JP2011105633A - 毛髪洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】泡立ちに優れ、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与することができ、分離安定性のよい毛髪洗浄組成物の提供。
【解決手段】(A)アニオン性界面活性剤と、(B)両性界面活性剤と、(C)カチオン性界面活性剤と、(D)長鎖脂肪族アルコールと、(E)下記一般式(1)及び下記一般式(2)のいずれかで表されるHLB10〜20のノニオン性界面活性剤と、を少なくとも含有し、前記(A)アニオン性界面活性剤の含有量が5質量%〜15質量%であることを特徴とする毛髪洗浄剤組成物。
【化21】
【化22】
(前記一般式(1)及び前記一般式(2)中、R1〜R4は、炭素数12〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基及びアルケニル基のいずれかを表し、nはエチレンオキサイドの平均付加モル数であり、3〜150の整数を示す。)
【選択図】なし
【解決手段】(A)アニオン性界面活性剤と、(B)両性界面活性剤と、(C)カチオン性界面活性剤と、(D)長鎖脂肪族アルコールと、(E)下記一般式(1)及び下記一般式(2)のいずれかで表されるHLB10〜20のノニオン性界面活性剤と、を少なくとも含有し、前記(A)アニオン性界面活性剤の含有量が5質量%〜15質量%であることを特徴とする毛髪洗浄剤組成物。
【化21】
【化22】
(前記一般式(1)及び前記一般式(2)中、R1〜R4は、炭素数12〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基及びアルケニル基のいずれかを表し、nはエチレンオキサイドの平均付加モル数であり、3〜150の整数を示す。)
【選択図】なし
Description
本発明は、泡立ちが良く、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与することができる毛髪洗浄剤組成物に関する。
近年、女性の毛髪は、清潔志向及びおしゃれ意識の高まりに伴い、毎日の洗髪やスタイリング、ドライヤー等による物理的損傷や染毛、ブリーチ、パーマ処理等による化学的損傷を受けやすくなっている。損傷した毛髪の不具合点として、シャンプーをすすいだ時にきしみ感が強くなり、乾燥後の毛髪のパサツキ、なめらかさの劣化、ツヤ感の低下、櫛通りの劣化などが挙げられる。
このような不具合点を解決する手段として、シャンプー組成物中にリンス成分であるカチオン性界面活性剤や長鎖脂肪族アルコールを配合することで、毛髪をすすいだ時にその液晶(カチオン性界面活性剤及び長鎖脂肪族アルコールの会合体)が毛髪に吸着してなめらかさを発現し、乾燥後の毛髪のパサツキを抑制し、乾燥後の毛髪のコンディションを整え、仕上がり感触を向上させる技術が提案されている(特許文献1〜2参照)。しかしながら、このカチオン性界面活性剤の含有系では、カチオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤とが、アニオン−カチオン錯体を形成するため、アニオン性界面活性剤の量が多い(約5質量%以上である)と、分離し易く、泡立ちが悪くなる点で問題であった。
従来におけるシャンプー組成物の泡の改質剤としては、例えば、脂肪酸のアルカノ−ルアミド、モノグリセライド、各種のイオン性ポリマーなどが用いられている(特許文献3〜5参照)。しかしながら、これらは、多量に配合しないと効果がなく、また、十分に効果を有する程度の量を配合すると、繰り返し洗髪する中で、べたつきや高分子特有の硬さやごわつきが発生するなどでの点で問題であった。
したがって、泡立ちに優れ、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与することができ、分離安定性のよい毛髪洗浄剤組成物の提供が求められているのが現状である。
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、泡立ちに優れ、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与することができ、分離安定性のよい毛髪洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明者は鋭意検討した結果、以下のような知見を得た。即ち、毛髪洗浄剤組成物に、5質量%〜15質量%の(A)アニオン性界面活性剤と、(B)両性界面活性剤と、(C)カチオン性界面活性剤と、(D)長鎖脂肪族アルコールと、(E)下記一般式(1)及び下記一般式(2)のいずれかで表されるHLB10〜20のノニオン性界面活性剤と、を少なくとも含有させることにより、泡立ちが良く、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与でき、分離安定性に優れること、また前記(A)成分及び前記(C)成分の配合比率を、質量比で、(C)/(A)=0.07〜1.00とし、かつ、前記(A)成分、前記(C)成分、及び(E)成分の配合比率を、質量比で、(E)/[(A)+(C)]=0.01〜0.53とすることで、より泡立ちが向上し、良好な分離安定性を得ることができること、更に、シリコーン油及び常温下で液状であるエステル油の少なくともいずれかを含有させることで、乾燥後の毛髪のツヤ感が向上することを知見し、本発明の完成に至った。
本発明は、本発明者による前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> (A)アニオン性界面活性剤と、
(B)両性界面活性剤と、
(C)カチオン性界面活性剤と、
(D)長鎖脂肪族アルコールと、
(E)下記一般式(1)及び下記一般式(2)のいずれかで表されるHLB10〜20のノニオン性界面活性剤と、
を少なくとも含有し、前記(A)アニオン性界面活性剤の含有量が5質量%〜15質量%であることを特徴とする毛髪洗浄剤組成物である。
(前記一般式(1)及び前記一般式(2)中、R1〜R4は、炭素数12〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基及びアルケニル基のいずれかを表し、nはエチレンオキサイドの平均付加モル数であり、3〜150の整数を示す。)
<2> (A)成分の含有量が、7質量%〜10質量%である前記<1>に記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<3> (B)成分の含有量が、2.5質量%〜20質量%である前記<1>から<2>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<4> (C)成分の含有量が、0.5質量%〜5質量%である前記<1>から<3>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<5> (D)成分が、炭素数12以上の長鎖脂肪族アルコールである前記<1>から<4>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<6> (D)成分の含有量が、1質量%〜10質量%である前記<1>から<5>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<7> (E)成分の含有量が、0.05質量%〜5質量%である前記<1>から<6>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<8> (A)成分及び(C)成分の配合比率が、質量比で、
(C)/(A)=0.07〜1.00
であり、更に前記(A)成分、前記(C)成分、及び(E)成分の配合比率が、質量比で、
(E)/[(A)+(C)]=0.01〜0.53
である前記<1>から<7>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<9> (C)成分及び(D)成分の配合比率が、質量比で、
(C)/(D)=0.1〜1
である前記<1>から<8>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<10> シリコーン油及び常温下で液状であるエステル油の少なくともいずれかを更に含有する前記<1>から<9>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<11> シリコーン油の動粘度が少なくとも500万mm2/sである前記<10>に記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<1> (A)アニオン性界面活性剤と、
(B)両性界面活性剤と、
(C)カチオン性界面活性剤と、
(D)長鎖脂肪族アルコールと、
(E)下記一般式(1)及び下記一般式(2)のいずれかで表されるHLB10〜20のノニオン性界面活性剤と、
を少なくとも含有し、前記(A)アニオン性界面活性剤の含有量が5質量%〜15質量%であることを特徴とする毛髪洗浄剤組成物である。
<2> (A)成分の含有量が、7質量%〜10質量%である前記<1>に記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<3> (B)成分の含有量が、2.5質量%〜20質量%である前記<1>から<2>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<4> (C)成分の含有量が、0.5質量%〜5質量%である前記<1>から<3>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<5> (D)成分が、炭素数12以上の長鎖脂肪族アルコールである前記<1>から<4>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<6> (D)成分の含有量が、1質量%〜10質量%である前記<1>から<5>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<7> (E)成分の含有量が、0.05質量%〜5質量%である前記<1>から<6>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<8> (A)成分及び(C)成分の配合比率が、質量比で、
