JP2018065642A - トレイ分離装置 - Google Patents
トレイ分離装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018065642A JP2018065642A JP2016204557A JP2016204557A JP2018065642A JP 2018065642 A JP2018065642 A JP 2018065642A JP 2016204557 A JP2016204557 A JP 2016204557A JP 2016204557 A JP2016204557 A JP 2016204557A JP 2018065642 A JP2018065642 A JP 2018065642A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- target
- suction
- unit
- target tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 27
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 41
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 29
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 claims description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 33
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- De-Stacking Of Articles (AREA)
Abstract
Description
特許文献2に記載のトレイ分離装置では、対象トレイと上側のトレイとの間に空気が入るが、トレイが薄肉の場合、対象トレイの側面を押した際にトレイが割れてしまったり、割れないように制御するのが大変だったりする。
本発明が解決しようとする課題は、積層方向下側トレイが積層方向上側トレイに嵌め込まれた積層トレイから対象トレイを損傷することなく容易に分離することができるトレイ分離装置を提供することにある。
本発明の一態様に係るトレイ分離装置は、積層方向下側トレイが積層方向上側トレイに嵌め込まれた状態に積層された積層トレイから積層方向の一方端側に位置する対象トレイを分離するトレイ分離装置であって、前記対象トレイの中央部を分離する方向から支持する支持部と、前記対象トレイにおける前記中央部の外側に位置する端部を吸引して前記対象トレイの被吸引部分を分離方向側に湾曲させる吸引湾曲部と、前記吸引湾曲部が前記対象トレイを吸着した状態で、前記積層トレイを前記対象トレイに対して分離方向に相対移動させる移動部とを備える。
別態様に係るトレイ分離装置において、前記吸引湾曲部は多段パットを吸着金具に備える多段パット吸着ユニットにより構成され、前記対象トレイにおける両部は、前記多段パット吸着ユニットの吸引により前記多段パットが前記端部を吸着した状態で圧縮することで、湾曲する。これにより湾曲時に対象トレイが損傷し難くできる。
別態様に係るトレイ分離装置において、前記支持部は、一段パッドを吸着金具に備える一段パット吸着ユニットにより構成されている。これにより対象トレイを積層トレイから外す際に容易に分離できる。
別態様に係るトレイ分離装置において、前記積層方向は上下方向であり、前記対象トレイは前記積層トレイにおける最下位に位置するトレイであり、前記移動部は、前記対象トレイが嵌め込まれている直上トレイと前記対象トレイとの間に進入する爪を備えると共に、前記爪が直上トレイの下端を下方から支持する状態で前記爪を上方に移動させ、前記直上トレイと前記対象トレイとの間に前記爪が進入するのに合わせて、前記対象トレイの周縁部を押圧する押圧部を備える。これにより直上トレイと対象トレイとの間に空気が入りやすくできる。
以下に実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
主に図1及び図4を用いて説明する。
トレイ搬送装置Aは、図4に示すトレイ1を積層した積層トレイBから1つの対象トレイ1を分離して搬送する。なお、分離対象のトレイを対象トレイとする。
まずトレイ1について図4を用いて説明する。
トレイ1は薄肉の樹脂製品である。トレイ1は、図4に示すように、載置物用の平坦面11aを有する載置部11と、載置部11の周縁から***する枠部13とを有する。ここでのトレイ1は、平坦面11aと直交する方向から見たとき(図4の(b)である。)、矩形状をしている。このため、枠部13は、一対の長手枠131と一対の短手枠133A,133Bとを有している。トレイ1は枠部13の外周縁に外鍔部15を有している。外鍔部15は平坦面11aと平行な方向であって外方(平坦面11aが存在する側と反対側)へ張り出す。なお、短手枠133Aと短手枠133Bとを区別する必要がないときは、符号「133」を用いる。
