JP6373816B2 - 弾性部材付き振動子及び振動発生器 - Google Patents

弾性部材付き振動子及び振動発生器 Download PDF

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Description

この発明は、弾性部材付き振動子及び振動発生器に関し、特に、コイルに電流を流して振動子を運動させることで振動を発生させる振動発生器に用いられる弾性部材付き振動子及び振動発生器に関する。
振動子を運動させて振動を発生させる振動発生器としては、マグネットを含む振動子を、バネ部を介して、筐体により支持した構造を有するものが種々用いられている。この種の振動発生器は、マグネットの下方にマグネットに対面するように配置されたコイルを備えている。振動子は、コイルが通電されるのに伴って、バネ部を変形させながら運動する。
下記特許文献1には、振動発生器において、振動子を保持するホルダとして、バネ部としてのアーム部と弾性体により一体成形されているものを用いることが記載されている。この振動発生器では、弾性体により構成された部材にスリットが形成されており、バックヨークの突出部がスリットにはまり込むようにして両部材が接続されている。
特開2014−140785号公報
ところで、上記の特許文献1に記載されているような、弾性体により構成された部材のスリットにバックヨークの突出部がはまり込むようにして両者が接続された構造においては、振動子の振動が繰り返されるのに伴って両部材の接続部が疲労するという問題がある。接続部において疲労が進むと、両部材の固定状態が変わるために振動発生器の特性が変化したり、弾性体により構成された部材が破断して振動発生器が故障するというような問題が発生する。このような問題は、バックヨークと弾性体により構成された部材が一体成形により構成されている場合にも発生することがある。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、耐久性が高い弾性部材付き振動子及び振動発生器を提供することを目的としている。
この発明の他の局面に従うと、振動子を運動させることで振動を発生させる振動発生器の筺体に取り付けられて用いられる弾性部材付き振動子は、マグネット及びマグネットの上部に配置されたバックヨークを有する振動子と、弾性部材とを備え、弾性部材は、弾性体製であって、振動子に取り付けられる振動子取付部と、筺体に取り付けられる筐体取付部と、振動子取付部と筐体取付部とを接続し、振動子取付部を筐体取付部に対して少なくとも水平方向に変位可能に支持するアーム部とを有し、バックヨークは、マグネットが配置された面から曲がった保持部を有し、振動子取付部は、保持部に抱え込まれるようにして保持されており、保持部は、マグネットが配置されている第1の部位と、第1の部位から曲がった先で内側に曲げ返った第2の部位とを有し、第1の部位及び第2の部位のうちの一方には第1の穴が形成されており、他方には第2の穴が形成されており、振動子取付部は、第1の穴にはまり込む第1の突起部と、第2の穴にはまり込む第2の突起部とを有しており、第1の突起部は、第2の突起部よりも、保持部の側端部に近い位置に配置されている。
この発明の他の局面に従うと、振動子を運動させることで振動を発生させる振動発生器の筺体に取り付けられて用いられる弾性部材付き振動子は、マグネット及びマグネットの上部に配置されたバックヨークを有する振動子と、弾性部材とを備え、弾性部材は、弾性体製であって、振動子に取り付けられる振動子取付部と、筺体に取り付けられる筐体取付部と、振動子取付部と筐体取付部とを接続し、振動子取付部を筐体取付部に対して少なくとも水平方向に変位可能に支持するアーム部とを有し、バックヨークは、マグネットが配置された面から曲がった保持部を有し、振動子取付部は、保持部に抱え込まれるようにして保持されており、保持部は、マグネットが配置されている第1の部位と、第1の部位から曲がった先で内側に曲げ返った第2の部位とを有し、第1の部位及び第2の部位のうちの一方には第1の穴が形成されており、他方には第2の穴が形成されており、振動子取付部は、第1の穴にはまり込む第1の突起部と、第2の穴にはまり込む第2の突起部とを有しており、第1の穴は、第1の突起部と同寸法の形状よりもバックヨークの外側に広がった形状を有しており、振動子取付部が振動子に取り付けられるときに、第1の穴に第1の突起部が挿入された状態で振動子取付部が回転可能である。
