JP2017099054A - 非接触送電装置及び非接触電力伝送システム - Google Patents

非接触送電装置及び非接触電力伝送システム Download PDF

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Abstract

【課題】受電装置へ非接触で送電する送電装置又は電力伝送システムにおいて、インバータの駆動周波数が調整された場合に、送電電力のオーバーシュートをできる限り抑制することである。【解決手段】送電部240と、電圧形のインバータ220と、電源ECU250とを備える。送電部240は、受電装置20へ非接触で送電するように構成される。電圧形のインバータ220は、駆動周波数に応じた送電電力を送電部へ供給する。電源ECU250は、インバータ220を制御する。電源ECU250は、インバータ220の出力電圧のデューティの調整と、駆動周波数の調整とを実行する。デューティの調整により送電電力は目標電力に制御される。そして、電源ECU250は、駆動周波数の変更とともに出力電圧のデューティを減少させる操作を実行する。【選択図】図1

Description

この発明は、非接触送電装置及び非接触電力伝送システムに関し、特に、受電装置に非接触で送電する非接触送電装置及び非接触電力伝送システムに関する。
送電装置から受電装置に非接触で電力伝送を行なう非接触電力伝送システムが知られている(特許文献1〜6参照)。
たとえば、特開2014−207795号公報(特許文献1)は、給電装置(送電装置)から車両(受電装置)へ非接触で給電する非接触給電システムを開示する。この非接触給電システムでは、給電装置は、送電コイルと、インバータと、制御部とを備える。送電コイルは、車両に搭載された受電コイルへ非接触で送電する。インバータは、駆動周波数に応じた交流電流を生成して送電コイルへ出力する。制御部は、バッテリへの充電電力指令とバッテリへの出力電力とを車両側から取得し、出力電力が充電電力指令に追従するようにインバータの駆動周波数をフィードバック制御する(特許文献1参照)。
特開2014−207795号公報 特開2013−154815号公報 特開2013−146154号公報 特開2013−146148号公報 特開2013−110822号公報 特開2013−126327号公報
インバータが、電圧形のインバータであり、駆動周波数に応じた送電電力を送電コイルへ供給する場合に、インバータ出力電圧のデューティ(duty)及びインバータの駆動周波数を調整することにより、送電コイルと受電コイルとの間の電力伝送を制御することができる。たとえば、インバータ出力電圧のデューティを調整することによって送電電力を制御することができる。また、たとえば、受電装置における受電電力が一定の状態で、送電コイルに流れる電流が最小となるようにインバータの駆動周波数を調整することによって、送電コイルと受電コイルとの間の電力伝送効率を高めることができる。
しかしながら、送電電力の大きさはインバータの出力電圧のデューティだけでなくインバータの駆動周波数にも依存するため、インバータの駆動周波数の調整によって送電電力も影響を受ける。したがって、インバータの駆動周波数の調整に伴い送電電力が変化すると、送電電力が予期しない大きさとなり得る。たとえば、送電コイルと受電コイルとの結合係数が小さい、又は、送電電力が小さいという状況においては、インバータの駆動周波数の変化に対する送電電力の変化が大きくなる傾向がある。したがって、このような状況において、インバータの駆動周波数の調整が行われた場合に送電電力のオーバーシュートが生じ、送電電力が予期しない大きさとなり得る。このような問題及びその解決手段について、上記の特許文献1では特に検討されていない。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、受電装置へ非接触で送電する送電装置において、インバータの駆動周波数が調整された場合に、送電電力のオーバーシュートをできる限り抑制することである。
また、この発明の別の目的は、送電装置から受電装置へ非接触で送電する電力伝送システムにおいて、インバータの駆動周波数が調整された場合に、送電電力のオーバーシュートをできる限り抑制することである。
