JP2017174029A - 画像表示装置 - Google Patents

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Hiroyasu Sugihara
寛康 杉原
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Abstract

【課題】タッチパネルの入力方式において、重畳表示された画像に対し、直感的な操作を可能にした画像表示装置を提供すること。【解決手段】画像を表示する表示手段と、前記表示手段の表示面のタッチ操作を検知する表示面操作手段と前記表示手段の裏面側に配され、タッチ操作を検知する裏面操作手段とを有し、前記表示手段によって、画像が重畳表示された際に、前記重畳表示の表示面側に表示された画像の操作を前記表示面操作手段に割り当て、前記重畳表示の裏面側に表示された画像の操作を前記裏面操作手段に割り当てることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、画像表示装置に関し、特にタッチ式の操作手段を有する画像表示装置に関する。
近年の機器には、タッチパネルを用いた入力方式を取り入れた機器が多く存在する。入力にタッチパネルを用いることで、ジェスチャ入力等の直感的な入力を行うことができる。ジェスチャ入力とは、あらかじめ決められた動作を特定の機器の操作に対応づけておき、タッチパネルに対し、ペンや指でジェスチャを入力することで特定の操作を実行する入力方式である。上記の入力方式を用いて、タッチパネルによるAF枠の指定、および、メニュー操作が実施されている。
ライブビューで表示された被写体像の任意の部分を指、もしくはペンで軽くたたく(以下、タップと称する)と、タップした箇所をAF枠として指定することができる。また、タッチによる撮影作動ON/OFFなどのアイコンが、ライブビュー画像に重畳表示されている。前記アイコンはライブビュー画像を隠さないよう、また、AF枠指定可能な領域と重畳しないように、小さく表示されている。
しかしながら、アイコンとその反応領域が小さいためにアイコンのタッチ操作がしづらく、不便であった。また、メニューによっては所定のアイコンをタッチしなければ、メニュー選択に移行できず、操作が煩雑であった。
特許文献1には、表示面のタッチパネルの裏面にもタッチパネルを配し、双方のタッチパネルの操作によって、表示画像の拡大、回転といった画像処理を行う方法が開示されている。同方法を用いることで、メニューアイコンを選択することなく、表示画像の表示切替が可能になっている。
特開2011−76233号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された従来技術では、表示面タッチパネルと裏面タッチパネルのジェスチャ入力の組合せによって所定の処理を行うため、選択可能なメニューが限られている。また、重畳表示された画像に対して、表示面と裏面のタッチパネルを利用した操作方法が提案されていない。
そこで、本発明の目的は、タッチパネルの入力方式において、重畳表示された画像に対し、直感的な操作を可能にした画像表示装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る画像表示装置は、
画像を表示する表示手段(41)と、前記表示手段の表示面のタッチ操作を検知する表示面操作手段(42)と、前記表示手段の裏面側に配され、タッチ操作を検知する裏面操作手段(44)とを有し、前記表示手段によって、画像が重畳表示された際に、前記重畳表示の表示面側に表示された画像の操作を前記表示面操作手段に割り当て、前記重畳表示の裏面側に表示された画像の操作を前記裏面操作手段に割り当てることを特徴とする。
本発明によれば、重畳表示された画像に対し、直感的な操作を可能にした画像表示装置を提供することができる。
本実施例における画像表示装置の一例であるデジタルカメラの外観図である。 本実施例における画像表示装置の一例であるデジタルカメラの外観図である。 本実施例における画像表示装置の一例であるデジタルカメラの外観図である。 本実施例における画像表示装置の一例であるデジタルカメラ表示部の可動方向を示す図である。 (a)(b)(c)(d)は、それぞれ、本実施例における画像表示装置の一例であるデジタルカメラ表示部の可動形態を示す図である。 本実施例における画像表示装置の一例であるデジタルカメラのブロック図である。 本実施例におけるLVモードの表示画面の一例を示す図である。 本実施例におけるLVモードにおいてメニュー操作のフローチャートの一例を示す図である。 本実施例におけるLVモードの合焦枠選択操作のフローチャートの一例を示す図である。 本実施例における画像処理モードの表示画面の一例を示す図である。 本実施例における画像処理モードのフローチャートの一例を示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1の(a)、(b)、(c)に、本発明の画像表示装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。図1の(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1の(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。図1の(c)はデジタルカメラ100の表示ユニット40を開状態にした背面斜視図である。
