JP2018083600A - オーナメント取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両ボディから車両用トリムを取り外すことなく、車両用トリムにオーナメントを着脱自在に取り付けることができるオーナメント取付構造を提供する。【解決手段】車両用トリム1(ドアトリム又はクォータトリム)にオーナメント10を取り付けるオーナメント取付構造であって、オーナメント10は車両室内側となる一面側に意匠面を備える板状体であり、車両用トリム1には、オーナメント10を面方向に挿入可能な開口部5と、オーナメント10を所定の取付位置に案内する溝付きガイドレールと、意匠面を車両室内側に露出させる開放部7とが設けられており、溝付きガイドレールはオーナメント10の挿入方向に直交する面方向側の少なくとも一端における外縁部11a又は11cを係合支持し、オーナメント10は溝付きガイドレールに沿ってスライド移動させることによって、開口部5を介して、車両用トリム1に着脱自在に取り付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、オーナメント取付構造に関する。更に詳しくは、車両ボディから車両用トリムを取り外すことなく、車両用トリムにオーナメントを着脱自在に取り付けることができるオーナメント取付構造に関する。
乗用車等の車両においては、車両室内側の高級感を向上させるために、ドアトリムなどに、織物や皮革からなる表皮層(意匠層)を備える板状のオーナメントが内装材として配設されている。
図12及び図13に示すように、従来、このようなオーナメント110は、アッパートリム102、ロアボード103及びアームレスト104等の一般的な構成部品を備えるドアトリム100に対して、車両室外側において、アッパートリム102等の上記構成部品の一部に溶着されたり、ビスで締結されたりすることによって取り付けられている。
しかしながら、このような取付構造である場合、オーナメントの組み付けや交換作業の際には、ドアトリムを車両ボディから取り外す必要があり、上記作業の際には長時間を要するという問題があるため、より簡便な取付構造が求められている。
また、ドアトリムを車両ボディから取り外す必要のないオーナメントの取付構造としては、例えば、嵌合爪が設けられたオーナメントを、車両室内側からドアトリムに設けられた嵌合穴に嵌め込んで固定するタイプの取付構造が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、嵌め込み式の取付構造である場合、乗員が誤って走行中に車両室内側からオーナメントを取り外してしまう可能性があり、安全面において問題がある。
特開2015−89749号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、車両ボディから車両用トリムを取り外すことなく、車両用トリムにオーナメントを着脱自在に取り付けることができるオーナメント取付構造を提供することを課題とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両用トリムにオーナメントを取り付けるオーナメント取付構造であって、
前記車両用トリムは、ドアトリム又はクォータトリムであり、
前記オーナメントは、車両室内側となる一面側に意匠面を備える板状体であり、
前記車両用トリムには、
前記オーナメントを面方向に挿入可能な開口部と、
前記開口部に挿入される前記オーナメントを所定の取付位置に案内する溝付きガイドレールと、
前記オーナメントの意匠面を車両室内側に露出させる開放部と、が設けられており、
前記溝付きガイドレールは、前記オーナメントの挿入方向に直交する面方向側の少なくとも一端における外縁部を係合支持し、
前記オーナメントは、前記溝付きガイドレールに沿ってスライド移動させることによって、前記開口部を介して、前記車両用トリムに着脱自在に取り付けられていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記溝付きガイドレールは、前記オーナメントの挿入方向に直交する面方向側の両端における外縁部を係合支持することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記溝付きガイドレールは、前記オーナメントの挿入方向側の外縁部を係合支持することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記オーナメントの挿入方向側における前記外縁部の他面側には、固定用リブが形成されており、
前記溝付きガイドレールは、前記固定用リブの形成された前記外縁部を嵌合支持することを要旨とする。
本発明のオーナメント取付構造によれば、オーナメントを溝付きガイドレールに沿って面方向にスライド移動させることにより、開口部を介して、車両用トリムに着脱自在に取り付けることができる。そのため、ビスや溶着による車両用トリムへの締結が不要となり、車両ボディから車両用トリムを取り外すことなく、オーナメントの着脱を行うことができる。その結果、車両用トリムに対するオーナメントの着脱に要する作業時間を従来よりも大幅に短縮することができるとともに、構成部品にかかるコストを削減することができる。また、車両ボディから車両用トリムを取り外す工程が不要となるため、その工程に起因する車両ボディの変形や損傷等の不具合の発生を防止できる。更に、車両室内側からはオーナメントを容易に取り外すことができない構造であるため、乗員が誤ってオーナメントを取り外してしまうこともない。