この発明のある局面に従う非接触送電装置は、送電部と、電圧形のインバータと、制御部とを備える。送電部は、受電装置へ非接触で送電するように構成される。電圧形のインバータは、駆動周波数に応じた送電電力を送電部へ供給する。制御部は、インバータを制御する。制御部は、インバータの出力電圧のデューティの調整と、駆動周波数の調整とを実行する。デューティの調整により送電電力は目標電力に制御される。そして、制御部は、駆動周波数の変更とともに出力電圧のデューティを減少させる操作を実行する。
また、この発明の別の局面に従う非接触電力伝送システムは、送電装置と受電装置とを備える。受電装置は、送電装置から非接触で受電するように構成される受電部を含む。送電装置は、送電部と、電圧形のインバータと、制御部とを含む。送電部は、受電装置へ非接触で送電するように構成される。電圧形のインバータは、駆動周波数に応じた送電電力を送電部へ供給する。制御部は、インバータを制御する。制御部は、インバータの出力電圧のデューティの調整と、駆動周波数の調整とを実行する。デューティの調整により送電電力は目標電力に制御される。そして、制御部は、駆動周波数の変更とともに出力電圧のデューティを減少させる操作を実行する。
これらの非接触送電装置及び非接触電力伝送システムにおいては、インバータの駆動周波数の変更時に、インバータの出力電圧のデューティが減少する。インバータの出力電圧のデューティが減少すると、送電電力は減少する。したがって、インバータの駆動周波数の調整による送電電力のオーバーシュートを抑制することができる。
この発明によれば、受電装置へ非接触で送電する送電装置において、インバータの駆動周波数が調整された場合に、送電電力のオーバーシュートをできる限り抑制することができる。
また、この発明によれば、送電装置から受電装置へ非接触で送電する電力伝送システムにおいて、インバータの駆動周波数が調整された場合に、送電電力のオーバーシュートをできる限り抑制することができる。
実施の形態1における電力伝送システムの全体構成図である。 送電部及び受電部の回路構成の一例を示した図である。 仮にインバータの駆動周波数の変更時に、インバータの出力電圧のデューティが減少されなかった場合のインバータ制御の一例について説明するための図である。 送電電力制御及び一次コイル電流制御の制御ブロック図である。 実施の形態1におけるインバータ制御の一例について説明するための図である。 動作点探索の処理手順を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
(電力伝送システムの構成)
図1は、この発明の実施の形態1による非接触送電装置が適用される電力伝送システムの全体構成図である。図1を参照して、この電力伝送システムは、送電装置10と、受電装置20とを備える。受電装置20は、たとえば、送電装置10から供給され蓄えられた電力を用いて走行可能な車両等に搭載され得る。
送電装置10は、力率改善(PFC(Power Factor Correction))回路210と、インバータ220と、フィルタ回路230と、送電部240とを含む。また、送電装置10は、電源ECU(Electronic Control Unit)250と、通信部260と、電圧センサ270と、電流センサ272,274とをさらに含む。
PFC回路210は、交流電源100(たとえば系統電源)から受ける交流電力を整流及び昇圧してインバータ220へ供給するとともに、入力電流を正弦波に近づけることで力率を改善することができる。このPFC回路210には、公知の種々のPFC回路を採用し得る。なお、PFC回路210に代えて、力率改善機能を有しない整流器を採用してもよい。
インバータ220は、PFC回路210から受ける直流電力を、所定の伝送周波数を有する送電電力(交流)に変換する。インバータ220によって生成された送電電力は、フィルタ回路230を通じて送電部240へ供給される。インバータ220は、電圧形インバータであり、インバータ220を構成する各スイッチング素子に逆並列に還流ダイオードが接続されている。インバータ220は、たとえば単相フルブリッジ回路によって構成される。
フィルタ回路230は、インバータ220と送電部240との間に設けられ、インバータ220から発生する高調波ノイズを抑制する。フィルタ回路230は、たとえば、インダクタ及びキャパシタを含むLCフィルタによって構成される。
