JP2017178153A - 車両の乗員保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグの個数増加を抑制しつつ、複数の衝突形態に対処できるようにする。【解決手段】自動車1の乗員保護装置は、車両に乗車した乗員が着座するシート5と、シート5に着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に展開する抱込エアバッグ32を有するエアバッグ装置と、を有する。抱込エアバッグ32は、シート5に着座した乗員の上体の後側から脇下または側面の近くを通過して前側に展開を開始し、その後に上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開方向を上側へ転換する。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の乗員保護装置に関する。
自動車といった車両では、衝突時に乗員を保護するために、シートベルト装置やエアバッグ装置が用いられている。
そして、エアバッグ装置には、特許文献1のように乗員の前側から後向きに展開するフロントエアバッグがある。フロントエアバッグは、たとえば車両が前方から衝突する場合に展開され、前方衝突の際に前へ移動しようとする乗員を受け止めて支える。
また、特許文献2のように車両の側面内側に沿って前後方向に展開するカーテンエアバッグがある。カーテンエアバッグは、たとえば車両の側方から衝突があった場合に展開され、側方衝突の際に車幅方向外側へ向かって移動しようとする乗員を受け止めて支える。
また、カーテンエアバッグの下側において、車両の側面内側と乗員との間で展開するサイドエアバッグがある。サイドエアバッグは、カーテンエアバッグとともに、側方衝突の際に車幅方向外側へ向かって移動しようとする乗員を受け止めて支える。
特開2013−014176号公報 特開2015−067123号公報
このように、車両では、複数の衝突形態に対応するために、複数のエアバッグを設けている。エアバッグの個数は、対処しようとする衝突形態の数に応じて、略比例的に増加している。
車両では、エアバッグの個数増加を抑制しつつ、複数の衝突形態に対処できるようにすることが求められている。
本発明に係る車両の乗員保護装置は、車両に乗車した乗員が着座するシートと、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に展開する抱込エアバッグを有するエアバッグ装置と、を有し、前記抱込エアバッグは、前記シートに着座した乗員の上体の後側から脇下または側面の近くを通過して前側に展開を開始し、その後に上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開方向を上側へ転換する。
好適には、前記抱込エアバッグは、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する屈曲または湾曲した形状を有する袋体と、前記袋体の内部を、少なくとも前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ展開する部分と残部とに仕切る圧力弁と、を有し、前記圧力弁が圧力上昇により開くことにより、前記袋体の展開方向が前側から上側へ転換する、とよい。
好適には、前記抱込エアバッグは、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する屈曲または湾曲した形状、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ直線状に延在する形状、若しくはそれらの中間の形状を有する袋体と、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ展開した状態の前記袋体において、前記袋体の上部の第一位置と前記袋体の下部の第二位置とを連結するテザーと、を有し、前記第二位置は、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ展開した状態の前記袋体において、前記第一位置より前側に位置し、前記テザーにより前記第二位置が前記第一位置の周囲で回転することにより、前記袋体の展開方向が前側から上側へ転換する、とよい。
好適には、前記抱込エアバッグは、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する屈曲または湾曲した形状、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ直線状に延在する形状、若しくはそれらの中間の形状を有する袋体と、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ展開した状態の前記袋体において、前記袋体の下部より上部が伸長し難くなるように前記上部および前記下部の少なくとも一方に設けられた異伸長部と、を有し、前記異伸長部により前記袋体の上部より下部が伸長することにより、前記袋体の展開方向が前側から上側へ転換する、とよい。
