JP2018083237A - 移動ユニットの劣化判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじの摩耗による劣化を適切に検出すること。【解決手段】ボールねじ及びナットのねじが摩耗していない移動ユニットでスライダを所定距離移動させ、読み取りユニットが読み取った起動基台の最大移動量D1を初期値とする初期値測定ステップと、移動ユニットの劣化を判定する際に、移動ユニットでスライダを所定距離移動させ、読み取りユニットが読み取ったスライダの最大移動量D2を測定する検査ステップと、初期値測定ステップより検査ステップの最大移動量D2が設定した閾値を超えて大きい場合、ねじが摩耗し移動ユニットが劣化したと判定する判定ステップと、を含み、最大移動量D1、最大移動量D2を測定する際は、サーボモータは常に一定のトルクで駆動させる。【選択図】図3B

Description

本発明は、移動ユニットの劣化判定方法に関する。
半導体ウエーハやパッケージ基板などを分割予定ラインに沿って加工する切削装置やレーザー加工装置などの加工装置は、チャックテーブルと、スピンドルやレーザー照射ユニットなどの加工ユニットとを相対移動させるために、ボールねじとモータとナットとを有する直動アクチュエータを備えている。直動アクチュエータは、目盛と読み取りユニットとによって位置補正が可能になっており、高速で所定の位置に移動することができるという利点を有する(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−029952号公報
ボールねじとナットとは、グリスによって摩擦を減らしなめらかに高速移動ができるようになっている。ところが、ボールねじの表面に埃や異物が付着すると、付着した異物がボールねじやナットのねじを摩耗させるおそれがある。ボールねじやナットのねじが摩耗すると、移動体を支持、固定するナットが、ねじが摩耗していない状態より軽い力で移動しやすくなる。これにより、モータの制御でナットを所定の位置に位置付けようとしても、いわゆるオーバーランが発生しやすくなる。オーバーランが発生すると、モータの制御でナットを戻す動作が頻発し、ナットを所定の位置に位置付けるまでに時間を要する。また、オーバーランしたナットを戻す動作が連続すると、ナットが発振しているような状態となり、加工装置による被加工物の加工結果に影響を及ぼすおそれがある。
ボールねじやナットのねじが摩耗した状態でも、グリスを塗布すると、一時的にねじの摩耗が改善した状態と類似の状態となり、ナットの発振が改善することがある。しかし、このような状態で加工を継続すると、グリスの減少に伴って、ねじの摩耗が再発する。この場合、結局は、アクチュエータを交換したり、モータのトルクを調整する必要がある。このように、ねじの摩耗に気づきにくく、根本原因の改善まで時間がかかってしまうという課題もある。
本発明の目的は、ねじの摩耗による劣化を適切に検出することができる移動ユニットの劣化判定方法を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の移動ユニットの劣化判定方法は、被加工物を保持面で保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工する加工ユニットと、該チャックテーブル又は該加工ユニットである移動体を移動可能に支持する移動ユニットと、該移動ユニットに設置されたスケールを読み取るスケール読み取りユニットと、を備え、該移動ユニットは、サーボモータと、ボールねじと、該移動体を支持するナットと、を有する加工装置の該移動ユニットの劣化判定方法であって、該ボールねじ及び該ナットのねじが摩耗していない該移動ユニットで該移動体を所定距離移動させ、該読み取りユニットが読み取った該移動体の最大移動量を初期値とする初期値測定ステップと、該移動ユニットの劣化を判定する際に、該移動ユニットで該移動体を該所定距離移動させ、該読み取りユニットが読み取った該移動体の最大移動量を測定する検査ステップと、該初期値測定ステップより該検査ステップの該最大移動量が設定した閾値を超えて大きい場合、該ねじが摩耗し該移動ユニットが劣化したと判定する判定ステップと、を含み、該最大移動量を測定する際は、該サーボモータは常に一定のトルクで駆動させることをを特徴とする。