凹入部分135Aは、底まで凹入する深凹入部分135Aaと、底の途中まで凹入する浅凹入部分135Abとを、トレイ1の短手方向に隣接して有する。ここでは深凹入部分135Aaは短手方向の外側に位置する。凹入部分135Bも、深凹入部分135Baと浅凹入部分135Bbとをトレイ1の短手方向に隣接して有する。ここでは深凹入部分135Baは短手方向の内側に位置する。
主に図1〜図3を用いて説明する。
トレイ搬送装置Aは、積層トレイBから1枚の対象トレイ1を分離するトレイ分離装置Cと、分離されたトレイ1を搬送する搬送装置Dとを有する。
一例である本形態では、積層トレイBは、その積層方向が上下方向となる状態で、搬送装置Dの搬送部7に載置される。対象トレイ1は積層トレイBの最下位にあるトレイ1であり、分離方向は上下方向である。
まず、トレイ分離装置Cは搬送部7に対象トレイ1がそのまま残るように積層トレイBを上昇させる。対象トレイ1が積層トレイBから分離させると、搬送装置Dは分離されたトレイ1が載置されている搬送部7を移動させる。分離したトレイ1が積層トレイBの下方から搬送されると、トレイ分離装置Cは上昇状態の積層トレイBを下降させて搬送部7に載置させる。トレイ搬送装置Aは、上記動作を繰り返すことで、積層トレイBから一枚のトレイ1を順次分離して搬送する。
(1)概要
図5〜図8を用いて説明する。
トレイ分離装置Cは、積層トレイB中にある対象トレイ1の中央部を下方から支持する支持部2と、対象トレイ1における中央部を挟んだ複数個所であって中央部の外側に位置する両端部を吸着して当該吸着部分を下方に湾曲させる吸着湾曲部3と、吸着湾曲部3がトレイ1を吸着し且つ支持部2が支持する状態で積層トレイBを上方に移動させる移動部4とを備える。トレイ分離装置Cは、支持部2、吸着湾曲部3及び移動部4以外に、対象トレイ1における短手側端部を分離の際に押圧する押圧部5を備える。支持部2、吸着湾曲部3、移動部4、押圧部5はフレーム6(図1〜図3参照)に設けられている。
支持部2は、対象トレイ1を下側から吸着湾曲部が吸着した際に、対象トレイ1が下方に移動するのを規制する機能を有する。つまり、対象トレイ1は、図6及び図7に示すように、中央部で支持部2により支持された状態で端部が下方に吸着されることで、端部側が下側に湾曲する。なお、図6及び図7ではトレイ1の位置が分かるようにトレイ1を仮想線で示している。
支持部2は、図6に示すように、トレイ1の矩形状の平坦面11aの裏面中央部の複数個所を支持する。支持部2は、平坦面11aの長手方向の2以上の位置であって、短手方向の1又は2以上の位置で支持する。ここでの支持部2は、長手方向中央と長手方向端との略中間位置であって短手方向の両側の合計4か所で支持する。
吸引金具25は長孔27aの周辺部に上側から当接し、当該長孔27aを挿通した部分が取付板27の下側でナットにより固定されている。ブラケット29はベースフレーム30の溝内を移動可能に配されたナットに螺合するねじにより固定されている。
吸着湾曲部3は、対象トレイ1が支持部2により下方から支持された状態で、対象トレイ1の端部を吸引して湾曲させる機能を有する。なお、対象トレイ1の端部の湾曲は、対象トレイ1が嵌め込まれている上側に位置するトレイ1との間に空気が入り込む程度でよい。
吸着湾曲部3は、図6及び図7に示すように、トレイ1の矩形状の平坦面11aの裏面中央部の外側周辺に位置する端部の複数個所を吸引する。吸着湾曲部3は、平坦面11aの長手方向の中央部の両側であって、短手方向の1又は2以上の位置で吸引する。ここでの吸着湾曲部3は長手方向の両端側であって短手方向の両端側の合計4か所で吸引する。
積層トレイBから対象トレイ1を分離する前の状態において、図7に示すように、支持部2は対象トレイ1を支持しておらず(接触しておらず)、ベースフレーム30は対象トレイ1の下方で待機している。積層トレイBから対象トレイ1を分離する際に、対象トレイ1の下面に支持部2が当接するようにベースフレーム30が上昇する。なお、ベースフレーム30は、エアシリンダ20のロッド20aに取り付けられ、ロッド20aの上下方向の伸縮により昇降する。
このようにして対象トレイ1の端部が湾曲し、対象トレイ1を積層トレイBから分離しやすくできる。この際、対象トレイ1の端部の湾曲は多段パット33の潰れにより行われるため、多段パット33付の吸着ユニット31を利用することで簡単に実施できる。また、多段パット33を利用しているため、対象トレイ1の端部と吸着湾曲部3との距離にバラつきがあっても、弾性変形可能な多段パット33が変形することで容易に対象トレイ1を吸着できる。