また、溝付きガイドレールが、オーナメントの挿入方向に直交する面方向側の両端における外縁部を係合支持する場合には、オーナメントを溝付きガイドレールに沿ってスムーズにスライド移動させることができ、着脱時の作業性をより向上させることができる。
更に、溝付きガイドレールが、オーナメントの挿入方向側の外縁部を係合支持する場合には、オーナメントを溝付きガイドレールに沿って、所定の取付位置により確実に案内することができる。
また、オーナメントの挿入方向側における外縁部の他面側に固定用リブが形成されており、溝付きガイドレールが固定用リブの形成された外縁部を嵌合支持する場合には、オーナメントがしっかり固定され、振動等によるオーナメントの面方向や厚み方向へのズレを十分に防止することができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
ドアトリムへのオーナメントの取付構造を説明するための模式図である。 図1におけるドアトリムの後端側を説明するための模式図である。 図1におけるオーナメントのA−A線断面を説明するための模式図である。 オーナメントが取り付けられた状態のドアトリムを説明するための模式的な模式図である。 図4におけるドアトリムの後端側を説明するための模式図である。 オーナメントの構成を説明するための模式図である。 図5におけるドアトリムの後端側の一部を拡大した模式図である。 図4におけるB−B線断面を説明するための模式図である。 オーナメント取付構造を説明するための模式図である。 他の形態のオーナメント取付構造を説明するための模式図である。 図10におけるドアトリムの後端側を説明するための模式図である。 従来のオーナメントの車両用トリムへの取付構造を説明するための模式図である。 図12におけるX−X線断面を説明するための模式図である。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
本実施形態に係るオーナメント取付構造は、車両用トリム(1)にオーナメント(10)を取り付けるオーナメント取付構造であって、車両用トリム(1)は、ドアトリム又はクォータトリムであり、オーナメント(10)は、車両室内側となる一面側に意匠面を備える板状体である。また、車両用トリム(1)には、オーナメント(10)を面方向に挿入可能な開口部(5)と、開口部(5)に挿入されるオーナメント(10)を所定の取付位置に案内する溝付きガイドレール(6)と、オーナメント(10)の意匠面を車両室内側に露出させる開放部(7)と、が設けられている。そして、溝付きガイドレール(6)はオーナメント(10)の挿入方向に直交する面方向側の少なくとも一端における外縁部(11(11a、11c))を係合支持し、オーナメント(10)は溝付きガイドレール(6)に沿ってスライド移動させることによって、開口部(5)を介して、車両用トリム(1)に着脱自在に取り付けられている。
上述の形態の場合、例えば、溝付きガイドレール(6)の溝部には、オーナメント(10)の厚み方向及び面方向に対して、それぞれ、所定のクリアランスが設けられている形態を挙げることができる(図7参照)。これにより、オーナメント(10)を溝付きガイドレール(6)に沿ってスムーズにスライド移動させることができ、着脱時の作業性をより向上させることができる。
本実施形態に係るオーナメント取付構造としては、例えば、溝付きガイドレール(6)は、オーナメント(10)の挿入方向に直交する面方向側の両端における外縁部(11(11a、11c))を係合支持する形態を挙げることができる。
本実施形態に係るオーナメント取付構造としては、例えば、溝付きガイドレール(6)は、オーナメント(10)の挿入方向側の外縁部(11(11b))を係合支持する形態を挙げることができる。
本実施形態に係るオーナメント取付構造としては、例えば、オーナメント(10)の挿入方向側(挿入方向の先端側)における外縁部(11(11b))の他面側には、固定用リブ(14)が形成されており、溝付きガイドレール(6)は、固定用リブ(14)の形成された外縁部(11(11b))を嵌合支持する形態を挙げることができる(図6及び図8参照)。
尚、オーナメント(10)のスムーズなスライド移動を妨げないように、上記固定用リブ(14)は、通常、オーナメント(10)の挿入方向に直交する面方向側の両端における外縁部(11(11a、11c))を係合支持する溝付きガイドレール(6)の溝部とは接触しない位置に形成される。
上述の形態の場合、例えば、固定用リブ(14)には、テーパが設けられている形態を挙げることができる。これにより、固定用リブ(14)の形成された外縁部(11(11b))を溝付きガイドレール(6)の溝部に、よりスムーズに嵌合させることができる。
本実施形態に係るオーナメント取付構造としては、例えば、オーナメント(10)の挿入方向に直交する面方向側の少なくとも一端であり、且つ挿入方向の後端側となる外縁部(11(11d))の他面側には、固定用リブ(16)が形成されており、固定用リブ(16)が形成された外縁部(11(11d))が、溝付きガイドレール(6)の溝部に嵌合することにより、オーナメント(10)が車両用トリム(1)に固定される形態が挙げられる(図10及び図11参照)。これにより、オーナメント(10)がしっかり固定され、振動等によるオーナメント(10)の面方向や厚み方向へのズレを十分に防止することができる。