また、上記移動ユニットの劣化判定方法において、該判定ステップによる判定結果を報知する報知ステップを含むことができる。
また、上記移動ユニットの劣化判定方法において、該報知ステップは、該判定ステップによる該判定結果が該移動ユニットの劣化である場合、該初期値測定ステップにおいて読み取られた該移動体の最大移動量と、該検査ステップにおいて読み取られた該移動体の最大移動量とを報知することができる。
そこで、本願発明の移動ユニットの劣化判定方法では、ねじの摩耗による劣化を適切に検出することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る劣化判定方法で使用される切削装置の構成例を示す斜視図である。 図2Aは、実施形態に係る劣化判定方法で使用される切削装置のX軸移動ユニットなどを示す平面図である。 図2Bは、実施形態に係る劣化判定方法で使用される切削装置のY軸移動ユニットなどを示す正面図である。 図3Aは、初期値測定ステップにおいて、Y軸ボールねじ及びY軸ナットのねじが摩耗していない状態のY軸スライダの最大移動量を示す概略図である。 図3Bは、検査ステップにおいて、Y軸ボールねじ又はY軸ナットのねじが摩耗した状態のY軸スライダの最大移動量を示す概略図である。
以下、本発明に係る実施形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部の位置関係について説明する。水平面内の一端向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれと直交する方向をZ軸方向とする。X軸及びY軸を含むX,Y平面は、水平面と平行である。X,Y平面と直交するZ軸方向は、鉛直方向である。
図1は、実施形態に係る劣化判定方法で使用される切削装置の構成例を示す斜視図である。図2Aは、実施形態に係る劣化判定方法で使用される切削装置のX軸移動ユニットなどを示す平面図である。図2Bは、実施形態に係る劣化判定方法で使用される切削装置のY軸移動ユニットなどを示す正面図である。
実施形態に係る劣化判定方法で使用される加工装置としての切削装置1は、被加工物を切削して、被加工物を個々のデバイスに分割する装置である。
図1に示すように、切削装置1は、チャックテーブル10と、一対の切削手段20(加工ユニット)と、X軸移動ユニット30と、一対のY軸移動ユニット40と、一対のZ軸移動ユニット50と、X軸位置検出ユニット60と、Y軸位置検出ユニット70と、制御手段(劣化判定ユニット)100とを備える。
チャックテーブル10は、被加工物を保持する。チャックテーブル10は、図示しない回転駆動機構によって、一方向又は両方向に独自に回転軸を中心として回転可能である。チャックテーブル10は、保持面10aと、X軸スライダ(移動体)11と、クランプ12とを有する。保持面10aは、円板状に形成されている。保持面10aは、XY平面に平行に配置されている。保持面10aは、多数の細かな吸引孔を有する多孔質の材料で形成されている。保持面10aは、図示しない真空吸引源と連通されている。保持面10aは、真空吸引源の負圧により、被加工物を吸引保持する。X軸スライダ11は、チャックテーブル10を支持する。クランプ12は、被加工物の周囲の環状フレームを挟持する。クランプ12は、チャックテーブル10の周囲に複数配置されている。
切削手段20は、チャックテーブル10に保持された被加工物を切削する。切削手段20は、被加工物を切削する切削ブレード21と、切削ブレード21を装着したスピンドル22と、スピンドルハウジング23と、Y軸スライダ(移動体)24と、Z軸スライダ(移動体)25とを有する。切削手段20は、Y軸スライダ24及びZ軸スライダ25を介して、装置本体2から立設した一対の脚部3にそれぞれ配置されている。一対の脚部3は、上端が梁部4により連結されている。切削手段20は、Y軸スライダ24を介して、Y軸移動ユニット40によりY軸方向に移動自在に配置されている。切削手段20は、Z軸スライダ25を介してZ軸移動ユニット50によりZ軸方向に移動自在に配置されている。切削手段20は、Y軸移動ユニット40及びZ軸移動ユニット50により、チャックテーブル10の表面の任意の位置に切削ブレード21を位置付ける。
