JP6948184B2 - 振動モータ - Google Patents

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Description

本発明は、振動モータに関する。
従来、スマートフォン等の各種機器には、振動モータが備えられる。従来の振動モータの一例は、特許文献1に開示される。
特許文献1の振動モータは、振動体と、振動体を支持する4つの弾性部材と、コイルとを備える。振動体は、弾性部材によって振動可能にベース部に対して支持される。振動体が過剰に変位すると、弾性部材が破損する可能性がある。そのため、上記振動モータでは、振動体の変位量が大きくなったときに、振動体と接触させることで移動を規制する移動規制部を備える。
米国登録特許第8269379号
上記特許文献1では、上記移動規制部は、ベース部に含まれる底面部から上方向に起立して形成される。このような構成の移動規制部では、振動体が移動規制部に接触した際の移動規制部の強度が十分でなく、移動規制部が変形する可能性がある。
上記状況に鑑み、本発明は、振動体の移動規制を行う移動規制機能を良好に維持することが可能となる振動モータを提供することを目的とする。
本発明の例示的な振動モータは、
筐体と、
弾性部材と、
おもりを含み、前記筐体に対して前記弾性部材により一方向に振動可能に支持される振動体と、
を備え、
前記おもりは、第1側壁部と、前記第1側壁部と一方向に直交する縦方向に対向する第2側壁部と、を有し、
前記弾性部材は、第1固定部と、第2固定部と、前記第1固定部と前記第2固定部とを連結する連結部と、を有し、
前記第1固定部は、前記第1側壁部に固定され、
前記第2固定部は、前記筐体における前記第2側壁部と縦方向に対向する内壁面に固定され、
前記連結部は、前記おもりの一方向一方側の端面部と一方向において対向し、
前記おもりは、前記端面部から突出する突出部を有し、
一方向から視て、前記突出部は、前記連結部の上側および下側の少なくとも一方側に位置し、
前記突出部は、前記振動体が特定位置に変位した場合に、前記筐体に接触する、構成としている。
また、本発明の別の例示的な振動モータは、
筐体と、
弾性部材と、
おもりを含み、前記筐体に対して前記弾性部材により一方向に振動可能に支持される振動体と、
を備え、
前記筐体は、ベースプレートと、前記ベースプレートを上側から覆うカバーと、を有し、
前記おもりは、第1側壁部と、前記第1側壁部と一方向に直交する縦方向に対向する第2側壁部と、を有し、
前記弾性部材は、第1固定部と、第2固定部と、前記第1固定部と前記第2固定部とを連結する連結部と、を有し、
前記第1固定部は、前記第1側壁部に固定され、
前記第2固定部は、前記筐体における前記第2側壁部と縦方向に対向する内壁面に固定され、
前記連結部は、前記おもりの一方向一方側の端面部と一方向において対向し、
前記カバーは、前記カバーの前記端面部と一方向に対向する内壁面から突出するカバー突出部を有し、
一方向から視て、前記カバー突出部は、前記連結部の上側および下側の少なくとも一方側に位置し、
前記おもりは、特定位置に変位した場合に、前記カバー突出部に接触する、構成としている。
例示的な本発明の振動モータによれば、振動体の移動規制を行う移動規制機能を良好に維持することが可能となる。
図1は、本発明の例示的な実施形態に係る振動モータの全体斜視図である。 図2は、本発明の例示的な実施形態に係る振動モータの分解斜視図である。 図3は、本発明の例示的な実施形態に係る振動モータの上面から視た平面断面図である。 図4は、本発明の例示的な実施形態に係る振動モータの側面断面図である。 図5は、振動モータにおいて、突出部材周辺の構成を要部的に示す一部拡大斜視図である。 図6は、振動モータにおいて、おもりを一方向他方側から視た図である。 図7は、おもり本体部の上面側から視た一部平面図である。 図8は、おもり本体部の下面側から視た一部平面図である。 図9は、第1変形例に係る振動モータの分解斜視図である。 図10は、第1変形例に係る振動モータの一部側面断面図である。 図11は、第2変形例に係る振動モータの分解斜視図である。 図12は、第2変形例に係る振動モータの一部側面断面図である。 図13は、本発明の一実施形態に係る触覚デバイスを示す概略図である。
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の図面において、振動体が振動する方向である一方向(横方向)をX方向で表す。具体的に、一方向一方側をX1方向、一方向他方側をX2方向で表す。また、一方向に対して、直交する方向である縦方向をY方向として表す。具体的に、縦方向一方側をY1方向、縦方向他方側をY2方向として表す。また、一方向および縦方向に直交する方向である上下方向(高さ方向)をZ方向として表す。具体的に、上側をZ1方向、下側をZ2方向として表す。但し、この方向の定義は、実際の機器に組み込まれたときの位置関係および方向を示すものではない。
<1.振動モータの全体構成>
図1は、本発明の例示的な実施形態に係る振動モータ100の全体斜視図である。図2は、振動モータ100の分解斜視図である。なお、図2は、ベースプレート2からカバー1を取り外した状態を示す。図3は、振動モータ100の上面から視た平面断面図である。図4は、振動モータ100の側面断面図である。なお、図4は、図3におけるA−A線で切断した状態の断面図である。