(C)/(A)=0.07〜1.00
であり、更に前記(A)成分、前記(C)成分、及び(E)成分の配合比率が、質量比で、
(E)/[(A)+(C)]=0.01〜0.53
である前記<1>から<7>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<9> (C)成分及び(D)成分の配合比率が、質量比で、
(C)/(D)=0.1〜1
である前記<1>から<8>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<10> シリコーン油及び常温下で液状であるエステル油の少なくともいずれかを更に含有する前記<1>から<9>のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物である。
<11> シリコーン油の動粘度が少なくとも500万mm2/sである前記<10>に記載の毛髪洗浄剤組成物である。
本発明によれば、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、泡立ちに優れ、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与することができ、分離安定性のよい毛髪洗浄組成物を提供することができる。
(毛髪洗浄剤組成物)
本発明の毛髪洗浄剤組成物は、少なくとも(A)アニオン性界面活性剤と、(B)両性界面活性剤と、(C)カチオン性界面活性剤と、(D)長鎖脂肪族アルコールと、(E)下記一般式(1)及び下記一般式(2)のいずれかで表されるHLB10〜20のノニオン性界面活性剤と、を含有し、必要に応じて、更に(F)シリコーン油及び常温下で液状であるエステル油の少なくともいずれか、及びその他の成分を含有する。
(前記一般式(1)及び前記一般式(2)中、R1〜R4は、炭素数12〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基及びアルケニル基のいずれかを表し、nはエチレンオキサイドの平均付加モル数であり、3〜150の整数を示す。)
本発明の毛髪洗浄剤組成物は、少なくとも(A)アニオン性界面活性剤と、(B)両性界面活性剤と、(C)カチオン性界面活性剤と、(D)長鎖脂肪族アルコールと、(E)下記一般式(1)及び下記一般式(2)のいずれかで表されるHLB10〜20のノニオン性界面活性剤と、を含有し、必要に応じて、更に(F)シリコーン油及び常温下で液状であるエステル油の少なくともいずれか、及びその他の成分を含有する。
<(A)成分:アニオン性界面活性剤>
前記(A)成分は、泡立ちの向上や乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する目的で使用される。
前記(A)成分としては、毛髪洗浄剤組成物に配合し得るものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アシル化アミノ酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、脂肪酸石ケン、アルキルリン酸エステル塩、N−ラウロイルグルタミン酸塩、N−パルミトイルグルタミン酸塩、N−ラウロイル−N−エチルグリシン塩、N−ラウロイルザルコシン塩、N−ミリストイル−β−アラニン塩等が挙げられる。これらの中でも、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩等の硫酸残基を有するアニオン性界面活性剤が、泡立ちが向上する点で好ましい。
これらのアニオン性界面活性剤は、1種単独で使用されてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(A)成分は、泡立ちの向上や乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する目的で使用される。
前記(A)成分としては、毛髪洗浄剤組成物に配合し得るものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アシル化アミノ酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、脂肪酸石ケン、アルキルリン酸エステル塩、N−ラウロイルグルタミン酸塩、N−パルミトイルグルタミン酸塩、N−ラウロイル−N−エチルグリシン塩、N−ラウロイルザルコシン塩、N−ミリストイル−β−アラニン塩等が挙げられる。これらの中でも、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩等の硫酸残基を有するアニオン性界面活性剤が、泡立ちが向上する点で好ましい。
これらのアニオン性界面活性剤は、1種単独で使用されてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(A)成分の含有量としては、前記毛髪洗浄剤組成物全量に対して5質量%〜15質量%である。前記含有量は、泡立ちの良さ、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する観点から、7質量%〜10質量%がより好ましい。前記(A)成分の含有量が、5質量%未満であると、洗浄剤性能として主目的の泡立ちが悪くなり、更にアニオン−カチオン錯体の量が少なくなることで、毛髪への吸着量が減り、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する効果が十分でない場合がある。前記(A)成分の含有量が、15質量%を超えると、急激な増粘が起こり、分離安定性や使用性が悪くなる場合がある。
<(B)成分:両性界面活性剤>
前記(B)成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルキルベタイン系活性剤、アミドベタイン系活性剤、スルホベタイン系活性剤、ヒドロキシスルホベタイン系活性剤、アミドスルホベタイン系活性剤、ホスホベタイン系活性剤、イミダゾリニウムベタイン系活性剤、アミノプロピオン酸系活性剤、アミノ酸系活性剤などが挙げられる。これらの中でも、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のベタイン系界面活性剤が好ましい。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(B)成分の前記毛髪洗浄剤組成物中の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、2.5質量%〜20質量%が好ましく、泡立ちの良さや、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する観点から、5質量%〜15質量%がより好ましく、8質量%〜15質量%が特に好ましい。前記(B)成分の含有量が、2.5質量%未満であると、洗浄剤性能として主目的の泡立ちが悪くなるため、毛髪に泡がいきわたらず、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する効果が十分でなく、更に分離安定性が悪くなる場合がある。前記(B)成分の含有量が、20質量%を超えると、分離安定性が悪くなる場合がある。
なお、前記(A)成分及び前記(B)成分の総量は、前記毛髪洗浄剤組成物に15質量%以上含有していることが泡立ちの良さの点で、好ましい。
前記(B)成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルキルベタイン系活性剤、アミドベタイン系活性剤、スルホベタイン系活性剤、ヒドロキシスルホベタイン系活性剤、アミドスルホベタイン系活性剤、ホスホベタイン系活性剤、イミダゾリニウムベタイン系活性剤、アミノプロピオン酸系活性剤、アミノ酸系活性剤などが挙げられる。これらの中でも、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のベタイン系界面活性剤が好ましい。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(B)成分の前記毛髪洗浄剤組成物中の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、2.5質量%〜20質量%が好ましく、泡立ちの良さや、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する観点から、5質量%〜15質量%がより好ましく、8質量%〜15質量%が特に好ましい。前記(B)成分の含有量が、2.5質量%未満であると、洗浄剤性能として主目的の泡立ちが悪くなるため、毛髪に泡がいきわたらず、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する効果が十分でなく、更に分離安定性が悪くなる場合がある。前記(B)成分の含有量が、20質量%を超えると、分離安定性が悪くなる場合がある。
なお、前記(A)成分及び前記(B)成分の総量は、前記毛髪洗浄剤組成物に15質量%以上含有していることが泡立ちの良さの点で、好ましい。
<(C)成分:カチオン性界面活性剤>
前記(C)成分としては、毛髪洗浄剤組成物に配合し得るものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、炭素数12以上の炭化水素基を有するカチオン性界面活性剤が好ましい。前記(A)成分の炭素数が12未満であると、皮膚刺激があり、長鎖脂肪族アルコールとの会合体(液晶)形成がしにくい場合がある。これらのカチオン性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記炭素数12以上の炭化水素基を有するカチオン性界面活性剤は、例えば、−O−、−CONH−、−COO−などの官能基で分断されていてもよい。なお、本明細書において、前記炭素数12には、−CONH−、−COO−などの官能基の炭素数を含む。