図5〜図10、特に図9及び図10を用いて説明する。
移動部4は積層トレイBにおける最下位の対象トレイ1を除いて分離方向である上方に移動させる機能を有している。ここでは、対象トレイ1が嵌め込まれているトレイ1(以下、「直上トレイ」という。)を支持して積層トレイBを持ち上げる。ここでの移動部4は、支持爪40を対象トレイ1と直上トレイ1の間に進入させた後に上方に移動させることで行われる。なお、支持爪40は本発明の「爪」の一例に相当する。
支持爪40は、プレート43に固定され、当該プレート43が進退駆動部及び昇降駆動部により駆動される。なお、進退体駆動部は例えばエアシリンダにより構成、昇降駆動部は例えば、エアシリンダやラック・ピニオン機構により構成されている。
各短手枠133は凹入部分135を2個有している。このため、支持爪40は、各凹入部分135に対応して積層トレイBの短手方向に間隔を置いて2つある。なお、2つの支持爪40を区別する必要がある場合は、符号「40A」と「40B」を用いる。
図5〜図9及び図11、特に図9及び図11を用いて説明する。
押圧部5は積層トレイB中の対象トレイ1の短手枠133を押圧する機能を有する。押圧方向は対象トレイ1の長手方向である。ここでの押圧部5は積層トレイBの長手方向の両側に設けられている。押圧部5は、短手枠133に沿う方向、つまり、対象トレイ1の短手方向の両端部と中間部とに当接する。具体的には、各押圧部5は、短手枠133における2つの凹入部分135の間に位置する中間部と、短手枠133におけるトレイ1の短手方向の凹入部分135の外側に位置する端部との合計3か所に当接する。
押圧部5は、対象トレイ1の短手枠133と対向し且つ対象トレイ1に対して遠近する方向に移動可能に設けられた当接ブロック51と、当接ブロック51を遠近する方向に移動させる駆動部とを備える。なお、遠近する方向はトレイ1の短手方向と直交する方向であり、トレイ1の長手方向でもある。
なお、図11に示すように、短手枠133の中間部に当接する当接ブロック51を中央ブロック51Aとし、短手枠133の端部に当接する当接ブロック51を端ブロック51Bとする。中央ブロック51Aと端ブロック51Bとを区別する必要がない場合は、単に、当接ブロック51とする。
具体的には、押圧部5は、裏面から積層トレイBに向かって延びる穴を有する当接ブロック51と、積層トレイBの長手方向に延伸し且つ一端側が当接ブロック51の穴に挿入されている延伸ロッド53と、延伸ロッド53の他端を固定し且つフレーム6の縦フレーム61に固定される固定ブロック55とを備える。
当接ブロック51の穴は積層トレイの短手方向に間隔を置いて2個形成され、2本の延伸ロッド53が穴に挿入される。これにより当接ブロック51を延伸ロッド53に対して安定した状態で移動させることができる。
これにより、押圧部5は、専用の遠近方向に駆動させる駆動部を利用せずに、当接ブロック51を遠近方向に移動させることができる。
図1〜図3を用いて説明する。
フレーム6は、トレイ分離装置Cを支持したり、搬送装置Dと連結・支持したりする。フレーム6は、ここでは、H状をし、一対の縦フレーム61,61と、一対の縦フレーム61,61を搬送装置Dを介して連結する横フレーム63とから構成されている。
縦フレーム61内には、移動部4の支持爪40を進退方向に移動させる進退駆動部や支持爪40を昇降させる昇降駆動部が収容される。なお、縦フレーム61はエアシリンダのロッドを延出させるための縦溝61aを有している(図1参照)。
コンベア連結板65は、図1に示すように、短板部65aと長板部65bとからな「L」字状をし、短板部65aがコンベアフレーム73の外側面に連結され、長板部65bが縦フレーム61に連結されている。ブラケット67は、図7に示すように、一対の平行板部67a,67aと、一対の平行板部67a,67aを連結する連結板部67bとからなり、平行板部67a,67aがコンベアフレーム73の内側面に連結され、連結板部67bにベースフレーム30を昇降させる駆動部であるエアシリンダ20が固定されている。
図1〜図3を用いて説明する、
搬送装置Dの搬送部7は、一対のベルトコンベア71,71により構成されている。一対のベルトコンベア71,71の間隔はトレイ1の長手方向の寸法よりも小さい。ベルトコンベア71は、コンベアフレーム73と、コンベアフレーム73の上下面に沿って周回するベルト75と、ベルト75を周回駆動する周回駆動部(図示省略)とを備える。一対のベルトコンベア71,71は、ベルト75が周回駆動していないときは積層トレイBを下方から支持する支持部として機能する。
搬送部7は一対のベルトコンベア71を長手方向に間隔をおいて連結する支持バー77を備える。なお、搬送部7は、一対のベルトコンベア71,71を下方から支える脚(図示省略)を複数有している。