送電部240は、伝送周波数を有する交流電力(送電電力)をインバータ220からフィルタ回路230を通じて受け、送電部240の周囲に生成される電磁界を通じて、受電装置20の受電部310へ非接触で送電する。送電部240は、たとえば、受電部310へ非接触で送電するための共振回路を含む。共振回路は、コイルとキャパシタとによって構成され得るが、コイルのみで所望の共振状態が形成される場合には、キャパシタを設けなくてもよい。
電圧センサ270は、インバータ220の出力電圧Vを検出し、その検出値を電源ECU250へ出力する。電流センサ272は、インバータ220の出力電流Iを検出し、その検出値を電源ECU250へ出力する。電圧センサ270及び電流センサ272の検出値に基づいて、インバータ220から送電部240へ供給される送電電力(すなわち、送電部240から受電装置20へ出力される電力)が検出され得る。電流センサ274は、送電部240に流れる電流Iを検出し、その検出値を電源ECU250へ出力する。
電源ECU250は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置、入出力バッファ等を含み(いずれも図示せず)、各種センサや機器からの信号を受けるとともに、送電装置10における各種機器の制御を行なう。一例として、電源ECU250は、送電装置10から受電装置20への電力伝送の実行時に、インバータ220が送電電力(交流)を生成するようにインバータ220のスイッチング制御を行なう。各種制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
電源ECU250により実行される主要な制御として、電源ECU250は、送電装置10から受電装置20への電力伝送の実行時に、送電電力を目標電力に制御するためのフィードバック制御(以下「送電電力制御」とも称する。)を実行する。具体的には、電源ECU250は、インバータ220の出力電圧のデューティ(duty)を調整することによって、送電電力を目標電力に制御する。なお、出力電圧のデューティは、出力電圧波形(矩形波)の周期に対する正(又は負)の電圧出力時間の比として定義される。インバータ220のスイッチング素子(オン/オフデューティ0.5)の動作タイミングを変化させることによって、インバータ出力電圧のデューティを調整することができる。目標電力は、たとえば、受電装置20の受電状況に基づいて生成され得る。この実施の形態1では、受電装置20において、受電電力の目標値と検出値との偏差に基づいて送電電力の目標電力が生成され、受電装置20から送電装置10へ送信される。
また、電源ECU250は、送電電力が目標電力に制御されている下で、送電部240に含まれる一次コイル(後述)に流れる電流Iを最小にするための制御(以下「一次コイル電流制御」とも称する。)を実行する。送電電力が目標電力に制御されている下で、一次コイルに流れる電流Iが小さい程、送電部240の一次コイルと受電部310の二次コイル(後述)との間の電力伝送効率は高くなる。そこで、電源ECU250は、送電電力制御を実行しつつ、一次コイルに流れる電流Iが最小となるようにインバータ220の駆動周波数を調整する。なお、一次コイル電流の大きさは、電流センサ274により検出される。
なお、インバータ220の駆動周波数の調整により送電電力も影響を受ける。インバータ220の駆動周波数の調整中に送電電力が予期しない大きさとならないために、電源ECU250は、インバータ220の駆動周波数の変更と同時に(ともに)インバータ220の出力電圧のデューティが減少するようにインバータ220を制御する。この制御については後程詳しく説明する。
通信部260は、受電装置20の通信部370と無線通信するように構成され、受電装置20から送信される送電電力の目標値(目標電力)を受信するほか、送電の開始/停止や受電装置20の受電状況等の情報を受電装置20とやり取りする。
一方、受電装置20は、受電部310と、フィルタ回路320と、整流部330と、リレー回路340と、蓄電装置350とを含む。また、受電装置20は、充電ECU360と、通信部370と、電圧センサ380と、電流センサ382とをさらに含む。
受電部310は、送電装置10の送電部240から出力される電力(交流)を非接触で受電する。受電部310は、たとえば、送電部240から非接触で受電するための共振回路を含む。共振回路は、コイルとキャパシタとによって構成され得るが、コイルのみで所望の共振状態が形成される場合には、キャパシタを設けなくてもよい。受電部310は、受電した電力をフィルタ回路320を通じて整流部330へ出力する。