前記(C)成分としては、毛髪洗浄剤組成物に配合し得るものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、炭素数12以上の炭化水素基を有するカチオン性界面活性剤が好ましい。前記(A)成分の炭素数が12未満であると、皮膚刺激があり、長鎖脂肪族アルコールとの会合体(液晶)形成がしにくい場合がある。これらのカチオン性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記炭素数12以上の炭化水素基を有するカチオン性界面活性剤は、例えば、−O−、−CONH−、−COO−などの官能基で分断されていてもよい。なお、本明細書において、前記炭素数12には、−CONH−、−COO−などの官能基の炭素数を含む。
前記炭素数12以上の炭化水素基を有するカチオン性界面活性剤としては、毛髪洗浄剤組成物に配合し得るものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、下記一般式(3)で表されるアルキル第4級アンモニウム塩、下記一般式(4)、(6)、及び(8)のいずれかで表される分子内にエステル基を少なくとも1つ有する第4級アンモニウム塩、アミドアミン型界面活性剤、アミン型界面活性剤、グアニジン誘導体乃至その塩、アミノ酸系カチオン性界面活性剤などが好適に用いられる。
−アルキル第4級アンモニウム塩−
前記アルキル第4級アンモニウム塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類;グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩などが挙げられる。これらの中でも、前記アルキル第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(3)で表される化合物が好ましい。
なお、前記アルキル第4級アンモニウム塩を含む(A)成分は、通常、塩の形で含有される。
前記アルキル第4級アンモニウム塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類;グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩などが挙げられる。これらの中でも、前記アルキル第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(3)で表される化合物が好ましい。
なお、前記アルキル第4級アンモニウム塩を含む(A)成分は、通常、塩の形で含有される。
前記R3及びR4の炭素数としては、前記R3及びR4の少なくともいずれかが、12〜28が好ましく、16〜24がより好ましく、22が更に好ましい。
R5及びR6は、メチル基又はエチル基であり、それぞれ同一であってもよく、異なっていてもよい。
Z−は、アニオンを表し、例えば、CH3SO4 −、C2H5SO4 −、Cl−、Br−などが挙げられる。
前記一般式(3)で表されるアルキル第4級アンモニウムとしては、例えば、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウムなどが挙げられる。
−第4級アンモニウム塩−
前記分子内にエステル基を少なくとも1つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(4)で表わされる化合物が好適に挙げられる。
前記一般式(4)中、R7は、エステル基を少なくとも1つ、好ましくは1つ〜3つ含む、直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基である。
前記R7の炭素数としては、12〜26が好ましい。
R8は、メチル基、エチル基、及び炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基のいずれかを示す。前記R8は、それぞれ同一であってもよく、異なっていてもよい。
また、前記R7及びR8は、それぞれ同一であってもよく、異なっていてもよい。
X−は、アニオンを表し、例えば、CH3SO4 −、C2H5SO4 −、Cl−、Br−などが挙げられる。
前記分子内にエステル基を少なくとも1つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(4)で表わされる化合物が好適に挙げられる。
前記R7の炭素数としては、12〜26が好ましい。
R8は、メチル基、エチル基、及び炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基のいずれかを示す。前記R8は、それぞれ同一であってもよく、異なっていてもよい。
また、前記R7及びR8は、それぞれ同一であってもよく、異なっていてもよい。
X−は、アニオンを表し、例えば、CH3SO4 −、C2H5SO4 −、Cl−、Br−などが挙げられる。
分子内にエステル基を1つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(5)で表される化合物が挙げられる。
前記一般式(5)中、R9は、直鎖又は分岐鎖の、炭素数9〜23のアルキル基又はアルケニル基を示す。これらの中でも、前記R9は、直鎖の炭素数13〜21のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。具体的には、前記R9は、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、エライジン酸等の脂肪酸からカルボキシル基を除いた残基であることが好ましい。
分子内にエステル基を2つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(6)で表わされる化合物が挙げられる。
前記一般式(6)中、R7、R8、及びX−は、前記一般式(4)と同じ意味を示す。前記R7及びR8は、それぞれ同一であってもよく、異なっていてもよい。
これらの中でも、分子内にエステル基を2つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(7)で表される化合物が好ましい。
前記一般式(7)中、R9は、前記一般式(5)と同じ意味を示す。前記R9は、それぞれ同一であってもよく、異なっていてもよい。
前記R9は、直鎖の炭素数13〜21のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。具体的には、前記R9は、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、エライジン酸等の脂肪酸からカルボキシル基を除いた残基であることが好ましい。
これらの中でも、分子内にエステル基を2つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(7)で表される化合物が好ましい。
前記R9は、直鎖の炭素数13〜21のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。具体的には、前記R9は、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、エライジン酸等の脂肪酸からカルボキシル基を除いた残基であることが好ましい。
分子内にエステル基を3つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(8)で表される化合物が挙げられる。
前記一般式(8)中、R7、R8、及びX−は、前記一般式(4)中と同じ意味を示す。
前記R7及びR8は、それぞれ同一であってもよく、異なっていてもよい。
これらの中でも、分子内にエステル基を3つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(9)で表される化合物が好ましい。
前記一般式(9)中、R9は、前記一般式(5)と同じ意味を示す。前記R9は、互いに同一であってもよく、異なっていてもよい。前記R9は、直鎖の炭素数13〜21のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。具体的には、前記R9は、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、エライジン酸等の脂肪酸からカルボキシル基を除いた残基であることが好ましい。
前記R7及びR8は、それぞれ同一であってもよく、異なっていてもよい。
これらの中でも、分子内にエステル基を3つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(9)で表される化合物が好ましい。
なお、前記一般式(3)〜(9)中のR7、R8、R9、及びX−と、他の式中のR7、R8、R9、及びX−とはそれぞれ独立である。
前記R9は、炭素数10〜24の脂肪酸からカルボキシル基を除いた残基であり、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、直鎖脂肪酸、分岐脂肪酸のいずれから誘導される基であることが、更に好ましい。
前記R9が不飽和脂肪酸の場合、シス体とトランス体とが存在する。前記シス体とトランス体との比率(シス体/トランス体)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、質量比で、25/75〜80/20が好ましく、40/60〜80/20がより好ましい。
