JP2018008633A - サイドカーテンエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】袋体の展開方向の安定化、および乗員の保護を両立できるサイドカーテンエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】エアバッグ装置10は、車体のルーフ側部の車内側に取り付けられ、ガスが供給されて展開する袋体21と、袋体21を保持して袋体21の展開をガイドするプロテクタ22と、を備える。プロテクタ22は、ルーフ側部に沿って延在し、袋体21を覆う本体部41と、本体部41から車外側に向かって延出し、袋体21の展開時に車体と当接しうる、本体部41の延在方向に並ぶ複数の第1リブ42と、隣り合う一対の第1リブ42同士を接続するとともに、本体部41から車外側かつ斜め下方に向かって延びる第2リブ43と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、サイドカーテンエアバッグ装置に関するものである。
車両のルーフ側部には、側面衝突時やロールオーバー時等の衝撃入力時に乗員を保護するサイドカーテンエアバッグ装置が設置される場合がある。例えば下記特許文献1には、ヘッドライニングとインナパネルとの間に格納され、車室内の側面を全体的に覆うように車両側部上方から展開しうるサイドカーテンエアバッグ装置が記載されている。
特許第3849563号公報
ところで、サイドカーテンエアバッグ装置は、未使用時において袋体を保持するプロテクタを有する場合がある。プロテクタは、ルーフ側部に沿って延びる長尺状に折り畳まれた袋体を保持するとともに、衝撃の入力時にカーテン状に展開する袋体をガイドする。プロテクタは、車幅方向外側および上方から袋体を覆うとともに、下方に向けて開口し、これにより袋体を車室内の側面を覆うように展開させる。
ここで、プロテクタは、袋体の展開時に袋体を所望の方向に展開させるために、袋体の展開圧により弾性変形することを抑制する必要がある。また、プロテクタは、乗員がプロテクタに接触した際の衝撃を吸収可能な構成を有するなどして、乗員に対する保護性能を備えることが求められる。
そこで本発明は、袋体の展開方向の安定化、および乗員の保護を両立できるサイドカーテンエアバッグ装置を提供するものである。
本発明のサイドカーテンエアバッグ装置(例えば、実施形態のエアバッグ装置10)は、車体(例えば、実施形態の車体2)のルーフ側部(例えば、実施形態のルーフ側部3)の車内側に取り付けられ、ガスが供給されて展開する袋体(例えば、実施形態の袋体21)と、前記袋体を保持して前記袋体の展開をガイドするプロテクタ(例えば、実施形態のプロテクタ22)と、を備え、前記プロテクタは、前記ルーフ側部に沿って延在し、前記袋体を覆う本体部(例えば、実施形態の本体部41)と、前記本体部から車外側に向かって延出し、前記袋体の展開時に前記車体と当接しうる、前記本体部の延在方向に並ぶ複数の第1リブ(例えば、実施形態の第1リブ42)と、隣り合う一対の前記第1リブ同士を接続するとともに、前記本体部から前記車外側かつ斜め下方に向かって延びる第2リブ(例えば、実施形態の第2リブ43)と、を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、隣り合う一対の第1リブ同士が第2リブにより接続されているので、第1リブの剛性を向上させることができる。このため、第1リブが弾性変形することを抑制しつつ、袋体の展開時に第1リブを車体に当接させることができるので、袋体を覆うプロテクタの本体部が変形することを抑制できる。よって、袋体の展開方向を安定化させることができる。
しかも、第2リブは、ルーフ側部に取り付けられた本体部から車外側かつ斜め下方に向かって延びるので、乗員がプロテクタに対して車内側かつ下方から接触した際に、第2リブには、その主面の法線方向に沿う方向の負荷がかかることとなる。このため、第2リブを容易に屈曲させることができる。また、第1リブにも、第2リブの主面の法線方向に沿う方向の負荷がかかるので、第2リブに第1リブを支持させることなく第1リブを容易に変形させることができる。よって、乗員がプロテクタに接触した際の衝撃を吸収できる。
以上により、袋体の展開方向の安定化、および乗員の保護を両立できる。