図1において、表示ユニット40は画像や各種情報を表示するユニットであり、ヒンジ部43によって、開閉方向、上下反転方向の2軸で回転可能に支持されている。
表示ユニット40は液晶等で構成されるLCDパネル41と、前記LCDパネル41と一体に構成されたタッチパネル42、および、前記表示ユニット40の表示面の反対側に配されたタッチパッド44で構成される。
なお、図1の(b)はタッチパッド44を外側に露出させて、表示ユニット40を収納した状態である。このとき、表示面となるLCDパネル41はデジタルカメラ100の本体と対向して隠されている。また、図1の(c)は、図1の(b)の状態からヒンジ部43を中心に表示ユニット40を回動させて開いた状態である。このとき、表示ユニット40の表示面となるLCDパネル41が撮影者から見えるように対向している。
シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。
モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。
メイン電子ダイヤル71は回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。
電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のONおよびOFFを切り替える操作部材である。
十字キー74は、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な十字キーである。十字キー74の押した部分に応じた操作が可能である。
SETボタン75は押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。
LVボタン76は、静止画撮影モードにおいてライブビュー(以下、LV)のONとOFFを切り替えるボタンである。動画撮影モードにおいては、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。
拡大ボタン77は、撮影モードのライブビュー表示において拡大モードのON、OFF、および拡大モード中の拡大率の変更を行うための操作ボタンである。再生モードにおいては再生画像を拡大し、拡大率を増加させるための拡大ボタンとして機能する。
再生ボタン78は、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン78を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200に記録された画像のうち最新の画像を表示ユニット40に表示させることができる。
クイックリターンミラー12は、システム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。
カメラ側通信端子10はデジタルカメラ100がレンズ側(着脱可能)と通信を行うための通信端子である。
接眼ファインダ16はフォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認を行うための覗き込み型のファインダである。
蓋202は記録媒体200を格納ひたスロットの蓋である。
グリップ部90は、ユーザがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
図2を参照して、デジタルカメラ100に対する表示ユニット40の可動方向について説明する。
図2において、表示ユニット40は、ヒンジ部43(連結部)を介して、本体部110に対して、図示の開閉方向、上下反転方向の2軸で回転可能である。
図4で後述されるパネル状態検出部45は、表示ユニット40が開閉方向に所定の角度以上、デジタルカメラ100の本体から開いた状態を開状態、それ以外の状態を閉状態とする検出結果を、同じく図4で後述されるシステム制御部50に出力する。またパネル状態検出部45は、表示ユニット40が上下回転方向に所定の角度以上、上方向にあるいは下方向に回転した状態を反転状態、それ以外の状態を正位置状態とする検出結果をシステム制御部50に出力する。
パネル状態検出部45は少なくとも、図3に示す位置関係を検出可能である。
正位置収納状態(図3(a)):表示ユニット40が正位置状態で、かつ閉状態である状態。表示ユニット40の表示面(LCDパネル41側)がデジタルカメラ100の本体と対向して収納されており、背面のタッチパッド44が露出する姿勢である。
正位置開状態(図3(b)):表示ユニット40が正位置状態で、かつ開状態である状態。正位置収納状態から、表示ユニット40を、開閉方向に略180°開いた状態である。表示ユニット40の表示面がカメラの撮像面と反対側を向き、撮影者がグリップ部90を右手で把持した場合に表示ユニット40の表示面が撮影者から見えるように対向する姿勢である。