前記R9のもととなる脂肪酸としては、例えば、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、部分水添パーム油脂肪酸(ヨウ素化10〜60)、部分水添牛脂脂肪酸(ヨウ素化10〜60)などが挙げられる。これらの中でも、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、ステアリン酸などが好ましく、植物由来のステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、エライジン酸などを所定量組み合せることが、特に好ましい。
前記組合せとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸との比率(飽和脂肪酸/不飽和脂肪酸)が、質量比で、95/5〜50/50であり、シス体とトランス体との比率(シス体/トランス体)が、質量比で、40/60〜80/20であり、炭素数18の比率が、60質量%以上であり、炭素数20の脂肪酸を2質量%以下、炭素数22脂肪酸を1質量%以下となるように調製した脂肪酸組成を用いることが好ましい。
前記R9が不飽和脂肪酸の場合、シス体とトランス体とが存在する。前記シス体とトランス体との比率(シス体/トランス体)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、質量比で、25/75〜80/20が好ましく、40/60〜80/20がより好ましい。
前記R9のもととなる脂肪酸としては、例えば、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、部分水添パーム油脂肪酸(ヨウ素化10〜60)、部分水添牛脂脂肪酸(ヨウ素化10〜60)などが挙げられる。これらの中でも、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、ステアリン酸などが好ましく、植物由来のステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、エライジン酸などを所定量組み合せることが、特に好ましい。
前記組合せとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸との比率(飽和脂肪酸/不飽和脂肪酸)が、質量比で、95/5〜50/50であり、シス体とトランス体との比率(シス体/トランス体)が、質量比で、40/60〜80/20であり、炭素数18の比率が、60質量%以上であり、炭素数20の脂肪酸を2質量%以下、炭素数22脂肪酸を1質量%以下となるように調製した脂肪酸組成を用いることが好ましい。
前記分子内にエステル基を1つ〜3つ含む第4級アンモニウム塩の合成方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記脂肪酸組成物又は脂肪酸メチルエステル組成物と、トリエタノールアミンとの縮合反応、続いてジメチル硫酸などの4級化試薬による4級化反応により合成する方法などが挙げられる。
−アミドアミン型界面活性剤−
前記アミドアミン型界面活性剤としては、例えば、下記一般式(10)で表される化合物が挙げられる。
前記一般式(10)中、R10は、直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基である。
前記R10の炭素数としては、11〜27が好ましく、15〜23がより好ましく、21が更に好ましい。
R11は、炭素数1〜4のアルキル基、好ましくはメチル基又はエチル基である。
nは、2〜4の整数を示す。
前記アミドアミン型界面活性剤としては、例えば、下記一般式(10)で表される化合物が挙げられる。
前記R10の炭素数としては、11〜27が好ましく、15〜23がより好ましく、21が更に好ましい。
R11は、炭素数1〜4のアルキル基、好ましくはメチル基又はエチル基である。
nは、2〜4の整数を示す。
前記一般式(10)で表されるアミドアミン型界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ヤシ油脂脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミドなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、前記アミドアミン型界面活性剤としては、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアロキシプロピルジメチルアミンなどが特に好ましい。
これらの中でも、前記アミドアミン型界面活性剤としては、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアロキシプロピルジメチルアミンなどが特に好ましい。
これらの界面活性剤は、通常、上述の各種塩の形で含有される。これらの中でも、酸性アミノ酸塩、クエン酸塩、塩酸塩の形が好ましい。
なお、中和に用いられる塩は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
なお、中和に用いられる塩は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
−アミン型界面活性剤−
前記アミン型界面活性剤としては、例えば、ステアロキシプロピルジメチルアミンなどが挙げられる。
前記アミン型界面活性剤は、通常、塩の形で含有される。これらの中でも、酸性アミノ酸塩、クエン酸塩、塩酸塩の形が好ましい。中和に用いられる塩は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アミン型界面活性剤としては、例えば、ステアロキシプロピルジメチルアミンなどが挙げられる。
前記アミン型界面活性剤は、通常、塩の形で含有される。これらの中でも、酸性アミノ酸塩、クエン酸塩、塩酸塩の形が好ましい。中和に用いられる塩は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
−グアニジン誘導体乃至その塩−
前記グアニジン誘導体乃至その塩としては、下記一般式(11)で表されるグアニジン誘導体乃至その塩が挙げられる。
前記一般式(11)中、R12は、直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す。
前記R12の炭素数としては、11〜27が好ましく、11〜21がより好ましい。
Aは、直鎖又は分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基を示す。
前記Aの炭素数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1〜10が好ましい。
tは、1〜5の整数であって、tが2以上の場合、各ブロック中のAは、互いに同一であってもよく、異なっていてもよい。
前記グアニジン誘導体乃至その塩としては、下記一般式(11)で表されるグアニジン誘導体乃至その塩が挙げられる。
前記R12の炭素数としては、11〜27が好ましく、11〜21がより好ましい。
Aは、直鎖又は分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基を示す。
前記Aの炭素数としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1〜10が好ましい。
tは、1〜5の整数であって、tが2以上の場合、各ブロック中のAは、互いに同一であってもよく、異なっていてもよい。
前記R12としては、例えば、C11H23−、C12H25−、C13H27−、C14H29−、C15H31−、C16H33−、C17H35−、(C8H17)2CH−、4−C2H5C15H30−などが挙げられる。
前記一般式(11)中の置換基となるAは、例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、イソプロピレン基、2−ペンテニル基、2−エチルブチレン基などが挙げられる。
前記一般式(11)中の置換基となるAは、例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、イソプロピレン基、2−ペンテニル基、2−エチルブチレン基などが挙げられる。
前記一般式(11)で表わされるグアニジン誘導体は、通常、上述の各種塩の形で含有される。これらの中でも、塩酸塩、臭素酸塩、酢酸塩、グリコール酸塩、クエン酸、及び酸性アミノ酸塩の形が好ましい。
−アミノ酸系カチオン性界面活性剤−
前記アミノ酸系カチオン性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、モノ−N−長鎖(炭素数12〜22)アシル塩基性アミノ酸低級(炭素数1〜8)アルキルエステル塩などが挙げられる。
前記アミノ酸系カチオン性界面活性剤を構成する塩基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リシン、アルギニン等の天然アミノ酸などが挙げられる。また、α,γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸を用いることもできる。これらは光学活性体であってもよく、ラセミ体であってもよい。
前記アミノ酸系カチオン性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、モノ−N−長鎖(炭素数12〜22)アシル塩基性アミノ酸低級(炭素数1〜8)アルキルエステル塩などが挙げられる。
前記アミノ酸系カチオン性界面活性剤を構成する塩基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リシン、アルギニン等の天然アミノ酸などが挙げられる。また、α,γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸を用いることもできる。これらは光学活性体であってもよく、ラセミ体であってもよい。