切削手段20は、被加工物の上面を撮像する図示しない撮像手段を有する。撮像手段は、チャックテーブル10に保持された切削加工前の被加工物の加工すべき領域を撮像するCCDカメラを有する。CCDカメラは、被加工物と切削手段20の切削ブレード21との位置合わせを行なうアライメントを遂行するための画像を撮像する。撮像手段は、撮像した画像を制御手段100に出力する。撮像手段は、切削手段20のスピンドルハウジング23に配置されている。
切削ブレード21は、極薄の円板状かつ環状に形成された切削砥石である。スピンドル22は、切削ブレード21を回転させることで被加工物を切削する。スピンドル22は、切削ブレード21を着脱可能に装着する。スピンドル22は、スピンドルハウジング23内に収容されている。切削ブレード21及びスピンドル22の軸心は、Y軸方向と平行に設定されている。スピンドルハウジング23は、Z軸スライダ25を介してZ軸移動ユニット50に支持されている。
図2Aに示すように、X軸移動ユニット30は、チャックテーブル10と切削手段20とを相対的にX軸方向(加工送り方向)に移動可能に支持する。X軸移動ユニット30は、X軸ボールねじ(ボールねじ)31と、X軸ボールねじ31を軸心回りに回転させるX軸サーボモータ(サーボモータ)32と、一対のX軸ガイドレール33と、X軸ナット(ナット)34とを有する。
X軸ボールねじ31は、装置本体2上に軸心回りに回転自在に配置されている。X軸ボールねじ31は、軸心がX軸方向と平行に配置されている。X軸ボールねじ31は、チャックテーブル10のX軸スライダ11の下部に配置され、X軸スライダ11を支持するX軸ナット34と螺合している。一対のX軸ガイドレール33は、装置本体2上にX軸ボールねじ31と平行に配置されている。一対のX軸ガイドレール33は、X軸スライダ11の下部に配置された図示しないレール受け部をX軸方向に移動自在に支持する。X軸サーボモータ32がX軸ボールねじ31を軸心回りに回転すると、X軸スライダ11が装置本体2に対してX軸方向に移動する。X軸移動ユニット30は、X軸サーボモータ32により発生した回転力によりX軸ボールねじ31を回転駆動させることで、X軸スライダ11を一対のX軸ガイドレール33によりガイドしつつX軸方向に移動させる。
X軸サーボモータ32は、所定のトルクでX軸ボールねじ31を駆動して、X軸スライダ11を所定距離移動させる。X軸ボールねじ31又はX軸ナット34が摩耗すると、X軸サーボモータ32を所定のトルクで駆動して所定距離移動させようとした際に、X軸スライダ11が所定距離よりオーバランする。
図2Bに示すように、Y軸移動ユニット40は、チャックテーブル10と切削手段20とを相対的にY軸方向に移動可能に支持する。Y軸移動ユニット40は、Y軸ボールねじ(ボールねじ)41と、Y軸ボールねじ41を軸心回りに回転させるY軸サーボモータ(サーボモータ)42と、一対のY軸ガイドレール43と、Y軸ナット(ナット)44(図3A、図3B参照)とを有する。
Y軸ボールねじ41は、梁部4上に軸心回りに回転自在に配置されている。Y軸ボールねじ41は、切削手段20に対応し一対配置されている。Y軸ボールねじ41は、軸心がY軸方向と平行に配置されている。Y軸ボールねじ41は、対応する切削手段20のY軸スライダ24に配置され、Y軸スライダ24を支持するY軸ナット44と螺合している。Y軸サーボモータ42は、Y軸ボールねじ41に対応して一対配置され、対応するY軸ボールねじ41を軸心回りに回転する。一対のY軸ガイドレール43は、梁部4上にY軸ボールねじ41と平行に配置されている。一対のY軸ガイドレール43は、Y軸スライダ24に配置された図示しないレール受け部をY軸方向に移動自在に支持する。Y軸サーボモータ42がY軸ボールねじ41を軸心回りに回転すると、対応するY軸スライダ24が梁部4に対してY軸方向に移動する。Y軸移動ユニット40は、Y軸サーボモータ42により発生した回転力によりY軸ボールねじ41を回転駆動させることで、対応するY軸スライダ24を一対のY軸ガイドレール43によりガイドしつつY軸方向に移動させる。
