JP2019169823A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影時の利便性を損なわないタッチ機能を有するカメラ装置を提供する。【解決手段】デジタルカメラ100の外側に配置された外部液晶表示手段43と、外部液晶表示手段と一体的に構成可能なタッチパネル70aと、ユーザーがタッチパネルに接触することを検知するタッチ検出手段70bと、ファインダー内の内部液晶表示手段41と、タッチ操作を許可又は禁止するタッチ操作設定手段を有する。そして、タッチ操作は、外部液晶表示に合わせたタッチ操作と内部液晶表示に合わせたタッチ操作に切り替え可能であって、タッチ操作設定手段により、タッチ操作禁止にした場合は、外部液晶表示に合わせたタッチ操作を禁止して、内部液晶表示に合わせたタッチ操作は禁止しない。【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置に関し、特にタッチパネルを有する撮像装置に関するものである。
従来、表示部とタッチパネルが重なった構成で、表示部に表示しながらタッチするタッチ操作と他の表示部材に表示しながら、タッチパネルをタッチするタッチパッド操作の両機能を持つカメラ装置がある。
通常のタッチ操作は、撮影前や撮影後にカメラ設定の変更や、再生などにより撮影情報を確認することに使用している。
タッチパッド操作は、撮影時に、被写体を確認しながら、測距エリアの変更やカメラ設定を変更することに使用している。また、カメラを持ち歩く時に不用意にタッチパネルにタッチして誤操作をしないように、タッチ機能(タッチ操作とタッチパッド操作)をオフに設定することが可能である。
この他、例えば、特許文献1では、キーボード入力とタッチパッド入力があり、キーボード入力期間中は、タッチパッド入力を無効にする。但し、タッチパッドと同時に使用するキー入力の場合は、タッチパッド入力を有効にすることが開示されている。
特開2004−295727号公報
しかしながら、従来例ではタッチ機能をオフにした場合に、タッチ操作とタッチパッド操作の両方機能をオフにしてしまうと、撮影時に使用することを目的としたタッチパッド操作まで使用できなくなり、撮影時の操作の利便性を損ねてしまう。
また、上述の特許文献に開示された従来技術では、キー入力とタッチパッドの排他関係と一部共有関係を示しており、ユーザーがタッチ機能をオフにすることやオフにした場合のことについての記載はない。
上記目的を達成するために、本発明は、カメラの外側に配置された外部液晶表示手段(図2の28)と、外部液晶表示手段と一体的に構成可能なタッチパネル(図3の70a)と、ユーザーがタッチパネルに接触することを検知するタッチ検出手段(図3の70b)と、ファインダー内の内部液晶表示手段(図3の41)と、タッチ操作を許可又は禁止するタッチ操作設定手段(図6)を持ち、更にタッチ操作は、外部液晶表示に合わせたタッチ操作と内部液晶表示に合わせたタッチ操作(タッチパッド操作)に切り替え可能なカメラ装置で、タッチ操作設定手段(図6)により、タッチ操作禁止にした場合は、外部液晶表示に合わせたタッチ操作を禁止して、内部液晶表示に合わせたタッチ操作(タッチパッド)は、禁止しないことを特徴とする。
タッチ機能をオフにしてもタッチパッド操作は禁止しないので、撮影時の利便性を損なわないカメラ装置を提供することができる。
実施例1のタッチイベントを判定する為のフローチャート図 実施例1又は実施例2のカメラの外観図 実施例1又は実施例2のカメラのブロック図 実施例1又は実施例2のカメラのメインフローチャート図 実施例2のタッチイベントを判定する為のフローチャート図 実施例1又は実施例2のタッチ操作の設定画面
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわるフローチャート図である。
[実施例1]
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。図2(a)、(b)に本発明の撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。図2(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図2(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。図2において、表示部28は画像や各種情報を表示する、カメラ背面に設けられた表示部である。ファインダー外表示部43は、カメラ上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。
モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。端子カバー40は該部機器との接続ケーブルとデジタルカメラ100とを接続する接続ケーブル等のコネクタ(不図示)を保護するカバーである。メイン電子ダイヤル71は操作部70に含まれる回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は操作部70に含まれ、操作部70に含まれる回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどを行える。
十字キー74は操作部70に含まれ、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な十字キー(4方向キー)である。十字キー74の押した部分に応じた操作が可能である。SETボタン75は操作部70に含まれ、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。LVボタン76は操作部70に含まれ、メニューボタンにおいてライブビュー(以下、LV)のONとOFFを切り替えるボタンである。動画撮影モードにおいては、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。拡大ボタン77は操作部70に含まれ、撮影モードのライブビュー表示において拡大モードのON、OFF,及び拡大モード中の拡大率の変更を行うための操作ボタンである。
再生モードにおいては再生画像を拡大し、拡大率を増加させるための拡大ボタンとして機能する。縮小ボタン78は操作部70に含まれ、拡大された再生画像の拡大率を低減させ、表示された画像を縮小させるためのボタンである。再生ボタン79は操作部70に含まれ、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。クイックリターンミラー12は、システム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。
通信端子10はデジタルカメラ100がレンズ側(着脱可能)と通信を行う為の通信端子である。接眼ファインダー16はフォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認を行うための覗き込み型のファインダーである。蓋202は記録媒体200を格納ひたスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザーがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