前記アミノ酸系カチオン性界面活性剤のアシル基としては、炭素数が12〜22の飽和又は不飽和の高級脂肪酸残基である。前記アシル基は、天然のものでもあってもよく、合成されたものであってもよい。具体的には、前記アシル基は、例えば、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基等の単一脂肪酸残基;ヤシ油脂肪酸残基、牛脂高級脂肪酸残基等の天然の混合高級脂肪酸残基、などが挙げられる。
前記低級アルキルエステル成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、メチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエステル、及びオクチルエステルなどが好ましい。
前記低級アルキルエステル成分は、通常、塩の形で含有される。具体的には、例えば、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類;グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩、などが挙げられる。これらの中でも、塩酸塩、L−又はDL−ピロリドンカルボン酸塩、酸性アミノ酸塩の形が好ましい。
前記低級アルキルエステル成分は、通常、塩の形で含有される。具体的には、例えば、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類;グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩、などが挙げられる。これらの中でも、塩酸塩、L−又はDL−ピロリドンカルボン酸塩、酸性アミノ酸塩の形が好ましい。
前記(C)成分としては、上述のアルキル第4級アンモニウム塩、分子内にエステル基を少なくとも1つ有する第4級アンモニウム塩、アミドアミン型界面活性剤、アミン型界面活性剤、グアニジン誘導体乃至その塩、及びアミノ酸系カチオン性界面活性剤の中でも、アルキル第4級アンモニウム塩が好ましく、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウムが、乾燥後の毛髪のツヤ感を付与することができる点で、特に好ましい。
前記毛髪洗浄剤組成物中の、前記(C)成分の合計含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、毛髪洗浄剤組成物全量に対して、0.5質量%〜5質量%が好ましく泡立ちの良さや、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する観点から、1質量%〜4質量%がより好ましい。
前記(C)成分の含有量が0.5質量%未満であると、泡立ちや、分離安定性が悪くなり、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与することができない場合があり、5質量%を超えると、乾燥後の毛髪のツヤ感が低下し、分離安定性が劣る場合がある。
前記(C)成分の含有量が0.5質量%未満であると、泡立ちや、分離安定性が悪くなり、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与することができない場合があり、5質量%を超えると、乾燥後の毛髪のツヤ感が低下し、分離安定性が劣る場合がある。
前記毛髪洗浄剤組成物において、前記(A)成分及び前記(C)成分の配合比率としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、質量比((C)/(A))で、0.07〜1.00が好ましく、泡立ちの良さ、泡の量の観点から0.14〜0.60がより好ましい。前記(C)/(A)が、0.07未満であると、泡立ちや、乾燥後の毛髪のツヤ感が悪くなる場合があり、1.00を超えると、乾燥後の毛髪のツヤ感や、分離安定性が悪くなる場合がある。
<(D)成分:長鎖脂肪族アルコール>
前記(D)成分は、毛髪洗浄剤組成物に配合し得るものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、炭素数12以上の長鎖脂肪族アルコールが好ましい。これらの長鎖脂肪族アルコールは、1種単独で使用されてもよく、2種以上併用してもよい。
前記(D)成分が、炭素数12以上の長鎖脂肪族アルコールであると、前記毛髪洗浄剤組成物中において、前記(A)成分と単独で液晶構造体を形成することができる。前記炭素数12以上の長鎖脂肪族アルコールとしては、例えば、下記一般式(12)で表される長鎖脂肪族アルコールなどが挙げられる。
前記一般式(12)中、R13は炭素数12以上の脂肪族炭化水素基を表し、好ましくは炭素数12〜24、特に炭素数22の、直鎖又は分岐鎖の、アルキル基及びアルケニル基のいずれかを示す。これらの中でも、前記R13は、直鎖アルキル基が特に好ましい。
前記(D)成分は、毛髪洗浄剤組成物に配合し得るものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、炭素数12以上の長鎖脂肪族アルコールが好ましい。これらの長鎖脂肪族アルコールは、1種単独で使用されてもよく、2種以上併用してもよい。
前記(D)成分が、炭素数12以上の長鎖脂肪族アルコールであると、前記毛髪洗浄剤組成物中において、前記(A)成分と単独で液晶構造体を形成することができる。前記炭素数12以上の長鎖脂肪族アルコールとしては、例えば、下記一般式(12)で表される長鎖脂肪族アルコールなどが挙げられる。
前記一般式(12)で表わされる炭素数12以上のアルコールとしては、例えば、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、2−ヘキシルデシルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデシルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、硬化ナタネ油アルコール、オレイルアルコール、エライジルアルコール、リノレイルアルコール、カルナービルアルコール、セリルアルコール、コレステロール、フィトステロールなどが挙げられる。これらの中でも、分離安定性の観点から、直鎖の炭素数16〜22のアルコール(セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等)が好ましく、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与でき、分離安定性がよい点から、ステアリルアルコール、べへニルアルコールが特に好ましい。
前記(D)成分の前記毛髪洗浄剤組成物中の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1質量%〜10質量%が好ましく、泡の立ちの良さ、乾燥後の毛髪のツヤ感、分離安定性などの観点から、4質量%〜8質量%がより好ましい。前記(D)成分の含有量が1質量%未満であると、泡の立ちの良さ、乾燥後の毛髪のツヤ感、分離安定性などを付与することができない場合があり、10質量%を超えると、分離安定性が悪くなる場合がある。
前記(C)成分と、前記(D)成分の配合比率((C)/(D))としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、質量比で、0.1〜1が好ましく、会合体(液晶)を形成し毛髪に吸着し易くなり、乾燥後の毛髪のツヤ感が向上する観点から、0.16〜0.6がより好ましい。前記(C)/(D)が、0.1未満であると、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与することができないことに加え、分離安定性が悪くなる場合があり、1を超えると、乾燥後の毛髪のツヤ感や、分離安定性が悪くなる場合がある。
<(E)成分:ノニオン性界面活性剤>
前記(E)成分は、主に、泡立ちの良さ、分離安定性を向上させる目的で付与される。
前記(E)成分は、下記一般式(1)及び下記一般式(2)のいずれかで表されるHLB10〜20のノニオン性界面活性剤である。
(前記一般式(1)及び前記一般式(2)中、R1〜R4は、炭素数12〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基及びアルケニル基のいずれかを表し、nはエチレンオキサイドの平均付加モル数であり、3〜150の整数を示す。)
前記(E)成分は、主に、泡立ちの良さ、分離安定性を向上させる目的で付与される。
前記(E)成分は、下記一般式(1)及び下記一般式(2)のいずれかで表されるHLB10〜20のノニオン性界面活性剤である。
前記一般式(1)で表されるノニオン性界面活性剤は、エーテル型であり、前記一般式(2)で表されるノニオン性界面活性剤は、エステル型である。
前記(E)成分は、両末端に、炭素数12〜18の直鎖又は分岐鎖の、アルキル基及びアルケニル基のいずれかを有する二鎖型ノニオン性界面活性剤である。また、nはエチレンオキサイドの平均付加モル数であり、3〜150の整数である。
前記(E)成分は、両末端に、炭素数12〜18の直鎖又は分岐鎖の、アルキル基及びアルケニル基のいずれかを有する二鎖型ノニオン性界面活性剤である。また、nはエチレンオキサイドの平均付加モル数であり、3〜150の整数である。
前記(E)成分は、具体的には、例えば、ポリオキシエチレンセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル(60EO、HLB17、エルファコスGT282S(ライオンアクゾ株式会社製)、日本エマルジョン株式会社製では、ジラウリン酸ポリエチレングリコール(12EO、HLB=10、EMALEX600di−L)、ジラウリン酸ポリエチレングリコール(20EO、HLB=12、EMALEX1000di−L)、ジステアリン酸ポリエチレングリコール(150EO、HLB=20、EMALEX6300DI−ST)が好ましい。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記HLBは、10〜20であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、泡立ちの良さ、乾燥後の毛髪のツヤ感、分離安定性などの観点から、12〜17がより好ましい。前記HLBが、10未満であると、泡立ちや、乾燥後の毛髪のツヤ感が悪くなる場合があり、HLB20を超えると、分離安定性が悪くなる場合がある。