Y軸サーボモータ42は、所定のトルクでY軸ボールねじ41を駆動して、対応するY軸スライダ24を所定距離移動させる。Y軸ボールねじ41又はY軸ナット44が摩耗すると、Y軸サーボモータ42を所定のトルクで駆動して所定距離移動させようとした際に、Y軸スライダ24が所定距離よりオーバランする。
図1に戻って、Z軸移動ユニット50は、チャックテーブル10と切削手段20とを相対的に鉛直方向(Z軸方向)に移動可能に支持する。Z軸移動ユニット50は、Z軸ボールねじ(ボールねじ)51と、Z軸ボールねじ51を軸心回りに回転させるZ軸サーボモータ(サーボモータ)52と、一対のZ軸ガイドレール53と、図示しないZ軸ナット(ナット)とを有する。
Z軸ボールねじ51は、Y軸スライダ24上に軸心回りに回転自在に配置されている。Z軸ボールねじ51は、軸心がZ軸方向と平行に配置されている。Z軸ボールねじ51は、対応する切削手段20のZ軸スライダ25に配置され、Z軸スライダ25を支持するZ軸ナットと螺合している。Z軸サーボモータ52は、Z軸ボールねじ51に対応して一対配置され、対応するZ軸ボールねじ51を軸心回りに回転する。一対のZ軸ガイドレール53は、Y軸スライダ24上にZ軸ボールねじ51と平行に配置されている。一対のZ軸ガイドレール53は、Z軸スライダ25に配置された図示しないレール受け部をZ軸方向に移動自在に支持する。Z軸サーボモータ52がZ軸ボールねじ51を軸心回りに回転すると、対応するZ軸スライダ25が梁部4に対してZ軸方向に移動する。Z軸移動ユニット50は、Z軸サーボモータ52により発生した回転力によりZ軸ボールねじ51を回転駆動させることで、対応するZ軸スライダ25を一対のZ軸ガイドレール53によりガイドしつつZ軸方向に移動させる。
図2Aに示すように、X軸位置検出ユニット60は、装置本体2に対するX軸スライダ11、言い換えると、チャックテーブル10のX軸方向の位置を検出する。X軸位置検出ユニット60は、検出結果を制御手段100に出力する。X軸位置検出ユニット60は、X軸スケール(スケール)61と、X軸読み取りユニット(スケール読み取りユニット)62とを有する。
X軸スケール61は、X軸移動ユニット30に設置されている。より詳しくは、X軸スケール61は、チャックテーブル10のX軸スライダ11の可動方向であるX軸方向に沿って装置本体2上に配置されている。X軸スケール61は、板状に形成されている。X軸スケール61は、X軸方向の位置を示す図示しない目盛を有する。
X軸読み取りユニット62は、X軸スケール61の目盛を読み取り、読み取った結果を制御手段100に出力する。X軸読み取りユニット62は、チャックテーブル10のX軸スライダ11に取り付けられている。X軸読み取りユニット62は、X軸スケール61の目盛に対面する位置に配置されている。X軸読み取りユニット62は、例えば、X軸スケール61の目盛の反射光を読み取る光学式のものであってもよい。または、X軸読み取りユニット62は、X軸スケール61の目盛がX軸方向に変化する磁気信号を保持するものである場合、磁気信号を読み取って位置情報に変換するといった磁気式のものであってもよい。
図2Bに示すように、Y軸位置検出ユニット70は、梁部4に対するY軸スライダ24のY軸方向の位置、言い換えると、装置本体2に対する切削手段20のY軸方向の位置を検出する。言い換えると、Y軸位置検出ユニット70は、チャックテーブル10に対する切削手段20のY軸方向の位置を検出する。Y軸位置検出ユニット70は、検出結果を制御手段100に出力する。Y軸位置検出ユニット70は、Y軸スケール(スケール)71と、Y軸読み取りユニット(スケール読み取りユニット)72とを有する。