好適には、前記抱込エアバッグは、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する屈曲または湾曲した形状、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ直線状に延在する形状、若しくはそれらの中間の形状を有する第一袋体と、前記第一袋体の下側において一体化して前後方向に展開する第二袋体と、を有し、前記第一袋体よりも後から前記第二袋体を展開することにより、前へ展開した前記第一袋体が上側へ移動する、とよい。
好適には、前記エアバッグ装置は、前記シートに着座した乗員の左右に一対で設けられ、左右の肩、左右の鎖骨、または左右の上腕の前側に回り込んで羽交い締めする、とよい。
本発明では、抱込エアバッグが、シートに着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に展開する。よって、衝突の際にシートから離れる方向へ移動しようとする乗員の上体は、湾曲または屈曲して展開している抱込エアバッグに引っ掛かり、それ以上に移動し難くなる。これにより、たとえば前方衝突、側方衝突などの複数の衝突形態において、乗員の上体が移動し難くできる。
しかも、本発明では、抱込エアバッグは、シートに着座した乗員の上体の後側から脇下または側面の近くを通過して前側に展開を開始し、その後に上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開方向を上側へ転換する。よって、シートに乗員が着座している状態でも、その乗員の脇下から前へ展開し、さらに上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る自動車の側面透視図である。 図2は、各種のエアバッグ装置による乗員保護状態の説明図である。 図3は、本発明の実施形態に係る羽交締エアバッグ装置による乗員保護状態の説明図である。 図4は、図3の羽交締エアバッグ装置の制御系のブロック図である。 図5は、第1実施形態の抱込エアバッグの構造の説明図である。 図6は、図5の抱込エアバッグの動作の説明図である。 図7は、第2実施形態の抱込エアバッグの構造の説明図である。 図8は、図7の抱込エアバッグの動作の説明図である。 図9は、第3実施形態の抱込エアバッグの構造の説明図である。 図10は、図9の抱込エアバッグの動作の説明図である。 図11は、第4実施形態の抱込エアバッグの構造の説明図である。 図12は、図11の抱込エアバッグの動作の説明図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る自動車1の側面透視図である。自動車1は、車両の一例である。図1には、この他にも自動車1の前を走行する他の自動車1が図示されている。
図1の自動車1は、前室2、乗員室3、および後室4からなる車体を有する。前室2には、エンジン、電気モータ等の動力ユニットが配置される。後室4には、ラッゲージスペースが設けられる。乗員室3には、乗車した乗員が着座するシート5が設けられる。また、乗員室3において運転者用のシート5の前には、アクセルペダル、ブレーキペダル、ハンドルなどの操作部材が設けられる。自動車1は、運転者の操作に基づいて走行、停止、右左折する。
図2は、各種のエアバッグ装置による乗員保護状態の説明図である。
図2(A)には、シート5に着座した乗員の前から、乗員へ向かって後向きにフロントエアバッグ12を展開するフロントエアバッグ装置11が図示されている。フロントエアバッグ装置11は、インフレータ、未展開のフロントエアバッグ12、およびこれらを収容する本体13、を有する。本体13は、たとえばダッシュボードやハンドルに配置される。インフレータが点火されると、フロントエアバッグ12が後方へ向かって展開する。フロントエアバッグ12が、シート5に着座した乗員の前で展開することにより、たとえば前側からの衝突の際に前へ移動しようとする乗員を受け止めて支えることができる。
図2(B)には、シート5に着座した乗員の外側において、前後方向に沿ってカーテンエアバッグ17を展開するカーテンエアバッグ装置16と、カーテンエアバッグ17の下側で前後方向に沿ってサイドエアバッグ22を展開するサイドエアバッグ装置21と、が図示されている。カーテンエアバッグ装置16の本体18は、たとえばルーフレールに配置される。カーテンエアバッグ装置16は、AピラーからCピラーまでの範囲で、窓ガラスに沿って展開する。サイドエアバッグ装置21の本体23は、たとえばシート5の背部の外側部分に配置される。サイドエアバッグ装置21は、シート5の背部の外側部分から前へ向かってサイドエアバッグ22を展開する。カーテンエアバッグ17およびサイドエアバッグ22が、シート5に着座した乗員の車幅方向外側で展開することにより、たとえば側方からの衝突の際に車幅方向外側へ移動しようとする乗員を受け止めたり、乗員とドアとの間の空間を確保したりできる。
