JP2018076998A - コジェネレーションシステム - Google Patents

コジェネレーションシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2018076998A
JP2018076998A JP2016218559A JP2016218559A JP2018076998A JP 2018076998 A JP2018076998 A JP 2018076998A JP 2016218559 A JP2016218559 A JP 2016218559A JP 2016218559 A JP2016218559 A JP 2016218559A JP 2018076998 A JP2018076998 A JP 2018076998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
temperature
power
fuel cell
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016218559A
Other languages
English (en)
Inventor
元彦 薮谷
Motohiko Yabutani
元彦 薮谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2016218559A priority Critical patent/JP2018076998A/ja
Publication of JP2018076998A publication Critical patent/JP2018076998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

【課題】コジェネレーションシステムにおいて、貯湯槽に接続された流路の凍結を抑制すること。【解決手段】コジェネレーションシステムの制御装置15は、貯湯槽21の湯水を循環させる湯水循環路22に流れる湯水の温度であって第一温度センサ22cによって検出される第一検出温度、貯湯槽21に給水路23を介して供給される水の温度であって第二温度センサ23aによって検出される第二検出温度、および、貯湯槽21からの湯水と給水路23からの水とを混合する混合弁50から導出された混合湯の温度であって第三温度センサ24d1によって検出される第三検出温度のうち少なくとも一つの温度が、第一所定温度以下となった場合、弁体52を駆動して弁体52の位置を混合位置に位置させ、かつ、循環ポンプ22aを駆動して湯水循環路22に湯水を循環させる第一凍結防止制御を実行する第一凍結防止制御部(ステップS106)を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、コジェネレーションシステムに関する。
コジェネレーションシステムの一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。特許文献1のコジェネレーションシステム(発電システム)は、発電ユニット1と、発電ユニット1からの排熱を蓄える貯湯タンク2を含む排熱回収ユニットと、給水源より貯湯タンク2に水を供給する給水路11と、給水路11に設けられ、給水源と貯湯タンク2との連絡を手動操作により遮断する遮断器8と、寿命停止時に排熱回収ユニットの水温が低下すると、排熱回収ユニットの凍結予防運転を実行する制御器20と、を備えている。また、排熱回収ユニットは、貯湯タンク2の湯が循環する第一循環路5および第一循環路5に設けられた第一ポンプ3を備えている。
凍結予防運転は、第一ポンプ3の作動によって貯湯タンク2の湯を第一循環路5に循環させる運転である。これにより、排熱回収ユニットの温度が上昇することよって、排熱回収ユニットの凍結が抑制される。
特開2015−111013号公報
しかしながら、排熱回収ユニット内の湯水の凍結は、コジェネレーションシステムの寿命停止時だけでなく、コジェネレーションシステムが発電をしていないとき(例えば、コジェネレーションシステムが待機状態であるとき)にも発生することが考えられる。また、水の凍結は、排熱回収ユニット内だけでなく、貯湯タンク(貯湯槽)に貯められた湯水を利用する給湯装置(例えばシャワー)と、貯湯槽との間の流路にも発生することが考えられる。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、コジェネレーションシステムにおいて、貯湯槽に接続された流路の凍結を抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係るコジェネレーションシステムは、発電装置と、湯水を貯湯する貯湯槽と、貯湯槽に貯湯された湯水が循環する湯水循環路と、湯水循環路に設けられ、湯水を循環させる循環ポンプと、湯水循環路に設けられ、発電装置からの排熱と貯湯槽に貯湯された湯水との熱交換を行う熱交換器と、水源からの水を貯湯槽に供給する給水路と、貯湯槽の湯水が導出される湯水導出路および給水路にそれぞれ接続され、弁体が駆動されることにより、弁体の位置を、湯水導出路からの湯水と給水路からの水とを混合させる混合位置にすることによって、湯水と水とを混合させた混合湯を生成するとともに、混合湯を導出する混合弁と、混合弁から導出された混合湯を給湯装置に導出する混合湯導出路と、湯水循環路に設けられ、湯水の温度を検出する第一温度センサと、給水路に設けられ、水の温度を検出する第二温度センサと、混合湯導出路に設けられ、混合湯の温度を検出する第三温度センサと、発電装置を少なくとも制御する制御装置と、を備えたコジェネレーションシステムであって、制御装置は、第一温度センサによって検出された温度である第一検出温度、第二温度センサによって検出された温度である第二検出温度および第三温度センサによって検出された温度である第三検出温度のうち少なくとも一つの温度が、第一所定温度以下となった場合、弁体を駆動して弁体の位置を混合位置に位置させ、かつ、循環ポンプを駆動して湯水を循環させる第一凍結防止制御を実行する第一凍結防止制御部を備えている。
これによれば、第一凍結防止制御によって、貯湯槽に貯湯された湯水が湯水循環路を循環するとともに、貯湯槽の湯水が湯水導出路に導出されて、混合弁および給水路を通って貯湯槽に戻るように循環する。よって、貯湯槽の湯水が循環する湯水循環路だけでなく、貯湯槽と給湯装置との間の湯水導出路、混合弁および混合湯導出路や、貯湯槽と水源との間の給水路における湯水の温度が上昇する。したがって、貯湯槽に接続された流路の凍結を抑制することができる。
本発明によるコジェネレーションシステムの一実施形態の概要を示す概略図である。 図1に示す混合弁の軸方向断面図である。弁体の位置が混合位置である状態が示されている。 図1に示す制御装置によって実行されるフローチャートである。
以下、本発明によるコジェネレーションシステムの一実施形態について説明する。本実施形態のコジェネレーションシステムは、燃料電池システムである。燃料電池システム1は、図1に示すように、発電ユニット10および貯湯槽21を備えている。発電ユニット10は、筐体10a、燃料電池モジュール11(30)、熱交換器12、電力変換装置13、水タンク14および制御装置15を備えている。
燃料電池モジュール30(本発明の発電装置に相当)は、ケーシング31、蒸発部32、改質部33および燃料電池34を備えている。ケーシング31は、断熱性材料で箱状に形成されている。
燃料電池モジュール30は、蒸発部32に、一端が供給源Gsに接続されて改質用原料が供給される改質用原料供給管11aの他端が接続されている。供給源Gsは、例えば都市ガスのガス供給管、LPガスのガスボンベである。改質用原料供給管11aは、原料ポンプ11a1が設けられている。原料ポンプ11a1は、改質用原料を送るポンプである。
また、蒸発部32には、一端(下端)が水タンク14に接続されて改質水が供給される改質水供給管11bの他端が接続されている。改質水供給管11bは、改質水を送る改質水ポンプ11b1が設けられている。
また、燃料電池モジュール30は、一端がカソードエアブロワ11c1に接続されてケーシング31内に酸化剤ガスであるカソードエア(空気)が供給されるカソードエア供給管11cの他端が接続されている。カソードエアブロワ11c1は、カソードエアを送るポンプである。