Y軸スケール71は、Y軸移動ユニット40に設置されている。より詳しくは、Y軸スケール71は、切削手段20のY軸スライダ24の可動方向であるY軸方向に沿って梁部4上に配置されている。Y軸スケール71は、板状に形成されている。Y軸スケール71は、Y軸方向の位置を示す図示しない目盛を有する。
Y軸読み取りユニット72は、Y軸スケール71の目盛を読み取り、読み取った結果を制御手段100に出力する。Y軸読み取りユニット72は、切削手段20のY軸スライダ24にアーム部241(図3A参照)を介して取り付けられている。Y軸読み取りユニット72は、Y軸スケール71の目盛に対面する位置に配置されている。Y軸読み取りユニット72は、例えば、Y軸スケール71の目盛の反射光を読み取る光学式のものであってもよい。または、Y軸読み取りユニット72は、Y軸スケール71の目盛がY軸方向に変化する磁気信号を保持するものである場合、磁気信号を読み取って位置情報に変換するといった磁気式のものであってもよい。
制御手段100は、上述した構成要素をそれぞれ制御して、被加工物に対する加工動作を切削装置1に実施させる。制御手段100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等で構成された演算処理装置やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える図示しないマイクロプロセッサを主体として構成されている。制御手段100は、ROMに記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、切削装置1を制御するための制御信号を、出力インターフェイスを介して切削装置1の上述した構成要素に出力する。制御手段100は、加工動作の状態や画像などを表示する表示手段や、オペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる図示しない操作手段と接続されている。
次に、上記のように構成された切削装置1における、実施形態に係る移動ユニットの劣化判定方法について説明する。移動ユニットの劣化判定方法は、初期値測定ステップと、検査ステップと、判定ステップと、報知ステップとを含む。移動ユニットの劣化判定方法は、X軸移動ユニット30と一対のY軸移動ユニット40とに対して、それぞれ実施する。本実施形態では、一方のY軸移動ユニット40の劣化を判定する場合について説明する。以下の説明では、X軸移動ユニット30と一対のY軸移動ユニット40との各構成要素を区別して説明する必要がない場合、単に、「移動ユニット」、「ボールねじ」、「ナット」などという。
まず、初期値測定ステップを実施する。図3Aを用いて、初期値測定ステップを説明する。図3Aは、初期値測定ステップにおいて、Y軸ボールねじ及びY軸ナットのねじが摩耗していない状態のY軸スライダの最大移動量を示す概略図である。初期値測定ステップでは、一方のY軸移動ユニット40について、Y軸ボールねじ41及びY軸ナット44のねじが摩耗していないY軸移動ユニット40でY軸スライダ24を所定距離移動させ、Y軸位置検出ユニット70のY軸読み取りユニット72が読み取ったY軸スライダ24の最大移動量D1を初期値とする。
Y軸ボールねじ41及びY軸ナット44のねじが摩耗していないとは、Y軸サーボモータ42を所定のトルクで駆動させ所定距離移動するよう指示した際に、Y軸スライダ24がオーバーランせず所定距離移動する状態をいう。Y軸ボールねじ41又はY軸ナット44のねじが摩耗しているとは、Y軸サーボモータ42を所定のトルクで駆動させ所定距離移動するよう指示した際に、Y軸スライダ24が所定距離よりオーバーランする状態をいう。例えば、切削装置1の出荷時、Y軸ボールねじ41及びY軸ナット44のねじは摩耗していない状態である。また、例えば、Y軸ボールねじ41及びY軸ナット44のねじが摩耗し、Y軸ボールねじ41又はY軸ナット44が交換されたり、Y軸サーボモータ42のトルクが調整されたりしてメンテナンスが実施された後、Y軸ボールねじ41及びY軸ナット44のねじは摩耗していない状態であるという。Y軸ボールねじ41及びY軸ナット44のねじが摩耗していないとは、言い換えると、トルクとY軸スライダ24の移動距離との関係が適切に調節され、Y軸移動ユニット40の位置出しされた状態にあることをいう。
