JP2018075916A - 乗物用シート送風装置、及び乗物用シート - Google Patents

乗物用シート送風装置、及び乗物用シート Download PDF

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Abstract

【課題】シートパッドと送風機との間に介在するダクトを廃した乗物用シート送風装置、及び当該送風装置を備える乗物用シートを提供する。【解決手段】送風ユニット20は、送風機21とカバープレート41とを備える。送風機21は、気流を発生させる羽根車、及び当該気流をシートパッド内に形成された通風路に流通させるための送風機口24を有する。カバープレート41は、送風機口24に設けられ、気流が流通可能な開口であるカバー通風口43と、送風機口24への荷重の印加を抑制する保護部44とを備える。送風ユニット20は、シートパッドの裏面に設けられた通風路の開口とカバー通風口43とが向かい合う位置でシートパッドに沿って乗物用シートに装着され、送風機21により生成された気流を通風路に流通させる。【選択図】図4

Description

本開示は、乗物用シート内のシートパッドの表裏に空気を流通させる乗物用シート送風装置、及び当該送風装置を備える乗物用シートに関する。
特許文献1には、乗物用シートの座面を形作るシートパッドの裏側に送風機を配置し、シートパッドの内部に形成された通風路と送風機とを、蛇腹状の管路を有するダクトを介して接続する構成が開示されている。特許文献1に記載の先行技術においては、シートパッドの通風路に接続されるダクトと送風機とが上下方向に連なって配置されている。
特開2016−55783号公報
特許文献1に記載のように、ダクトと送風機とがシートパッドへの接続方向に連なって配置されると、ダクトと送風機とを含む送風装置全体の厚みが増大してしまう。そのため、シートパッドの裏側の限られたスペースに送風機を搭載するにあたって、大きな空間を必要とするという問題がある。また、ダクトに設けられた蛇腹構造の凹凸により空気の円滑な流通が妨げられるため、騒音が発生しやすいという問題がある。
そこで、本開示は、シートパッドと送風機との間に介在するダクトを廃した乗物用シート送風装置、及び当該送風装置を備える乗物用シートを提供する。
本開示の一形態である乗物用シート送風装置は、着席者の体を支える支持面を形作るとともに、空気が流通可能に形成された通風路を有するシートパッドを備える乗物用シートに装着され、通風路に空気を流通させるように構成されている。この乗物用シート送風装置は、送風機と、カバー部材とを備える。
送風機は、気流を発生させる羽根車、及び当該気流を通風路に流通させるための開口である送風機側開口を有する。カバー部材は、送風機側開口に設けられ、気流が流通可能な開口であるカバー側通風口と、送風機側開口への荷重の印加を抑制するように構成された保護部とを備える。そして、この乗物用シート送風装置は、シートパッドの裏面に設けられた通風路の開口とカバー部材のカバー側通風口とが向かい合う位置でシートパッドに沿って乗物用シートに装着される。
上記構成によれば、シートパッドと送風機との間にダクトを介さずに設置可能な乗物用シート送風装置を得ることができる。シートパッドと送風機との間に介在するダクトを廃したことで、送風装置全体の厚みを低減することができる。よって、シートパッドの裏側の限られたスペースに乗物用シート送風装置を搭載するのに有利である。また、ダクト内を空気が流通することに起因する騒音を抑制できる。
一方、シートパッドと送風機との間に介在するダクトを廃したことにより、シートパッドの表側から印加される局所的な強い荷重が送風機に直接かかることが懸念される。そこで、送風機側開口にカバー部材を被せて配置したことで、シートパッドの表側から印加される局所的な強い荷重に対して、送風機を保護することができる。また、荷重によりシートパッドが送風機の方向に変位することに対して、カバー部材によりシートパッドの一部が送風機側開口内に進入することを抑制できる。