トレイ搬送装置Aの動作、特にトレイ分離装置Cの動作について図12〜図14を用いて説明する。なお、対象トレイの符号を「1A」とし、直上トレイの符号を「1B」とし、図12〜図14において区別する。
(1)開始から押圧まで
図12を用いて説明する。
動作開始時は、(a)に示すように、積層トレイBは図外の搬送装置Dの搬送部7により支持されている。この状態では、支持部2、吸着湾曲部3、移動部4及び押圧部5は対象トレイ1Aから離れた位置で待機している。
動作が開始すると(b)に示すようにプレート43が上昇する。支持爪40が対象トレイ1Aと直上トレイ1Bとの間まで上昇するとプレート43の上昇が停止し、(c)に示すようにプレート43が積層トレイBに近づくように前進する。
このように当接ブロック51は移動部4のプレート43の前進を利用して移動するため、簡単な構造で実施できる。支持爪40は、トレイ1の凹入部分135の深凹入部分135Aa,135Baと浅凹入部分135Ab,135Bbとに対応できるように、外爪体41Aと内爪体41Bとを平行リンク機構で有しているため、積層トレイBが嵩高状態であっても嵩低状態であっても対応できる。
図13を用いて説明する。
図13の(a)は図12の(c)と同じ状態である。
上述のように、押圧部5により対象トレイ1Aの端部が押圧されると、支持部2の吸着ユニット21と吸着湾曲部3の吸着ユニット31とを装着するベースフレーム30が上昇して、吸着ユニット21の一段パット23と吸着ユニット31の多段パット33とが対象トレイ1Aに接触又は近接する。
一段パット23と多段パット33とが(b)に示すように対象トレイ1Aに接触又は近接すると、吸着ユニット21,31は吸引を開始する。吸引のタイミングは両吸着ユニット21,31とも同じである。このため、真空のオン・オフ制御を簡単できる。
図14を用いて説明する。
図13の(c)に示すように吸着湾曲部3により対象トレイ1Aの端部が湾曲すると、図14の(a)に示すように支持爪40の進退方向の位置を維持した状態で、移動部4のプレート43が上昇する。これにより積層トレイBが移動部4の支持爪40に支えられて上方へ移動する。これにより、対象トレイ1Aが積層トレイBから分離される。なお、当接ブロック51は、プレート43の上昇に伴い、プレート43の張出片43aとの係合が解除され、コイルばね59の復元力により後退する。
以上、一実施形態に係るトレイ分離装置Cを備えるトレイ搬送装置Aを説明したが、この実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例とを組み合わせたものでもよいし、変形例同士を組み合わせたものでもよい。また、実施形態や変形例に記載していない例や要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
実施形態のトレイ搬送装置Aはトレイ分離装置Cと搬送装置Dとを一体として備えているが、トレイ搬送装置はトレイ分離装置と搬送装置とを別々に備えてもよい。
トレイ分離装置Cは、搬送装置Dの搬送部7を利用して積層トレイBを支持しているが、搬送装置Dと異なる構造のトレイ支持部により積層トレイBを支持してもよい。この場合、トレイ搬送装置は分離されたトレイを搬送装置の搬送部へと移動させる移動装置を備えることとなる。移動装置として例えば旋回アームに吸着ユニットを設けたピックアップ装置を利用できる。
(1)構造
実施形態では、吸着湾曲部3が対象トレイ1を吸引する前に、押圧部5は対象トレイ1の端部を押圧しているが、押圧部5を備えなくてもよい。なお、押圧部5による押圧がなくても、積層トレイBから対象トレイ1を分離することができるが、吸着湾曲部3が吸引する前に対象トレイ1と直上トレイ1との間に吸気を入れた方が分離しやすい。
実施形態では、積層トレイBの最下位のトレイを分離対象としていたが、例えば最上位のトレイを分離対象としてもよい。この場合、支持部(2)は対象トレイの中央部を上方から支持し、吸着湾曲部(3)が上方から端部を吸引することで実施できる。このとき、押圧部は最上位から2個目に位置するトレイの端部を押圧すればよい。また、押圧部の代わりに対象トレイの端部を外方に吸引する吸引部としてもよい。
支持部2は吸着ユニット21を利用して対象トレイ1を支持(固定)しているが、吸着せずに単に分離方向から当接して支持するようにしてもよい。なお、対象トレイ1を積層トレイBから分離する際には吸着する方がよい。
支持部2は合計4個の吸着ユニット21を備えていたが、吸着ユニット21の個数はトレイの大きさ、剛性(厚み)、重さ等により適宜決定してもよい。支持部2はスポット的に吸着する吸着ユニット21を利用しているが、例えば、棒状の吸着ユニットや吸着パット等を利用してもよい。但し、スポット的な吸着ユニットの方が適用できるトレイの形状(種類)が多くなる。