初期値測定ステップは、例えば、切削装置1の出荷時、実施される。または、初期値測定ステップは、例えば、切削装置1のY軸移動ユニット40の位置出しされた後、実施される。
制御手段100は、一方のY軸移動ユニット40に対して、Y軸サーボモータ42を所定のトルクで駆動させる制御信号を出力し、Y軸移動ユニット40でY軸スライダ24をY軸方向に移動させる。制御手段100は、Y軸位置検出ユニット70のY軸読み取りユニット72で、Y軸スライダ24のY軸方向の最大移動量D1を読み取らせる。より詳しくは、制御手段100は、Y軸読み取りユニット72で、Y軸スライダ24の移動前の位置に対応するY軸スケール71の目盛を読み取らせる。制御手段100は、Y軸読み取りユニット72で、Y軸スライダ24の移動後の位置に対応するY軸スケール71の目盛を読み取らせる。制御手段100は、読み取った移動前の目盛と移動後の目盛との差分を最大移動量D1とする。制御手段100は、読み取った最大移動量D1を初期値として記憶部に記憶させる。
初期値測定ステップを実施した後、制御手段100は、切削装置1に被加工物に対する加工動作を実施させる。
切削装置1における加工動作について説明する。制御手段100は、X軸移動ユニット30によりチャックテーブル10を切削手段20の下方に向かって移動して、一方の切削手段20に固定された撮像手段の下方にチャックテーブル10に保持された被加工物を位置付ける。そして、制御手段100は、撮像手段にチャックテーブル10に保持された被加工物を撮像させる。撮像手段は、撮像した画像の情報を制御手段100に出力する。そして、制御手段100が、チャックテーブル10に保持された被加工物の分割予定ラインと、切削手段20の切削ブレード21との位置合わせを行なうためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、チャックテーブル10に保持された被加工物と切削手段20との相対位置を調整する。
そして、制御手段100は、加工内容情報に基づいて、X軸移動ユニット30とY軸移動ユニット40とZ軸移動ユニット50とにより、切削ブレード21と被加工物とを分割予定ラインに沿って相対的に移動させて、切削ブレード21により分割予定ラインを切削させる。
制御手段100は、すべての分割予定ラインを切削して、被加工物を個々のデバイスに分割すると、チャックテーブル10を切削手段20の下方から退避させた後、チャックテーブル10の吸引保持及びクランプ12の挟持を解除させる。そして、オペレータが分割された複数のデバイスなどをチャックテーブル10上から取り除くとともに、切削前の被加工物を再度、チャックテーブル10上に載置し、前述の工程を繰り返して、被加工物を個々のデバイスに分割する。
上記のような加工動作を実施し、例えば、初期値測定ステップを実施してから、所定時間の経過後、又は、被加工物に対する加工動作を所定回数実施した後、検査ステップを実施する。または、オペーレータの操作で、任意のタイミングで、検査ステップを実施してもよい。検査ステップは、Y軸移動ユニット40のY軸ボールねじ41又はY軸ナット44にグリスを塗布する前に実施される。グリスを塗布すると、一時的にねじの摩耗が改善した状態と類似の状態となり、ナットの発振が改善することがあるためである。
図3Bを用いて、検査ステップを説明する。図3Bは、検査ステップにおいて、Y軸ボールねじ又はY軸ナットのねじが摩耗した状態のY軸スライダの最大移動量を示す概略図である。検査ステップでは、一方のY軸移動ユニット40の劣化を判定する際に、Y軸移動ユニット40でY軸スライダ24を所定距離移動させ、Y軸読み取りユニット72が読み取ったY軸スライダ24の最大移動量D2を測定する。
