JP6569622B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
また、本発明は、シートクッションやシートバックを良好に動かすことを目的とする。
図1に示すように、本実施形態の乗物用シートは、自動車に搭載される車両用シートSとして構成されており、シートクッションS1と、シートバックS2とを備えている。
クッションサイドフレーム11は、シートクッションS1の左右のフレームを構成する板状の部材であり、左右に間隔をあけて離間した状態で配置されている。
パンフレーム12は、左右のクッションサイドフレーム11の前部同士を連結する部材であり、金属板を板金加工することにより形成されている。パンフレーム12は、左右の端部がクッションサイドフレーム11の前端部に溶接などにより接続されている。
連結パイプ13は、左右のクッションサイドフレーム11の後部同士を連結する部材である。
板金フレーム22は、左右に間隔をあけて離間した状態で配置されている。
パイプフレーム23は、略上下に延びる左右のアッパーサイドフレーム23Aと、アッパーサイドフレーム23Aの上端同士を連結するアッパーフレーム23Bとを有している。左右のアッパーサイドフレーム23Aは、その下部が板金フレーム22の上部に溶接により接続されていることで、左右の板金フレーム22とともに一対のバックサイドフレーム21を構成している。
ロアフレーム24は、板金フレーム22の下部同士を連結する部材であり、金属板を板金加工することにより形成されている。ロアフレーム24は、左右の端部が板金フレーム22の後端の左右内側に延出した部分に溶接により接続されている。
筐体31は、羽根車32やモータが収容される収容部34と、収容部34の左端部から後方に向けて延びる筒状の吹出部35と、略円形の収容部34から径方向外側に向けて延びる3つの取付部36〜38とを有している。収容部34の上面には、空気を吸い込むための吸込口30Aが形成されており、吹出部35の後端には、空気を吹き出すための吹出口30Bが形成されている。取付部36は、収容部34から右斜め前方に延出し、取付部37は、収容部34から略後方に延出し、取付部38は、収容部34から左斜め前方に延出するように設けられている。取付部36〜38には、タッピングネジ91が挿通される貫通穴(符号省略)が形成されている。
ブラケット50は、送風装置30をパンフレーム12に取り付けるための部材である。さらに説明すると、ブラケット50は、送風装置30とパンフレーム12の間に介在する部材である。本発明において、ブラケットは、送風装置をパンフレームに固定するという用途以外の用途で設けてもよい。例えば、パンフレームに段差がある場合、送風装置の取付面を略平らにして段差を解消するためにブラケットを設けてもよい。また、送風装置とパンフレームの距離を確保するためにブラケットを設けてもよい。
第1係合部110は、フランジ部130から突出する第1係合部本体111と、第1係止部112と、第1弾性変形部113とを有している。
第1弾性変形部113は、フランジ部130の長手方向における第1係合部本体111の両端部に形成された2つのスリット孔111Aの間の部分であり、第1係合部110の内側に向けて弾性的に撓むように形成されている。
第1係止部112は、第1係合部110がパンフレーム12の第1係合穴12Aに係合した状態でパンフレーム12に係止される部分であり、第1弾性変形部113から第1係合部110の外側に向けて突出するように設けられている。
第1係合部210は、フランジ部230から突出する第1係合部本体211と、第1係止部212と、第1弾性変形部213とを有している。
第1弾性変形部213は、第1係合部本体211の先端からフランジ部230の長手方向外側に向けて突出し、フランジ部230に向けて屈曲してフランジ部230につながるように延びる部分であり、第1係合部本体211を挟んで第1係合部本体211の両側に1つずつ設けられている。第1弾性変形部213は、第1係合部本体211に向けて弾性的に撓むように形成されている。
第1係止部212は、第1係合部210がパンフレーム12の第1係合穴12Bに係合した状態でパンフレーム12に係止される部分であり、第1弾性変形部213から第1係合部本体211とは反対側に向けて突出するように設けられている。
カバー部材60は、ダクト40の接続管部43よりも硬い材料、例えば、ポリプロピレンやポリエチレンなどの樹脂材料から形成されており、第1壁61と、左右一対の第2壁62と、左右一対の取付部63とを有している。
取付部63は、第2壁62の上側部分の前端部から左右外側に向けて延びる部分であり、ネジ92が挿通される貫通穴63Aが上下に並んで2つずつ形成されている。