上記のサイドカーテンエアバッグ装置において、前記第2リブは、前記延在方向の中央であって、前記車外側の部分が切り欠かれた切欠部(例えば、実施形態の切欠部48)を有する、ことが望ましい。
本発明によれば、第2リブは、複数の第1リブが並ぶ方向と同じ方向の中央に切欠部を有するので、第2リブによる第1リブの剛性向上を維持しつつ、切欠部により第2リブを容易に屈曲させることが可能な構造とすることができる。したがって、袋体の展開方向の安定化、および乗員の保護を両立できる。
上記のサイドカーテンエアバッグ装置において、前記第2リブは、乗員の着座位置に対応した位置に設けられている、ことが望ましい。
本発明によれば、乗員の着座位置において本体部の変形を抑制して、袋体を所望の方向に展開できる。
上記のサイドカーテンエアバッグ装置において、前記第2リブは、前記第1リブにおける車内側の端部よりも前記車外側に設けられている、ことが望ましい。
本発明によれば、第1リブと第2リブとの接続部が第1リブにおける車内側の端部よりも車外側に設けられるので、乗員が第1リブにおける車内側の端部に対して接触した際に、第1リブの全体を第2リブとの接続部回りに変形させることができる。したがって、乗員がプロテクタに接触した際の衝撃を第1リブ全体において吸収できる。
上記のサイドカーテンエアバッグ装置において、前記第1リブは、内装材(例えば、実施形態のルーフライニング7)に向かって当接可能に突出した突出部(例えば、実施形態の突出部47)を有する、ことが望ましい。
本発明によれば、内装材がサイドカーテンエアバッグ装置に向かって移動した際に突出部に当接するので、内装材の位置ずれを容易に防止できる。
本発明のサイドカーテンエアバッグ装置によれば、袋体の展開方向の安定化、および乗員の保護を両立できる。
車両の左側に設置されたサイドカーテンエアバッグ装置を車内側から見た側面図である。 車両の説明図であって、図1のII−II線に相当する部分における断面図である。 サイドカーテンエアバッグ装置を車外側から見た斜視図である。 プロテクタを車外側から見た拡大斜視図である。 車両の説明図であって、図3のV−V線に相当する部分における断面図である。 車両の説明図であって、図3のVI−VI線に相当する部分における断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図1から図6を参照して説明する。以下の説明における前後上下左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印UPは上方、矢印FRは前方、矢印RIは車幅方向の車内側をそれぞれ示している。なお、本実施形態のサイドカーテンエアバッグ装置(以下、単にエアバッグ装置という)は、車幅方向の両側でそれぞれ同様の構成であるため、以下の説明では左側のエアバッグ装置について説明する。
図1は、車両の左側に設置されたエアバッグ装置を車内側から見た側面図である。図2は、車両の説明図であって、図1のII−II線に相当する部分における断面図である。
図1に示すように、車両1の左側における車体2は、前側から後側に向かって連設されたフロントピラー3A、ルーフサイドレール3Bおよびリアピラー3Cからなるルーフ側部3と、ルーフサイドレール3Bの前後方向中央付近に接合されて下側に向けて延びるセンターピラー4と、を備えている。また、図2に示すように、車体2は、左右のルーフサイドレール3Bの間に設けられたルーフアーチ5を備えている。ルーフアーチ5は、左右両端部において、ルーフサイドレール3Bとセンターピラー4との接合部に接合されている。
左右のルーフサイドレール3B(左側のルーフサイドレール3Bのみ図示)の間には、車体2を上方から覆うルーフパネル6と、車体2を下方から覆って車室の天井を形成するルーフライニング7(内装材)と、が設置されている。また、センターピラー4の車内側には、センターピラー4を車内側から覆うガーニッシュ8が設置されている。ガーニッシュ8の上端部には、ルーフライニング7が上方から係止されている。
エアバッグ装置10は、ルーフライニング7に車内側から被覆された状態で、車体2のルーフ側部3に沿って、ルーフ側部3の車内側に配置されている。図1に示すように、エアバッグ装置10は、袋体21と、プロテクタ22と、インフレータ25と、を主に備えている。エアバッグ装置10は、車両1の衝突時にインフレータ25から供給されるガスで袋体21を膨張させ、車室の側部内面に沿ってカーテン状に袋体21を展開させる。