反転開状態(図3(c)):表示ユニット40が反転状態で、かつ開状態である状態。正位置開状態から、表示ユニット40を、上下反転方向に略180°回転した状態である。表示ユニット40の表示面がデジタルカメラ100の撮像面と同じ側を向き、撮影者がグリップ部90を右手で把持した場合に表示ユニット40の表示面が被写体側から見える姿勢であり、撮影者側からは表示ユニット40の背面(タッチパッド44側)が見えることになる。
反転収納状態(図3(a)):表示ユニット40が反転状態で、かつ閉状態である状態。反転開状態から、表示ユニット40を、開閉方向に略180°閉じた状態である。表示ユニット40が、表示面を露出させた状態で、デジタルカメラ100の本体に収納されており、タッチパッド44面は、デジタルカメラ100に対向した姿勢である。
なお、本発明における操作方法は、図3(b)の正位置開状態で操作することを想定している。
図4は本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図4において、レンズユニット150は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。
レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略して一枚のレンズのみで示している。
レンズ側通信端子6はレンズユニット150がデジタルカメラ100側と通信を行うための通信端子であり、カメラ側通信端子10はデジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行うための通信端子である。
レンズユニット150は、このレンズ側通信端子6、および、カメラ側通信端子10を介してシステム制御部50と通信し、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り102の制御を行い、AF駆動回路3を介して、レンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
AEセンサ17は、レンズユニット150を通した被写体の輝度を測光する。
焦点検出部11は、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する。システム制御部50はそれに基づいてレンズユニット150を制御し、位相差AFを行う。
クイックリターンミラー12(以下、ミラー12)は、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。ミラー12は、レンズ103から入射した光束をファインダ16側と撮像素子部22側とに切替えるためのミラーである。ミラー12は通常時はファインダ16へと光束を導くよう反射させるように配されているが、撮影が行われる場合やライブビュー表示の場合には、撮像素子部22へと光束を導くように上方に跳ね上がり光束中から待避する(ミラーアップ)。またミラー12はその中央部が光の一部を透過できるようにハーフミラーとなっており、光束の一部を、焦点検出を行うための焦点検出部11に入射するように透過させる。
撮影者は、ペンタプリズム14とファインダ16を介して、フォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認が可能となる。
シャッター101は、システム制御部50の制御で撮像素子部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。
撮像素子部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像素子部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部25は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部25では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部25ではさらに、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部25およびメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。
メモリ32は、撮像素子部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、LCDパネル41に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換器24は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換してLCDパネル41に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器24を介してLCDパネル41により表示される。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器24においてアナログ変換し、LCDパネル41に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。
