JP2017132404A - 全方向車輪及び車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 可能な限り滑りにくくして、路面にある段差等の障害物を乗り越え易くする性能の向上を図る。【解決手段】 中心軸Pを中心に回転させられるホイール1と、ホイール1の外周にホイール1の回転方向と異なる方向に回転自在に設けられホイール1が回転することで順次接地する複数の横転ローラ2の組からなる主輪3とを備え、ホイール1の主輪3の内側にある内プレートに、ホイール1の中心軸Pを中心とし主輪3の最大外径R1より小さい最大外径R2を有するとともに外周部11をゴムで形成した補助輪10を設けた。補助輪10は、ホイール1に着脱可能に取り付けられる円盤状のベース板12を備え、このベース板12の外周面に外周部11を付設した。【選択図】図1

Description

本発明は、ホイールの外周に複数の横転ローラを備えた全方向車輪及びこの全方向車輪を備えた車両に係り、特に、段差等の障害物がある路面に対応できるようにした全方向車輪及びこの全方向車輪を備えた車両に関する。
従来、この種の全方向車輪としては、例えば、特開2012−30735号公報(特許文献1)に掲載されたものがある。図7に示すように、この全方向車輪Saは、中心軸を中心に回転させられるホイール100と、ホイール100の外周にホイール100の回転方向と異なる方向に回転自在に設けられホイール100が回転することで順次接地する複数の横転ローラ101の組からなる主輪102とを備えている。また、このホイール100の主輪102の外側には、ホイール100の中心軸を中心とし主輪の最大外径R1より小さい最大外径R2を有する樹脂製の補助輪103が設けられている。補助輪103の外周は、主輪102より離れるに従い路面との間隔が広くなるように弧面に形成されている。更に、このホイール100の主輪102の内側にも、ホイール100の中心軸を中心とし主輪102の最大外径R1より小さい最大外径R3を有する樹脂製の円盤状の補助輪104が設けられている。
これにより、この全方向車輪Saを取り付けた車両において、例えば、旋回する際等に、路面に段差等の障害物があると、主輪102だけの場合には横転ローラ101にすべりが生じて障害物を乗り越えにくくなることがあるが、横転ローラ101が障害物に至る前に、回転する補助輪103または補助輪104を先に障害物に当接させるようにして、障害物を乗り越え易くするようにしている。
特開2012−30735号公報
ところで、上記従来の全方向車輪Saにおいては、補助輪103,104を備えて、例えば車両が旋回する際等に、路面にある段差等の障害物を乗り越え易くするようにはしているが、例えば、路面が雪路面のような場合で、轍があったり、路面の片面だけ溶けていて、障害物としての段差が生じているような場合には、補助輪が樹脂製なので、障害物に接した際に滑りやすくなっており、滑った場合には車輪のトルク発生が不十分になって、全方向車輪Saが轍から抜け出せなかったり、段差に沿って車体が流されたりし、必ずしも、乗り越え性能が良いとはいえないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、可能な限り滑りにくくして、路面にある段差等の障害物を乗り越え易くする性能の向上を図った全方向車輪及びこの全方向車輪を備えた車両を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明の全方向車輪は、中心軸を中心に回転させられるホイールと、該ホイールの外周に該ホイールの回転方向と異なる方向に回転自在に設けられ該ホイールが回転することで順次接地する複数の横転ローラの組からなる主輪とを備えた全方向車輪において、
上記ホイールであって上記主輪の外側及び/または内側に、該ホイールの中心軸を中心とし上記主輪の最大外径より小さい最大外径を有するとともに外周部をゴムで形成した補助輪を設けた構成としている。