振動モータ100は、静止部Sと、振動体5と、弾性部材6と、弾性部材7と、を主に有する。静止部Sは、カバー1と、ベースプレート2と、基板3と、コイル4と、を有する。カバー1とベースプレート2とから筐体Bが構成される。
カバー1は、天面部11と、各側面部12A〜12Dと、を有し、下方に向けて開口する。各側面部12A〜12Dは、天面部11の四辺の各々から下方へ延びる。側面部12Aと12Bは、一方向に対向し、側面部12Aは12Bよりも一方向一方側に位置する。側面部12Cと12Dは、縦方向に対向し、側面部12Cは12Dよりも縦方向一方側に位置する。カバー1は、例えば、ステンレス鋼(SUS)から形成される。
ベースプレート2は、一方向に延びる板状部材であり、例えば、ステンレス鋼(SUS)から形成される。ベースプレート2の上方にカバー1が取付けられる。すなわちカバー1は、ベースプレート2を上側から覆う。カバー1とベースプレート2から形成される空間内に、基板3、コイル4、振動体5、弾性部材6、および弾性部材7が収容される。
基板3は、一方向に延びて形成され、フレキシブル基板またはリジッド基板として構成される。基板3は、ベースプレート2上に固定される。基板3の一方向一方側端部は、ベースプレート2の一方向一方側端部上に配置される。基板3の上記一方向一方側端部には、端子部31A、31Bが形成される。基板3の厚さ方向は、上下方向に沿っている。言い換えると、上下方向とは、基板3の厚さ方向に沿う方向である。
コイル4は、基板3上に固定される。コイル4は、上下方向の軸周りに導線を巻き回されて形成される。コイル4は、コアレスコイルとして構成される。コイル4の各引出線は、端子部31A、31Bと電気的接続される。これにより、端子部31A、31Bに電圧を印加することで、コイル4に電流を流すことができる。
振動体5は、コイル4より上側に配置され、筐体Bに対して弾性部材6、7により一方向に振動可能に支持される。振動体5は、おもり51と、バックヨーク52と、磁石部53と、を有する。
おもり51は、おもり本体部511と、突出部材512と、突出部材513と、を有する。突出部材512、513は、それぞれおもり本体部511とは別部材であり、おもり本体部511に固定される。別部材であることにより、おもり本体部511と、突出部材512、513それぞれの構成を簡素化し、それぞれの成形が容易となる。例えば、おもり本体部511と、突出部材512、513とは、同一の材料により構成され、一例としてタングステン合金により構成される。なお、突出部材512、513については、後に詳細を説明する。
特に図4に示すように、おもり本体部511は、内部に磁石部53を収容する。磁石部53は、センター磁石531と、メイン磁石532A,532Bと、サイド磁石533A,533Bと、を有する。センター磁石531は、一方向両側からメイン磁石532A,532Bにより挟み込まれて配置される。センター磁石531およびメイン磁石532A,532Bから成る部分は、一方向両側からサイド磁石533A,533Bにより挟み込まれて配置される。
バックヨーク52は、おもり本体部511および磁石部53の上面を覆って配置される。バックヨーク52は、例えば溶接によっておもり本体部511に固定される。バックヨーク52は、磁石部53と磁気回路を構成し、振動モータ100のパワーを向上させる。
弾性部材6は、一方向および縦方向に延びて形成される板バネであり、一端をおもり51に固定され、他端をカバー1に固定される。弾性部材7は、一方向および縦方向に延びて形成される板バネであり、一端をおもり51に固定され、他端をカバー1に固定される。これにより、振動体5は、カバー1に対して弾性部材6、7により支持される。なお、弾性部材6、7については、後に詳細を説明する。
このような構成により、振動モータ100においては、コイル4に電流を供給することにより、コイル4に発生する磁束と磁石部53による磁束との相互作用により、振動体5が一方向に往復運動する。
<2.弾性部材に関して>
次に、弾性部材6,7に関する構成について詳述する。特に図3に示すように、弾性部材6は、第1固定部61と、第2固定部62と、連結部63と、を有する。第1固定部61は、一方向に延びる平板状である。第2固定部62は、第1固定部61よりも縦方向他方側に位置し、一方向に延びる平板状である。
連結部63は、第1固定部61と、第2固定部62と、を連結する。上面から視て、連結部63は、第1固定部61の一方向他方側端から縦方向他方側へ湾曲し、縦方向他方側且つ一方向他方側へ向けて直線的に延び、第2固定部62の一方向他方側端まで湾曲する。連結部63は、おもり51の一方向他方側の端面部51Cと一方向において対向する。なお、端面部51Cは、おもり本体部511と突出部材512とから形成される側面である。
ここで、おもり51は、第1側壁部51Aと、第2側壁部51Bと、を有する。具体的には、第1側壁部51Aおよび第2側壁部51Bは、おもり本体部511の側壁である。第1側壁部51Aは、一方向に延び、一方向他方側に切欠きC1を有し、一方向一方側に切欠きC3を有する。第2側壁部51Bは、第1側壁部51Aと縦方向に対向して一方向に延び、一方向他方側に切欠きC2を有し、一方向一方側に切欠きC4を有する。
