JP2017088502A - 乳化型染毛剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】染毛力が高く、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、及び洗髪に対する色落ちの抑制効果が良好で、皮膚への染着性が少ない、優れた乳化型染毛剤組成物の提供。【解決手段】(A)アルギニン、(B)N−アシルアミノ酸ジエステル化合物、(C)塩基性染料、(D)カチオン性界面活性剤、及び(E)炭素数が12以上のアルコールを含有してなり、前記(A)成分の含有量が、0.7質量%〜10質量%であり、前記(A)成分の含有量(質量%)と前記(C)成分の含有量(質量%)との質量比(A/C)が、0.3〜40であり、25℃におけるpHが、5〜9である乳化型染毛剤組成物である。【選択図】なし

Description

本発明は、乳化型染毛剤組成物に関する。
近年、おしゃれ染めから白髪染めまで幅広い年代で頭髪のカラーリング処理が行われている。前記カラーリング処理では、染毛力が高く、色持ちが良好な酸化染料を用いた酸化染毛剤(永久染毛剤)が主として利用されてきたが、毛髪損傷、及びアレルギー等の皮膚刺激が起きやすいという問題があった。このため、前記酸化染料に代えて、安全性が高い塩基性染料などを用いた染毛剤組成物が提案されている。
前記塩基性染料を用いた半永久染毛剤(カラーリンスやヘアカラートリートメント)は、毛髪損傷、及び皮膚刺激はないが、染毛力が弱く、皮膚への染着性があり、染毛した後に洗髪すると色落ちしてしまい、ムラ染めになりやすい等の欠点があった。
前記欠点を克服するために、塩基性染料、及び色落ち防止剤(ヒスチジン、シトルリン、グリシン、グルタミン、ロイシン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、フェニルアラニン、トレオニン、アスパラギン酸、リジン、グルタミン酸又はこれらの塩)を含有し、pHが6.0以上である染毛剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、前記提案は、洗髪に対する色落ちの抑制効果が高いが、皮膚への染着性が高いために従来の欠点を克服することはできなかった。したがって、毛髪を傷めることなく、染毛力が良好で、皮膚への染着性がない染毛剤組成物が望まれてきた。
特許第5348512号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、染毛力が高く、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、及び洗髪に対する色落ちの抑制効果が良好で、皮膚への染着性が少ない、優れた乳化型染毛剤組成物を提供することを目的とする。
前記毛髪のパサつきのなさとは、染毛した後に毛髪が傷むことなく、毛髪の補修効果があることを意味する。前記洗髪に対する色落ちの抑制効果が良好とは、染毛した後にシャンプーなどで毛髪を洗浄しても、色落ちがしにくいことを意味する。前記皮膚には、手指などの皮膚のほか、頭皮も含まれる。
前記課題を解決するため本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、アルギニン、N−アシルアミノ酸ジエステル化合物、塩基性染料、カチオン性界面活性剤、及び炭素数12以上のアルコールを含有し、pH5〜9に調整することにより、染毛力が高く、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、及び洗髪に対する色落ちの抑制効果が良好で、皮膚への染着性が少ない、優れた乳化型染毛剤組成物が得られることを知見した。
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。
<1> (A)アルギニン、(B)N−アシルアミノ酸ジエステル化合物、(C)塩基性染料、(D)カチオン性界面活性剤、及び(E)炭素数が12以上のアルコールを含有してなり、
前記(A)成分の含有量が、0.7質量%〜10質量%であり、
前記(A)成分の含有量(質量%)と前記(C)成分の含有量(質量%)との質量比(A/C)が、0.3〜40であり、
25℃におけるpHが、5〜9であることを特徴とする乳化型染毛剤組成物である。
<2> 前記(B)成分の含有量が、0.2質量%〜0.8質量%である前記<1>に記載の乳化型染毛剤組成物である。
<3> 更に(F)ヘアカラー染料を含有する前記<1>から<2>のいずれかに記載の乳化型染毛剤組成物である。
本発明によると、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、染毛力が高く、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、及び洗髪に対する色落ちの抑制効果が良好で、皮膚への染着性が少ない、優れた乳化型染毛剤組成物を提供することができる。
(乳化型染毛剤組成物)
本発明の乳化型染毛剤組成物は、(A)アルギニン、(B)N−アシルアミノ酸ジエステル化合物、(C)塩基性染料、(D)カチオン性界面活性剤、及び(E)炭素数が12以上のアルコールを含有し、(F)ヘアカラー染料を含有することが好ましく、必要に応じてその他の成分を含有してなる。
<(A)アルギニン>
前記(A)成分のアルギニンは、染毛力、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさを向上させるために含有される。
前記(A)成分のアルギニンとしては、L体であってもよいし、D体であってもよい。
前記(A)成分のアルギニンの含有量は、染毛力、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさの点から、乳化型染毛剤組成物全量に対して、0.7質量%〜10質量%であり、0.8質量%〜7質量%が好ましく、1質量%〜5質量%がより好ましい。前記含有量が、0.7質量%未満であると、染毛力、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさが不十分となることがあり、10質量%を超えると、毛髪のパサつきのなさが不十分となることがある。
