16を介して、フォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認が可能となる。
シャッター101は、システム制御部50の制御で撮像部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。
撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器19を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器19からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器19においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
ファインダー内液晶表示部41には、ファインダー内表示部駆動回路42を介して、現在オートフォーカスが行われている測距点を示す枠(AF枠)や、カメラの設定状態を表すアイコンなどが表示される。
ファインダー外表示部43には、ファインダー外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサーを有する制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器19、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、これらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り換えた後に、表示された複数のモードのいずれかを選択し、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられた撮影操作部材であるシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(第一操作・撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(第二操作・撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタン70eが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザーは、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
操作部70は、ユーザーからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、少なくとも以下の操作部が含まれる。シャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、LVボタン76、拡大ボタン77、縮小ボタン78、再生ボタン79。十字キー74は、十字キー74における上、下、右、左の各部を押し込み可能な方向ボタンである。本実施形態では一体的な操作部として説明しているが、上ボタン、下ボタン、右ボタン、左ボタンがそれぞれ独立したボタンであってもよい。以下、上、または下部分を上下キー、左または右部分を左右キーと称する。また、操作部70には以下の操作部も含まれる。
AF−ONボタン70bは、操作部70に含まれる押しボタンスイッチであり、押下することでAFの実行を指示することができる。AF−ONボタン70bの押下方向は、レンズ103から撮像部22に入射する被写体光の方向(光軸)と平行である。
クイック設定ボタン70c(以下、Qボタン70c)は、操作部70に含まれる押しボタンスイッチであり、押下することで、各動作モードにおいて設定可能な設定項目の一覧であるクイック設定メニューが表示される。例えばライブビュー撮影での撮影待機中に押下されると、電子先幕シャッター、モニターの明るさ、LV画面のWB、2点拡大、無音撮影などの設定項目の一覧がLVに重畳して1列に表示される。ユーザーは表示されたクイック設定メニューの内、任意の選択肢を上下キーで選択してセットボタンを押下することで、選択した設定項目に関する設定変更や動作モードへの移行を行うことができる。
アクティブ枠切替ボタン70dは、操作部70に含まれる押しボタンスイッチであり、後述する2点拡大処理において押下することで、拡大している2箇所のうち、アクティブな拡大位置(枠)を切り替えることができる。また、動作モードによって異なる機能が割り当てられており、再生モードにおいて押下すると、表示している画像にプロテクト属性を付与することができる。
メニューボタン70eは、操作部70に含まれる押しボタンスイッチであり、各種の設定が可能なメニュー画面が表示部28に表示される。
ファンクションボタン70fは、操作部70に含まれる3つの押しボタンスイッチであり、それぞれ機能が割り当てられている。ファンクションボタン70fのそれぞれは、グリップ部90を保持する右手の指(中指または薬指または小指)によって操作可能な位置に配置されており、押下方向はレンズ103から撮像部22に入射する被写体光の方向(光軸)と平行である。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録することが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いることができる。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル70aを有する。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザーが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。システム制御部50はタッチパネル70aへの以下の操作。あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのようなタッチ操作が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。所定距離以上をタッチムーブしたことが検出された場合はスライド操作が行なわれたと判定するものとする。タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作をフリックと呼ぶ。フリックは、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる(スライド操作に続いてフリックがあったものと判定できる)。更に、複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサー方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