蒸発部32は、改質水から水蒸気を生成するものである。蒸発部32は、具体的には、後述する燃焼ガスにより加熱されて、水タンク14から供給された改質水を蒸発させて水蒸気を生成する。また、蒸発部32は、供給源Gsから供給された改質用原料を予熱する。蒸発部32は、このように生成された水蒸気と予熱された改質用原料とを混合して改質部33に供給する。改質用原料としては天然ガス、LPガスなどの改質用気体燃料、灯油、ガソリン、メタノールなどの改質用液体燃料があり、本実施形態においては天然ガスにて説明する。
改質部33は、供給源Gsからの改質用原料と蒸発部32からの水蒸気とから改質ガスを生成して燃料電池34に供給するものである。改質部33は、具体的には、後述する燃焼ガスにより加熱されて水蒸気改質反応に必要な熱が供給されることで、蒸発部32から供給された混合ガス(改質用原料、水蒸気)から改質ガスを生成して導出する。
改質部33内には、触媒(例えば、RuまたはNi系の触媒)が充填されており、混合ガスが触媒によって反応し改質されて水素ガスと一酸化炭素などを含んだ改質ガスが生成されている(いわゆる水蒸気改質反応)。改質ガスは、水素、一酸化炭素、二酸化炭素、水蒸気、未改質の天然ガス(メタンガス)、改質に使用されなかった改質水(水蒸気)を含んでいる。なお、水蒸気改質反応は吸熱反応である。
燃料電池34は、燃料と酸化剤ガスにより発電するものである。燃料は、改質ガスである。燃料電池34は、燃料極、空気極(酸化剤極)、および両極の間に介装された電解質からなる複数のセル34aが積層されて構成されている。本実施形態の燃料電池34は、固体酸化物形燃料電池であり、電解質として固体酸化物の一種である酸化ジルコニウムを使用している。
燃料電池34の燃料極には、燃料として改質ガス(水素、一酸化炭素、メタンガスなど)が供給される。セル34aの燃料極側には、燃料(改質ガス)が流通する燃料流路34bが形成されている。セル34aの空気極側には、酸化剤ガスである空気(カソードエア)が流通する空気流路34cが形成されている。燃料電池34は、比較的高温の動作温度(およそ750℃〜1000℃)にて発電が行われる。
燃料電池34は、マニホールド35上に設けられている。マニホールド35には、改質部33からの改質ガスが改質ガス供給管38を介して供給される。燃料流路34bは、その下端(一端)がマニホールド35の燃料導出口(図示なし)に接続されており、その燃料導出口から導出される改質ガスが下端から導入され上端から導出されるようになっている。
カソードエアブロワ11c1によって送出されたカソードエアはカソードエア供給管11cを介して供給され、空気流路34cの下端から導入され上端から導出されるようになっている。
また、燃料電池34と蒸発部32および改質部33との間には、燃焼部36が設けられている。燃焼部36は、燃料電池34からのアノードオフガス(燃料オフガス)と燃料電池34からのカソードオフガス(酸化剤オフガス)とが燃焼されて燃焼ガス(火炎37)が発生している。その燃焼ガスが蒸発部32および改質部33を加熱する。燃焼部36には、アノードオフガスを着火させるための一対の着火ヒータ36a1,36a2が設けられている。
また、燃焼部36では、アノードオフガスが燃焼されて、比較的高温の燃焼排ガスが発生している。比較的高温の燃焼排ガスは、熱交換器12に導出される。すなわち、熱交換器12は、燃焼排ガスによって燃料電池モジュール30からの排熱が供給される。また、燃焼部36は、燃料電池モジュール30内の温度を燃料電池34の動作温度にする。
このように、燃料電池モジュール30は、燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池34と、改質水から水蒸気を生成する蒸発部32と、供給源Gsからの改質用原料と蒸発部32からの水蒸気とから燃料を生成して燃料電池34に供給する改質部33と、を備えている。
貯湯槽21は、湯水を貯湯するものである。貯湯槽21には、貯湯槽21に貯湯された湯水が循環する(図にて矢印の方向に循環する)管である湯水循環路22が設けられている。湯水循環路22上には、貯湯槽21の下端から上端に向かって順番に、循環ポンプ22a、加熱装置22b、熱交換器12および第一温度センサ22cが配置されている。貯湯槽21、湯水循環路22、循環ポンプ22a、加熱装置22b、熱交換器12および第一温度センサ22cから、排熱回収システム20が構成されている。排熱回収システム20は、燃料電池モジュール30の排熱を湯水に回収して蓄える。
循環ポンプ22aは、湯水循環路22に設けられ、湯水を循環させるポンプである。循環ポンプ22aは、制御装置15から送信される制御指令値にしたがって湯水を送出する流量(単位時間当たりの流量)を調整する。循環ポンプ22aがPWM(Pulse Width Modulation)制御されているため、循環ポンプ22aに出力される制御指令値は、PWM制御のデューティ比にて算出される。
加熱装置22bは、湯水循環路22に設けられ、電力が供給されることにより湯水を加熱するものである。加熱装置22bは、電力が供給されることにより発熱するヒータである。加熱装置22bの電気抵抗値は、所定電気抵抗値(例えば120Ω)に設定されている。
熱交換器12は、湯水循環路22に設けられ、燃料電池モジュール30から排熱と、貯湯槽21に貯湯された湯水との熱交換を行うものである。熱交換器12は、燃料電池モジュール30からの排熱を含む燃焼排ガスを用いて、貯湯槽21からの湯水を加熱する。
熱交換器12は、燃料電池モジュール30からの排気管11dが接続(貫設)されている。熱交換器12には、凝縮水供給管12aの一端が接続されている。熱交換器12において、燃料電池モジュール30からの燃焼排ガスは、排気管11dを通って熱交換器12内に導入され、貯湯槽21から供給される湯水との間で熱交換が行われ冷却されるとともに燃焼排ガス中の水蒸気が凝縮される。冷却後の燃焼排ガスは排気管11dを通って外部に排出される。また、凝縮された凝縮水は、凝縮水供給管12aを通って水タンク14に供給される。なお、水タンク14は、凝縮水を、イオン交換樹脂によって純水化し、かつ、改質水として貯留する。
第一温度センサ22cは、湯水循環路22に設けられ、湯水の温度を検出するものである。第一温度センサ22cは、配置された位置の湯水の温度を検出する。第一温度センサ22cによって検出された温度である第一検出温度は、制御装置15に送信される。
また、貯湯槽21は、給水路23および湯水供給装置24が設けられている。給水路23は、水源Wからの水を貯湯槽21に供給する管である。給水路23は、一端が水源Wに接続され、他端が貯湯槽21に接続されている。水源Wは、例えば上水道である。給水路23には、第二温度センサ23aが配置されている。
第二温度センサ23aは、給水路23に設けられ、貯湯槽21に供給される水の温度を検出するものである。第二温度センサ23aは、配置された位置の水の温度を検出する。第二温度センサ23aによって検出された温度である第二検出温度は、制御装置15に送信される。
湯水供給装置24は、貯湯槽21に貯湯された湯水を、給湯装置40への供給するものである。給湯装置40は、貯湯槽21の湯水を給湯として利用するものである。給湯装置40は、例えば、浴槽、シャワ、キッチン(キッチンの蛇口)である。給湯装置40の給湯が開始された場合、給湯が開始された旨の給湯開始信号が制御装置15に送信される。また、給湯装置40の給湯が停止した場合、給湯が停止した旨の給湯停止信号が制御装置15に送信される。湯水供給装置24は、湯水導出路24a、給水分岐路24b、混合弁24c(50)および混合湯導出路24dを備えている。
湯水導出路24aは、貯湯槽21の湯水が導出される管である。湯水導出路24aは、一端を貯湯槽21に接続され、他端を混合弁24cに接続されている。給水分岐路24bは、給水路23から分岐して設けられている。給水分岐路24bは、一端を給水路23に接続され、水源Wからの水を他端に接続された混合弁24cに供給する管である。
混合弁50は、貯湯槽21の湯水が導出される湯水導出路24aおよび給水路23にそれぞれ接続されている。混合弁50は、給水路23に給水分岐路24bを介して接続されている。混合弁50は、後述する弁体52が駆動されることにより、弁体52の位置を、湯水導出路24aからの湯水と給水路23からの水とを混合させる混合位置(後述する)にすることによって、湯水と水とを混合させた混合湯を生成するとともに、混合湯を導出するものである。混合弁50は、図2に示すように、ハウジング51、弁体52およびモータ53を備えている。