第1固定部61は、切り欠きC1内において第1側壁部51Aに固定される。また、第1固定部61には、補強板T1が固定される。おもり本体部511に対して第1固定部61および補強板T1は、例えば上側および下側からの溶接により固定される。
第2固定部62は、カバー1の側面部12Dにおける、切欠きC2側の第2側壁部51Bと縦方向に対向する内壁面に固定される。また、第2固定部62には、補強板T2が固定される。側面部12Dに対して第2固定部62および補強板T2は、例えば縦方向他方側からの溶接により固定される。
補強板T1,T2により、応力のかかり易い第1固定部61、第2固定部62をそれぞれ補強することができる。
また、弾性部材7は、第1固定部71と、第2固定部72と、連結部73と、を有する。第1固定部71は、一方向に延びる平板状である。第2固定部72は、第1固定部71よりも縦方向他方側に位置し、一方向に延びる平板状である。
連結部73は、第1固定部71と、第2固定部72と、を連結する。上面から視て、連結部73は、第1固定部71の一方向一方側端から縦方向他方側へ湾曲し、縦方向他方側且つ一方向一方側へ向けて直線的に延び、第2固定部72の一方向一方側端まで湾曲する。連結部73は、おもり51の一方向一方側の端面部51Dと一方向において対向する。なお、端面部51Dは、おもり本体部511と突出部材513とから形成される側面である。
第1固定部71は、切り欠きC3内において第1側壁部51Aに固定される。また、第1固定部71には、補強板T3が固定される。おもり本体部511に対して第1固定部71および補強板T3は、例えば上側および下側からの溶接により固定される。
第2固定部72は、カバー1の側面部12Dにおける、切欠きC4側の第2側壁部51Bと縦方向に対向する内壁面に固定される。また、第2固定部72には、補強板T4が固定される。側面部12Dに対して第2固定部72および補強板T4は、例えば縦方向他方側からの溶接により固定される。
補強板T3,T4により、応力のかかり易い第1固定部71、第2固定部72をそれぞれ補強することができる。
また、おもり本体部511と連結部63との間には、ダンパ部8Aが配置される。ダンパ部8Aは、おもり本体部511に固定される。おもり本体部511と連結部73との間には、ダンパ部8Bが配置される。ダンパ部8Bは、おもり本体部511に固定される。ダンパ部8Aおよびダンパ部8Bは、コイル4の駆動を停止したときに、振動体5の振動が減衰する減衰時間を短縮する。
また、ダンパ部9Aは、側面部12Bの内壁面に固定され、連結部63と一方向に対向する。ダンパ部9Bは、側面部12Aの内壁面に固定され、連結部73と一方向に対向する。振動体5の通常振動状態では、弾性部材6,7はそれぞれダンパ部9A、9Bに接触しないが、振動体5が通常より大きく変位した場合に、弾性部材6,7はそれぞれダンパ部9A、9Bに接触する。これにより、振動体5の過剰な変位を抑制できる。なお、ダンパ部9A,9Bは、弾性部材6,7の自然状態のときに弾性部材6,7それぞれに接触するようにしてもよい。この場合は、ダンパ部9A,9Bにより、振動体5の減衰時間を短縮できる。
<3.突出部材(ブロッカー)に関して>
次に、突出部材512,513に関して詳述する。突出部材512,513は、振動体5の移動を規制するために用いられる移動規制部材(ブロッカー)である。
ここで、代表的に突出部材512の構成について述べるために、図5および図6を参照する。図5は、振動モータ100において、突出部材512周辺の構成を要部的に示す一部拡大斜視図である。図6は、振動モータ100において、おもり51を一方向他方側から視た図である。
突出部材512は、突出部512Aと、突出部512Bと、接続部512Cと、を有する。突出部512Aと、突出部512Bと、接続部512Cとは、同一部材として形成される。突出部512Aおよび突出部512Bは、略直方体形状である。突出部512Aおよび突出部512Bは、一方向に延び、上下方向に対向する。突出部512Aは、突出部512Bよりも上側に配置される。接続部512Cは、突出部512Aの一方向一端部と突出部512Bの一方向一端部とを上下方向に接続する。すなわち、突出部材512は、縦方向から視た側面視でU字状である。
おもり本体部511は、一方向他方側端面に上下方向に延びる溝部H1を有する。溝部H1は、一方向一方側に凹んで形成される。突出部材512は、溝部H1に嵌合される。具体的には、接続部512Cと、突出部512A,512Bのそれぞれの一方向一方側端部が溝部H1内に配置される。なお、突出部材512のおもり本体部511に対する固定方法については、後述する。これにより、突出部512A,512Bは、端面部51Cから一方向他方側に突出する。なお、突出部512A,512Bの先端は、曲面状であってもよい。また、突出部512A,512Bは、一方向他方側且つ上下方向、または一方向他方側且つ縦方向に突出してもよい。すなわち、突出部512A,512Bは、斜め方向に突出してもよい。
ここで、弾性部材6の連結部63は、第1幅広部631と、第2幅広部632と、幅狭部633と、を有する。第1幅広部631は、第1固定部61の一方向他方側端と連接される。第2幅広部632は、第2固定部62の一方向他方側端と連接される。幅狭部633は、第1幅広部631と第2幅広部632とに連接される。
