JPH04245503A - 加工プログラム編集装置 - Google Patents

加工プログラム編集装置

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Publication number
JPH04245503A
JPH04245503A JP3154091A JP3154091A JPH04245503A JP H04245503 A JPH04245503 A JP H04245503A JP 3154091 A JP3154091 A JP 3154091A JP 3154091 A JP3154091 A JP 3154091A JP H04245503 A JPH04245503 A JP H04245503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machining program
tool path
display device
code
tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP3154091A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Funabashi
船橋 秀人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御工作機械にお
いて使用される加工プログラムの編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、数値制御工作機械において実際の
加工を行うのに先立って、使用される加工プログラムに
指示された工具経路(刃先経路)とワークをCRT表示
装置等に図示することによって、当該加工プログラムが
正しく作成されているか否かをプログラマ等がチェック
している。そして、工具経路のチェックによって、工具
とワークが干渉する工具経路や無駄な工具経路が発見さ
れると、プログラマ等は、当該加工プログラム中の対応
する所定のシーケンス番号の動作命令コードを変更して
、加工プログラムを正しく修正している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】加工プログラムを修正
するに際して、CRT表示装置が工具経路チェック画面
からプログラム作成画面に切り換えられるので、プログ
ラマ等は、加工プログラム上の対応する(変更する)部
分を捜すために、工具とワークが干渉する工具経路や無
駄な工具経路を記憶しておかねばならい。また、プログ
ラマ等は、加工プログラム上の変更する部分の動作命令
コードを作成するために、工具とワークの干渉を回避で
きる工具経路の座標を計算しなければならない。更に、
加工プログラムが修正されると、CRT表示装置をプロ
グラム作成画面から再び工具経路チェック画面に切り換
えて、修正された加工プログラムに関して、工具経路等
を新ためてCRT表示装置等に図示して、加工プログラ
ムの修正が正しく行われたか否かをチェックしなけらば
ならないので、煩雑であった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、加工プログラ
ムの修正を容易に行うことが出来る加工プログラム編集
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図形表示装置
(6)を有し、前記図形表示装置(6)に、ワーク形状
(WK)を図示するワーク形状図示手段(10)を設け
、ワーク形状(WK)が図示されている前記図形表示装
置(6)に、加工プログラム(PRO)中に格納された
各動作命令コード(GCD)に基づいて、工具経路(T
P)を当該加工プログラム(PRO)の実行順序に従っ
て逐次図示する工具経路図示手段(11)を設け、前記
図形表示装置(6)に図示されている工具経路(TP)
の中で最後に図示された工具経路(TP)に対応する動
作命令コード(GCD)の前記加工プログラム(PRO
)中の実行位置(SN)を判定する実行位置判定手段(
12)を設け、ワーク形状(WK)と工具経路(TP)
が図示されている前記図形表示装置(6)の所望の位置
(P3′)に、追加経由点(PL)を図示する経由点指
