JP2017031085A - 毛髪明度向上剤及び該毛髪明度向上剤を使用する毛髪色彩調整剤並びに毛髪の明度向上方法及び毛髪の色彩調整方法 - Google Patents

毛髪明度向上剤及び該毛髪明度向上剤を使用する毛髪色彩調整剤並びに毛髪の明度向上方法及び毛髪の色彩調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】脱色時に毛髪に与える損傷を軽減することができる毛髪明度向上剤を提供すること。
【解決手段】
アルカノールアミン及び/又は低級アルコール、高級アルコール、並びにアミノ酸及び/又はアミノ酸塩を含有する毛髪処理用組成物と、酸化剤を含有する酸化剤組成物と、を混合して使用される毛髪明度向上剤;該毛髪明度向上剤と、HC染料、塩基性染料、並びにアミノ酸及び/又はアミノ酸塩を含有する第1染着用組成物と、を混合して使用される毛髪色彩調整剤;前記毛髪明度向上剤を毛髪に塗布することを含む毛髪の明度向上方法;前記毛髪色彩調整剤を毛髪に塗布することを含む毛髪の色彩調整方法を提供する。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪明度向上剤及び該毛髪明度向上剤を使用する毛髪色彩調整剤並びに毛髪の明度向上方法及び毛髪の色彩調整方法に関する。
毛髪の染色には、染毛効果が優れるという理由から、酸化染毛剤が広く利用されている。一般に、酸化染毛剤は、酸化染料及びアルカリ剤を含む第1剤と、過酸化水素を含む第2剤からなり、第1剤と第2剤を混合して使用される。第1剤中のアルカリ剤は、第2剤中の過酸化水素を分解して酸素を発生させる。発生した酸素により、毛髪中のメラニン色素が分解されて毛髪が脱色されると共に、第1剤中の酸化染料が毛髪内部で酸化重合されて毛髪が染色される。また、アルカリ剤は、毛髪表面のキューティクルを開いて毛髪を膨潤させる効果を有するため、酸化染料が毛髪内部に浸透しやすくなって、染毛効果が向上する。しかしながら、アルカリ剤は毛髪の主成分であるケラチン蛋白を分解する作用も有しており、染毛時における毛髪損傷の一因となっている。
毛髪への損傷を軽減するため、例えば特許文献1には、アルカリ剤と酸化染料を含有する第1剤と、酸化剤を含有する第2剤とからなる染毛剤であって、前記第1剤は、前記第1剤の質量に対して、鉄クロロフィリンナトリウムを0.001%以上0.01%未満および、H分解率が1.0%以上8.0%以下の活性炭を0.01%以上0.2%以下の割合で含む染毛剤が開示されている。
特開2015−67599号公報
このように、毛髪の脱色時や染色時における毛髪へのダメージ軽減を目的とした染毛剤が検討されているものの、未だその効果は十分とはいえず、更なる改良が求められている。
そこで、本発明は、脱色時に毛髪に与える損傷を軽減することができる毛髪明度向上剤を提供することを主目的とする。
本発明は、アルカノールアミン及び/又は低級アルコール、高級アルコール、並びにアミノ酸及び/又はアミノ酸塩を含有する毛髪処理用組成物と、酸化剤を含有する酸化剤組成物と、を混合して使用される毛髪明度向上剤を提供する。
また、本発明は、上記毛髪明度向上剤と、HC染料、塩基性染料、並びにアミノ酸及び/又はアミノ酸塩を含有する第1染着用組成物と、を混合して使用される毛髪色彩調整剤を提供する。
また、本発明は、上記毛髪明度向上剤を毛髪に塗布することを含む毛髪の明度向上方法を提供する。
また、本発明は、上記毛髪色彩調整剤を毛髪に塗布することを含む毛髪の色彩調整方法を提供する。
本発明によれば、脱色時に毛髪に与える損傷を軽減することができる。
試験例1における脱色処理の結果を示す図面代用写真である。 試験例2における染毛処理の結果を示す図面代用写真である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
<毛髪明度向上剤>
本発明の一実施形態に係る毛髪明度向上剤は、アルカノールアミン及び/又は低級アルコール、高級アルコール、並びにアミノ酸及び/又はアミノ酸塩を含有する毛髪処理用組成物と、酸化剤を含有する酸化剤組成物と、を混合して使用される。本実施形態に係る毛髪明度向上剤は、毛髪の明度を向上させる作用、即ち、毛髪の色の明るさの度合いを高める作用を有するものである。