第1幅広部631は、第1固定部61から離れるにつれて第1固定部61の幅よりも幅が漸次小さくなる。第2幅広部632は、第2固定部62から離れるにつれて第2固定部62の幅よりも幅が漸次小さくなる。幅狭部633は、第1幅広部631の幅および第2幅広部632の幅よりも小さい。
特に図6に示すように、一方向から視て、突出部512Aは幅狭部633の上側に配置され、突出部512Bは幅狭部633の下側に配置される。すなわち、突出部512A,512Bは、それぞれ連結部63の上側、下側に配置される。そして、図4に特に示すように、突出部512A,512Bは、それぞれカバー1の側面部12Bの内壁面と一方向に対向する。
振動体5の通常振動状態では、突出部512A、512Bは、ともに側面部12Bの内壁面に接触しない。振動モータ100の落下などにより、振動体5が通常振動状態の最大変位よりも超えて特定位置まで変位したときに、突出部512A,512Bは側面部12Bの内壁面に接触する。上記特定位置は、弾性部材6が弾性的に変形する振動体5の有効可動範囲内での位置である。なお、先に弾性部材6がダンパ部9Aに接触してから、突出部512A,512Bが側面部12Bの内壁面に接触する。
従って、突出部512A,512Bによって振動体5の移動は規制され、振動体5が過剰に変位することで弾性部材6が破損することを回避することができる。また、突出部512A,512Bは、一方向に突出するので、カバー1との接触によっても破損しにくい。すなわち、ブロッカーとしての突出部512A,512Bの機能が失われることを抑制できる。
なお、突出部材513については、突出部材512と同様の構成および機能であるので、詳述は省く。
特に、一方向から見て連結部63の上側に位置する突出部512Aは、側面部12Bの上側に接触する。側面部12Bの上側はカバー1の天板部11に近いので強度が高く、突出部512Aによる接触でも側面部12Bの上側は変形しにくい。
また、一方向から視て、突出部は、突出部512A,512Bのように、連結部63の上側および下側の両方に位置する。これにより、突出部が側面部12Bに接触したときの応力が分散され、側面部12Bの変形を抑制できる。
また、図6に特に示すように、一方向から視て、突出部512A,512Bは、上下方向の長さよりも縦方向の長さが長い形状である。これにより、突出部における上下方向の長さを長くすることなく、突出部512A,512Bにおける側面部12Bとの接触面積を大きくすることができる。従って、上下方向における振動モータ100のサイズが大きくなるのを抑制しつつ、接触による応力を分散し、突出部512A,512Bおよび側面部12Bの変形を抑制できる。
また、図6に特に示すように、一方向から視て、突出部512A,512Bは、幅狭部633の上側、下側に位置する。仮に連結部63の幅が一定であるとすると、突出部を設けるためにおもりの上下方向厚みが厚くなるが、これを回避できる。また、連結部63において突出部512A,512Bと干渉しない箇所は第1幅広部631および第2幅広部632とすることができる。第1幅広部631および第2幅広部632を設けることにより、弾性部材6において応力を分散することができ、応力のかかり易い第1固定部61および第2固定部62の破損を抑制できる。
また、突出部512A,512Bは、タングステン合金から構成され、カバー1は、ステンレス鋼(SUS)から構成されることが好ましい。これにより、突出部の材料としておもり51の材料として適したタングステン合金を用いることができ、突出部は、ステンレス鋼で構成される側面部12Bに対して強度が高くなり、接触により突出部が破損することが抑制される。
<4.突出部材の固定方法>
ここで、突出部材512,513のおもり本体部511に対する固定方法の一例を図7および図8を用いて説明する。図7は、おもり本体部511の上面側から視た一部平面図である。おもり本体部511に磁石部53およびバックヨーク52が固定された状態において、突出部材512を溝部H1に嵌合する。このとき、突出部材512の上面をバックヨーク52の下面に接触させることが可能である。これにより、突出部512を位置決めできる。位置決めした状態で、図7に示すように、バックヨーク52の上面側から溶接して溶接部Wを形成することにより、突出部材512の上面をバックヨーク52に固定する。
図8は、おもり本体部511の下面側から視た一部平面図である。上記で突出部材512をバックヨーク52に固定した後に、突出部材512が嵌合により溝部H1と接触する面である接着面ADに、下側より接着剤を流し込む。接着剤が硬化することにより、突出部材512は溝部H1に固定される。
<5.振動モータの第1変形例>
次に、上記実施形態の変形例について以下述べる。なお、変形例の説明においては、先述した実施形態の構成と同様の構成については基本的に説明を省き、構成の相違点について主に説明する。
まず、第1変形例に係る振動モータについて述べる。図9は、第1変形例に係る振動モータ200の分解斜視図である。なお、図9は、先の実施形態の図2に対応する図である。また、図10は、第1変形例に係る振動モータ200の一部側面断面図である。
振動モータ200においては、振動体5は、おもり501を有する。おもり501は、先述した振動モータ100とは異なり、突出部材は有しない。すなわち、おもり501は、おもり本体部からのみ形成されることに相当する。おもり501の一方向他方側の端面部501Cは、一方向に突出する形状を有さず、平坦である。おもり501の一方向一方側の端面部501Dは、一方向に突出する形状を有さず、平坦である。