ハウジング51は、円筒状に形成され、内部に弁体52を軸線周りに回動可能に収容するものである。ハウジング51は、湯水導出路24aに接続され、貯湯槽21からの湯水を内部に導入する第一ポート51a、給水分岐路24bに接続され、給水分岐路24bからの水を内部に導入する第二ポート51b、および、混合湯を導出する第三ポート51cが形成されている。
弁体52は、円筒状に形成されている。弁体52は、第一開口部52a、第二開口部52bおよび第三開口部52cが形成されている。第一開口部52aは、弁体52の周側壁に形成され、第一ポート51aからの湯水を内側に導入する。第二開口部52bは、弁体52の周側壁に形成され、第二ポート51bからの水を内側に導入する。第三開口部52cは、弁体52の底壁に、第三ポート51cと常に接続するように形成されている。
また、弁体52は、湯水全閉位置と湯水全開位置との間を回動駆動する。湯水全閉位置は、湯水導出路24aから弁体52の内側に導入される湯水の量がゼロとなる位置である。湯水全開位置は、弁体52の内側において湯水と水との比率が所定の比率となる位置である。弁体52が湯水全閉位置から湯水全開位置に向けて回動するにしたがって、湯水の量の割合が徐々に大きくなる。
弁体52が回動可能な範囲のうち湯水全閉位置以外の位置は、湯水導出路24aからの湯水と給水路23からの水とを混合させる混合位置に相当する。なお、図2に示す弁体52の位置は、混合位置に位置している。弁体52の位置が混合位置である場合、第一開口部52aと第二開口部52bとが連通するため、第一ポート51a、第二ポート51bおよび第三ポート51cが互いに連通する。
モータ53は、弁体52を回動駆動させるものである。モータ53は、例えば、ステッピングモータである。
給湯装置40による給湯が行われていない場合、制御装置15からの制御指令によって、弁体52の位置が湯水全閉位置に位置する。給湯装置40による給湯が行われる場合、制御装置15からの制御指令によって、弁体52の位置が混合位置に位置する。これにより、第一開口部52aからの湯水と第二開口部52bからの水とが弁体52の内側にて混合されて混合湯が生成される。
また、弁体52がハウジング51に対して軸線回りに回動駆動し、湯水の流路の開口面積および水の流路の開口面積がそれぞれ変化することによって、湯水と水との比率が調整される。生成された混合湯は、第三開口部52cから第三ポート51cに導出される。また、混合湯が導出されている場合、後述する第三温度センサ24d1によって検出される第三検出温度が給湯温度(例えば40℃)となるように、弁体52の位置が制御される。
混合湯導出路24dは、図1に示すように、混合弁50から導出された混合湯を給湯装置40に導出(供給)する管である。混合湯導出路24dは、一端が混合弁50の第三ポート51cに接続され、他端が給湯装置40に接続されている。給湯装置40による給湯が行われる場合、混合湯導出路24dは、混合湯を給湯装置40に導出する。また、混合湯導出路24dには、第三温度センサ24d1が設けられている。
第三温度センサ24d1は、混合湯導出路24dに設けられ、混合湯の温度を検出するものである。第三温度センサ24d1は、具体的には、混合湯導出路24dにおける後述するバイパス路25との接続部より給湯装置40側に設けられている。第三温度センサ24d1は、配置された位置の混合湯の温度を検出する。第三温度センサ24d1によって検出された温度である第三検出温度は、制御装置15に送信される。
また、湯水供給装置24には、バイパス路25およびバイパス弁25aがさらに設けられている。バイパス路25は、給水路23と混合湯導出路24dとを接続することにより、混合弁50を迂回し、かつ、水源Wからの水を混合湯導出路24dに供給する管である。
バイパス弁25aは、バイパス路25に設けられ、バイパス路25の水の流れを許容する開状態およびバイパス路25の水の流れを規制する閉状態を有する電磁弁である。また、バイパス弁25aは、通電状態である場合に閉状態となり、かつ、非通電状態である場合に開状態となるノーマルオープン型の電磁弁である。
給湯装置40による給湯が行われている場合において、混合湯の温度が比較的高温になったことにより第三温度センサ24d1によって検出された第三検出温度が判定温度(例えば45℃)以上となった場合、制御装置15によってバイパス弁25aが非通電状態とされるため、バイパス弁25aが開状態となる。これにより、混合湯が流れる混合湯導出路24dにバイパス路25から水源Wからの水が供給されるため、混合湯の温度が低下する。一方、第三温度センサ24d1の第三検出温度が判定温度より低い場合、バイパス弁25aが閉状態となるように制御される。
電力変換装置13は、燃料電池34から出力される直流電圧を、第一電源ライン13aを介して入力する。また、電力変換装置13は、燃料電池34からの直流電圧を、所定の交流電圧に変換して、交流の系統電源16aおよび外部電力負荷16b(例えば電化製品)に接続されている第二電源ライン13bに出力する。
電力変換装置13は、系統電源16aからの交流電圧を、第二電源ライン13bを介して入力し所定の直流電圧に変換して各補機および制御装置15に出力する。各補機は、バイパス弁25a、混合弁50、原料ポンプ11a1、改質水ポンプ11b1およびカソードエアブロワ11c1等である。
また、発電ユニット10は、外気温センサ60および電力切替装置70をさらに備えている。
外気温センサ60は、外気の温度(以下、外気温とする。)を検出するものである。外気温は、筐体10aの外部の温度である。外気温センサ60は、筐体10a内における、外気温と相対関係を有する位置に配置されている。すなわち、外気温センサ60は、外気温を間接的に検出する。外気温センサ60によって検出された外気温である外気検出温度は、制御装置15に送信される。
電力切替装置70は、燃料電池モジュール30、系統電源16aおよび加熱装置22bの各々に電気的に接続され、燃料電池モジュール30によって発電された電力と系統電源16aから供給された電力とを切り替えて加熱装置22bに供給するものである。
電力切替装置70は、第一電源ライン13aおよび第一電源ライン13aから分岐した第三電源ライン13a1を介して燃料電池モジュール30ひいては燃料電池34と電気的に接続されている。電力切替装置70は、第二電源ライン13bおよび第二電源ライン13bから分岐した第四電源ライン13b1を介して系統電源16aと電気的に接続されている。第二電源ライン13bおよび第四電源ライン13b1は、単相三線式にて構成されている。すなわち、第二電源ライン13bおよび第四電源ライン13b1は、第一の電圧線(図示なし)、第二の電圧線(図示なし)および中性線(図示なし)によって構成されている。電力切替装置70は、第五電源ライン70aを介して加熱装置22bに接続されている。
電力切替装置70は、系統電源16aからの電力を加熱装置22bに供給する場合、系統電源16aから供給された電力を、後述する自立発電運転において燃料電池34から出力される第一電圧値より小さい第二電圧値(例えば200V)および第二電圧値より小さい第三電圧値(例えば100V)の一方に切り替えて出力可能に設けられている。
電力切替装置70は、系統電源16aから供給された電力を第二電圧値にて出力する場合、第四電源ライン13b1の第一の電圧線、第二の電圧線および中性線のうち、第一の電圧線および第二の電圧線と第五電源ライン70aとを接続する。一方、電力切替装置70は、系統電源16aから供給された電力を第三電圧値にて出力する場合、中性線および第一の電圧線と第五電源ライン70aとを接続する。
電力切替装置70は、燃料電池34からの直流電圧を加熱装置22bに出力する直流オン状態、系統電源16aからの交流電圧を加熱装置22bに出力する交流オン状態、ならびに、燃料電池34からの直流電圧および系統電源16aからの交流電圧を加熱装置22bに出力しないオフ状態(交流オン状態および直流オン状態でない状態)の何れかに切り替えられる。電力切替装置70は、燃料電池システム1が後述する自立発電運転中である場合に直流オン状態に切り替えられる。また、電力切替装置70は、後述する第二凍結防止制御において交流オン状態に切り替えられる。
制御装置15は、補機を駆動して燃料電池システム1の運転を制御するものである。制御装置15は、燃料電池モジュール30を少なくとも制御する。制御装置15は、演算処理を実行するCPU部(図示なし)およびROMなどの記憶部(図示なし)を備えている。また、制御装置15は、混合湯非導出時間測定部(図示なし)を備えている。混合湯非導出時間測定部は、給湯装置40からの給湯開始信号および給湯停止信号に基づいて、混合湯が導出されていない時間(以下、混合湯非導出時間とする。)を計測するものである。