フィルタ回路320は、受電部310と整流部330との間に設けられ、受電時に発生する高調波ノイズを抑制する。フィルタ回路320は、たとえば、インダクタ及びキャパシタを含むLCフィルタによって構成される。整流部330は、受電部310によって受電された交流電力を整流して蓄電装置350へ出力する。
蓄電装置350は、再充電可能な直流電源であり、たとえばリチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次電池によって構成される。蓄電装置350は、整流部330から出力される電力を蓄える。そして、蓄電装置350は、その蓄えられた電力を図示しない負荷駆動装置等へ供給する。なお、蓄電装置350として大容量のキャパシタも採用可能である。
リレー回路340は、整流部330と蓄電装置350との間に設けられ、送電装置10による蓄電装置350の充電時にオンされる。なお、特に図示しないが、整流部330と蓄電装置350との間(たとえば、整流部330とリレー回路340との間)に、整流部330の出力電圧を調整するDC/DCコンバータを設けてもよい。
電圧センサ380は、整流部330の出力電圧(受電電圧)を検出し、その検出値を充電ECU360へ出力する。電流センサ382は、整流部330からの出力電流(受電電流)を検出し、その検出値を充電ECU360へ出力する。電圧センサ380及び電流センサ382の検出値に基づいて、受電部310による受電電力(すなわち、蓄電装置350の充電電力)を検出することができる。
充電ECU360は、CPU、記憶装置、入出力バッファ等を含み(いずれも図示せず)、各種センサや機器からの信号を受けるとともに、受電装置20における各種機器の制御を行なう。各種制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
充電ECU360により実行される主要な制御として、充電ECU360は、送電装置10からの受電中に、受電装置20における受電電力が所望の目標値となるように、送電装置10における送電電力の目標値(目標電力)を生成する。具体的には、充電ECU360は、受電電力の検出値と目標値との偏差に基づいて、送電装置10における送電電力の目標値を生成する。そして、充電ECU360は、生成された送電電力の目標値(目標電力)を通信部370によって送電装置10へ送信する。
通信部370は、送電装置10の通信部260と無線通信するように構成され、充電ECU360において生成される送電電力の目標値(目標電力)を送電装置10へ送信するほか、電力伝送の開始/停止に関する情報を送電装置10とやり取りしたり、受電装置20の受電状況(受電電圧や受電電流、受電電力等)を送電装置10へ送信したりする。
図2は、図1に示した送電部240及び受電部310の回路構成の一例を示した図である。図2を参照して、送電部240は、コイル242と、キャパシタ244とを含む。キャパシタ244は、送電電力の力率を補償するために設けられ、コイル242に直列に接続される。受電部310は、コイル312と、キャパシタ314とを含む。キャパシタ314は、受電電力の力率を補償するために設けられ、コイル312に直列に接続される。なお、このような回路構成は、SS方式(一次直列二次直列方式)とも称される。
なお、特に図示しないが、送電部240及び受電部310の構成は、このようなSS方式のものに限定されない。たとえば、受電部310において、コイル312にキャパシタ314が並列接続されるSP方式(一次直列二次並列方式)や、さらに送電部240において、コイル242にキャパシタ244が並列接続されるPP方式(一次並列二次並列方式)等も採用され得る。
再び図1を参照して、この電力伝送システムにおいては、インバータ220からフィルタ回路230を通じて送電部240へ送電電力(交流)が供給される。送電部240及び受電部310の各々は、コイルとキャパシタとを含み、伝送周波数において共振するように設計されている。送電部240及び受電部310の共振強度を示すQ値は、100以上であることが好ましい。