弾性部材6の連結部63は、端面部501Cと一方向において対向する。弾性部材7の連結部73は、端面部501Dと一方向において対向する。
また、振動モータ200は、カバー101を有する。カバー101は、天面部1010と、側面部1011Aと、側面部1011Bと、を有する。側面部1011Aと、側面部1011Bとは、一方向に対向する。カバー101の一方向他方側の上面には、凹部1012が形成される。凹部1012は、天面部1010から下方へ凹みつつ、側面部1011Bから一方向一方側へ凹む。カバー101の一方向一方側の上面には、凹部1013が形成される。凹部1013は、天面部1010から下方へ凹みつつ、側面部1011Aから一方向他方側へ凹む。
図10に示すように、凹部1012によって、カバー1の内部でカバー突出部1012Aが形成される。カバー突出部1012Aは、一方向一方側および下方向に突出する。カバー突出部1012Aは、側面部1011Bの内壁面から突出する。一方向から視て、カバー突出部1012Aは、連結部63の上側に配置される。なお、カバー突出部は、下方向には突出せず、一方向一方側のみに突出してもよい。
振動体5の通常振動状態では、おもり501の端面部501Cは、カバー突出部1012Aに接触しない。振動モータ200の落下などにより、振動体5が通常振動状態の最大変位よりも超えて特定位置まで変位したときに、端面部501Cはカバー突出部1012Aに接触する。上記特定位置は、先述したのと同様に振動体5の有効可動範囲内での位置である。
従って、カバー突出部1012Aによって振動体5の移動は規制され、振動体5が過剰に変位することで弾性部材6が破損することを回避することができる。また、カバー突出部1012Aは、一方向に突出するので、おもり501との接触によっても破損しにくい。すなわち、ブロッカーとしてのカバー突出部1012Aの機能が失われることを抑制できる。
なお、凹部1013によって同様にカバー101の内部でカバー突出部(不図示)が形成され、当該カバー突出部による機能はカバー突出部1012Aと同様である。
また、カバー突出部1012A等は、連結部63,73の上側に位置する。カバー101は、天面部1010の位置する上側の強度が高いので、カバー突出部1012A等におもり501が接触しても、カバー101は変形しにくい。
また、カバー101は絞込み加工により形成し、当該加工の際に凹部1012および凹部1013を形成する。すなわち、カバー突出部1012A等は、カバー101におけるカバー突出部以外の部分と同一部材として形成される。これにより、カバー突出部を溶接等により接続する工程を省略でき、カバーを効率的に作製できる。
なお、カバー101は、図1で示すカバー1のような凹部を有しないカバー本体部に対して、内部に別部材のカバー突出部を固定して形成してもよい。このとき、カバー突出部は、カバー本体部に対して溶接または接着などにより固定する。これによれば、カバー本体部とカバー突出部とをそれぞれ簡易な形状とし、それぞれを容易に成形することができる。
また、一方向から視て、カバー突出部1012A等は、上下方向の長さよりも縦方向の長さが長い形状である。これにより、カバー突出部における上下方向の長さを長くすることなく、カバー突出部におけるおもり501との接触面積を大きくすることができる。従って、上下方向における振動モータ200のサイズが大きくなるのを抑制しつつ、接触による応力を分散し、カバー突出部の変形を抑制できる。
なお、カバー101の側面部1011B、1011Aのそれぞれの下側に、カバー101内部において一方向に突出するカバー突出部を形成してもよい。その場合、一方向から視て、当該カバー突出部は、連結部63、73の下側に配置される。なお、当該カバー突出部は、先述した上側のカバー突出部1012A等とともに設けてもよいし、上側のカバー突出部は設けずに形成してもよい。
<6.振動モータの第2変形例>
次に、第2変形例に係る振動モータについて述べる。図11は、第2変形例に係る振動モータ300の分解斜視図である。なお、図11は、先の実施形態の図2に対応する図である。また、図12は、第2変形例に係る振動モータ300の一部側面断面図である。
振動モータ300では、振動体5は、先述した図2に示す実施形態と同様である。すなわち、振動体5は、おもり51を有し、おもり51は、おもり本体部511と、突出部材512,513と、を有する。但し、突出部材512,513が有する突出部(512A,512B等)の突出長は、先述した実施形態よりも短くしている。
また、振動モータ300では、カバー102において、先述した第1変形例に係るカバー101(図9)と同様に、凹部1022,1023が形成される。図12に示すように、凹部1022によってカバー102内部においてカバー突出部1022Aが形成される。カバー突出部1022Aは、突出部512Aと一方向に対向する。
また、ベースプレート2は、ベースプレート2の基部から上側に突出して形成されるベースプレート突出部21を有する。ベースプレート突出部21は、突出部512Bと一方向に対向する。