図3は、デジタルカメラ100の撮影待機中の処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。デジタルカメラ100が撮影モードで起動され、ライブビュー撮影がオンとなると図3の処理を開始する。
S301において、システム制御部50は、表示部28に撮影待機画面を表示する。撮影画面には、表示される情報表示の量、具体的には表示される撮影設定の項目数がそれぞれ異なる表示モード1〜4がある。S301では、前回設定されていた表示モードを不揮発性メモリ56から読み出し、前回設定されていた表示モードで撮影待機画面が表示される。
図4(a)に、表示モード1の撮影待機画面の表示例を示す。表示モード1の撮影待機画面にはライブビュー画像450(LV画像450)が表示される。LV画像450は、撮影範囲(画像ファイルとして記録される撮影画像に写る範囲)の全体が写る全体ライブビュー画像である。また、LV画像450に重畳して、撮影モードアイコン401、ドライブモードアイコン402、AF方式アイコン403、ヒストグラム410、露出設定420が表示される。撮影モードアイコン401は、複数の撮影モードのうち、現在設定されている撮影モードを示している。ドライブモードアイコン402は、1枚撮影、連続撮影(連写)、セルフタイマー撮影のうち、現在設定されているドライブ設定を示している。AF方式アイコン403は、顔+追尾優先AF、ライブ1点AF、ライブゾーンAFなどのAF方式のうち、現在設定されているAF方式を示している。露出設定420は、現在設定されているシャッタースピード、絞り数値、ISO感度、露出補正値を示している。撮影モードアイコン401、ドライブモードアイコン402、AF方式アイコン403、露出設定420は何れも、撮影に関する設定(撮影設定)の現在の設定値を示す撮影情報である。
図4(b)に、表示モード2の撮影待機画面の表示例を示す。表示モード2は、表示モード1と比べてヒストグラム410を非表示とした表示モードである。図4(c)に、表示モード3の撮影待機画面の表示例を示す。表示モード3は、表示モード1と比べて、撮影モードアイコン401、ドライブモードアイコン402、AF方式アイコン403、ヒストグラム410を非表示とした表示モードである。LV画像450に重畳して露出設定420だけが表示される。図4(d)に、表示モード4の撮影待機画面の表示例を示す。表示モード4は、表示モード1と比べて、撮影モードアイコン401、ドライブモードアイコン402、AF方式アイコン403、ヒストグラム410、露出設定420を非表示とした表示モードである。すなわち、全ての情報表示を非表示としてLV画像450だけを表示したモードである。表示モード1〜4は、操作部70に含まれる情報切替ボタン(INFOボタン)の押下に応じて切り替えることができる。
S302では、システム制御部50は、操作部70に含まれる情報切替ボタン(INFOボタン)が押下されたか否かを判定する。情報切替ボタン(INFOボタン)が押下された場合はS303に進み、そうでない場合はS304に進む。S303では、情報切替ボタン(INFOボタン)の押下に応じて、前述の表示モード1〜4のいずれかに切り替える。また、切り替えられた現在の表示モードの設定を、不揮発性メモリ56及びシステムメモリ52に記録する。
S304では、システム制御部50は、メニューボタン70eが押下されたか否かを判定する。メニューボタン70eが押下された場合はS305に進み、そうでない場合はS306に進む。S305では、システム制御部50は、各種の設定可能なメニュー画面を表示部28に表示し、ユーザーからの操作に応じて各種の設定を行う。メニュー画面には、2点拡大クイックレビュー(以下、2点拡大QR)を「入(オン)」とするか「切(オフ)」とするかの設定項目も含まれる。この2点拡大クイックレビューの入/切の設定項目がユーザー操作によって選択され、設定変更操作がされた場合には、変更された設定値(「入」または「切」)を不揮発性メモリ56およびシステムメモリ52に記憶する。すなわち、2点拡大QRを「入(オン)」とするか「切(オフ)」をユーザーが予め設定しておくことができる。
S306では、システム制御部50は、再生モードに移行する指示操作があったか否かを判定する。具体的には、再生ボタン79が押下されたか否かの判定である。再生ボタン79が押下された場合はS307に進み、そうでない場合にはS308に進む。S307では、システム制御部50は、再生モードに遷移して再生モード処理を行う。再生モード処理の詳細は図7を用いて後述する。
S308では、システム制御部50は、2点拡大表示へ遷移する指示操作があったか否かを判定する。2点拡大表示へ遷移する指示操作は、クイック設定メニューを表示させ、クイック設定メニューに含まれる2点拡大の項目を選択して決定する操作である。より詳しくは、撮影待機画面でQボタン70cが押されると、ライブビュー画像450に重畳して、表示部28にクイック設定メニューを表示する。クイック設定メニューには、それぞれ異なる項目を示すアイコン群が並べて表示され、選択状態となったアイコンにはカーソルが表示される。カーソルは十字キー74の上下操作により移動することができる。クイック設定メニューに表示された複数の項目のうち、2点拡大の項目を示すアイコンにカーソルが当たった状態で、SETボタン75が押下されると、2点拡大表示への遷移指示操作があったと判定する。なお、2点拡大表示への遷移指示操作はここで説明した操作に限るものではない。2点拡大表示への遷移指示操作があった場合はS321に進んで2点拡大処理を行う。2点拡大処理の詳細はS321以降で後述する。2点拡大表示への遷移指示操作がない場合はS309へ進む。
S309では、システム制御部50は、ユーザーからのその他の指示操作があったか否かを判定する。その他の指示操作としては、例えば、シャッター速度や絞りを変更するためのメイン電子ダイヤル71の操作、ISO感度、露出補正値、撮影モード、ドライブ設定、AF方式などの各種撮影設定を変更する操作などがある。その他の指示操作があった場合はS310に進み、そうでない場合はS311に進む。S310では、その他の指示操作に応じた処理(シャッター速度や絞りの変更など)を行う。
S311では、システム制御部50はシャッターボタン61が半押しされ、SW1がオンとなったか否かを判定する。SW1がオンとなった場合はS312に進み、そうでない場合はS317に進む。S312では、システム制御部50はAFを実行する。また、AFのほかに、AE(自動露出)などの撮影準備処理を設定に応じて行う。AFの結果合焦した場合はAF合焦時の表示、合焦音の発音を行う。非合焦であった場合はその旨の表示、発音を行う。S313において、システム制御部50は、第1シャッタースイッチの押下状態(SW1オンの状態)が保持されているか否かを判定する。SW1のオンが保持されている場合はS314に進み、保持されていない、すなわちシャッターボタン61の半押し状態が解除された場合はAF合焦状態を解除しS301に戻る。S314では、システム制御部50は、シャッターボタン61が全押しされ、SW2がオンとなったか否かを判定する。SW2がオンとなった場合はS315に進み、そうでない場合はS313に進む。S315では、システム制御部50はSW2のオンに応じて、前述の撮影処理(撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像ファイルを書き込むまでの一連の撮影処理)を行う。