好ましくは、弾性部材は、筐体取付部、アーム部、及び振動子取付部が互いに繋がった、弾性体製の1つの成形品である。
好ましくは、振動子取付部のうち2箇所の部位に2つのアーム部が1つずつ接続されており、2つのアーム部に2つの筐体取付部が1つずつ接続されている。
好ましくは、弾性部材は、2つ設けられており、保持部は、バックヨークの一側部と一側部とは反対側の側部との2箇所に設けられており、2箇所の保持部のそれぞれに、2つの弾性部材のそれぞれの振動子取付部が取り付けられている。
好ましくは、マグネットの外周に配置されたウエイトをさらに有し、振動子取付部は、ウエイトの側部と保持部の一部との間に挟まれている。
この発明の他の局面に従うと、振動発生器は、筺体と、筺体に取り付けられ、振動子を筺体に対して変位可能に保持する上述に記載の弾性部材付き振動子と、振動子の筐体に対する位置及び姿勢のうち少なくとも一方を変化させるための電流が流されるコイルとを備える。
これらの発明に従うと、振動子取付部が、穴に突起部がはまり込んだ状態で、バックヨークの保持部に取り付けられる。したがって、耐久性が高い弾性部材付き振動子及び振動発生器を提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおける振動発生器を示す斜視図である。 振動発生器を示す平面図である。 図2のA−A線断面図である。 弾性部材付き振動子を示す斜視図である。 弾性部材付き振動子を示す底面図である。 バックヨークの底面図である。 図6のA−A線断面図である。 バックヨークへの弾性部材の取り付け構造を説明する斜視図である。 バックヨークへの弾性部材の取り付け構造を説明する断面図である。 弾性部材の固定構造を説明する斜視図である。 弾性部材の固定構造を説明する断面図である。 本実施の形態の一変型例に係る振動発生器のバックヨークの一例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態における弾性部材付き振動子を用いた振動発生器について説明する。
振動発生器は、マグネットを保持する振動子が筐体に対して変位可能に、筐体に支持されている構造を有している。振動子の近くには、コイルが配置されている。コイルには、マグネットによる磁場の中において、筐体に対する位置及び姿勢のうち少なくとも一方を変化させるための電流が流れる。振動発生器は、コイルに電流が流れるのに応じて振動子を往復運動させることで振動力を発生する、いわゆるリニアタイプのものである。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける振動発生器1を示す斜視図である。図2は、振動発生器1を示す平面図である。図3は、図2のA−A線断面図である。
図1において、底板30(図3に示す)の図示は省略されている。図2において、振動発生器1における弾性部材付き振動子5の部品レイアウトが容易に理解できるように、弾性部材付き振動子5が二点鎖線で表示されている。
以下の説明において、振動発生器1について、図1で示される座標のX軸方向を左右方向(原点から見てX軸で正となる方向が右方向)、Y軸方向を前後方向(原点から見てY軸で正となる方向が後方向)、Z軸方向(図2のXY平面に垂直な方向)を上下方向(原点から見てZ軸で正となる方向が上方向)ということがある。
[振動発生器1の全体構造]
図1に示されるように、振動発生器1は、大まかに、基板10と、フレーム20と、底板30(図3に示す)と、コイル40と、弾性部材付き振動子5とを有している。図2に示されるように、弾性部材付き振動子5は、2つの弾性部材50(50a,50b)と、振動子80とを有している。2つの弾性部材50は、合わせて4つの筐体取付部51(51a,51b,51c,51d)と、合わせて4つのアーム部53(53a,53b,53c,53d)と、合わせて2つの振動子取付部55(55a,55b)とを有している。2つの振動子取付部55には、振動子80が取り付けられている。図3に示されるように、振動子80は、マグネット60と、バックヨーク70と、ウエイト81とで構成されている。バックヨーク70に、マグネット60及びウエイト81を含むウエイト部が取り付けられている。
振動発生器1は、全体として、上下の寸法が比較的小さい薄型の略直方体形状に形成されている。振動発生器1は、例えば、左右方向、前後方向のそれぞれの外形寸法が10ミリメートル〜20ミリメートル程度しかない、小型のものである。振動発生器1は、前後左右の側面及び上面がフレーム20により構成され、底板30により底面が覆われた、箱形の筐体を有している。