上述の形態の場合、例えば、上記固定用リブ(16)には、テーパが設けられているものとすることができる。これにより、固定用リブ(16)の形成された外縁部(11(11d))を、溝付きガイドレール(6)によりスムーズに嵌合させることができる。
本実施形態に係るオーナメント取付構造としては、例えば、上記開口部(5)を被覆する後端カバー(15)を更に備える形態を挙げることができる(図9参照)。これにより、オーナメント(10)の挿入方向に対する後端側の外縁部(11(11d))及び開口部(5)を十分に保護することができるとともに、オーナメント(10)の不用意なスライド移動を防止することができる。
尚、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
[1]オーナメント取付構造
本実施例に係るオーナメント取付構造として、アッパートリム2、ロアボード3及びアームレスト4を備えるドアトリム1(車両用トリム)に、オーナメント10を取り付ける取付構造を例示する(図1〜図9参照)。
上記ドアトリム1は、図1及び図2に示すように、オーナメント10を車両の前方側となる面方向に挿入可能な開口部5と、この開口部5に挿入されるオーナメント10を所定の取付位置に案内する溝付きガイドレール6と、オーナメント10の意匠面における所定領域を車両室内側に露出させる開放部7と、を備えている。
上記溝付きガイドレール6は、図2に示すように、車両室外側において、オーナメント10の外周形状に合わせて連続的に形成されており、その溝部によって、オーナメント10の挿入方向に直交する面方向側(車両の上下方向側)の両端の外縁部11a、11c、(図1参照)及び挿入方向側(車両の前方側)の外縁部11b(図1参照)を係合支持することができるように配設されている。また、この溝付きガイドレール6における溝部には、図7に示すように、オーナメント10の厚み方向及び面方向に対して、それぞれ、所定のクリアランスが設けられている。
上記開口部5は、図2に示すように、車両の後方側となるドアトリム1の後端部において、車両の上下方向側の溝付きガイドレール6の開放端6a、6bによって構成されている。
上記オーナメント10は、図3及び図6に示すように、板状の基材本体12と、基材本体12の一面側(意匠面側)に配設された表皮層13(側面発光型の光ファイバーが構成糸の一部として織り込まれた織布)と、基材本体12の他面側における開口部5への挿入方向側(車両の前方側)に配設されたテーパを有する固定用リブ14と、を備えている。
そして、図4、図5及び図8に示すように、本実施例のオーナメント取付構造では、ドアトリム1における開口部5にオーナメント10が面方向に挿入された後、溝付きガイドレール6に沿って所定の取付位置までスライド移動されるとともに、固定用リブ14が形成されている先端側の外縁部11bを溝付きガイドレール6の溝部に嵌合されることによって、オーナメント10がドアトリム1に着脱自在に取り付けられている。更に、オーナメント10の後端側(車両の後方側)は、図9に示すように、着脱自在の後端カバー15が取り付けられ、開口部5とともに被覆されている。
[2]実施例の作用効果
本実施例のオーナメント取付構造によると、ドアトリム1へのビスや溶着による締結が不要となり、車両ボディからドアトリム1を取り外すことなく、ドアトリム1に対するオーナメント10の着脱を容易に行うことができる。そのため、表皮層13における光ファイバーが断線したり、表皮層の色調やデザインを変更したりする場合におけるオーナメント10の交換時や、オーナメント10の組み付け時に要する作業時間を、従来の締結を要する取付形態よりも大幅に短縮することができる。更には、オーナメント10の取り付けに関する構成部品にかかるコストを削減することができる。また、オーナメント10の着脱の際に、車両ボディからドアトリム1を取り外す工程が不要となるため、その工程に起因する車両ボディの変形や損傷等の不具合の発生を防止することができる。更に、オーナメント10は溝付きガイドレール6の溝部に係合支持又は嵌合支持されており、開放部7を介して車両室内側からはオーナメント10を取り外すことができない構造となっているため、乗員が誤ってオーナメント10を取り外してしまうこともなく安全である。
また、本実施例のオーナメント取付構造では、溝付きガイドレール6における溝部に、オーナメント10の厚み方向及び面方向に対して、それぞれ、所定のクリアランスが設けられているため(図7参照)、オーナメント10を溝付きガイドレール6に沿ってスムーズにスライド移動させることができ、着脱時の作業性を向上させることができる。
また、本実施例のオーナメント取付構造では、溝付きガイドレール6の溝部によって、オーナメント10の挿入方向に直交する面方向側(車両の上下方向側)の両端における外縁部11a、11cが係合支持されるため、オーナメント10を溝付きガイドレール6に沿ってスムーズにスライド移動させることができ、着脱時の作業性を向上させることができる。
また、本実施例のオーナメント取付構造では、溝付きガイドレール6の溝部によって、オーナメント10の挿入方向側(車両の前方側)の外縁部11bが係合支持されるため、オーナメント10を溝付きガイドレール6に沿って、所定の取付位置に確実に取り付けることができる。
