JP2018043227A - 振動モータ - Google Patents

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然自 森
Zenji Mori
然自 森
村田 充
Mitsuru Murata
充 村田
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Abstract

【解決手段】ダンパー部材12は、上下方向の平面視において、第2延伸部11Bにおける第1固定部11B3の長手方向一方側から第1固定部11B3、および前記第2延伸部11Bにおける前記第1固定部11B3の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第1長手部12Aと、上下方向の平面視において、第4延伸部11Fにおける第2固定部11F3の長手方向一方側から第2固定部11F3、および前記第4延伸部11Fにおける前記第2固定部11F3の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第2長手部12Bと、を有し、第1延伸部11A、第3延伸部11E、および第5接続部11Iから構成される内側部111は、上下方向の平面視において、おもり8の上面81と直接的に対向する。【選択図】図5

Description

本発明は、振動モータに関する。
従来、スマートフォン等の各種機器には、振動モータが備えられる。振動モータには、横方向にリニア振動を行うタイプと、縦方向にリニア振動を行うタイプが存在する。ユーザである人間は、横方向の振動よりも縦方向の振動を感じやすい。従来の縦方向リニア振動型の振動モータの一例は、特許文献1に開示される。
特許文献1の振動モータは、固定部と、磁界部と、基板と、振動部と、弾性部材と、を備える。固定部は、下部が開放されたケースと、ケースの内部空間を密閉するブラケットと、を有する。磁界部は、ブラケット上に固定されるマグネットと、マグネット上に固定されるヨークプレートと、を有する。振動部は、コイルと、質量体と、を有する。基板は、コイルの下面に固定される。弾性部材は、ケースと振動部との間に配置される。コイルは、対向するマグネットの外径よりも大きい内径を有し、マグネットの一部はコイルによって形成される空間内に挿入可能である。
基板を介してコイルに通電が行われると、コイルに発生する磁界と、マグネットにより形成される磁界の相互作用により、振動部は縦方向に振動を行う。
特開2013−85438号公報(第4図等)
振動モータが搭載されるスマートフォン、ウエアラブル機器などにおいては、長時間の駆動のために、より大きなバッテリが搭載される傾向にあり、振動モータの配置場所、配置体積の自由度が小さい。特に、上記機器におけるデッドスペースは、バッテリ横等の長方形状のスペースであるため、このスペースに振動モータを配置することが要求される。
そこで、上記長方形状のスペースに配置させるために、振動モータの形状を特許文献1のような丸型ではなく、長方形状とすることが考えられる。この場合、振動体に含まれるおもりも平面視で長方形状を有することとなる。しかしながら、その場合、振動体が縦方向に振動した場合に、図17に模式的に示すように、おもりWtを含む振動体200が側面視で長辺方向の一方側端部と他方側端部が互いに上下方向の逆向きに移動する波打つような動きをしてしまう虞がある。図17において、上下方向の矢印が振動体200の振動方向を示し、白抜き矢印が振動体200の波打つ動きを示す。
ここで、特許文献1では、振動体を支持する弾性部材の全体領域にダンピング増加部が設けられており、このダンピング増加部を用いて上記波打つ動きを抑制することが考えられる。しかしながら、弾性部材の全体領域にダンピング増加部を設けると、振動体の振動量が低減される虞がある。一方、ダンピング増加部を弾性部材の一部の領域に設けると、ダンピング増加部にかかる応力が大きくなり、ダンピング増加部にへたりが生じ、減衰力が低下する虞がある。
上記状況に鑑み、本発明は、ダンパー部材のへたりを抑制し、且つ、振動体の振動量の低下を抑制することができる縦方向リニア振動型の振動モータを提供することを目的とする。
本発明の例示的な振動モータは、ベースプレートと、基板と、コイルと、ケースと、を有する静止部と、
磁石と、バックヨークと、おもりと、を含み、前記静止部に対して上下方向に振動可能に支持される振動体と、
弾性部材と、
ダンパー部材と、
を備え、
前記ベースプレート上に前記基板が配置され、
前記コイルは、前記基板上に配置され、
前記磁石は、環状の前記コイルの内周側に振動によって収容可能に配置され、
前記バックヨークは、前記磁石上に配置され、
前記おもりは、前記バックヨーク上に配置され、
前記ケースは、前記コイル、前記磁石、前記バックヨーク、および前記おもりを収容し、
前記弾性部材は、前記ケースと前記おもりとの間に配置され、
前記おもりは、上下方向の平面視で、上下方向に直交する長手方向に延び、
上下方向および長手方向に直交する方向は、前記おもりの短手方向となり、
前記弾性部材は、
長手方向に延びる第1延伸部と、
長手方向に延びる第2延伸部と、
前記第1延伸部の一端部と前記第2延伸部の一端部とを接続する第1接続部と、
前記第1延伸部の他端部と前記第2延伸部の他端部とを接続する第2接続部と、
長手方向に延び、前記第1延伸部と短手方向に対向する第3延伸部と、
長手方向に延びる第4延伸部と、
前記第3延伸部の一端部と前記第4延伸部の一端部とを接続する第3接続部と、
前記第3延伸部の他端部と前記第4延伸部の他端部とを接続する第4接続部と、
前記第1延伸部の長手方向内側部と、前記第3延伸部の長手方向内側部とを短手方向に接続する第5接続部と、
を有し、
前記第1延伸部は、長手方向内側から両端部へ向かうに従って上方向に傾斜し、
前記第2延伸部は、両端部から長手方向内側へ向かうに従って上方向に傾斜し、
前記第3延伸部は、長手方向内側から両端部へ向かうに従って上方向に傾斜し、
前記第4延伸部は、両端部から長手方向内側へ向かうに従って上方向に傾斜し、
前記第2延伸部は、傾斜の最上部において第1固定部を有し、
前記第4延伸部は、傾斜の最上部において第2固定部を有し、
前記第5接続部は、前記おもりの上面に固定され、
前記第1固定部および前記第2固定部は、前記ケースに固定され、
前記ダンパー部材は、前記おもりの上面に固定され、
前記ダンパー部材は、
上下方向の平面視において、前記第2延伸部における前記第1固定部の長手方向一方側から第1固定部、および前記第2延伸部における前記第1固定部の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第1長手部と、
上下方向の平面視において、前記第4延伸部における前記第2固定部の長手方向一方側から第2固定部、および前記第4延伸部における前記第2固定部の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第2長手部と、を有し、