<(B)N−アシルアミノ酸ジエステル化合物>
前記(B)成分のN−アシルアミノ酸ジエステル化合物は、毛髪のパサつきのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさを向上させるために含有される。
前記(B)成分のN−アシルアミノ酸ジエステル化合物を構成するアミノ酸としては、特に制限はないが、酸性アミノ酸が好ましく、グルタミン酸がより好ましい。
前記(B)成分のN−アシルアミノ酸ジエステル化合物としては、例えば、下記一般式(1)で表される化合物が好ましい。
ただし、前記一般式(1)中、X及びYはステロールのエステル残基、又は炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基のいずれかを示し、X及びYは、同じであっても異なっていてもよい。Rは、炭素数8〜24のアシル基を示し、aは1又は2を表す。
前記一般式(1)におけるX及びYで表されるステロールのエステル生成残基とは、前記ステロールのヒドロキシ基と前記アミノ酸のカルボキシ基とがエステル結合をした際の、前記ステロール側のエステル結合部分以外の部位である。前記ステロールとしては、動物由来、植物由来、及び菌類由来のいずれでもよく、動物由来のステロールとしては、例えば、コレステロール、コレスタノール、7−デヒドロコレステロール等;植物由来のステロール(フィトステロール)としては、例えば、シトステロール、スチグマステロール、フコステロール、スピナステロール、ブラシカステロール等;菌類由来のステロールとしては、例えば、エルゴステロール等が挙げられ、前記ステロールの水素添加物なども使用することができる。これらのうち、コレステロールのエステル生成残基、及びフィトステロールのエステル残基が好ましい。
また、前記一般式(1)におけるX及びYで表される炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基としては、直鎖であっても分岐であってもよく、炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。前記アルキル基又は前記アルケニル基としては、例えば、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、オクチルドデシル基、ベヘニル基などが挙げられる。
また、前記一般式(1)におけるRで表される炭素数8〜24のアシル基としては、直鎖であっても分岐であってもよい。前記アシル基としては、例えば、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基などが挙げられる。
前記(B)成分のN−アシルアミノ酸ジエステル化合物としては、例えば、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・2−オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2−オクチルドデシル)、N−ステアロイル−L−グルタミン酸ジオクチルドデシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ−2−ヘキシルデシルなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(B)成分のN−アシルアミノ酸ジエステル化合物は、合成品であっても、市販品であってもよく、前記市販品としては、例えば、エルデュウPS−203[N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・2−オクチルドデシル)]、エルデュウPS−304、エルデュウPS−306[N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2−オクチルドデシル)](以上、全て味の素ヘルシーサプライ株式会社)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(B)成分のN−アシルアミノ酸ジエステル化合物の含有量は、毛髪のパサつきのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさの点から、乳化型染毛剤組成物全量に対して、0.1質量%〜1質量%が好ましく、0.2質量%〜0.8質量%がより好ましい。前記含有量が0.1質量%未満では、毛髪のパサつきのなさ、及び洗髪に対する色落ちの抑制効果が不十分となることがあり、1質量%を超えると、毛髪のパサつきのなさ、及び皮膚への染着性の少なさが不十分となることがある。
<(C)塩基性染料>
前記(C)成分の塩基性染料は、染毛力、及び皮膚への染着性の少なさを向上させるために含有される。
前記(C)成分の塩基性染料としては、特に制限はなく、通常、染毛剤に用いられる塩基性染料を使用することができ、例えば、塩基性青99、塩基性茶16、塩基性茶17、塩基性オレンジ31、塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性黄57、塩基性黄87などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。例えば、髪色をブラック、ダークブラウン、ブラウン、グレーにするのであれば、青系染料、赤系染料、黄系染料、及び茶系染料から選ばれる少なくとも3種以上組み合わせて用いる。前記青系染料としては、例えば、塩基性青99などが挙げられる。前記赤系染料としては、例えば、塩基性赤51、塩基性赤76などが挙げられる。前記黄系染料としては、例えば、塩基性黄57、塩基性黄87などが挙げられる。前記茶系染料としては、例えば、塩基性茶16などが挙げられる。