52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部はメモリ32、D/A変換器24、LCDパネル41等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像素子部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、LCDパネル41に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面がLCDパネル41に表示される。利用者は、LCDパネル41に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて各種設定を行うことができる。
操作部70は、ユーザからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、少なくとも以下の操作部が含まれる。タッチパネル42、タッチパッド、シャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、LVボタン76、拡大ボタン77、再生ボタン78。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果およびシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。
記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
なお、操作部70の一つとして、LCDパネル41に対する接触を検知可能なタッチパネル42が含まれている。タッチパネル42とLCDパネル41とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル42を光の透過率がLCDパネル41の表示を妨げないように構成し、LCDパネル41の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル42における入力座標と、LCDパネル41上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザがLCDパネル41上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。
また、前述のとおり、表示ユニット40の表示面と反対面に、検知可能なタッチパッド44を有する。タッチパッド44はタッチパネル42と同様、タッチパッド44における入力座標と、LCDパネル41上の表示座標とが対応付けられている。これにより、ユーザがLCDパネル41の表示を裏面から操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。
システム制御部50はタッチパネル42、および、タッチパッド44への以下の操作を検出できる。タッチパネル42を指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。タッチパネル42を指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。タッチパネル42を指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブと称する)。タッチパネル42へ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。タッチパネル42に何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。これらの操作や、タッチパネル42上に指やペンが触れている位置座標はシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル42上にどのような操作が行なわれたかを判定する。
タッチダウンとタッチアップの操作が所定以下の短時間で行われる操作をタップと呼ぶ。タップは、指でタッチパネル42を軽く1回たたく操作である。
また、所定の時間内にタップ操作を2回行うことをダブルタップと呼び、指でタッチパネル42を軽く2回たたく操作である。
また、所定以上の時間タッチオンされる操作をロングタップと呼び、タッチパネル42の任意の一箇所を長押しする操作である。
ムーブについてはタッチパネル42上で移動する指やペンの移動方向について、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル42上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。
またタッチパネル42上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル42上を指ではじくように素早くなぞる操作である。
所定距離以上を、所定速度以上でムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。
また、所定距離以上を、所定速度未満でムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。
