JP2017228210A - 加工プログラム編集装置、方法、及び編集用プログラム - Google Patents

加工プログラム編集装置、方法、及び編集用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】加工プログラムを編集する作業工数を低減可能な加工プログラム編集装置、方法及び編集用プログラムを提供する。
【解決手段】数値制御装置10は、表示領域50内に元の加工経路52を表示すると共に、表示領域50を介する作業者の入力操作に応じて、元の加工経路52上にある2つの点をそれぞれ始点66及び終点68とする指示経路70を指示可能に構成されたGUI部24と、元の加工経路52を示す加工プログラムP1を編集することで、始点66から終点68までの範囲を指示経路70に置換してなる新たな加工経路84を形成するプログラム編集部34を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械を用いて、2つ以上の区間からなる加工経路に沿って被加工物を加工するための加工プログラムを編集する加工プログラム編集装置、方法、及び編集用プログラムに関する。
従来から、工作機械を制御するための加工プログラムを編集可能な加工プログラム編集装置が種々開発されている。
特許文献1では、加工経路及びコード文を同時に表示すると共に、表示された加工経路の一部の経路を指定することで、表示されたコード文の指定箇所に対応する位置にカーソルを配置する編集支援装置が提案されている。これにより、作業者は、加工経路及びコード文の両者を対応付けて理解可能となり、加工プログラムの編集を支援できる旨が記載されている。
国際公開第2016/035868号パンフレット
しかしながら、特許文献1で提案された装置の構成では、両者の対応関係が理解できたとしても、作業者は、指定箇所の前後にあるコード文を参照しながら変更内容を決め、手動でカーソルを合わせ、コード文を編集する必要がある。その結果、思ったほどの作業工数の削減効果が得られないという問題がある。
本発明は上記した問題を解決するためになされたものであり、加工プログラムを編集する作業工数を低減可能な加工プログラム編集装置、方法及び編集用プログラムを提供することを目的とする。
第1の本発明に係る加工プログラム編集装置は、工作機械を用いて、2つ以上の区間からなる実加工経路に沿って被加工物を加工するための加工プログラムを編集する装置であって、表示領域内に元の加工経路を表示すると共に、前記表示領域を介する作業者の入力操作に応じて、前記元の加工経路上にある2つの点をそれぞれ始点及び終点とする指示経路を指示可能に構成されたGUI部と、前記元の加工経路を示す前記加工プログラムを編集することで、前記元の加工経路のうち前記始点から前記終点までの範囲を、前記GUI部を用いて指示された前記指示経路に置換してなる新たな加工経路を形成するプログラム編集部と、を備える。
このように、元の加工経路のうち始点から終点までの範囲を、GUI部を用いて指示された指示経路に置換してなる新たな加工経路を形成可能とすることで、作業者は、視覚的に理解し易いインターフェースからの入力操作によって、加工プログラムのコード文を直接的に取り扱わずに、自動的且つ目論見通りに編集できる。これにより、加工プログラムを編集する作業工数を大幅に削減できる。
また、第1の本発明において、前記加工プログラムのブロック番号及び指令内容を示す指令情報を生成する指令情報生成部を更に備え、前記プログラム編集部は、前記指令情報生成部により生成された前記指令情報の前記指令内容に従って、前記ブロック番号に対応する箇所にてコード文を追加、変更又は削除し、前記加工プログラムを編集してもよい。
また、第1の本発明において、前記指令情報生成部は、前記ブロック番号に対応するコード文により特定される前記始点の座標値及び前記終点の座標値を用いて、前記指令情報を生成してもよい。
また、第1の本発明において、前記加工プログラムを解析し、前記区間の特徴点と前記ブロック番号を対応付けた探索データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された前記探索データから、前記区間の特徴点が前記始点又は前記終点に一致する前記ブロック番号を探索するブロック情報探索部と、を更に備えてもよい。データ量が大きい加工プログラムから編集に必要なデータを含む探索データを取得した後に、この探索データを用いて探索処理を行うことで、区間の特徴点及びブロック番号の探索時間が大幅に短縮される。
また、第1の本発明において、前記プログラム編集部は、読み出しを部分的に無効化する特定文字をコード文に付与することで、前記加工プログラムを編集してもよい。特定文字を後に削除することで、コード文の内容を容易に有効化することができる。
また、第1の本発明において、前記プログラム編集部は、前記GUI部を用いた作業者の確定操作に応じて、前記特定文字が付与されたコード文を該特定文字と併せて削除することで、前記加工プログラムを編集してもよい。これにより、作業者の意志に反して、加工プログラムの編集内容が自動的に確定するのを防止できる。
また、第1の本発明において、前記GUI部は、前記表示領域内にある前記元の加工経路に重ねて、該元の加工経路のうち前記始点から前記終点までの範囲とは異なる表示形態で前記指示経路を表示してもよい。これにより、作業者は、変更前後にわたる加工経路の違いを一見して把握できる。
また、第1の本発明において、外部装置が作成した前記加工プログラムを受信可能な通信部を更に備え、前記通信部により受信された前記加工プログラムを編集してもよい。加工プログラム編集装置が加工プログラムの作成機能を有さない場合、外部装置による再作成を行うことなく、装置単体で加工プログラムを修正して完成させることができる。
第2の本発明に係る加工プログラム編集方法は、工作機械を用いて、2つ以上の区間からなる実加工経路に沿って被加工物を加工するための加工プログラムを編集する方法であって、GUI部の表示領域内に元の加工経路を表示する表示ステップと、前記GUI部を用いた作業者の入力操作に応じて、前記元の加工経路上にある2つの点をそれぞれ始点及び終点とする指示経路を指示する指示ステップと、前記元の加工経路を示す前記加工プログラムを編集することで、前記元の加工経路のうち前記始点から前記終点までの範囲を、指示された前記指示経路に置換してなる新たな加工経路を形成する編集ステップと、を加工プログラム編集装置が実行する。