これにより、この全方向車輪を取り付けた車両において、例えば、旋回する際に、路面に段差等の障害物があっても、横転ローラが障害物に至る前に、回転する補助輪が障害物に当接するので、障害物を乗り越え易くなる。特に、例えば路面が雪路面のような場合で、轍があったり、路面の片面だけ溶けていて、障害物としての段差が生じているような場合でも、補助輪の外周部はゴムで形成されているので、摩擦抵抗が大きくなっており、そのため、障害物に対して滑りにくく、確実に障害物を乗り越えることができるようになる。
そして、必要に応じ、上記補助輪を、上記ホイールに着脱可能に取り付けられる円盤状のベース板を備えて構成し、該ベース板の外周面に上記外周部を付設した構成としている。ベース板を備えたので、強度が増し、補助輪の支持を確実にすることができる。また、補助輪の外周部が摩耗して交換が必要な場合に、ベース板を取外して交換ができるので、作業性を向上させることができる。
また、必要に応じ、上記補助輪の外周部を凹凸形成した構成としている。外周部を凹凸形成したので、障害物に引っ掛かり易くなり、より一層滑りにくくすることができ、障害物を乗り越えやすくすることができる。
更に、必要に応じ、上記補助輪の外周部を、基板部と、該基板部の表面に櫛歯状に多数列をなして突設され上記中心軸方向に延びる突条部とを備えて構成している。突条部が車輪の進行方向に対して直交する方向に延びるので、障害物を捕まえ易くなり、より一層滑りにくくして、障害物を乗り越えやすくすることができる。
この場合、上記突条部を、周方向に直交し互いに平行な一対の側面を有して形成するとともに、該突条部の先端面に中心軸方向に沿うV字状の溝を形成し、周方向前後に先端先細りの一対の山部を形成したことが有効である。突条部の先端が一対の山部により二股になるので、障害物を確実に捕まえ易くなり、より一層滑りにくくして、障害物を乗り越えやすくすることができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の車両は、シャシの前後方向に少なくとも一対の前輪及び一対の後輪を備えるとともに、上記前輪及び後輪を中心軸を中心に回転させられるホイールと、該ホイールの外周に該ホイールの回転方向と異なる方向に回転自在に設けられ該ホイールが回転することで順次接地する複数の横転ローラの組からなる主輪とを備えた全方向車輪で構成した車両において、
上記少なくとも一対の前輪を、上記の補助輪を設けた全方向車輪で構成した構成としている。
これにより、この車両においては、例えば、旋回する際に、路面に段差等の障害物があっても、横転ローラが障害物に至る前に、回転する補助輪が障害物に当接するので、障害物を乗り越え易くなる。特に、例えば路面が雪路面のような場合で、轍があったり、路面の片面だけ溶けていて、障害物としての段差が生じているような場合、あるいは、シャーベット状の雪が凍って凹凸の粗面になっているような場合でも、補助輪の外周部はゴムで形成されているので、摩擦抵抗が大きくなっており、そのため、障害物に対して滑りにくく、確実に障害物を乗り越えることができるようになる。
この場合、上記全方向車輪をシャシに対してサスペンション機構を介して支持したことが有効である。サスペンションのない車両では、障害物に乗り上げたとしても、他の車輪が浮いてしまい、接地力が低下し、走行不能になったり走行不良になって制御に支障を生じるが、この事態を防止することができる。
本発明によれば、可能な限り滑りにくくして、路面にある段差等の障害物を乗り越え易くする性能の向上を図ることができる。即ち、本発明の全方向車輪を取り付けた車両において、例えば、旋回する際に、路面に段差等の障害物があっても、横転ローラが障害物に至る前に、回転する補助輪が障害物に当接するので、障害物を乗り越え易くなる。特に、例えば路面が雪路面のような場合で、轍があったり、路面の片面だけ溶けていて、障害物としての段差が生じているような場合でも、補助輪の外周部はゴムで形成されているので、摩擦抵抗が大きくなっており、そのため、障害物に対して滑りにくく、確実に障害物を乗り越えることができるようになる。