前記のタップ、ダブルタップ、ロングタップ、フリック、ドラッグなどの操作を総じて、ジェスチャと呼ぶ。上記の操作方法は、タッチパネル42とタッチパッド44で共通である。タッチパネル42、およびタッチパッド44は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のうちいずれの方式のものを用いても良い。
(実施例1)
図5はLVモード時にLCDパネル41に表示される画面を例示している。LCDパネル41には、撮像素子部22で撮像されD/A変換器24等を介したライブビュー画像501が表示され、電子ビューファインダとして機能している。
ライブビュー画像501の上に、各種メニューのボタンが重畳表示されている。画面左上から、AF機能を選択にするAFボタン502、AE機能を選択するAEボタン503、ホワイトバランス機能を選択するホワイトバランスボタン(以下、WBボタン)504が表示されている。また、画面右上から、単写、連写などのドライブモードを選択するドライブモードボタン505、記録画質を選択する記録画質ボタン506、タッチ操作で合焦から撮像まで自動に行うタッチシャッターの機能を選択するタッチシャッターボタン507が表示されている。なお、これらのメニューボタンは、あたかもライブビュー画像501の前面に積層されているかのように表示されている。一方、表示ユニット40裏面のタッチパッド44がタップされた箇所に応じ、表示面の相当箇所へAF枠508が矩形枠で表示される。
各メニューボタンの操作について説明する。
表示面のタッチパネル42から、表示の各メニューボタンのタップ操作を行うと、各メニューに応じた機能切替が行われる。
AFボタン502がタッチパネル42上でタップされると、AFの測距エリアの切替を行う。測距エリアは、AF枠508と同等の領域を測距エリアとする「1点AF」、1点AFよりも狭い領域を測距エリアとする「スポット1点AF」、1点AFの周辺領域も測距エリアとする「領域拡大AF」等の複数の測距エリアが予め用意されており、タップ操作の度に順次、測距エリアが切り替わる。なお、AFボタン502のアイコンは測距エリア毎に用意されており、選択された測距エリアに応じて変更される。
同様にAEボタン503がタッチパネル42上でタップされると、AEの測光特性の切替を行う。測光特性の切替は、被写体画像の中央部の所定領域を測光エリアとする「部分測光」、部分測光よりも狭い領域を測光エリアとする「スポット測光」、中央部に重点を置いて、画面全体を平均的に測光する「中央部重点平均測光」等の複数の測光特性が予め用意されており、タップ操作の度に順次、測光特性が切り替わる。なお、AEボタンのアイコンは測光特性毎に用意されており、選択された測光特性に応じて変更される。
また、WBボタン504がタッチパネル42上でタップされると、ホワイトバランスのモード切替を行う。ホワイトバランスのモード切替は、被写体の光源色温度毎に「太陽光」「日陰」「白熱電球」等、複数のホワイトバランスのモードが予め用意されおり、タップ操作の度に順次、ホワイトバランスが切り替わる。なお、WBボタンのアイコンはモード毎に用意されており、選択されたホワイトバランスモードに応じて変更される。
また、ドライブモードボタン505がタッチパネル42上でタップされると、単写、連写など、撮影ドライブモード切替を行う。ドライブのモード切替は、単写を行う「1枚撮影」、高コマ速で連写を行う「高速連写」、低コマ速で連写を行う「低速連写」、セルフタイマーで撮影を行う「セルフタイマー」等、複数のドライブモードが予め用意されており、タップ操作の度に順次、ドライブモードが切り替わる。なお、ドライブモードのアイコンはモード毎に用意されており、選択されたドライブモードに応じて変更される。
また、記録画質ボタン506がタッチパネル42上でタップされると、記録画質の設定切替えを行う。記録画質の設定切替は、高画質のJPEGファイルで記録する「L(ラージ)」、中程度の画質のJPEGファイルで記録する「M(ミドル)」、低画質のJPEGファイルで記録する「S(スモール)」等、複数の記録画質が予め用意されており、タップ操作の度に順次、記録画質の設定が切り替わる。なお、記録画質のアイコンは設定毎に用意されており、選択された記録画質に応じて変更される。
また、タッチシャッターボタン507はタッチシャッター機能のON/OFF切替えを行う。タッチシャッター機能は、タッチ操作で合焦から撮像まで自動に行う機能である。本実施例においては、AF枠508を選択する裏面のタッチパッド44へのタップ操作によって、AF枠508の位置を指定するとともに、合焦から撮像までの一連の駆動を行う。
タッチシャッターボタン507へのタップ操作の度に、タッチシャッター機能のON/OFF設定が切り替わる。なお、タッチシャッターボタンのアイコンはONとOFF設定でそれぞれ用意されており、選択された設定に応じて変更される。