前記第1延伸部、前記第3延伸部、および前記第5接続部から構成される内側部は、上下方向の平面視において、前記おもりの上面と直接的に対向する構成としている。
また、本発明の別の例示的な振動モータは、ベースプレートと、基板と、コイルと、ケースと、を有する静止部と、
磁石と、バックヨークと、おもりと、を含み、前記静止部に対して上下方向に振動可能に支持される振動体と、
弾性部材と、
ダンパー部材と、
を備え、
前記ベースプレート上に前記基板が配置され、
前記コイルは、前記基板上に配置され、
前記磁石は、環状の前記コイルの内周側に振動によって収容可能に配置され、
前記バックヨークは、前記磁石上に配置され、
前記おもりは、前記バックヨーク上に配置され、
前記ケースは、前記コイル、前記磁石、前記バックヨーク、および前記おもりを収容し、
前記弾性部材は、前記ケースと前記おもりとの間に配置され、
前記おもりは、上下方向の平面視で、上下方向に直交する長手方向に延び、
上下方向および長手方向に直交する方向は、前記おもりの短手方向となり、
前記弾性部材は、
長手方向に延びる第1延伸部と、
長手方向に延びる第2延伸部と、
前記第1延伸部の一端部と前記第2延伸部の一端部とを接続する第1接続部と、
前記第1延伸部の他端部と前記第2延伸部の他端部とを接続する第2接続部と、
長手方向に延び、前記第1延伸部と短手方向に対向する第3延伸部と、
長手方向に延びる第4延伸部と、
前記第3延伸部の一端部と前記第4延伸部の一端部とを接続する第3接続部と、
前記第3延伸部の他端部と前記第4延伸部の他端部とを接続する第4接続部と、
前記第1延伸部の長手方向内側部と、前記第3延伸部の長手方向内側部とを短手方向に接続する第5接続部と、
を有し、
前記第1延伸部は、長手方向内側から両端部へ向かうに従って下方向に傾斜し、
前記第2延伸部は、両端部から長手方向内側へ向かうに従って下方向に傾斜し、
前記第3延伸部は、長手方向内側から両端部へ向かうに従って下方向に傾斜し、
前記第4延伸部は、両端部から長手方向内側へ向かうに従って下方向に傾斜し、
前記第2延伸部は、傾斜の最下部において第1固定部を有し、
前記第4延伸部は、傾斜の最下部において第2固定部を有し、
前記第5接続部は、前記ケースに固定され、
前記第1固定部および前記第2固定部は、前記おもりの上面に固定され、
前記ダンパー部材は、前記ケースに固定され、
前記ダンパー部材は、
上下方向の平面視において、前記第2延伸部における前記第1固定部の長手方向一方側から第1固定部、および前記第2延伸部における前記第1固定部の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第1長手部と、
上下方向の平面視において、前記第4延伸部における前記第2固定部の長手方向一方側から第2固定部、および前記第4延伸部における前記第2固定部の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第2長手部と、を有し、
前記第1延伸部、前記第3延伸部、および前記第5接続部から構成される内側部は、上下方向の平面視において、前記ケースと直接的に対向する構成としている。
例示的な本発明の振動モータによれば、ダンパー部材のへたりを抑制し、且つ、振動体の振動量の低下を抑制することができる縦方向リニア振動型の振動モータとすることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る振動モータを上方から視た全体斜視図である。 図2は、図1においてケースの短手方向一方側の側面部の図示を省略した図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る振動モータの側面断面図である。 図4は、ケースの天面部の図示を省略した状態での振動モータの斜視図である。 図5は、図4の状態での振動モータの上面視での平面図である。 図6は、ダンパー部材の一構成例を示す平面図である。 図7は、ダンパー部材の一構成例を示す平面図である。 図8Aは、振動体に対してダンパー部材を固定する方法を示す概略断面図である。 図8Bは、振動体に対してダンパー部材が固定された部品を示す断面図である。 図9は、変形例に係る弾性部材およびダンパー部材を含めた振動モータの一部構成を示す斜視図である。 図10は、バックヨークの全体斜視図である。 図11は、比較例のバックヨークを製造する場合の金型(金属板)の加工状態を概略的に示す図である。 図12は、本実施形態のバックヨークを製造する場合の金型の加工状態を概略的に示す図である。 図13は、ベースプレートに対して基板およびコイルを配置した構成を示す斜視図である。 図14は、図13を上方から視た平面図である。 図15は、ベースプレートに対して基板を配置した構成を示す斜視図である。 図16は、治具によるコイル固定を説明するための斜視図である。 図17は、振動体の波打つような動きを示す模式図である。
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の図面において、振動体の振動方向を上下方向として、Z方向で表す。また、上下方向に直交する方向である長手方向を、X方向で表す。また、上下方向および長手方向に直交する方向である短手方向を、Y方向で表す。但し、この方向の定義は、実際の機器に組み込まれたときの位置関係および方向を示すものではない。
<1.振動モータの全体構成>
まず、本発明の一実施形態に係る振動モータの基本的な全体構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る振動モータ15を上方から視た全体斜視図である。図2は、図1においてケース4の短手方向一方側の側面部の図示を省略した図であり、ケース4の内部構成が可視となっている。図3は、振動モータ15の側面断面図である。
本実施形態に係る振動モータ15は、大きく分けて、静止部5と、振動体10と、弾性部材11と、ダンパー部材12と、を備える。
静止部5は、ベースプレート1と、基板2と、コイル3と、ケース4と、を有する。ベースプレート1は、例えば金属製の板状部材である。ベースプレート1は、上面視で長手方向を長辺、短手方向を短辺とする長方形状に形成される。
基板2は、ベースプレート1上に配置され、FPC(フレキシブルプリント基板)により構成される。なお、基板2は、リジッド基板で構成されてもよい。基板2は、第1基板部21と、接続部22と、第2基板部23と、を有する。長手方向に順に、第1基板部21、接続部22、第2基板部23が配置される。第1基板部21の長手方向の幅は、第2基板部23の長手方向の幅よりも短い。第1基板部21と第2基板部23の短手方向の幅は同じであり、接続部22の短手方向の幅よりも長い。
2つの第1端子部21Aは、第1基板部21に短手方向に並んで形成され、上面側に露出する。2つの第2端子部22Aは、接続部22に短手方向に並んで形成され、上面側に露出する。長手方向に隣り合う第1端子部21Aと第2端子部22A同士は、基板2の配線により接続され、導通される。