次に、上述した燃料電池システム1の系統電源16aから送電がある場合の基本的動作の一例について説明する。制御装置15は、スタートスイッチ(図示なし)が押されて運転が開始される場合、または計画運転にしたがって運転が開始される場合には、起動運転を開始する。
起動運転が開始されるときは、制御装置15は、補機を作動させる。具体的には、制御装置15は、ポンプ11a1,11b1を作動させ、蒸発部32に改質用原料および改質水の供給を開始する。上述したように、蒸発部32では混合ガスが生成される。改質部33では、混合ガスから改質ガスが生成されて、改質ガスが燃料電池34に供給される。そして、着火ヒータ36a1,36a2によって燃料電池34から導出されたアノードオフガスが点火されて、燃焼部36が着火される。改質部33が動作温度(例えば400℃)以上となれば、起動運転が終了し、発電運転を開始する。
発電運転中では、制御装置15は、燃料電池34の発電する電力を、外部電力負荷16bの消費電力とするように補機を制御する(負荷追従運転)。燃料電池34の発電する電力より外部電力負荷16bの消費電力が上回った場合、その不足電力が系統電源16aから受電して補われるようになっている。
発電運転中に、ストップスイッチ(図示なし)が押されて発電運転が停止される場合、または運転計画にしたがって発電運転が停止される場合には、制御装置15は、燃料電池システム1の停止運転(停止処理)を実施する。制御装置15は、改質用原料および改質水の蒸発部32への供給を停止し、改質ガスおよび空気の燃料電池34への供給を停止する。このとき、燃料電池34が残原料によって発電している場合には、燃料電池34によって発電された電力は各ヒータ36a1,36a2などへ供給されて消費される。残原料による燃料電池34の発電が終了すれば、停止運転は終了する。
なお、燃料電池システム1が起動運転中、発電運転中および停止運転中の何れかである場合においては、電力切替装置70がオフ状態に切り替えられているため、加熱装置22bには、電力が供給されない。
このような停止運転が終了すると、燃料電池システム1は待機状態(待機時)となる。待機時は、燃料電池システム1の発電停止状態(すなわち、起動運転、発電運転、停止運転のいずれの運転中でない状態である。)のことであり、発電指示(スタートスイッチのオンなど)を待っている状態のことである。すなわち、燃料電池モジュール30が発電していない状態が維持される。
燃料電池システム1が待機状態である場合、燃料電池モジュール30からの排熱がないため、熱交換器12における熱交換が行われない。よって、この場合、循環ポンプ22aが駆動されない。また、燃料電池システム1が待機状態である場合、後述する第二凍結防止制御が実行される場合を除き、電力切替装置70がオフ状態に切り替えられる。
次に、燃料電池システム1の自立発電運転について説明する。自立発電運転は、系統電源16aからの電力の供給が停止(以下、停電とする)された場合に燃料電池モジュール30によって発電された電力のみを外部電力負荷16bに供給する運転である。自立発電運転中において、制御装置15は、燃料電池34によって発電される電力を所定電力(例えば最大出力電力の半分)に維持するように補機を制御する。また、この場合、燃料電池34は、自立発電運転中において、発電した電力を第一電圧値(例えば300V)にて出力するように設定されている。
また、自立発電運転中において、電力切替装置70は、直流オン状態に切り替えられる。これにより、加熱装置22bは、自立発電運転中において、燃料電池モジュール30によって発電された電力のうち、外部電力負荷16bによって消費されない余剰電力を消費する。すなわち、加熱装置22bは、自立発電運転中において余剰電力を消費する余剰電力消費ヒータである。
また、燃料電池システム1が起動運転中、発電運転中、停止運転中および自立発電運転中である場合、排熱回収システム20によって燃料電池モジュール30からの排熱が貯湯槽21の湯水に回収される。すなわち、上述したように、循環ポンプ22aの駆動によって湯水が湯水循環路22を循環し、熱交換器12にて燃料電池モジュール30からの排熱によって加熱される。
また、この場合、第一温度センサ22cによって検出される第一検出温度が循環温度(例えば60℃)となるように、循環ポンプ22aによって送出される湯水の流量(単位時間当たりの流量)を調整するように、循環ポンプ22aの駆動量がフィードバック制御される。
次に、制御装置15が行う第一凍結防止制御および第二凍結防止制御について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。第一凍結防止制御および第二凍結防止制御は、湯水循環路22、給水路23、湯水導出路24a、給水分岐路24b、混合湯導出路24dおよびバイパス路25(以下、各流路とする。)における湯水の凍結を抑制する制御である。
はじめに、燃料電池システム1が発電運転中であって、外気温が比較的低くなっている場合について説明する。制御装置15は、ステップS102において、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度のうち少なくとも一つが第一所定温度以下であるか否かを判定する。第一所定温度は、各流路の湯水が凍結しない温度のうち比較的低い温度に設定されている。また、第一所定温度は、循環温度より低い温度に設定されている。第一所定温度は、例えば10℃である。
燃料電池システム1が発電運転中においては、湯水循環路22を流れる湯水が循環温度となるように排熱回収システム20が作動している。よって、第一温度センサ22cによって検出される第一検出温度は、第一所定温度より高い。また、外気温が比較的低い場合において、給湯装置40による給湯が行われないとき、第二,第三温度センサ23a,24d1によって検出される第二,第三検出温度が徐々に低下する。これにより、第二,第三検出温度の一方が第一所定温度以下となった場合、制御装置15は、ステップS102にて「YES」と判定し、ステップS106にて第一凍結防止制御を実行する(第一凍結防止制御部)。
第一凍結防止制御は、混合弁50の弁体52を駆動して弁体52の位置を混合位置に位置させ、かつ、循環ポンプ22aを駆動して湯水を循環させる制御である。また、本実施形態においては、第一凍結防止制御は、バイパス弁25aを開状態とするように制御する。
第一凍結防止制御においては、循環ポンプ22aによって送出される流量が所定流量(例えば0.2L/分)にて一定となるように、循環ポンプ22aの駆動量が制御される。これにより、湯水が所定流量にて湯水循環路22を循環する。また、湯水循環路22と、給水路23および湯水導出路24aとが貯湯槽21を介して連通している。
さらに、混合弁50の弁体52の位置が混合位置に位置することにより各ポート51a〜51cがそれぞれ互いに連通するため、混合弁50を介して湯水導出路24a、給水分岐路24bおよび給水路23が連通する。これにより、循環ポンプ22aの駆動によって、貯湯槽21の湯水が湯水導出路24aに導出されて、混合弁50から給水分岐路24bおよび給水路23を通って貯湯槽21に戻るように循環する(図1の破線の矢印参照)。
また、このとき、バイパス弁25aが開状態であるため、混合弁50を介して湯水導出路24a、混合湯導出路24d、バイパス路25および給水路23が連通する。これにより、循環ポンプ22aの駆動によって、貯湯槽21の湯水が湯水導出路24aに導出されて、混合弁50から混合湯導出路24d、バイパス路25および給水路23を通って貯湯槽21に戻るように循環する(図1の破線の矢印参照)。なお、第一凍結防止制御が実行されている場合、上述した循環ポンプ22aのフィードバック制御が停止される。
燃料電池システム1が発電運転中である場合、排熱回収システム20が作動しているため、湯水に排熱が回収される。これにより、各流路の湯水の温度が上昇する。なお、燃料電池システム1が発電運転中である場合、電力切替装置70がオフ状態であるため、加熱装置22bによる湯水の加熱は行われない。
続けて、制御装置15は、ステップS108にて第一凍結防止制御が開始された時点から第二所定時間が経過したか否かを判定する。第二所定時間は、第一凍結防止制御が開始された時点から、貯湯槽21に貯留された湯水が各流路を一巡する時間より長い時間に設定されている。第二所定時間は、例えば3分である。
第二所定時間が経過していない場合、制御装置15は、ステップS108にて「NO」と判定し、ステップS108を繰り返し実行する。第二所定時間が経過した場合、制御装置15は、ステップS108にて「YES」と判定し、プログラムをステップS110に進める。