送電装置10において、インバータ220から送電部240へ送電電力が供給されると、送電部240のコイル(一次コイル)と受電部310のコイル(二次コイル)との間に形成される電磁界を通じて、送電部240から受電部310へエネルギー(電力)が移動する。受電部310へ移動したエネルギー(電力)は、フィルタ回路320及び整流部330を通じて蓄電装置350へ供給される。
(送電電力のオーバーシュート抑制)
以上のような構成の送電装置10においては、上述の通り、インバータ220の駆動周波数の調整により送電電力も影響を受ける。したがって、インバータ220の駆動周波数の調整に伴ない送電電力が変化すると、送電電力が予期しない大きさとなり得る。たとえば、送電部240のコイル242と受電部310のコイル312との結合係数が小さい、又は、送電電力が小さいという状況においては、インバータ220の駆動周波数の変化に対する送電電力の変化が大きくなる傾向がある。したがって、このような状況においては、インバータ220の駆動周波数の調整が行なわれた場合に、何らの対策も採られないとすると、送電電力のオーバーシュートが生じ、送電電力が予期しない大きさとなり得る。
そこで、この実施の形態1に従う送電装置10において、電源ECU250は、インバータ220の駆動周波数の変更とともにインバータ220の出力電圧のデューティを減少させる操作を実行する。インバータ220の出力電圧のデューティが減少すると、送電電力は減少する。したがって、この送電装置10によれば、インバータ220の駆動周波数の調整による送電電力のオーバーシュートを抑制することができる。
図3は、仮にインバータ220の駆動周波数の変更時に、インバータ220の出力電圧のデューティが減少されなかった場合のインバータ220の制御例について説明するための図である。図3を参照して、横軸はインバータの駆動周波数を示し、縦軸はインバータの出力電圧のデューティを示す。
線PL1は、電力の等高線であり、この例における目標電力を示す。送電装置10による送電電力は、フィードバック制御により、この目標電力に制御される。線PL2は、電力の等高線であり、目標電力よりも大きな電力を示す。線PL2により示される電力は、この実施の形態1の電力伝送システムにおける送電電力として予期していない大きさの電力である。なお、電力の等高線(PL1,PL2)の間隔は、周波数f0付近よりも、周波数f3付近の方が狭くなっている。すなわち、周波数f3付近の方が周波数f0付近よりも周波数変化に対する送電電力変化の感度が高い。
インバータ220の駆動周波数がf0の状態でインバータ220は起動し、インバータ220の動作点は、目標電力を示す線PL1上の動作点T0へ推移する。ここで、コイル242(一次コイル)に流れる電流が最小となる線PL1上の動作点がTP1であるとする。この場合には、動作点T0は動作点TP1から離れているため、一次コイル電流制御により、インバータ220の駆動周波数はf0からf1へと推移する(動作点T1)。動作点T1は、線PL1により示される電力よりも送電電力が大きくなる領域の動作点である。すなわち、インバータ220の動作点がT0からT1へと推移することにより、送電電力は増大する。ただし、動作点T1における送電電力は線PL2に示される電力を超過していない。
動作点T1は目標電力から離れているので、送電電力制御により、インバータ220の出力電圧のデューティはd1へと推移する(動作点T2)。動作点T2は線PL1上の動作点である。
そして、一次コイル電流制御により、インバータ220の駆動周波数はf1からf2へと推移する(動作点T3)。このような動作を繰り返し、インバータ220の駆動周波数がf2からf3に推移して動作点がT5に到達したとき、送電電力は線PL2により示される電力を超過してしまう(オーバーシュート)。上述のように、周波数f3付近は送電電力の等高線が密集しており、インバータ220の駆動周波数の変化に対する送電電力の変化が大きいため、駆動周波数がf2からf3に変化することで、送電電力が線PL2により示される電力を超過する。
上述のように、送電コイルと受電コイルとの結合係数が小さい、又は、送電電力が小さいという状況においては送電電力の等高線が密集する傾向にある。図3に示すように、仮にインバータ220の駆動周波数の変更時に何らの対策も採られないとすると、送電電力の等高線が密集するような状況においては、インバータ220の駆動周波数が変更された場合に、送電電力が予期しない大きさとなってしまう可能性がある。