コイル3は、基板2の第2基板部23上に配置される。コイル3は、上面視で、長手方向に長辺を、短手方向に短辺を有する環状に形成される。コイル3から引き出される引出線31は、第2端子部22Aに接続される。これにより、外部より第1端子部21Aに電圧を印加することで、コイル3に電流を流すことができる。
ケース4は、上面視で、長手方向を長辺、短手方向を短辺とする長方形状を有する直方体において下面が開口したカバー部材である。コイル3、振動体10、弾性部材11およびダンパー部材12は、ケース4の内部空間に収容される。
振動体10は、磁石6と、バックヨーク7と、おもり8と、ポールピース9と、を有する。磁石6は、上面視で、長手方向を長辺、短手方向を短辺とする長方形状を有する直方体状の部材である。
バックヨーク7は、磁石6上に配置され、磁性体により構成される。バックヨーク7は、天面部71と、2つの長辺突出部72と、を有する。天面部71は、上面視で、長手方向を長辺、短手方向を短辺とする長方形状である。長辺突出部72は、天面部72の短手方向に対向する各長辺部から下方向へ突出する。
おもり8は、バックヨーク7上に配置され、例えばタングステン合金により形成される。おもり8は、上面視で、長手方向を長辺、短手方向を短辺とする長方形状を有する直方体状の部材である。
ポールピース9は、磁石6の下面に配置され、磁性体により構成される板状部材である。ポールピース9は、上面視で、長手方向を長辺、短手方向を短辺とする長方形状を有する。磁石6、バックヨーク7、およびポールピース9によって磁路が形成される。
弾性部材11は、一端側をケース4の天面部41の下面に固定され、他端側をおもり8の上面81に固定される。すなわち、弾性部材11は、ケース4とおもり8との間に配置される。これにより、振動体10は、静止部5に対して上下方向に振動可能に支持される。
磁石6およびポールピース9は、振動するときの位置によってはコイル3の内周側空間内に収容される。すなわち、磁石6は、環状のコイル3の内周側に振動によって収容可能に配置される。
外部より基板2の第1端子部21Aに電圧を印加することで、コイル3に電流が流れ、コイル3に発生した磁界と、磁石6、バックヨーク7、およびポールピース9により形成される磁界との相互作用により、振動体10は、上下方向に振動する。従って、振動モータ15は、縦方向リニア振動型となる。
上述のように、ベースプレート1、ケース4、磁石6、バックヨーク7、およびおもり8が、上面視でそれぞれ、長手方向に長辺を、短手方向に短辺を含む長方形状を有する。従って、スマートフォン、ウエアラブル機器などの機器におけるバッテリ横等の長方形状のデッドスペースに、縦方向リニア振動型の振動モータ15を配置することが可能となる。
なお、静止部5は、下側ダンパー部材D1、D2をさらに有しており、その構成については後述する。
<2.弾性部材およびダンパー部材の構成について>
次に、弾性部材11のより具体的な構成について特に図4および図5を参照して説明する。図4は、ケース4の天面部41の図示を省略した状態での振動モータ15の斜視図であり、ケース4の内部構成が可視となっている。図5は、図4の状態での振動モータ15の上面視での平面図である。
図4および図5に示すように、弾性部材11は、第1延伸部11Aと、第2延伸部11Bと、第1接続部11Cと、第2接続部11Dと、第3延伸部11Eと、第4延伸部11Fと、第3接続部11Gと、第4接続部11Hと、第5接続部11Iと、を有し、これらの各部は同一部材として形成される。
第1延伸部11Aおよび第2延伸部11Bは、長手方向に延び、上面視で短手方向に隣り合う。第1接続部11Cは、第1延伸部11Aの一端部と第2延伸部11Bの一端部とを接続する。第2接続部11Dは、第1延伸部11Aの他端部と第2延伸部11Bの他端部とを接続する。
第3延伸部11Eは、長手方向に延び、第1延伸部11Aと短手方向に対向する。第4延伸部11Fは、長手方向に延び、上面視で短手方向に第3延伸部11Eと隣り合う。第3接続部11Gは、第3延伸部11Eの一端部と第4延伸部11Fの一端部とを接続する。第4接続部11Hは、第3延伸部11Eの他端部と第4延伸部11Fの他端部とを接続する。
第5接続部11Iは、第1延伸部11Aの中央部と第3延伸部11Eの中央部とを短手方向に接続する。
このような構成により、弾性部材11は一つで済み、部品点数を削減することができる。
さらに弾性部材11の構成を述べれば、第1延伸部11Aは、中央部から両端部へ向かうに従って上方向に傾斜する。第2延伸部11Bは、第1支持部11B1と、第2支持部11B2と、第1固定部11B3と、を有する。第1支持部11B1は、第1接続部11C側から第1固定部11B3へ向かうに従って上方向に傾斜する。第2支持部11B2は、第2接続部11D側から第1固定部11B3へ向かうに従って上方向に傾斜する。第1固定部11B3は、第1支持部B1と第2支持部11B2によって支持される。なお、上記で「傾斜する」とは、途中で平坦状態となる場合も含まれ、以下同様とする。
第3延伸部11Eは、中央部から両端部へ向かうに従って上方向に傾斜する。第4延伸部11Fは、第3支持部11F1と、第4支持部11F2と、第2固定部11F3と、を有する。第3支持部11F1は、第3接続部11G側から第2固定部11F3へ向かうに従って上方向に傾斜する。第4支持部11F2は、第4接続部11H側から第2固定部11F3へ向かうに従って上方向に傾斜する。第3固定部11F3は、第3支持部11F1と第4支持部11F2によって支持される。
このような構成により、第5接続部11Iを溶接によりおもり8の上面81に固定すると共に、第5接続部11Iより上方に位置する第1固定部11B3、第2固定部11F3をそれぞれ溶接によりケース4の天面部41の下面に固定し、振動体10をケース4に対して振動可能に支持できる。なお、第5接続部11I、第1固定部11B3、および第2固定部11F3の固定は、溶接に限らず、接着剤による接着等によって行ってもよい。
また、例えば発泡ポリウレタンにより構成されるダンパー部材12は、おもり8の上面81に接着剤による接着により固定され、おもり8と弾性部材11との間に配置される。図6は、ダンパー部材12の上面視での平面図である。図6に示すように、ダンパー部材12は、長手方向に長辺、短手方向に短辺を有する上面視で長方形状の環状であり、一部材で構成される。ダンパー部材12は、長手方向にそれぞれ延びる第1長手部12A、第2長手部12Bと、開口部12Cと、を有する。
上面視において、第2延伸部11Bにおいて第1固定部11B3の長手方向一方側に位置する第1支持部11B1の全体、第1固定部11B3の全体、および、第1固定部11B3の長手方向他方側に位置する第2支持部11B2の全体は、ダンパー部材12の第1長手部12Aと重なる。すなわち、第1長手部12Aは、上面視において、第2延伸部11Bの全体と重なる。
上面視において、第4延伸部11Fにおいて第2固定部11F3の長手方向一方側に位置する第3支持部11F1の全体、第2固定部11F3の全体、および、第2固定部11F3の長手方向他方側に位置する第4支持部11F2の全体は、ダンパー部材12の第2長手部12Bと重なる。すなわち、第2長手部12Bは、上面視において、第4延伸部11Fの全体と重なる。