示手段(9o、9p、9q、9r、15)を設け、前記
図形表示装置(6)に図示されている追加経由点(PL
)の座標(CD3′)を判定する経由点座標判定手段(
16)を設け、前記経由点座標判定手段(16)によっ
て判定された追加経由点(PL)の座標(CD3′)に
基づいて動作命令コード(GCD3′)を作成し、当該
動作命令コード(GCD3′)を、前記実行位置判定手
段によって判定された実行位置(SN3)の動作命令コ
ード(GCD3)の直後に追加する形で、前記加工プロ
グラム(PRO1)中に格納する動作命令コード追加手
段(22)を設けて構成される。
【0006】また、本発明は、加工プログラム(PRO
2)中の前記実行位置判定手段(12)によって判定さ
れた実行位置(SN4)に格納されている動作命令コー
ド(GCD4)を削除する動作命令コード削除手段(2
3)を設けて構成される。
【0007】なお、(  )内の番号等は、図面におけ
る対応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、
本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。 以下の「作用」の欄についても同様である。
【0008】
【作用】上記した構成により、ワーク形状(WK)と干
渉する工具経路(TP4)の直前までの工具経路(TP
1、TP2、TP3)を図形表示装置(6)上に図示さ
せることによって、加工プログラム(PRO1)の修正
すべき部分が判定され、更に、新たに工具経路(TP3
′)を設定したい位置(P3′)を図形表示装置(6)
上で追加経由点(PL)によって指示することによって
、加工プログラム(PRO1)に追加すべき動作命令コ
ード(GCD3′)が作成され、当該動作命令コード(
GCD3′)が加工プログラム(PRO1)の前記修正
すべき部分に追加されるように作用する。
【0009】また、無駄な工具経路(TP4′)までの
工具経路(TP1、TP2、TP3、TP3′、TP4
′)を図形表示装置(6)上に図示させることによって
、加工プログラム(PRO2)中の無駄な動作命令コー
ド(GCD4)が格納されている実行位置(SN4)が
判定され、当該実行位置(SN4)の動作命令コード(
GCD4)が削除されるように作用する。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明による加工プログラム編集装置の
一実施例を示す制御ブロック図、図2は、図1に示す加
工プログラム編集装置の入力装置を示す図、図3は、工
具経路編集プログラムを示すフローチャート、図4は、
加工プログラムの一例を示す図、図5は、表示装置上に
、図4に示す加工プログラムに関して、全ての工具経路
を図示した状態を示す図、図6は、表示装置上に、図4
に示す加工プログラムに関して、工具とワークが干渉す
る工具経路の直前までの工具経路を図示した状態を示す
図、図7は、表示装置上で、図6に示す状態から、工具
とワークの干渉を回避し得る追加経由点を設定する様子
を示す図、図8は、表示装置上に、図9に示す加工プロ
グラムに関して、全ての工具経路を図示した状態を示す
図、図9は、図4に示す加工プログラムに、工具とワー
クの干渉を回避し得る動作命令コードが追加された、加
工プログラムを示す図、図10は、表示装置上に、図9
に示す加工プログラムに関して、無駄な工具経路までの
工具経路を図示した状態を示す図、図11は、表示装置
上で、図10に示す状態から、無駄な工具経路を消去し
た状態を示す図、図12は、表示装置上に、図13に示
す加工プログラムに関して、全ての工具経路を図示した
状態を示す図、図13は、図9に示す加工プログラムか
ら、無駄な動作命令コードが削除された、加工プログラ
ムを示す図である。
【0011】本発明による加工プログラム編集装置1は
、図1に示すように、主制御部2を有しており、主制御
部2には、バス線3を介して、表示制御部5、入力制御
部7、ワーク形状表示演算部10、工具経路表示演算部
11、シーケンス番号判定部12、シーケンス番号メモ
リ13、刃先点表示制御部15、刃先点座標判定部16
、刃先点座標メモリ17、Gファンクション判定部19
、Gファンクションメモリ20、送り速度メモリ21、
Gコード作成挿入部22、Gコード消去部23、加工プ