図3は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。図3において、レンズユニット150は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。
レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略して一枚のレンズのみで示している。通信端子6はレンズユニット150がデジタルカメラ100側と通信を行う為の通信端子であり、通信端子10はデジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行う為の通信端子である。レンズユニット150は、この通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信し、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行い、AF駆動回路3を介して、レンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
AEセンサー17は、レンズユニット150を通した被写体の輝度を測光する。焦点検出部11は、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する。システム制御部50はそれに基づいてレンズユニット150を制御し、位相差AFを行う。
クイックリターンミラー12(以下、ミラー12)は、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。ミラー12は、レンズ103から入射した光束をファインダ16側と撮像部22側とに切替えるためのミラーである。ミラー12は通常時はファインダ16へと光束を導くよう反射させるように配されているが、撮影が行われる場合やライブビュー表示の場合には、撮像部22へと光束を導くように上方に跳ね上がり光束中から待避する(ミラーアップ)。またミラー12はその中央部が光の一部を透過できるようにハーフミラーとなっており、光束の一部を、焦点検出を行うための焦点検出部11に入射するように透過させる。
撮影者は、ペンタプリズム14とファインダー16を介して、フォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認が可能となる。接眼検知部16aは、撮影者がファインダーに接眼したことを検知し、システム制御部50へ通知する。フシャッター101は、システム制御部50の制御で撮像部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。
撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器19を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器19からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器19においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
ファインダー内液晶表示部41には、ファインダー内表示部駆動回路42を介して、現在オートフォーカスが行われている測距点を示す枠(AF枠)や、カメラの設定状態を表すアイコンなどが表示される。ファインダー外液晶表示部43には、ファインダー外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部はメモリ32、D/A変換器19、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、これらのモードのいずれかに直接切り替えられる。
あるいは、モード切替スイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り換えた後に、表示された複数のモードのいずれかを選択し、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
操作部70は、ユーザーからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、少なくとも以下の操作部が含まれる。シャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、LVボタン76、拡大ボタン77、縮小ボタン78、再生ボタン79。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録することが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いることができる。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル70aを有する。タッチ検出部70bは、タッチパネル70aにタッチされたことを検出し、システム制御部50に通知する。またタッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。
更に、タッチパネル70aは、ファインダー内液晶表示部41のタッチパッドとしての操作も可能である。システム制御部50はタッチパネル70aへの以下の操作。あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)。
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)。
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのような操作(タッチ操作)が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。所定距離以上をタッチムーブしたことが検出された場合はスライド操作(ドラッグ)が行なわれたと判定するものとする。
タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作をフリックと呼ぶ。フリックは、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる(ドラッグに続いてフリックがあったものと判定できる)。更に、複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。
ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
図1、図4は、システム制御部50のフローチャート図であり、フローチャート図によりカメラの動作を説明する。図4のステップS401において、システム制御部50は、レジスタの初期化、データの初期化、周辺部の初期化等の初期設定を行う。
ステップS402において、システム制御部50は、操作部70から各種スイッチ検出やタッチパネル70aからのタッチ状態を検出する。ステップS403において、タッチイベント判定を行う。ここで、図1のフローチャートで詳細に説明する。