上述のように、この実施の形態1に従う送電装置10においては、インバータ220の駆動周波数の変更時に、インバータ220の出力電圧のデューティが減少するように制御される。したがって、この送電装置10によれば、インバータ220の駆動周波数の調整による送電電力のオーバーシュートを抑制することができる。以下、送電装置10における、送電電力制御及び一次コイル電流制御の詳細について説明する。
(送電電力制御及び一次コイル電流制御の説明)
図4は、電源ECU250により実行される送電電力制御及び一次コイル電流制御の制御ブロック図である。図4を参照して、電源ECU250は、演算部410と、コントローラ420と、演算部430と、コントローラ440と、F/F操作量算出部450とを含む。演算部410、コントローラ420、演算部430、及び制御対象のインバータ220によって構成されるフィードバックループが、送電電力制御を構成する。一方、コントローラ440及びインバータ220によって構成されるループが、一次コイル電流制御を構成する。
コントローラ440は、電流センサ274の出力を取得することで一次コイル電流I1を検知する。コントローラ440は、一次コイル電流I1の検知を周期的に行なう。コントローラ440は、前周期の駆動周波数調整により一次コイル電流I1が減少したか否かを判定することにより、今周期のインバータ220の駆動周波数の操作量を算出する。コントローラ440は、算出した駆動周波数の操作量をインバータ220に出力する。すなわち、コントローラ440は、駆動周波数の操作量を周期的にインバータ220に出力する。また、コントローラ440は、インバータ220の駆動周波数の変更タイミングに合わせてデューティを減少させるために、駆動周波数の変更タイミングをF/F操作量算出部450に通知する。F/F操作量算出部450の動作については後程説明する。
演算部410は、目標電力Psrから送電電力Psを減算し、その演算値をコントローラ420に出力する。コントローラ420は、たとえば、目標電力Psrと送電電力Psとの偏差を入力とするPI制御(比例積分制御)等を実行することによってインバータ220の出力電圧のデューティ操作量を算出する。
F/F操作量算出部450は、インバータ220の出力電圧のデューティの減少方向の操作量を算出する。たとえば、F/F操作量算出部450は、目標電力Psrが第1の電力である場合に、第2の電力(>第1の電力)である場合よりも、デューティの減少方向の操作量として大きな値を算出する。また、たとえば、F/F操作量算出部450は、コイル242(一次コイル)とコイル312(二次コイル)との結合係数が第1の結合係数である場合に、第2の結合係数(>第1の結合係数)である場合よりも、デューティの減少方向の操作量として大きな値を算出する。上述の通り、送電電力が小さい、又は、コイル242とコイル312との結合係数が小さいという状況においては、インバータ220の駆動周波数の変化に対する送電電力の変化が大きくなる傾向がある。したがって、このような状況で、インバータ220の駆動周波数の変化時にデューティをより大きく減少させることで、送電電力がオーバーシュートする可能性をより低減することができる。
F/F操作量算出部450は、コントローラ440から取得した駆動周波数の変更タイミングに合わせて、デューティの減少方向の操作量を演算部430に出力する。なお、コントローラ440によりインバータ220の駆動周波数が変更されないときは、F/F操作量算出部450は、デューティの減少方向の操作量を演算部430に出力しない。
演算部430は、コントローラ420により算出されたデューティ操作量からF/F操作量算出部450により算出されたデューティの減少方向の操作量を減算する。演算部430は、算出されたデューティ操作量をインバータ220に出力する。
このように、この実施の形態1に従う送電装置10においては、インバータ220の駆動周波数の調整に合わせて、インバータ220の出力電圧のデューティが減少される(フィードフォワード制御)。このようなフィードフォワード制御が行なわれることによる効果について次に説明する。
図5は、この実施の形態1におけるインバータ220の制御例について説明するための図である。図5を参照して、縦軸、横軸、デューティ(d0〜d2)、周波数(f0〜f3)、及び電力の等高線(PL1,PL2)は、図3と同様である。