第5接続部11Iは、ダンパー部材12の開口部12C内部において、おもり8の上面81に固定される。第1延伸部11A、第3延伸部11E、および第5接続部11Iから構成される内側部111は、上面視において、ダンパー部材12の開口部12Cと重なる。すなわち、内側部111は、ダンパー部材12を介さずに直接的におもり8の上面81と上下方向に対向する。なお、ここでの直接的とは、第5接続部11Iが接着剤による接着等によりおもり8に固定される場合も含む。
このような構成により、振動体10の振動時に、内側部111よりも動き易い第2延伸部11Bとダンパー部材12の第1長手部12Aとが接触し、内側部111よりも動き易い第4延伸部11Fとダンパー部材12の第2長手部12Bとが接触しても、弾性部材11からダンパー部材12に作用する応力が分散され、ダンパー部材12のへたりを抑制することができる。また、振動体10の振動時に、内側部111はダンパー部材12に接触しないので、振動体10の振動量が低下することを抑制できる。
また、上面視において、第1長手部12Aは、第2延伸部11Bの全体と重なり、第2長手部12Bは、第4延伸部11Fの全体と重なるので、振動体10の振動時に、おもり8の波打つ動きを抑制することができる。なお、第1支持部11B1の一部、第1固定部11B3の全体、および第2支持部11B2の一部が第1長手部12Aと重なり、第3支持部11F1の一部、第2固定部11F3の全体、および第4支持部11F2の一部が第2長手部12Bと重なるようにしてもよい。
また、ダンパー部材は、図6に示すダンパー部材12のように一部材で構成することに限らず、例えば図7に示すダンパー部材121のような構成としてもよい。すなわち、環状のダンパー部材121は、それぞれ別部材である第1長手部121A、第2長手部121B、第1短手部121C、および第2短手部121Dを組み合わせることで構成される。これらの別部材により四方を囲まれて開口部121Eが構成される。但し、図6に示すダンパー部材12とした方が、組み立てることが不要となり、工程数を削減する効果を有する。
ここで、振動モータ15の製造工程において、振動体10に対してダンパー部材12を固定する工程について説明する。図8Aは、第1治具Bと第2治具Cを用いて振動体10に対してダンパー部材12を固定する方法を示す概略断面図である。
第2治具Cは、台部C1、ピンC2、およびバネC3から構成される。ピンC2は、台部C1の孔部H内を上下方向に移動可能にバネC3により支持される。バネC3が自然状態でピンC2の上部は、孔部Hより上方に突出する。
図8Aに示すように、おもり8、バックヨーク7、磁石6およびポールピース9から組立てられた振動体10を第1治具Bに保持させる。一方、ピンC2の上記突出する部分にダンパー部材12の開口部12Cを通し、ダンパー部材12を台部C1上に載置させる。なお、ダンパー部材12の台部C1と反対側の面には、接着部Aが形成される。
そして、図8Aの矢印に示すように、第1治具Bを下方へ移動させることで、おもり8をピンC2側へ近づける。そして、おもり8がピンC2の上面に接触してもなお第1治具Bを下方へ移動させ、おもり8によりピンC2を下方へ押し込む。ピンC2がバネC3の弾性力に反して下方へ押し込まれる間、ダンパー部材12はピンC2により位置決めされた状態である。そして、おもり8の下面が接着部Aに接触し、接着部Aを押すことで、おもり8が接着部Aによりダンパー部材12に固定される。これにより、図8Bに示すような振動体10に対してダンパー部材12が固定された部品が完成される。
このように、ダンパー部材12は環状であり、開口部12CをピンC2に通すことでダンパー部材12の位置決めを行うことが容易となり、ダンパー部材12を位置決めした状態で振動体10をダンパー部材12に固定することができる。なお、先述したダンパー部材121(図7)も環状であるので、上記と同様の固定方法を適用することができる。
このように、本実施形態の振動モータ15は、ベースプレート1と、基板2と、コイル3と、ケース4と、を有する静止部5と、
磁石6と、バックヨーク7と、おもり8と、を含み、前記静止部5に対して上下方向に振動可能に支持される振動体10と、
弾性部材11と、ダンパー部材12と、を備える。
前記ベースプレート1上に前記基板2が配置され、前記コイル3は、前記基板2上に配置され、前記磁石6は、環状の前記コイル3の内周側に振動によって収容可能に配置され、前記バックヨーク7は、前記磁石6上に配置され、前記おもり8は、前記バックヨーク7上に配置される。前記ケース4は、前記コイル3、前記磁石6、前記バックヨーク7、および前記おもり8を収容する。前記弾性部材11は、前記ケース4と前記おもり8との間に配置され、前記おもり8は、上下方向の平面視で、上下方向に直交する長手方向に延び、上下方向および長手方向に直交する方向は、前記おもり8の短手方向となる。
前記弾性部材11は、長手方向に延びる第1延伸部11Aと、長手方向に延びる第2延伸部11Bと、前記第1延伸部11Aの一端部と前記第2延伸部11Bの一端部とを接続する第1接続部11Cと、前記第1延伸部11Aの他端部と前記第2延伸部11Bの他端部とを接続する第2接続部11Dと、長手方向に延び、前記第1延伸部11Aと短手方向に対向する第3延伸部11Eと、長手方向に延びる第4延伸部11Fと、前記第3延伸部11Eの一端部と前記第4延伸部11Fの一端部とを接続する第3接続部11Gと、前記第3延伸部11Eの他端部と前記第4延伸部11Fの他端部とを接続する第4接続部11Hと、前記第1延伸部11Aの長手方向内側部と、前記第3延伸部11Eの長手方向内側部とを短手方向に接続する第5接続部11Iと、を有する。
前記第1延伸部11Aは、長手方向内側から両端部へ向かうに従って上方向に傾斜し、前記第2延伸部11Bは、両端部から長手方向内側へ向かうに従って上方向に傾斜し、前記第3延伸部11Eは、長手方向内側から両端部へ向かうに従って上方向に傾斜し、前記第4延伸部11Fは、両端部から長手方向内側へ向かうに従って上方向に傾斜する。
前記第2延伸部11Bは、傾斜の最上部において第1固定部11B3を有し、前記第4延伸部11Fは、傾斜の最上部において第2固定部11F3を有し、前記第5接続部11Iは、前記おもり8の上面81に固定され、前記第1固定部11B3および前記第2固定部11F3は、前記ケース4に固定される。
前記ダンパー部材12は、前記おもり8の上面81に固定される。前記ダンパー部材12は、上下方向の平面視において、前記第2延伸部11Bにおける前記第1固定部11B3の長手方向一方側から第1固定部11B3、および前記第2延伸部11Bにおける前記第1固定部11B3の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第1長手部12Aと、上下方向の平面視において、前記第4延伸部11Fにおける前記第2固定部11F3の長手方向一方側から第2固定部11F3、および前記第4延伸部11Fにおける前記第2固定部11F3の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第2長手部12Bと、を有する。前記第1延伸部11A、前記第3延伸部11E、および前記第5接続部11Iから構成される内側部111は、上下方向の平面視において、前記おもり8の上面81と直接的に対向する。