このような構成によれば、振動体5が特定位置まで変位した場合に、突出部512Aがカバー突出部1022Aに接触するとともに、突出部512Bがベースプレート突出部21に突出する。これにより、振動体5の移動が規制され、弾性部材6の破損が回避される。
なお、突出部材513と、凹部1023により形成されるカバー突出部と、ベースプレート突出部21と一方向において対向する位置に形成される不図示のベースプレート突出部と、の機能は上述と同様である。
特に、カバー突出部1022Aは、上側に位置する突出部512Aと接触する位置に配置される。従って、カバー突出部1022Aはカバー102において上側に配置され、カバー102は上側の強度が高いので、突出部512Aがカバー突出部1022Aに接触しても、カバー102は変形しにくい。
また、カバー102の下側は強度が弱いので、下側の突出部512Bは、ベースプレート突出部21に接触させることで、カバー102に接触しないようにしている。但し、突出部512Bと一方向に対向するカバー突出部をカバー102に形成してもよい。
<7.触覚デバイスについて>
図13に示す通り、振動モータ100は、例えば、触覚デバイス500に搭載可能である。なお、先述した変形例に係る振動モータ200,300も触覚デバイス500に搭載できる。触覚デバイス500は、振動モータ100の振動によって、触覚デバイス500を操作する人に触覚的な刺激を与えるものである。触覚デバイス500としては、例えば、スマートフォンを含む携帯電話、タブレット、ゲーム機器、および、ウェアラブル端末を採用できる。
本実施形態の触覚デバイス500は、振動モータ100と、振動モータ100が実装される基板110と、制御部120と、を有している。振動モータ100は、基板110に対して電気的および機械的に接続されている。制御部120は、基板110を介して振動モータ100に駆動電流を出力する。振動モータ100は、制御部120からの駆動信号に応じて振動する。触覚デバイス500は、振動モータ100の振動によって、触覚デバイス500を操作する人に対して触覚的な刺激を与えるように振動する。
<8.本実施形態の作用効果>
以上説明した本実施形態の振動モータによる例示的な作用効果は以下の通りである。なお、ここでは、例として、弾性部材6側の構成について着目して説明しており、一方向における一方側と他方側の定義は、便宜上図面とは逆としている。
本実施形態の振動モータ(100)は、筐体(B)と、弾性部材(6)と、おもり(51)を含み、前記筐体に対して前記弾性部材により一方向に振動可能に支持される振動体(5)と、を備える。前記おもりは、第1側壁部(51A)と、前記第1側壁部と一方向に直交する縦方向に対向する第2側壁部(51B)と、を有する。前記弾性部材は、第1固定部(61)と、第2固定部(62)と、前記第1固定部と前記第2固定部とを連結する連結部(63)と、を有する。前記第1固定部は、前記第1側壁部に固定される。前記第2固定部は、前記筐体における前記第2側壁部と縦方向に対向する内壁面に固定される。前記連結部は、前記おもりの一方向一方側の端面部(51C)と一方向において対向する。前記おもりは、前記端面部から突出する突出部(512A,512B)を有する。一方向から視て、前記突出部は、前記連結部の上側および下側の少なくとも一方側に位置する。前記突出部は、前記振動体が特定位置に変位した場合に、前記筐体に接触する。
このような構成によれば、突出部は、振動体の移動を規制する機能を有し、振動体が過剰に変位して弾性部材が破損することを抑制する。突出部が筐体に接触する際、突出部は筐体と反対側でおもりの本体部に支持される。すなわち、接触時、突出部が筐体とおもりの本体部に挟まれる。これにより突出部の変形を抑制できる。すなわち、振動体の移動規制を行う移動規制機能を良好に維持することが可能となる。
また、前記筐体(B)は、ベースプレート(2)と、前記ベースプレートを上側から覆うカバー(1)と、を有し、一方向から視て、前記突出部(512A、512B)は、前記連結部(63)の少なくとも上側に位置する。これにより、上側の突出部はカバーの上側に接触するが、カバーの上側は強度が高いので、カバーは変形しにくい。
また、一方向から視て、前記突出部(512A,512B)は、前記連結部(63)の上側および下側の両方に位置する。これにより、突出部が連結部の上側または下側の一方のみに位置する構成に比べて、突出部が筐体に接触したときの応力が分散され、筐体の変形を抑制できる。
また、一方向から視て、前記突出部(512A,512B)は、上下方向の長さよりも縦方向の長さが長い形状である。これにより、突出部における上下方向の高さを高くすることなく、突出部における筐体との接触面積を大きくすることができる。従って、上下方向における振動モータのサイズが大きくなるのを抑制しつつ、接触による応力を分散し、突出部および筐体の変形を抑制できる。
また、前記おもり(51)は、おもり本体部(511)と、前記おもり本体部とは別部材で前記突出部(512A,512B)を有する突出部材(512)と、を有する。これにより、おもり本体部と、突出部材それぞれの構成を簡素化し易いため、それぞれの成形は容易となる。
また、前記振動体(5)は、前記おもり本体部(511)の天面に固定されるバックヨーク(52)を有し、前記おもり本体部は、前記端面部に一方向他方側に凹む溝部(H1)を有し、前記突出部材(512)は、前記溝部に嵌合しつつ、前記バックヨークに接触する。これにより、突出部材をおもり本体部に固定する際に、突出部材の位置決めが容易となる。