制御装置15は、ステップS110にて、第一温度センサ22cによって検出された第一検出温度が第三所定温度以下であるか否かを判定する。第三所定温度は、第一所定温度より高い温度かつ循環温度より低い温度に設定されている。
燃料電池システム1が発電運転中である場合においては排熱回収システム20が作動しているため、排熱回収システム20が作動していない場合に比べて、貯湯水に貯留されている湯水の温度が高い。これにより、第一検出温度が第三所定温度より高いである場合、貯湯槽21に貯留されている湯水が第一凍結防止制御により各流路を循環することによって、各流路の湯水の凍結が抑制される。よって、この場合、制御装置15は、ステップS110にて「NO」と判定する。
続けて、制御装置15は、ステップS112にて、ステップS102と同様に、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度のうち少なくとも一つが第一所定温度以下であるか否かを判定する。第一凍結防止制御によって各流路の湯水の温度が上昇することにより、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度が第一所定温度より高くなった場合、制御装置15は、ステップS112にて「NO」と判定してプログラムをステップS114に進める。
制御装置15は、ステップS114にて、第一凍結防止制御が開始された時点から第三所定時間が経過したか否を判定する。第三所定時間は、第二所定時間より長い時間に設定されている。第三所定時間は、例えば15分である。第三所定時間が経過していない場合、制御装置15は、ステップS112,S114を繰り返し実行する。
燃料電池システム1が発電運転中である場合、排熱回収システム20が作動しているため、湯水循環路22を流れる湯水の温度が循環温度となるように湯水が加熱されている。これにより、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度が第一所定温度以下にならない。よって、制御装置15は、第三所定時間が経過するまで、ステップS112,S114にて「NO」と繰り返し判定する。
そして、第三所定時間が経過した場合、制御装置15は、ステップS114にて「YES」と判定する。そして、制御装置15は、ステップS116にて第一凍結防止制御を終了して、プログラムをステップS102に戻す。燃料電池システム1が発電運転中である場合において、第一凍結防止制御が終了したとき、上述した循環ポンプ22aのフィードバック制御が実行される。
なお、上述した燃料電池システム1が発電運転中であって、外気温が比較的低くなっている場合においても、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度が第一所定温度より高い場合、制御装置15は、ステップS102にて「NO」と判定する。
そして、制御装置15は、ステップS104にて、外気温センサ60によって検出された外気検出温度が第二所定温度以下、かつ、混合湯非導出時間が第一所定時間以上であるか否かを判定する。第二所定温度は、水が凍結しない温度のうち比較的低い温度に設定されている。第二所定温度は、第一所定温度より低い温度に設定されている。第二所定温度は、例えば5℃である。第一所定時間は、外気温が比較的低い場合に各流路の湯水が凍結する時間のうち比較的短い時間に設定されている。第一所定時間は、例えば6時間である。
外気温が比較的高いことにより外気検出温度が第二所定温度より高い場合、または、給湯装置40の給湯が行われたことにより混合湯非導出時間が第一所定時間より短い場合、制御装置15は、ステップS104にて「NO」と判定し、プログラムをステップS102に戻す。
一方、外気温が比較的低いことにより外気検出温度が第二所定温度以下であり、かつ、給湯装置40の給湯が比較的長い時間行われないことにより混合湯非導出時間が第一所定時間以上である場合、制御装置15は、ステップS104にて「YES」と判定し、ステップS106にて第一凍結防止制御を開始する。
このように、制御装置15は、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度のうち少なくとも一つの温度が、第一所定温度以下となった場合、または、外気温センサ60によって検出された温度(外気検出温度)が第二所定温度以下かつ混合弁50から混合湯が導出されていない時間(混合湯非導出時間)が第一所定時間以上である場合、第一凍結防止制御を実行する。燃料電池システム1が発電運転中である場合においては、制御装置15は、上述したようにステップS106〜S114を実行する。
なお、燃料電池システム1が起動運転中および停止運転中である場合においても、上述した燃料電池システム1が発電運転中である場合と同様に、制御装置15は、ステップS102〜S114を実行する。このように、燃料電池システム1が発電運転中、起動運転中および停止運転中である場合、第一凍結防止制御のみによって、各流路の湯水の温度が上昇するため、各流路の凍結が抑制される。
次に、燃料電池システム1が待機状態であって、外気温が比較的低くなっている場合について説明する。燃料電池システム1が待機状態である場合、燃料電池モジュール30による発電が行われず、排熱回収システム20が作動していないため、各流路の湯水の温度が外気によって低下する。
これにより、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度のうち少なくとも一つが第一所定温度以下となった場合、または、外気検出温度が第二所定温度以下かつ混合湯非導出時間が第一所定時間以上となった場合、制御装置15は、ステップS102またはステップS104にて「YES」と判定し、ステップS106にて第一凍結防止制御を開始する。さらに、制御装置15は、上述したようにステップS108を実行する。
貯湯槽21に貯留されている湯水の温度が比較的高いことにより、第一検出温度が第三所定温度より高く、さらに、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度の全てが第一所定温度より高い場合、制御装置15は、ステップS110,S112にて「NO」と判定する。そして、この場合、制御装置15は、第三所定時間が経過するまで、ステップS112,S114を繰り返し実行する。
さらに、この場合において、第三所定時間が経過した場合、制御装置15は、ステップS102に戻す。したがって、貯湯槽21に貯留されている湯水の温度が比較的高いことにより、第一検出温度が第三所定温度より高く、さらに、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度の全てが第一所定温度より高い場合、制御装置15は、ステップS102〜S116を繰り返し実行する。
燃料電池システム1が待機状態であって、排熱回収システム20が作動していない場合、外気温によって貯湯槽21および各流路の湯水の温度が徐々に低下する。これにより、第一凍結防止制御が実行されている場合において、第一検出温度が第三所定温度以下となった場合、または、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度のうち少なくとも何れか一つが第一所定温度以下となった場合、制御装置15は、ステップS110またはステップS112にて「YES」と判定し、プログラムをステップS118に進める。
制御装置15は、ステップS118にて、第二凍結防止制御を実行する(第二凍結防止制御部)。第二凍結防止制御は、加熱装置22bによって湯水を加熱する制御である。このように、制御装置15は、第一凍結防止制御が開始された時点から第二所定時間経過した時に、第一検出温度が第一所定温度より高い第三所定温度以下である場合、または、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度のうち少なくとも一つの温度が第一所定温度以下である場合、第二凍結防止制御を実行する。また、このとき、制御装置15は、第一凍結防止制御と第二凍結防止制御とを同時に実行する。