前記(C)成分の塩基性染料の含有量は、染毛力、及び皮膚への染着性の少なさの点から、乳化型染毛剤組成物全量に対して、0.02質量%〜5質量%が好ましく、0.1質量%〜3質量%がより好ましい。前記含有量が、0.02質量%未満であると、染毛力が悪くなることがあり、5質量%を超えると、皮膚への染着性の少なさが不十分となることがある。
<質量比(A/C)>
前記(A)成分の含有量(質量%)と前記(C)成分の含有量(質量%)との質量比(A/C)は、毛髪のパサつきのなさ、及び皮膚への染着性の少なさの点から、0.3〜40であり、0.5〜20が好ましい。前記質量比が、0.3未満であると、皮膚への染着性の少なさが不十分となることがあり、40を超えると、毛髪のパサつきのなさが不十分となることがある。
<(D)カチオン性界面活性剤>
前記(D)成分のカチオン性界面活性剤は、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさを向上させるために含有される。
前記(D)成分のカチオン性界面活性剤は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アミン塩、第四級アンモニウム塩などが挙げられる。これらの中でも、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさの点から、下記一般式(2)で表される第四級アンモニウム塩が好ましい。
ただし、前記一般式(2)中、R、R、R、及びRは、それぞれ独立に置換基を有していてもよいアルキル基を表し、Zは、対イオンを表す。
前記一般式(2)におけるRとしては、置換基を有していてもよいアルキル基を表し、前記アルキル基としては、炭素数8〜22の直鎖又は分岐のアルキル基が好ましく、炭素数16〜22の直鎖又は分岐のアルキル基がより好ましい。前記一般式(2)における、R、R、及びRとしては、置換基を有していてもよいアルキル基を表し、前記アルキル基としては、炭素数1〜4のアルキル基が好ましい。前記置換基としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、フェニル基などが挙げられる。
前記対イオンは、ハロゲン化物イオン、又は水酸化物イオンが好ましく、これらの中でも、Cl、Brが好ましく、Clがより好ましい。
前記一般式(2)で表される第四級アンモニウム塩としては、例えば、モノ長鎖アルキル(炭素数:8〜22)四級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキル(炭素数:8〜22)四級アンモニウム塩、分岐鎖アルキル(炭素数:8〜22)四級アンモニウム塩などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。なお、「(炭素数:8〜22)」とは、アルキル基の炭素数が8〜22であることを示す。
前記モノ長鎖アルキル(炭素数:8〜22)四級アンモニウム塩としては、例えば、アルキル(炭素数:8〜22)ジメチルアンモニウム塩、アルキル(炭素数:8〜22)ジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキル(炭素数:8〜22)トリメチルアンモニウム塩、アルキル(炭素数:8〜22)トリエチルアンモニウム塩などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、毛髪のパサつきのなさの点から、アルキル(炭素数:8〜22)トリメチルアンモニウム塩が好ましい。
前記アルキル(炭素数:8〜22)ジメチルアンモニウム塩としては、例えば、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルキル(炭素数:8〜22)ジメチルベンジルアンモニウム塩としては、例えば、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルキル(炭素数:8〜22)トリメチルアンモニウム塩としては、例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化セトステアリルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリメチルアンモニウム、アルキル(炭素数:8〜22)トリメチルアンモニウムサッカリンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、毛髪のパサつきのなさの点から、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化セトステアリルトリメチルアンモニウムが好ましく、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウムがより好ましく、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが更に好ましい。
前記アルキル(炭素数:8〜22)トリメチルアンモニウム塩としては、市販品を用いることができ、前記市販品としては、例えば、商品名:GENAMIN KDMP(塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、BASF社製)、商品名:アーカード22−80(塩化べヘニルトリメチルアンモニウム、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)、商品名:アーカードT−800(塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)、アーカード16−50E(塩化セチルトリメチルアンモニウム、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルキル(炭素数:8〜22)トリエチルアンモニウム塩としては、例えば、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルトリエチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリエチルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記ジ長鎖アルキル(炭素数:8〜22)四級アンモニウム塩としては、例えば、ジアルキル(炭素数:8〜22)ジメチルアンモニウム塩などが挙げられる。