本発明の実施の形態に係る全方向車輪を車両に取付けた状態で示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る全方向車輪を内側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る全方向車輪を車両に取付けた状態で示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る全方向車輪の外周部を示す要部斜視図である。 本発明の実施の形態に係る全方向車輪を取付けた本発明の実施の形態に係る車両を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る全方向車輪を取付けた本発明の実施の形態に係る車両の旋回状態を示す図である。 従来の全方向車輪の一例を示す図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係る全方向車輪及びこれを取り付けた本発明の実施の形態に係る車両について詳細に説明する。
図1乃至図4に示すように、本発明の実施の形態に係る全方向車輪Sは、中心軸Pを中心に回転させられるホイール1と、ホイール1の外周にホイール1の回転方向と異なる方向に回転自在に設けられホイール1が回転することで順次接地する複数の横転ローラ2の組からなる主輪3とを備えている。ホイール1の主輪3の外側及び内側には、主輪3を保護する円盤状の外プレート4及び内プレート5が設けられている。横転ローラ2は、樹脂あるいはゴム製であり、主輪3の直進方向に対して直交する横方向へ自在に回転するように、ホイール1に設けた回転軸(図示せず)に回転自在に軸支されて、ホイール1に複数環状に配列されている。
そして、ホイール1の内プレート5には、ホイール1の中心軸Pを中心とし主輪3の最大外径R1より小さい最大外径R2を有するとともに外周部11をゴムで形成した補助輪10が設けられている。実施の形態では、例えば、主輪3の最大外径R1は、R1=350mm〜340mmに設定され、補助輪10の最大外径R2は、R1≧R2の条件で、R2=331mm〜316mmに設定されている。補助輪10の最大外径R2は、主輪3の潰れを考慮して、少なくとも補助輪10の外周と接地平面Gとの間隔E(図3(b))が、5mm≦Eになるように定めることが望ましい。
補助輪10は、ホイール1の内プレート5に着脱可能に取り付けられる円盤状のベース板12を備えて構成されており、ベース板12の外周面に外周部11が付設されている。詳しくは、ベース板12は、平板をリング状にしたリング部13と、リング部13の内周の中央に突設されたリング状のフランジ14とを備えて構成され、半径方向横断面がT字状断面を形成する。フランジ14には、等角度間隔に複数の取付孔15が形成されている。一方、内プレート5には、取付孔15に対応する位置に複数の雌ネジ16が形成され、ボルト17を取付孔15に挿通し雌ネジ16にねじ込むことにより、フランジ14は内プレート5に取り付けられる。
外周部11は、図4に示すように、凹凸形成されている。詳しくは、外周部11は、リング部13と同じ幅の板状の基板部20と、基板部20の表面に櫛歯状に多数列をなして基板部20に一体に突設され中心軸P方向に延びる突条部21とを備えて構成されている。基板部20は、下面ゴム22と上面ゴム23との間にクッションゴム24を介装した3層に形成されている。突条部21は、周方向に直交し互いに平行な一対の側面25を有して形成され、突条部21の周方向の厚さTと隣接する突条部21間の間隔Kとが同じ(T=K)になるように形成されている。また、突条部21の先端面には、中心軸P方向に沿うV字状の溝26が形成され、周方向前後に先端先細りの一対の山部27,28が形成されている。山部27と山部28は等間隔のピッチPaで交互に形成されることになる。そして、外周部11は、その基板部20において、ベース板12のリング部13に接着剤で接着固定されている。
また、外周部11の幅L(図3(b))は、L=45mm〜36mm、基板部20の厚さDは、D=3.0mm〜2.5mm、山部27と山部28のピッチPaは、Pa=3mm〜5mm、突出高さHは、H=0mm〜7.5mmに設定されている。望ましくはH=3mm〜7.5mmである。実施の形態では、L=38mm、D=2.5mm、Pa=5mm、H=5mmに設定している。