図2(C)には、フロントエアバッグ装置11と、サイドエアバッグ装置21とが図示されている。フロントエアバッグ12およびサイドエアバッグ22が、シート5に着座した乗員の前側および車幅方向外側で展開することにより、たとえば斜め前方からの衝突の際に前斜め外側へ移動しようとする乗員を受け止めて支えることができる。
このように、自動車1では、複数の衝突形態に対応するために、複数のエアバッグを設けている。エアバッグの個数は、対処しようとする衝突形態の数に応じて、略比例的に増加している。今後衝突安全基準が強化されたり見直されたりすることにより、より多くのエアバッグを、設ける必要に迫られる。
このため、自動車1では、エアバッグの個数増加を抑制しつつ、複数の衝突形態に対処できるようにすることが求められている。
図3は、本実施形態の羽交締エアバッグ装置31による乗員保護状態の説明図である。図3(A)は側面図であり、図3(B)は正面図であり、図3(C)は上面図である。
図3の羽交締エアバッグ装置31は、右エアバッグ装置と、左エアバッグ装置とを有する。シート5に着座した乗員の左右に一対で設けられる。
右エアバッグ装置は、右側の抱込エアバッグ32、およびこれとともにインフレータを収容する右側の本体33、を有する。
右エアバッグ装置の本体33は、たとえばシート5の背部の右側に配置される。本体33は、シート5の座部の右側部分に配置されてもよい。ここで、右側は、車幅方向内側である。
右側の抱込エアバッグ32は、略U字形状に湾曲した展開形状を有する。抱込エアバッグ32は、本体33から前へ向かって展開し、略U字形状が上側となり、かつ略U字形状によるU字凹部が後向きとなる姿勢に展開する。
左エアバッグ装置は、左側の抱込エアバッグ32、およびこれとともにインフレータを収容する左側の本体33、を有する。ここで、左側は、車幅方向外側である。
左エアバッグ装置の本体33は、たとえばシート5の背部の左側部分に配置される。本体33は、シート5の座部の左側部分に配置されてもよい。
左側の抱込エアバッグ32の形状および展開状態は、右側のものと同様であり説明を省略する。
図4は、図3の羽交締エアバッグ装置31の制御系のブロック図である。
図4の制御系は、撮像デバイス51、加速度センサ52、速度センサ53、ブレーキ操作センサ54、角速度センサ55、ベルト張力センサ56、ベルト巻取量センサ57、着座センサ58、タイマ59、およびこれらが接続された制御部60、を有する。また、図4には、制御部60に接続された制御対象であるシートベルト装置とエアバッグ装置とが併せて図示されている。ここでのエアバッグ装置には、羽交締エアバッグ装置31が含まれる。
撮像デバイス51は、たとえば一対の撮像素子であり、図に示すように乗員室3のルーフやフロントガラスに前向きに設けられ、自動車1の前方の周辺状況を撮像により観測する。制御部60は、撮像された画像から、自動車1の周辺状況として、たとえば自動車1前方の他の自動車1などの障害物を特定し、該障害物の衝突の可能性を判断し得る。これにより、衝突前の自動車1の走行状況を検出し得る。
加速度センサ52は、自動車1に固定して設けられ、自動車1の走行状況として自動車1に作用する加速度を検出する。これにより、衝突前の自動車1の減速を検出し得る。また、衝突時には大きな減速が生じることから、自動車1の衝突を検出し得る。
速度センサ53は、自動車1に固定して設けられ、自動車1の走行状況として自動車1の速度を検出する。
ブレーキ操作センサ54は、乗員室3内に設けられ、乗員によるブレーキペダルの踏み込み操作を検出する。これにより、衝突前の自動車1の減速操作を検出し得る。
角速度センサ55は、自動車1に固定して設けられ、自動車1の走行状況として自動車1の速度を検出する。
ベルト張力センサ56は、たとえばリトラクタ装置に設けられ、ストラップに作用する張力を検出する。これより、追突時に相対的に前へ移動する乗員の身体の動き、または、その身体の動きによりストラップに作用する張力を検出し得る。
ベルト巻取量センサ57は、たとえばリトラクタ装置に設けられ、ストラップの巻取量を検出する。
着座センサ58は、たとえばシート5の座面に設けられ、乗員のシート5への着座、着座位置を検出する。
タイマ59は、時間を計測する。
制御部60は、これらセンサの検出信号に基づいて、シートベルト装置およびエアバッグ装置による乗員保護動作を制御する。制御部60は、たとえば、衝突予想に基づいて衝突前制御を実施し、衝突検出に基づいて衝突時制御を実施する。
図5は、第1実施形態の抱込エアバッグ32の構造の説明図である。