前記(E)成分の前記毛髪洗浄剤組成物中の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.05質量%〜5質量%が好ましく、泡立ちの良さや、泡の量の観点から、0.2質量%〜2質量%がより好ましい。前記(E)成分が、0.05質量%未満であると泡立ちや、分離安定性が悪くなる場合があり、5質量%を超えると、粘度が高くなり、分離安定性及び使用性が悪くなり、更に毛髪にツヤを付与する効果が低下する場合がある。
前記(A)成分、(C)成分、及び(E)成分の配合比率としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、質量比で、(E)/[(A)+(C)]=0.01〜0.53が好ましく、泡立ちの良さ、分離安定性などの観点から0.02〜0.25が好ましい。前記質量比((E)/[(A)+(C)])が、0.01未満であると、泡立ちや、分離安定性が悪くなる場合があり、0.53を超えると、乾燥後の毛髪のツヤ感や、分離安定性が悪くなる場合がある。
前記(D)成分のHLBは、以下に示す「川上の式」により求めることができる。
HLB値=7+11.7log(Mw/Mo)
(Mwは、(D)成分の親水部分の分子量を示す。Moは、(D)成分の親油部分の分子量を示す。)
HLB値=7+11.7log(Mw/Mo)
(Mwは、(D)成分の親水部分の分子量を示す。Moは、(D)成分の親油部分の分子量を示す。)
<(F)成分:シリコーン油、常温下で液状であるエステル油>
(F)成分は、主に、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する目的で付与される。前記(F)成分は、シリコーン油及び常温下で液状であるエステル油の少なくともいずれかである。ここで、常温とは、15℃〜25℃の範囲をいう。
(F)成分は、主に、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する目的で付与される。前記(F)成分は、シリコーン油及び常温下で液状であるエステル油の少なくともいずれかである。ここで、常温とは、15℃〜25℃の範囲をいう。
−シリコーン油−
前記シリコーン油としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、高重合ジメチルポリシロキサン及びそのエマルジョン、アミノガムシリコーン種類などが挙げられる。
前記シリコーン油としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、高重合ジメチルポリシロキサン及びそのエマルジョン、アミノガムシリコーン種類などが挙げられる。
前記高重合ジメチルポリシロキサン及びそのエマルジョンの25℃における動粘度としては、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する点で、500万mm2/s〜3,000万mm2/sが好ましく、1,000万mm2/s〜3,000万mm2/sがより好ましい。
前記高重合ジメチルポリシロキサン及びそのエマルジョンとしては、例えば、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン、シラノール基末端ジメチルポリシロキサン等のジメチルシロキサンのうち、25℃における動粘度が500万mm2/s以上のもの及びそのエマルジョンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
また、前記シリコーン油は、他のシリコーン化合物(例えば、低動粘度のジメチルポリシロキサン、環状シリコーン、EO変性シリコーン、アミノ変性シリコーンなど)と組み合せて使用することもできる。
前記高重合ジメチルポリシロキサン及びそのエマルジョンとしては、例えば、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン、シラノール基末端ジメチルポリシロキサン等のジメチルシロキサンのうち、25℃における動粘度が500万mm2/s以上のもの及びそのエマルジョンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
また、前記シリコーン油は、他のシリコーン化合物(例えば、低動粘度のジメチルポリシロキサン、環状シリコーン、EO変性シリコーン、アミノ変性シリコーンなど)と組み合せて使用することもできる。
前記シリコーン油は、具体的には、例えば、シリコーンエマルジョンA(一方社油脂工業株式会社製:シリコーンエマルジョン(6)、ジメチルシリコ−ン動粘度1,000万mm2/s、固形換算9質量%)、シリコーンエマルジョンB(信越化学株式会社製:KM−903、シリコーンオイルジメチルシリコ−ン、動粘度2,000万mm2/s、固形換算18質量%)などが挙げられる。
前記アミノガムシリコーンとしては、具体的には、例えば、高重合アミノガムエマルションとして、X−52−2328(信越化学株式会社製:アミノプロピルジメチコン、固形分12質量%)、X−52−2362(信越化学株式会社製:アミノプロピルジメチコン、固形分12質量%)、KF−8017(信越化学株式会社製:固形分10質量%)、KF−8018(信越化学株式会社製:固形分10質量%)、KF−8020(信越化学株式会社製:固形分20質量%)などが挙げられる。
動粘度の測定方法としては、例えば、下記に示す方法により測定することができる。
1g/100mL濃度のシリコーンのトルエン溶液を調製し、下記計算式(1)により、比粘度ηsp(25℃)を求める。次に下記計算式(2)に示すHugginsの関係式に代入し、固有粘度〔η〕を求める。Huggins定数は中牟田、日化、77 588[1956]に記載のものを用いる。次に、〔η〕を下記計算式(3)に示すA.Kolorlovの式に代入し、分子量を求める。最後に、Mを下記計算式(4)に示すA.J.Barryの式に代入し、シリコーンの動粘度ηを求めることができる。
ηsp=(η/η0)−1・・・計算式(1)
ηsp=〔η〕+K’〔η〕2・・・計算式(2)
〔η〕=0.215×10−4M0.65・・・計算式(3)
logη=1.00+0.0123M0.5・・・計算式(4)
前記計算式(1)中、η0は、トルエンの粘度、ηは、溶液の粘度を示す。
前記η0及びηは、化粧品原料基準一般試験法粘度測定法第1法に準拠して測定したものである。
1g/100mL濃度のシリコーンのトルエン溶液を調製し、下記計算式(1)により、比粘度ηsp(25℃)を求める。次に下記計算式(2)に示すHugginsの関係式に代入し、固有粘度〔η〕を求める。Huggins定数は中牟田、日化、77 588[1956]に記載のものを用いる。次に、〔η〕を下記計算式(3)に示すA.Kolorlovの式に代入し、分子量を求める。最後に、Mを下記計算式(4)に示すA.J.Barryの式に代入し、シリコーンの動粘度ηを求めることができる。
ηsp=(η/η0)−1・・・計算式(1)
ηsp=〔η〕+K’〔η〕2・・・計算式(2)
〔η〕=0.215×10−4M0.65・・・計算式(3)
logη=1.00+0.0123M0.5・・・計算式(4)
前記計算式(1)中、η0は、トルエンの粘度、ηは、溶液の粘度を示す。
前記η0及びηは、化粧品原料基準一般試験法粘度測定法第1法に準拠して測定したものである。
−液状エステル油−
前記常温で液状のエステル油としては、具体的には、例えば、ジカプリン酸プロピレングリコール、モノカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、セスキオレイン酸ソルビタン、乳酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、オクタン酸ミリスチル、オクタン酸パルミチル、オクタン酸ステアリル、イソオクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、ミチスチン酸2−オクチルドデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ステアリン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソステアリル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸メチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ヘキシル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸ステアリル、イソステアリン酸2−ヘキシルデシル、イソステアリン酸イソプロピル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、オレイン酸エチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、エイコセン酸オクチル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、コハク酸ジオクチル、コハク酸ジエトキシエチル、アジピン酸ジイソプロピル、ダイマー酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、リンゴ酸ジイソステアリル、クエン酸トリ2−エチルヘキシル、アジピン酸2−ヘプチルウンデシル、コハク酸ジエトキシエチル、カプリル酸プロピルヘプチルなどが挙げられる。