制御装置15は、第二凍結防止制御が開始された場合、電力切替装置70をオフ状態から交流オン状態に切り替える。制御装置15は、具体的には、第二凍結防止制御が開始された時点から第四所定時間(例えば5分)だけ、電力切替装置70によって第二電圧値にて交流電圧を加熱装置22bに出力する。第四所定時間は、加熱装置22bによって加熱された湯水が各流路を一巡する時間より長い時間に設定されている。制御装置15は、第四所定時間が経過した時点に、電力切替装置70によって第二電圧値から第三電圧値に切り替えて交流電圧を加熱装置22bに出力する。これにより、湯水循環路22を循環する湯水が加熱装置22bによって加熱されるため、各流路の湯水の温度が上昇する。
続けて、制御装置15は、ステップS120にて、第二凍結防止制御が開始されてから、第五所定時間が経過したか否かを判定する。第五所定時間は、第四所定時間より長い時間に設定されている。第五所定時間は、例えば15分である。第五所定時間が経過していない場合、制御装置15は、ステップS120にて「NO」と判定し、ステップS120を繰り返し実行する。
一方、第五所定時間が経過した場合、制御装置15は、ステップS120にて「YES」と判定する。そして、制御装置15は、ステップS122にて第一凍結防止制御および第二凍結防止制御を終了して、プログラムをステップS102に戻す。そして、外気温によって各流路の湯水の温度が再度低下した場合、上述したように、ステップS102〜S122が再度実行される。
次に、燃料電池システム1が自立発電運転中である場合について説明する。この場合、燃料電池システム1が発電運転中である場合と同様に、排熱回収システム20が作動しているため、湯水に排熱が回収される。よって、第一凍結防止制御が行われた場合、各流路の湯水の温度が上昇するため、各流路の湯水の凍結が抑制される。すなわち、この場合、第二凍結防止制御が実行されない。なお、燃料電池システム1が自立発電運転中である場合、電力切替装置70が直流オン状態であるため、加熱装置22bによる湯水の加熱が行われる。
本実施形態によれば、燃料電池システム1(コジェネレーションシステム)は、燃料電池モジュール30と、湯水を貯湯する貯湯槽21と、貯湯槽21に貯湯された湯水が循環する湯水循環路22と、湯水循環路22に設けられ、湯水を循環させる循環ポンプ22aと、湯水循環路22に設けられ、燃料電池モジュール30からの排熱と貯湯槽21に貯湯された湯水との熱交換を行う熱交換器12と、水源Wからの水を貯湯槽21に供給する給水路23と、貯湯槽21の湯水が導出される湯水導出路24aおよび給水路23にそれぞれ接続され、弁体52が駆動されることにより、弁体52の位置を、湯水導出路24aからの湯水と給水路23からの水とを混合させる混合位置にすることによって、湯水と水とを混合させた混合湯を生成するとともに、混合湯を導出する混合弁50と、混合弁50から導出された混合湯を給湯装置40に導出する混合湯導出路24dと、湯水循環路22に設けられ、湯水の温度を検出する第一温度センサ22cと、給水路23に設けられ、水の温度を検出する第二温度センサ23aと、混合湯導出路24dに設けられ、混合湯の温度を検出する第三温度センサ24d1と、燃料電池モジュール30を少なくとも制御する制御装置15と、を備えている。制御装置15は、第一温度センサ22cによって検出された温度である第一検出温度、第二温度センサ23aによって検出された温度である第二検出温度および第三温度センサ24d1によって検出された温度である第三検出温度のうち少なくとも一つの温度が、第一所定温度以下となった場合、弁体52を駆動して弁体52の位置を混合位置に位置させ、かつ、循環ポンプ22aを駆動して湯水を循環させる第一凍結防止制御を実行する第一凍結防止制御部(ステップS106)を備えている。
これによれば、第一凍結防止制御によって、貯湯槽21に貯湯された湯水が湯水循環路22を循環するとともに、貯湯槽21の湯水が湯水導出路24aに導出されて、混合弁50および給水路23を通って貯湯槽21に戻るように循環する。よって、貯湯槽21の湯水が循環する湯水循環路22だけでなく、貯湯槽21と給湯装置40との間の湯水導出路24a、混合弁50および混合湯導出路24dや、貯湯槽21と水源Wとの間の給水路23における湯水の温度が上昇する。したがって、貯湯槽21に接続された流路の凍結を抑制することができる。
また、第一凍結防止制御によって、各流路の湯水の温度が上昇するため、各流路の湯水の凍結を抑制するための、各流路を加熱するヒータ等を不要とすることができる。よって、燃料電池システム1の部品点数の増加ひいては燃料電池システム1の高コスト化を抑制することができる。
また、燃料電池システム1は、外気の温度を検出する外気温センサ60をさらに備えている。制御装置15の第一凍結防止制御部(ステップS106)は、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度のうち少なくとも一つの温度が、第一所定温度以下となった場合、または、外気温センサ60によって検出された温度(外気検出温度)が第二所定温度以下かつ混合弁50から混合湯が導出されていない時間(混合湯非導出時間)が第一所定時間以上である場合、第一凍結防止制御を実行する。
これによれば、第一凍結防止制御部(ステップS106)は、湯水循環路22、湯水導出路24a、給水路23に設けられた各温度センサ22c,23a,24d1によって検出された温度によらずに、第一凍結防止制御を実行する。よって、各温度センサ22c,23a,24d1の一つに異常が発生した場合においても、貯湯槽21に接続された流路の湯水の凍結を抑制することができる。
また、燃料電池システム1は、湯水循環路22に設けられ、電力が供給されることにより湯水を加熱する加熱装置22bをさらに備えている。制御装置15は、第一凍結防止制御部(ステップS106)によって第一凍結防止制御が開始された時点から第二所定時間経過した時に、第一検出温度が第一所定温度より高い第三所定温度以下である場合、または、第一検出温度、第二検出温度および第三検出温度のうち少なくとも一つの温度が第一所定温度以下である場合、加熱装置22bによって湯水を加熱する第二凍結防止制御を行う第二凍結防止制御部(ステップS118)をさらに備えている。
これによれば、第一凍結防止制御が行われているときに貯湯槽21の湯水の温度が低下した場合においても、第二凍結防止制御によって、加熱装置22bが湯水を加熱することにより、湯水の温度が上昇する。よって、貯湯槽21に接続された流路の湯水の凍結を確実に抑制することができる。
また、加熱装置22bは、系統電源16aからの電力の供給が停止された場合に燃料電池モジュール30によって発電された電力のみを外部電力負荷16bに供給する自立発電運転中において、燃料電池モジュール30によって発電された電力のうち、外部電力負荷16bによって消費されない余剰電力を消費する余剰電力消費ヒータである。
これによれば、燃料電池システム1は、自立発電運転中に使用される余剰電力消費ヒータを加熱装置22bとして利用する。よって、燃料電池システム1の部品点数の増加ひいては燃料電池システム1の高コスト化を招くことなく、第二凍結防止制御を行うことができる。
また、燃料電池システム1は、燃料電池モジュール30、系統電源16aおよび加熱装置22bの各々に電気的に接続され、燃料電池モジュール30によって発電された電力と系統電源16aから供給された電力とを切り替えて加熱装置22bに供給する電力切替装置70、をさらに備えている。
これによれば、系統電源16aからの電力を加熱装置22bに供給することができる。よって、燃料電池モジュール30が発電していない場合においても、第二凍結防止制御を行うことができる。例えば、供給源Gsの異常によって供給源Gsから改質用原料が供給されないような場合においても、系統電源16aからの電力によって、第一凍結防止制御および第二凍結防止制御を行うことができる。
また、燃料電池モジュール30は、自立発電運転中において、発電した電力を第一電圧値にて出力する。電力切替装置70は、系統電源16aからの電力を加熱装置22bに供給する場合、系統電源16aから供給された電力を、第一電圧値より小さい第二電圧値および第二電圧値より小さい第三電圧値の一方に切り替えて出力可能に設けられている。
これによれば、系統電源16aからの電力が加熱装置22bに供給される場合、燃料電池モジュール30からの電力が加熱装置22bに供給される場合に比べて、電圧値が小さくなる。第二凍結防止制御の安全性を向上させることができる。
また、本実施形態におけるコジェネレーションシステム(燃料電池システム1)の発電装置は、燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池34と、改質水から水蒸気を生成する蒸発部32と、供給源Gsからの改質用原料と蒸発部32からの水蒸気とから燃料を生成して燃料電池34に供給する改質部33と、を備えた燃料電池モジュール30である。