ログラムメモリ25、システムプログラムメモリ26等
が接続されている。表示制御部5には、CRT表示装置
6が接続されており、入力制御部7には、キーボード、
タッチスイッチ等の入力装置9が接続されている。 そして、入力装置9には、図2に示すように、工具経路
チェックキー9a、9b、9c、9d、編集モードキー
9e、9f、9g、送り選択キー9h、9i、9j、送
り速度設定キー9k、移動倍率モード選択キー9l、9
m、9n、カーソルキー9o、9p、9q、9r、設定
キー9s等が設けられている。
【0012】加工プログラム編集装置1は以上のような
構成を有するので、工具経路チェックに際して、主制御
部2は、システムプログラムメモリ26から図3に示す
工具経路編集プログラムTPEを読み出し、当該工具経
路編集プログラムTPEに基づいて、以下のようにして
、加工プログラムPRO(尚、本明細書において、複数
の加工プログラムを包括的に示す場合または複数の加工
プログラムの内の任意の加工プログラムを示す場合には
符号PROのみを使用し、複数の加工プログラムの内の
特定の加工プログラムを示す場合には符号PRO1、P
RO2、PRO3等の符号PROの末尾に所定の数字等
が付加された符号を使用する。GコードGCD、GCD
1、工具経路TP、TP4、シーケンス番号SN、SN
3、点P、P3′等についても同様である。)の編集を
行う。まず、図3ステップS1において、主制御部2は
、加工プログラムメモリ25から加工プログラムPRO
を読み出して、表示制御部5、ワーク形状表示演算部1
0、工具経路表示演算部11を介して、当該加工プログ
ラムPROに関するワーク形状WK、工具経路TPをC
RT表示装置6上に図示する。即ち、ワーク形状表示演
算部10は、加工プログラムPRO中に格納されている
素材長さ、素材半径等の加工情報に基づいてワーク形状
WKを算出して、当該ワーク形状WKを、表示制御部5
を介して、CRT表示装置6上に図示する。また、工具
経路表示演算部11は、加工プログラムPROに格納さ
れているGコードGCDに基づいて、各GコードGCD
に指示された座標を終点Pとする工具経路TPを算出し
て、表示制御部5を介して、当該工具経路TPを、既に
ワーク形状WKが図示されているCRT表示装置6上に
図示する。
【0013】図4に示す加工プログラムPRO1に関し
ては、図5に示すように、ワーク形状WK、工具経路T
PがCRT表示装置6上に図示される(尚、図中斜線部
分はワーク形状を示す)。この際、加工プログラムPR
O1のGコードGCD1に指示された座標「X62.Z
−70.」はCRT表示装置6上に図示された工具経路
TP1の終点(工具経路TP2の始点)P1に対応して
おり、GコードGCD2の座標「X30.」、Gコード
GCD3の座標「Z−58.」、GコードGCD4の座
標「Z12.」、GコードGCD5の座標「U0.W0
.」は、それぞれ、工具経路TP2の終点(工具経路T
P3の始点)P2、工具経路TP3の終点(工具経路T
P4の始点)P3、工具経路TP4の終点(工具経路T
P5の始点)P4、工具経路TP5の終点PEに対応し
ている。工具経路TPをCRT表示装置6上に図示する
に際して、オペレータ(プログラマ等)によって図2に
示す入力装置9の工具経路チェックキー9a(チェック
連続キー)が押された場合、工具経路表示演算部11は
、一連の工具経路TP1、TP2、TP3、TP4、T
P5を、連続して、加工プログラムPRO1のシーケン
ス番号SN通りの順序でCRT表示装置6に図示して行
く。また、オペレータによって工具経路チェックキー9
b(チェックステップキー)が押された場合、工具経路
表示演算部11は、一連の工具経路TP1、TP2、T
P3、TP4、TP5を、当該工具経路チェックキー9
bが1回押される毎にシーケンス番号SNを1つだけ進
める形で、1ステップ毎に、加工プログラムPRO1の
シーケンス番号SN通りの順序で図示して行く。また、
オペレータによって工具経路チェックキー9c(チェッ
ク逆転連続キー)が押された場合、工具経路表示演算部
11は、既にCRT表示装置6に図示されている工具経
路TP5、TP4、TP3、TP2、TP1を、連続し
て、加工プログラムPRO1のシーケンス番号SNと逆