前記常温で液状のエステル油としては、具体的には、例えば、ジカプリン酸プロピレングリコール、モノカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、セスキオレイン酸ソルビタン、乳酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、オクタン酸ミリスチル、オクタン酸パルミチル、オクタン酸ステアリル、イソオクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、ミチスチン酸2−オクチルドデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ステアリン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソステアリル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸メチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ヘキシル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸ステアリル、イソステアリン酸2−ヘキシルデシル、イソステアリン酸イソプロピル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、オレイン酸エチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、エイコセン酸オクチル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、コハク酸ジオクチル、コハク酸ジエトキシエチル、アジピン酸ジイソプロピル、ダイマー酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、リンゴ酸ジイソステアリル、クエン酸トリ2−エチルヘキシル、アジピン酸2−ヘプチルウンデシル、コハク酸ジエトキシエチル、カプリル酸プロピルヘプチルなどが挙げられる。
前記(F)成分は、これらの中でも、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する観点から、動粘度が500万mm2/s以上のものが好ましく、1,000万mm2/s以上のシリコーンエマルジョン(6)、高重合アミノガムシリコーン(X−52−2328)、及びカプリル酸プロピルヘプチルがより好ましい。
前記(F)成分の使用形態としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、オイル、エマルジョンなどが挙げられる。
前記(F)成分のエマルジョン化における、乳化剤や乳化方法としては、特に制限はなく、目的に応じて、適宜選択することができる。
前記(F)成分のエマルジョン化における、乳化剤や乳化方法としては、特に制限はなく、目的に応じて、適宜選択することができる。
前記(F)成分の前記毛髪洗浄剤組成物中の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する観点から、0.1質量%〜3質量%が好ましく、泡立ちの良さを変えることなく、乾燥後の毛髪のツヤ感が向上する観点から、0.1質量%〜2.5質量%がより好ましい。前記(F)成分が、0.1質量%未満であると、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与する効果が不十分である場合があり、3質量%を超えると、泡立ちや、分離安定性が悪くなる場合がある。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、特に制限はなく、本発明の効果を損なわない範囲で、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、一般の毛髪洗浄剤組成物に汎用されている各種添加成分、香料、香料組成物などが挙げられる。
前記添加成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素;ツバキ油、ア−モンド油、ホホバ油等の植物油;ポリオキシエチレンアルキルエ−テル、(E)成分を除くグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、(D)成分を除くポリグリセリン脂肪酸エステル等のノニオン性界面活性剤(一鎖型ノニオン性界面活性剤);没食子酸誘導体、グリシン、セリン、アルギニン等のアミノ酸;ピロリドンカルボン酸及び塩、生薬、ビタミン、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸等の消炎剤;ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン等のフケ止め剤;イソプロピルメチルフェノ−ル、トリクロサン等の殺菌剤;タ−ル色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、エタノ−ル等の溶剤;アクリル酸系ポリマ−等のアニオン性ポリマ−;ビニルピロリドン系ポリマ−等のノニオン性ポリマ−;塩化ジアリルジメチルアンモニウム/アクリル酸等の両性ポリマ−;カチオン化セルロ−ス、カチオン化グア−ガム等のカチオン性ポリマ−;無水シリカ、マグネシアシリカ等の無機粉体;ナイロン、ポリエチレン等の有機粉体、などが挙げられる。これらの添加成分は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、本発明の効果を損なわない範囲で、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、一般の毛髪洗浄剤組成物に汎用されている各種添加成分、香料、香料組成物などが挙げられる。
前記添加成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素;ツバキ油、ア−モンド油、ホホバ油等の植物油;ポリオキシエチレンアルキルエ−テル、(E)成分を除くグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、(D)成分を除くポリグリセリン脂肪酸エステル等のノニオン性界面活性剤(一鎖型ノニオン性界面活性剤);没食子酸誘導体、グリシン、セリン、アルギニン等のアミノ酸;ピロリドンカルボン酸及び塩、生薬、ビタミン、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸等の消炎剤;ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン等のフケ止め剤;イソプロピルメチルフェノ−ル、トリクロサン等の殺菌剤;タ−ル色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、エタノ−ル等の溶剤;アクリル酸系ポリマ−等のアニオン性ポリマ−;ビニルピロリドン系ポリマ−等のノニオン性ポリマ−;塩化ジアリルジメチルアンモニウム/アクリル酸等の両性ポリマ−;カチオン化セルロ−ス、カチオン化グア−ガム等のカチオン性ポリマ−;無水シリカ、マグネシアシリカ等の無機粉体;ナイロン、ポリエチレン等の有機粉体、などが挙げられる。これらの添加成分は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の毛髪洗浄剤組成物に使用される香料、香料組成物としては、特開2003−300811号公報の段落番号〔0021〕〜〔0035〕に記載した香料成分等、更に段落番号〔0050〕に記載した香料用溶剤等が挙げられる。なお、本発明において、「香料組成物」とは、前記の香料成分、溶剤、香料安定化剤等からなる混合物を意味する。
前記香料用溶剤の含有量は、香料組成物全量に対して、0.1質量%〜99質量%が好ましく、1質量%〜50質量%がより好ましい。
前記香料安定化剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミンE又はその誘導体、カテキン化合物、フラボノイド化合物、ポリフェノール化合物などが挙げられる。これらの中でも、ジブチルヒドロキシトルエンが特に好ましい。
前記香料安定化剤の含有量は、前記香料組成物全量に対して、0.0001質量%〜10質量%が好ましく、0.00質量%1〜5質量%がより好ましい。
前記香料組成物の含有量は、前記毛髪洗浄剤組成物全量に対して、0.005質量%〜40質量%が好ましく、0.01質量%〜10質量%がより好ましい。
前記香料用溶剤の含有量は、香料組成物全量に対して、0.1質量%〜99質量%が好ましく、1質量%〜50質量%がより好ましい。
前記香料安定化剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミンE又はその誘導体、カテキン化合物、フラボノイド化合物、ポリフェノール化合物などが挙げられる。これらの中でも、ジブチルヒドロキシトルエンが特に好ましい。
前記香料安定化剤の含有量は、前記香料組成物全量に対して、0.0001質量%〜10質量%が好ましく、0.00質量%1〜5質量%がより好ましい。
前記香料組成物の含有量は、前記毛髪洗浄剤組成物全量に対して、0.005質量%〜40質量%が好ましく、0.01質量%〜10質量%がより好ましい。
<製造方法>
本発明の毛髪洗浄剤組成物は、80℃の湯浴中で、前記(C)成分、前記(D)成分を含む水溶性成分を混合溶解し水相とし、この水相に前記(A)成分、前記(B)成分、及び前記(E)成分、更に必要に応じて前記(F)成分を含む油相を添加し、均一混合する。その後、更に攪拌しながら室温まで冷却することにより調製することができる。前記攪拌に用いる装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、攪拌子、攪拌羽などが挙げられる。
本発明の毛髪洗浄剤組成物は、80℃の湯浴中で、前記(C)成分、前記(D)成分を含む水溶性成分を混合溶解し水相とし、この水相に前記(A)成分、前記(B)成分、及び前記(E)成分、更に必要に応じて前記(F)成分を含む油相を添加し、均一混合する。その後、更に攪拌しながら室温まで冷却することにより調製することができる。前記攪拌に用いる装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、攪拌子、攪拌羽などが挙げられる。