(毛髪処理用組成物)
毛髪処理用組成物は、アルカノールアミン及び低級アルコールのうち少なくとも一方と、高級アルコールと、アミノ酸及びアミノ酸塩の少なくとも一方と、を含有する。
毛髪処理用組成物に含有されるアルカノールアミンとしては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられ、これらを1種又は2種以上用いることができる。これらの中でも、少なくともモノエタノールアミンを用いることが好ましい。
アルカノールアミンの含有量は、特に限定されないが、保存安定性の観点から、毛髪処理用組成物の全質量に対して、下限は好ましくは3%以上、より好ましくは5質量%以上であり、上限は好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下である。
毛髪処理用組成物に含有される低級アルコールとは、炭素数が1〜5の1価アルコールをいう。毛髪処理用組成物に含有される低級アルコールは、特に限定されず、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等から選択される1種又は2種以上を用いることができる。低級アルコールの中でも、少なくともエタノールを用いることが好ましい。
低級アルコールの含有量は、特に限定されないが、保存安定性の観点から、毛髪処理用組成物の全質量に対して、下限は好ましくは3%以上、より好ましくは5質量%以上であり、上限は好ましくは15質量%以下、より好ましくは10質量%以下である。
毛髪処理用組成物に含有される高級アルコールとは、炭素数が6以上の飽和又は不飽和で直鎖状又は分岐鎖状の1価アルコールをいう。高級アルコールの炭素数は、特に限定されないが、12〜22であることが好ましく、14〜18であることがより好ましい。また、当該毛髪処理用組成物は、更に好ましくは、炭素数16及び/又は18の高級アルコールを含有する。上記高級アルコールは、好ましくは飽和高級アルコールである。また、上記高級アルコールは、好ましくは直鎖状である。
高級アルコールとしては、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等から選択される1種又は2種以上を用いることができる。高級アルコールの中でも、安全性の観点から、セチルアルコール及び/又はステアリルアルコールを用いることが好ましい。
高級アルコールの含有量は、特に限定されないが、保存安定性の観点から、毛髪処理用組成物の全質量に対して、下限は好ましくは5質量%以上、より好ましくは8質量%以上であり、上限は好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下である。
アルカノールアミン及び/又は低級アルコールと高級アルコールとの含有量の合計は、特に限定されないが、毛髪処理用組成物の全質量に対して、下限は好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上であり、上限は好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下である。このような範囲とすることで、毛髪に与える損傷をより効果的に低減しつつ脱色することができる。
毛髪処理用組成物に含有されるアミノ酸は、特に限定されないが、アルギニン、リシン、ヒスチジン及びシステインから選択される1種又は2種以上であることが好ましい。塩基性アミノ酸のアルギニン、リシン及びヒスチジン、還元作用を有するシステインを単独で又は2種以上を組み合わせて使用することで、脱色効果をより向上させることができる。これらの中でも、塩基性が高いアルギニン及び/又は還元力が強いシステインを用いることがより好ましい。
毛髪処理用組成物に含有されるアミノ酸塩は、特に限定されないが、アルギニン、リシン、ヒスチジン及びシステインの塩から選択される1種又は2種以上であることが好ましい。アミノ酸の塩は、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、酢酸、ナトリウム、カリウム等の酸塩又はアルカリ塩を挙げることができる。これらの中でも、塩酸塩を用いることが好適である。