また、前記連結部(63)は、前記第1固定部(61)と連接される第1幅広部(631)と、前記第2固定部(62)と連接される第2幅広部(632)と、前記第1幅広部および前記第2幅広部に連接される幅狭部(633)と、を有する。前記第1幅広部は、前記第1固定部から離れるにつれて前記第1固定部の幅よりも幅が漸次小さくなり、前記第2幅広部は、前記第2固定部から離れるにつれて前記第2固定部の幅よりも幅が漸次小さくなる。前記幅狭部の幅は、前記第1幅広部の幅および前記第2幅広部の幅よりも小さい。一方向から視て、前記突出部(512A,512B)は、前記幅狭部の上側および下側の少なくとも一方側に位置する。
これにより、連結部を避けて突出部を設けるためにおもりの上下方向厚みが厚くなることを回避できる。また、連結部において突出部と干渉しない箇所は第1幅広部と第2幅広部とすることができる。これにより、弾性部材において応力を分散でき、応力のかかり易い固定部が破損することを抑制できる。
また、前記筐体(B)は、ベースプレート(2)と、前記ベースプレートを上側から覆うカバー(102)と、を有し、前記カバーは、前記カバーの前記端面部と一方向に対向する内壁面から前記突出部(512A)と一方向に対向して突出するカバー突出部(1022A)を有する。これにより、振動体が特定位置に変位した場合に、突出部がカバー突出部と接触し、振動体の移動を規制できる。
また、一方向から視て前記連結部(63)より上側に位置する前記突出部(512A)は、前記カバー突出部(1022A)に接触する。これにより、カバー突出部が位置するカバーの上側は強度が高いので、突出部がカバー突出部に接触しても、カバーの変形を抑制できる。
また、前記筐体(B)は、ベースプレート(2)と、前記ベースプレートを上側から覆うカバー(102)と、を有し、前記ベースプレート(2)は、上側に突出するベースプレート突出部(21)を有し、一方向から視て前記連結部(63)より下側に位置する前記突出部(512B)は、前記ベースプレート突出部に接触する。これにより、カバーの下側は強度が弱いので、突出部はベースプレート突出部に接触させることで、カバーには接触しないようにすることができる。
また、前記突出部(512A,512B)は、少なくともタングステンを有し、前記筐体(B)において前記突出部が接触する箇所は、ステンレス鋼(SUS)を有する。これにより、突出部の材料としておもりの材料として適したタングステンを用いることができ、少なくともタングステンを有する突出部は、SUSを有する筐体に対して強度が高く、接触により突出部が破損することは抑制される。
また、本実施形態の振動モータ(200)は、筐体(B)と、弾性部材(6)と、おもり(501)を含み、前記筐体に対して前記弾性部材により一方向に振動可能に支持される振動体(5)と、を備える。前記筐体は、ベースプレート(2)と、前記ベースプレートを上側から覆うカバー(101)と、を有する。前記おもりは、第1側壁部と、前記第1側壁部と一方向に直交する縦方向に対向する第2側壁部と、を有する。前記弾性部材は、第1固定部(61)と、第2固定部(62)と、前記第1固定部と前記第2固定部とを連結する連結部(63)と、を有する。前記第1固定部は、前記第1側壁部に固定され、前記第2固定部は、前記筐体における前記第2側壁部と縦方向に対向する内壁面に固定される。前記連結部は、前記おもりの一方向一方側の端面部と一方向において対向する。前記カバーは、前記カバーの前記端面部と一方向に対向する内壁面から突出するカバー突出部(1012A)を有する。一方向から視て、前記カバー突出部(1012A)は、前記連結部の上側および下側の少なくとも一方側に位置する。前記おもりは、特定位置に変位した場合に、前記カバー突出部に接触する。
このような構成によれば、カバー突出部は、振動体の移動を規制する機能を有し、振動体が過剰に変位して弾性部材が破損することを抑制する。カバー突出部がおもりに接触する際、カバー突出部はおもりと反対側でカバーの本体部に支持される。これによりカバー突出部の変形を抑制できる。すなわち、振動体の移動規制を行う移動規制機能を良好に維持することが可能となる。
また、一方向から視て、前記カバー突出部(1012A)は、前記連結部(63)の少なくとも上側に位置する。これにより、カバー突出部が位置するカバー上側は強度が高いので、カバー突出部におもりが接触してもカバーは変形しにくい。
また、前記カバー突出部(1012A)は、前記カバー(101)における前記カバー突出部以外の部分と同一部材として形成される。これにより、カバーを絞り加工により作製するときにカバー突出部を作製できるので、カバー突出部を溶接等により接続する工程を省略でき、カバーを効率的に作製できる。
また、前記カバーは、カバー本体部と、前記カバー本体部とは別部材の前記カバー突出部と、を有する。これにより、カバー本体部とカバー突出部とをそれぞれ簡易な形状とし、それぞれを容易に作製できる。
また、一方向から視て、前記カバー突出部(1012A)は、上下方向の長さよりも縦方向の長さが長い形状である。これにより、カバー突出部における上下方向の高さを高くすることなく、カバー突出部におけるおもりとの接触面積を大きくすることができる。従って、上下方向における振動モータのサイズが大きくなるのを抑制しつつ、接触による応力を分散し、カバー突出部の変形を抑制できる。