インバータ220の駆動周波数がf0の状態でインバータ220は起動し、インバータ220の動作点は、目標電力を示す線PL1上の動作点T00へ推移する。ここで、図3の例と同様、コイル242(一次コイル)に流れる電流が最小となる線PL1上の動作点がTP1であるとする。この場合には、動作点T00は動作点TP1から離れているため、一次コイル電流制御によりインバータ220の駆動周波数がf0からf1へと変更されるとともに、フィードフォワード制御によりデューティが減少される。その結果、動作点はT01に推移する。動作点T01は目標電力から離れているので、送電電力制御により、インバータ220の出力電圧のデューティはd1へと推移する(動作点T02)。
そして、一次コイル電流制御により駆動周波数がf1からf2へと変更されるとともに、フィードフォワード制御によりデューティが減少される。その結果、動作点はT03に推移する。このような動作を繰り返し、インバータ220の駆動周波数がf2からf3に推移して動作点はT05に推移する。図3に示される例においては、インバータ220の駆動周波数がf3となった時点で、送電電力が、線PL2により示される電力を超過していた。しかしながら、この実施の形態1に従う送電装置10においては、インバータ220の駆動周波数がf3となっても送電電力が線PL2により示される電力を超過しない。
このように、この実施の形態1に従う送電装置10において、電源ECU250は、インバータ220の駆動周波数の変更時に、インバータ220の出力電圧のデューティを減少させる操作を実行する。インバータ220の出力電圧のデューティが減少すると、送電電力は減少する。たとえば、図5に示される例においても、インバータ220の駆動周波数の変更時にデューティが減少されているため、動作点T05における送電電力は線PL2により示される電力を超過しない。したがって、この送電装置10によれば、インバータ220の駆動周波数の調整による送電電力のオーバーシュートを抑制することができる。次に、送電装置10における動作点探索の処理手順を説明する。
(動作点探索の処理手順の説明)
図6は、送電装置10における動作点探索の処理手順を示すフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理は、インバータ220の起動後、動作点探索が完了するまでの間に実行される。
図6を参照して、インバータ220が起動されると、電源ECU250は、送電電力Psの目標電力Psrを設定する(ステップS100)。なお、目標電力Psrは、上述のように受電装置20の受電状況に基づいて生成されるところ、送電が開始されていないこの時点では、予め定められた初期値に設定される。
目標電力Psrが設定されると、電源ECU250は、送電電力制御及び一次コイル電流制御を実行する(ステップS110)。なお、送電電力制御の実行に伴ない送電装置10から受電装置20への送電が開始されると、受電装置20の受電状況に応じて目標電力Psrが修正され、受電装置20において受電電力が目標値に近づくと、目標電力Psrも安定する。
送電電力制御及び一次コイル電流制御が実行されると、電源ECU250は、一次コイル電流制御におけるインバータ220の駆動周波数の操作タイミングが到来したか否かを判定する(ステップS120)。インバータ220の駆動周波数の操作タイミングが到来していないと判定されると(ステップS120においてNO)、処理はステップS140に移行する。一方、インバータ220の駆動周波数の操作タイミングが到来したと判定されると(ステップS120においてYES)、電源ECU250は、インバータ220の出力電圧のデューティを減少させる操作を実行する(ステップS130)。
その後、電源ECU250は、インバータ220の動作点探索が完了したか否かを判定する(ステップS140)。インバータ220の動作点が所望の目標動作点に到達し、動作点探索が完了したと判定されると(ステップS140においてYES)、処理は完了する。一方、動作点探索が完了していないと判定されると(ステップS140においてNO)、電源ECU250は、ステップS110に処理を戻し、送電電力制御及び一次コイル電流制御が継続して実行される。
以上のように、この実施の形態1に従う送電装置10においては、インバータ220の駆動周波数の変更とともにインバータ220の出力電圧のデューティが減少される。したがって、送電装置10によれば、インバータ220の駆動周波数の調整による送電電力のオーバーシュートを抑制することができる。