このような構成によれば、振動体の振動時に、内側部よりも動き易い第2延伸部および第4延伸部とダンパー部材が接触しても、弾性部材からダンパー部材に作用する応力が分散され、ダンパー部材のへたりを抑えることができる。また、振動時に内側部がダンパー部材に接触しないので、振動体の振動量が低下することを抑制できる。
また、上記構成において、前記第1長手部12Aは、上下方向の平面視において、前記第2延伸部11Bの全体と重なり、前記第2長手部12Bは、上下方向の平面視において、前記第4延伸部11Fの全体と重なる。これにより、おもりの波打つ動きを抑制することができる。
また、上記構成において、前記ダンパー部材12は、環状である。これにより、治具によるダンパー部材の位置決めが容易となり、ダンパー部材を組み付け易い。
また、上記構成において、前記ダンパー部材12は、一つの部材により構成される。これにより、ダンパー部材自体を組み立てる必要がなくなる。
また、前記第1接続部11C、前記第2接続部11D、前記第3接続部11G、および前記第4接続部11Hの幅は、前記第1延伸部11A、前記第2延伸部11B、前記第3延伸部11E、および前記第4延伸部11Fの幅よりも広い。これにより、振動体の振動時に弾性部材にかかる応力を分散できる。
<3.弾性部材とダンパー部材の変形例>
なお、本実施形態においては、弾性部材とダンパー部材は次のような構成としてもよい。図9は、変形例に係る弾性部材110およびダンパー部材12を含めた振動モータの一部構成を示す斜視図である。
図9に示す変形例に係る構成では、弾性部材110はおもり8とケース4(不図示)との間に配置され、ダンパー部材12はケース4と弾性部材110との間に配置される。
弾性部材110は、第1延伸部110Aと、第2延伸部110Bと、第1接続部110Cと、第2接続部110Dと、第3延伸部110Eと、第4延伸部110Fと、第3接続部110Gと、第4接続部110Hと、第5接続部110Iと、を有し、これらの各部は同一部材として形成される。
第1延伸部110Aおよび第2延伸部110Bは、長手方向に延び、上面視で短手方向に隣り合う。第1接続部110Cは、第1延伸部110Aの一端部と第2延伸部110Bの一端部とを接続する。第2接続部110Dは、第1延伸部110Aの他端部と第2延伸部110Bの他端部とを接続する。
第3延伸部110Eは、長手方向に延び、第1延伸部110Aと短手方向に対向する。第4延伸部110Fは、長手方向に延び、上面視で短手方向に第3延伸部110Eと隣り合う。第3接続部110Gは、第3延伸部110Eの一端部と第4延伸部110Fの一端部とを接続する。第4接続部110Hは、第3延伸部110Eの他端部と第4延伸部110Fの他端部とを接続する。
第5接続部110Iは、第1延伸部110Aの中央部と第3延伸部110Eの中央部とを短手方向に接続する。
第1延伸部110Aは、中央部から両端部へ向かうに従って下方向に傾斜する。第2延伸部110Bは、第1支持部110B1と、第2支持部110B2と、第1固定部110B3と、を有する。第1支持部110B1は、第1接続部110C側から第1固定部110B3へ向かうに従って下方向に傾斜する。第2支持部110B2は、第2接続部110D側から第1固定部110B3へ向かうに従って下方向に傾斜する。第1固定部110B3は、第1支持部110B1と第2支持部110B2によって支持される。
第3延伸部110Eは、中央部から両端部へ向かうに従って下方向に傾斜する。第4延伸部110Fは、第3支持部110F1と、第4支持部110F2と、第2固定部110F3と、を有する。第3支持部110F1は、第3接続部110G側から第2固定部110F3へ向かうに従って下方向に傾斜する。第4支持部110F2は、第4接続部110H側から第2固定部110F3へ向かうに従って下方向に傾斜する。第3固定部110F3は、第3支持部110F1と第4支持部110F2によって支持される。
このような構成により、第5接続部110Iを溶接等によりケース4の天面部41下面に固定すると共に、第5接続部110Iより下方に位置する第1固定部110B3、第2固定部110F3をそれぞれ溶接等によりおもり8の上面81に固定し、振動体をケース4に対して振動可能に支持できる。
ダンパー部材12は、ケース4の天面部41下面に接着剤による接着により固定され、ケース4と弾性部材110との間に配置される。
上面視において、第2延伸部110Bにおいて第1固定部110B3の長手方向一方側に位置する第1支持部110B1の全体、第1固定部110B3の全体、および、第1固定部110B3の長手方向他方側に位置する第2支持部110B2の全体は、ダンパー部材12の第1長手部12Aと重なる。すなわち、第1長手部12Aは、上面視において、第2延伸部110Bの全体と重なる。
上面視において、第4延伸部110Fにおいて第2固定部110F3の長手方向一方側に位置する第3支持部110F1の全体、第2固定部110F3の全体、および、第2固定部110F3の長手方向他方側に位置する第4支持部110F2の全体は、ダンパー部材12の第2長手部12Bと重なる。すなわち、第2長手部12Bは、上面視において、第4延伸部110Fの全体と重なる。
第5接続部110Iは、ダンパー部材12の開口部12C内部において、ケース4の天面部41下面に固定される。第1延伸部110A、第3延伸部110E、および第5接続部110Iから構成される内側部1101は、上面視において、ダンパー部材12の開口部12Cと重なる。すなわち、内側部1101は、ダンパー部材12を介さずに直接的にケース4の天面部41下面と上下方向に対向する。
このような構成により、振動体の振動時に、内側部1101よりも動き易い第2延伸部110Bとダンパー部材12の第1長手部12Aとが接触し、内側部1101よりも動き易い第4延伸部110Fとダンパー部材12の第2長手部12Bとが接触しても、弾性部材110からダンパー部材12に作用する応力が分散され、ダンパー部材12のへたりを抑制することができる。また、振動体の振動時に、内側部1101はダンパー部材12に接触しないので、振動体の振動量が低下することを抑制できる。
このように、本実施形態の別態様に係る振動モータは、先述した実施形態との相違点として、次のような構成を有する。前記第1延伸部110Aは、長手方向内側から両端部へ向かうに従って下方向に傾斜し、前記第2延伸部110Bは、両端部から長手方向内側へ向かうに従って下方向に傾斜し、前記第3延伸部110Eは、長手方向内側から両端部へ向かうに従って下方向に傾斜し、前記第4延伸部110Fは、両端部から長手方向内側へ向かうに従って下方向に傾斜する。前記第2延伸部110Bは、傾斜の最下部において第1固定部110B3を有し、前記第4延伸部110Fは、傾斜の最下部において第2固定部110F3を有する。