本実施の形態において、フレーム20は、非磁性材料である金属製で形成されている。バックヨーク70は、例えば鉄などの軟磁性体である。なお、フレーム20は、樹脂等であってもよい。
基板10は、例えばフレキシブルプリント基板(FPC)であって、底板30上に、コイル40と底板30との間に挟まれるようにして配置されている。基板10には、コイル40に接続される端子や、基板10に電源等を接続するための端子などが設けられている。基板10のうち電源等を接続するための端子が設けられている部分は、例えば、筐体(フレーム20、底板30)の外部に引き出されている。
底板30は、本実施の形態において、平板形状を有している。底板30は、フレーム20の底面側の部位にはめ込まれて、フレーム20に固定されている。底板30は、例えば非磁性ステンレス鋼などの非磁性材料を用いて構成されている。フレーム20及び底板30によって振動発生器1が囲まれているので、振動発生器1がより取り扱いやすくなり、振動発生器1の耐久性も上昇する。底板30は、樹脂製であってもよい。
底板30には、平面視でその四隅のそれぞれに配置された、ポール21(21a,21b,21c,21d)が設けられている。4つのポール21のそれぞれは、円柱形状を有するピンである。各ポール21は、その長手方向が、上下方向となるように、すなわち振動子80の運動方向に対して略垂直となる方向となるように配置されている。ポール21は、フレーム20と底板30とで囲まれる筐体の内部の高さと略同じ長さを有している。各ポール21は、例えば鉄などの金属製であるが、これに限られるものではなく、例えば樹脂を用いて成形されたものであってもよい。また、ポール20は、フレーム20側に取り付けられていてもよい。
フレーム20は、全体として、底面部が開口する直方体形状を有している。平面視で、フレーム20の角部(各側面間の部位)は、R面状部分を挟んで繋がっている。図3に示されるように、フレーム20は、底板30の上方から底板30の上面を覆うように配置され、底板30に取り付けられている。
コイル40は、例えば導線を巻回してなる、全体として楕円形で平板状の空芯コイルである。すなわち、コイル40は、巻回軸方向の寸法が、巻回軸方向に直交する方向の寸法よりも小さい薄型コイルである。なお、コイル40は、金属箔を巻回したものをスライスしてなるものであったり、シートコイルを積層したものであったりしてもよい。また、コイル40は、平面視で、円形や、四角形形状などの多角形形状を有していてもよい。
図3に示されるように、コイル40は、巻回軸方向が上下方向となるようにして、基板10の上面に配置されている。コイル40は、平面視で、振動発生器1の中央部に、振動子80に対して面対向に配置されている。コイル40と底板30とは、絶縁されている。コイル40の2つの巻回端部は、共に基板10の上面側に設けられた端子に接続されている。
図4は、弾性部材付き振動子5を示す斜視図である。図5は、弾性部材付き振動子5を示す底面図である。
図4に示されるように、弾性部材付き振動子5は、振動子80が、バックヨーク70の左右それぞれの両端部に設けられた保持部75(75a,75b)により2つの弾性部材50を保持した構造を有している。
振動子80は、マグネット60と、バックヨーク70と、ウエイト81とを有している。マグネット60は、水平面に平行な板形状を有している。ウエイト81は、マグネット60の側部を囲むように形成されている。図3に示されるように、バックヨーク70は、マグネット60及びウエイト81で構成されるウエイト部の上面に平面部71が位置するようにして、ウエイト部に取り付けられている。
ウエイト部は、マグネット60が磁気吸引力によりバックヨーク70に吸着することで、バックヨーク70に固定されている。ウエイト81とマグネット60とは、例えば溶接等の方法により互いに固定されている。なお、ウエイト81は、バックヨーク70に接着されていてもよい。
弾性部材50は、例えば弾性体製の1つの成形品である。弾性体としては、例えば、熱に強いフッ素系やシリコン系のゴムを用いることができる。このようなゴムを用いて弾性部材50を形成することにより、振動発生器1の耐熱性を向上させることができる。弾性体はこれに限られず、種々のものを用いることができる。