本開示の乗物用シート送風装置において、以下の構成を採用してもよい。例えば、送風機側開口が羽根車の回転軸方向に開口された送風機において、カバー部材は、カバー側通風口の中心と羽根車の回転軸線とが重なる位置で送風機側開口に配置されている。さらに、カバー側通風口の中心及び羽根車の回転軸線と、シートパッドの裏面に設けられた通風路の開口の中心とが重なる位置でカバー部材及び送風機がシートに取付けられるように構成されているとよい。
このようにすることで、送風機側開口からシートパッドの通風路まで至る気流の流通経路を曲げずに真っ直ぐにすることができる。これにより送風機によって送られる気流の流れが円滑になり、騒音を抑制できる。
本開示の乗物用シート送風装置では、保護部がカバー側通風口の周囲に配置され、シートパッド側に向かって凸状に形成された構造を有するように構成されているとよい。さらに、少なくとも一対の保護部が、カバー側通風口を挟む位置に配置されているとよい。このような構成によれば、空気が流通するのに適した開口を確保しつつ、シートパッド側に向かって厚みを増すことにより、シートパッドと送風機側開口との離隔を確保し、送風機側開口への異物の進入を効果的に抑制できる。
本開示の乗物用シート送風装置では、シートパッドの裏面に設けられた通風路の開口とカバー側通風口との間に介在し、通風路の開口とカバー側通風口との間における気流の流通経路を封止するように構成された環状のシール部材を更に備えるように構成するとよい。このようにすることで、シートパッドの通風路とカバー側通風口との接続部分における気密性を向上できる。また、シートパッドとカバー部材との間の緩衝や騒音の低減に寄与する。
また、本開示の別形態は、乗物用シートとしてなされていてもよい。この乗物用シートは、着席者の体を支える支持面を形作ると共に、空気が流通可能に形成された通風路を有するシートパッドと、通風路に空気を流通させる送風装置とを備える。この乗物用シートが備える送風装置が、本開示における上述の乗物用シート送風装置に相当する。それにより、シートパッドと送風機との間にダクトを介さずに設置可能な送風装置を備える乗物用シートを得ることができる。
シートバックを前方側から見た斜視図。 送風ユニットの配置状況を表すシートバック内部の背面図。 送風ユニットを前方側から見た斜視図。 送風ユニットを構成する部材を表す展開図。 シートバックと送風ユニットとの接続部分の構造を表す一部断面図。 カバープレートの正面図。 カバープレートの断面図。
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本開示は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。本実施形態は、本開示における乗物用シート送風装置、及び当該送風装置を備える乗物用シートを、自動車等の座席に用いられるシートに適用したものである。なお、本実施形態において、各図に付された上下前後左右の方向を示す矢印は、各図相互の関係を理解しやすくするために記載したものである。本開示は、各図に付された方向に限定されるものではない。
図1、図2に例示されるように、シート1は、着席者の背部を支持するシートバック11と、着席者の臀部を支持するシートクッション(図示省略)と、シートバック11の内部に配置される送風ユニット20と、ヘッドレスト(図示省略)とを備える。このシート1は、シートバック11が形成する背凭れ面11aに設けられた複数の前面側開口15cから空気を吸引する空調機構を備えている。ここでは、シートバック11を例に挙げて本開示の一実施形態について説明する。
シートバック11は、クッション材として機能する発泡ウレタンから成るシートパッド12を備える。シートパッド12は、シートバック11の骨格を成すバックフレーム(図示省略)に被せられ、背凭れ面11aを形作る部材である。以下、シートパッド12の前側に向いた面を表面、後側に向いた面を裏面と称する。
図2に例示されるとおり、シートパッド12の裏面側の上部には、送風ユニット20が設けられている。この送風ユニット20が、本開示における乗物用シート送風装置に相当する。送風ユニット20は、回転する羽根車により気流を発生させる送風機21を備える。この送風ユニット20は、送風機21が空気を吸引するための開口である送風機口24がシートパッド12の裏面側に対面するように取付けられている。