の順序で消去して行く。また、オペレータによって工具
経路チェックキー9d(チェック逆転ステップキー)が
押された場合、工具経路表示演算部11は、既にCRT
表示装置6に図示されている工具経路TP5、TP4、
TP3、TP2、TP1を、当該工具経路チェックキー
9dが1回押される毎にシーケンス番号SNを1つだけ
戻す形で、1ステップ毎に、加工プログラムPRO1の
シーケンス番号SNと逆の順序で消去して行く。
【0014】こうして、加工プログラムPRO1に基づ
いてCRT表示装置6に図示されたワーク形状WKと工
具経路TPを見て、オペレータは、加工プログラムPR
O1が正しく作成されているか否かをチェックする。そ
して、オペレータは、図5に示すように工具経路TP4
がワーク形状WKと干渉していることを発見すると、図
2に示す入力装置9の工具経路チェックキー9b、9d
を適宜操作して、図6に示すように、干渉が発見された
工具経路TP4の直前までの工具経路TP1、TP2、
TP3をCRT表示装置6に図示させる。尚、上述のよ
うに加工プログラムPROの途中までの工具経路TPが
CRT表示装置6に図示されている際には、刃先点表示
制御部15は、CRT表示装置6の現在図示されている
工具経路TPの内の最後に図示された工具経路TPの終
点Pの位置に、刃先点PLを表示制御部5を介して図示
する。即ち、上述の場合には、CRT表示装置6の最後
に図示されている工具経路TP3の終点P3の位置に、
刃先点PLが図示される。
【0015】そして、オペレータは、工具経路TP4を
変更するために、図2に示す入力装置9の編集モードキ
ー9e(TPE有効キー)を押す。オペレータによって
入力装置9の編集モードキー9eが押されると、図3ス
テップS2からステップS3に入り、シーケンス番号判
定部12は、CRT表示装置6に現在図示されている工
具経路TPの内の最後に図示された工具経路TP3に対
応するGコードGCD3のシーケンス番号SN3を判定
し、シーケンス番号SN3として判定された「07」を
シーケンス番号メモリ13に格納する。そして、図3ス
テップS3からステップS4に入る。
【0016】次に、オペレータは、図2に示す入力装置
9の3個の送り選択キー9h、9i、9jの内、ワーク
との干渉を回避するのが目的であるので、早送りを指示
する送り選択キー9i(G00キー)を選択して押す。 オペレータによって図2に示す入力装置9の何れかの送
り選択キー9h、9i、9jが押されると、図3ステッ
プS4からステップS5に入り、Gファンクション判定
部19は、何れの送り選択キー9h、9i、9jが押さ
れたかを判定する。そして、この場合は、早送りを指示
する送り選択キー9iが押されているので、図3ステッ
プS5からステップS6へ入り、Gファンクション判定
部19は、GファンクションGF3′として「G00」
をGファンクションメモリ(以下、Gメモリという。)
20に格納する。そして、図3ステップS6からステッ
プS10へ入る。尚、モーダル情報を指示する送り選択
キー9h(モーダルキー)が押された場合は、何もせず
に、図3ステップS5からステップS10へ入る。また
、切削送りを指示する送り選択キー9j(G01キー)
が押された場合は、図3ステップS5からステップS7
へ入り、Gファンクション判定部19は、Gファンクシ
ョンGFとして「G01」をGメモリ20に格納する。 そして、図3ステップS7からステップS8へ入り、オ
ペレータによって入力装置9の送り速度設定キー9k(
Fキー)が押され、更に、送り速度設定値が入力される
と、図3ステップS8からステップS9へ入り、Gファ
ンクション判定部19は、入力された送り速度設定値F
を送り速度メモリ(以下、Fメモリという。)21に格
納する。そして、図3ステップS9からステップS10
へ入る。
【0017】次に、オペレータは、入力装置9の移動倍
率モード選択キー9l、9m、9n及びカーソルキー9
o、9p、9q、9rを適宜操作して、CRT表示装置
6上に前述のように図示されている刃先点PLを、図7
に示すように、同時にCRT表示装置6に図示されてい
るワーク形状WKを考慮しながら、ワーク形状WKと工
具経路TPの干渉を回避できる位置まで移動させる。即
ち、図3ステップS10、11において、オペレータに
よって図2に示す入力装置9のカーソルキー9o、9p