各弾性部材50において、筐体取付部51と、アーム部53と、振動子取付部55とが互いに繋がって、一体となっている。弾性部材50は、弾性体を用いて一部品として形成された、樹脂製の一体成形品である。すなわち、筐体取付部51、アーム部53、及び振動子取付部55のそれぞれが、弾性部材50の一部を構成する。具体的には、右側の弾性部材50aは、筐体取付部51a,51bと、振動子取付部55aと、アーム部53a,53bとを有している。左側の弾性部材50bは、筐体取付部51c,51dと、振動子取付部55bと、アーム部53c,53dとを有している。
振動子取付部55aには、2つのアーム部53a,53bを介して、2つの筐体取付部51a,51bが接続されている。振動子取付部55bには、2つのアーム部53c,53dを介して、2つの筐体取付部51c,51dが接続されている。各アーム部53は、前後方向が長手方向となるように形成されている。すなわち、アーム部53a,53bは、振動子80の右側端部を保持する振動子取付部55aと筐体取付部51a,51bのそれぞれとの間に設けられている。他方、アーム部53c,53dは、振動子80の左側端部を保持する振動子取付部55bと筐体取付部51c,51dのそれぞれとの間に設けられている。各アーム部53は、振動子80側の部分において、振動子取付部55a,55bに接続されている。アーム部53と筐体取付部51とは、各振動子取付部55a,55bの上方と下方とに1組ずつ配置されている。
弾性部材付き振動子5は、筐体取付部51のそれぞれがポール21にはまり込むようにして、底板30に取り付けられている。具体的には、筐体取付部51は、各ポール21に対応する位置に配置されている。各筐体取付部51には、穴部52(52a,52b,52c,52d)が設けられている。穴部52は、例えば、円筒形状を有している。
図1に示されるように、筐体取付部51は、穴部52にポール21がはまり込むようにして、底板30に取り付けられる。筐体取付部51の外周面の一部は、弾性部材付き振動子5が底板30に取り付けられている状態でフレーム20の内周面に沿い、内周面に接触するように形成されている。これにより、筐体取付部51は、フレーム20や底板30に対する位置や姿勢が変わらないように、確実に保持される。
振動子80の主な運動方向は、水平方向、特に左右方向となる。すなわち、各アーム部53は、左右方向に撓みやすい形状を有し、振動子取付部55を筐体取付部51に対して少なくとも水平方向に変位可能に支持する。
各アーム部53には、振動子取付部55に近づくにつれて互いに近づき平面視でV字状をなすように、2つに分岐された部分が設けられている。したがって、アーム部53の変形時においてアーム部53で発生する応力の集中を緩和することができ、振動発生器1を長寿命化することができる。なお、アーム部53の形状は、これに限られるものではない。
本実施の形態において、自然状態(例えば弾性部材付き振動子5がフレーム20に取り付けられていない状態)の弾性部材付き振動子5では、筐体取付部51aと筐体取付部51bとの間の距離が、ポール21aとポール21bとの中心軸間の距離よりも小さくなっている。また、自然状態において、筐体取付部51cと筐体取付部51dとの間の距離は、ポール21cとポール21dとの中心軸間の距離よりも小さくなっている。そのため、弾性部材付き振動子5がフレーム20に取り付けられるときには、各アーム部53は、自然状態よりも、長手方向に若干伸ばされる。すなわち、弾性部材付き振動子5がフレーム20に取り付けられた状態で、各アーム部53は、自然状態から弾性変形して伸長した状態となっている。伸長される量は、例えば、筐体取付部51間の間隔が、自然状態の約1.2倍から1.5倍となる程度であるが、これに限られるものではない。なお、筐体取付部51aと筐体取付部51dとの距離や、筐体取付部51bと筐体取付部51cとの距離も、対応するポール21の中心軸間の距離より小さくなるように構成されていてもよい。
このように、弾性部材付き振動子5は、各アーム部53が自然状態から伸長した状態でフレーム20に取り付けられているので、4つのアーム部53の復元力により、弾性部材付き振動子5に張力がかかっている。このとき、復元力のベクトルはそれぞれ異なるため、振動発生器1は安定し、遊びのない状態となっている。これにより、コイル40に電流が流れたとき、振動子80が変位するのに伴って振動発生器1で振動を速やかに発生させることができ、振動発生の応答性が高くなる。
図6は、バックヨーク70の底面図である。図7は、図6のA−A線断面図である。図8は、バックヨーク70への弾性部材50の取り付け構造を説明する斜視図である。
図7に示されるように、バックヨーク70は、ウエイト部(ウエイト81及びマグネット60)が配置される平面部71から曲がった、保持部75(75a,75b)を有している。保持部75は、平面部71から下方すなわちウエイト部が配置される面側に向けて折れ曲がった形状を有している。具体的には、各保持部75は、ウエイト部が配置されている平面部71により構成された部位(第1の部位の一例;以下、単に平面部71ということがある)と、側面部76と、折返し部(第2の部位の一例)77とを含む。側面部76は、平面部71の左右側端部で下方に略直角に折り曲げられた部位であり、バックヨーク70の左右の側面をなしている。折返し部77は、側面部76の下端部が、バックヨーク70の内側に略直角に折り曲げられた部位である。換言すると、折返し部77は、平面部71から下方に曲がった先で、ウエイト部が設けられている側に曲げ返された部位である。平面部71、側面部76、及び折返し部77は、弾性部材50の振動子取付部55を上面、外側側面、及び底面の3方から抱え込むように、振動子取付部55を上下で挟んで保持するように形成されている。
各保持部75には、第1の穴78と、第2の穴79とが形成されている。第1の穴78は、折返し部77に形成されている。第2の穴79は、平面部71に形成されている。2つの穴78,79は、保持部75aと保持部75bとで、左右対称に形成されている。すなわち、保持部75aと保持部75bとは、左右対称形状を有している。
本実施の形態においては、後述するように振動子取付部55に形成されている突起部58,59の位置に対応するように、第1の穴78は、第2の穴79よりも、外側に位置している。
本実施の形態においては、第1の穴78は、後述するように振動子取付部55に形成されている第1の突起部58と同寸法の形状(第1の突起部58がはまり込み得る最も小さい形状)よりも、バックヨーク70の外側に広がった形状を有している。図7に示されるように、第1の穴78は、側面部76の一部を欠くような形状を有している。換言すると、第1の穴78は、折返し部77から側面部76側に拡張されている。
図8に示されるように、各弾性部材50の振動子取付部55には、第1の穴78にはまり込む第1の突起部58と、第2の穴79にはまり込む第2の突起部59とが形成されている。第1の突起部58は、振動子取付部55の底面に、下方に突出するように形成されている。第2の突起部59は、振動子取付部55の上面に、上方に突出するように形成されている。第1の突起部58は、第2の突起部59よりも、弾性部材付き振動子5の外側(保持部75の側端部に近い位置)に配置されている。特に、本実施の形態においては、第1の突起部58は、振動子取付部55の外側の側面に近い部位に位置し、第2の突起部59は、振動子取付部55の内側の側面に近い部位に位置している。
第1の突起部58の前後方向の寸法は、第1の穴78の前後方向の寸法とほぼ同じか、わずかに小さい程度である。また、第2の突起部59の前後左右の寸法は、第2の穴79の前後左右の寸法とほぼ同じか、わずかに小さい程度である。
振動子取付部55は、突起部58,59のそれぞれが穴78,79にはまり込むようにして、保持部75に取り付けられている。
図9は、バックヨーク70への弾性部材50の取り付け構造を説明する断面図である。図10は、弾性部材50の固定構造を説明する斜視図である。図11は、弾性部材50の固定構造を説明する断面図である。
図9及び図11において示されている各図は、図2において示される断面と同一の断面を示すものである。
図9に示されるように、各弾性部材50の振動子取付部55は、下側が側方に向くように傾けられた状態で、保持部75の内側に差し込まれる(ステップS11)。そして、振動子取付部55の第1の突起部58が第1の穴78にはまり込むように、押し込まれる。このとき、弾性部材50は、適宜弾性変形する。
次に、第1の突起部58が第1の穴78にはまり込むようにしたままで、図に矢印で示されるように、振動子取付部55の上部が上方に移動するように、振動子取付部55が回転される(ステップS11からステップS12)。このとき、弾性部材50は、適宜弾性変形する。ここで、上述のように、保持部75の折返し部77から側面部76にかけて第1の穴78が拡張されていることにより、第1の穴78に第1の突起58を挿入しながら、振動子取付部55を回転させることができる。したがって、この工程を容易に行うことができる。このとき、例えば、第1の突起部58は、第1の穴78にはまり込んだ状態で、バックヨーク70の外側から内側に変位する。
そして、振動子取付部55の上部が上方に移動するように振動子取付部55を回転させ、第2の突起部59が第2の穴79にはめ込まれる(ステップS13)。これにより、第1の穴78に第1の突起部58がはまり込み、第2の穴79に第2の突起部59がはまり込んだ状態になる。また、この状態で、振動子取付部55の弾性変形は、略自然状態に戻っている(保持部75の内面に接触する部位は、わずかに自然状態から弾性変形した状態でもよい)。したがって、振動子取付部55は、保持部75に上下から挟まれた状態で、保持される。2つの穴78,79に2つの突起部58,59がはまり込んだ状態で振動子取付部55が保持部75に取り付けられていることにより、バックヨーク70に対する弾性部材50の前後方向の位置が位置決めされている。
このように振動子取付部55が保持部75に保持された状態で、図10に示されるように、平面部71にウエイト81及びマグネット60が配置される。
ここで、図11に示されるように、保持部75に取り付けられた状態で、振動子取付部55aと振動子取付部55bとのそれぞれの内側の側面間の距離D1は、ウエイト81の左右の幅寸法D2よりも、若干小さくなっている(ステップS14)。これにより、平面部71にウエイト81及びマグネット60が配置されると、ウエイト81の左右側端部が各振動子取付部55の内側の側面に接触し、各振動子取付部55が側面部76に付勢される。したがって、振動子取付部55が、ウエイト81の側部と保持部75の側面部76の内面との間に挟まれて、位置決めされる。
以上説明したように、弾性部材付き振動子5において、弾性部材50は、バックヨーク70に形成された保持部75にはめ込まれてバックヨーク70に接続されている。したがって、振動子80が振動する場合に、弾性部材50の変形する部位が偏らず、弾性部材50の局所的な疲労現象が発生しにくくなる。したがって、弾性部材付き振動子5及び振動発生器1の耐久性を向上させることができる。
弾性部材50は、バックヨーク70に、穴78,79に突起部58,59がはまり込んで位置決めされた状態になるようにして、容易に組み付けることができる。このとき、第1の突起部58が第2の突起部59よりも外側にオフセットしているので、より容易に弾性部材付き振動子5の組立てを行うことができる。特に、第1の突起部58は、振動子取付部55の外側の側面に近い部位に位置し、第2の突起部59は、振動子取付部55の内側の側面に近い部位に位置しているので、各突起部58,59を穴78,79にはめ込む際に必要となる弾性部材50の弾性変形量が小さくなり、容易に組立可能となる。
また、弾性部材50は、バックヨーク70に取り付けられるウエイト部によって左右方向に位置決めされる。したがって、弾性部材50が保持部75から外れないように確実に保持された状態が維持され、弾性部材付き振動子5及び振動発生器1の信頼性を向上させることができる。また、このように保持部75により弾性部材50を保持させることにより、保持部75の形状を、振動子取付部55の3方を囲むだけの比較的単純な形状にすることができる。したがって、バックヨーク70を容易に製造することができる。また、振動子取付部55とウエイト部との間に、振動子取付部55を保持部75に固定するための部材(保持部75の一部やその他の部材)を設ける必要がないので、ウエイト部を配置するスペースを確保しつつ、振動発生器1の左右方向の寸法を小さくし、振動発生器1を小型化することができる。
第1の穴78は、外側に拡張され、側面部76の一部を欠くように形成されているので、上述のように弾性部材付き振動子5の組立てを容易に行うことができるほか、側面部76から折返し部77にかけての折り曲げ加工を容易に行うことができるようになる。
左右の弾性部材50a,50bは、同一の形状を有している。したがって、弾性部材50を安価に製造することができる。
[変型例の説明]
なお、バックヨークの保持部の形状は、上述のものに限られない。また、例えば、バックヨークの側面部76は、平面状でなく、湾曲していてもよいし、穴78,79の形状は、上述のものに限られない。
振動子取付部の突起部がはまり込む穴は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。すなわち、突起部及び穴の数や形状は、突起部が穴にはまり込んだ状態で振動子取付部が保持部に保持されるように、適宜変更することができる。
図12は、本実施の形態の一変型例に係る振動発生器1のバックヨーク370の一例を示す断面図である。
図12に示される断面は、上述の図7に示される断面に対応する。図12に示されるように、バックヨーク370において、保持部75の折返し部77bは、その内側の先端部がさらに上方に折り曲げられた形状を有している。このように折返し部77bに上方に折り曲げられた部位を設けることにより、保持部75に振動子取付部55を取り付けた状態で、振動子取付部55を左右方向に位置決めすることができる。したがって、必ずしもウエイト部で振動子取付部55を側面部76に押し付けるようにする必要がなく、ウエイト部の形状や構成を適宜設定することができる。
[その他]
上述の実施の形態やその変形例における個別の特徴点を、適宜組み合わせて振動発生器を構成してもよい。例えば、フレキシブルプリント基板に代えて、ガラスエポキシ基板などの両面基板が用いられていてもよい。この場合、両面基板を筐体の一部とすることができる。このように両面基板を用いる場合、振動発生器の製造コストを低減できる。
フレームは、上面又は底面が設けられておらず、平面視で弾性部材付き振動子の周囲を囲むようなものであってもよい。
回路基板は設けられていなくてもよい。底板は、フレームの底部の全面を覆わず、フレームの底部の一部のみに配置されていてもよい。コイルは複数であってもよいし、マグネットも複数設けられていてもよい。振動発生器が動作可能となるように、適宜コイルの位置や磁極の配置等を設定することができる。
筐体取付部の数やアーム部の数は、それぞれ2つ以上であればよい。上述の実施の形態における弾性部材に相当する部材として、一体成形されたものではなく、複数の部材を組み付けて構成されたものが用いられていてもよい。
弾性部材及びその振動子保持部を保持する保持部の数は、1つでもよいし、3つ以上であってもよい。
弾性部材付き振動子は、底板に取り付けられていてもよい。
ウエイトは、マグネットの中央部などに配置されていてもよい。マグネットのうち、振動子が移動するための力の発生にそれほど影響がない部分にウエイトを配置すればよい。これにより、振動子を小型化しつつ、大きな振動力を発生できる振動発生器を構成することができる。ウエイトは、設けられていなくてもよい。
コイルが、振動を利用する機器のメイン基板などに取り付けられており、そのコイル実装済みのメイン基板に、弾性部材付き振動子が取り付けられた筐体を取り付けることで、振動子が駆動可能な振動発生器が構成されていてもよい。換言すると、他の機器の基板上に搭載されているコイルを用いて、振動発生器が構成されていてもよい。また、このような場合、弾性部材付き振動子は、他の機器の基板を筐体として、その基板に直接取り付けられて用いられるようにしてもよい。
上記のような弾性部材付き振動子の構成は、上記のような振動発生器用のものに限られず、広く適用可能である。すなわち、弾性部材付き振動子は、フレームに支持される部分に対して、マグネットが設けられた振動子がアーム部を介して変位可能となるように、構成される。このような弾性部材付き振動子は、磁気を利用して駆動されるアクチュエータや、振動子を適宜所定の向きに変位させて用いる装置など、他の様々な装置において、振動子を可動子として用いて、利用することができるものである。このような振動発生器とは異なる装置においても、弾性部材付き振動子を上記のように構成することで、上述と同様の効果を得ることができる。
振動発生器は、上記で例示したような小型のものに限られない。基本的構成を同一とする大型な振動発生器を構成してもよく、その場合であっても、上述と同様の効果を得られる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 振動発生器
5 弾性部材付き振動子
10 基板
20 フレーム(筐体の一例)
30 底板(筐体の一例)
40 コイル
50(50a,50b) 弾性部材
51(51a,51b,51c,51d) 筐体取付部
53(53a,53b,53c,53d) アーム部
55(55a,55b) 振動子取付部
58 第1の突起部
59 第2の突起部
60 マグネット
70 バックヨーク
71 平面部(第1の部位の一例)
75 保持部
76 側面部
77,77b 折返し部(第2の部位の一例)
78 第1の穴