さらに、表示ユニット40裏面のタッチパッド44がタップされると、ライブビュー画像501内へAF枠508が矩形枠で表示される。AF枠508の表示は、タッチパッド44のタップ位置を表示面へ投影した箇所に表示される。なお、AF枠508はドラッグ操作により、あたかもライブビュー画像501内をも移動選択可能なGUIで構成される。また、AF枠508は各メニューボタンが表示された領域も選択可能である。ユーザが裏面のタッチパッド44より、メニューボタンが表示されている領域をタップ操作した場合、メニューボタンとAF枠508が重畳表示される。この際、AF枠508は、あたかも、メニューボタンの背面で、かつライブビュー画像501の前面に積層されているかのような表示がなされる。
なお、前述の通り、本発明における操作方法は、表示ユニット40の表示面タッチパネル42と、その裏面に配されるタッチパッド44の双方を操作するため、図3(b)の正位置開状態で操作することを想定している。
なお、本発明の実施例においては、メニューボタンへのタップ操作で、各メニューの機能が切り替わるように構成しているが、メニューボタンへのダブルタップ操作にて、各メニューの詳細メニュー画面へ遷移するように構成しても良い。
図6は本発明の実施例のLV撮影モードにおいて表示面タッチパネルの操作を示すフローチャートである。
LVボタン76が押圧され、LVモードに入るとステップS101にてLCDパネル41にライブビュー画像の表示と、ライブビュー画像に重畳してメニューボタンの表示を行う。ライブビュー画像の表示は撮像素子部22で取得した被写体画像データをA/D変換器23を介して、メモリ32に格納し、格納データをD/A変換器24でアナログ信号に変換してLCDパネル41に供給することで行われる。
ステップS101にてライブビュー画像とメニューボタンの表示がなされると、ステップS102へ進み、システム制御部50が表示面のタッチパネル42がユーザより入力されたか否かの判定が行われる。タッチパネル42の入力検知は抵抗膜方式や静電容量方式などの検知方式にてユーザのタッチ操作を検知する。
ステップS102にてシステム制御部50がタッチパネル42の入力を検知すると、ステップS103へ進み、ジェスチャ検知が行われる。ジェスチャ検知は、システム制御部50が、タッチパネル42の入力を検知し、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、フリック、ドラッグのいずれの操作が行われたかを検出する。
ステップS103にてジェスチャ検出が行われると、ステップS104へ進み、メニューボタン領域へタップ操作が行われたか否かの判定が行われる。メニューボタン領域へタップ操作は、システム制御部50がステップS103でのジェスチャ検知結果を元に、LCDパネル41の各メニューボタンを表示している領域へタップ操作がなされたか否かを判定する。
ステップS104にてメニューボタン領域へタップ操作が行われたと判定すると、ステップS105へ進み、各メニューの機能切替を行う。メニューの機能の切替えは前述で説明のとおり、システム制御部50がタップされたメニューボタンに応じて機能の切替えを行う。
ステップS105にて各メニューの機能切替が行われると、ステップS106へ進み、メニューアイコン表示の更新が行われる。メニューアイコンは各メニューの機能ごとに予め用意されたおり、システム制御部50が画像処理部25を介してLCDパネル41に表示されたメニューアイコンを更新する。
ステップS106にてメニューアイコンの更新が行われると、システム制御部50は次の操作が受け付けられるよう、待機する。
図7は本発明の実施例のLV撮影モードにおいて裏面タッチパッドの操作を示すフローチャートである。
LVボタン76が押圧され、LVモードに入るとステップS201にてLCDパネル41にライブビュー画像の表示と、ライブビュー画像に重畳してメニューボタンの表示を行う。ライブビュー画像の表示は撮像素子部22で取得した被写体画像データをA/D変換器23を介して、メモリ32に格納し、格納データをD/A変換器24でアナログ信号に変換してLCDパネル41に供給することで行われる。
ステップS201にてライブビュー画像とメニューボタンの表示がなされると、ステップS202へ進み、システム制御部50が裏面のタッチパッド44がユーザより入力されたか否かの判定が行われる。タッチパッド44の入力検知は抵抗膜方式や静電容量方式などの検知方式にてユーザのタッチ操作を検知する。
ステップS202にてシステム制御部50がタッチパッド44の入力を検知すると、ステップS203へ進み、ジェスチャ検知が行われる。ジェスチャ検知は、システム制御部50が、タッチパッド44の入力を検知し、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、フリック、ドラッグのいずれの操作が行われたかを検出する。
ステップS203にてジェスチャ検出が行われると、ステップS204へ進み、AF枠指定可能領域へタップ操作が行われたか否かの判定が行われる。ここでAF枠指定可能領域とは、既存のコントラストAFが可能である領域であり、ライブビュー画像501が表示された領域と同一である。AF枠指定可能領域へタップ操作の検知は、システム制御部50がタッチパッド44の入力検知を基に判定を実施する。
ステップS204にてAF枠指定可能領域へタップ操作が行われたと判定すると、ステップS205へ進み、タッチシャッター機能がONであるか否かの判定を行う。タッチシャッター機能がONであるか否かは、システム制御部50がその時点でのタッチシャッター機能設定状況を読み取ることで行われる。