吸着湾曲部3は合計4個の吸着ユニット31を備えていたが、吸着ユニット31の個数はトレイの大きさ、剛性(厚み)、重さ等により適宜決定してもよい。吸着湾曲部3はスポット的に吸着する吸着ユニット31を利用しているが、例えば、棒状の吸着ユニットや吸着パット等を利用してもよい。但し、スポット的な吸着ユニットの方が適用できるトレイの形状(種類)が多くなる。
吸着湾曲部3は多段パット33を備えていたが、対象トレイ1の端部の湾曲によりパットが潰れるように弾性変形できるものであれば、多段でなくてもよいし、柔らかい材料(例えばスポンジである。)で構成したものであってもよい。
実施形態では、吸着湾曲部3は対象トレイ1の長手方向の両端部を湾曲させているが、一方の端部だけを吸着湾曲するようにしてもよい。但し、分離容易性を考慮すると、対象トレイ1の両端部を吸着湾曲する方がよい。
B 積層トレイ
C トレイ分離装置
D 搬送装置
1 対象トレイ
2 支持部
3 吸着湾曲部
4 移動部
5 当接部
6 フレーム
7 搬送部
21 吸着ユニット
23 一段パット
31 吸着ユニット
33 多段パット
Claims (4)
- 積層方向下側トレイが積層方向上側トレイに嵌め込まれた状態に積層された積層トレイから積層方向の一方端側に位置する対象トレイを分離するトレイ分離装置であって、
前記対象トレイの中央部を分離する方向から支持する支持部と、
前記対象トレイにおける前記中央部の外側に位置する端部を吸引して前記対象トレイの被吸引部分を分離方向側に湾曲させる吸引湾曲部と、
前記吸引湾曲部が前記対象トレイを吸着した状態で、前記積層トレイを前記対象トレイに対して分離方向に相対移動させる移動部と
を備えるトレイ分離装置。 - 前記吸引湾曲部は多段パットを吸着金具に備える多段パット吸着ユニットにより構成され、
前記対象トレイにおける両部は、前記多段パット吸着ユニットの吸引により前記多段パットが前記端部を吸着した状態で圧縮することで、湾曲する
請求項1に記載のトレイ分離装置。 - 前記支持部は、一段パッドを吸着金具に備える一段パット吸着ユニットにより構成されている
請求項1又は2に記載のトレイ分離装置。 - 前記積層方向は上下方向であり、前記対象トレイは前記積層トレイにおける最下位に位置するトレイであり、
前記移動部は、前記対象トレイが嵌め込まれている直上トレイと前記対象トレイとの間に進入する爪を備えると共に、前記爪が前記直上トレイの下端を下方から支持する状態で前記爪を上方に移動させ、
前記直上トレイと前記対象トレイとの間に前記爪が進入するのに合わせて、前記対象トレイの周縁部を押圧する押圧部を備える
請求項1〜3の何れか1項に記載のトレイ分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016204557A JP6845555B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | トレイ分離装置及びトレイ分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016204557A JP6845555B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | トレイ分離装置及びトレイ分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018065642A true JP2018065642A (ja) | 2018-04-26 |
JP6845555B2 JP6845555B2 (ja) | 2021-03-17 |
Family
ID=62085618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016204557A Active JP6845555B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | トレイ分離装置及びトレイ分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6845555B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109879064A (zh) * | 2019-01-31 | 2019-06-14 | 武汉锐科光纤激光技术股份有限公司 | 一种分料装置 |
CN113682827A (zh) * | 2021-09-01 | 2021-11-23 | 成都红九鑫科技有限公司 | 一种托盒分盒装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03177228A (ja) * | 1989-12-07 | 1991-08-01 | General Patsukaa Kk | 積層した可撓性トレーの分離装置 |