毛髪処理用組成物中のアミノ酸及び/又はアミノ酸塩の含有量は、特に限定されないが、脱色効果の観点から、毛髪処理用組成物の全質量に対して0.01〜5質量%が好ましく、0.05〜1質量%がより好ましく、0.05〜0.5質量%が更に好ましい。
毛髪処理用組成物は、上述した成分以外の成分として、脱色速度向上の観点から、例えば、アンモニア;塩化アンモニウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム等のアンモニウム塩;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩等のアルカリ剤を含有することができる。アルカリ剤の中でも、好ましくは、アンモニア及び/又はアンモニウム塩であり、より好ましくはアンモニアである。これらの成分の含有量、即ちアルカリ剤(アルカノールアミン、アミノ酸及びアミノ酸塩を除く)の含有量は、特に限定されないが、毛髪処理用組成物の全質量に対して0.01〜1質量%が好ましく、0.1〜0.5質量%がより好ましい。このような範囲で含有させることにより、脱色速度をより向上させることが可能である。
アンモニア、アンモニウム塩、炭酸塩等のアルカリ剤は、従来の酸化染毛剤においては脱色作用のために必須の主成分とされているが、本実施形態に係る毛髪明度向上剤に用いられる毛髪処理用組成物において、これらのアルカリ剤は必須成分ではない。脱色速度向上の観点からこれらのアルカリ剤を含有する場合であっても、従来の酸化染毛剤のように脱色用の主成分として用いる必要がないため、アンモニアやアンモニウム塩を使用する場合に問題となりやすい刺激臭や頭皮への刺激を軽減することができる。
毛髪処理用組成物は、上記成分以外に、必要に応じて任意成分を含有してもよい。当該任意成分としては、特に限定されないが、例えば、精製水、界面活性剤、油脂、増粘剤、酸化防止剤、防腐剤、着色剤、pH調整剤、香料等が挙げられる。
毛髪処理用組成物のpHは、十分な脱色効果を得つつ毛髪への損傷を抑える観点から、好ましくは8〜12であり、より好ましくは8〜9である。
(酸化剤組成物)
本実施形態に係る毛髪明度向上剤のために使用される酸化剤組成物は、酸化剤を含有する。酸化剤は、特に限定されないが、例えば、過酸化水素、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、臭素酸ナトリウム等が挙げられる。これらの酸化剤を、単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの酸化剤の中でも、メラニン色素を分解する効果が優れていることから、過酸化水素が好ましい。
酸化剤の含有量は、特に限定されないが、酸化剤組成物の全質量に対して0.1〜15質量%が好ましい。
酸化剤組成物は、上記成分以外に、必要に応じて任意成分を含有してもよい。当該任意成分としては、特に限定されないが、例えば、精製水、界面活性剤、油脂、増粘剤、酸化防止剤、防腐剤、着色剤、pH調整剤、香料等が挙げられる。
本実施形態に係る毛髪明度向上剤における毛髪処理用組成物と酸化剤組成物との混合質量比は、特に限定されないが、好ましくは0.1〜0.9:1〜2である。
一般に、日本ヘアカラー協会が提唱するヘアカラーリング・レベルスケールで8〜12レベルの酸化染毛剤は、非常に強力な脱色作用を有するため、メラニン色素の分解が急激に進行し、5分程度で脱色反応がほぼ頭打ちの状態となる。これに比べて本実施形態に係る毛髪明度向上剤は、メラニン色素の分解速度が遅く、脱色反応が徐々に進行するため、毛髪の明度や脱色時間の調節が容易であり、また、明度や脱色時間を細かく調整することができる。
<毛髪色彩調整剤>
本発明の一実施形態に係る毛髪色彩調整剤は、毛髪明度向上剤として用いられる毛髪処理用組成物及び酸化剤組成物と、HC染料、塩基性染料、並びにアミノ酸及び/又はアミノ酸塩を含有する第1染着用組成物と、を混合して使用される。当該毛髪明度向上剤は、上記にて詳説した毛髪明度向上剤と同一である。本実施形態に係る毛髪色彩調整剤のために使用される第1染着用組成物は毛髪に色彩を付与する作用を有する。毛髪処理用組成物と酸化剤組成物と第1染着用組成物とを組み合わせて使用することで、毛髪を明るくかつ色彩豊かに染毛することが可能である。
(第1染着用組成物)
第1染着用組成物に含有されるHC染料は、特に限定されず、公知のHC染料を1種又は2種以上組み合わせて使用することができる。HC染料としては、例えば、HC青2、HC青8、HC赤1、HC赤3、HC赤7、HC赤11、HC赤13、HC黄2、HC黄4、HC黄5、HC黄9、HC黄11、HC黄13、HC橙1、HC橙2、HC紫1、HC紫2等が挙げられる。
第1染着用組成物に含有される塩基性染料は、特に限定されず、公知の塩基性染料を1種又は2種以上組み合わせて使用することができる。塩基性染料としては、例えば、塩基性青7、塩基性青9、塩基性青26、塩基性青75、塩基性青99、塩基性赤2、塩基性赤22、塩基性赤51、塩基性赤76、塩基性黄57、塩基性黄87、塩基性橙31、塩基性茶16、塩基性茶17、塩基性紫3、塩基性紫4、塩基性紫14等が挙げられる。
第1染着用組成物においては、色彩の自由度がより広がることから、HC染料と塩基性染料とを含有することが好ましい。HC染料及び/又は塩基性染料の含有量の合計は、特に限定されないが、第1染着用組成物の全質量に対して0.1〜10質量%が好ましい。
従前より、HC染料及び塩基性染料は、カラートリートメントの染毛成分として使用されている。カラートリートメントの色持ちは一般に3日〜1週間程度といわれている。
本実施形態に係る毛髪色彩調整剤として使用される第1染着用組成物は、アミノ酸及び/又はアミノ酸塩を含有する。これにより、毛髪への染料の定着力をより向上させることが可能であり、染毛後約1ヶ月程度色持ちする。
また、一般に脱色剤として使用されているアルカリ剤及び過酸化水素に、更にHC染料及び塩基性染料を組み合わせようとしても、脱色剤と染料が混ざりにくく均質な染毛剤を調製することが難しい場合がある。また、染料が薄まって染色効果が低下し、色持ちが劣る場合がある。
しかし、本実施形態に係る毛髪色彩調整剤として使用される第1染着用組成物は、毛髪明度向上剤と混ざりやすいため、毛髪色彩調整剤の調製が容易である。また、染料の定着力が高いため毛髪の染まりや色持ちをより向上させることが可能である。
第1染着用組成物に含有されるアミノ酸は、特に限定されないが、アルギニン、リシン、ヒスチジン及びシステインから選択される1種又は2種以上であることが好ましい。これらの中でも、塩基性が高いアルギニン及び/又は還元力が強いシステインを用いることがより好ましい。
第1染着用組成物に含有されるアミノ酸塩は、特に限定されないが、アルギニン、リシン、ヒスチジン及びシステインの塩から選択される1種又は2種以上であることが好ましい。アミノ酸の塩は、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、酢酸、ナトリウム、カリウム等の酸塩又はアルカリ塩を挙げることができる。これらの中でも、塩酸塩を用いることが好適である。
第1染着用組成物中のアミノ酸及び/又はアミノ酸塩の含有量は、特に限定されないが、HC染料及び/又は塩基性染料の定着力向上の観点から、第1染着用組成物の全質量に対して0.01〜5質量%が好ましく、0.05〜1質量%がより好ましく、0.1〜0.5質量%が更に好ましい。
第1染着用組成物は、上記成分以外に、必要に応じて任意成分を含有してもよい。当該任意成分としては、特に限定されないが、例えば、精製水、界面活性剤、油脂、増粘剤、酸化防止剤、防腐剤、着色剤、pH調整剤、香料等が挙げられる。
本実施形態に係る毛髪色彩調整剤は、毛髪処理用組成物と第1染着用組成物とを混合して得た混合物に、酸化剤組成物を混合することにより得られる。本実施形態に係る毛髪色彩調整剤について、毛髪処理用組成物と第1染着用組成物と酸化剤組成物との混合質量比は、本実施形態に係る毛髪色彩調整剤の効果が得られる範囲であれば、特に限定されない。例えば、毛髪処理用組成物と第1染着用組成物との混合質量比を0.1〜0.9:0.9〜0.1とし、これらの混合物と酸化剤組成物との混合質量比を1:1〜1:2とすることができる。
毛髪色彩調整剤のpHは、染料の定着力を向上させる観点から、好ましくは6〜7.5であり、より好ましくは6〜6.5である。
(第2染着用組成物)
本実施形態に係る毛髪色彩調整剤は、更に、酸化染料とアルカリ剤を含有する第2染着用組成物を混合して使用されるものであってもよい。第2染着用組成物は、毛髪に色彩を付与する作用を有する。上記毛髪明度向上剤と、上記第1染着用組成物と、上記第2染着用組成物とを混合した毛髪色彩調整剤は、白髪染めに好適であり、明るめの白髪染めにより好適である。
第2染着用組成物に含有される酸化染料は、染料中間体とカプラー(カップリング剤)からなる。
染料中間体は、特に限定されず、公知の染料中間体を1種又は2種以上組み合わせて使用することができる。染料中間体としては、例えば、o−アミノフェノール、p−アミノフェノール、p−フェニレンジアミン等が挙げられる。これらの中でも、o−アミノフェノール及び/又はp−アミノフェノールを用いることが好ましい。
カプラーは、特に限定されず、公知のカプラーを1種又は2種以上組み合わせて使用することができる。カプラーとしては、例えば、m−アミノフェノール、レゾルシン、5−アミノ−o−クレゾール、m−フェニレンジアミン等が挙げられる。これらの中でも、m−アミノフェノール及び/又はレゾルシンを用いることが好ましい。
酸化染料の含有量は、特に限定されないが、発色の観点から、第1染着用組成物の全質量に対して0.01〜30質量%が好ましい。
第2染着用組成物に含有されるアルカリ剤は、特に限定されず、公知のアルカリ剤を1種又は2種以上組み合わせて使用することができる。アルカリ剤としては、例えば、アンモニア;塩化アンモニウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム等のアンモニウム塩;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩等が挙げられる。
第2染着用組成物に含有されるアルカリ剤の含有量は、特に限定されないが、第2染着用組成物の全質量に対して0.1〜20質量%が好ましい。
第2染着用組成物は、上記成分以外に、必要に応じて任意成分を含有してもよい。当該任意成分としては、特に限定されないが、例えば、精製水、界面活性剤、油脂、増粘剤、酸化防止剤、防腐剤、着色剤、pH調整剤、香料等が挙げられる。
従来、明るめの白髪染め(例えば、日本ヘアカラー協会が提唱するヘアカラーリング・レベルスケールで5〜10レベルの明るさに全体を染め上げる白髪染め)においては、酸化染毛剤が一般的に使用されている。
例えば、酸化染毛剤によって、白髪と黒髪とが入り混じった毛髪全体を上記ヘアカラーリング・レベルスケールで6レベルの明るさに染毛する場合には、黒髪を10レベルにまで脱色しつつ、4レベル下の暗さになるように染色することで、最終的に求められる6レベルの明度となるように染毛することが多い。このような染毛方法では、最終的に求められる明度を超えた明るさにまで黒髪が脱色されるため、その分必要以上に毛髪は損傷を受けてしまう。
また、酸化染毛剤を構成する第1剤中には、アルカリ剤と酸化染料が混在している。そのため、第1剤と反応させる第2剤(過酸化水素水等)の配合量を減らすことで脱色作用を抑えることは可能であるが、一方で、染料の発色反応が十分に進行せずに染色効果が低下してしまう。つまり、従来の酸化染毛剤は、染色作用に影響を与えずに脱色作用だけを調節することは困難である。これに対して、本実施形態に係る毛髪色彩調整剤は、毛髪明度向上剤、第1染着用組成物及び第2染着用組成物を任意の配合量で混合できるため、染色作用を維持しつつ所望の明度に応じて脱色作用の強弱を調節することが可能である。
このように、本実施形態に係る毛髪色彩調整剤は、脱色作用を適宜調節することが可能であるため、最終的に求められる明度以上に毛髪を脱色する必要がなくなり、その結果、毛髪に与える損傷を軽減することができる。
本実施形態に係る毛髪色彩調整剤は、毛髪処理用組成物と第1染着用組成物と第2染着用組成物とを混合して得た混合物に、酸化剤組成物を混合することにより得られる。第2染着用組成物の含有量は、毛髪色彩調整剤の全質量に対して、好ましくは5〜40質量%であり、より好ましくは5〜25質量%である。
また、第2染着用組成物として、ヘアカラーリング・レベルスケールで3〜5レベルの酸化染毛剤を使用することが可能である。3〜5レベルの酸化染毛剤は、脱色作用が非常に弱いため、本発明の効果を損ねるおそれがない。
<毛髪の明度向上方法>
本発明の一実施形態に係る毛髪の明度向上方法は、上記毛髪明度向上剤を使用して、毛髪の明度を向上させるものである。毛髪明度向上剤の詳細は、上記にて述べた通りであるため、ここでは説明を割愛する。
本実施形態に係る毛髪の明度向上方法は、上記毛髪明度向上剤を毛髪に塗布することを含む。毛髪明度向上剤の毛髪への塗布量は、毛髪の長さに応じて調節することができ、例えば、30〜120g程度塗布すればよい。
本実施形態に係る毛髪の明度向上方法では、毛髪明度向上剤の塗布後、更に、所定の時間放置することが好ましい。放置時間は、毛髪が所望の明度となるまでとすればよく、塗布する毛髪明度向上剤の量や髪質等に合わせて適宜調節すればよい。放置時間は、好ましくは5〜40分であり、より好ましくは20〜30分である。
その後の工程は、特に限定されず、公知の方法に従って、毛髪の洗浄、乾燥等を行えばよい。
<毛髪の色彩調整方法>
本発明の一実施形態に係る毛髪の色彩調整方法は、上記毛髪色彩調整剤を使用して、毛髪の色彩を調整するものである。毛髪色彩調整剤の詳細は、上記にて述べた通りであるため、ここでは説明は割愛する。
本実施形態に係る毛髪の色彩調整方法は、上記毛髪色彩調整剤を毛髪に塗布することを含む。毛髪色彩調整剤の毛髪への塗布量は、毛髪の長さに応じて調節することができ、例えば、30〜120g程度塗布すればよい。
毛髪明度向上剤と第1染着用組成物を混合して得られる毛髪色彩調整剤を用いて行う毛髪の色彩調整方法は、毛髪の明度を上げつつ色彩を付与する場合に好適である。
また、毛髪の根元部分が暗く、根元以外の部分が明るい場合のように、明度の異なる部分を同時に染毛する場合には、毛髪明度向上剤と第1染着用組成物を混合した毛髪色彩調整剤を毛髪の暗い部分にのみ塗布することが好ましく、一方で、毛髪の明るい部分には第1染着用組成物のみを塗布することが好ましい。これにより、暗い部分は明度を上げながら染着することができ、明るい部分は明度を上げずに染着することができるため、全体の明度を均一にしつつ染着することが可能である。その後、第1染着用組成物のみを毛髪全体に塗布することで、毛髪全体の色素量を整えることができる。
毛髪明度向上剤と第1染着用組成物と第2染着用組成物を混合して得られる毛髪色彩調整剤を用いて行う毛髪の色彩調整方法は、白髪染めに好適であり、明るめの白髪染めにより好適である。
また、毛髪全体を暗く、明度を落として染色したい場合は、毛髪処理用組成物を含有せず、酸化剤組成物と第1染着用組成物と第2染着用組成物とを含有する混合物を毛髪に塗布してもよい。これにより、脱色することなく染着できるため、毛髪に与える損傷を軽減することができる。
本実施形態に係る毛髪の色彩調整方法では、毛髪色彩調整剤の塗布後、更に、所定の時間放置することが好ましい。放置時間は、毛髪が所望の色彩となるまでとすればよく、塗布する毛髪色彩調整剤の量や髪質等に合わせて適宜調節すればよい。放置時間は、好ましくは5〜40分であり、より好ましくは20〜30分である。
その後の工程は、特に限定されず、公知の方法に従って、毛髪の洗浄、乾燥等を行えばよい。
以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。なお、以下に説明する実施例は、本発明の代表的な実施例の一例を示したものであり、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。また、配合量の単位は、特記しない限り質量%である。
<試験例1>
以下に示す各成分を常法により混合して、毛髪処理用組成物A−1を調整した。
[毛髪処理用組成物A−1]
モノエタノールアミン 8.0
セチルアルコール 9.0
ステアリルアルコール 2.0
プロピレングリコール 5.0
ミリスチン酸イソプロピル 2.0
10%アンモニア水 3.0
ステアリン酸 1.0
ラウリン酸ポリグリセリル−10 1.0
ステアリン酸グリセリル 1.0
アルギニン 0.1
水酸化ナトリウム 0.2
EDTA−2Na 0.1
香料 0.6
精製水 残量
上記毛髪処理用組成物A−1と、6%過酸化水素水(株式会社ナプラ、アクセスフリーHBパッションカラーオキシ6)とを、1:1の質量比で混合し、実施例1の毛髪明度向上剤を調製した。
また、比較例1として、ブリーチ剤(株式会社パイモア、インペリアルカラーライトナー(脱色剤))を使用した。
実施例1の毛髪明度向上剤と比較例1のブリーチ剤をそれぞれ黒色の人毛毛束に均一に塗布し、20分間放置した後、シャンプー処理した。その後更に、塗布、放置、シャンプー処理の工程を2回繰り返し、合計3回処理を行った後、ドライヤーで毛束を乾燥した。その結果を図1に示す。図1において、左側のサンプルは参考例の処理前の毛束、中央のサンプルは実施例1の毛髪明度向上剤により処理した毛束、右側のサンプルは比較例1のブリーチ剤により処理した毛束である。
実施例1の毛髪明度向上剤で処理された毛束と比較例1のブリーチ剤で処理された毛束は、両者とも同等の明度にまで毛髪が脱色された。実施例1の毛髪明度向上剤で処理した毛髪はほぼ損傷がない状態であったが、比較例1のブリーチ剤で処理した毛髪は乾燥してうねりが生じており、毛髪が損傷していた。
試験例1の結果から、本発明の毛髪明度向上剤は、脱色時に毛髪に与える損傷を軽減できることが確認された。
<試験例2>
以下に示す各成分を常法により混合して、第1染着用組成物B−1(茶色)を調整した。
[第1染着用組成物B−1(茶色)]
エタノール 0.5
セチルアルコール 5.0
ステアリルアルコール 1.0
ベヘニルアルコール 0.5
ジプロピレングリコール 3.0
ベンジルアルコール 2.0
ミネラルオイル 3.0
ステアルトリモニウムクロリド 1.0
ベヘントリモニウムクロリド 0.5
ラノリン 0.5
ヒドロキシエチルセルロース 0.3
トリエタノールアミン 0.2
エチドロン酸 0.1
HC青2 0.11
HC黄2 0.041
HC赤3 0.053
塩基性茶17 0.277
塩基性茶16,塩基性青99,塩基性青76,塩基性赤76,塩基性黄57,紫401 各0.143
アルギニン 0.1
L-システイン塩酸塩 0.1
リシン 0.05
ヒスチジン 0.05
メチルパラベン 0.15
プロピルパラベン 0.05
香料 0.6
精製水 残量
また、上記第1染着用組成物B−1(茶色)の成分のうち、色素(HC染料、塩基性染料、紫401)の種類を変更して、常法によりこれらを混合し、第1染着用組成物B−2(青色)と、第1染着用組成物B−3(赤色)を調整した。
上記毛髪処理用組成物A−1と上記第1染着用組成物B−1(茶色)とを、1:1の質量比で混合し、混合物を得た。得られた混合物と上記6%過酸化水素水とを、1:1の質量比で混合し、実施例2の毛髪色彩調整剤(茶色)を調製した。同様に、第1染着用組成物B−2(青色)、第1染着用組成物B−3(赤色)のそれぞれについても、毛髪処理用組成物A−1と混合した後上記6%過酸化水素水を混合した。これにより、実施例3の毛髪色彩調整剤(青色)及び実施例4の毛髪色彩調整剤(赤色)を調製した。
比較例2として、ライトナー(株式会社パイモア、インペリアルカラーライトナー(脱色剤))と、HC染料及び塩基性染料を含有する茶色の染料(有限会社クリップジョイント、エンシェールズカラートリートメント モカブラウン)とを、1:1の質量比で混合し、混合物を得た。得られた混合物と上記6%過酸化水素水とを、1:1の質量比で混合し、比較例2の染料(茶色)を調製した。染料を青色の染料(有限会社クリップジョイント、エンシェールズカラートリートメント オーシャンブルー)又は赤色の染料(有限会社クリップジョイント、エンシェールズカラートリートメント リアルレッド)に変更した以外は、比較例2と同様に原料を混合して、比較例3の染料(青色)及び比較例4の染料(赤色)を調整した。
実施例2〜4の毛髪色彩調整剤と比較例2〜4の染料をそれぞれ黒色の人毛毛束に均一に塗布し、30分間放置した後、シャンプー処理した。その後、ドライヤーで毛束を乾燥した。その結果を図2に示す。
図2に示されるように、実施例2〜4は、比較例2〜4と比較して毛髪の乾燥が抑制されており、損傷が少なく、また、発色がより鮮やかであった。試験例2の結果から、本発明に係る毛髪色彩調整剤は、毛髪の損傷を軽減しつつ色鮮やかに染毛することが可能であることが確認された。