制御手段100は、一方のY軸移動ユニット40に対して、Y軸サーボモータ42を初期値測定ステップと同じ所定のトルクで駆動させ所定距離移動させる制御信号を出力し、Y軸移動ユニット40でY軸スライダ24をY軸方向に移動させる。制御手段100は、Y軸位置検出ユニット70のY軸読み取りユニット72で、Y軸スライダ24のY軸方向の最大移動量D2を読み取らせる。より詳しくは、制御手段100は、Y軸読み取りユニット72で、Y軸スライダ24の移動前の位置に対応するY軸スケール71の目盛を読み取らせる。制御手段100は、Y軸読み取りユニット72で、Y軸スライダ24の移動後の位置に対応するY軸スケール71の目盛を読み取らせる。制御手段100は、読み取った移動前の目盛と移動後の目盛との差分を最大移動量D2とする。制御手段100は、読み取った最大移動量D2を記憶部に記憶させる。
検査ステップを実施した後、判定ステップを実施する。判定ステップでは、初期値測定ステップより検査ステップの最大移動量D2が設定した閾値を超えて大きい場合、ねじが摩耗しY軸移動ユニット40が劣化したと判定する。閾値は、例えば、10μm〜50μm程度である。
制御手段100は、最大移動量D1と最大移動量D2との差分D3が設定した閾値を超えて大きい場合、Y軸ボールねじ41又はY軸ナット44のねじが摩耗しY軸移動ユニット40が劣化したと判定する。制御手段100は、判定結果を記憶部に記憶する。
判定ステップを実施した後、報知ステップを実施する。報知ステップでは、判定ステップによる判定結果をオペレータに報知する。本実施形態では、報知ステップでは、判定ステップによる判定結果がY軸移動ユニット40の劣化である場合、初期値測定ステップにおいて読み取られたY軸スライダ24の最大移動量D1と、検査ステップにおいて読み取られたY軸スライダ24の最大移動量D2とをオペレータに報知する。好ましくは、判定結果がY軸移動ユニット40の劣化である場合、初期値測定ステップにおいて読み取られたY軸スライダ24の最大移動量D1及び検査ステップにおいて読み取られたY軸スライダ24の最大移動量D2と、その差分D3とをオペレータに報知する。
制御手段100は、記憶した判定結果をオペレータに報知する。より詳しくは、制御手段100は、表示手段に対して、判定結果を出力する制御信号を出力する。本実施形態では、制御手段100は、表示手段に対して、判定結果として、Y軸スライダ24の最大移動量D1と最大移動量D2とを数値で表示する制御信号を出力する。好ましくは、制御手段100は、表示手段に対して、判定結果として、Y軸スライダ24の最大移動量D1及び最大移動量D2と、その差分D3とを数値で表示する制御信号を出力してもよい。
オペレータは、表示手段の表示を確認し、判定結果を確認する。本実施形態では、オペレータは、表示手段で、Y軸スライダ24の最大移動量D1及び最大移動量D2と、その差分D3とを数値で確認する。
報知ステップで判定結果を確認した後、必要に応じて、Y軸ボールねじ41又はY軸ナット44を交換したり、Y軸サーボモータ42のトルクを調整したりして、切削装置1のY軸移動ユニット40の位置出しを実施する。
そして、位置出しを実施した後、再び初期値測定ステップを実施し、被加工物に対する加工動作し、検査ステップを実施する工程を繰り返す。
上記のような切削装置1における移動ユニットの劣化判定方法の工程を、他方のY軸移動ユニット40、X軸移動ユニット30についても、それぞれ実施する。
以上のように、本実施形態によれば、切削装置1のX軸移動ユニット30と一対のY軸移動ユニット40とについて、それぞれ、ボールねじ及びナットのねじの摩耗の有無を正確に判定することができる。このように、本実施形態によれば、ねじの摩耗による劣化を適切に検出することができる。
本実施形態によれば、初期値測定ステップより検査ステップの最大移動量D2が設定した閾値を超えて大きい場合、ねじが摩耗し移動ユニットが劣化したと判定する。これにより、本実施形態は、閾値を小さく設定することで、ボールねじ又はナットのねじの摩耗がごく少量の場合も、ねじの摩耗による劣化を判定することができる。このように、本実施形態は、ねじの摩耗による劣化を早期に検出することができる。