、9q、9rが操作されると、刃先点表示制御部15は
、図7に示すように、上述の刃先点PLをCRT表示装
置6上を適宜移動させる。この際、オペレータによって
入力装置9の移動倍率モード選択キー9l(100倍モ
ードキー)が押された場合には、刃先点表示制御部15
は、カーソルキー9o、9p、9q、9rが1回押され
ると、100μに相当する距離だけ刃先点PLをCRT
表示装置6上で移動させ、カーソルキー9o、9p、9
q、9rが押し続けられると、連続的に刃先点PLをC
RT表示装置6上で移動させる。同様に、移動倍率モー
ド選択キー9m(10倍モードキー)が押された場合に
は、刃先点表示制御部15は、10μに相当する距離ず
つ刃先点PLをCRT表示装置6上で移動させ、移動倍
率モード選択キー9n(1倍モードキー)が押された場
合には、刃先点表示制御部15は、1μに相当する距離
ずつ刃先点PLをCRT表示装置6上で移動させる。
【0018】そして、CRT表示装置6上で刃先点PL
を適切な点P3′の位置に移動させると、オペレータは
、図2に示す入力装置9の設定キー9sを押す。オペレ
ータによって入力装置9の設定キー9sが押されると、
図3ステップS11からステップS12に入り、刃先点
座標判定部16は、CRT表示装置6に現在図示されて
いる刃先点PL(点P3′)のXZ座標CD3′を判定
し、XZ座標CD3′として判定された「X70.Z−
25.」を刃先点座標メモリ(以下、Cメモリという。 )17に格納する。
【0019】次に、図3ステップS13において、Gコ
ード作成挿入部22は、Gメモリ20にGファンクショ
ンGF3′として格納されている「G00」と、Cメモ
リ17に刃先点PLのXZ座標CD3′として格納され
ている「X70.Z−25.」を、読み出して合成し、
新たなGコードGCD3′として「G00X70.Z−
25.」を作成する。この場合は、Fメモリ21の内容
は使用されない。尚、Gメモリ20に格納されているG
ファンクションGFが切削送りを示す「G01」である
場合には、Gコード作成挿入部22は、Gメモリ20中
のGファンクションGFとCメモリ17中のXZ座標C
DとFメモリ21中の送り速度設定値Fを合成して、新
たなGコードGCDを作成する。また、ステップS5に
おいて、送り選択キー9h(モーダルキー)が押された
場合には、Gコード作成挿入部22は、Gメモリ17中
のXZ座標CDに基づいて、GファンクションGFの含
まれていないXZ座標CDのみのGコードGCDを作成
する。即ち、送り選択キー9h(モーダルキー)が押さ
れた場合には、Gメモリ20、Fメモリ21の内容は使
用されない。そして、図3ステップS14において、G
コード作成挿入部22は、Sメモリ13中にシーケンス
番号SN3として格納されている「07」を読み出して
、図4に示す加工プログラムPRO1中の当該シーケン
ス番号SN3「07」のGコードGCD3の次に、新た
に作成されたGコードGCD3′を追加して、加工プロ
グラムPRO1を図9に示す加工プログラムPRO2に
修正する。即ち、加工プログラムPRO2においては、
GコードGCD3とGコードGCD4の間に、新たに作
成されたGコードGCD3′が挿入された形となる。ま
た、Gコード作成挿入部22は、修正された加工プログ
ラムPRO1の、従ってPRO2のシーケンス番号SN
を降順に図9に示すように編集し直す形で更新する。そ
して、当該加工プログラムPRO2は、加工プログラム
PRO1に代わって、加工プログラムメモリ25に格納
される。
【0020】また、図3ステップS15において、シー
ケンス番号判定部12は、新たに追加されたGコードG
CD3′のシーケンス番号SN3′として「08」を、
Sメモリ13に格納する。そして、オペレータによって
図2に示す入力装置9の編集モードキー9f(TPE終
了キー)が押されるまで、図3ステップS4からステッ
プS16までを繰返して、加工プログラムPROの修正
を行う。
【0021】図3ステップS16において、オペレータ
によって入力装置9の編集モードキー9fが押されると
、ステップS22に入り、加工プログラムPROの編集
が未だ終了していない場合には、ステップS1に戻る。 すると、上述の修正された加工プログラムPRO2に基