図5の抱込エアバッグ32は、袋体34、第一圧力弁38、第二圧力弁39、を有する。
袋体34は、長尺部35、短尺部36、および突起部37を有する。長尺部35と短尺部36とは、略L字形状に連結される。突起部37は、短尺部36の先端から突出する。袋体34の全体は、略J字に湾曲した形状となる。
第一圧力弁38は、短尺部36についての長尺部35との連結部分に設けられる。これにより、袋体34の内部を、長尺部35と、それ以外の残部とに仕切ることができる。
第二圧力弁39は、突起部37についての短尺部36との連結部分に設けられる。これにより、袋体34の内部において、短尺部36と突起部37とを仕切ることができる。
図6は、図5の抱込エアバッグ32の動作の説明図である。
図6(A)に示すように、抱込エアバッグ32では、まず、長尺部35が、乗員の後側から前側に至るように前後方向へ展開する。
そして、長尺部35が十分に前へ伸長してその内圧が高くなると、第一圧力弁38が開き、短尺部36が上へ展開する。抱込エアバッグ32の展開方向が前側から上側へ転換する。
さらに、短尺部36が十分に上へ伸長してその内圧が高くなると、第二圧力弁39が開き、突起部37が後向きに展開する。
このように、本実施形態の抱込エアバッグ32は、長尺部35、短尺部36、突起部37の順番で展開し、最終的には図5に示すように略J字形状に展開する。よって、図3に示すように、シート5に着座した乗員の上体の後側から脇下または側面の近くを通過して前側に展開を開始し、その後に上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開方向を上側へ転換することができる。また、最終的には、シート5に着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する湾曲した形状に展開できる。
本実施形態では、抱込エアバッグ32が、シート5に着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に展開する。よって、衝突の際にシート5から離れる方向へ移動しようとする乗員の上体は、湾曲または屈曲して展開している抱込エアバッグ32に引っ掛かり、それ以上に移動し難くなる。これにより、たとえば前方衝突、側方衝突などの複数の衝突形態において、乗員の上体が移動し難くできる。
しかも、本実施形態では、抱込エアバッグ32は、シート5に着座した乗員の上体の後側から脇下または側面の近くを通過して前側に展開を開始し、その後に上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開方向を上側へ転換する。よって、シート5に乗員が着座している状態でも、その乗員の脇下から前へ展開し、さらに上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開することができる。
また、本実施形態では、抱込エアバッグ32は、シート5に着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する屈曲または湾曲した形状を有する袋体34と、袋体34の内部を、少なくともシート5に着座した乗員の上体の後側から前へ展開する部分と残部とに仕切る圧力弁と、を有する。そして、圧力弁が圧力上昇により開くことにより、袋体34の展開方向が前側から上側へ転換する。よって、抱込エアバッグ32について上側へ展開する部分は、抱込エアバッグ32が乗員の前側へ展開するまで展開し難くできる。シート5に乗員が着座している状態でも、その乗員の脇下から前へ展開し、さらに上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る乗員の保護装置は、第1実施形態のものと基本的に同様である。よって、第1実施形態と共通する部分については同一の名称及び符号を用いて、その説明を省略する。以下の説明では、主に、相違点について説明する。
図7は、第2実施形態の抱込エアバッグ32の構造の説明図である。
図8は、図7の抱込エアバッグ32の動作の説明図である。
図7に示すように、抱込エアバッグ32は、袋体34、テザー40、を有する。
袋体34は、長尺部35、短尺部36、および突起部37を有する。全体として、略J字状に湾曲した形状を有する。
テザー40は、袋体34の上部の第一位置と袋体34の下部の第二位置とを連結する。第一位置は、長尺部35と短尺部36との連結部分の上部である。第二位置は、短尺部36の下部である。この場合、第二位置は、図8(A)に示すように、シート5に着座した乗員の上体の後側から前へ展開した状態の袋体34において、第一位置より前側(先端側)に位置する。
図8(A)に示すように、抱込エアバッグ32は、まず、その全体が、乗員の後側から前側に至るように前後方向に沿って直線状に展開する。この直線状に展開した初期上体において、テザー40が連結される第二位置は、第一位置より前側に位置する。