第3の本発明に係る編集用プログラムは、工作機械を用いて、2つ以上の区間からなる実加工経路に沿って被加工物を加工するための加工プログラムを編集する編集用プログラムであって、GUI部の表示領域内に元の加工経路を表示する表示ステップと、前記GUI部を用いた作業者の入力操作に応じて、前記元の加工経路上にある2つの点をそれぞれ始点及び終点とする指示経路を指示する指示ステップと、前記元の加工経路を示す前記加工プログラムを編集することで、前記元の加工経路のうち前記始点から前記終点までの範囲を、指示された前記指示経路に置換してなる新たな加工経路を形成する編集ステップと、を加工プログラム編集装置に実行させる。
本発明に係る加工プログラム編集装置、方法及び編集用プログラムによれば、加工プログラムを編集する作業工数を低減できる。
この実施形態に係る加工プログラム編集装置としての数値制御装置の構成図である。 図1に示す数値制御装置の機能ブロック図である。 図1及び図2に示す数値制御装置の動作説明に供される第1フローチャートである。 図4Aは、編集前の加工プログラムの内容を示す図である。図4Bは、図4Aに示す編集前の加工プログラムにより特定される、元の加工経路の表示結果を示す画面図である。 図1及び図2に示す数値制御装置の動作説明に供される第2フローチャートである。 図6Aは、作業者の入力操作による画面遷移図である。図6Bは、指示情報の内容を示す図である。 ブロック情報探索部による探索結果を示す説明図である。 図1及び図2に示す数値制御装置の動作説明に供される第3フローチャートである。 図9A〜図9Cは、ブロック情報の更新過程を示す遷移図である。 図1及び図2に示す数値制御装置の動作説明に供される第4フローチャートである。 図11A〜図11Cは、指令情報の更新過程を示す遷移図である。 図1及び図2に示す数値制御装置の動作説明に供される第5フローチャートである。 図13Aは、指令情報の最終的な内容を示す図である。図13Bは、編集中の加工プログラムの内容を示す図である。 図14Aは、重複加工経路の表示結果を示す画面図である。図14Bは、テキスト編集領域内の表示結果を示す画面図である。 図15Aは、編集後の加工プログラムの内容を示す図である。図15Bは、図15Aに示す編集後の加工プログラムにより特定される、新たな加工経路の表示結果を示す画面図である。
以下、本発明に係る加工プログラム編集装置について、加工プログラム編集方法及び編集用プログラムとの関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
[数値制御装置10の構成図]
図1は、この実施形態における加工プログラム編集装置としての数値制御装置10の構成図である。数値制御装置10は、CAD(Computer Aided Design)/CAM(Computer Aided Manufacturing)端末12で作成された加工プログラムPを用いて、工具14を有する工作機械16(1つ以上の下位装置)を統括的に制御する上位装置である。
以下、内容の違いを明確に区別するため、編集前、編集中及び編集後の加工プログラムPを、それぞれP1、P2、P3と表記する場合がある。
工作機械16は、加工プログラムPに従って、被加工物Wに対して工具14を相対移動させながら、1つ又は複数の区間からなる実加工経路18に沿って被加工物Wに対して加工処理を施す。
数値制御装置10は、制御部20と、通信部22と、GUI(Graphical User Interface)部24と、記憶部26とを含んで構成される。
通信部22は、外部装置に対して電気信号を送受信するインターフェースである。これにより、数値制御装置10は、通信部22を介して、CAD/CAM端末12から加工プログラムPを取得可能であると共に、工作機械16の動作を制御するための制御信号を工作機械16に向けて出力可能である。
GUI部24は、入力部28による入力機能と、表示部30(ディスプレイ装置)による出力機能を組み合わせたユーザインターフェースである。入力部28は、例えば、マウス、キーボード、タッチセンサ又はマイクロフォンを含んで構成される。
記憶部26は、制御部20が各構成要素を制御するのに必要なプログラム及びデータ等を記憶している。この記憶部26は、非一過性であり、且つ、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体で構成されてもよい。本図の例では、記憶部26には、上記した加工プログラムP又は後述する探索データLが格納されている。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro-Processing Unit)のプロセッサによって構成されている。制御部20は、記憶部26に格納されたプログラム(不図示)を読み出し実行することで、プログラム管理部32、プログラム編集部34、ブロック情報探索部36、指令情報生成部38及びデータ取得部40の各機能を実現可能である。
[数値制御装置10の機能ブロック図]
図2は、図1に示す数値制御装置10の機能ブロック図である。本図における太い実線矢印はデータフローを、細い実線矢印は指令フローをそれぞれ示す。
プログラム管理部32は、編集対象である加工プログラムPを管理する。プログラム管理部32は、GUI部24を用いた作業者の操作に応じて、適切な加工プログラムP1、P3を選択し、データ取得部40に向けて出力する。
データ取得部40は、入力された加工プログラムPを解析し、実加工経路18(厳密には、シミュレーション上の加工経路)を示す経路情報Tを取得する。そして、データ取得部40は、この経路情報Tを用いて実加工経路18の可視画像を示す表示用データDを作成し、この表示用データDをGUI部24(表示部30)に向けて出力する。