づく工具経路TPが、図8に示すようにCRT表示装置
6に図示される。そして、加工プログラムPRO2に基
づく工具経路TPにおいては、GコードGCD3′(点
P3′)が追加されたことによって、図5に示す(前の
加工プログラムPRO1に基づく)工具経路TP4(始
点P3、終点P4)が、図8に示すように、工具経路T
P3′(始点P3、終点P3′)と工具経路TP4′(
始点P3′、終点P4′)に変更され、ワーク形状WK
(ワーク)との干渉が回避されている。尚、GコードG
CD3′の追加に伴って、GコードGCD4により指示
される経由点は、点P4から点P4′に変更される。従
って、工具経路チェック中にワーク形状WKと干渉する
工具経路TP4が発見された場合に、オペレータは、C
RT表示装置6の画面を切り換えることなく加工プログ
ラムPRO1の編集が行えるので、オペレータは、修正
すべき工具経路TP4を覚えておく必要もなく、新たな
工具経路TP3′の終点P3′のXZ座標CD3′を計
算する必要もないので、加工プログラムPRO1の編集
が容易になり、編集時間を短縮することが出来る。
【0022】こうして、加工プログラムPRO1を修正
して加工プログラムPRO2とすることによってワーク
形状WKと工具経路TPの干渉を回避することが出来た
が、修正された当該加工プログラムPRO2には、図8
に示すように無駄な工具経路TP4′、TP5′が含ま
れているので、以下のようにして、加工プログラムPR
O2の当該工具経路TP4′、TP5′に対応する部分
を更に修正する。オペレータは、図8に示すようにCR
T表示装置6に図示された加工プログラムPRO2の工
具経路TPをチェックして、工具経路TP4′、TP5
′が無駄であると判断すると、図2に示す入力装置9の
工具経路チェックキー9b、9dを適宜操作して、図1
0に示すように、無駄な工具経路TP4′までをCRT
表示装置6に図示させる。
【0023】そして、オペレータは、工具経路TP4′
、TP5′を変更するために、図2に示す入力装置9の
編集モードキー9g(ムダパス消去キー)を押す。 オペレータによって入力装置9の編集モードキー9gが
押されると、図3ステップS2、S17からステップS
18に入り、シーケンス番号判定部12は、CRT表示
装置6に現在図示されている工具経路TPの内の最後に
図示された工具経路TP4′に対応するGコードGCD
4のシーケンス番号SN4を判定し、シーケンス番号S
N4として判定された「09」をSメモリ13に格納す
る。
【0024】そして、図3ステップS19において、G
コード消去部23は、Sメモリ13中にシーケンス番号
SN4として格納されている「09」を読み出して、図
9に示す加工プログラムPRO2中の当該シーケンス番
号SN4「09」のGコードGCD4を削除して、加工
プログラムPRO2を図13に示す加工プログラムPR
O3に修正する。即ち、修正された加工プログラムPR
O3においては、GコードGCD3′とGコードGCD
5の間にあったGコードGCD4が削除された形となる
。また、Gコード消去部23は、修正された加工プログ
ラムPRO2の、従ってPRO3のシーケンス番号SN
を降順に図13に示すように編集し直す形で更新する。 そして、当該加工プログラムPRO3は、加工プログラ
ムPRO2に代わって、加工プログラムメモリ25に格
納される。
【0025】また、図3ステップS20において、シー
ケンス番号判定部12は、削除されたGコードGCD4
の直前のGコードGCD3′のシーケンス番号SN3′
として「08」を、Sメモリ13に格納する。そして、
図3ステップS21において、工具経路表示演算部11
は、Sメモリ13中にシーケンス番号SN3′として格
納されている「08」を読み出して、CRT表示装置6
に図示されている工具経路TPを、図11に示すように
、当該シーケンス番号SN3′「08」のGコードGC
D3′に対応する工具経路TP3′まで戻す。即ち、削
除されたGコードGCD4に対応する工具経路TP4′
が、CRT表示装置6上において消去される。
【0026】加工プログラムPROの編集が未だ終了し
ていない場合には、図3ステップS22からステップS
1に戻る。すると、上述の修正された加工プログラムP
RO3に基づく工具経路TPが、図12に示すようにC