次に、本発明の実施の形態に係る車両Vについて説明する。実施の形態に係る車両Vは、種々の物品を搬送するための無人で操作可能な搬送車であり、基地局との無線通信により走行する無人搬送車である。詳しくは、図5に示すように、車両Vは、車輪を6輪有し重量物の搬送にも適した搬送車であり、金属製のフレームで形成されたシャシ30を備え、このシャシ30の前後方向に夫々トレッドを同じにする一対の前輪Wf,一対の中間輪Wc及び一対の後輪Wdを設けている。各車輪Wf,Wc,Wdは、シャシ30に対して後述のサスペンション機構40を介して支持され、各車輪Wf,Wc,Wdの車輪軸は、シャシ30の前後方向に直交するように設けられている。
そして、前輪Wf及び後輪Wdが、上記の実施の形態に係る補助輪10を設けた全方向車輪Sで構成されている。中間輪Wcは、ゴムタイヤで構成されている。中間輪Wcにゴムタイヤを用いるのは、コーナリング等のカーブ走行する旋回時に、タイヤ4で路面をグリップし遠心力に対する反力を得るためである。各車輪Wf,Wc,Wdは、その直径が同一になる大きさに形成されている。
各車輪Wf,Wc,Wdには、各車輪Wf,Wc,Wdに対して夫々指令された最大駆動トルクを独立して出力可能な駆動部31が設けられている。駆動部31は、インホイールモータといわれ制御部(図示せず)の指令により機能するドライバを有した電動モータで構成され、その回転軸は車輪軸に直結されている。
各車輪Wf,Wc,Wdを支持するサスペンション機構40は、図1及び図3に示すように、独立懸架機構で、所謂ダブルウィッシュボーン式サスペンション機構で構成される。詳しくは、サスペンション機構40は、駆動部31を保持する保持部41と、シャシ30に固定される支持部42と、保持部41と支持部42との間に両端が軸支されて架設され四辺形のリンク機構を構成する上下一対のリンク43,44とを備えている。また、このサスペンション機構40には、支持部42と下側のリンク44間にコイルスプリングを有した一対のダンパ45が設けられている。
また、車両Vには、各駆動部31を制御してシャシ30を前後進及び旋回させる制御部が設けられている。制御部は、CPUを備え、基地局との無線通信を行い、各駆動部31を個別に制御する等の制御等を行う(例えば、特許第5762367号公報参照)。
従って、この実施の形態に係る車両Vによれば、基地局との無線通信により走行させられる。この走行においては、制御部により、各車輪Wf,Wc,Wdの所要の回転数及び回転方向を指令するとともに、最大駆動トルクを配分して指令して各駆動部31を制御し、シャシ30を前後進及び旋回させる。ここで、旋回とは、車両Vのその場旋回はもとより、通常走行における舵取り動作や、交差点で曲がる動作などの旋回を含む。
この場合、例えば、旋回する際において、図1及び図3に示すように、路面に段差等の障害物があっても、横転ローラ2が障害物に至る前に、回転する補助輪10が障害物に当接するので、障害物を乗り越え易くなる。特に、例えば路面が雪路面のような場合で、轍があったり、路面の片面だけ溶けていて障害物としての段差が生じているような場合、あるいは、シャーベット状の雪が凍って凹凸の粗面になっているような場合でも、補助輪10の外周部11はゴムで形成されているので、摩擦抵抗が大きくなっており、そのため、障害物に対して滑りにくく、確実に障害物を乗り越えることができるようになる。
即ち、例えば、図6に示すように、右旋回の場合、雪路面などで、轍、みぞれなどによってスリップし一部の車輪がグリップを失う時、その車輪は、配分されたトルクによって一瞬空転しようとするが、補助輪10によって、再び雪路面を捉えた時、主輪3の外形より小さい補助輪10はより大きいトルクを接地面に発生させ、補助輪10の捉えた凹凸の障害物を乗り越える。この時、右旋回は通常より強めに舵を切った様な挙動を示すが、確実に旋回が行われていく。
また、補助輪10の外周部11は、凹凸形成されているので、障害物に引っ掛かり易くなり、より一層滑りにくくすることができ、障害物を乗り越えやすくすることができる。特に、外周部11の突条部21の先端が一対の山部27,28により二股になっているので、障害物を確実に捕まえ易くなり、所謂グリップ力が増し、より一層滑りにくくして、障害物を乗り越えやすくすることができる。また、補助輪10においては、床などに落下したボルトなどは、旋回時に横転ローラ2に巻き込む前に、補助輪10により弾き出すことができるというメリットもある。