S316では、システム制御部50は、表示部28において通常クイックレビュー(通常QR)を行う。通常クイックレビューは、撮影処理の後に撮影されたばかりの画像を自動的に所定時間(例えば2秒)表示部28に表示し、ユーザーが撮影の確認を行えるようにした表示である。通常QRには表示される情報の項目数がそれぞれ異なる通常QRモード1〜3があり、前回通常QRが行われた際の通常QRモードが不揮発性メモリ56から読みだされ、前回最後と同じ通常QRモードで表示される。なお、通常QR中のユーザー操作に応じて、システム制御部50は、通常QRモード1〜3のうちユーザー任意の表示モードに切り替えられるものとする。また、システム制御部50は、切替え後の通常QRモードを不揮発性メモリ56に記憶する。また、メニュー画面などで予め通常QRモードの初期設定を設定しておき、電源投入後最初に通常QRを行う場合には、前回最後に用いた通常QRモードではなく、初期設定として設定された通常QRモードで表示するようにしてもよい。
図8(a)に、通常QRモード1での表示例を示す。表示部28には、S315の撮影処理で撮影された撮影済み画像807が表示される。撮影済み画像807は、S315の撮影処理で撮影され、記録媒体200に記録する画像ファイルを生成する際に一旦メモリ32に保持された圧縮前の画像、あるいは、記録媒体200に記録された画像ファイルの画像を再生したものである。撮影済み画像807に重畳して、画像番号801、シャッター速度802、絞り数値803、ISO感度804、露出補正値805が表示される。シャッター速度802、絞り数値803、ISO感度804、露出補正値805は、撮影済み画像807が撮影された際のデジタルカメラ100の設定を示している。
図8(b)に、通常QRモード2での表示例を示す。表示部28には撮影済み画像807だけが表示される。画像番号801、シャッター速度802、絞り数値803、ISO感度804、露出補正値805、ヒストグラム806、撮影モード808、ドライブモード809、AF方式810は非表示となる。
図8(c)に、通常QRモード3での表示例を示す。撮影済み画像807は、通常QRモード1、2よりも縮小して表示部28の左上部分に表示される。それと共に、画像番号801、シャッター速度802、絞り数値803、ISO感度804、露出補正値805、ヒストグラム806、撮影モード808、ドライブモード809、AF方式810が表示される。撮影モード808、ドライブモード809、AF方式810は、撮影済み画像807が撮影された際のデジタルカメラ100の設定を示している。
通常クイックレビュー表示を開始してから無操作のまま所定時間(例えば2秒)が経過するか、ユーザーによるクイックレビューの終了操作が行われるとクイックレビューを終了し、S301の撮影待機状態に戻る。なお、通常クイックレビューを行うか否かをメニュー画面でユーザーが予め設定できるようにしておき、通常クイックレビューを行わない設定となっていた場合には、S316の処理を行わないものとしても良い。
S317では、システム制御部50は、終了イベントがあったか否かを判定する。終了イベントがあった場合は撮影モード処理を終了し、そうでない場合はS301に戻って処理を繰り返す。終了イベントには、電源オフ、ライブビューモードの終了(光学ファインダ撮影のモードへの切替)などがあるものとする。
S321では、システム制御部50は、表示部28において2点拡大表示を行う。図5(a)に、2点拡大表示の表示例を示す。2点拡大では、左右方向(水平方向、横方向)、または、上下方向(垂直方向、縦方向)に離れた二つの領域のライブビュー画像を一画面に並べて表示する。図5(a)は、左右方向に離れた2つの領域のライブビュー画像を1画面に並べて表示した例である。左側領域501は、撮像部22の左側の一部の領域で撮像されているライブビュー画像を表示する表示領域である。右側領域502は、撮像部22の右側の一部の領域で撮像されているライブビュー画像を表示する表示領域である。左側領域501と右側領域502に表示されたライブビュー画像は、撮像部22のうち同じ高さの撮像領域で撮像された画像である。アクティブ枠503は、左側領域501と右側領域502のうち、現在操作対象となっている領域(アクディブ領域)を示す選択枠である。図5(a)では左側領域501にアクティブ枠503が付されており、左側領域501が左右移動、AFなどの対象となっている。補助線504は、左側領域501の左右中央、上下中央にそれぞれ表示される補助線であり、交点が左側領域501の中心である。右側領域502にもの同様に上下中央、左右中央の補助線が表示される。中央マーカー505は、アクティブ枠側に表示されるマーカーであり、アクティブ領域である左側領域501の中心を示している。アクティブ領域の中心部分は補助線504、中央マーカー505ともに表示されておらず、中心に位置する被写体が確認できるようになっている。ガイド506は2点拡大を解除するための操作部材(操作方法)を示すガイダンス表示である。ガイド507はアクティブ枠を切り替えるための操作部材(操作方法)を示すガイダンス表示である。拡大位置ガイド510は、撮像範囲全体(撮像部22で撮像されているライブビュー画像全体、撮像指示によって撮像される静止画に写る撮影範囲全体)における、左側領域501と右側領域502に拡大表示している部分を示すガイドである。すなわち、撮像範囲の全体に対する、左側領域501と右側領域502に対応する2つの撮像領域の位置とサイズを示すガイドである。左側インジケーター511は撮像範囲全体に対する左側領域501に表示されているライブビュー画像の範囲を示している。右側インジケーター512は撮像範囲全体に対する右側領域502に表示されているライブビュー画像の範囲を示している。左側領域501にアクティブ枠503があることがわかるように、左側インジケーター511は右側インジケーター512と異なる色または太さで表示されている。ガイド506、ガイド507、拡大位置ガイド510は、アクティブ枠503のある領域のライブビュー画像の視認の妨げとならないように、アクティブ枠503の無い方の領域(非アクティブ領域)のライブビュー画像に重畳して表示される。
S322では、システム制御部50は、拡大ボタン77の押下または縮小ボタン78の押下(拡大/縮小指示)があったか否かを判定する。拡大ボタン77の押下または縮小ボタン78の押下があった場合はS323に進み、そうでない場合はS324に進む。