ブロック情報探索部36は、GUI部24からの操作データを用いて指示情報Iを作成すると共に、この指示情報Iを探索値として探索データLを探索し、ブロック情報Bを作成する。ここで、探索データLは、上記した経路情報Tとブロック番号を対応付けたデータである。
指令情報生成部38は、指示情報Iを用いてブロック情報Bを更新し、得られたブロック情報Bから指令情報Cを生成し、この指令情報Cをプログラム編集部34に向けて出力する。プログラム編集部34は、入力された指令情報Cに従って加工プログラムP1を編集することで、編集中の加工プログラムP2を得る。
[数値制御装置10の動作]
この実施形態に係る数値制御装置10は、以上のように構成される。続いて、数値制御装置10の動作、詳しくは加工プログラムの編集動作を中心に、図3、図5、図8、図10、及び図12のフローチャートを参照しながら説明する。
ここで、数値制御装置10は、加工プログラムPの生成機能を有しておらず、CAD/CAM12端末が作成した加工プログラムPを予め受信し、この加工プログラムPを記憶部26に格納させていることを想定する。
<第1フローチャート>
図3のフローチャートは、データ取得部40及びGUI部24による、操作データを得るまでの一連の動作を示す。
ステップS1において、データ取得部40は、編集前の加工プログラムP1を記憶部26から読み出す。ステップS2において、データ取得部40は、ステップS1で読み出した加工プログラムP1を解析し、実加工経路18の目標を示す経路情報Tを取得する。ここで、経路情報Tには、各々の区間の順番、特徴点の位置情報(座標値又は移動量)が含まれる。
ステップS3において、GUI部24は、ステップS2で取得された経路情報Tを用いて、編集前の加工プログラムP1により特定される実加工経路18の目標(以下、元の加工経路52という)を可視化・表示する。この可視化に先立ち、データ取得部40は、経路情報Tを用いて元の加工経路52の可視画像を示す表示用データDを作成する。そして、表示部30は、データ取得部40からの表示用データDに基づいて画像の表示を行う。
図4Aに示すように、加工プログラムP1は、名称が「O0001」であり、「M30」指令で終了するメインルーチンを含んで構成される。「O0001」は、4ブロック分のコード文(或いは、NC文)からなり、加工の初期位置は(X=10.000,Y=10.000)で与えられているとする。
「O0001」は、X−Y平面上において3つの移動指令を含む。N001のブロックは、アブソリュート指令(G90)、早送り移動の指令(G00)及び移動指令(X=0.000,Y=100.000)を示す。N002のブロックは、移動指令(X=100.000,Y=0.000)を示す。N003のブロックは、移動指令(X=170.000,Y=10.000)を示す。
ところで、加工プログラムP1には、各々のブロックの位置を特定するため、固有の識別子(以下、ブロック番号という)が付与されている。具体的には、シーケンス番号「N001」に対応するブロック番号は「0000001」である場合、「N002」、「N003」に対応するブロック番号はそれぞれ「0000002」、「0000003」である。
図4Bに示すように、GUI部24(表示部30)の表示領域50内には、元の加工経路52が描画された描画領域54と、描画領域54の下側に設けられた3つのボタン56、57、58が配置されている。[入力]ボタン56は、元の加工経路52の編集を許可するためのユーザコントロールである。[消去]ボタン57は、元の加工経路52に戻すためのユーザコントロールである。[編集の反映]ボタン58は、元の加工経路52に対する編集内容を反映するためのユーザコントロールである。
本図の例では、元の加工経路52は、それぞれ直線状である3つの区間61、62、63を順次接続してなる。ここで、各々の始点・終点を明確にするため、区間61〜63はそれぞれ、矢印を用いて表記されている。区間61は、シーケンス番号「N001」(ブロック番号「0000001」)における移動指令に対応する。区間62は、シーケンス番号「N002」(ブロック番号「0000002」)における移動指令に対応する。区間63は、シーケンス番号「N003」(ブロック番号「0000003」)における移動指令に対応する。
ステップS4において、制御部20は、表示領域50を介する作業者の入力操作、具体的には描画領域54内の筆記操作及び[入力]ボタン56のタッチ操作を受け付けたか否かを判定する。この操作を未だ受け付けていない場合(ステップS4:NO)、ステップS3に戻って、この操作を受け付けるまでステップS3を繰り返し実行する。一方、この操作を受け付けた場合(ステップS4:YES)、次のステップS5に進む。
作業者は、例えば、図6Aに示すように、スタイラスペン64を用いて、始点66から終点68までの範囲を直線状になぞる筆記操作を行ったとする。この操作は、元の加工経路52の一部を変更するための作業者からの指示に相当する。以下、指示された部分経路のことを指示経路70という。本図の例では、指示経路70は、直線状である1つの区間72(破線で図示)からなる。
ステップS5において、制御部20は、ステップS4での入力操作により得られた操作データ(複数の座標値を含む)をブロック情報探索部36に向けて出力する。このようにして、第1フローチャート(図3)に関する動作が終了する。
<第2フローチャート>
図5のフローチャートは、ブロック情報探索部36による、ブロック情報Bを作成するための一連の動作を示す。
ステップS6において、ブロック情報探索部36は、ステップS5で出力された操作データが示す複数の特徴点を、始点、終点、及び中継点の3種類に分類する。そして、ブロック情報探索部36は、各々の特徴点と種類を対応付けた指示情報Iを作成する。
図6Bに示すように、指示情報Iは、特徴点の「座標値」(絶対座標値)と、特徴点の「種類」を含む。1番目の特徴点が始点66である場合、座標値は(X=10.000,Y=10.000)であり、種類は「始点」である。2番目の特徴点が中継点74である場合、座標値は(X=50.000,Y=50.000)であり、種類は「中継点」である。3番目の特徴点が終点68である場合、座標値は(X=100.000,Y=100.000)であり、種類は「終点」である。