JPH06286880A (ja) * | 1993-04-02 | 1994-10-11 | Yamamoto Shokuhin Kk | トレー供給装置 |
JP2007119216A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Toyama Kikai Kk | 太陽電池セルの吸着装置 |
-
2016
- 2016-10-18 JP JP2016204557A patent/JP6845555B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03177228A (ja) * | 1989-12-07 | 1991-08-01 | General Patsukaa Kk | 積層した可撓性トレーの分離装置 |
JPH06286880A (ja) * | 1993-04-02 | 1994-10-11 | Yamamoto Shokuhin Kk | トレー供給装置 |
JP2007119216A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Toyama Kikai Kk | 太陽電池セルの吸着装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109879064A (zh) * | 2019-01-31 | 2019-06-14 | 武汉锐科光纤激光技术股份有限公司 | 一种分料装置 |
CN109879064B (zh) * | 2019-01-31 | 2020-09-01 | 武汉锐科光纤激光技术股份有限公司 | 一种分料装置 |
CN113682827A (zh) * | 2021-09-01 | 2021-11-23 | 成都红九鑫科技有限公司 | 一种托盒分盒装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6845555B2 (ja) | 2021-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4545681B2 (ja) | 板状ワークの吸着搬送装置および搬送方法 | |
CN110304441B (zh) | 一种自动分料机构 | |
CN211003521U (zh) | 一种冲床自动上料机构 | |
JP6845555B2 (ja) | トレイ分離装置及びトレイ分離方法 | |
JP2018024508A (ja) | シート材分離装置 | |
CN113683297A (zh) | 一种全自动开片*** | |
KR101006369B1 (ko) | 김 공급장치 | |
JP2007055652A (ja) | 包装用袋体取出装置 | |
CN216836167U (zh) | 一种堆垛板材分张装置 | |
JP2020155628A (ja) | トレイ搬送装置およびパネル搬送システム | |
CN110790046B (zh) | 薄膜取出装置以及柔性印刷电路板的制造方法 | |
CN210943885U (zh) | 溅镀磁吸盘及溅镀下料装置 | |
JP4516686B2 (ja) | ガラス板の搬送装置及び搬送方法 | |
KR20180000045A (ko) | 다공성 용지가 적용되는 옵쇄 인쇄장치 | |
JP6027398B2 (ja) | シート挿着装置およびシート挿着方法 | |
CN108190487B (zh) | 一种面板切割取片装置 | |
KR100984641B1 (ko) | 필름 이송장치 | |
JP2007076760A (ja) | シート状基材供給装置 | |
CN111099344A (zh) | 一种打火机组装线生产用取料装置 | |
JP2020021896A (ja) | 搬送ロボットおよび搬送システム | |
TWI747204B (zh) | 蓋體輸送機 | |
CN219806508U (zh) | 软皮上料装置 | |
CN221341486U (zh) | 自动剥膜装置 | |
CN215287034U (zh) | 一种玻璃叠片分离输送装置 | |
CN108792680B (zh) | 膜材取料设备 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20161028 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201027 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210105 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6845555 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |