JP2018025624A5 - - Google Patents

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上記目的を達成するために、本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された、変倍に際して不動であ正の屈折力を有する1つのレンズ群からなる第1群、広角端から望遠端への変倍に際して像側に移動する1つ以上のレンズ群から構成され、全体として負の屈折力を有する第2群、広角端から望遠端への変倍に際して物体側に移動する1つ以上のレンズ群から構成され、全体として正の屈折力を有する第3群、変倍およびフォーカシングに際して移動し、負の屈折力を有する1つのレンズ群からなる第4群、1つ以上のレンズ群からなる後群から構成され、変倍に際し隣接するレンズ群の間隔が変化し、前記第1群3枚のレンズを有し、前記第1群の焦点距離をf1、広角端における全系の焦点距離をfw、前記第2群に含まれる前記レンズ群のうち広角端から望遠端への変倍における移動量が最大であるレンズ群の移動量をM2、広角端から望遠端への変倍に際して物体側に移動するレンズ群のうち広角端から望遠端への変倍における移動量が最大であるレンズ群の移動量をMv、前記第1群に含まれる正レンズのうち最も像側に配置される正レンズG1prの材料のd線に対する屈折率をNd1pr、前記第1群に含まれる正レンズのうち前記正レンズG1pr以外の正レンズの材料のd線に対する屈折率の平均をNd1pfとし、移動量の符号は広角端よりも望遠端の方が物体側に位置するときを負、像側に位置するときを正とするとき、
4.80<f1/fw<8.00
−5.00<M2/Mv<−1.50
−3.50<Mv/fw<−0.77
0.99<Nd1pr/Nd1pf<1.40
なる条件式を満足することを特徴とする。
各実施例のズームレンズは、物体側から像側へ順に、変倍に際して不動であり、正の屈折力を有する1つのレンズ群からなる第1群広角端から望遠端への変倍に際して像側に移動する1つ以上のレンズ群から構成され、全体で負の屈折力を有する第2群、広角端から望遠端への変倍に際して物体側に移動する1つ以上のレンズ群から構成され、全体で正の屈折力を有する第3群、変倍およびフォーカシングに際して移動し、負の屈折力を有する1つのレンズ群からなる第4群、1つ以上のレンズ群からなる後群で構成されている。隣接する前記レンズ群の間隔は変倍において変化する。第1群は3枚以上のレンズにより構成されている。第1群の焦点距離をf1、広角端における全系の焦点距離をfw、前記第2群に含まれるレンズ群のうち広角端から望遠端へのズーミングにおける移動量が最大であるレンズ群の移動量をM2、広角端から望遠端へのズーミングにおいて第2群と逆方向に移動するレンズ群の中で広角端と望遠端における位置の変位量が最も大きいレンズ群の移動量をMv、前記第1群の中の最も像側に配置される正レンズG1prの材料のd線に対する屈折率をNd1pr、前記第1群の中の前記正レンズG1pr以外の正レンズの材料のd線に対する屈折率の平均をNd1pfとし、移動量の符号は広角端よりも望遠端の方が物体側に位置するときを負、像側に位置するときを正とするとき、
4.80<f1/fw<8.00 ・・・(1)
−5.00<M2/Mv<−1.50 ・・・(2)
−3.50<Mv/fw<−0.77 ・・・(3)
0.99<Nd1pr/Nd1pf<1.40 ・・・(4)
なる条件式を満足する。
次に、本実施例における第1群B1について説明する。第1群B1は第1面から第7面に対応する。第1群B1は、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズで構成される。第2群B2は、第8面から第15面に対応し、物体側が凸面のメニスカス凹レンズ、両凹レンズ、像側が凸面のメニスカス凹レンズ、両凸レンズで構成される。また、第10面、11面は非球面形状で、主に変倍に伴う像面湾曲、周辺像高におけるコマ収差の変動を補正している。開口絞りSPは第16面に対応し、第2群B2と第3群B3の間に配置される。第3群B3は、第17面から第25面に対応し、両凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凹レンズ、両凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズで構成される。また、第17面、18面は非球面形状で、主に変倍に伴う球面収差の変動を補正している。また、第23面から第25面に対応する接合正レンズは、光軸と直交する成分を有する方向に移動することで手振れなどによる振動を補正する機能を有する。第4群B4は、第26面から第28面に対応し、像側が凸面のメニスカス凸レンズと両凹の接合レンズで構成される。また、第4群B4は、無限遠側から至近側への合焦時に像側へ移動する合焦群である。第1の後レンズ群BR1は、第29面から第31面に対応し、両凸レンズと像側が凸面のメニスカス凹レンズの接合レンズで構成される。第2の後レンズ群BR2は、第32面から第33面に対応し、両凸レンズで構成される本実施例の各条件式対応値を表1に示す。本実施例は(1)〜(9)式を満足しており、全系の小型化を図りながら、広角且つ高ズーム比で、全ズーム範囲で高い光学性能を有するズームレンズを達成している。