ステップS205でタッチシャッター機能がONであると判定されると、ステップS206へ進み、AF枠508の表示の更新と、AF駆動、撮像駆動までの一連の動作を行う。AF枠508の表示更新は、システム制御部50が、タッチパッド44より入力されたタップの座標位置を基に、画像処理部25などを介して、AF枠508をLCDパネル41に表示することで行われる。また、AF駆動は次のように行われる。既存のコントラストAF方式にて、システム制御部50が画像処理部25の情報を基にライブビュー画像501のコントラスト値を検知し、その結果から得られたレンズ駆動量の情報をレンズシステム制御回路4へ伝送する。レンズシステム制御回路4がシステム制御部から受け取った情報を基にAF駆動回路3を駆動させることで、AF駆動が行われる。また、撮像駆動は次のように行われる。AF駆動終了後、システム制御部50がシャッター101を駆動させる。シャッター101の駆動中に撮像素子部22へ蓄積された信号をA/D変換器23を介してメモリ制御部15へ画像データとして伝送される。メモリ制御部15は画像データをメモリ32へ書き込む。一方、撮影結果を表示するため、メモリ制御部15はD/A変換器24を介して、LCDパネル41へ画像データを伝送する。
ステップ206にてAF枠表示の更新、AF駆動、および撮像駆動が行われると、システム制御部50は次の操作が受け付けられるよう待機する。
なお、ステップS205にてタッチシャッター機能がOFFであると判定されると、ステップS210へ進み、AF枠508の表示の更新とのみを行い、システム制御部50は次の操作が受け付けられるよう待機する。
図6、および図7で記載した通り、表示面のタッチパネル42の操作はメニューボタンの操作、裏面のタッチパッドの操作はライブビュー画像501内のAF枠指定の操作に割れ当てられている。このように重畳表示の階層に応じた操作部材の割り当てをすることで、ユーザに直感的な操作を提供することが可能である。
(実施例2)
図8は画像編集モード時にLCDパネル41に表示される画面を例示している。
図8では画像編集モードにて、合成画像として編集したい複数の画像レイヤを既に読み出した状態を示している。画像レイヤは、メモリ32に予め保存された図形や描画、もしくは、撮影画像の一部を切り出した被写体画像などで構成される。
本実施例の画像レイヤの例として、メモリ32に予め保存された円形画像レイヤ801、三角画像レイヤ802、矩形画像レイヤ803を用いて説明する。
画像レイヤの読出しは、メモリ32に保存された複数の画像レイヤ内から、ユーザの十字キー74、SETボタン75操作にて選択された画像レイヤを、システム制御部50が、画像処理部25等を介して、LCDパネル41へ表示することで行われる。画像レイヤは読み出された順に前面側、つまり、表示面側へ重畳表示されていく。図8においては円形画像レイヤ801が最前面、矩形画像レイヤ803が最背面、三角画像レイヤ802は、双方の中間に重畳されているため、画像レイヤは、矩形画像レイヤ803、三角画像レイヤ802、円形画像レイヤ801の順で読み出されたことになる。各画像レイヤは、読み出されたのち、タッチパネル42へのロングタップ操作にて、選択される。ロングタップでの選択の後、タッチパネル42、もしくは、裏面のタッチパッド44へのタップ操作で、重畳順序の変更を行うことが可能である。また、ロングタップ操作での選択後、ドラッグ操作で表示位置を移動することが可能である。
図9は本発明の実施例の画像編集モードにおいて表示面タッチパネル、および、裏面タッチパッドの操作を示すフローチャートである。
操作部の所定操作にて画像編集モードに入ると、ステップS301へ進み、画像レイヤの読出しを行う。画像レイヤの読出しは、メモリ32に保存された複数の画像レイヤ内から、ユーザの十字キー74、SETボタン75操作にて選択された画像レイヤを、システム制御部50が、画像処理部25等を介して、LCDパネル41へ表示することで行われる。
ステップS302にて画像レイヤの読出しが行われると、ステップS302へ進み、システム制御部50が、ユーザより表示面タッチパネル42へ入力がなされたか否かの判定が行われる。タッチパネル42の入力検知は抵抗膜方式や静電容量方式などの検知方式にてユーザのタッチ操作を検知する。ステップS302にてシステム制御部50がタッチパネル42の入力を検知すると、ステップS303へ進み、ジェスチャ検知が行われる。ジェスチャ検知は、システム制御部50が、タッチパネル42の入力を検知し、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、フリック、ドラッグのいずれの操作が行われたかを検出する。
ステップS303にてジェスチャ検出が行われると、ステップS304へ進み、画像レイヤに対し、ロングタップ操作が行われたか否かの判定が行われる。画像レイヤへのロングタップ検知は、システム制御部50がタッチパネル42上でロングタップした位置と、各画像レイヤの表示位置とを検知することで行われる。
ステップS304にて画像レイヤにロングタップされたと検知されると、ステップS305へ進み、ロングタップした画像レイヤの選択表示を行う。画像レイヤの選択表示は、画像レイヤのハイライト表示、輪郭強調表示といった表示で、ユーザによってロングタップされた画像レイヤが選択された旨を表示する。