RT表示装置6に図示される。そして、加工プログラム
PRO3に基づく工具経路TPにおいては、GコードG
CD4(点P4′)が削除されたことによって、図10
に示す(前の加工プログラムPRO2に基づく)工具経
路TP4′(始点P3′、終点P4′)と工具経路TP
5′(始点P4′、終点PE)が、図12に示すように
、工具経路TP5″(始点P3′、終点PE)に変更さ
れ、無駄な工具経路TPが排除されている。従って、工
具経路チェック中に無駄な工具経路TP4′、TP5′
が発見された場合にCRT表示装置6の画面を切り換え
ることなく加工プログラムPRO2の編集が行えるので
、オペレータは、修正すべき工具経路TP4′を覚える
必要がなく、加工プログラムPRO2の編集が容易にな
り、編集時間を短縮することが出来る。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれば
、CRT表示装置6等の図形表示装置を有し、前記図形
表示装置に、ワーク形状WKを図示するワーク形状表示
演算部10等のワーク形状図示手段を設け、ワーク形状
WKが図示されている前記図形表示装置に、加工プログ
ラムPRO中に格納されたGコードGCD等の各動作命
令コードに基づいて、工具経路TPを当該加工プログラ
ムPROの実行順序に従って逐次図示する工具経路表示
演算部11等の工具経路図示手段を設け、前記図形表示
装置に図示されている工具経路TPの中で最後に図示さ
れた工具経路TPに対応する動作命令コードの前記加工
プログラムPRO中のシーケンス番号SN等の実行位置
を判定するシーケンス番号判定部12等の実行位置判定
手段を設け、ワーク形状WKと工具経路TPが図示され
ている前記図形表示装置の点P3′等の所望の位置に、
刃先点PL等の追加経由点を図示するカーソルキー9o
、9p、9q、9r、刃先点表示制御部15等の経由点
指示手段を設け、前記図形表示装置に図示されている追
加経由点のXZ座標CD3′等の座標を判定する刃先点
座標判定部16等の経由点座標判定手段を設け、前記経
由点座標判定手段によって判定された追加経由点の座標
に基づいてGコードGCD3′等の動作命令コードを作
成し、当該動作命令コードを、前記実行位置判定手段に
よって判定されたシーケンス番号SN3等実行位置のG
コードGCD3等の動作命令コードの直後に追加する形
で、前記加工プログラムPRO1中に格納するGコード
作成挿入部22等の動作命令コード追加手段を設けて構
成したので、ワーク形状WKと干渉する工具経路TP4
の直前までの工具経路TP1、TP2、TP3を図形表
示装置上に図示させることによって、加工プログラムP
RO1の修正すべき部分が判定され、更に、新たに工具
経路TP3′を設定したい位置を図形表示装置上で追加
経由点によって指示することによって、加工プログラム
PRO1に追加すべき動作命令コードが作成され、当該
動作命令コードが加工プログラムPRO1の前記修正す
べき部分に追加される。従って、工具経路チェック中に
ワークと干渉する工具経路TP4が発見された場合に図
形表示装置の画面を切り換えることなく加工プログラム
PRO1の編集が行えるので、プログラマ等は、修正す
べき工具経路TP4等を覚える必要もなく、新たな工具
経路TP3′等の座標を計算する必要もないので、加工
プログラムPRO1の編集時間を短縮することが出来る
。また、工具経路TPを図形表示装置上で確認しつつ加
工プログラムPROの修正を行なうことが出来るので、
プログラムの修正動作と、当該修正プログラムの確認動
作を表示装置上で同時に行なうことが出来、極めて便利
である。
【0028】また、本発明は、加工プログラムPRO2
中の前記実行位置判定手段によって判定されたシーケン
ス番号SN4等の実行位置に格納されているGコードG
CD4等の動作命令コードを削除するGコード消去部2
3等の動作命令コード削除手段を設けて構成したので、
無駄な工具経路TP4′までの工具経路TP1、TP2
、TP3、TP3′、TP4′を図形表示装置上に図示
させることによって、加工プログラムPRO2中の無駄
な動作命令コードが格納されている実行位置が判定され
、当該実行位置の動作命令コードが削除される。従って
、工具経路チェック中に無駄な工具経路TP4′が発見
された場合に図形表示装置の画面を切り換えることなく