次に、本実施例における第1群B1について説明する。第1群B1は第1面から第5面に対応する。第1群B1は、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズで構成される。第2群B2は、第6面から第12面に対応し、物体側が凸面のメニスカス凹レンズ、両凹レンズと物体側が凸面のメニスカス凸レンズの接合レンズ、像側が凸面のメニスカス凹レンズで構成される。また、第7面は非球面形状で、主に広角側での像面湾曲を補正している。開口絞りSPは第13面に対応し、第2群B2と第3群B3の間に配置される。第3群B3は、第14面から第22面に対応し、両凸レンズ、物体側が凸のメニスカス凹レンズ、両凸レンズ、両凸レンズと像側が凸面のメニスカス凹レンズの接合レンズで構成される。また、第14面、18面は非球面形状で、主に変倍に伴う球面収差の変動を補正している。また、第20面から第22面に対応する接合正レンズは、光軸と直交する成分を有する方向に移動することで手振れなどによる振動を補正する機能を有する。第4群B4は、第23面から第25面に対応し、像側が凸面のメニスカス凸レンズと両凹レンズの接合レンズで構成される。また、第23面は非球面形状で、主にフォーカシングに伴う球面収差の変動を補正している。また、第4群B4は、無限遠側(図7中の実線)から至近側(図7中の破線)への合焦時に像側へ移動する合焦群である。後群BRは、第26面から第30面に対応し、像側が凸面のメニスカス凸レンズ、両凸レンズと像側が凸面のメニスカス凹レンズの接合レンズで構成される。また、第27面は非球面形状で、主に像面湾曲や周辺像高でのコマ収差を補正している。本実施例の各条件式対応値を表1に示す本実施例は(1)〜(9)式を満足しており、全系の小型化を図りながら、広角且つ高ズーム比で、全ズーム範囲で高い光学性能を有するズームレンズを達成している。
図9は本発明の実施例5(数値実施例5)であるズームレンズにおいて、広角端で無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図10において、(a)は広角端、(b)は焦点距離55.00mm、(c)は望遠端の縦収差図を示している。いずれの収差図も、無限遠に合焦しているときの縦収差図である。図9において、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1群B1を有している。さらに、広角端から望遠端への変倍に際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2群B2を有している。第2群B2は、移動量の異なる第21レンズ群B21、第22レンズ群B22の2つのレンズ群から構成される。さらに、広角端から望遠端への変倍に際して、光軸上を非直線的に移動する変倍用の正の屈折力の第3群B3を有している。第3群B3は、移動量の異なる第31レンズ群B31、第32レンズ群B32の2つのレンズ群から構成される。さらに、第2群と第3群の移動に連動して光軸上を非直線的に移動し、変倍に伴う像面変動を補正する負の屈折力の第4群B4を有している。さらに第4群は無限遠側(図9中の実線)から至近側(図9中の破線)への合焦時に像側へ移動する。さらに、変倍のためには移動しない結像作用を有する正の屈折力の後群BRを有している。変倍に際して、隣接するレンズ群の間隔が変化するように構成されている。SPは開口絞り、Iは像面である。
次に、本実施例における第1群B1について説明する。第1群B1は第1面から第7面に対応する。第1群B1は、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズで構成される。第2群B2は、第8面から第15面に対応し、第8面から第13面に対応する第21レンズ群B21、第14面から第15面に対応する第22レンズ群B22の2つのレンズ群から構成される。第21レンズ群B21は、両凹レンズ、物体側が凸面のメニスカス凹レンズ、両凹レンズで構成される。また、第10面、第11面は非球面形状で、主に広角側での像面湾曲を補正している。第22レンズ群B22は、両凸レンズで構成される。第21レンズ群B21と第22レンズ群B22はズーム中間にて間隔を変化させることで、ズーミング中の像面湾曲の変動を補正している。開口絞りSPは第16面に対応し、第2群B2と第3群B3の間に配置される。第3群B3は、第17面から第25面に対応し、第17面から第22面に対応する第31レンズ群B31、第23面から第25面に対応する第32レンズ群B32の2つのレンズ群から構成される。第31レンズ群B31は、両凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凹レンズ、両凸レンズで構成される。第32レンズ群B32は、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと物体側が凸面のメニスカス凸レンズの接合レンズで構成される。第31レンズ群B31と第32レンズ群B32はズーム中間にて間隔を変化させることで、ズーミング中の球面収差とコマ収差の変動を補正している。第17面、第18面は非球面形状で、主に変倍に伴う球面収差の変動を補正している。第4群B4は、第26面から第28面に対応し、両凸レンズと両凹レンズの接合レンズで構成される。後群BRは、第29面から第33面に対応し、両凸レンズと像側が凸面のメニスカス凹レンズの接合と、両凸レンズで構成される。本実施例の各条件式対応値を表1に示す本実施例は(1)〜(9)式を満足しており、全系の小型化を図りながら、広角且つ高ズーム比で、全ズーム範囲で高い光学性能を有するズームレンズを達成している。