ステップS305にてロングタップしたレイヤの選択表示が行われると、ステップS306へ進み、タッチパネル42がタップされたか否かを検知する。
ステップS307にてタッチパネル42のタップが検知されると、ステップS308へ進み、選択した画像レイヤの重畳順序を一つ背面側へ移動させる処理が行われる。システム制御部50は画像処理部25、およびメモリ制御部15より、各画像レイヤの重畳順序を読み取ったうえで、選択した画像レイヤの重畳順序を入れ替える。例えば、図8における円形画像レイヤ801がタップ操作にて重畳順序を一つ背面側へ移動した場合、三角画像レイヤ802の背面で、かつ、矩形画像レイヤ803の前面の位置へ移動する。
ステップS308にてシステム制御部50により画像レイヤの重畳順序が移動されると、ステップS309へ進み、重畳表示の更新が行われる。重畳表示の更新は、ステップS308にてシステム制御部50が入れ替えた画像レイヤの重畳順序を基に、LCDパネル41上で、各画像レイヤの重畳表示状態が更新される。
ステップS309にて重畳表示の更新が行わると、システム制御部50は次の操作が受け付けられるよう、待機する。
なお、ステップS306にて表示面タッチパネル42をタップしていないと判断すると、ステップS311へ進み、裏面タッチパッド44がタップされたか否かの検知をする。
ステップS311にてタッチパッド44のタップが検知されると、ステップS312へ進み、選択した画像レイヤの重畳順序を一つ前面側へ移動させる処理が行われる。システム制御部50は画像処理部25、およびメモリ制御部15より、各画像レイヤの重畳順序を読み取ったうえで、選択した画像レイヤの重畳順序を入れ替える。例えば、図8における矩形画像レイヤ803がタップ操作にて重畳順序を一つ前面側へ移動した場合、三角画像レイヤ802の前面で、かつ、円形画像レイヤ801の背面の位置へ移動する。
ステップS312にてシステム制御部50により画像レイヤの重畳順序が移動されると、ステップS313へ進み、重畳表示の更新が行われる。重畳表示の更新は、ステップS312にてシステム制御部50が入れ替えた画像レイヤの重畳順序を基に、各画像レイヤの重畳表示状態が更新される。
図8、および図9で記載した通り、画像処理モードにおいて、画像レイヤの順番を入れ替える操作に対し、表示面のタッチパネル42からのタップ操作で、表示面から奥へ、裏面のタッチパッドのタップ操作で裏面側から手前へ移動する操作方法とした。このように重畳表示の重畳順序変更に対し、表示面からのタッチ操作と裏面からのタッチ操作を利用することで、ユーザに直感的な操作を提供することが可能である。
41 LCDパネル、42 タッチパネル、44 タッチパッド

Claims (4)

  1. 画像を表示する表示手段(41)と、
    前記表示手段の表示面のタッチ操作を検知する表示面操作手段(42)と、
    前記表示手段の裏面側に配され、タッチ操作を検知する裏面操作手段(44)を有し、
    前記表示手段によって、画像が重畳表示された際に、前記重畳表示の表示面側に表示された画像の操作を前記表示面操作手段に割り当て、前記重畳表示の裏面側に表示された画像の操作を前記裏面操作手段に割り当てることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記画像表示装置は、被写体を撮像する撮像手段(22、50、101)と、
    前記撮像手段の機能を選択する、機能選択手段(42、70)を有し、
    前記表示面操作手段で操作可能なように前記重畳表示の表示画像へ前記機能選択手段を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記画像表示装置は、被写体を撮像する撮像手段(22、50、101)と、
    被写体に合焦する合焦手段(3、50、24)と、
    前記合焦手段の合焦エリアを選択する合焦枠選択手段(44、70)を有し、
    前記合焦枠選択手段は、前記裏面操作手段で操作に応じて前記重畳表示の裏面側の表示画像へ合焦枠を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段の表示面のタッチ操作を検知する表示面操作手段(42)と、
    前記表示手段の裏面側に配され、タッチ操作を検知する裏面操作手段(44)を有し、
    前記表示手段によって、複数の画像レイヤが重畳表示された際に、
    画像レイヤを選択する画像レイヤ選択手段(41、44)と、
    前記表示面操作手段と前記裏面操作手段の操作に応じて、画像レイヤの重畳順序を変更する重畳順序変更手段(42、44)を有することを特徴とする画像表示装置。
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WO2021044601A1 (ja) * 2019-09-05 2021-03-11 ソニー株式会社 アプリケーション拡張プログラム、情報処理装置、および方法

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