なお、上述した実施形態において、コジェネレーションシステムの一例を示したが、本発明はこれに限定されず、他の構成を採用することもできる。例えば、上述したコジェネレーションシステムの発電ユニット10は、燃料電池モジュール30を用いているが、これに代えて、ガスエンジン等の内燃機関(図示なし)および発電機(図示なし)を用いて発電ユニット10を構成するようにしても良い。この場合、本発明の発電装置は、内燃機関および発電機を用いて構成される。
また、上述した実施形態において、制御装置15は、第一凍結防止制御にて、バイパス弁25aを開状態にしているが、これに代えて、バイパス弁25aを閉状態のままとするようにしても良い。さらに、制御装置15は、ステップS104を省略するようにしても良い。また、制御装置15は、ステップS114,S116を省略するようにしても良い。
また、上述した実施形態において、制御装置15は、第一凍結防止制御にて、電力切替装置70をオフ状態または直流オン状態に切り替えているが、これに代えて、電力切替装置70を交流オン状態に切り替えるようにしても良い。
また、上述した実施形態において、制御装置15は、第二凍結防止制御にて、加熱装置22bに対して電力切替装置70からの電力を、第二電圧値にて出力して、第四所定時間経過した時に第三電圧値に切り替えて出力している。これに対して、制御装置15は、第二凍結防止制御にて、加熱装置22bに対して電力切替装置70からの電力を、第二電圧値一定にて、または第三電圧値一定にて出力するようにしても良い。また、制御装置15は、第二凍結防止制御にて、加熱装置22bに対して電力切替装置70からの電力を、第二電圧値にて出力した後、第一検出温度が第四所定温度(例えば20℃)となった時に第三電圧値に切り替えて出力するようにしても良い。
また、上述した実施形態において、加熱装置22bは、余剰電力消費ヒータであるが、これに代えて、加熱装置22bを、余剰電力消費ヒータとは別に設けるようにしても良い。
また、上述した実施形態において、加熱装置22bは、所定電気抵抗値一定にて設定されているが、これに代えて、加熱装置22bを、電気抵抗値を可変可能に設けるようにしても良い。この場合、第二凍結防止制御において、第一検出温度が第五所定温度(例えば20℃)となるように、制御装置15が加熱装置22bの電気抵抗値を制御するようにしても良い。
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各温度センサ22c,23a,24d1の個数や配置位置、各所定温度や各所定時間、第二凍結防止制御における第二電圧値と第三電圧値との切替タイミング、循環ポンプ22aの駆動方法を変更するようにしても良い。
1…燃料電池システム(コジェネレーションシステム)、10…発電ユニット、11(30)…燃料電池モジュール、12…熱交換器、15…制御装置、16a…系統電源、16b…外部電力負荷、20…排熱回収システム、21…貯湯槽、22…湯水循環路、22a…循環ポンプ、22b…加熱装置、22c…第一温度センサ、23…給水路、23a…第二温度センサ、24a…湯水導出路、24b…給水分岐路、24c(50)…混合弁、24d…混合湯導出路、24d1…第三温度センサ、32…蒸発部、33…改質部、34…燃料電池、40…給湯装置、52…弁体、60…外気温センサ、70…電力切替装置、Gs…供給源、S106…第一凍結防止制御部、S118…第二凍結防止制御部、W…水源。

Claims (7)

  1. 発電装置と、
    湯水を貯湯する貯湯槽と、
    前記貯湯槽に貯湯された前記湯水が循環する湯水循環路と、
    前記湯水循環路に設けられ、前記湯水を循環させる循環ポンプと、
    前記湯水循環路に設けられ、前記発電装置からの排熱と前記貯湯槽に貯湯された前記湯水との熱交換を行う熱交換器と、
    水源からの水を前記貯湯槽に供給する給水路と、
    前記貯湯槽の前記湯水が導出される湯水導出路および前記給水路にそれぞれ接続され、弁体が駆動されることにより、前記弁体の位置を、前記湯水導出路からの前記湯水と前記給水路からの前記水とを混合させる混合位置にすることによって、前記湯水と前記水とを混合させた混合湯を生成するとともに、前記混合湯を導出する混合弁と、
    前記混合弁から導出された前記混合湯を給湯装置に導出する混合湯導出路と、
    前記湯水循環路に設けられ、前記湯水の温度を検出する第一温度センサと、
    前記給水路に設けられ、前記水の温度を検出する第二温度センサと、
    前記混合湯導出路に設けられ、前記混合湯の温度を検出する第三温度センサと、
    前記発電装置を少なくとも制御する制御装置と、を備えたコジェネレーションシステムであって、
    前記制御装置は、
    前記第一温度センサによって検出された温度である第一検出温度、前記第二温度センサによって検出された温度である第二検出温度および前記第三温度センサによって検出された温度である第三検出温度のうち少なくとも一つの温度が、第一所定温度以下となった場合、
    前記弁体を駆動して前記弁体の位置を前記混合位置に位置させ、かつ、前記循環ポンプを駆動して前記湯水を循環させる第一凍結防止制御を実行する第一凍結防止制御部を備えているコジェネレーションシステム。
  2. 外気の温度を検出する外気温センサをさらに備え、
    前記第一凍結防止制御部は、
    前記第一検出温度、前記第二検出温度および前記第三検出温度のうち少なくとも一つの温度が、前記第一所定温度以下となった場合、または、前記外気温センサによって検出された温度が第二所定温度以下かつ前記混合弁から前記混合湯が導出されていない時間が第一所定時間以上である場合、前記第一凍結防止制御を実行する請求項1に記載のコジェネレーションシステム。
  3. 前記湯水循環路に設けられ、電力が供給されることにより前記湯水を加熱する加熱装置をさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記第一凍結防止制御部によって前記第一凍結防止制御が開始された時点から第二所定時間経過した時に、前記第一検出温度が前記第一所定温度より高い第三所定温度以下である場合、または、前記第一検出温度、前記第二検出温度および前記第三検出温度のうち少なくとも一つの温度が前記第一所定温度以下である場合、
    前記加熱装置によって前記湯水を加熱する第二凍結防止制御を行う第二凍結防止制御部をさらに備えている請求項1または請求項2に記載のコジェネレーションシステム。
  4. 前記加熱装置は、系統電源からの電力の供給が停止された場合に前記発電装置によって発電された電力のみを外部電力負荷に供給する自立発電運転中において、前記発電装置によって発電された電力のうち、前記外部電力負荷によって消費されない余剰電力を消費する余剰電力消費ヒータである請求項3に記載のコジェネレーションシステム。
  5. 前記発電装置、前記系統電源および前記加熱装置の各々に電気的に接続され、前記発電装置によって発電された電力と前記系統電源から供給された電力とを切り替えて前記加熱装置に供給する電力切替装置、をさらに備えている請求項4に記載のコジェネレーションシステム。
  6. 前記発電装置は、前記自立発電運転中において、発電した電力を第一電圧値にて出力し、
    前記電力切替装置は、前記系統電源からの電力を前記加熱装置に供給する場合、前記系統電源から供給された電力を、前記第一電圧値より小さい第二電圧値および前記第二電圧値より小さい第三電圧値の一方に切り替えて出力可能に設けられている請求項5に記載のコジェネレーションシステム。
  7. 前記発電装置は、燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池と、改質水から水蒸気を生成する蒸発部と、供給源からの改質用原料と前記蒸発部からの前記水蒸気とから前記燃料を生成して前記燃料電池に供給する改質部と、を備えた燃料電池モジュールである請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載のコジェネレーションシステム。