−pH−
前記毛髪洗浄剤組成物のpHとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、25℃で、5.0〜6.0が好ましい。
前記pHは、前記毛髪洗浄剤組成物をpHメーター(東亜ディーケーケー株式会社製、HM−30G)を用いて25℃で測定することができる。
前記毛髪洗浄剤組成物のpHは、例えば、所望のpH調整剤を用いて調整することができる。前記pH調整剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、クエン酸、コハク酸、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、モノエタノールアミンなどが好ましい。
前記毛髪洗浄剤組成物のpHとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、25℃で、5.0〜6.0が好ましい。
前記pHは、前記毛髪洗浄剤組成物をpHメーター(東亜ディーケーケー株式会社製、HM−30G)を用いて25℃で測定することができる。
前記毛髪洗浄剤組成物のpHは、例えば、所望のpH調整剤を用いて調整することができる。前記pH調整剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、クエン酸、コハク酸、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、モノエタノールアミンなどが好ましい。
<用途>
本発明の毛髪洗浄剤組成物は、カラーリングやパーマ、過度のドライヤー乾燥の繰り返しなどによって損傷した毛髪の、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与することができ、また泡立ちに優れ、分離安定性がよいため、例えば、地肌クレンジング用シャンプー、ダメージケア用シャンプー、マイルドシャンプー、リンスインシャンプーなどに好適に用いることができる。
本発明の毛髪洗浄剤組成物は、カラーリングやパーマ、過度のドライヤー乾燥の繰り返しなどによって損傷した毛髪の、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与することができ、また泡立ちに優れ、分離安定性がよいため、例えば、地肌クレンジング用シャンプー、ダメージケア用シャンプー、マイルドシャンプー、リンスインシャンプーなどに好適に用いることができる。
以下に本発明の実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例及び比較例に何ら限定されるものではない。
(実施例1〜48、比較例1〜11)
表1〜12に示す組成(毛髪洗浄剤組成物中の質量%を示す。)の実施例及び比較例の毛髪洗浄剤組成物を下記製造方法に従い製造し、得られた毛髪洗浄剤組成物について、下記に示す方法により、官能評価及び長期保存安定性評価を行った。
表1〜12に示す組成(毛髪洗浄剤組成物中の質量%を示す。)の実施例及び比較例の毛髪洗浄剤組成物を下記製造方法に従い製造し、得られた毛髪洗浄剤組成物について、下記に示す方法により、官能評価及び長期保存安定性評価を行った。
<製造方法>
80℃の湯浴中で、(C)成分及び(D)成分を含む水溶性成分を混合溶解(以下、「水相」と称することがある。)し、(A)成分、(B)成分、及び(E)成分(表1〜10)、更に(F)成分(表11〜12)を含む油溶性成分を混合溶解(以下、「油相」と称することがある。)したものを前記水相に添加し、均一混合した。その後、攪拌しながら室温まで冷却し、香料を添加後、均一混合した。クエン酸はpH調整剤として用い、冷却した毛髪洗浄剤組成物をpH5.5に調整した(pHメーター:東亜ディーケーケー株式会社製、HM−30G、測定温度:25℃)。
なお、比較例3においては(B)成分、比較例4においては(C)成分、比較例5においては(D)成分を添加しないこと以外は前記同様の方法で毛髪洗浄剤組成物を調製した。また、比較例6〜9においては、(E)成分に代えて(E’)成分を添加したこと以外は前記同様の方法で毛髪洗浄剤組成物を調製した。
80℃の湯浴中で、(C)成分及び(D)成分を含む水溶性成分を混合溶解(以下、「水相」と称することがある。)し、(A)成分、(B)成分、及び(E)成分(表1〜10)、更に(F)成分(表11〜12)を含む油溶性成分を混合溶解(以下、「油相」と称することがある。)したものを前記水相に添加し、均一混合した。その後、攪拌しながら室温まで冷却し、香料を添加後、均一混合した。クエン酸はpH調整剤として用い、冷却した毛髪洗浄剤組成物をpH5.5に調整した(pHメーター:東亜ディーケーケー株式会社製、HM−30G、測定温度:25℃)。
なお、比較例3においては(B)成分、比較例4においては(C)成分、比較例5においては(D)成分を添加しないこと以外は前記同様の方法で毛髪洗浄剤組成物を調製した。また、比較例6〜9においては、(E)成分に代えて(E’)成分を添加したこと以外は前記同様の方法で毛髪洗浄剤組成物を調製した。
<官能評価>
カラーリングやパーマなどの化学処理を3ヶ月以内に行い、洗浄剤による洗髪後、毛髪にツヤ感がないと感じる30代〜40代の女性20名を被験者とし、表1〜12に示す毛髪洗浄剤組成物を7日間使用し、「泡立ちの良さ」及び「乾燥後の毛髪のツヤ感」について、それぞれ下記評価基準に基づいて評価した。
−評価基準−
◎ :良好と回答した者が18名〜20名
◎〜○:良好と回答した者が14名〜17名
○ :良好と回答した者が10名〜13名
△ :良好と回答した者が5名〜9名
× :良好と回答した物が0名〜4名
なお、上記評価基準において、「良好」とは、毛髪にツヤ感があることを意味する。
カラーリングやパーマなどの化学処理を3ヶ月以内に行い、洗浄剤による洗髪後、毛髪にツヤ感がないと感じる30代〜40代の女性20名を被験者とし、表1〜12に示す毛髪洗浄剤組成物を7日間使用し、「泡立ちの良さ」及び「乾燥後の毛髪のツヤ感」について、それぞれ下記評価基準に基づいて評価した。
−評価基準−
◎ :良好と回答した者が18名〜20名
◎〜○:良好と回答した者が14名〜17名
○ :良好と回答した者が10名〜13名
△ :良好と回答した者が5名〜9名
× :良好と回答した物が0名〜4名
なお、上記評価基準において、「良好」とは、毛髪にツヤ感があることを意味する。
<長期保存安定性評価>
表1〜12に示す毛髪洗浄剤組成物50mLをガラスバイヤルビンに、それぞれ約40mL充填し、50℃、1ヶ月間保存し、目視判定による外観により分離安定性を下記評価基準に基づいて評価した。
−評価基準−
◎:外観に変化がなく、分離が認められない
○:一部色調に不均一な濃淡が認められるが、分離は認められない
△:僅かに分離が認められる
×:分離が認められる
表1〜12に示す毛髪洗浄剤組成物50mLをガラスバイヤルビンに、それぞれ約40mL充填し、50℃、1ヶ月間保存し、目視判定による外観により分離安定性を下記評価基準に基づいて評価した。
−評価基準−
◎:外観に変化がなく、分離が認められない
○:一部色調に不均一な濃淡が認められるが、分離は認められない
△:僅かに分離が認められる
×:分離が認められる
なお、実施例1〜48及び比較例1〜11で用いた材料の具体的な内容は、以下の表13に示すとおりである。
本発明の毛髪洗浄剤組成物は、カラーリングやパーマ、過度のドライヤー乾燥の繰り返しなどによって損傷した毛髪の、乾燥後の毛髪にツヤ感を付与することができ、また泡立ちに優れ、分離安定性がよいため、例えば、地肌クレンジング用シャンプー、ダメージケア用シャンプー、マイルドシャンプー、リンスインシャンプーなどに好適に用いることができる。
Claims (3)
- (A)アニオン性界面活性剤と、
(B)両性界面活性剤と、
(C)カチオン性界面活性剤と、
(D)長鎖脂肪族アルコールと、
(E)下記一般式(1)及び下記一般式(2)のいずれかで表されるHLB10〜20のノニオン性界面活性剤と、
を少なくとも含有し、前記(A)アニオン性界面活性剤の含有量が5質量%〜15質量%であることを特徴とする毛髪洗浄剤組成物。
- (A)成分及び(C)成分の配合比率が、質量比で、
(C)/(A)=0.07〜1.00
であり、更に前記(A)成分、前記(C)成分、及び(E)成分の配合比率が、質量比で、
(E)/[(A)+(C)]=0.01〜0.53
である請求項1に記載の毛髪洗浄剤組成物。 - (F)シリコーン油及び常温下で液状であるエステル油の少なくともいずれかを更に含有する請求項1から2のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009261351A JP2011105633A (ja) | 2009-11-16 | 2009-11-16 | 毛髪洗浄剤組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JP2011105633A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016044132A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | 株式会社ダリヤ | 毛髪洗浄用組成物 |
CN109745246A (zh) * | 2017-11-01 | 2019-05-14 | 日油株式会社 | 毛发清洗剂组合物 |
JP2019112365A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | 株式会社ファンケル | 毛髪洗浄用組成物 |
-
2009
- 2009-11-16 JP JP2009261351A patent/JP2011105633A/ja not_active Withdrawn
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