図10に示す姿勢から、シートバックフレームF2(シートバックS2)を後方へ回動させると、図13に示すように、ロアフレーム24に固定されたカバー部材60も、リクライニング機構RLの軸を中心として後方へ回動する。これにより、ロアフレーム24とカバー部材60とによって規制されたダクト40の上端部も、シートバックフレームF2およびカバー部材60とともに回動しようとする。ダクト40は、蛇腹部48の上端部の谷部48Bに左右の凸部64が入り込んでいることで、蛇腹部48の上端部が凸部64に保持されているため、シートバックフレームF2およびカバー部材60が後方へ回動することで、蛇腹部48の上端部が凸部64によって押し下げられる。これにより、蛇腹部48の凸部64よりも下側の部分が縮むことで、接続管部43がつかえることなく、シートバックS2を良好に回動させて倒すことができる。
40 ダクト
43 接続管部
48 蛇腹部
48A 山部
48B 谷部
60 カバー部材
61 第1壁
62 第2壁
64 凸部
A1 第1通気路
A2 第2通気路
F シートフレーム
S 車両用シート
S1 シートクッション
S2 シートバック
Claims (11)
- 第1通気路を有するシートクッションと、
第2通気路を有するシートバックと、
送風装置と、
前記シートクッションの後部から前記シートバックが配置された上方に向けて延びる部分を有し、前記第1通気路および前記第2通気路を前記送風装置と連通させるダクトと、
前記シートクッションおよび前記シートバックの骨格を構成するシートフレームと、を備え、
前記シートフレームは、前記シートクッションの骨格を構成するシートクッションフレームと、前記シートバックの骨格を構成するシートバックフレームとを備え、
前記シートクッションフレームは、左右一対のクッションサイドフレームと、前記左右一対のクッションサイドフレームの後部同士を連結する連結パイプとを有し、
前記シートバックフレームは、左右一対のバックサイドフレームと、前記左右一対のバックサイドフレームの下部同士を連結するロアフレームとを有し、
前記ダクトは、前記シートクッションと前記シートバックとの間で架け渡されるように配置された接続管部を有し、
前記接続管部の少なくとも一部を覆うとともに、前記シートフレームに固定されていることで前記接続管部の位置を規制するカバー部材をさらに備え、
前記カバー部材は、前記ロアフレームに固定され、前記ロアフレームの後方の位置から前記連結パイプの後方の位置まで延びていることを特徴とする乗物用シート。 - 前記カバー部材の上端は、前記ロアフレームの上端よりも下に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
- 前記カバー部材の下端は、前記連結パイプの下端よりも下に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗物用シート。
- 前記接続管部は、可撓性を有するフレキシブル部を有し、
前記カバー部材は、前記フレキシブル部の少なくとも一部を覆うように設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用シート。 - 前記カバー部材は、前記接続管部が配置された内側に向けて突出して前記接続管部に当接する凸部を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の乗物用シート。
- 前記凸部は、前記接続管部の左右両側で前記接続管部を挟むように設けられていることを特徴とする請求項5に記載の乗物用シート。
- 前記接続管部は、山部と谷部が交互に形成された蛇腹部を有し、
前記凸部は、前記蛇腹部の谷部に入り込むように設けられていることを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。 - 前記カバー部材および前記接続管部の一方は、前記接続管部の左右両側で他方に向けて突出する凸部を有し、
前記カバー部材および前記接続管部の他方は、前記凸部が係合する凹部を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の乗物用シート。 - 前記凹部は、前記ダクトが延びる方向に沿って延びる溝状であることを特徴とする請求項8に記載の乗物用シート。
- 前記カバー部材は、前記シートフレームとの間で前記接続管部を挟むように配置される第1壁と、前記第1壁の左右両端から前記シートフレームに向けて延びる一対の第2壁とを有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の乗物用シート。
- 前記カバー部材は、前記接続管部よりも硬い材料から形成されていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の乗物用シート。
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