S323では、システム制御部50は、操作に応じて2点拡大しているLV画像の倍率を変更する。拡大ボタン77が押下された場合は左側領域501、右側領域502に表示されるLV画像を操作前の倍率よりもそれぞれ拡大し、同じ拡大倍率とする(左右連動して拡大する)。縮小ボタン78が押下された場合は左側領域501、右側領域502に表示されるLV画像を操作前の倍率よりもそれぞれ拡大し、同じ拡大倍率とする。変更された拡大倍率はシステムメモリ52に記録し、一旦2点拡大が解除された場合も、電源がオフとならずに再度2点拡大表示がされた場合は同じ拡大倍率から表示する。図5(b)に、図5(a)の状態から拡大ボタン77が押下されて拡大された場合の表示例を示す。左側領域501と右側領域502に表示されたライブビュー画像は、それぞれ図5(a)よりも図5(b)の方が拡大している。また、拡大した分、撮像範囲全体のうち表示される範囲は狭まるため、拡大位置ガイド510に表示された左側インジケーター511と右側インジケーター512は、それぞれ図5(a)よりも図5(b)の方が小さくなっている。
S324では、システム制御部50は、アクティブ枠切替ボタン70dが押下されたか否かを判定する。アクティブ枠切り替えボタン70が押下された場合はS325に進み、そうでない場合はS326に進む。
S325では、システム制御部50は、操作前にアクティブ枠503があった領域から他方の領域にアクティブ枠503を移動する。図5(c)に、図5(b)の状態からアクティブ枠切り替えボタン70が押下され、アクティブ枠503を移動した場合の表示例を示す。図5(b)で左側領域501にあったアクティブ枠503は、図5(c)では右側領域502に切り替わっている。また、ガイド506、ガイド507、拡大位置ガイド510は、非アクティブ枠である左側領域501に重畳する位置に移動している。
S326では、システム制御部50は、十字キー74のうち左右キーが操作されたか否かを判定する。左右キーが操作された場合はS327に進み、そうでない場合はS328に進む。
S327では、システム制御部50は、左右キーの操作に応じてアクティブ枠503のある方の領域の表示範囲を左右に移動する。すなわち、左ボタンが押下された場合はアクティブ枠503のある方の領域の表示範囲を左に移動し、右ボタンが押下された場合はアクティブ枠503のある方の領域の表示範囲を右に移動する。図5(d)に、図5(c)の状態から右ボタンが何度か押下された場合の表示例を示す。アクティブ枠503のある右側領域502に表示される拡大領域が、図5(c)よりも図5(d)の方が撮像範囲のうち右側に移動している(従って映像自体は右から左にスクロール移動する)。この時、非アクティブ枠である左側領域501の表示範囲は変更されない(左右領域が接していない場合の左右移動は非連動)。拡大位置ガイド510において、右側領域502の表示範囲がより右に移動したことが分かるように、右側インジケーター512は図5(c)よりも図5(d)の方が右に移動している。変更された表示範囲(表示位置)はシステムメモリ52に記録し、一旦2点拡大が解除された場合も、電源がオフとならずに再度2点拡大表示がされた場合は同じ表示範囲を2点拡大表示する。なお、左側領域501の表示範囲の右端が右側領域502の表示範囲の左端と接している場合は、アクティブ枠が左側領域501であっても、更に右に移動する指示に応じて左側領域501と右側領域502の表示範囲を双方連動して右側に移動する。ただし、右側領域502が撮像範囲全体の右端に達した場合はそれ以上右に移動できないため、更に右に移動する指示があっても移動しない。逆に、右側領域502の表示範囲の左端が左側領域501の表示範囲の右端と接している場合は、アクティブ枠が右側領域502であっても、更に左に移動する指示に応じて左側領域501と右側領域502の表示範囲を双方連動して左側に移動する。ただし、左側領域501が撮像範囲全体の左端に達した場合はそれ以上左に移動できないため、更に左に移動する指示があっても移動しない。
S328では、システム制御部50は、十字キー74のうち上下キーが操作されたか否かを判定する。上下キーが操作された場合はS329に進み、そうでない場合はS330に進む。
S329では、システム制御部50は、上下キーの操作に応じて左側領域501と右側領域502の表示範囲を連動して上下に移動する。すなわち、上ボタンが押下された場合は左側領域501と右側領域502の表示範囲を連動して上に移動し、下ボタンが押下された場合は左側領域501と右側領域502の表示範囲を連動して下に移動する。図5(e)に、図5(d)の状態から上ボタンが何度か押下された場合の表示例を示す。左側領域501と右側領域502のそれぞれの表示範囲が、図5(d)よりも図5(e)の方が撮像範囲のうち上側に移動している(従って映像自体は上から下にスクロール移動する)。拡大位置ガイド510において、左側領域501と右側領域502の表示範囲がより上に移動したことが分かるように、左側インジケーター511と右側インジケーター512は図5(d)よりも図5(e)の方が上に移動している。変更された表示範囲(表示位置)はシステムメモリ52に記録し、一旦2点拡大が解除された場合も、電源がオフとならずに再度2点拡大表示がされた場合は同じ表示範囲を2点拡大表示する。
以上のような操作を繰り返し、2点拡大での表示範囲を、地平線、水平線、建物の横の輪郭線などの離れた2箇所に設定し、左右領域の被写体の線を一致させるようにカメラの姿勢を調整して撮影することで、被写体の線が水平に写る画像を撮影することができる。図5(f)に、2点拡大表示において、左側領域501を被写体の建物の左側の水平線521を含む被写体部分に設定し、右側領域502を、水平線521と離れた位置の建物の右側の水平線522を含む被写体部分に設定した場合の表示例を示す。建物の水平線は本来は直線であるが、図5(f)の例では、左側領域501に写った水平線521と右側領域502に写った水平線522は繋がった直線には見えず、少しずれている。このような表示を見ることで、ユーザーはデジタルカメラ100が建物に対して水平に構えられてないことを識別することができる。ユーザーは、水平線521と水平線522が1本の直線として視認できるような姿勢にデジタルカメラ100の姿勢を調整して撮影することで、建物の水平線が水平に写った画像を得ることができる。なお、海や湖といった水辺の水平線に合わせて上述の操作を行えば、重力に対して水平に姿勢を調整することも可能である。
S330では、システム制御部50は、シャッターボタン61が半押しされてSW1がオンとなったか否かを判定する。SW1がオンとなった場合はS331に進み、そうでない場合はS339へ進む。
S331では、システム制御部50は、2点拡大を解除することなく、アクティブ枠の中央部(中央マーカー505が示す位置)に対してAFを行う。AFの結果合焦すると、SW1オンが保持されている間はピントが固定(AFロック)される。
S332では、システム制御部50は、SW1のオンが保持されているか否かを判定する。SW1オンが保持されている場合はS333に進み、そうでない場合はAFロック状態を解除してS322に進む。