また、本実施例のオーナメント取付構造では、オーナメント10の他面側に固定用リブ14が配設されているため、この固定用リブ14が形成された外縁部11bが溝付きガイドレール6の溝部に嵌合することで、オーナメント10がドアトリム1にしっかりと固定でき、振動等による面方向や厚み方向へのズレを十分に防止することができる(図6及び図8参照)。更には、固定用リブ14にはテーパが設けられているため、溝付きガイドレール6の溝部にスムーズに嵌合させることができる(図6参照)。
また、本実施例のオーナメント取付構造では、オーナメント10の後端側(車両の後方側)に、着脱自在の後端カバー15が取り付けられ、開口部5とともに被覆されているため、開口部5及びオーナメント10の後端部を十分に保護することができる(図9参照)。更には、オーナメント10の不用意なスライド移動を防止することができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例では、オーナメント10の先端側(挿入側)における他面側に固定用リブ14を配設し、溝付きガイドレール6の溝部に嵌合支持されるようにした取付構造を例示したが、これに限定されず、例えば、図10及び図11に示すように、オーナメント10の挿入方向に直交する面方向側(車両の上下方向側)の少なくとも一端であり、且つ挿入方向の後端側となる外縁部11dの他面側に固定用リブ16を配設し、オーナメント10の少なくとも後端側において、溝付きガイドレール6の溝部に嵌合支持されるようにしてもよい。更に、この場合、固定用リブ16には、溝部への嵌合をよりスムーズに行うため、テーパを形成してもよい。
また、上記実施例では、オーナメント10の外周形状に合わせて、ドアトリム1に溝付きガイドレール6が連続的に形成された取付構造を例示したが、これに限定されず、例えば、オーナメントの外周形状の一部に合わせて、溝付きガイドレールが部分的に形成された取付構造としてもよい。
更に、上記実施例では、表皮層13として側面発光型の光ファイバーを備える織布が配設されたオーナメント10の取付構造を例示したが、これに限定されず、例えば、ファブリック、皮革、樹脂シート等の一般的な表皮材が用いられているオーナメントの取付構造としてもよい。
前述の記載は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態を挙げて説明したが、本発明の記述及び図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく、説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料及び実施形態を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、寧ろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形又は変更が可能である。
本発明は、車両用トリム(ドアトリム又はクォータトリム)にオーナメントを取り付けるオーナメント取付構造に関する技術として広く利用される。特に、乗用車、バス、トラック等の車両用トリムに、車両用トリムを車両ボディから取り外すことなく、オーナメントの着脱を可能とするオーナメント取付構造に関する技術として好適に利用される。
1;ドアトリム(車両用トリム)、2;アッパートリム、3;ロアボード、4;アームレスト、5;開口部、6;溝付きガイドレール、6a、6b;開放端、7;開放部、10;オーナメント、11、11a、11b、11c、11d;外縁部、12;基材本体、13;表皮層、14;固定用リブ、15;後端カバー、16;固定用リブ、100;ドアトリム、110;オーナメント、102;アッパートリム、103;ロアボード、104;アームレスト。

Claims (4)

  1. 車両用トリムにオーナメントを取り付けるオーナメント取付構造であって、
    前記車両用トリムは、ドアトリム又はクォータトリムであり、
    前記オーナメントは、車両室内側となる一面側に意匠面を備える板状体であり、
    前記車両用トリムには、
    前記オーナメントを面方向に挿入可能な開口部と、
    前記開口部に挿入される前記オーナメントを所定の取付位置に案内する溝付きガイドレールと、
    前記オーナメントの意匠面を車両室内側に露出させる開放部と、が設けられており、
    前記溝付きガイドレールは、前記オーナメントの挿入方向に直交する面方向側の少なくとも一端における外縁部を係合支持し、
    前記オーナメントは、前記溝付きガイドレールに沿ってスライド移動させることによって、前記開口部を介して、前記車両用トリムに着脱自在に取り付けられていることを特徴とするオーナメント取付構造。
  2. 前記溝付きガイドレールは、前記オーナメントの挿入方向に直交する面方向側の両端における外縁部を係合支持する請求項1に記載のオーナメント取付構造。
  3. 前記溝付きガイドレールは、前記オーナメントの挿入方向側の外縁部を係合支持する請求項1又は2に記載のオーナメント取付構造。
  4. 前記オーナメントの挿入方向側における前記外縁部の他面側には、固定用リブが形成されており、
    前記溝付きガイドレールは、前記固定用リブの形成された前記外縁部を嵌合支持する請求項3に記載のオーナメント取付構造。
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