前記第5接続部110Iは、前記ケース4に固定され、前記第1固定部110B3および前記第2固定部110F3は、前記おもり8の上面81に固定され、前記ダンパー部材12は、前記ケース4に固定される。
前記ダンパー部材12は、上下方向の平面視において、前記第2延伸部110Bにおける前記第1固定部110B3の長手方向一方側から第1固定部110B3、および前記第2延伸部110Bにおける前記第1固定部110B3の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第1長手部12Aと、上下方向の平面視において、前記第4延伸部110Fにおける前記第2固定部110F3の長手方向一方側から第2固定部110F3、および前記第4延伸部110Fにおける前記第2固定部110F3の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第2長手部12Bと、を有する。前記第1延伸部110A、前記第3延伸部110E、および前記第5接続部110Iから構成される内側部1101は、上下方向の平面視において、前記ケース4と直接的に対向する。
このような構成によれば、振動体の振動時に、内側部よりも動き易い第2延伸部および第4延伸部とダンパー部材が接触しても、弾性部材からダンパー部材に作用する応力が分散され、ダンパー部材のへたりを抑えることができる。また、振動時に内側部がダンパー部材に接触しないので、振動体の振動量が低下することを抑制できる。
<4.バックヨークに関する構成について>
次に、バックヨーク7に関する構成について説明する。図10は、バックヨーク7の全体斜視図である。
図10に示すように、バックヨーク7は、長方形状の天面部71と、2つの長辺突出部72と、を有し、これらの各部は同一部材として形成される。長辺突出部72は、天面部71の各長辺部711から下方向へ突出する。天面部71の各短辺部712から下方へは突出片は突出しない。
すなわち、前記バックヨーク7は、長手方向に長辺部711、短手方向に短辺部712を有する長方形状の天面部71と、前記天面部71の前記長辺部711から下方向へ突出する長辺突出部72と、を有し、前記天面部71の前記短辺部712から下方向へ突出する短辺突出部は有さない。
これにより、仮に振動体10が振動する際に波打つ動きをした場合でも、バックヨーク7に短辺突出部を設けないため、バックヨーク7がコイル3の長手方向各端部の外周面に接触することは回避される。また、図3に示すように、天面部71の一方の短辺部712の下方にはコイル3の引出線31が位置するが、短辺部712に短辺突出部を設けないため、バックヨーク7が引出線31に接触することを回避できる。
なお、バックヨーク7は磁石6と磁路を形成するが、磁路の形成は仮に設けた場合の短辺突出部よりも長辺突出部72のほうが寄与が大きいので、短辺突出部を設けなくとも問題はない。
また、バックヨーク7の構成であると製造時の効果も奏される。図11は、長辺突出部と短辺突出部をともに有するバックヨークを製造する場合の金型T(金属板)の加工状態を概略的に示す図である。この場合、金型Tには、長辺突出部形成用の孔H1、H2と、短辺突出部形成用の孔H3、H4を形成する。そして、孔H1により囲まれる長辺領域T1と孔H2により囲まれる長辺領域T2を折り曲げることで長辺突出部を形成できる。また、孔H3により囲まれる短辺領域T3と孔H4により囲まれる短辺領域T4を折り曲げることで短辺突出部を形成できる。
このとき、孔H1と孔H3、H4との間に位置する支持部T5と、孔H2と孔H3、H4との間に位置する支持部T6によって、製品となる部分は金型Tに支持される状態となる。支持部T5、T6を切断することで、金型Tから製品であるバックヨークを取り外すことができる。しかしながら、支持部T5、T6の領域が小さいため、例えば折り曲げ加工中などに誤って切断されてしまい、製造トラブルにつながる虞がある。
これに対して、図12は、本実施形態のような短辺突出部を有さないバックヨークを製造する場合の金型Tの加工状態を概略的に示す図である。この場合、金型Tには、長辺突出部形成用の孔H1、H2を形成する。そして、孔H1により囲まれる長辺領域T1と孔H2により囲まれる長辺領域T2を折り曲げることで長辺突出部を形成できる。その状態で、製品となる部分は、孔H1と孔H2との間に位置する支持部T7により金型Tに支持される。支持部T7を切断することで、金型Tから製品であるバックヨークを取り外すことができる。図11の場合の支持部T5、T6に比べて支持部T7は切断されにくいため、加工の安定性を高めることができる。
また、バックヨーク7の天面部71には、上下方向に貫通する貫通孔71A(図10)が設けられる。上面視で貫通孔71Aは、磁石6の上面と重なる。すなわち、磁石6が固定されるバックヨーク7の面には、上下方向に貫通する貫通孔71Aが設けられる。
これにより、例えば、磁石6を磁力によって天面部71に固定させた状態で、貫通孔71Aに接着剤を流し込んで磁石6を天面部71に固定する際に、接着剤が磁石6の外側へはみ出すことを抑制できる。
また、例えば、貫通孔71Aの周囲領域に、またはその周囲領域に対応する磁石6の面に接着剤をあらかじめ塗布した状態で、磁石6と天面部71を接触させて磁石6を天面部71に固定する方法の場合でも、一部の接着剤は貫通孔71A内部へ流れ込むので、接着剤が磁石6の外側へはみ出すことを抑制できる。すなわち、接着剤を貫通孔71Aに逃がすことができる。
また、例えば、磁石6と同様に、貫通孔71Aの周囲領域に、またはその周囲領域に対応するおもり8の面に接着剤をあらかじめ塗布した状態で、おもり8と天面部71を接触させて、おもり8を天面部71に固定する方法の場合でも、一部の接着剤を貫通孔71A内部へ逃がして、接着剤がおもり8の外側へはみ出すことを抑制できる。
<5.基板の構成について>
次に、基板2のより具体的な構成について説明する。図13は、振動モータ15においてベースプレート1に対して基板2およびコイル3を配置した構成を示す斜視図である。また、図11は、図10を上方から視た平面図である。
コイル3は、内周側に内部空間32を有する。基板2の第2基板部23には、上下方向に貫通する貫通領域231が形成される。貫通領域231の縁部は、短手方向に対向する長辺縁部231Aと、長手方向に対向する短辺縁部231Bと、を含む。各長辺縁部231Aには、外周側に凹む切欠き部C1が3つずつ形成される。さらに、貫通領域231の縁部の四隅、すなわち長辺縁部231Aと短辺縁部231Bとが近接する箇所には、外周側に凹む切欠き部C2が形成される。コイル3の内部空間32の縁は、各切欠き部C1、C2の上方に位置する。
すなわち、基板2は、コイル3の内周側において上下方向に貫通する貫通領域231を有し、前記貫通領域231の縁部に切欠き部C1、C2が複数設けられる。
コイル3をベースプレート1に固定する際、各切欠き部C1、C2に接着剤が塗布される。そして、コイル3を各切欠き部C1、C2の上方から第2基板部23に押し付けることで、第2基板部23をコイル3とベースプレート1によって挟む込みつつ、コイル3をベースプレート1に固定させることができる。従って、基板2がベースプレート1より剥離することを抑制できる。