シートパッド12の裏面には、送風機口24に対面する位置から背凭れ面11aに沿って広がって延びる複数本の連結された溝からなる通風路15が形成されている。この通風路15は、複数個所で部分的にシートパッド12の表面まで貫通しており、シートパッド12の表面と裏面との間で空気が通り抜けられるようになっている。
そして、シートパッド12の裏面における通風路15が形成されている範囲には、シートパッド裏蓋13が通風路15の開放面を覆うように貼り付けられている。シートパッド裏蓋13は、例えば、硬質フェルトから成る薄板状の部材である。シートパッド裏蓋13により通風路15の開放面が塞がれることにより、通風路15の溝に沿って空気が流通可能になっている。さらに、シートパッド裏蓋13には、空気を流通させるための開口である通風路開口部15aが送風機口24に正対する位置に設けられており、この開口を通して送風機口24と通風路15とが連通している。したがって、送風ユニット20が送風機口24から空気を吸引することで、通風路15を通してシートパッド12の表面から吸い込んだ空気をシートパッド12の裏側へ排出することができるようになっている。
つぎに、送風ユニット20の詳細な構成について、図3、図4を参照しながら説明する。図3、図4に例示されるとおり、送風ユニット20は、送風機21と、取付部材31と、カバープレート41とシール部材50とが一列に重ね合わされて構成されている。
送風機21は、モータにより羽根車を回転させることにより気流を発生させるファンであり、送風ユニット20の最も後側に設けられる。本実施形態では、送風機21として遠心ファンを用いるものとするが、他の形式のファンを用いてもよい。図4に例示されるとおり、送風機21は、モータ及び羽根車(図示省略)を収容する外箱である送風ケーシング22を備える。羽根車は、回転軸を前後方向に向け、かつ送風機21の前側から空気を吸引する向きで送風ケーシング22内に収納されている。
送風ケーシング22の前側の中央部には、羽根車の回転軸線を中心とする円形の開口である送風機口24が設けられている。この送風機口24から空気が吸引されて送風ケーシング22の後方側に設けられた排気口(図示省略)から排出されるようになっている。また、送風機口24の周囲には、4つの締結穴23a,23b,23c,23dが設けられている。締結穴23a〜23dは、送風機21と取付部材31とカバープレート41とを重ね合わせて締結するリベット51a,51b,52c,52dを差し込むための穴である。これらの締結穴23a〜23dは、送風機口24を中心とする周方向に均等間隔に配置されている。
取付部材31は、送風ユニット20の前側とカバープレート41の後側との間に挟まれて設けられ、送風機口24の面内方向に沿って左右に延びる板状の部材である。この取付部材31は、送風機口24がシートパッド12の裏面に設けられた通風路15の開口部分に正対する位置に送風ユニット20を位置決めして支持する機能を担う部材である。取付部材31は、例えば、弾性を有する硬質樹脂により構成され、その弾性力によって送風ユニット20をシートパッド12の裏面の方向に押し付ける状態で送風ユニット20を支持するように構成されている。
図4に例示されるとおり、取付部材31の中央部には、送風機口24を前方に露出させて空気を流通可能にする円形の開口である連通穴33が設けられている。この連通穴33の周囲には、リベット51a〜51dを差し込むための穴である4つの締結穴35a,35b,35c,35dが設けられている。これらの締結穴35a〜35dは、それぞれ送風機21の締結穴23a〜23dと対応する位置に配置されている。
取付部材31の左側及び右側には、取付部材31の裏面側(すなわち、後方)に突出する複数の係合爪34a,34b,34c,34d,34e,34fが設けられている。これらの係合爪34a〜34fは、送風ユニット20が取付けられるべき位置に設けられたバックフレーム関連の部材に対応する位置に配置されている。これにより、係合爪34a〜34fがそれぞれバックフレーム関連の部材に係合することで、送風ユニット20が所定の位置に位置決めされて支持されるようになっている。
カバープレート41は、取付部材31の前側に設けられ、送風機口24を前側から覆う板状の部材である。このカバープレート41は、気流を流通させると共に、送風機口24を保護する機能を担う部材である。ここでいう保護とは、例えば、シートパッド12の表面側から送風機口24に向けて印加される荷重を抑制したり、送風機口24内への異物(例えば、シートパッド12の一部)の進入を抑制することである。このため、カバープレート41は、例えば金属等の剛性に富む素材により構成される。
図3、図4に例示されるとおり、カバープレート41の中央部には、気流を流通させるための開口であるカバー通風口43が設けられている。カバー通風口43は、送風機口24の形状に対応する円形の領域に合わせて開口された、全体として略円形状の開口領域からなる。また、カバープレート41の中央部には、カバー通風口43の両側を挟み込む位置に設けられた細長い凸状の形状を有する保護部44が設けられている。この保護部44がなす厚みよって、シートパッド12と送風機口24との離隔が確保されることにより、送風機口24に向けて印加される荷重が抑制され、また、送風機口24内への異物の進入が抑制される。
また、図4に例示されるとおり、カバー通風口43及び保護部44の周囲には、リベット51a〜51dを差し込むための穴である4つの締結穴45a,45b,45c,45dが設けられている。これらの締結穴45a〜45dは、それぞれ送風機21の締結穴23a〜23dと対応する位置に配置されている。
送風機21、取付部材31、及びカバープレート41は、リベット51a〜51dにより一体に締結されている。具体的には、送風機21、取付部材31、カバープレート41の順に、締結穴23a〜23d、締結穴35a〜35d及び締結穴45a〜45dがそれぞれ重なる位置で重ね合わせられ、各締結穴に差し込まれたリベット51a〜51dの軸端がかしめられることにより締結される。なお、送風機21、取付部材31、及びカバープレート41が締結された際、送風機口24の中心24aとカバー通風口43の中心43aとが、前後方向に重なるように位置決めされるように構成されている。つまり、送風機21に内蔵されている羽根車の回転軸線と、送風機口24の中心24aとカバー通風口43の中心43aとが、一直線に並ぶように構成されている。
シール部材50は、カバー通風口43と通風路開口部15aとの間に気密性を持たせるために用いられるシール部材であり、送風ユニット20の最も前側に配置される。シール部材50は、例えば、軟質ウレタンフォーム等の合成樹脂発泡体や、発泡ゴム等といった弾性及び気密性を有する材料で構成される。シール部材50は、カバー通風口43及び通風路開口部15aの直径よりも大きい、又は同等の内径を有する円環状の部材である。シール部材50は、図3に例示されるとおり、カバー通風口43を囲んでカバープレート41に密着するように配置される。
つぎに、送風ユニット20が、シートパッド12内の通風路15に気流を流通可能に接続されている構造について、図5を参照しながら説明する。図5に例示されるとおり、シートパッド12の裏面側には、上下方向に延びる溝状の通風路15が設けられている。シートパッド12の裏面側における通風路15の開放面はシートパッド裏蓋13により覆われており、これにより、通風路15に沿った空気の流通経路が形成されている。また、シートパッド裏蓋13には、空気を流通させるための円形の開口である通風路開口部15aが設けられている。
シートパッド12の内部において、通風路15の一部から分岐してシートパッド12の表面まで到達する複数の貫通路15bが設けられている。そして、シートパッド12の表面には、貫通路15bに通じる開口である表面側開口15cが設けられている。シートパッド12の表面には、背凭れ面11aの表皮となるシートカバー14がシートパッド12に密着するように被せられている。このシートカバー14は、少なくとも表面側開口15cに対応する位置に、メッシュ素材や貫通穴等といった表裏を空気が貫通可能な通気性を有する構造を備える。
送風ユニット20は、取付部材31によって、送風機口24及びカバー通風口43がシートパッド裏蓋13の通風路開口部15aに正対する位置に位置決めされて取付けられている。より詳細には、送風機21の羽根車の回転軸線、送風機口24の中心、及びカバー通風口43の中心と、通風路開口部15aの中心とが、前後方向に一直線に並ぶ位置に、送風ユニット20が位置決めされている。