S333では、システム制御部50は、シャッターボタン61の全押しがなされSW2がオンとなったか否かを判定する。SW2がオンとなった場合はS334に進み、そうでない場合はS332に進む。
S334では、システム制御部50は、前述の撮影処理(撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像ファイルを書き込むまでの一連の撮影処理)を行う。撮影処理によって撮像される画像は、2点拡大表示している範囲ではなく、撮像範囲の画像である。
S335では、システム制御部50は、2点拡大情報をS334の撮影処理で得られた画像ファイルに属性情報として記録する。2点拡大情報には、2点拡大表示を行っている状態で撮影が行われたことを示す情報と、撮影直前の拡大倍率と左側領域501、右側領域502の表示範囲(すなわち、それぞれの領域に対応する撮像領域)を示す情報を含む。撮影直前の拡大倍率と左側領域501、右側領域502の表示範囲を示す情報とはすなわち、S323でシステムメモリ52に記憶された拡大倍率と、S327、S329でシステムメモリ52に記憶された表示範囲の位置のことである。アクティブ枠がどちらであるかの情報を含んでも良い。
S336では、システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録された設定情報を参照し、2点拡大クイックレビューの入/切の設定が「入(オン)」となっているか否かを判定する。「入(オン)」となっている場合はS338に進み、そうでない場合(「切(オフ)」となっている場合)はS337に進む。S337では、通常クイックレビューを行う。この処理はS316と同様の処理であるため説明を省略する。
S338では、システム制御部50は、2点拡大クイックレビューを行う。2点拡大クイックレビューは、撮影処理の後に撮影されたばかりの画像を自動的に所定時間(例えば2秒)、2点拡大表示で表示部28に表示し、ユーザーが被写体を水平に撮影できたかの確認を行えるようにした表示である。この処理の詳細は図6を用いて後述する。なお、S337の通常クイックレビューとS338の2点拡大クイックレビューの終了後にS322に戻って2点拡大表示を継続する例を説明したが、S322に戻らずに、2点拡大を解除して撮像範囲全体のライブビュー表示(等倍表示)に復帰しても良い。すなわちS337とS338の後にS301に進んでもよい。
S339では、システム制御部50は、2点拡大の終了ボタンが押下されたか否かを判定する。2点拡大の終了ボタンは、本実施形態ではQボタン70cである。Qボタン70cが押下された場合はS340に進み、そうでない場合はS322に戻って処理を繰り返す。
S340では、システム制御部50は、2点拡大表示を解除してS301に進み、ライブビュー画像の全体表示に戻す。
図6に、図3のS338で前述した2点拡大クイックレビュー処理の詳細フローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。
S601では、システム制御部50は、表示部28において、2点拡大QR表示を行う。図8(e)に、2点拡大QR表示の表示例を示す。大部分は図5(a)〜図5(f)のような撮影前の2点拡大表示と同様の表示形態であり、S334の撮影処理の直前の2点拡大表示の状態と同様の表示形態となる。ただし、2点拡大表示で表示する拡大位置の調整等の操作は撮影前に終わっており、素早く撮影結果の確認を行うためのクイックレビュー中には行われる可能性が低い。従って、図5(a)〜図5(f)と異なり、アクティブ枠、中央マーカー、アクティブ枠切り替えのガイド、左側インジケーターと右側インジケーターのうち何れがアクティブかを示す表示は行わない。また、表示される画像はライブビュー画像ではなく、撮影済みの画像となる。図8(e)において、左側領域821と右側領域822はいずれも、S334の撮影処理で撮影された撮影済み画像の一部の範囲を表示する領域である。撮影済み画像とは、記録媒体200に記録する画像ファイルを生成する際に一旦メモリ32に保持された圧縮前の画像、あるいは、記録媒体200に記録された画像ファイルの画像を再生した画像である。左側領域821は、撮影済み画像のうち左側の一部の範囲であり、撮像済み画像のうち撮像部22の左側の一部の領域で撮像された範囲を表示する領域である。右側領域822は、撮影済み画像のうち右側の一部の範囲であり、撮像済み画像のうち撮像部22の右側の一部の領域で撮像された範囲を表示する領域である。左側領域821と右側領域822に表示される表示範囲の位置と拡大倍率は、前述のS321〜S329の2点拡大表示中に調整された最新の値であり、最後にS323で記録された倍率、最後にS327またはS329で記録された表示範囲の位置と同等である。左側領域821と右側領域822に表示された表示範囲は、撮影済み画像のうち同じ高さの領域となっている。ガイド823はクイックレビューでの2点拡大を解除するための操作部材(操作方法)を示すガイダンス表示である。拡大位置ガイド830は、撮影済み画像全体における、左側領域821と右側領域822に拡大表示している部分を示すガイドである。左側インジケーター831は撮像済み画像全体における左側領域821に表示されている範囲を示している。右側インジケーター832は撮影済み画像全体における右側領域822に表示されている範囲を示している。撮影前に2点拡大表示を行って水平が合うようにカメラの姿勢を調整して撮影を行っても、シャッターボタン61を押す力や、その他の要因により撮影処理際に姿勢が傾いてしまう場合がある。図8(e)に示すような2点拡大クイックレビューを行うことにより。このような意図しない傾きが発生することなく水平に撮影が行えたか否かを、撮影直後に家訓することが可能となる。図8(e)の例では、被写体である建物の左側の水平線841と右側の水平線842がややずれていることが見てわかるため、厳密に水平には撮影できてないことがわかり、撮り直しが必要であることをユーザーが認識できる。なお、S601で2点拡大QR表示を行うとともに、2点拡大QR表示を自動的に終了させるまでの時間であるT1の計測を開始する。
S602では、システム制御部50は、操作部70に含まれるいずれかの操作部材に対する有効な操作(クイックレビュー表示している画像に関する操作)があったか否かを判定する。なんらかの操作があった場合はS603に進み、無操作である場合はS604に進む。
S603では、システム制御部50は、2点拡大QR表示を行ってから計測していたT1を計るタイマーの計時を停止する。これにより、2点拡大QR表示は自動的には終了せず、クイックレビュー表示の解除操作が無い限りT1の経過後も2点拡大QR表示を維持(保持)するクイックレビューホールド状態となる。続いて、S610以降に進み、S602で検知した操作に応じた処理、及びその後行われる操作に応じた処理を行う。なお、2点拡大QR表示中にクイックレビューホールド状態となったことに応じて、アクティブ枠、中央マーカー、アクティブ枠切り替えのガイド、左側インジケーターと右側インジケーターのうち何れがアクティブかを示す表示を行うようにしてもよい。そして、アクティブ枠の切り替え、拡大位置(表示範囲)の移動、倍率変更の操作を受付可能な状態としてもよい。操作方法は前述の図3のS321〜S329で説明したものと同様である。