また、図15は、ベースプレート1に対して基板2を配置した構成を示す斜視図である。
第2基板部23において、貫通領域231の周囲には、閉路パターン24が設けられる。閉路パターン24は、閉じられた配線パターン(例えば銅箔パターン)であり、電流は流れない。また、閉路パターン24は、図15では基板2の内部に形成されるが、基板2の上面に露出してもよい。また、図15の閉路パターン24は、両端部が接続されない形状であるが、両端部が接続された、すなわち環状のパターンであってもよい。または、閉路パターン25は、貫通領域231の縁部の各辺ごとに対応して分断された直線のパターンであってもよい。
これにより、貫通領域231を設けることによって強度が弱くなる第2基板部23の強度を閉路パターン24によって補強することができる。
<6.下側ダンパー部材について>
本実施形態では、図13および図14に示すように、コイル3の内部空間32内に下側ダンパー部材D1、D2が配置される。下側ダンパー部材D1、D2は、内部空間32の長手方向各両端に配置される。下側ダンパー部材D1、D2は、貫通領域231によって上方へ露出するベースプレート1の上面に固定される。すなわち、コイル3の内周側に下側ダンパー部材D1、D2が配置される。
振動体10の通常の振動時は、振動体10の下面は下側ダンパー部材D1、D2に接触することはない。振動モータ15を誤って落下させた場合などに、振動体10は、下方へ移動して下側ダンパー部材D1、D2に接触する。従って、振動体10が下方へ移動しすぎることが回避される。これにより、弾性部材11が過剰に変形することなどを抑制することができる。なお、下側ダンパー部材は、ベースプレート上でなく、基板上面に配置してもよい。
<7.ベースプレートの構成について>
次に、ベースプレート1のより具体的な構成について述べる。図14および図15に示すように、ベースプレート1における貫通領域231内の領域において、互いに形状の異なる上下方向に貫通する二つの孔部1A、1Bが設けられる。孔部1A、1Bは、長手方向に配列される。
孔部1A、1Bは、コイル3を基板2に固定する際に用いられる。図16に示すように、コイル3を基板2に固定する際には、治具(ボビン)100を用いる。治具100は、基部101と、基部101から下方へ突出するボス102、103と、を有する。ボス102は、孔部1Aに対応した断面形状であり、ボス103は、孔部1Bに対応した断面形状である。
コイル3を基部101に巻き付けた状態の治具100のボス102を孔部1Aに、ボス103を孔部1Bに通して、コイル3を基板2上に配置させる。このとき、先述のように基板2の各切欠き部C1、C2には接着剤が塗布されているので、コイル3は、ベースプレート1に固定される。その後、治具100をコイル3から取り外す。
孔部1A、1Bは、互いに異なる形状をしているので、コイル3の固定作業において、治具100の向き合せを容易に行うことができる。
また、図15に示すように、ベースプレート1の短手方向に対向する各辺部の各々には、切欠き凹部C3が設けられる。図15の例では、切欠き凹部C3は辺部ごとに長手方向に3つ並んで設けられる。
一方、図1に示すように、ケース4は、短手方向に対向する側面部42を有する。各側面部42は、下方向に突出する凸部4Aを有する。凸部4Aは、側面部42ごとに長手方向に3つ並んで設けられる。
そして、各凸部4Aは、対応する各切欠き凹部C3に嵌合される。すなわち、前記ベースプレート1の短手方向に対向する辺部の各々に切欠き凹部C3が設けられ、前記ケース4は、短手方向に対向する側面部42を有し、前記側面部42は各々、下方向に突出する凸部4Aを有し、前記凸部4Aは、前記切欠き凹部C3に嵌合される。これにより、ケース4をベースプレート1に固定する際に、ケース4の位置合わせが容易となる。
<8.その他>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変更が可能である。
例えば、ダンパー部材は、環状であることに限らず、長手方向に延びる二つの棒状の部材としてもよい。すなわち、先述した第1長手部12Aおよび第2長手部12Bに相当する部分のみとしてもよい。
また、振動体に含めるおもりは、直方体状に限らず、上面視で、長手方向に長軸を有し、短手方向に短軸を有する楕円形状を有する構成としてもよい。
本発明は、例えばスマートフォン、ウエアラブル機器などに備えられる振動モータに利用することができる。
1・・・ベースプレート、2・・・基板、3・・・コイル、4・・・ケース、5・・・静止部、6・・・磁石、7・・・バックヨーク、8・・・おもり、9・・・ポールピース、10・・・振動体、11・・・弾性部材、12・・・ダンパー部材、D1、D2・・・下側ダンパー部材、15・・・振動モータ、100・・・治具(ボビン)、A・・・接着部、B・・・第1治具、C・・・第2治具

Claims (13)

  1. ベースプレートと、基板と、コイルと、ケースと、を有する静止部と、
    磁石と、バックヨークと、おもりと、を含み、前記静止部に対して上下方向に振動可能に支持される振動体と、
    弾性部材と、
    ダンパー部材と、
    を備え、
    前記ベースプレート上に前記基板が配置され、
    前記コイルは、前記基板上に配置され、
    前記磁石は、環状の前記コイルの内周側に振動によって収容可能に配置され、
    前記バックヨークは、前記磁石上に配置され、
    前記おもりは、前記バックヨーク上に配置され、
    前記ケースは、前記コイル、前記磁石、前記バックヨーク、および前記おもりを収容し、
    前記弾性部材は、前記ケースと前記おもりとの間に配置され、
    前記おもりは、上下方向の平面視で、上下方向に直交する長手方向に延び、
    上下方向および長手方向に直交する方向は、前記おもりの短手方向となり、
    前記弾性部材は、
    長手方向に延びる第1延伸部と、
    長手方向に延びる第2延伸部と、
    前記第1延伸部の一端部と前記第2延伸部の一端部とを接続する第1接続部と、
    前記第1延伸部の他端部と前記第2延伸部の他端部とを接続する第2接続部と、
    長手方向に延び、前記第1延伸部と短手方向に対向する第3延伸部と、
    長手方向に延びる第4延伸部と、
    前記第3延伸部の一端部と前記第4延伸部の一端部とを接続する第3接続部と、
    前記第3延伸部の他端部と前記第4延伸部の他端部とを接続する第4接続部と、
    前記第1延伸部の長手方向内側部と、前記第3延伸部の長手方向内側部とを短手方向に接続する第5接続部と、
    を有し、
    前記第1延伸部は、長手方向内側から両端部へ向かうに従って上方向に傾斜し、
    前記第2延伸部は、両端部から長手方向内側へ向かうに従って上方向に傾斜し、
    前記第3延伸部は、長手方向内側から両端部へ向かうに従って上方向に傾斜し、
    前記第4延伸部は、両端部から長手方向内側へ向かうに従って上方向に傾斜し、
    前記第2延伸部は、傾斜の最上部において第1固定部を有し、