また、本実施形態の触覚デバイス(500)は、上記いずれかの構成の振動モータを有する。
<9.その他>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変形が可能である。
本発明は、種々の機器に備えられる振動モータに利用することができる。
100・・・振動モータ、S・・・静止部、B・・・筐体、1・・・カバー、2・・・ベースプレート、3・・・基板、4・・・コイル、5・・・振動体、51・・・おもり、511・・・おもり本体部、512、513・・・突出部材、512A、512B・・・突出部、512C・・・接続部、52・・・バックヨーク、6、7・・・弾性部材、61、71・・・第1固定部、62、72・・・第2固定部、63、73・・・連結部、T1〜T4・・・補強板、8A、8B、9A、9B・・・ダンパ部、200・・・振動モータ、101・・・カバー、1012、1013・・・凹部、1012A・・・カバー突出部、501・・・おもり、300・・・振動モータ、1022、1023・・・凹部、1022A・・・カバー突出部、21・・・ベースプレート突出部、110・・・基板、120・・・制御部、500・・・触覚デバイス

Claims (10)

  1. 筐体と、
    弾性部材と、
    おもりを含み、前記筐体に対して前記弾性部材により一方向に振動可能に支持される振動体と、
    を備え、
    前記おもりは、第1側壁部と、前記第1側壁部と一方向に直交する縦方向に対向する第2側壁部と、を有し、
    前記弾性部材は、第1固定部と、第2固定部と、前記第1固定部と前記第2固定部とを連結する連結部と、を有し、
    前記第1固定部は、前記第1側壁部に固定され、
    前記第2固定部は、前記筐体における前記第2側壁部と縦方向に対向する内壁面に固定され、
    前記連結部は、前記おもりの一方向一方側の端面部と一方向において対向し、
    前記おもりは、前記端面部から突出する突出部を有し、
    一方向から視て、前記突出部は、前記連結部の上側および下側の両方に位置し、
    前記突出部は、前記振動体が特定位置に変位した場合に、前記筐体に接触する、
    振動モータ。
  2. 前記筐体は、ベースプレートと、前記ベースプレートを上側から覆うカバーと、を有し、
    一方向から視て、前記突出部は、上下方向の長さよりも縦方向の長さが長い形状である、請求項1に記載の振動モータ。
  3. 前記おもりは、おもり本体部と、前記おもり本体部とは別部材で前記突出部を有する突出部材と、を有する、請求項1または請求項2に記載の振動モータ。
  4. 前記振動体は、前記おもり本体部の天面に固定されるバックヨークを有し、
    前記おもり本体部は、前記端面部に一方向他方側に凹む溝部を有し、
    前記突出部材は、前記溝部に嵌合しつつ、前記バックヨークに接触する、請求項3に記載の振動モータ。
  5. 前記連結部は、
    前記第1固定部と連接される第1幅広部と、
    前記第2固定部と連接される第2幅広部と、
    前記第1幅広部および前記第2幅広部に連接される幅狭部と、を有し、
    前記第1幅広部は、前記第1固定部から離れるにつれて前記第1固定部の幅よりも幅が漸次小さくなり、
    前記第2幅広部は、前記第2固定部から離れるにつれて前記第2固定部の幅よりも幅が漸次小さくなり、
    前記幅狭部の幅は、前記第1幅広部の幅および前記第2幅広部の幅よりも小さく、
    一方向から視て、前記突出部は、前記幅狭部の上側および下側の両方に位置する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の振動モータ。
  6. 前記筐体は、ベースプレートと、前記ベースプレートを上側から覆うカバーと、を有し、
    前記カバーは、前記カバーの前記端面部と一方向に対向する内壁面から前記突出部と一方向に対向して突出するカバー突出部を有する、請求項1から請求項5のいずれか1項に
    記載の振動モータ。
  7. 一方向から視て前記連結部より上側に位置する前記突出部は、前記カバー突出部に接触
    する、請求項6に記載の振動モータ。
  8. 前記筐体は、ベースプレートと、前記ベースプレートを上側から覆うカバーと、を有し、
    前記ベースプレートは、上側に突出するベースプレート突出部を有し、
    一方向から視て前記連結部より下側に位置する前記突出部は、前記ベースプレート突出部に接触する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の振動モータ。
  9. 前記突出部は、少なくともタングステンを有し、
    前記筐体において前記突出部が接触する箇所は、ステンレス鋼(SUS)を有する、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の振動モータ。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の振動モータを有する触覚デバイス。
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