次に、本実施例における第1群B1について説明する。第1群B1は第1面から第7面に対応する。第1群B1は、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズで構成される。第2群B2は、第8面から第15面に対応し、第8面から第13面に対応する第21レンズ群B21、第14面から第15面に対応する第22レンズ群B22の2つのレンズ群から構成される。第21レンズ群B21は、物体側が凸面のメニスカス凹レンズ、物体側が凸面のメニスカス凹レンズ、像側が凸面のメニスカス凹レンズで構成される。また、第10面、第11面は非球面形状で、主に広角側での像面湾曲を補正している。第22レンズ群B22は、両凸レンズで構成される。第21レンズ群B21と第22レンズ群B22はズーム中間にて間隔を変化させることで、ズーミング中の像面湾曲の変動を補正している。開口絞りSPは第16面に対応し、第2群B2と第3群B3の間に配置される。第3群B3は、第17面から第25面に対応し、第17面から第18面に対応する第31レンズ群B31、第19面から第25面に対応する第32レンズ群B32のレンズ群から構成される。第31レンズ群B31は、両凸レンズで構成される。第32レンズ群B32は、両凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズ、両凸レンズで構成される。固定で正の屈折力の第31レンズ群B31を配置することで、第32レンズ群B32に入射する光線高さを小さくすることができ、第32レンズ群B32の有効径を小さくできる。そのため、第32レンズ群B32を駆動するためのトルク低減や、ズーミング中の収差補正に有利な構成となる。第19面、第20面は非球面形状で、主に変倍に伴う球面収差の変動を補正している。第4群B4は、第26面から第28面に対応し、像側が凸のメニスカス凸レンズと両凹レンズの接合レンズで構成される。後群BRは、第29面から第33面に対応し、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズと、両凸レンズで構成される。本実施例の各条件式対応値を表1に示す本実施例は(1)〜(9)式を満足しており、全系の小型化を図りながら、広角且つ高ズーム比で、全ズーム範囲で高い光学性能を有するズームレンズを達成している。
次に、本実施例における第1群B1について説明する。第1群B1は第1面から第7面に対応する。第1群B1は、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズで構成される。第2群B2は、第8面から第15面に対応し、第8面から第9面に対応する第21レンズ群B21、第10面から第15面に対応する第22レンズ群B22の2つのレンズ群に分かれる。第21レンズ群B21は、両凹レンズで構成される。第22レンズ群B22は、両凹レンズ、像側が凸面のメニスカス凹レンズ、両凸レンズで構成される。また、第10面、第11面は非球面形状で、主に広角側での像面湾曲を補正している。第21レンズ群B21と第22レンズ群B22はズーム中間にて間隔を変化させることで、ズーミング中の像面湾曲の変動を補正している。開口絞りSPは第16面に対応し、第2群B2と第3群B3の間に配置される。第3群B3は、第17面から第25面に対応する。第3群B3は、両凸レンズ、両凹レンズ、両凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズで構成される。第17面、第18面は非球面形状で、主に変倍に伴う球面収差の変動を補正している。第4群B4は、第26面から第28面に対応し、像側が凸面のメニスカス凸レンズと両凹レンズの接合レンズで構成される。後群BRは、第29面から第33面に対応し、両凸レンズと像側が凸面のメニスカス凹レンズの接合レンズと、両凸レンズで構成される。本実施例の各条件式対応値を表1に示す本実施例は(1)〜(9)式を満足しており、全系の小型化を図りながら、広角且つ高ズーム比で、全ズーム範囲で高い光学性能を有するズームレンズを達成している。
次に、本実施例における第1群B1について説明する。第1群B1は第1面から第7面に対応する。第1群B1は、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズで構成される。第2群B2は、第8面から第15面に対応し、第8面から第9面に対応する第21レンズ群B21、第10面から第15面に対応する第22レンズ群B22の2つのレンズ群から構成される。第21レンズ群B21は、両凹レンズで構成される。第22レンズ群B22は、両凹レンズ、像側が凸面のメニスカス凹レンズ、両凸レンズで構成される。また、第10面、第11面は非球面形状で、主に広角側での像面湾曲を補正している。第21レンズ群B21と第22レンズ群B22はズーム中間にて間隔を変化させることで、ズーミング中の像面湾曲の変動を補正している。開口絞りSPは第16面に対応し、第2群B2と第3群B3の間に配置される。第3群B3は、第17面から第25面に対応し、両凸レンズ、両凹レンズ、両凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズで構成される。第17面、第18面は非球面形状で、主に変倍に伴う球面収差の変動を補正している。第4群B4は、第26面から第28面に対応し、像側が凸面のメニスカス凸レンズと両凹レンズの接合レンズで構成される。後群BRは、第29面から第33面に対応し、両凸レンズと像側が凸面のメニスカス凹レンズの接合レンズと、両凸レンズで構成される。本実施例の各条件式対応値を表1に示す本実施例は(1)〜(9)式を満足しており、全系の小型化を図りながら、広角且つ高ズーム比で、全ズーム範囲で高い光学性能を有するズームレンズを達成している。