さらに、抱込エアバッグ32が展開すると、図8(B)に示すように、テザー40は、第一位置と第二位置との間で延び切る。
さらに、抱込エアバッグ32が展開すると、伸長し切ったテザー40により、第二位置が第一位置の周囲で回転するように抱込エアバッグ32は展開する。すなわち、袋体34の展開方向は、前側から上側へ転換する。そして、最終的には、図8(C)に示すように、略J字形状に展開する。
よって、本実施形態の抱込エアバッグ32は、図3に示すように、シート5に着座した乗員の上体の後側から脇下または側面の近くを通過して前側に展開を開始し、その後に上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開方向を上側へ転換することができる。また、最終的には、シート5に着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する湾曲した形状に展開できる。
本実施形態では、シート5に着座した乗員の上体の後側から前へ展開した状態の袋体34において、袋体34の上部の第一位置と袋体34の下部の第二位置とを連結するテザー40と、を有する。そして、第二位置は、シート5に着座した乗員の上体の後側から前へ展開した状態の袋体34において、第一位置より前側に位置する。よって、前へ展開した袋体34がさらに展開する際には、テザー40により第二位置が第一位置の周囲で回転するようになり、袋体34の展開方向を前側から上側へ転換することができる。シート5に乗員が着座している状態でも、その乗員の脇下から前へ展開し、さらに上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開することができる。
なお、本実施形態では、抱込エアバッグ32の袋体34は、略J字状に湾曲した形状を有する。
この他にもたとえば、袋体34は、図8(A)のように、シート5に着座した乗員の上体の後側から前へ直線状に延在する形状でもよい。または、略J字状に湾曲した形状と直線状の形状との間の形状でもよい。これらの形状であっても、テザー40により、抱込エアバッグ32の展開方向を前側から上側へ転換することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る乗員の保護装置は、第1実施形態のものと基本的に同様である。よって、第1実施形態と共通する部分については同一の名称及び符号を用いて、その説明を省略する。以下の説明では、主に、相違点について説明する。
図9は、第3実施形態の抱込エアバッグ32の構造の説明図である。
図10は、図9の抱込エアバッグ32の動作の説明図である。
図9に示すように、抱込エアバッグ32は、袋体34と、袋体34に設けられた異伸長部42と、を有する。
袋体34は、直線状の棒状展開部41と、棒状展開部41の先端上側に設けられた突起部37と、を有する。
異伸長部42は、袋体34の棒状展開部41の上面中央部に設けられる。本実施形態の異伸長部42は、袋体34の他の部分よりも伸長し難く形成される部分である。たとえば異伸長部42の繊維の太さや編み密度を、他の部分より大きくすることにより、異伸長部42は他の部分より伸長し難くなる。
図10(A)に示すように、抱込エアバッグ32は、まず、その全体が、乗員の後側から前側に至るように前後方向に沿って直線状に展開する。また、突起部37も、直線状に展開した棒状展開部41の先端から上向きに展開する。
さらに、抱込エアバッグ32の内圧が高くなると、抱込エアバッグ32はさらに展開しようとする。この際、異伸長部42の反対側の下部が、異伸長部42が設けられた上部より広がる。その結果、図10(B)に示すように、袋体34についての直線状の棒状展開部41は、上側へ屈曲する。すなわち、抱込エアバッグ32の展開方向は、前側から上側へ転換する。抱込エアバッグ32は、略J字形状に展開する。
よって、本実施形態の抱込エアバッグ32は、図3に示すように、シート5に着座した乗員の上体の後側から脇下または側面の近くを通過して前側に展開を開始し、その後に上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開方向を上側へ転換することができる。また、最終的には、シート5に着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する湾曲した形状に展開できる。
本実施形態では、抱込エアバッグ32の袋体34には、異伸長部42が設けられる。異伸長部42は、シート5に着座した乗員の上体の後側から前へ展開した状態の袋体34において、袋体34の下部より上部が伸長し難くなるように上部および下部の少なくとも一方に設けられる。よって、前へ展開した袋体34がさらに展開する際には、異伸長部42により袋体34の上部より下部が伸長するようになり、袋体34の展開方向を前側から上側へ転換することができる。シート5に乗員が着座している状態でも、その乗員の脇下から前へ展開し、さらに上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開することができる。
なお、本実施形態では、抱込エアバッグ32の袋体34は、略直線形状を有する。
この他にもたとえば、袋体34は、図8(B)のように、略J字状に湾曲した形状でもよい。または、略J字状に湾曲した形状と直線状の形状との間の形状でもよい。これらの形状であっても、異伸長部42を設けることにより、抱込エアバッグ32の展開方向を前側から上側へ転換することができる。
また、本実施形態では、異伸長部42は、袋体34の他の部分よりも伸長し難く形成される部分である。このような異伸長部42は、袋体34の棒状展開部41の下面中央部に設ければよい。
この他にもたとえば、異伸長部42は、袋体34の他の部分よりも伸長し易く形成される部分である。たとえば異伸長部42の繊維の太さや編み密度を、他の部分より小さくすることにより、異伸長部42は他の部分より伸長し易くなる。
さらに他にもたとえば、伸長し難い異伸長部42を、袋体34の棒状展開部41の上面中央部に設けるとともに、伸長し易い異伸長部42を、袋体34の棒状展開部41の下面中央部に設けてもよい。
[第4実施形態]
第4実施形態に係る乗員の保護装置は、第1実施形態のものと基本的に同様である。よって、第1実施形態と共通する部分については同一の名称及び符号を用いて、その説明を省略する。以下の説明では、主に、相違点について説明する。
図11は、第4実施形態の抱込エアバッグ32の構造の説明図である。
図12は、図11の抱込エアバッグ32の動作の説明図である。
図11に示すように、抱込エアバッグ32は、第一袋体43、第二袋体44、を有する。
第一袋体43は、直線状の棒状展開部41と、棒状展開部41の先端上側に設けられた突起部37と、を有する。
第二袋体44は、第一袋体43の棒状展開部41の下側において一体的に設けられる。なお、第二袋体44が第一袋体43の棒状展開部41より長尺に形成されて、第二袋体44についての本体側の後端が、第一袋体43の棒状展開部41の本体側の後端より後側へ延長されていてもよい。
また、抱込エアバッグ32が展開される本体33は、シート5の背部に対して、第一袋体43の高さ位置で、前後方向に回転可能に設けられる。
図12(A)に示すように、抱込エアバッグ32では、まず、第一袋体43が展開する。これにより、抱込エアバッグ32は、乗員の後側から前側に至るように前後方向に沿って直線状に展開する。また、突起部37も、直線状に展開した棒状展開部41の先端から上向きに展開する。
次に、抱込エアバッグ32では、第二袋体44が展開する。これにより、抱込エアバッグ32は、その先端が上へ移動するように全体的に上へあがる。本体33は回転する。前へ展開した第一袋体43は、上側へ移動する。その結果、図12(B)に示すように、抱込エアバッグ32の展開方向は、前側から上側へ転換する。抱込エアバッグ32は、略L字形状に展開することになる。
よって、本実施形態の抱込エアバッグ32は、図3に示すように、シート5に着座した乗員の上体の後側から脇下または側面の近くを通過して前側に展開を開始し、その後に上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開方向を上側へ転換することができる。また、最終的には、シート5に着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する湾曲した形状に展開できる。
本実施形態では、抱込エアバッグ32は、シート5に着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する第一袋体43と、第一袋体43の下側において一体化して前後方向に展開する第二袋体44と、を有する。そして、第二袋体44は、第一袋体43よりも後から展開する。よって、先に前へ展開した第一袋体43は、その下側に一体化された第二袋体44が展開することにより、上側へ移動することができる。シート5に乗員が着座している状態でも、その乗員の脇下から前へ展開し、さらに上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開することができる。
なお、本実施形態では、抱込エアバッグ32の袋体34は、略直線形状を有する。
この他にもたとえば、第一袋体43は、略J字状に湾曲した形状でもよい。または、略J字状に湾曲した形状と直線状の形状との間の形状でもよい。これらの形状であっても、第一袋体43の下側に第二袋体44を一体化させることにより、抱込エアバッグ32の展開方向を前側から上側へ転換することができる。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
1…自動車(車両)
2…前室
3…乗員室
4…後室