袋体21は、重ね合わされた基布の外周部分が全周に亘って縫製されることで、袋状に形成されている。もしくは、袋体21は、袋状に膨らむところとそれ以外を1枚の生地で同時に織り上げる手法で形成されている。袋体21は、カーテン状に展開可能な展開部31と、インフレータ25から供給されるガスを展開部31内に向けて流通させるガス導入路32と、を備えている。
展開部31は、車幅方向から見て、前後方向を長手方向とする矩形状に展開するように形成されている。
ガス導入路32は、展開部31の上縁部における前後方向の中央部から上方に突出している。ガス導入路32の先端部には、袋体21内にガスを流入させるためのガス導入口33が形成されている。
袋体21は、展開部31が折り畳まれた状態でルーフ側部3に沿って配置され、ルーフ側部3に対して複数箇所が固定されて取り付けられている。袋体21は、展開部31が折り畳まれた状態において、前後方向に延びる長尺状に形成されている。なお、展開部31の折り畳み方法は、ジグザグ状やロール状等、適宜変更が可能である。
インフレータ25は、円筒状に形成されており、ルーフサイドレール3Bにおける前後方向の略中央部分において、前後方向に沿うように取り付けられている。インフレータ25は、袋体21の展開部31の上部に配置されており、図示しないガス供給口が袋体21のガス導入口33に接続されている。
図3は、エアバッグ装置を車外側から見た斜視図である。図4は、プロテクタを車外側から見た拡大斜視図である。図5は、車両の説明図であって、図3のV−V線に相当する部分における断面図である。
図3および図5に示すように、プロテクタ22は、車体2(ルーフ側部3やセンターピラー4、ルーフアーチ5等)およびルーフパネル6と袋体21との間に介在している。プロテクタ22は、袋体21を保持するとともに、袋体21の展開をガイドする。プロテクタ22は、ルーフ側部3に沿って延在し袋体21を覆う本体部41と、本体部41から車外側に向かって延出する一対の第1リブ42と、一対の第1リブ42同士を接続する第2リブ43と、を備えている。なお、以下の説明では、プロテクタ22のうち、第1リブ42および第2リブ43が設けられた部分の近傍の構成について説明する。
図5に示すように、本体部41は、横断面視U字状に形成され、車外側から袋体21を覆うとともに、車内側に向けて開口している。本体部41は、横断面視において、下端開口縁から車幅方向外側かつ上方に向かって直線状に延びる下ガイド部44と、下ガイド部44の上端部から上方に向かって延びた後、車幅方向内側かつ上方に向かって延びる上被覆部45と、上被覆部45の車幅方向内側の端部から車幅方向内側かつ下方に向かって延びる上ガイド部46と、を有する。下ガイド部44は、上ガイド部46よりも車内側に突出している。下ガイド部44の車内側の端部は、ルーフライニング7に対して離間している。上被覆部45には、上方に向かって突出し、車体2(ルーフアーチ5)に当接する上リブ45aが形成されている。
図4に示すように、一対の第1リブ42は、乗員の着座位置に対応する位置、例えば前後方向における図示しない運転席および助手席のヘッドレストの前方に設けられている。また、一対の第1リブ42は、本体部41の延在方向における袋体21の展開部31とガス導入路32との接続部(図1参照)と略同じ位置に設けられている。一対の第1リブ42は、本体部41の延在方向に並んでいる。一対の第1リブ42は、それぞれ平板状に形成され、両主面が本体部41の延在方向を向くように配置されている。図4および図5に示すように、各第1リブ42は、本体部41の延在方向から見て、本体部41の下ガイド部44の全体から、車外側に向かって延びている。各第1リブ42は、その下端部に、ルーフライニング7に向かって突出した突出部47を有する。突出部47は、ルーフライニング7に対して当接している。
図5に示すように、第1リブ42の車幅方向外側の側縁42aは、車体2の車内側を向く面に沿って延びるとともに、車体2に当接している。具体的に、第1リブ42の側縁42aは、センターピラー4とルーフアーチ5との接合部付近に配置されている。第1リブ42の側縁42aは、センターピラー4およびルーフアーチ5に当接するとともに、センターピラー4およびルーフアーチ5を挟んでルーフサイドレール3Bに対向している。第1リブ42の側縁42aは、センターピラー4とルーフアーチ5とが重なることにより形成された段差を回避するように切り欠かれた回避部42bと、回避部42bよりも上側に設けられてルーフアーチ5に当接する上側直線部42cと、回避部42bよりも下側に設けられてセンターピラー4に当接する下側直線部42dと、を有する形状に形成されている。
図6は、車両の説明図であって、図3のVI−VI線に相当する部分における断面図である。
図3および図6に示すように、第2リブ43は、平板状に形成されている。第2リブ43は、一対の第1リブ42同士を接続するように本体部41の延在方向に沿って延在している。第2リブ43は、本体部41の下ガイド部44から、車外側かつ斜め下方に向かって延びている。すなわち、第2リブ43は、一方の主面が車内側を向くように配置されている。第2リブ43は、下ガイド部44における車内側の端部よりも車外側(下端部よりも上側)の部分から、第1リブ42における本体部41から最も離間した位置(本実施形態では、側縁42aの下端)に向かって延びている。すなわち、第2リブ43は、第1リブ42の車内側の端部よりも車外側に設けられている。なお、本実施形態では、第2リブ43は、側縁42aの下端よりも本体部41側の位置まで延びているが、側縁42aの下端まで延びていてもよい。
図3に示すように、第2リブ43は、車外側の部分(先端部)が基端側に向かって切り欠かれた切欠部48を有する。切欠部48は、第2リブ43における本体部41の延在方向の中央に形成されている。切欠部48は、第2リブ43の先端から基端に向かうに従い、本体部41の延在方向における寸法が 漸次小さくなる台形状に形成されている。切欠部48は、第2リブ43の先端から基端までの寸法の半分よりも大きくなっている。
上述した構成を有するプロテクタ22は、一対の第1リブ42よりも前側および後側にそれぞれクリップ49を備えている。各クリップ49は、本体部41から車外側に向かって突設され、ルーフサイドレール3B(図1参照)に係止されている。
そして、プロテクタ22には、プロテクタ22と袋体21とを結束する結束テープ27が設けられている。結束テープ27は、例えば布製である。結束テープ27は、プロテクタ22および袋体21に巻回されるとともに、本体部41の延在方向に間隔をあけて複数設けられている。これにより、袋体21は、折り畳まれた状態でプロテクタ22内に保持されている。プロテクタ22は、袋体21の前後両端部を突出させた状態で、袋体21を保持している。
このように、本実施形態によれば、隣り合う一対の第1リブ42同士が第2リブ43により接続されているので、第1リブ42の剛性を向上させることができる。このため、第1リブ42が弾性変形することを抑制しつつ、袋体21の展開時に第1リブ42を車体2に当接させることができるので、袋体21を覆うプロテクタ22の本体部41(下ガイド部44)が袋体21の展開圧により車外側に向かって変形することを抑制できる。よって、袋体21の展開方向を安定化させることができる。
しかも、第2リブ43は、ルーフ側部3に取り付けられた本体部41から車外側かつ斜め下方に向かって延びるので、乗員がプロテクタ22に対して車内側かつ下方から接触した際に、第2リブ43には、その主面の法線方向に沿う方向の負荷がかかることとなる。このため、第2リブ43を容易に屈曲させることができる。また、第1リブ42にも、第2リブ43の主面の法線方向に沿う方向の負荷がかかるので、第2リブ43に第1リブ42を支持させることなく第1リブ42を容易に変形させることができる。よって、乗員がプロテクタ22に接触した際の衝撃を吸収できる。
以上により、袋体21の展開方向の安定化、および乗員の保護を両立できる。
また、第2リブ43は、本体部41の延在方向、すなわち一対の第1リブ42が並ぶ方向の中央であって、車外側の部分が切り欠かれた切欠部48を有するので、第2リブ43による第1リブ42の剛性向上を維持しつつ、切欠部48により第2リブ43を容易に屈曲させることが可能な構造とすることができる。したがって、袋体21の展開方向の安定化、および乗員の保護を両立できる。
また、第2リブ43は、乗員の着座位置に対応した位置に設けられているので、乗員の着座位置において本体部41の変形を抑制して、袋体21を所望の方向に展開できる。
また、第2リブ43は、第1リブ42における車内側の端部よりも車外側に設けられているので、第1リブ42と第2リブ43との接続部が第1リブ42における車内側の端部よりも車外側に設けられる。このため、乗員が第1リブ42における車内側の端部に対して接触した際に、第1リブ42の全体を第2リブ43との接続部回りに変形させることができる。したがって、乗員がプロテクタ22に接触した際の衝撃を第1リブ42全体において吸収できる。
また、第1リブ42は、ルーフライニング7に向かって当接可能に突出した突出部47を有するので、ルーフライニング7がエアバッグ装置10に向かって移動した際に突出部47に当接するので、ルーフライニング7の位置ずれを容易に防止できる。
また、第1リブ42の側縁42aは、センターピラー4とルーフアーチ5とが重なることにより形成された段差を回避するように切り欠かれた回避部42bを有する。このため、第1リブ42が前記段差に乗り上げることを防止して、本体部41が変形することを防止できるので、袋体21の展開方向を安定化させることができる。
また、本体部41の下ガイド部44の車内側の端部は、ルーフライニング7に対して離間しているので、本体部41の下ガイド部44がルーフライニング7に引っ掛かって本体部41が変形することを防止できる。よって、袋体21の展開方向を安定化させることができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態においては、一対の第1リブ42が乗員の乗車位置に対応する位置に設けられているが、これに限定されず、任意の位置に設けることが可能である。また、一対の第1リブ42は、センターピラー4およびルーフアーチ5に当接しているが、これに限定されず、ルーフサイドレール3Bに直接当接していてもよい。
また、上記実施形態においては、第1リブ42は、一対設けられているが、これに限定されず、第1リブは3つ以上設けられていてもよい。この場合であっても、隣り合う一対の第1リブ同士を接続する第2リブが少なくとも1つ設けられていれば、上述した作用効果を奏することができる。
インフレータの形状や設置位置、その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
2…車体 3…ルーフ側部(車体) 4…センターピラー(車体) 5…ルーフアーチ(車体) 7…ルーフライニング(内装材) 10…エアバッグ装置(サイドカーテンエアバッグ装置) 21…袋体 22…プロテクタ 41…本体部 42…第1リブ 43…第2リブ 47…突出部 48…切欠部

Claims (5)

  1. 車体のルーフ側部の車内側に取り付けられ、ガスが供給されて展開する袋体と、
    前記袋体を保持して前記袋体の展開をガイドするプロテクタと、
    を備え、
    前記プロテクタは、
    前記ルーフ側部に沿って延在し、前記袋体を覆う本体部と、
    前記本体部から車外側に向かって延出し、前記袋体の展開時に前記車体と当接しうる、前記本体部の延在方向に並ぶ複数の第1リブと、
    隣り合う一対の前記第1リブ同士を接続するとともに、前記本体部から前記車外側かつ斜め下方に向かって延びる第2リブと、
    を備える、
    ことを特徴とするサイドカーテンエアバッグ装置。
  2. 前記第2リブは、前記延在方向の中央であって、前記車外側の部分が切り欠かれた切欠部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサイドカーテンエアバッグ装置。
  3. 前記第2リブは、乗員の着座位置に対応した位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のサイドカーテンエアバッグ装置。
  4. 前記第2リブは、前記第1リブにおける車内側の端部よりも前記車外側に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のサイドカーテンエアバッグ装置。
  5. 前記第1リブは、内装材に向かって当接可能に突出した突出部を有する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のサイドカーテンエアバッグ装置。
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