次に、本実施例における第1群B1について説明する。第1群B1は第1面から第7面に対応する。第1群B1は、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凸レンズで構成される。第2群B2は、第8面から第15面に対応し、第8面から第9面に対応する第21レンズ群B21、第10面から第15面に対応する第22レンズ群B22の2つのレンズ群から構成される。第21レンズ群B21は、両凹レンズで構成される。第22レンズ群B22は、両凹レンズ、両凹レンズ、両凸レンズで構成される。また、第10面、第11面は非球面形状で、主に広角側での像面湾曲を補正している。第21レンズ群B21と第22レンズ群B22はズーム中間にて間隔を変化させることで、ズーミング中の像面湾曲の変動を補正している。開口絞りSPは第16面に対応し、第2群B2と第3群B3の間に配置される。第3群B3は、第17面から第25面に対応する。第3群B3は、両凸レンズ、両凹レンズ、両凸レンズ、物体側が凸面のメニスカス凹レンズと両凸レンズの接合レンズで構成される。第17面、第18面は非球面形状で、主に変倍に伴う球面収差の変動を補正している。第4群B4は、第26面から第28面に対応し、像側が凸面のメニスカス凸レンズと両凹レンズの接合レンズで構成される。後群BRは、第29面から第33面に対応し、両凸レンズと像側が凸面のメニスカス凹レンズの接合と、両凸レンズで構成される。本実施例の各条件式対応値を表1に示す本実施例は(1)〜(9)式を満足しており、全系の小型化を図りながら、広角且つ高ズーム比で、全ズーム範囲で高い光学性能を有するズームレンズを達成している。

Claims (10)

  1. 物体側から像側へ順に配置された、変倍に際して不動であ正の屈折力を有する1つのレンズ群からなる第1群、広角端から望遠端への変倍に際して像側に移動する1つ以上のレンズ群から構成され、全体として負の屈折力を有する第2群、広角端から望遠端への変倍に際して物体側に移動する1つ以上のレンズ群から構成され、全体として正の屈折力を有する第3群、変倍およびフォーカシングに際して移動し、負の屈折力を有する1つのレンズ群からなる第4群、1つ以上のレンズ群からなる後群から構成され、変倍に際して隣接するレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、
    前記第1群3枚のレンズを有し
    前記第1群の焦点距離をf1、広角端における全系の焦点距離をfw、前記第2群に含まれる前記レンズ群のうち広角端から望遠端への変倍における移動量が最大であるレンズ群の移動量をM2、広角端から望遠端への変倍に際して物体側に移動するレンズ群のうち広角端から望遠端への変倍における移動量が最大であるレンズ群の移動量をMv、前記第1群に含まれる正レンズのうち最も像側に配置される正レンズG1prの材料のd線に対する屈折率をNd1pr、前記第1群に含まれる正レンズのうち前記正レンズG1pr以外の正レンズの材料のd線に対する屈折率の平均をNd1pfとし、移動量の符号は広角端よりも望遠端の方が物体側に位置するときを負、像側に位置するときを正とするとき、
    4.80<f1/fw<8.00
    −5.00<M2/Mv<−1.50
    −3.50<Mv/fw<−0.77
    0.99<Nd1pr/Nd1pf<1.40
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 記第2群の広角端における合成焦点距離をf2とするとき、
    −7.00<f1/f2<−4.50
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第3群の広角端における合成焦点距離をf3するとき、
    1.50<f3/fw<3.50
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第4群の焦点距離をf4するとき、
    −4.00<f4/fw<−1.00
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第2群と前記第3群の間に配置された開口絞りを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記開口絞りは変倍に際して不動であることを特徴とする請求項5に記載のズームレンズ。
  7. 前記第3群は負レンズを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 記第2の焦点距離をf2とするとき、
    −4.50<M2/f2<−2.50
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 前記第4群の広角端における横倍率をβ4w、前記後群の広角端における横倍率をβRwとするとき、
    −4.00<(1−β4w)×βRw<−1.40
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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