5…シート
11…フロントエアバッグ装置
12…フロントエアバッグ
13…本体
16…カーテンエアバッグ装置
17…カーテンエアバッグ
18…本体
21…サイドエアバッグ装置
22…サイドエアバッグ
23…本体
31…羽交締エアバッグ装置
32…抱込エアバッグ
33…本体
34…袋体
35…長尺部
36…短尺部
37…突起部
38…第一圧力弁
39…第二圧力弁
40…テザー
41…棒状展開部
42…異伸長部
43…第一袋体
44…第二袋体
51…撮像デバイス
52…加速度センサ
53…速度センサ
54…ブレーキ操作センサ
55…角速度センサ
56…ベルト張力センサ
57…ベルト巻取量センサ
58…着座センサ
59…タイマ
60…制御部

Claims (6)

  1. 車両に乗車した乗員が着座するシートと、
    前記シートに着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に展開する抱込エアバッグを有するエアバッグ装置と、
    を有し、
    前記抱込エアバッグは、
    前記シートに着座した乗員の上体の後側から脇下または側面の近くを通過して前側に展開を開始し、その後に上腕またはその周辺部位の前側へ向けて展開方向を上側へ転換する、
    車両の乗員保護装置。
  2. 前記抱込エアバッグは、
    前記シートに着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する屈曲または湾曲した形状を有する袋体と、
    前記袋体の内部を、少なくとも前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ展開する部分と残部とに仕切る圧力弁と、
    を有し、
    前記圧力弁が圧力上昇により開くことにより、前記袋体の展開方向が前側から上側へ転換する、
    請求項1記載の車両の乗員保護装置。
  3. 前記抱込エアバッグは、
    前記シートに着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する屈曲または湾曲した形状、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ直線状に延在する形状、若しくはそれらの中間の形状を有する袋体と、
    前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ展開した状態の前記袋体において、前記袋体の上部の第一位置と前記袋体の下部の第二位置とを連結するテザーと、
    を有し、
    前記第二位置は、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ展開した状態の前記袋体において、前記第一位置より前側に位置し、
    前記テザーにより前記第二位置が前記第一位置の周囲で回転することにより、前記袋体の展開方向が前側から上側へ転換する、
    請求項1記載の車両の乗員保護装置。
  4. 前記抱込エアバッグは、
    前記シートに着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する屈曲または湾曲した形状、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ直線状に延在する形状、若しくはそれらの中間の形状を有する袋体と、
    前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ展開した状態の前記袋体において、前記袋体の下部より上部が伸長し難くなるように前記上部および前記下部の少なくとも一方に設けられた異伸長部と、
    を有し、
    前記異伸長部により前記袋体の上部より下部が伸長することにより、前記袋体の展開方向が前側から上側へ転換する、
    請求項1記載の車両の乗員保護装置。
  5. 前記抱込エアバッグは、
    前記シートに着座した乗員の上体の後側から前に回り込んで上腕またはその周辺部位の前側に達する屈曲または湾曲した形状、前記シートに着座した乗員の上体の後側から前へ直線状に延在する形状、若しくはそれらの中間の形状を有する第一袋体と、
    前記第一袋体の下側において一体化して前後方向に展開する第二袋体と、
    を有し、
    前記第一袋体よりも後から前記第二袋体を展開することにより、前へ展開した前記第一袋体が上側へ移動する、
    請求項1記載の車両の乗員保護装置。
  6. 前記エアバッグ装置は、前記シートに着座した乗員の左右に一対で設けられ、左右の肩、左右の鎖骨、または左右の上腕の前側に回り込んで羽交い締めする、
    請求項1から5のいずれか一項記載の車両の乗員保護装置。
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