図1のステップS01において、接眼検知16aから、接眼検知有りの場合(撮影者がファインダーに接眼していると検出された場合)は、ステップS02へ移行し、タッチパッドとして、タッチイベントを有効にする。接眼検知なしの場合は、ステップ03へ移行する。
ステップ03では、タッチパッドとしてのタッチイベントを無効にする。ステップ04において、カメラ設定のタッチ操作が「しない」に設定されていれば、通常タッチとしてのタッチイベントを無効にする。そうでなければ、ステップS06へ移行する。ステップS06において、通常タッチイベントを有効にして、リターンする。ステップS01からステップS06により、接眼検知有りの場合は、カメラ設定のタッチ操作が「しない」に設定されていてもタッチパッドとしてのタッチイベントを有効にすることができる。
図4に戻って、ステップS404において、メニューボタンが押されていれば、ステップS405において、カメラの各種設定を行い、ステップS402の処理に進む。一方、メニューボタンが押されていない場合は、ステップS406の処理に進む。
ここで、図6により、カメラの各種設定の一例として、「タッチ操作」の設定を説明する。図6−Aは、表示部28に表示されるカメラ設定メニュー画面であり、MENU1からMENU4までタブがある。「タッチ操作」は、MENU4のタブにあり、「タッチ操作」が選択されている状態(図6−A)で、SETボタン押し又は、「タッチ操作」へのユーザータッチ操作が行われると、「タッチ操作」の項目が選択されたとして、図6−Bの設定画面に表示が切り替わる。
図6−Bの「≫」で示されているのが、現在選択されている設定であり、十字キー又は、ユーザータッチ操作により「する」や「しない」を選択が可能である。
また、ステップS403でのタッチイベント判定で、「通常タッチとしてのタッチイベント無効」の場合は、タッチイベントを無視するようにしている為、ここでのタッチ操作はできなくなる。
図4に戻って、ステップS406において、SW1とSW2がオフならば、S407へ進み、そうでなければ、S408へ進む。ステップS408において、測光タイマーを6秒に設定する。ステップS409において、装着されたレンズユニット150の各種情報を読み取る。レンズ情報には、レンズ固有情報、焦点距離、絞り値、フォーカスレンズ位置などの情報が含まれている。ステップS410において、被写体に焦点を合わせるために、周知の位相差検出方式による測距演算を行う。
ステップS411において、前述した測距演算によるデータをもとに、レンズ駆動量を算出してレンズを駆動する。また、ステップS407に戻って、測光タイマー中でない場合(6秒が経過した場合)は、ステップS417へ進み。そうでなければ、S412へ進む。ステップS412において、AEセンサー17からの出力、設定されたISO感度、撮影モード等のカメラ設定情報から、シャッタスピード、絞り値等を決定するための測光演算処理を行う。ステップS413において、タッチパッドとしてのタッチイベント情報により、カメラの測距点エリアやカメラ設定を変更する。
ステップS414において、測光演算等により求められたシャッタスピード、絞り値や測距点エリアなどのカメラ設定の情報をファインダー内液晶表示に表示する
ステップS415において、SW2がオンならば、ステップS416において、周知の撮像素子のゲイン設定、蓄積動作および読み出し動作を行うとともに、画像処理、画像書き込み等の静止画の撮影動作を行う。この後、ステップS402の処理に戻る。SW2がオンでなければ、ステップS417へ進む。
ステップS417において、電源スイッチ72がオンならば、ステップS402の処理に戻る。そうでなければ、ステップS418へ進む。ステップS418において、カメラの動作を終了させるために、周辺回路への電源オフの指示やデータの退避等の終了設定を行い、本処理を終了する。
以上説明したように、ユーザー設定のタッチ操作を「しない」に設定しても、通常のタッチ操作は受け付けないが、タッチパッド操作は受け付けるようにしているので、撮影時の操作で利便性が損なわれることはない。
[実施例2]
以下、図2、図3、図4、図5、図6を参照して、本発明の第2の実施例による撮像装置について説明する。図2、図3、図4、図6は、実施例1と同じ為、説明を省略する。図5は、タッチイベント判定フローチャート図で、図4のステップS403で実施される。
図5のステップS501において、測光タイマー中ならば(撮影準備状態ならば)、ステップS502へ移行し、タッチパッドとして、タッチイベントを有効にする。測光タイマー中でなければ、ステップ503へ移行する。ステップ503では、タッチパッドとしてのタッチイベントを無効にする。ステップ504において、カメラ設定のタッチ操作が「しない」に設定されていれば、通常タッチとしてのタッチイベントを無効にする。そうでなければ、ステップS506へ移行する。
ステップS506において、通常タッチイベントを有効にして、リターンする。
ステップS501からステップS506により、測光タイマー中の場合、カメラ設定のタッチ操作が「しない」に設定されていてもタッチパッドとしてのタッチイベントを有効にすることができる。
以上説明したように、ユーザー設定のタッチ操作を「しない」に設定しても、通常のタッチ操作は受け付けないが、タッチパッド操作は受け付けるようにしているので、撮影時の操作で利便性が損なわれることはない。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
28:外部液晶表示
16a:接眼検知部
70a:タッチパネル
70b:タッチ検出部

Claims (3)

  1. カメラの外側に配置された外部液晶表示手段(図2の28)と、外部液晶表示手段と一体的に構成可能なタッチパネル(図3の70a)と、ユーザーがタッチパネルに接触することを検知するタッチ検出手段(図3の70b)と、ファインダー内の内部液晶表示手段(図3の41)と、タッチ操作を許可又は禁止するタッチ操作設定手段(図6)を持ち、更にタッチ操作は、外部液晶表示に合わせたタッチ操作と内部液晶表示に合わせたタッチ操作(タッチパッド操作)に切り替え可能なカメラ装置で、タッチ操作設定手段(図6)により、タッチ操作禁止にした場合は、外部液晶表示に合わせたタッチ操作を禁止して、内部液晶表示に合わせたタッチ操作(タッチパッド)は、禁止しないことを特徴とするカメラ装置。
  2. ユーザーがファインダーに接眼したことを検出する接眼検知手段(図3の16a)を持つ請求項1に記載のカメラ装置で、接眼検知手段(図3の16a)により接眼検知した場合は、タッチ操作は、内部液晶に合わせたタッチ操作(タッチパッド操作)に切り替えることを特徴としてカメラ装置。
  3. 測光状態(図4のS408)を持つ請求項1に記載のカメラ装置で、測光状態中は、タッチ操作は、内部液晶に合わせたタッチ操作(タッチパッド操作)に切り替えることを特徴としてカメラ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3796205A1 (en) 2019-09-18 2021-03-24 Toshiba TEC Kabushiki Kaisha Symbol reading device and non-transitory computer-readable storage medium

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