前記ジアルキル(炭素数:8〜22)ジメチルアンモニウム塩としては、例えば、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記分岐鎖アルキル(炭素数:8〜22)四級アンモニウム塩としては、例えば、エチル硫酸イソステアリン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソノナン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(炭素数:14〜17)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(炭素数:18〜22)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(D)成分のカチオン性界面活性剤の含有量は、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさの点から、乳化型染毛剤組成物全量に対して、0.5質量%〜5質量%が好ましく、1質量%〜3質量%がより好ましい。前記含有量が、0.5質量%未満であると、乳化状態が悪くなるために、毛髪のパサつきのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、毛髪の色ムラのなさ、及び皮膚への染着性の少なさが不十分となることがあり、5質量%を超えると乳化状態が悪くなるために、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさが不十分となることがある。
<(E)炭素数が12以上のアルコール>
前記(E)成分の炭素数が12以上のアルコールは、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさを向上させるために含有される。
前記(E)成分のアルコールは、炭素数12以上であり、炭素数12〜22が好ましく、直鎖であっても、分岐鎖であってもよく、飽和又は不飽和であってもよい。これらの中でも、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさの点から、炭素数18〜22の直鎖のアルキル基を有する脂肪族アルコールが好ましい。
前記(E)成分の炭素数が12以上のアルコールとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデカノール、セトステアリルアルコールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、毛髪のパサつきのなさの点から、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコールが好ましい。
前記(E)成分の炭素数が12以上のアルコールの含有量は、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさの点から、乳化型染毛剤組成物全量に対して、0.5質量%〜10質量%が好ましく、3質量%〜8質量%がより好ましい。前記含有量が、0.5質量%未満であると、乳化状態が悪くなるために、毛髪のパサつきのなさ、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさが不十分となることがあり、10質量%を超えると、乳化状態が悪くなるために、皮膚への染着性の少なさが不十分となることがある。
<(F)ヘアカラー染料>
前記(F)成分のヘアカラー染料(Hair Color染料;以下、「HC染料」と称することがある)とは、非イオン性の直接染料の総称であり、日本ヘアカラー工業会自主基準リストに収載されている。前記HC染料としては、通常、染毛剤に用いられるHC染料であれば特に限定されるものでなく、例えば、HC青2;HCオレンジ1、HCオレンジ2;HC赤1、HC赤2(4−ヒドロキシプロピルアミノ−3−ニトロフェノール)、HC赤3、HC赤7;HC黄2、HC黄4、HC黄9などが挙げられる。これらHC染料は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよく、塩基性青99と併用することが好ましい。例えば、髪色をブラック、ダークブラウン、グレー、ブラウンにするのであれば、前記塩基性青99に加えて、HC青2等の青系染料から選ばれる少なくとも1種;HC赤1、HC赤2、HC赤3、HC赤7、HC赤13等の赤系染料から選ばれる少なくとも1種;HC黄2、HC黄4、HC黄5、HC黄9等の黄系染料から選ばれる少なくとも1種を組み合わせて用いることが好ましい。
前記(F)成分の含有量は、乳化型染毛剤組成物全量に対して、0.02質量%〜5質量%が好ましく、0.1質量%〜3質量%がより好ましい。
<その他の成分>
本発明の乳化型染毛剤組成物には、前記(A)成分〜前記(F)成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の成分を含有することができる。
前記その他の成分としては、通常、乳化型染毛剤組成物に使用されるものの中から適宜選択することができ、例えば、界面活性剤、多価アルコール、油分、保湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、前記(C)成分及び前記(F)成分以外の直接染料、水などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記界面活性剤としては、例えば、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、半極性界面活性剤が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、高温における安定性の点から、両性界面活性剤が好ましい。
前記両性界面活性としては、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ベタイン系両性界面活性剤、アミノ酸系両性界面活性剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ベタイン系両性界面活性剤が好ましい。
前記ベタイン系両性界面活性剤としては、例えば、カルボベタイン系両性界面活性剤、アミドベタイン系両性界面活性剤、スルホベタイン系(ヒドロキシスルホベタイン系、アミドスルホベタイン系)両性界面活性剤、イミダゾリニウムベタイン系両性界面活性剤、ホスホベタイン系両性界面活性剤、アミノプロピオン酸系両性界面活性剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、カルボベタイン系両性界面活性剤、アミドベタイン系両性界面活性剤が好ましく、アミドベタイン系両性界面活性剤がより好ましい。
前記カルボベタイン系両性界面活性剤としては、例えば、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインなどが挙げられる。前記アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインとしては、例えば、ラウリン酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ラウリン酸ジメチルアミノ酢酸ベタインが好ましい。
前記アミドベタイン系両性界面活性剤としては、例えば、アルキルアミドプロピルベタインなどが挙げられる。前記アルキルアミドプロピルベタインとしては、例えば、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(コカミドプロピルベタイン)、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、イソステアラミドプロピルベタインなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ラウリン酸アミドプロピルベタインが好ましい。
前記スルホベタイン系両性界面活性剤としては、例えば、ヤシ油脂肪酸ジメチルアミノヒドロキシスルホベタイン、ラウリルジメチルアミノヒドロキシスルホベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルスルホベタイン、ステアリルスルホベタイン、ミリスチルスルホベタインなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記イミダゾリニウムベタイン系両性界面活性剤としては、例えば、ヤシ油アルキル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ホスホベタイン系両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルヒドロキシホスホベタインなどが挙げられる。
前記アミノプロピオン酸系両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸トリエタノールアミンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記アミノ酸系両性界面活性剤としては、例えば、アルキルアミノ脂肪酸、又はこれらの塩などが挙げられる。前記アルキルアミノ脂肪酸塩としては、例えば、ラウリルアミノ脂肪酸、ステアリルアミノ脂肪酸、ミリスチルアミノ脂肪酸などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記塩の対イオンとしては、例えば、アルカリ金属塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩などが挙げられる。これらの中でも、アルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム、カリウムがより好ましく、ナトリウムが特に好ましい。
これらの中でも、ラウリン酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタインが好ましく、ラウリン酸アミドプロピルベタインがより好ましい。
前記両性界面活性剤の含有量は、前記乳化型染毛剤組成物全量に対して、3質量%〜20質量%が好ましく、3質量%〜15質量%がより好ましい。
前記ノニオン性界面活性剤としては、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ラウリン酸ポリグリセリル、ミリスチン酸ポリグリセリルなどが挙げられる。
前記ノニオン性界面活性剤の含有量は、前記乳化型染毛剤組成物全量に対して、0.05質量%〜2質量%が好ましい。
前記多価アルコールは、前記乳化型染毛剤組成物の高温における安定性を向上させるために含まれる。
前記多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、ヘキサグリセリン、デカグリセリン、トリメチルプロパノール、ソルビトール、又は前記多価アルコールのエチレンオキシド付加物などが挙げられる。これらの中でも、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ソルビトール、プロピレングリコールが好ましく、グリセリン、プロピレングリコールがより好ましい。
前記の多価アルコールは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよいが、2種以上を併用することが好ましく、グリセリンとプロピレングリコールとの併用が好ましい。
前記多価アルコールの含有量は、前記乳化型染毛剤組成物全量に対して、5質量%〜33質量%が好ましく、5質量%〜25質量%がより好ましい。
前記油分としては、例えば、ヒマシ油、オリーブ油、カカオ油、硬化パーム油、椿油、ヤシ油、木ロウ、ホホバ油、グレープシード油、アボガド油等の植物油脂類又はそれらのエステル化合物;ミンク油、卵黄油等の動物油脂類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、水添ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;流動パラフィン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス、セレシンワックス、パラフィンワックス、ワセリン等の炭化水素類;ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸等の天然及び合成脂肪酸類;グリセロールトリ−2−エチルヘキサン酸エステル、2−エチルヘキシルステアレート、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、コレステロールオレート等のエステル類;ジメチルポリシロキサン等のシリコーン油などが挙げられる。これらの中でも、シリコーン油が好ましい。
前記シリコーン油の含有量は、前記乳化型染毛剤組成物全量に対し、0.1質量%〜3質量%が好ましい。
前記保湿剤としては、例えば、1,3−ブタンジオール、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル、ポリエチレングリコール(重量平均分子量が190〜1,650)、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール・ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、ポリグリセリン、ソルビトールなどが挙げられる。
前記増粘剤としては、例えば、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、珪酸アルミニウム、マルメロ種子抽出物、トラガントガム、デンプン等の天然高分子;メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、可溶性デンプン等の半合成高分子;カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、メタクリロイルエチルベタイン・メタクリル酸エステル共重合体等の合成高分子化合物などが挙げられる。
前記防腐剤としては、例えば、安息香酸塩、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ安息香酸エステル、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4’−トリクロロカルバニリド、塩化ベンザルコニウム、ヒノキチオール、レゾルシン、メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液(商品名:ケーソンCG;ローム・アンド・ハース・ジャパン社製)、サリチル酸、ペンタンジオール、フェノキシエタノール、エタノールなどが挙げられる。
前記酸化防止剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、アスコルビン酸などが挙げられる。
前記キレート剤としては、例えば、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸カルシウムジナトリウム、ヘキサメタリン酸塩、グルコン酸などが挙げられる。
前記pH調整剤としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、クエン酸、コハク酸、トリエタノールアミン、アンモニア水、トリイソプロパノールアミン、リン酸、グリコール酸などが挙げられる。
前記紫外線吸収・散乱剤としては、例えば、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、オクチルジメチルパラアミノベンゾエート、エチルヘキシルパラメトキシサイナメート、酸化チタン、カオリン、タルクなどが挙げられる。
前記ビタミン類としては、例えば、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンF、ビタミンK、ビタミンP、ビタミンU、カルニチン、フェルラ酸、γ−オリザノール、α−リポ酸、オロット酸、又はこれらの誘導体などが挙げられる。
前記アミノ酸類としては、例えば、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トリプトファン、シスチン、システイン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジン又はこれらの誘導体などが挙げられる。
前記(C)成分、前記(F)成分以外の直接染料としては、例えば、酸性染料などが挙げられる。前記酸性染料としては、例えば、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、赤色201号、赤色227号、赤色220号、赤色230号、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号;黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、黄色402号、黄色403号、黄色406号、黄色407号;緑色3号、緑色201号、緑色204号、緑色206号、緑色401号、緑色402号;青色1号、青色2号、青色202号、青色203号、青色205号;橙色205号、橙色207号、橙色402号;褐色201号;紫色401号;黒色401号などが挙げられる。
<乳化型染毛剤組成物の製造方法>
本発明の乳化型染毛剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記(B)成分、前記(D)成分、前記(E)成分、好ましくは前記(F)成分、及び必要に応じて油溶性の前記その他の成分を混合して油相を得る。前記油相に水を加えて転相乳化後、前記(A)成分、前記(C)成分、水溶性の前記その他の成分を添加し、撹拌してpHを調整することにより、乳化型染毛剤組成物が得られる。
<pH>
前記乳化型染毛剤組成物のpHとしては、染毛力、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさの点から、25℃で5〜9であり、6〜8が好ましい。前記pHが5未満であると、染毛力、毛髪の色ムラのなさ、洗髪に対する色落ちの抑制効果、及び皮膚への染着性の少なさが不十分となることがあり、9を超えると、皮膚への染着性の少なさが不十分となることがある。
前記pHは、前記乳化型染毛剤組成物をpHメーター(HM−30G、東亜ディーケーケー株式会社製)を用いて、25℃で測定することができる。
前記乳化型染毛剤組成物のpHは、所望のpH調整剤を用いて調整することができる。前記pH調整剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、有機酸、無機酸などが挙げられ、具体的には、クエン酸、塩酸、リン酸などが挙げられる。
<容器>
前記乳化型染毛剤組成物を収容する容器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルミニウムラミネートチューブ、EVALチューブ、アルミニウムチューブ、ガラス蒸着プラスチックチューブ等のチューブの他、機械的又は差圧によるディスペンサー容器及びスクイーズ容器、ラミネートフィルム容器、スポイト容器、スティック容器、ボトル容器などが挙げられる。これらの中でも、ラミネートフィルム容器及びボトル容器が好ましい。
前記ラミネートフィルム容器は、通常2層以上の多層を有し、前記ラミネートの材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の合成樹脂、紙、アルミニウム蒸着プラスチックなどが挙げられる。前記ラミネートフィルム容器は、強度、柔軟性、耐候性等を考慮し、一般的には2層〜5層のものを用いる。
前記ボトル容器の材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂、ABS樹脂、ポリアミド等、又はガラスなどが挙げられ、これらを単層ないし2層以上組み合わせて用いることができる。
<用途>
本発明の乳化型染毛剤組成物は、例えば、シャンプー、リンス、トリートメント、コンディショナー、リンスインシャンプーなどの洗い流すタイプの製品として好適である。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。なお、以下の実施例及び比較例に記載の乳化型染毛剤組成物の含有量は全て純分換算値である。
(実施例1〜38及び比較例1〜15)
下記表1〜10に示す組成及び含有量の乳化型染毛剤組成物を以下の製造方法に基づいて製造した。
<乳化型染毛剤組成物の製造方法>
80℃の湯浴中で、(B)成分のN−アシルアミノ酸ジエステル化合物、(D)成分のカチオン性界面活性剤、(E)成分の炭素数が12以上のアルコール、及び必要に応じて、共通成分である多価アルコール(グリセリン、及びプロピレングリコール)、ノニオン性界面活性剤(モノステアリン酸ポリエチレングリコール、及びジイソステアリン酸ポリグリセリル)、安息香酸、ヒドロキシエチルセルロースを溶解混合した後、80℃の水を加え、液晶を形成させ均一化した。更に、80℃の水を加えて転相乳化後、(A)成分のアルギニン、(C)成分の塩基性染料、(F)成分のヘアカラー染料、及び必要に応じて、共通成分であるアミノエチルアミノプロピルシロキサン−ジメチルシロキサン共重合体エマルション、及び水を添加し、均一撹拌し、40℃に冷却後、塩酸でpHを調整して、乳化型染毛剤組成物を得た。なお、前記pHは、医薬部外品原料規格2006一般試験法のpH測定法に準拠して、pHメーター(HM−30G、東亜ディーケーケー株式会社製)を用いて25℃で測定した。
実施例1〜34、比較例1〜7、及び比較例9〜15は、仕上がりの髪色がダークブラウンになるように前記(C)成分の塩基性染料の配合量を調整した。また、実施例35〜38の仕上がりの色については、実施例35ではブラック、実施例36ではダークブラウン、実施例37ではグレー、実施例38ではブラウンになるように、前記(C)成分、及び前記(F)成分の配合量を調整した。
<評価方法>
得られた各乳化型染毛剤組成物について、下記評価方法に基づいて、諸特性を評価した。評価結果を下記表1〜10に併記した。
<<サンプル毛束の調製>>
人毛白髪BM−W−A(ビューラックス株式会社製)10cm(1.0g)を27質量%ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(2E.O.、新日本理化株式会社製)1gで洗浄、水洗後、室温(25℃)にて風乾した。これをサンプル毛束とした。なお、前記E.O.とは、エチレンオキシド(EO)の平均付加モル数を表す。
<<染毛力、毛髪の色ムラのなさ、毛髪のパサつきのなさの評価方法及び評価基準>>
前記サンプル毛束1.0gに対し、得られた各乳化型染毛剤組成物10gを、1回/秒間の速さで60回くし通しを行って均一に塗布し、25℃で20分間静置後、40℃の温水を流しながら(5L/分間)、1回/2秒間の速さで25回くし通しをしながらすすいだ。次いで、サンプル毛束1.0gに対し市販品シャンプー(植物物語シャンプー さっぱりさらさらヨーロピアンブレンド、ライオン株式会社製)0.1gを、1回/秒間の速さで60回くし通しを行いながら塗布し、40℃の温水を流しながら(5L/分間)、1回/2秒間の速さで25回くし通しをしながらすすいで、25℃で風乾した。
それぞれの毛束について、20名の専門パネル(男性10名、女性10名)によってそれぞれ以下の評価基準に基づき評価した。「染毛力」は、目視で、染毛処理を行っていないサンプル毛束と比較して評価した。また、「毛髪の色ムラのなさ」は目視によって、「毛髪のパサつきのなさ」は毛束を手で触ることによって評価した。
なお、3以上を合格とする。
[「染毛力」の評価基準]
5:染毛力が良好と答えた者が20名中16名以上
4:染毛力が良好と答えた者が20名中13名以上15名以下
3:染毛力が良好と答えた者が20名中10名以上12名以下
2:染毛力が悪いと答えた者が20名中11名以上14名以下
1:染毛力が悪いと答えた者が20名中15名以上
[「毛髪の色ムラのなさ」、及び「毛髪のパサつきのなさ」の評価基準]
5:良好と答えた者が20名中16名以上
4:良好と答えた者が20名中13名以上15名以下
3:良好と答えた者が20名中10名以上12名以下
2:良好と答えた者が20名中6名以上9名以下
1:良好と答えた者が20名中5名以下
<<洗髪に対する色落ちの抑制効果の評価方法及び評価基準>>
前記サンプル毛束1.0gに、各乳化型染毛剤組成物10gを、1回/秒間の速さで60回くし通しを行って均一塗布し、25℃で20分間静置後、40℃の温水を流しながら、1回/2秒間の速さで25回くし通しをしながらすすいだ。各乳化型染毛剤組成物につき2本ずつ、上記処理を施したサンプル毛束を作製した。
次に、前記2本のサンプル毛束のうち一方の毛束に、市販品シャンプー(植物物語シャンプー さっぱりさらさらヨーロピアンブレンド、ライオン株式会社製)0.1gを、1回/秒間の速さで60回くし通しを行って塗布し、40℃の温水を流しながら、1回/2秒間の速さで25回くし通しをしながらすすいで、25℃で風乾した。前記市販品シャンプーによる洗浄及び乾燥の操作(洗髪処理)を3回繰返し、洗髪処理毛束とした。20名の専門パネル(男性10名、女性10名)によって目視により、前記洗髪処理を行っていない毛束(対照毛束)と前記洗髪処理毛束を比較し、以下の評価基準に基づいて、「洗髪に対する色落ち抑制効果」を評価した。
なお、染毛力が悪い染毛剤組成物に関しては毛束がほぼ染まっていないため、洗髪に対する色落ちの抑制効果の評価結果が高い場合がある。また、3以上を合格とする。
[評価基準]
5:洗髪に対する色落ちの抑制効果が良好と答えた者が20名中16名以上
4:洗髪に対する色落ちの抑制効果が良好と答えた者が20名中13名以上15名以下
3:洗髪に対する色落ちの抑制効果が良好と答えた者が20名中10名以上12名以下
2:洗髪に対する色落ちの抑制効果が悪いと答えた者が20名中11名以上14名以下
1:洗髪に対する色落ちの抑制効果が悪いと答えた者が20名中15名以上
<<皮膚への染着性の少なさの評価方法及び評価基準>>
各乳化型染毛剤組成物(2g)を、20名の専門パネル(男性10名、女性10名)の腕の内側部に直径1.5cmくらいの円状に塗布した。20分間放置した後、40℃の温水で10秒間こすりながら洗い流し、次いで、ハンドソープ(キレイキレイ泡ハンドソープ、ライオン株式会社製)を1g塗布し、1分間こすり、40℃の温水で20秒間洗い流した(すべて1往復/秒間)。各専門パネルの皮膚への染着具合を目視により観察し、以下の評価基準に基づいて、「皮膚への染着性の少なさ」を評価した。
なお、前記皮膚への染着の少なさが良好とは、目視した際に、皮膚に全く染着していないか、気にならない程度に染着していることを指す。また、3以上を合格とする。
[評価基準]
5:良好と答えた者が20名中16名以上
4:良好と答えた者が20名中13名以上15名以下
3:良好と答えた者が20名中10名以上12名以下
2:良好と答えた者が20名中6名以上9名以下
1:良好と答えた者が20名中5名以下
(実施例39〜43)
以下に乳化型染毛剤組成物の好適な配合実施例を示す。
<乳化型染毛剤組成物の製造方法>
ベントナイトを分散させた水溶液を80℃に加温し、温度を維持したまま両性界面活性剤、及びプロピレングリコール以外の多価アルコール等を添加し、均一になるまで撹拌して水相を得た。(D)成分のカチオン性界面活性剤、(E)成分の炭素数が12以上のアルコール、(B)成分のN−アシルアミノ酸ジエステル化合物、及び必要に応じてプロピレングリコール、ノニオン性界面活性剤を加温溶解し、油相を得た。前記水相を撹拌しながら、徐々に前記油相を添加して均一になるまで撹拌した。その後、(A)成分のアルギニン、(C)成分の塩基性染料、又は(F)成分のヘアカラー染料を添加し均一になるまで撹拌した後、温度を40℃に冷却後、塩酸でpHを調整した。なお、pHは、医薬部外品原料規格2006一般試験法のpH測定法に準拠して、pHメーター(HM−30G、東亜ディーケーケー株式会社製)を用いて25℃で測定した。
実施例39は仕上がりの髪色がダークブラウンになるよう前記(C)成分の配合量を調整した。実施例40では仕上がりの髪色がブラックになるように、実施例41では仕上がりの髪色がダークブラウンになるように、実施例42では仕上がりの髪色がグレーになるよう、実施例43では仕上がりの髪色がブラウンになるよう前記(C)成分、前記(F)成分の配合量を調整した。
得られた実施例39〜43の乳化型染毛剤組成物を、実施例1〜38と同様に評価し、得られた評価結果を下記表11に示した。
なお、実施例1〜43及び比較例1〜15で用いた乳化型染毛剤組成物の原料の具体的な内容は、下記表12に示すとおりである。
本発明の乳化型染毛剤組成物は、例えば、シャンプー、リンス、トリートメント、コンディショナー、リンスインシャンプーなどに好適である。

Claims (3)

  1. (A)アルギニン、
    (B)N−アシルアミノ酸ジエステル化合物、
    (C)塩基性染料、
    (D)カチオン性界面活性剤、及び
    (E)炭素数が12以上のアルコールを含有してなり、
    前記(A)成分の含有量が、0.7質量%〜10質量%であり、
    前記(A)成分の含有量(質量%)と前記(C)成分の含有量(質量%)との質量比(A/C)が、0.3〜40であり、
    25℃におけるpHが、5〜9であることを特徴とする乳化型染毛剤組成物。
  2. 前記(B)成分の含有量が、0.2質量%〜0.8質量%である請求項1に記載の乳化型染毛剤組成物。
  3. 更に(F)ヘアカラー染料を含有する請求項1から2のいずれかに記載の乳化型染毛剤組成物。
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