なお、図3,5に示す例においては、インバータ220の駆動周波数を増加させる方向に操作することにより送電電力が増加した。これらの例において、インバータ220の駆動周波数を減少させる方向に操作した場合には送電電力が減少する。駆動周波数を減少させる方向に操作する場合(送電電力が減少する場合)に、インバータ220の出力電圧のデューティを減少させると、送電電力がさらに低下する。しかしながら、送電電力は送電電力制御により目標電力に制御されるため、デューティの減少により送電電力が一時的に低下しても問題が生じない。
[他の実施の形態]
以上のように、この発明の実施の形態として実施の形態1を説明した。しかしながら、この発明は必ずしもこの実施の形態1に限定されない。ここでは、他の実施の形態の一例について説明する。
実施の形態1においては、インバータ220の駆動周波数を調整することにより、一次コイル電流制御を実行することとした。しかしながら、駆動周波数の調整による制御対象は必ずしもこれに限定されない。たとえば、インバータ220の駆動周波数を調整することによって、インバータ220の出力電圧の立上り時におけるインバータ出力電流を示すターンオン電流を制御するようにしてもよい(ターンオン電流制御)。ターンオン電流が正であると、インバータ220の還流ダイオードに逆方向のリカバリー電流が流れ、還流ダイオードにおいて発熱すなわち損失が発生する。そこで、ターンオン電流制御においては、たとえば、ターンオン電流が0以下となるようにインバータ220の駆動周波数が制御される。この場合においては、ターンオン電流制御のためにインバータ220の駆動周波数が変更されるのに合わせて、インバータ220の出力電圧のデューティが減少されることとなる。
また、インバータ220の駆動周波数を制御することにより、一次コイル電流制御とターンオン電流制御との両方を実行してもよい。この場合には、一次コイル電流制御又はターンオン電流制御のためにインバータ220の駆動周波数が変更されるのに合わせて、インバータ220の出力電圧のデューティが減少されることとなる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 送電装置、20 受電装置、100 交流電源、210 PFC回路、220 インバータ、230,320 フィルタ回路、240 送電部、242,312 コイル、244,314 キャパシタ、250 電源ECU、260,370 通信部、270,380 電圧センサ、272,274,382 電流センサ、310 受電部、330 整流部、340 リレー回路、350 蓄電装置、360 充電ECU、410,430 演算部、420,440 コントローラ、450 F/F操作量算出部。

Claims (2)

  1. 受電装置へ非接触で送電するように構成された送電部と、
    駆動周波数に応じた送電電力を前記送電部へ供給する電圧形のインバータと、
    前記インバータを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記インバータの出力電圧のデューティの調整と、前記駆動周波数の調整とを実行し、
    前記デューティの調整により前記送電電力は目標電力に制御され、
    前記制御部は、前記駆動周波数の変更とともに前記出力電圧のデューティを減少させる操作を実行する、非接触送電装置。
  2. 送電装置と受電装置とを備える非接触電力伝送システムであって、
    前記受電装置は、前記送電装置から非接触で受電するように構成された受電部を含み、
    前記送電装置は、
    前記受電装置へ非接触で送電するように構成された送電部と、
    駆動周波数に応じた送電電力を前記送電部へ供給する電圧形のインバータと、
    前記インバータを制御する制御部とを含み、
    前記制御部は、前記インバータの出力電圧のデューティの調整と、前記駆動周波数の調整とを実行し、
    前記デューティの調整により前記送電電力は目標電力に制御され、
    前記制御部は、前記駆動周波数の変更とともに前記出力電圧のデューティを減少させる操作を実行する、非接触電力伝送システム。
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