本実施形態により、移動ユニットのボールねじ及びナットのねじの摩耗の有無が正確に判定されることで、ナットがボールねじ上をオーバーランするような状態となることを回避することができる。これにより、本実施形態は、ナットのオーバーランを戻す動作が連続することで、ナットが発振しているような状態となることを抑制することができる。このようして、本実施形態は、切削装置1の加工結果を高精度に保つことができる。
本実施形態によれば、例えば、初期値測定ステップにおいて読み取られた最大移動量D1及び検査ステップにおいて読み取られた最大移動量D2と、その差分D3とを数値で表示することができる。これにより、本実施形態によれば、オペレータは、移動ユニットのボールねじ及びナットのねじの摩耗の程度を正確に確認することができる。
X軸移動ユニット30と一対のY軸移動ユニット40との劣化判定は、同じタイミングで実施してもよいし、切削装置1の加工内容情報に基づいて適切なタイミングを判定し、それぞれ異なるタイミングで実施してもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
前述した実施形態では、加工装置として切削装置1について説明したが、本発明では、切削装置1に限ることなく種々の装置に適用することができる。
1 切削装置(加工装置)
10 チャックテーブル
10a 保持面
11 X軸スライダ(移動体)
20 切削手段(加工ユニット)
21 切削ブレード
24 Y軸スライダ(移動体)
25 Z軸スライダ(移動体)
30 X軸移動ユニット(移動ユニット)
31 X軸ボールねじ(ボールねじ)
32 X軸サーボモータ(サーボモータ)
34 X軸ナット(ナット)
40 Y軸移動ユニット(移動ユニット)
41 Y軸ボールねじ(ボールねじ)
42 Y軸サーボモータ(サーボモータ)
44 Y軸ナット(ナット)
50 Z軸移動ユニット(移動ユニット)
51 Z軸ボールねじ(ボールねじ)
52 Z軸サーボモータ(サーボモータ)
60 X軸位置検出ユニット
61 X軸スケール(スケール)
62 X軸読み取りユニット(スケール読み取りユニット)
70 Y軸位置検出ユニット
71 Y軸スケール(スケール)
72 Y軸読み取りユニット(スケール読み取りユニット)

Claims (3)

  1. 被加工物を保持面で保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工する加工ユニットと、該チャックテーブル又は該加工ユニットである移動体を移動可能に支持する移動ユニットと、該移動ユニットに設置されたスケールを読み取るスケール読み取りユニットと、を備え、該移動ユニットは、サーボモータと、ボールねじと、該移動体を支持するナットと、を有する加工装置の該移動ユニットの劣化判定方法であって、
    該ボールねじ及び該ナットのねじが摩耗していない該移動ユニットで該移動体を所定距離移動させ、該スケール読み取りユニットが読み取った該移動体の最大移動量を初期値とする初期値測定ステップと、
    該移動ユニットの劣化を判定する際に、該移動ユニットで該移動体を該所定距離移動させ、該スケール読み取りユニットが読み取った該移動体の最大移動量を測定する検査ステップと、
    該初期値測定ステップより該検査ステップの該最大移動量が設定した閾値を超えて大きい場合、該ねじが摩耗し該移動ユニットが劣化したと判定する判定ステップと、を含み、
    該最大移動量を測定する際は、該サーボモータは常に一定のトルクで駆動させる移動ユニットの劣化判定方法。
  2. 該判定ステップによる判定結果を報知する報知ステップを含む請求項1に記載の移動ユニットの劣化判定方法。
  3. 該報知ステップは、該判定ステップによる該判定結果が該移動ユニットの劣化である場合、該初期値測定ステップにおいて読み取られた該移動体の最大移動量と、該検査ステップにおいて読み取られた該移動体の最大移動量とを報知する請求項2に記載の移動ユニットの劣化判定方法。
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