送風ユニット20は、取付部材31の弾性力により前方のシートパッド裏蓋13の方向に押圧される状態で支持される。このため、カバープレート41とシートパッド裏蓋13との間に介在するシール部材50が、カバープレート41とシートパッド裏蓋13とにより圧縮され、シール部材50がカバー通風口43及び通風路開口部15aを囲んで密着する。これにより、送風機口24から通風路15に至る空気の流通経路が封止される。
このような構造において、送風機21が作動することにより、シートパッド12の表面側から裏面側へと向かう気流が生成される。これにより、シートカバー14を通して表面側開口15cから吸い込まれた空気が、貫通路15b及び通風路15内を流通し、送風ユニット20の送風機口24から吸引されて後方に排出されるようになっている。
つぎに、カバープレート41の特徴的な構成について、図6,7を参照しながら説明する。図6に例示されるとおり、カバープレート41の中央部には、気流を流通させるための開口であるカバー通風口43が設けられている。カバー通風口43は、送風機口24の中央に合わせて開口された、長方形の長手方向の両端部が円弧状に膨らんだ形状の開口領域からなる。カバー通風口43の開口領域の長手方向の径は、例えば、送風機口24の直径と同等か、送風機口24の直径よりも大きいものとする。
また、カバー通風口43の短手方向の両側には、カバー通風口43を両側から挟む位置関係にある一対の保護部44が設けられている。保護部44は、カバー通風口43の長手方向に沿って細長い直線状に盛り上がった形状を有する。
図7に例示されるとおり、保護部44の断面は、送風機21により生成される気流の流通方向の上流側(すなわちシートパッド12側)に向かって凸な曲線形状に形成されている。保護44が凸状に構成されていることで、シートパッド12の前後方向に沿って保護部64の厚みが増す。この厚みよって、シートパッド12と送風機口24との離隔が確保され、送風機口24への異物の進入を効果的に抑制できる。
つぎに、本実施形態の送風ユニット20及び当該送風ユニット20を備えるシート1における作用効果について説明する。
送風ユニット20によれば、シートパッド12と送風機21との間にダクトを介さずに設置可能な乗物用シート送風装置を得ることができる。シートパッド12と送風機21との間に介在するダクトを廃したことで、送風ユニット20全体の厚みを低減することができる。よって、シートパッド12の裏側の限られたスペースに送風ユニット20を搭載するのに有利である。また、ダクト内を空気が流通することに起因する騒音を抑制できる。
また、送風ユニット20の送風機口24にカバープレート41を被せて配置したことで、シートパッド12の前側から印加される局所的な強い荷重に対して、送風機21を保護することができる。また、荷重によりシートパッド12が送風機21の方向に変位することに対して、カバープレート41によりシートパッド12の一部が送風機口24内に進入することを抑制できる。
また、カバープレート41は、カバー通風口43の中心と、送風機口24の中心及び羽根車の回転軸線とが重なる位置で送風機口24に被せられている。さらに、カバー通風口43の中心及び羽根車の回転軸線と、シートパッド12内の通風路15に連通する通風路開口部15aの中心とが重なる位置で送風ユニット20が取付けられるように構成されている。このようにすることで、送風機口24から通風路15まで至る気流の流通経路を曲げずに真っ直ぐにすることができる。これにより送風機21によって送られる気流の流れが円滑になり、騒音を抑制できる。
また、カバー通風口43と通風路開口部15aとの間の気流の流通経路を封止するシール部材50を設けたことにより、カバー通風口43と通風路15との接続部分における気密性を向上できる。また、シートパッド12とカバープレート41との間の緩衝や騒音の低減に寄与する。
(変形例)
(1)上述の実施形態では、送風機21によりシートパッド12の表面側から裏面側に向かう気流を形成することで、背凭れ面11aから空気を吸引する空調機構の事例について説明した。これに限らず、空調機構は、送風機21によりシートパッド12の裏面側から表面側に向かう気流を形成することで、背凭れ面11aから空気を吹き出す構成であってもよい。
(2)上述の実施形態では、着席者の背部を支持するシートバック11内に送風ユニット20を備え、シートバック11の表裏に空気を流通させる空調機構の事例について説明した。これに限らず、空調機構は、着席者の臀部を支持するシートクッション内に送風ユニット20を備え、シートクッションの表裏に空気を流通させる構成であってもよい。
(3)上述の実施形態では、本開示におけるカバー部材として、板状の部材であるカバープレート41を適用した事例について説明した。これに限らず、例えば、ドーム形状等の他の形状のカバー部材を適用してもよい。
(4)上述の実施形態では、カバー通風口43の周囲に配置される保護部44について、細長い直線状の形状を適用した事例について説明した。これに限らず、保護部44は、例えば、曲線状の形状や、カバー通風口43を囲む円環状の形状であってもよい。また、カバー通風口43の周囲に配置される保護部44の数は、2つよりも多い又は少なくてもよい。
(5)上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が、本開示の実施形態である。
1…シート、11…シートバック、12…シートパッド、13…シートパッド裏蓋、14…シートカバー、15…通風路、15a…通風路開口部、20…送風ユニット、21…送風機、24…送風機口、31…取付部材、41…カバープレート、43…カバー通風口、44…保護部、50…シール部材。

Claims (7)

  1. 着席者の体を支える支持面を形作ると共に、空気が流通可能に形成された通風路を有するシートパッドを備える乗物用シートに装着され、前記通風路に空気を流通させる乗物用シート送風装置であって、
    気流を発生させる羽根車、及び当該気流を前記通風路に流通させるための開口である送風機側開口を有する送風機と、
    前記送風機側開口に設けられ、前記気流が流通可能な開口であるカバー側通風口と、前記送風機側開口への荷重の印加を抑制するように構成された保護部とを備えるカバー部材とを備え、
    前記シートパッドの裏面に設けられた前記通風路の開口と前記カバー部材のカバー側通風口とが向かい合う位置で前記シートパッドに沿って前記乗物用シートに装着可能に構成された、乗物用シート送風装置。
  2. 前記送風機側開口は、前記羽根車の回転軸方向に開口されており、
    前記カバー部材は、前記カバー側通風口の中心と前記羽根車の回転軸線とが重なる位置で前記送風機側開口に配置された、請求項1に記載の乗物用シート送風装置。
  3. 前記カバー側通風口の中心及び前記羽根車の回転軸線と、前記シートパッドの裏面に設けられた前記通風路の開口の中心とが重なる位置で前記乗物用シートに装着可能に構成された、請求項2に記載の乗物用シート送風装置。
  4. 前記保護部は、前記カバー側通風口の周囲に配置され、前記シートパッド側に向かって凸状に形成された構造を有する、請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の乗物用シート送風装置。
  5. 少なくとも一対の前記保護部が、前記カバー側通風口を挟む位置に配置されている、請求項4に記載の乗物用シート送風装置。
  6. 前記シートパッドの裏面に設けられた前記通風路の開口と前記カバー側通風口との間に介在し、前記通風路の開口と前記カバー側通風口との間における前記気流の流通経路を封止するように構成された環状のシール部材を更に備える、請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の乗物用シート送風装置。
  7. 着席者の体を支える支持面を形作ると共に、空気が流通可能に形成された通風路を有するシートパッドと、前記通風路に空気を流通させる送風装置とを備える乗物用シートであって、
    前記送風装置は、
    気流を発生させる羽根車、及び当該気流を前記通風路に流通させるための開口である送風機側開口を備える送風機と、
    前記送風機側開口に設けられ、前記気流が流通可能な開口であるカバー側通風口と、前記送風機側開口への荷重の印加を抑制するように構成された保護部とを備えるカバー部材とを備え、
    前記送風装置が、前記シートパッドの裏面に設けられた前記通風路の開口と前記カバー側通風口とが向かい合う位置で前記シートパッドに沿わせて装着された、乗物用シート。
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