更に、各車輪Wf,Wc,Wdは、シャシ30に対してサスペンション機構40を介して支持されているので、サスペンションのない車両Vでは、障害物に乗り上げたとしても、他の車輪が浮いてしまい、接地力が低下し、走行不能になったり走行不良になって制御に支障を生じるが、この事態を防止することができる。
そして、使用により、補助輪10の外周部11が摩耗したならば、補助輪10のベース板12を固定しているボルト17を外して補助輪10を内プレート5から外し、新しい補助輪10と交換する。補助輪10は着脱できるので、交換作業を容易に行うことができる。
尚、上記実施の形態において、補助輪10は、内プレート5に設けたが必ずしもこれに限定されるものではなく、外プレート4に設けても良く、また、内プレート5及び外プレート4の両方に設けても良く、適宜変更して差支えない。要するに、ホイール1の主輪3の外側及び/または内側に補助輪10を設けて良い。また、上記実施の形態に係る車両Vにおいて、補助輪10を、前輪Wf及び後輪Wdに設けたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、前輪Wfのみに設けても良く、適宜変更して差支えない。また、上記の実施の形態に係る車両Vは、6輪のものであるが、車輪の数は必ずしもこれに限定されるものではない。更に、車両Vは、搬送車の例で説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、介護用の車椅子等、どのような車両に適用して良いことは勿論である。
S 全方向車輪
V 車両
1 ホイール
P 中心軸
2 横転ローラ
3 主輪
4 外プレート
5 内プレート
10 補助輪
11 外周部
R1 主輪の最大外径
R2 補助輪の最大外径
12 ベース板
13 リング部
14 フランジ
15 取付孔
20 基板部
21 突条部
30 シャシ
Wf 前輪
Wc 中間輪
Wd 後輪
31 駆動部
40 サスペンション機構

Claims (7)

  1. 中心軸を中心に回転させられるホイールと、該ホイールの外周に該ホイールの回転方向と異なる方向に回転自在に設けられ該ホイールが回転することで順次接地する複数の横転ローラの組からなる主輪とを備えた全方向車輪において、
    上記ホイールであって上記主輪の外側及び/または内側に、該ホイールの中心軸を中心とし上記主輪の最大外径より小さい最大外径を有するとともに外周部をゴムで形成した補助輪を設けたことを特徴とする全方向車輪。
  2. 上記補助輪を、上記ホイールに着脱可能に取り付けられる円盤状のベース板を備えて構成し、該ベース板の外周面に上記外周部を付設したことを特徴とする請求項1記載の全方向車輪。
  3. 上記補助輪の外周部を凹凸形成したことを特徴とする請求項1または2記載の全方向車輪。
  4. 上記補助輪の外周部を、基板部と、該基板部の表面に櫛歯状に多数列をなして突設され上記中心軸方向に延びる突条部とを備えて構成したことを特徴とする請求項3記載の全方向車輪。
  5. 上記突条部を、周方向に直交し互いに平行な一対の側面を有して形成するとともに、先端面に中心軸方向に沿うV字状の溝を形成し、周方向前後に先端先細りの一対の山部を形成したことを特徴とする請求項4記載の全方向車輪。
  6. シャシの前後方向に少なくとも一対の前輪及び一対の後輪を備えるとともに、上記前輪及び後輪を、中心軸を中心に回転させられるホイールと、該ホイールの外周に該ホイールの回転方向と異なる方向に回転自在に設けられ該ホイールが回転することで順次接地する複数の横転ローラの組からなる主輪とを備えた全方向車輪で構成した車両において、
    上記少なくとも一対の前輪を、上記請求項1乃至5何れかに記載の補助輪を設けた全方向車輪で構成したことを特徴とする車両。
  7. 上記全方向車輪をシャシに対してサスペンション機構を介して支持したことを特徴とする請求項6記載の車両。
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