S604では、システム制御部50は、2点拡大QR表示を自動的に終了させるまでの時間であるT1が経過したか否かを判定する。T1は例えば2秒である。T1の値は、ユーザーがメニュー画面などから予め任意の時間に設定できても良いし、所定の時間であっても良い。また、ユーザーが設定できる値として「2点拡大QRホールド」があっても良く、この場合は2点拡大QR表示を開始してもT1の計測を行うことなく、S610に進むものとする。S604でT1が経過したと判定した場合はS605に進み、そうでない場合はS602に戻る。
S605では、システム制御部50は、2点拡大QR表示を解除し、クイックレビューの表示形態を、通常QR表示とする。この処理は、図3のS337と同様であり、図8(a)〜(c)のいずれかの表示形態となる。ただし、この場合はユーザーの操作によって通常QR表示から再度2拡大QR表示に遷移することが可能である。そのことを示すために、図8(d)に示すように、クイックレビュー表示中に2点拡大表示へ遷移可能であることを示すガイド812を表示する。図8(d)は、通常QRモード1の場合にガイド812を表示した例であるが、通常QRモード2,3の場合にも同様にガイド812が表示される。なお、ガイド812は、クイックレビューホールド状態になって所定時間(例えば3秒)が経過したら非表示とするようにしてもよい。また、S605で通常QR表示を開始するとともに、通常QR表示を自動的に終了させるまでの時間であるT2の計測を開始する。
S602では、システム制御部50は、操作部70に含まれるいずれかの操作部材に対する有効な操作(表示されている画像に関する操作)があったか否かを判定する。なんらかの操作があった場合はS607に進み、無操作である場合はS608に進む。
S607では、システム制御部50は、通常QR表示を行ってから計測していたT2を計るタイマーの計時を停止する。これにより、通常QR表示は自動的には終了しないクイックレビューホールド状態となる。続いて、S610以降に進み、S606で検知した操作に応じた処理、及びその後行われる操作に応じた処理を行う。
S608では、システム制御部50は、通常QR表示を自動的に終了させるまでの時間であるT2が経過したか否かを判定する。T2は例えば2秒である。T2の値は、ユーザーがメニュー画面などから予め任意の時間に設定できても良いし、所定の時間であっても良い。また、ユーザーが設定できる値として「通常QRホールド」があっても良く、この場合は通常QR表示を開始してもT2の計測を行うことなく、S610に進むものとする。S608でT2が経過したと判定した場合は処理を終了して図3のS321に進み、そうでない場合はS606に戻る。
S610では、システム制御部50は、表示している撮影済み画像の画像ファイルに属性を付与する操作があったか否かを判定する。付与可能な属性としては例えばプロテクト属性や、お気に入り度(レーティング情報)がある。例えば操作部70に含まれるプロテクトボタンを押下することでプロテクト属性を付与することができる。属性を付与する操作があったと判定するとS611に進み、そうでない場合はS612に進む。S611では、システム制御部50は、操作に応じた属性情報を表示している記録済み画像の画像ファイルにメタデータとして記録する。
S612では、システム制御部50は、2点拡大QR表示と通常QR表示とを切り替える操作があったか否かを判定する。例えば、アクティブ枠切り替えボタン70の押下や、Qボタン70cの押下、ガイド812、ガイド823をタッチする操作で2点拡大QR表示と通常QR表示とを切り替えることができるものとするが、これらの操作に限るものではない。2点拡大QR表示と通常QR表示とを切り替える操作があった場合はS613に進み、そうでない場合はS614に進む。S613では、システム制御部50は、2点拡大QR表示と通常QR表示とを切り替える。すなわち、2点拡大QR表示でホールドされていた場合は通常QR表示に切り替え、通常QR表示でホールドされていた場合は2点拡大QR表示に切り替える。
S614では、システム制御部50は、表示されている撮影済み画像を消去(削除)する操作があったか否かを判定する削除する操作があった場合はS615に進み、そうでない場合はS616に進む。削除する操作は、例えば操作部70に含まれる削除ボタンの押下である。S615では、表示されている撮影済み画像の画像ファイルを記録媒体200から削除する。
S714では、システム制御部50は、QR表示の終了操作があったか否かを判定する。QR表示の終了操作があった場合はQR表示を終了して図3のS321へ進み、そうでない場合はS610に戻り処理を繰り返す。QR表示の終了操作とは例えば、メニューボタン70eの押下、シャッターボタン61の半押しなどである。
上記のように、2点拡大QR表示によれば、撮影前の撮影待機状態と撮影後の画像確認において、同様の2点拡大表示形式で画像を確認することができ、シャッターボタンの押下などで撮影時に発生した振動が撮影画像に影響したか否かをすぐに確認できる。影響が確認できた場合は、すぐに再撮影をすることができるので、ユーザーにとってより便利になる。また、上述の通り、所定時間T1の経過により2点拡大QR表示から通常QR表示に遷移する。従って2点拡大QR表示で被写体の水平方向のズレを確認するとともに、通常QR表示で撮影画像全体の様子を確認することができる。この間にユーザーがデジタルカメラ100に触れる必要がないので、三脚等に設置して調整したデジタルカメラ100の水平姿勢が不用意にずれてしまうことがない。また、ユーザー操作があった場合は所定時間で2点拡大表示から通常画像再生表示に戻ることをしないので、2点拡大表示を続けたい場合にはじっくりと確認することができる。
なお、図6のS601では、アクティブ枠、アクティブ領域の中央マーカー、アクティブ枠切り替えのガイド、左側インジケーターと右側インジケーターのうち何れがアクティブかを示す表示は行わない例を説明した。ただしこれに限るものではなく、図5(a)〜図5(f)と同様に、アクティブ枠、中央マーカー、アクティブ枠切り替えのガイド、左側インジケーターと右側インジケーターのうち何れがアクティブかを示す表示をしてもよい。
図7に、前述の図3のS307の再生モード処理(再生制御)の詳細フローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。
S701では、システム制御部50は、記録媒体200から表示すべき画像を読み込む。再生モードに遷移してから最初に表示すべき画像は、記録媒体200に記録された最新の画像(最後に撮影された画像)、あるいは前回最後に再生表示していた画像であるものとする。
S702では、システム制御部50は、S701で読み込んだ画像の属性情報として2点拡大情報が記録されているか否かを判定する。2点拡大情報とはS335で画像に付与された情報である。2点拡大情報が含まれる場合はS703に進み、そうでない場合はS720に進む。
S703では、システム制御部50は、表示部28において、2点拡大ガイド付きで画像の再生表示をする。2点拡大ガイド付きでの画像の再生表示は、前述の図8(d)と同様の表示形態である。表示部28には、記録媒体200から読み込んだ撮影済み画像807の全体が表示される。また、撮影済み画像807とともに、2点拡大情報が付与された画像であることを示すガイド812を表示する。ユーザーは、ガイド812の表示を見て、2点拡大表示指示を行えば、撮影時に2点拡大表示をして撮影した画像であること、及び、撮影時と同様の拡大位置と倍率で2点拡大表示を行えることがわかる。
S704では、システム制御部50は、2点拡大表示を行う指示操作があったか否かを判定する。2点拡大表示を行う指示操作があった場合はS705に進み、そうでない場合はS711に進む。2点拡大表示を行う指示操作とは、例えばアクティブ枠切り替えボタン70の押下、ガイド812のタッチなどがある。
S705では、システム制御部50は、2点拡大表示を行う。図8(f)に、再生モードにおける2点拡大表示の表示例を示す。左側領域821には、再生した撮影済み画像の左側の一部領域が拡大表示され、右側領域822には、同じ撮影済み画像の右側の一部領域が拡大表示される。左側領域821と右側領域822に初期表示される表示範囲の位置と拡大倍率は、属性情報として記録された2点拡大情報に基づいて決まる。すなわち、撮影時に前述のS321〜S329の2点拡大表示中に調整された最新の値であり、最後にS323で記録された倍率、最後にS327またはS329で記録された表示範囲の位置と同じである。再生モードにおける2点拡大表示では、図5(a)〜図5(f)と同様、アクティブ枠825、中央マーカー827、アクティブ枠切り替えのガイド824、左側インジケーターと右側インジケーターのうち何れがアクティブかを示す表示も行われる。そして、アクティブ枠の切替操作、表示範囲の位置の変更操作、拡大倍率の変更操作を、前述のS321〜S329と同様に受け付けるものとする。
S706では、システム制御部50は、画像送りまたは画像戻し操作があったか否かを判定する。画像送り操作または画像戻し操作があった場合はS707に進み、そうでない場はS708に進む。S707では、システム制御部50は、画像送り操作または画像戻し操作に応じた次に表示すべき画像の画像番号を取得する。例えば、1枚画像送りであれば、現在表示している画像の次の画像番号を取得する。そして、S701に進み、次に表示すべき画像を記録媒体200から読み込んで処理を繰り返す。
S708では、システム制御部50は、通常再生表示に戻す操作があったか否かを判定する。通常再生表示に戻す操作があった場はS703に進み、そうでない場合はS706に戻る。通常再生表示に戻す操作は、Qボタン70cの押下またはガイド823のタッチであるものとする。
S711では、その他の操作があったか否かを判定する。その他の操作があったと判定した場合はS712でその他の操作に応じた処理を行い、そうでない場合はS713に進む。その他の操作に応じた処理として、画像の拡大縮小、マルチ画面への遷移、画像削除、レーティング情報付与、転送などがあるが、詳細は省略する。
S713では、システム制御部50は、画像送りまたは画像戻しの操作があったか否かを判定する。画像送りまたは画像戻しの操作があった場はS714に進み、そうでない場はS715に進む。S714の処理はS707と同様であるので説明を省略する。
S715では、システム制御部50は、再生モード処理の終了イベントがあったか否かを判定する。終了イベントには例えば、撮影モードに遷移するイベント、電源をオフするイベントなどがある。終了イベントがあった場合は再生モード処理を終了し、そうでない場合はS704に進んで処理を繰り返す。
一方、S720では、システム制御部50は、表示部28に通常の再生表示を行う。通常の再生表示では、2点拡大情報が付加されていない画像の表示であるため、ガイド812は表示されない。それ以外はS703の処理と同様である。
S721〜S725の処理は、前述したS711〜S715の処理と同様であるため説明を省略する。
上記のように本施例によれば、撮影後の画像の確認手段として2点拡大表示を行い、撮影前に合わせた水平が保たれているか否かをユーザーがより正確に確認できる。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、2点拡大表示を行うことのできる撮像制御装置であれば適用可能である。すなわち、本発明はカメラ機能を有するパーソナルコンピュータやPDA、カメラ付き携帯電話端末やカメラ付きの携帯型の画像ビューワ、カメラ付き音楽プレーヤー、カメラ付きゲーム機、カメラ付き電子ブックリーダーに適用可能である。また、カメラ付きタブレット端末、カメラ付きスマートフォン、カメラ機能とディスプレイを備える家電装置や車載装置などに適用可能である。また、デジタルカメラ等で撮影したライブビュー画像を有線または無線通信を介して受信して表示し、リモートでデジタルカメラ(ネットワークカメラを含む)を制御するスマートフォンやタブレットPC、デスクトップPCなどの装置にも適用可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (18)

  1. 撮像手段における横方向または縦方向に離れた2つの撮像領域で撮像されたライブビュー画像を表示手段に並べて表示する2点拡大表示を行うように制御する表示制御手段と、
    前記2点拡大表示でのライブビュー画像の表示を行っている際に行われた撮影指示に応じて撮影を行った後、撮影された画像の横方向または縦方向に離れた2つの領域を前記表示手段に並べて表示する2点拡大でのレビュー表示を行うように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする撮像制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記2点拡大表示でのライブビュー画像の表示を行っていない際に撮影指示が行われた場合には、該撮影指示に応じた撮影を行った後、撮影された画像の全体を前記表示手段に表示するレビュー表示を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像制御装置。
  3. 前記レビュー表示を前記2点拡大で行うか否かを設定する設定手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記設定手段で前記レビュー表示を前記2点拡大で行わない設定とされていた場合には、前記2点拡大表示でのライブビュー画像の表示を行っている際に行われた撮影指示に応じて撮影を行った後も、撮影された画像の全体を表示するレビュー表示を行うように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記2点拡大でのレビュー表示を開始して所定時間が経過すると、前記撮影された画像の全体を表示するレビュー表示に自動的に切り換えるように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記2点拡大でのレビュー表示を開始してから無操作のまま所定時間が経過すると前記2点拡大でのレビュー表示を解除し、前記2点拡大でのレビュー表示を開始してから前記所定時間が経過する前に、表示されている画像に関する操作が行われると、前記2点拡大でのレビュー表示を前記所定時間の経過後も維持するように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記2点拡大でのレビュー表示中のユーザーからの操作に応じて、前記撮影された画像の全体を表示するレビュー表示に切り替えるように制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  7. 前記2点拡大でのレビュー表示で表示される前記2つの領域は、撮影直前のライブビュー画像での前記2点拡大表示で表示されていた表示範囲の位置と倍率に基づくことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の撮像制御装置。
  8. ライブビュー画像での前記2点拡大表示における2つの領域のうちいずれかを選択する選択手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、ライブビュー画像での前記2点拡大表示においては前記選択手段で選択された領域がいずれであるかを示す表示を行い、前記2点拡大でのレビュー表示においては並べて表示された2つの領域の何れが選択されているかを示す表示を行わないように制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記2点拡大表示でのライブビュー画像の表示を行っている際に行われた撮影指示に応じて撮影を行うと、撮影された画像の属性情報として、前記2点拡大表示でのライブビュー画像の表示を行っていたことを示す情報を記録するように制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  10. 記録媒体に記録された画像を再生して表示するように制御する再生制御手段を更に有し、
    前記再生制御手段は、再生する画像に前記情報が属性情報として記録されている場合には、前記再生する画像の横方向または縦方向に離れた2つの領域を前記表示手段に並べて表示する2点拡大での再生表示を行うように制御することを特徴とする請求項9に記載の撮像制御装置。
  11. 撮像手段における横方向または縦方向に離れた2つの撮像領域で撮像されたライブビュー画像を表示手段に並べて表示する2点拡大表示を行うように制御する表示制御手段と、
    前記2点拡大表示でのライブビュー画像の表示を行っている際に行われた撮影指示に応じて撮影を行うと、撮影された画像の属性情報として、前記2点拡大表示でのライブビュー画像の表示を行っていたことを示す情報を記録するように制御する制御手段と、
    記録媒体に記録された画像を再生して表示するように制御する再生制御手段であって、再生する画像に前記情報が属性情報として記録されている場合には、前記再生する画像の横方向または縦方向に離れた2つの領域を前記表示手段に並べて表示する2点拡大での再生表示を行うように制御する再生制御手段と
    を有することを特徴とする撮像制御装置。
  12. 前記再生制御手段は、再生する画像に前記情報が属性情報として記録されている場合には、前記2点拡大での再生表示が行えることを示すガイドを再生した画像と共に表示し、ユーザーからの2点拡大での再生表示を行う指示操作があった場合に、前記2点拡大での再生表示を行うように制御することを特徴とする請求項10または11に記載の撮像制御装置。
  13. 前記再生制御手段は、再生する画像に前記情報が属性情報として記録されていない場合には、前記ガイドを表示しないように制御することを特徴とする請求項12に記載の撮像制御装置。
  14. 前記情報は、撮影直前のライブビュー画像での前記2点拡大表示で表示されていた表示範囲の位置に対応する情報を含み、前記再生制御手段は、前記2点拡大での再生表示を行う際に、再生する画像のうち、前記情報に基づく位置の2つの領域を前記表示手段に並べて表示するように制御することを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  15. 撮像手段における横方向または縦方向に離れた2つの撮像領域で撮像されたライブビュー画像を表示手段に並べて表示する2点拡大表示を行うように制御する表示制御ステップと、
    前記2点拡大表示でのライブビュー画像の表示を行っている際に行われた撮影指示に応じて撮影を行った後、撮影された画像の横方向または縦方向に離れた2つの領域を前記表示手段に並べて表示する2点拡大でのレビュー表示を行うように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする撮像制御装置の制御方法。
  16. 撮像手段における横方向または縦方向に離れた2つの撮像領域で撮像されたライブビュー画像を表示手段に並べて表示する2点拡大表示を行うように制御する表示制御ステップと、
    前記2点拡大表示でのライブビュー画像の表示を行っている際に行われた撮影指示に応じて撮影を行うと、撮影された画像の属性情報として、前記2点拡大表示でのライブビュー画像の表示を行っていたことを示す情報を記録するように制御する制御ステップと、
    記録媒体に記録された画像を再生して表示するように制御する再生制御ステップであって、再生する画像に前記情報が属性情報として記録されている場合には、前記再生する画像の横方向または縦方向に離れた2つの領域を前記表示手段に並べて表示する2点拡大での再生表示を行うように制御する再生制御ステップと
    を有することを特徴とする撮像制御装置の制御方法。
  17. コンピュータを、請求項1乃至14のいずれか1項に記載された撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  18. コンピュータを、請求項1乃至14のいずれか1項に記載された撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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