79 第2の穴
80 振動子
81 ウエイト

Claims (7)

  1. 振動子を運動させることで振動を発生させる振動発生器の筺体に取り付けられて用いられる弾性部材付き振動子であって、
    マグネット及び前記マグネットの上部に配置されたバックヨークを有する振動子と、
    弾性部材とを備え、
    前記弾性部材は、
    弾性体製であって、前記振動子に取り付けられる振動子取付部と、
    前記筺体に取り付けられる筐体取付部と、
    前記振動子取付部と前記筐体取付部とを接続し、前記振動子取付部を前記筐体取付部に対して少なくとも水平方向に変位可能に支持するアーム部とを有し、
    前記バックヨークは、前記マグネットが配置された面から曲がった保持部を有し、
    前記振動子取付部は、前記保持部に抱え込まれるようにして保持されており、
    前記保持部は、前記マグネットが配置されている第1の部位と、前記第1の部位から曲がった先で内側に曲げ返った第2の部位とを有し、
    前記第1の部位及び前記第2の部位のうちの一方には第1の穴が形成されており、他方には第2の穴が形成されており、
    前記振動子取付部は、前記第1の穴にはまり込む第1の突起部と、前記第2の穴にはまり込む第2の突起部とを有しており、
    前記第1の突起部は、前記第2の突起部よりも、前記保持部の側端部に近い位置に配置されている、弾性部材付き振動子。
  2. 振動子を運動させることで振動を発生させる振動発生器の筺体に取り付けられて用いられる弾性部材付き振動子であって、
    マグネット及び前記マグネットの上部に配置されたバックヨークを有する振動子と、
    弾性部材とを備え、
    前記弾性部材は、
    弾性体製であって、前記振動子に取り付けられる振動子取付部と、
    前記筺体に取り付けられる筐体取付部と、
    前記振動子取付部と前記筐体取付部とを接続し、前記振動子取付部を前記筐体取付部に対して少なくとも水平方向に変位可能に支持するアーム部とを有し、
    前記バックヨークは、前記マグネットが配置された面から曲がった保持部を有し、
    前記振動子取付部は、前記保持部に抱え込まれるようにして保持されており、
    前記保持部は、前記マグネットが配置されている第1の部位と、前記第1の部位から曲がった先で内側に曲げ返った第2の部位とを有し、
    前記第1の部位及び前記第2の部位のうちの一方には第1の穴が形成されており、他方には第2の穴が形成されており、
    前記振動子取付部は、前記第1の穴にはまり込む第1の突起部と、前記第2の穴にはまり込む第2の突起部とを有しており、
    前記第1の穴は、前記第1の突起部と同寸法の形状よりも前記バックヨークの外側に広がった形状を有しており、
    前記振動子取付部が前記振動子に取り付けられるときに、前記第1の穴に前記第1の突起部が挿入された状態で前記振動子取付部が回転可能である、弾性部材付き振動子。
  3. 前記弾性部材は、前記筐体取付部、前記アーム部、及び前記振動子取付部が互いに繋がった、弾性体製の1つの成形品である、請求項1又は2に記載の弾性部材付き振動子。
  4. 前記振動子取付部のうち2箇所の部位に2つの前記アーム部が1つずつ接続されており、
    2つの前記アーム部に2つの前記筐体取付部が1つずつ接続されている、請求項1からのいずれか1項に記載の弾性部材付き振動子。
  5. 前記弾性部材は、2つ設けられており、
    前記保持部は、前記バックヨークの一側部と前記一側部とは反対側の側部との2箇所に設けられており、
    前記2箇所の保持部のそれぞれに、2つの前記弾性部材のそれぞれの振動子取付部が取り付けられている、請求項1からのいずれか1項に記載の弾性部材付き振動子。
  6. 前記マグネットの外周に配置されたウエイトをさらに有し、
    前記振動子取付部は、前記ウエイトの側部と前記保持部の一部との間に挟まれている、請求項1からのいずれか1項に記載の弾性部材付き振動子。
  7. 筺体と、
    前記筺体に取り付けられ、前記振動子を前記筺体に対して変位可能に保持する請求項1からのいずれか1項に記載の弾性部材付き振動子と、
    前記振動子の前記筐体に対する位置及び姿勢のうち少なくとも一方を変化させるための電流が流されるコイルとを備える、振動発生器。
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