加工プログラムPRO2の編集が行えるので、プログラ
マ等は、修正すべき工具経路TP4′を覚える必要がな
く、加工プログラムPRO2の編集時間を短縮すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による加工プログラム編集装置の一実施
例を示す制御ブロック図である。
【図2】図1に示す加工プログラム編集装置の入力装置
を示す図である。
【図3】工具経路編集プログラムを示すフローチャート
である。
【図4】加工プログラムの一例を示す図である。
【図5】表示装置上に、図4に示す加工プログラムに関
して、全ての工具経路を図示した状態を示す図である。
【図6】表示装置上に、図4に示す加工プログラムに関
して、工具とワークが干渉する工具経路の直前までの工
具経路を図示した状態を示す図である。
【図7】表示装置上で、図6に示す状態から、工具とワ
ークの干渉を回避し得る追加経由点を設定する様子を示
す図である。
【図8】表示装置上に、図9に示す加工プログラムに関
して、全ての工具経路を図示した状態を示す図である。
【図9】図4に示す加工プログラムに、工具とワークの
干渉を回避し得る動作命令コードが追加された、加工プ
ログラムを示す図である。
【図10】表示装置上に、図9に示す加工プログラムに
関して、無駄な工具経路までの工具経路を図示した状態
を示す図である。
【図11】表示装置上で、図10に示す状態から、無駄
な工具経路を消去した状態を示す図である。
【図12】表示装置上に、図13に示す加工プログラム
に関して、全ての工具経路を図示した状態を示す図であ
る。
【図13】図9に示す加工プログラムから、無駄な動作
命令コードが削除された、加工プログラムを示す図であ
る。
【符号の説明】
1……加工プログラム編集装置 6……図形表示装置(CRT表示装置)9o、9p、9
q、9r……経由点指示手段(カーソルキー) 10……ワーク形状図示手段(ワーク形状表示演算部)
11……工具経路図示手段(工具経路表示演算部)12
……実行位置判定手段(シーケンス番号判定部)15…
…経由点指示手段(刃先点表示制御部)16……経由点
座標判定手段(刃先点座標判定部)22……動作命令コ
ード追加手段(Gコード作成挿入部) 23……動作命令コード削除手段(Gコード消去部)C
D……座標(XZ座標) GCD……動作命令コード(Gコード)PL……追加経
由点(刃先点) PRO……加工プログラム SN……実行位置(シーケンス番号) TP……工具経路 WK……ワーク形状

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図形表示装置を有し、前記図形表示装置に
    、ワーク形状を図示するワーク形状図示手段を設け、ワ
    ーク形状が図示されている前記図形表示装置に、加工プ
    ログラム中に格納された各動作命令コードに基づいて、
    工具経路を当該加工プログラムの実行順序に従って逐次
    図示する工具経路図示手段を設け、前記図形表示装置に
    図示されている工具経路の中で最後に図示された工具経
    路に対応する動作命令コードの前記加工プログラム中の
    実行位置を判定する実行位置判定手段を設け、ワーク形
    状と工具経路が図示されている前記図形表示装置の所望
    の位置に、追加経由点を図示する経由点指示手段を設け
    、前記図形表示装置に図示されている追加経由点の座標
    を判定する経由点座標判定手段を設け、前記経由点座標
    判定手段によって判定された追加経由点の座標に基づい
    て動作命令コードを作成し、当該動作命令コードを、前
    記実行位置判定手段によって判定された実行位置の動作
    命令コードの直後に追加する形で、前記加工プログラム
    中に格納する動作命令コード追加手段を設けて構成した
    加工プログラム編集装置。
  2. 【請求項2】前記加工プログラム中の前記実行位置判定
    手段によって判定された実行位置に格納されている動作
    命令コードを削除する動作命令コード削除手段を設けて
    構成した請求項1記載の加工プログラム編集装置。
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