JP2016218559A 2016-11-09 2016-11-09 コジェネレーションシステム Pending JP2018076998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016218559A JP2018076998A (ja) 2016-11-09 2016-11-09 コジェネレーションシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016218559A JP2018076998A (ja) 2016-11-09 2016-11-09 コジェネレーションシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018076998A true JP2018076998A (ja) 2018-05-17

Family

ID=62150239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016218559A Pending JP2018076998A (ja) 2016-11-09 2016-11-09 コジェネレーションシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018076998A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110657582A (zh) * 2019-09-11 2020-01-07 广东万家乐燃气具有限公司 一种防冻热水器及其控制方法
JP2020012598A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 アイシン精機株式会社 コジェネレーションシステム
JP2020153656A (ja) * 2019-03-14 2020-09-24 大阪瓦斯株式会社 熱電併給システム
JP2020184455A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 アイシン精機株式会社 コージェネレーションシステム
JP2020194665A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 ダイニチ工業株式会社 燃料電池装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004060980A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Rinnai Corp コージェネレーションシステム
JP2012197964A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Osaka Gas Co Ltd 給湯システムの凍結予防装置及び給湯システム
JP2012238424A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Toshiba Fuel Cell Power Systems Corp 燃料電池発電システムおよび燃料電池発電システムにおける電気ヒータへの電力投入方法
JP2013029288A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Noritz Corp コージェネレーションシステム
JP2014186904A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Aisin Seiki Co Ltd 燃料電池システム
JP2015129637A (ja) * 2015-03-12 2015-07-16 リンナイ株式会社 ヒートポンプシステム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004060980A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Rinnai Corp コージェネレーションシステム
JP2012197964A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Osaka Gas Co Ltd 給湯システムの凍結予防装置及び給湯システム
JP2012238424A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Toshiba Fuel Cell Power Systems Corp 燃料電池発電システムおよび燃料電池発電システムにおける電気ヒータへの電力投入方法
JP2013029288A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Noritz Corp コージェネレーションシステム
JP2014186904A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Aisin Seiki Co Ltd 燃料電池システム
JP2015129637A (ja) * 2015-03-12 2015-07-16 リンナイ株式会社 ヒートポンプシステム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020012598A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 アイシン精機株式会社 コジェネレーションシステム
JP2020153656A (ja) * 2019-03-14 2020-09-24 大阪瓦斯株式会社 熱電併給システム
JP7345338B2 (ja) 2019-03-14 2023-09-15 大阪瓦斯株式会社 熱電併給システム
JP2020184455A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 アイシン精機株式会社 コージェネレーションシステム
JP7293848B2 (ja) 2019-05-08 2023-06-20 株式会社アイシン コージェネレーションシステム
JP2020194665A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 ダイニチ工業株式会社 燃料電池装置
JP7341726B2 (ja) 2019-05-27 2023-09-11 ダイニチ工業株式会社 燃料電池装置
CN110657582A (zh) * 2019-09-11 2020-01-07 广东万家乐燃气具有限公司 一种防冻热水器及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018076998A (ja) コジェネレーションシステム
JP6111762B2 (ja) 燃料電池システム
JP2008108484A (ja) 燃料電池システム
JP6447014B2 (ja) 燃料電池システム
JP2014204636A (ja) 分散型電源システム
JP6111855B2 (ja) 燃料電池システム
JP6728759B2 (ja) コジェネレーションシステム
EP3070774B1 (en) Fuel cell system
JP2019186109A (ja) 燃料電池システム
WO2010116609A1 (ja) 燃料電池システムおよびその運転方法
JP6226922B2 (ja) 燃料電池コージェネレーションシステムの起動方法及びその運転方法
JP6623834B2 (ja) コジェネレーションシステム
JP6699232B2 (ja) 燃料電池システム
JP6720574B2 (ja) 燃料電池システム
JP2012134060A (ja) 燃料電池システム
JP7056245B2 (ja) 発電システム
JP6682911B2 (ja) コジェネレーションシステム
JP6213690B2 (ja) 分散型電源システム
JP6939316B2 (ja) 燃料電池システム
JP5655549B2 (ja) 燃料電池システム
JP2016176657A (ja) コジェネレーションシステム
JP6115230B2 (ja) 燃料電池システム
JP2019122162A (ja) コジェネレーション装置
JP2014134355A (ja) コージェネレーションシステム及びコージェネレーションシステムの運転方法
JP6264120B2 (ja) 分散型電源システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201104

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210427