<試験例3>
パネラー37人に対して、上記試験例2で調整した実施例2の毛髪色彩調整剤(茶色)を使用して毛髪を染色した。染色後、毛髪のツヤ感、毛髪の手触り、染毛時の頭皮への刺激、染毛時のアンモニア臭の4つの項目について、パネラーによる評価を行った。その結果を以下に示す。
[毛髪のツヤ感]
不良 0
普通 2
良好 35
[毛髪の手触り]
不良 0
普通 2
良好 35
[染毛時の頭皮への刺激]
刺激がある 0
刺激を殆ど感じない 13
刺激を全く感じない 24
[染毛時のアンモニア臭]
不快なアンモニア臭を感じる 0
アンモニア臭を殆ど感じない 9
アンモニア臭を全く感じない 28
上記の評価結果が示すように、本発明に係る毛髪色彩調整剤を使用して染色した毛髪はツヤ感や手触りが良好であった。また、頭皮への刺激が殆どなく、不快なアンモニア臭もほぼ感じられなかった。試験例3の結果から、本発明に係る毛髪色彩調整剤は、脱色時及び染色時における毛髪の損傷を軽減することができ、また、頭皮への刺激やアンモニア臭が抑えられることが確認された。
<試験例4>
3〜5レベルのナチュラルブラウンの酸化染毛剤として一般に市販されているものと同等の成分を、常法により混合して、第2染着用組成物Cを調整した。
上記毛髪処理用組成物A−1と上記第1染着用組成物B−1(茶色)と上記第2染着用組成物Cとを、1:1:1の質量比で混合し、混合物を得た。得られた混合物と上記6%過酸化水素水とを、1:1の質量比で混合し、実施例5の毛髪色彩調整剤(茶色)を調製した。
パネラー30人に対して、実施例5の毛髪色彩調整剤(茶色)を使用して白髪染めを行い、その1〜2ヵ月後に、色持ち、毛髪のツヤ感、毛髪の手触り、白髪染め後の頭皮への刺激、毛髪に残る香りの5つの項目について、パネラーによる評価を行った。その結果を以下に示す。
[色持ち]
不良 0
普通 13
良好 17
[毛髪のツヤ感]
不良 0
普通 12
良好 18
[毛髪の手触り]
不良 0
普通 4
良好 26
[白髪染め後の頭皮への刺激]
刺激がある 0
刺激を殆ど感じない 11
刺激を全く感じない 19
[毛髪に残る香り]
香りが気になる(香りがよくない) 0
香りが殆ど気にならない 8
香りが全く気にならない 22
上記の評価結果が示すように、本発明に係る毛髪色彩調整剤を使用して白髪染めを行った毛髪は、色持ちやツヤ感、手触りが良好であった。また、白髪染め後の頭皮への刺激が殆どなく、毛髪に残る香りも殆ど気にならないものであった。試験例4の結果から、本発明に係る毛髪色彩調整剤は、白髪染めの場合においても、毛髪の損傷を軽減することができ、また、色持ちが良好で、頭皮への刺激や不快な香りが抑えられることが確認された。

Claims (7)

  1. アルカノールアミン及び/又は低級アルコール、高級アルコール、並びにアミノ酸及び/又はアミノ酸塩を含有する毛髪処理用組成物と、酸化剤を含有する酸化剤組成物と、を混合して使用される毛髪明度向上剤。
  2. 前記毛髪処理用組成物の前記アミノ酸及び/又はアミノ酸塩は、アルギニン、リシン、ヒスチジン、システイン及びこれらの塩から選択される1種又は2種以上である請求項1に記載の毛髪明度向上剤。
  3. 請求項1又は2に記載の毛髪明度向上剤と、
    HC染料、塩基性染料、並びにアミノ酸及び/又はアミノ酸塩を含有する第1染着用組成物と、を混合して使用される毛髪色彩調整剤。
  4. 前記第1染着用組成物の前記アミノ酸及び/又はアミノ酸塩は、アルギニン、リシン、ヒスチジン、システイン及びこれらの塩から選択される1種又は2種以上である請求項3に記載の毛髪色彩調整剤。
  5. 更に、酸化染料及びアルカリ剤を含有する第2染着用組成物を混合して使用される請求項3又は4に記載の毛髪色彩調整剤。
  6. 請求項1又は2に記載の毛髪明度向上剤を毛髪に塗布することを含む毛髪の明度向上方法。
  7. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の毛髪色彩調整剤を毛髪に塗布することを含む毛髪の色彩調整方法。
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