ステップS7において、ブロック情報探索部36は、編集前の加工プログラムP1に対応する探索データLを取得する。取得に先立ち、データ取得部40は、経路情報Tとブロック番号を対応付けた探索データLを作成し、記憶部26に一時的に記憶させておく。そして、ブロック情報探索部36は、記憶部26から読み出すことで探索データLを取得する。
ステップS8において、ブロック情報探索部36は、探索データLを構成するすべてのブロックデータに対して探索を行う。具体的には、ブロック情報探索部36は、ステップS7で取得された探索データLから、指示情報I(探索値)との間で、種類(ここでは「始点」)及び座標値が共に一致するブロックデータを探索する。
ブロック情報探索部36は、所定の探索方向(例えば、ブロック番号の昇順)に沿ってブロックデータを順次読み出し、探索値と一致するデータが存在するか否かを判定する(ステップS8a)。データが存在すると判定された場合(ステップS8a:YES)、ブロック情報探索部36は、このデータを「第1ブロックデータ」として一時的に記憶させた上で、次の探索に移行する(ステップS8b)。一方、データが存在しないと判定された場合(ステップS8a:NO)、ステップS8bを実行することなく次の探索に移行する。
ここで、座標値の「一致」には、座標値が等しい場合のみならず、両者の距離が許容範囲内である場合も含まれてもよい。スタイラスペン64を用いて位置を指示する場合、作業者の操作精度に起因する位置誤差が生じ得るからである。
ステップS9において、ブロック情報探索部36は、第1ブロックデータの候補が2つ以上ある場合、予め設定された優先順位に従って、最適な第1ブロックデータを1つ選択する。例えば、同一の始点に対して2つ以上の候補がある場合、この始点との距離が最も小さいブロックデータを選択してもよい。
ステップS10において、ブロック情報探索部36は、探索データLを構成するすべてのブロックデータに対して探索を行う。具体的には、ブロック情報探索部36は、ステップS7で取得された探索データLから、指示情報I(探索値)との間で、特徴点の種類(ここでは「終点」)及び座標値が共に一致するブロックデータを探索する。
ブロック情報探索部36は、所定の探索方向に沿ってブロックデータを順次読み出し、探索範囲外であるデータの探索をスキップする(ステップS10a)。具体的には、ブロック情報探索部36は、第1ブロックデータに対応するブロック番号よりも小さい値である場合(ステップS10a:NO)、ステップS10aにそのまま留まる。一方、第1ブロックデータに対応するブロック番号以上の値である場合(ステップS10a:YES)、次のステップS10bに移行する。
ブロック情報探索部36は、所定の探索方向に沿ってブロックデータを順次読み出し、探索値に一致するデータが存在するか否かを判定する(ステップS10b)。データが存在すると判定された場合(ステップS10b:YES)、ブロック情報探索部36は、このデータを「第2ブロックデータ」として一時的に記憶させた上で、次の探索に移行する(ステップS10c)。一方、データが存在しないと判定された場合(ステップS10c:NO)、ステップS10cを実行することなく次の探索に移行する。
ステップS11において、ブロック情報探索部36は、第2ブロックデータの候補が2つ以上ある場合、ステップS9と同一の又は異なる優先順位に従って、最適な第2ブロックデータを1つ選択する。
ステップS12において、ブロック情報探索部36は、ステップS9で得られた第1ブロックデータと、ステップS11で得られた第2ブロックデータを結合してブロック情報Bを作成する。そして、ブロック情報探索部36は、作成したブロック情報Bを指示情報Iと併せて、指令情報生成部38に向けて出力する。このようにして、第2フローチャート(図5)に関する動作が終了する。
図7は、ブロック情報探索部36による探索結果を示す説明図である。本図に示すように、指示情報I及び探索データLが与えられたとする。第1ブロックデータの探索(図5のステップS8)に先立ち、指示情報Iのうち、IDが「A」であるブロックデータが探索値として選択される。そして、探索方向に沿って探索を行った結果、特徴点の種類(始点)及び座標値(X=10.000,Y=10.000)が共に一致するブロックデータが得られる。以下、ブロック番号「0000001」及び座標値「X=10.000,Y=10.000」を第1ブロックデータとする。
続いて、第2ブロックデータの探索(図5のステップS10)に先立ち、指示情報Iのうち、IDが「E」であるブロックデータが探索値として選択される。そして、探索方向に沿って探索を行った結果、特徴点の種類(終点)及び座標値(X=100.000,Y=100.000)が共に一致するブロックデータが得られる。以下、ブロック番号「0000002」及び座標値「X=100.000,Y=100.000」を第2ブロックデータとする。最後に、第1ブロックデータ及び第2ブロックデータを順次結合することで、ブロック情報B(図9A参照)が得られる。
<第3フローチャート>
図8のフローチャートは、指令情報生成部38による、ブロック情報Bを更新するための一連の動作を示す。図9A〜図9Cは、ブロック情報Bの更新過程を示す遷移図である。
ステップS13において、指令情報生成部38は、ステップS12で出力されたブロック情報Bに「指令内容」の項目(データ領域)を追加し、指令内容のデータ値をすべて「追加」とする。ステップS14において、指令情報生成部38は、第1ブロックデータと第2ブロックデータの間に、指示情報Iの一部又は全部に対応するブロックデータを挿入する。
図9Aに示すように、当初のブロック情報Bは、2つのブロックデータから構成されている。この状態から、指令情報生成部38は、[1]「指令内容」の項目を追加し(図8のステップS13)、[2]2つ以上のブロックデータを挿入し(図8のステップS14)、[3]指示情報Iにおける「座標値」及び「種類」のデータ値をそれぞれ所定の順番で複製する(図8のステップS14)。
図9Bに示すように、図9Aから更新されたブロック情報Bは、4つのブロックデータから構成されている。ここでは、始点66と終点68の間を1本の直線で結ぶことを前提とするため、指示情報Iの一部(具体的には、種類が「始点」及び「終点」)に対応する1つずつ(合計2つ)のブロックデータが挿入されている。これに代わって、指示情報Iの全部に対応するブロックデータを挿入することで、指示経路70の形状を忠実に再現可能となる。
ステップS15、S16において、指令情報生成部38は、第1ブロックデータにおける特徴点の種類を判別する。具体的には、指令情報生成部38は、種類が「始点」であるか否かを判別し(ステップS15)、必要に応じて種類が「終点」であるか否かを更に判別する(ステップS16)。
種類が「始点」である場合(ステップS15:YES)、第1ブロックデータにおける指令内容に「削除」のデータ値を格納する(ステップS17)。種類が「終点」である場合(ステップS15:NO→ステップS16:YES)、第1ブロックデータにおける指令内容に「NONE」のデータ値を格納する(ステップS18)。種類が「中継点」である場合(ステップS15:NO→ステップS16:NO)、第1ブロックデータにおける指令内容に「変更」のデータ値を格納する(ステップS19)。
ステップS20、S21において、指令情報生成部38は、第2ブロックデータにおける特徴点の種類を判別する。具体的には、指令情報生成部38は、種類が「始点」であるか否かを判別し(ステップS20)、必要に応じて種類が「終点」であるか否かを更に判別する(ステップS21)。
種類が「始点」である場合(ステップS20:YES)、第2ブロックデータにおける指令内容に「NONE」のデータ値を格納する(ステップS22)。種類が「終点」である場合(ステップS20:NO→ステップS21:YES)、第2ブロックデータにおける指令内容に「削除」のデータ値を格納する(ステップS23)。種類が「中継点」である場合(ステップS20:NO→ステップS21:NO)、第2ブロックデータにおける指令内容に「変更」のデータ値を格納する(ステップS24)。このようにして、第3フローチャート(図8)に関する動作が終了する。
図9Bに示す状態から、指令情報生成部38は、[4]第1ブロックデータにおける「指令内容」のデータ値(削除;図8のステップS17)を決定し、[5]第2ブロックデータにおける「指令内容」のデータ値(削除;図8のステップS23)を決定する。
図9Cに示すように、図9Bから更新されたブロック情報Bは、4つのブロックデータから構成されている。このように、ブロック番号、座標値、種類及び指令内容のデータ値がすべて確定することで、ブロック情報Bが完成する。
上から1番目のブロックデータにおいて、ブロック番号は「0000001」であり、座標値は始点66の位置(X=10.000,Y=10.000)であり、種類は「始点」であり、指令内容は「削除」である。上から2番目のブロックデータにおいて、ブロック番号は「NULL」であり、座標値は始点66の位置(X=10.000,Y=10.000)であり、種類は「始点」であり、指令内容は「追加」である。
上から3番目のブロックデータにおいて、ブロック番号は「NULL」であり、座標値は終点68の位置(X=100.000,Y=100.000)であり、種類は「終点」であり、指令内容は「追加」である。上から4番目のブロックにおいて、ブロック番号は「0000002」であり、座標値は終点68の位置(X=100.000,Y=100.000)であり、種類は「終点」であり、指令内容は「削除」である。
<第4フローチャート>
図10のフローチャートは、指令情報生成部38による、指令情報Cを生成するための一連の動作(前半部)を示す。図11A〜図11Cは、指令情報Cの更新過程を示す遷移図である。ここでは、第1ブロックデータ(始点66)に関わる情報をすべて確定させる。
ステップS25において、指令情報生成部38は、完成したブロック情報Bを用いて、指令情報Cのテンプレートを作成する。この指令情報Cは、ブロック番号、コード文、及び指令内容を含むブロックデータの集合体である。ステップS26において、指令情報生成部38は、加工プログラムP1からブロック番号に対応する元のコード文を取得し、このコード文を対応箇所に複製する。
図11Aに示すように、指令情報Cは、ステップS26の実行後において、4つのブロックデータから構成されている。現時点では、ブロック番号が「NULL」である2つのブロックデータには、コード文の内容が未だ格納されていない。
ステップS27において、指令情報生成部38は、ブロック番号が「NULL」(すなわち、指令内容が「追加」)であるブロックデータに対応するコード文を生成する。具体的には、挿入されたブロックデータにおける始点66から終点68までの区間72を直線で結ぶコード文を生成する。例えば、始点66と終点68の間に中継点74が1つも存在しない場合、或いは、始点66、終点68及び中継点74が同一直線上にある場合、複数のブロックデータが1つに統合される点に留意する。
図11Bに示すように、図11Aから更新された指令情報Cは、3つのブロックデータから構成されている。この状態から、指令情報生成部38は、[4]第1ブロックデータにおけるコード文を微修正する(図10のステップS30、S31)。加工プログラムP1の編集のために第1ブロックデータを削除又は変更する際、前後に隣接する複数のコード文の間で整合性を保つためである。
ステップS28、S29において、指令情報生成部38は、第1ブロックデータにおける指令内容を判別する。具体的には、指令情報生成部38は、種類が「削除」であるか否かを判別し(ステップS28)、必要に応じて種類が「変更」であるか否かを更に判別する(ステップS29)。
指令内容が「削除」である場合(ステップS28:YES)、第1ブロックデータにおけるコード文の一部を、第1ブロックデータの直後にあるブロックデータに反映させる微修正を行う(ステップS30)。具体的には、指令情報生成部38は、第1ブロックデータに対応する元のコード文から位置情報(座標値又は移動量)のみを削除し、残りの部分をステップS27で生成されたコード文の対応箇所に付与する。
指令内容が「変更」である場合(ステップS28:NO→ステップS29:YES)、第1ブロックデータの直後にあるコード文の一部を、第1ブロックデータに反映させる微修正を行う(ステップS31)。具体的には、指令情報生成部38は、ステップS27で生成されたコード文から「始点」の座標値を取得し、第1ブロックデータにおけるコード文が示す「終点」の座標値を、取得した「始点」の座標値に置換する。
なお、指令内容が「追加」である場合(ステップS28:NO→ステップS29:NO)、コード文を修正する必要がないため、そのまま次のステップ(S32)に進む。このようにして、第4フローチャート(図10)に関する動作が終了する。
より詳しくは、図11Aは、図10のステップS25(テンプレートの作成)の実行後における指令情報Cを示す図である。また、図11Bは、図10のステップS27(コード文の生成)の実行後における指令情報Cを示す図である。また、図11Cは、図10のステップS30、S31(コード文の微修正)の実行後における指令情報Cを示す図である。
図11Cに示すように、図11Bから更新されたブロック情報Bは、3つのブロックデータから構成されている。このように、上から1番目、2番目のブロック番号、コード文及び指令内容のデータ値がすべて確定することで、指令情報Cの一部が完成する。
指令情報Cの上から1番目において、ブロック番号は「0000001」であり、コード文は編集前の内容「N001 G90 G00 Y100.000;」と同一であり、指令内容は「削除」である。上から2番目において、ブロック番号は「NULL」であり、コード文は「N001 G90 G00 X100.000 Y100.000;」であり、指令内容は「追加」である。上から3番目において、ブロック番号は「0000002」であり、コード文は編集前の内容「N002 X100.000;」と同一であり、指令内容は「削除」である。
<第5フローチャート>
図12のフローチャートは、指令情報生成部38による、指令情報Cを生成するための一連の動作(後半部)を示す。ここでは、第2ブロックデータ(終点68)に関わる情報をすべて確定させる。
図11Cに示す状態から、指令情報生成部38は、[5]第2ブロックデータにおけるコード文を微修正する(図12のステップS34、S35)。加工プログラムP1の編集のために第2ブロックデータを削除又は変更する際、前後に隣接する複数のコード文の間で整合性を保ち、工作機械16を正しく作動させるためである。
ステップS32、S33において、指令情報生成部38は、第2ブロックデータにおける指令内容を判別する。具体的には、指令情報生成部38は、種類が「削除」であるか否かを判別し(ステップS32)、必要に応じて種類が「変更」であるか否かを更に判別する(ステップS33)。
指令内容が「削除」である場合(ステップS32:YES)、第2ブロックデータの直後にブロックデータを1つ挿入した後、所望のデータ値又はコード文を格納する(ステップS34)。具体的には、指令情報生成部38は、指令内容に「追加」のデータ値を格納すると共に、第2ブロックデータに対応する元のコード文から位置情報のみを削除した残りの部分(例えば、シーケンス番号、準備機能、補助機能)を「コード文」に格納する。
指令内容が「変更」である場合(ステップS32:NO→ステップS33:YES)、第2ブロックデータにおけるコード文の一部を、第2ブロックデータの直前にあるブロックデータに反映させる微修正を行う(ステップS35)。具体的には、指令情報生成部38は、ステップS27で生成されたコード文から「終点」の座標値を取得し、第2ブロックデータにおけるコード文が示す「始点」の座標値を、取得した「終点」の座標値に置換する。
なお、指令内容が「追加」である場合(ステップS32:NO→ステップS33:NO)、コード文を修正する必要がないため、そのまま次のステップ(S36)に進む。
このように、上から3番目、4番目のブロック番号、コード文及び指令内容のデータ値がすべて確定することで、指令情報Cの残りの一部が完成する。
図13Aに示すように、指令情報Cの上から1番目〜3番目に関しては、図11Cに対して変更がないため説明を省略する。上から4番目において、ブロック番号は「NULL」であり、コード文は「N002;」であり、指令内容は「追加」である。
ステップS36において、指令情報生成部38は、完成した指令情報Cをプログラム編集部34に向けて出力する。このようにして、第5フローチャート(図12)に関する動作が終了する。
<編集作業中における動作説明>
その後、プログラム編集部34は、この指令情報Cに従って加工プログラムP1を編集することで、編集中の加工プログラムP2を得る。具体的には、プログラム編集部34は、指令情報Cをブロックデータ単位で順次読み出し、得られたブロック番号の箇所に、得られた指令内容に従って、コード文の追加、変更又は削除のいずれかを実行する。なお、ブロック番号が「NULL」であるブロックデータの場合、現在の箇所(直近に編集したブロックの末尾)にてコード文の編集を行う。
図13Aは、指令情報Cの最終的な内容を示す図である。図13Bは、編集中の加工プログラムP2の内容を示す図である。両図から理解されるように、指令内容が「削除」である場合、元のコード文の先頭には始め括弧「(」が付与されると共に、元のコード文の末尾には閉じ括弧「)」が付与される。
そして、データ取得部40は、編集中の加工プログラムP2を取得した後、上記したステップS1〜S3の動作を行うことで、重複加工経路80の可視画像を示す表示用データDを作成する。ここで、データ取得部40は、始め括弧の直後から閉じ括弧の直前までの範囲にある文字列(又は、単体の文字)の読み出しをスキップする点に留意する。
図14Aに示すように、表示領域50の一部をなす描画領域54には、元の加工経路52と指示経路70が重ねて配置された重複加工経路80が描画されている。重複加工経路80のうち、削除される区間61、62が破線の矢印で、維持される区間63が実線の矢印で、追加される区間72が実線の矢印でそれぞれ示される。本図の例では、追加される区間72は、削除される区間61、62と比べて、相対的に強調して表示されている。
このように、GUI部24は、表示領域50内にある元の加工経路52に重ねて、元の加工経路52のうち始点66から終点68までの範囲(つまり、区間61、62)とは異なる表示形態で指示経路70(つまり、区間72)を表示してもよい。これにより、作業者は、変更前後にわたる加工経路の違いを一見して把握できる。
また、図14Bに示すように、表示領域50内には、上記した描画領域54と併せて、加工プログラムPをテキスト編集可能なテキスト編集領域82を配置してもよい。この場合、GUI部24は、描画領域54と同様に、区間61、62に対応するブロック(コード文)とは異なる表示形態で、区間72に対応するブロック(コード文)を表示してもよい。
<編集作業の確定>
作業者は、加工プログラムPの編集、シミュレーション、試運転、及び試し加工を繰り返し行うことで、最適な加工条件を満たす加工プログラムPを得る。この場合、作業者は、表示領域50を介する編集の確定操作、具体的には[編集の反映]ボタン58(図14A)のタッチ操作を行う。
そうすると、制御部20は、このタッチ操作を受け付けた後、プログラム編集部34に対して編集内容を確定する旨の指令を行う。そして、プログラム編集部34は、編集中の加工プログラムP2の中から特定文字が付与されたコード文を、この特定文字と併せて削除する編集を行う。
このように、プログラム編集部34は、GUI部24を用いた作業者の確定操作に応じて、特定文字が付与されたコード文をこの特定文字と併せて削除することで、加工プログラムPを編集してもよい。これにより、作業者の意志に反して、加工プログラムPの編集内容が自動的に確定するのを防止できる。
データ取得部40は、図15Aに示すような編集後の加工プログラムP3を取得した後、上記したステップS1〜S3の動作を行う。これにより、データ取得部40は、編集後の加工プログラムP3により特定される実加工経路18の目標(以下、新たな加工経路84という)の可視画像を示す表示用データDを作成する。
図15Bに示すように、描画領域54内には、元の加工経路52とは異なる新たな加工経路84が描画されている。新たな加工経路84は、それぞれ直線状である2つの区間72、63を順次接続してなる。区間72は、シーケンス番号「N001」における新たな移動指令に対応する。区間63は、シーケンス番号「N003」における元の移動指令に対応する。なお、シーケンス番号「N002」は、加工動作を伴わないダミーの指令である。
このように、数値制御装置10は、CAD/CAM端末12(外部装置)が作成した加工プログラムPを受信可能な通信部22を更に備えており、受信された加工プログラムPを編集してもよい。数値制御装置10が加工プログラムPの作成機能を有さない場合、外部装置による再作成を行うことなく、装置単体で加工プログラムPを修正して完成させることができる。
<編集作業の中止>
ところで、作業者は、試行錯誤を繰り返した結果、編集前の加工プログラムP1をそのまま使用した方がよいとの結論に至ることもあり得る。この場合、作業者は、表示領域50を介する編集の消去操作、具体的には[消去]ボタン57(図14A)のタッチ操作を行う。
そうすると、制御部20は、このタッチ操作を受け付けた後、プログラム編集部34に対して編集内容をすべて消去する旨の指令を行う。そして、プログラム編集部34は、編集中の加工プログラムP2の中から特定文字が付与されたコード文を抽出し、この特定文字のみを削除する編集を行う。
このように、プログラム編集部34は、読み出しを部分的に無効化する特定文字をコード文に付与することで、加工プログラムPを編集してもよい。特定文字を後に削除することで、コード文の内容を容易に有効化することができる。ここで、特定文字の種類は任意であるが、データの復元性を考慮すると、加工プログラムPに通常使用されない文字(又は文字列)であることが好ましい。
[この実施形態による効果]
以上のように、数値制御装置10は、工作機械16を用いて、2つ以上の区間からなる実加工経路18に沿って被加工物Wを加工するための加工プログラムPを編集する加工プログラム編集装置である。
そして、この数値制御装置10は、[1]表示領域50内に元の加工経路52を表示すると共に、表示領域50を介する作業者の入力操作に応じて、元の加工経路52上にある2つの点をそれぞれ始点66及び終点68とする指示経路70を指示可能に構成されたGUI部24と、[2]元の加工経路52を示す加工プログラムP1を編集することで、元の加工経路52のうち始点66から終点68までの範囲を、GUI部24により指示された指示経路70に置換してなる新たな加工経路84を形成するプログラム編集部34と、を備える。
上記した加工プログラム編集方法及び編集用プログラムにおいて、[1]元の加工経路52を表示する表示ステップ(図3のステップS3)と、[2]指示経路70を指示する指示ステップ(図3のステップS4)と、[3]加工プログラムP1を編集することで新たな加工経路84を形成する編集ステップ(図14A〜図15B)と、を数値制御装置10(加工プログラム編集装置)が実行する。
このように、元の加工経路52のうち始点66から終点68までの範囲を、GUI部24を介して指示された指示経路70に置換してなる新たな加工経路84を形成可能とすることで、作業者は、視覚的に理解し易いインターフェースからの入力操作によって、加工プログラムPのコード文を直接的に取り扱わずに、自動的且つ目論見通りに編集できる。これにより、加工プログラムPを編集する作業工数を大幅に削減できる。
また、数値制御装置10は、加工プログラムPのブロック番号及び指令内容を示す指令情報Cを生成する指令情報生成部38を更に備え、プログラム編集部34は、生成された指令情報Cの指令内容に従って、ブロック番号に対応する箇所にてコード文を追加、変更又は削除し、加工プログラムPを編集してもよい。
また、指令情報生成部38は、ブロック番号に対応するコード文により特定される始点66の座標値及び終点68の座標値を用いて、指令情報Cを生成してもよい。
また、数値制御装置10は、加工プログラムPを解析し、区間61〜63の特徴点とブロック番号を対応付けた探索データLを取得するデータ取得部40と、取得された探索データLから、区間61〜63の特徴点が始点66又は終点68に一致するブロック番号を探索するブロック情報探索部36と、を更に備えてもよい。
データ量が大きい加工プログラムPから編集に必要なデータを含む探索データLを取得した後に、この探索データLを用いて探索処理を行うことで、区間61〜63の特徴点及びブロック番号の探索時間が大幅に短縮される。
[補足]
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10…数値制御装置(加工プログラム編集装置)
12…CAD/CAM端末(外部装置) 14…工具
16…工作機械 18…実加工経路
20…制御部 22…通信部
24…GUI部 26…記憶部
28…入力部 30…表示部
32…プログラム管理部 34…プログラム編集部
36…ブロック情報探索部 38…指令情報生成部
40…データ取得部 50…表示領域
52…元の加工経路 61〜63、72…区間
66…始点 68…終点
70…指示経路 74…中継点
80…重複加工経路 84…新たな加工経路
B…ブロック情報 C…指令情報
D…表示用データ I…指示情報
L…探索データ P(P1、P2、P3)…加工プログラム
T…経路情報 W…被加工物

Claims (10)

  1. 工作機械を用いて、2つ以上の区間からなる実加工経路に沿って被加工物を加工するための加工プログラムを編集する加工プログラム編集装置であって、
    表示領域内に元の加工経路を表示すると共に、前記表示領域を介する作業者の入力操作に応じて、前記元の加工経路上にある2つの点をそれぞれ始点及び終点とする指示経路を指示可能に構成されたGUI部と、
    前記元の加工経路を示す前記加工プログラムを編集することで、前記元の加工経路のうち前記始点から前記終点までの範囲を、前記GUI部を用いて指示された前記指示経路に置換してなる新たな加工経路を形成するプログラム編集部と、
    を備えることを特徴とする加工プログラム編集装置。
  2. 請求項1に記載の加工プログラム編集装置において、
    前記加工プログラムのブロック番号及び指令内容を示す指令情報を生成する指令情報生成部を更に備え、
    前記プログラム編集部は、前記指令情報生成部により生成された前記指令情報の前記指令内容に従って、前記ブロック番号に対応する箇所にてコード文を追加、変更又は削除し、前記加工プログラムを編集することを特徴とする加工プログラム編集装置。
  3. 請求項2に記載の加工プログラム編集装置において、
    前記指令情報生成部は、前記ブロック番号に対応するコード文により特定される前記始点の座標値及び前記終点の座標値を用いて、前記指令情報を生成することを特徴とする加工プログラム編集装置。
  4. 請求項3に記載の加工プログラム編集装置において、
    前記加工プログラムを解析し、前記区間の特徴点と前記ブロック番号を対応付けた探索データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された前記探索データから、前記区間の特徴点が前記始点又は前記終点に一致する前記ブロック番号を探索するブロック情報探索部と、
    を更に備えることを特徴とする加工プログラム編集装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の加工プログラム編集装置において、
    前記プログラム編集部は、読み出しを部分的に無効化する特定文字をコード文に付与することで、前記加工プログラムを編集することを特徴とする加工プログラム編集装置。
  6. 請求項5に記載の加工プログラム編集装置において、
    前記プログラム編集部は、前記GUI部を用いた作業者の確定操作に応じて、前記特定文字が付与されたコード文を該特定文字と併せて削除することで、前記加工プログラムを編集することを特徴とする加工プログラム編集装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の加工プログラム編集装置において、
    前記GUI部は、前記表示領域内にある前記元の加工経路に重ねて、該元の加工経路のうち前記始点から前記終点までの範囲とは異なる表示形態で前記指示経路を表示することを特徴とする加工プログラム編集装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の加工プログラム編集装置において、
    外部装置が作成した前記加工プログラムを受信可能な通信部を更に備え、
    前記通信部により受信された前記加工プログラムを編集することを特徴とする加工プログラム編集装置。
  9. 工作機械を用いて、2つ以上の区間からなる実加工経路に沿って被加工物を加工するための加工プログラムを編集する加工プログラム編集方法であって、
    GUI部の表示領域内に元の加工経路を表示する表示ステップと、
    前記GUI部を用いた作業者の入力操作に応じて、前記元の加工経路上にある2つの点をそれぞれ始点及び終点とする指示経路を指示する指示ステップと、
    前記元の加工経路を示す前記加工プログラムを編集することで、前記元の加工経路のうち前記始点から前記終点までの範囲を、指示された前記指示経路に置換してなる新たな加工経路を形成する編集ステップと、
    を加工プログラム編集装置が実行することを特徴とする加工プログラム編集方法。
  10. 工作機械を用いて、2つ以上の区間からなる実加工経路に沿って被加工物を加工するための加工プログラムを編集する編集用プログラムであって、
    GUI部の表示領域内に元の加工経路を表示する表示ステップと、
    前記GUI部を用いた作業者の入力操作に応じて、前記元の加工経路上にある2つの点をそれぞれ始点及び終点とする指示経路を指示する指示ステップと、
    前記元の加工経路を示す前記加工プログラムを編集することで、前記元の加工経路のうち前記始点から前記終点までの範囲を、指示された前記指示経路に置換してなる新たな加工経路を形成する編集ステップと、
    を加工プログラム編集装置に実行させることを特徴とする編集用プログラム。
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