    前記第4延伸部は、傾斜の最上部において第2固定部を有し、
    前記第5接続部は、前記おもりの上面に固定され、
    前記第1固定部および前記第2固定部は、前記ケースに固定され、
    前記ダンパー部材は、前記おもりの上面に固定され、
    前記ダンパー部材は、
    上下方向の平面視において、前記第2延伸部における前記第1固定部の長手方向一方側から第1固定部、および前記第2延伸部における前記第1固定部の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第1長手部と、
    上下方向の平面視において、前記第4延伸部における前記第2固定部の長手方向一方側から第2固定部、および前記第4延伸部における前記第2固定部の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第2長手部と、を有し、
    前記第1延伸部、前記第3延伸部、および前記第5接続部から構成される内側部は、上下方向の平面視において、前記おもりの上面と直接的に対向する、振動モータ。
  2. ベースプレートと、基板と、コイルと、ケースと、を有する静止部と、
    磁石と、バックヨークと、おもりと、を含み、前記静止部に対して上下方向に振動可能に支持される振動体と、
    弾性部材と、
    ダンパー部材と、
    を備え、
    前記ベースプレート上に前記基板が配置され、
    前記コイルは、前記基板上に配置され、
    前記磁石は、環状の前記コイルの内周側に振動によって収容可能に配置され、
    前記バックヨークは、前記磁石上に配置され、
    前記おもりは、前記バックヨーク上に配置され、
    前記ケースは、前記コイル、前記磁石、前記バックヨーク、および前記おもりを収容し、
    前記弾性部材は、前記ケースと前記おもりとの間に配置され、
    前記おもりは、上下方向の平面視で、上下方向に直交する長手方向に延び、
    上下方向および長手方向に直交する方向は、前記おもりの短手方向となり、
    前記弾性部材は、
    長手方向に延びる第1延伸部と、
    長手方向に延びる第2延伸部と、
    前記第1延伸部の一端部と前記第2延伸部の一端部とを接続する第1接続部と、
    前記第1延伸部の他端部と前記第2延伸部の他端部とを接続する第2接続部と、
    長手方向に延び、前記第1延伸部と短手方向に対向する第3延伸部と、
    長手方向に延びる第4延伸部と、
    前記第3延伸部の一端部と前記第4延伸部の一端部とを接続する第3接続部と、
    前記第3延伸部の他端部と前記第4延伸部の他端部とを接続する第4接続部と、
    前記第1延伸部の長手方向内側部と、前記第3延伸部の長手方向内側部とを短手方向に接続する第5接続部と、
    を有し、
    前記第1延伸部は、長手方向内側から両端部へ向かうに従って下方向に傾斜し、
    前記第2延伸部は、両端部から長手方向内側へ向かうに従って下方向に傾斜し、
    前記第3延伸部は、長手方向内側から両端部へ向かうに従って下方向に傾斜し、
    前記第4延伸部は、両端部から長手方向内側へ向かうに従って下方向に傾斜し、
    前記第2延伸部は、傾斜の最下部において第1固定部を有し、
    前記第4延伸部は、傾斜の最下部において第2固定部を有し、
    前記第5接続部は、前記ケースに固定され、
    前記第1固定部および前記第2固定部は、前記おもりの上面に固定され、
    前記ダンパー部材は、前記ケースに固定され、
    前記ダンパー部材は、
    上下方向の平面視において、前記第2延伸部における前記第1固定部の長手方向一方側から第1固定部、および前記第2延伸部における前記第1固定部の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第1長手部と、
    上下方向の平面視において、前記第4延伸部における前記第2固定部の長手方向一方側から第2固定部、および前記第4延伸部における前記第2固定部の長手方向他方側にかけて重なって長手方向に延びる第2長手部と、を有し、
    前記第1延伸部、前記第3延伸部、および前記第5接続部から構成される内側部は、上下方向の平面視において、前記ケースと直接的に対向する、振動モータ。
  3. 前記第1長手部は、上下方向の平面視において、前記第2延伸部の全体と重なり、
    前記第2長手部は、上下方向の平面視において、前記第4延伸部の全体と重なる、請求項1または請求項2に記載の振動モータ。
  4. 前記ダンパー部材は、環状である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の振動モータ。
  5. 前記ダンパー部材は、一つの部材により構成される、請求項4に記載の振動モータ。
  6. 前記第1〜第4接続部の幅は、前記第1〜第4延伸部の幅よりも広い、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の振動モータ。
  7. 前記バックヨークは、
    長手方向に長辺部、短手方向に短辺部を有する長方形状の天面部と、
    前記天面部の前記長辺部から下方向へ突出する長辺突出部と、を有し、
    前記天面部の前記短辺部から下方向へ突出する短辺突出部は有さない、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の振動モータ。
  8. 前記磁石が固定される前記バックヨークの面には、上下方向に貫通する貫通孔が設けられる、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の振動モータ。
  9. 前記コイルの内周側に下側ダンパー部材が配置される、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の振動モータ。
  10. 前記基板は、前記コイルの内周側において上下方向に貫通する貫通領域を有し、
    前記貫通領域の縁部に切欠き部が複数設けられる、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の振動モータ。
  11. 前記貫通領域の周囲に閉路パターンが設けられる、請求項10に記載の振動モータ。
  12. 前記ベースプレートにおける前記貫通領域内の領域において、互いに形状の異なる上下方向に貫通する二つの孔部が設けられる、請求項10または請求項11に記載の振動モータ。
  13. 前記ベースプレートの短手方向に対向する辺部の各々に切欠き凹部が設けられ、
    前記ケースは、短手方向に対向する側面部を有し、
    前記側面部は各々、下方向に突出する凸部を有し、
    前記凸部は、前記切欠き凹部に嵌合される、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の振動モータ。
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