JP2017078442A - リバウンドストッパ - Google Patents

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Junichi Takaku
純一 高久
謙二 櫻井
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Abstract

【課題】亀裂や破損が生じてしまうことを抑制可能とするリバウンドストッパを提供する。
【解決手段】リバウンドシート210がロッドガイド310に向かう方向にロッド200が移動することにより、ロッドガイド310が設けられている側がロッドガイド310に衝突して、リバウンドシート210とロッドガイド310によって圧縮されることにより衝撃を吸収する略円筒状のリバウンドストッパ100であって、リバウンドシート210に対向する端部には、周方向に伸びる突起部140が、周方向に対してそれぞれ間隔を空けて複数設けられており、かつ、これら複数の突起部140の内周面側と外周面側には、各突起部140に沿って、変形する突起部140の逃がし用凹部141,142がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動車のサスペンションに設けられるリバウンドストッパに関する。
自動車のサスペンションにはショックアブソーバが設けられている。そして、このショックアブソーバには、車体が宙に浮いた際の衝撃を吸収するためにリバウンドストッパが設けられている。かかるリバウンドストッパとして、ウレタン製の略円筒状のものが知られている(特許文献1,2参照)。このような従来例に係るリバウンドストッパについて、図9及び図10を参照して説明する。図9は従来例に係るリバウンドストッパの斜視図である。図10は従来例に係るリバウンドストッパの平面図である。
リバウンドストッパ500は、円筒状の本体部510の両端に、それぞれ複数の突起部520,530が設けられている。このリバウンドストッパ500は、リバウンドシートとロッドガイドとの間に挟み込まれるように、ロッドに対して装着される。そして、ショックアブソーバが一定以上伸びると、リバウンドストッパ500は、リバウンドシートとロッドガイドとにより挟み込まれて圧縮され、衝撃を吸収する。この従来例においては、複数の突起部520,530が設けられることにより、リバウンドストッパ500が衝撃を受けた際に発生する音を効果的に低減させることができる。
しかしながら、この従来例に係るリバウンドストッパ500においては、特に、リバウンドシート側において、突起部520に亀裂が生じたり、突起部520が破損したりしてしまうことがあった。この原因について、図11及び図12を参照して説明する。図11は従来例に係るリバウンドストッパの突起部の拡大断面図である。図12は従来例に係るリバウンドストッパの突起部の挙動を示す図である。
突起部520,530の先端には、外周面側と内周面側にそれぞれ面取りが設けられている。つまり、突起部520,530の先端の外周面側と内周面側には、それぞれ傾斜面が設けられている。そして、これらの傾斜面の傾斜角度は、一般的に、同一の角度に設定されている。
そして、リバウンドストッパ500が、リバウンドシートとロッドガイドとにより挟み込まれるように衝撃を受けると、突起部520,530の先端はいずれも変形する。このとき、突起部520,530は、径方向外側に向かって拡がるように変形する場合がある。ここで、ロッドに設けられたリバウンドシート210と、ロッドが挿通されるシリンダ300との間には微小な隙間が形成されている。そのため、突起部520の先端が径方向外側に向かって拡がるように変形した場合に、突起部520の先端の一部(図12中、矢印Pに示す部分)が上記の微小な隙間に噛みこまれてしまい、亀裂や破損が生じているものと考えられる。
特開2012−167705号公報 特開2015−152094号公報
本発明の目的は、亀裂や破損が生じてしまうことを抑制可能とするリバウンドストッパ
を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のリバウンドストッパは、
シリンダ内で往復移動可能に設けられたロッドの外周に装着されると共に、一端側が前記ロッドに設けられたリバウンドシートに対向し、かつ他端側が前記シリンダの内周に設けられた被衝突部材に対向するように配置され、
前記リバウンドシートが前記被衝突部材に向かう方向に前記ロッドが移動することにより、前記他端側が前記被衝突部材に衝突して、前記リバウンドシートと被衝突部材によって圧縮されることにより衝撃を吸収する略円筒状のリバウンドストッパであって、
前記リバウンドシートに対向する端部には、周方向に伸びる突起部が、周方向に対してそれぞれ間隔を空けて複数設けられており、かつ、これら複数の突起部の内周面側と外周面側には、各突起部に沿って、変形する突起部の逃がし用凹部がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、リバウンドストッパがリバウンドシートと被衝突部材によって圧縮される際に、変形する突起部は凹部に逃げることができる。これにより、突起部の先端が、リバウンドシートとシリンダとの間の隙間に噛みこまれてしまうことを抑制できる。従って、突起部に亀裂や破損が生じてしまうことを抑制することができる。
前記被衝突部材に対向する端部にも、周方向に伸びる突起部が、周方向に対してそれぞれ間隔を空けて複数設けられており、かつ、これら複数の突起部の内周面側と外周面側には、各突起部に沿って、変形する突起部の逃がし用凹部がそれぞれ設けられているとよい。
これにより、リバウンドストッパの両側に複数の突起部が設けられているため、リバウンドシートと被衝突部材によって圧縮される際に衝撃を十分に吸収することができる。また、被衝突部材に対向する端部に設けられた突起部についても、変形した際に凹部に逃げることができる。
前記リバウンドシートに対向する端部に設けられている前記逃がし用凹部は、内周面側の方が外周面側に比べて深さが深いとよい。
これにより、リバウンドシートに対向する端部に設けられた突起部は、リバウンドストッパがリバウンドシートと被衝突部材によって圧縮される際に、内周面側に傾くように変形する。従って、突起部の先端が、リバウンドシートとシリンダとの間の隙間に噛みこまれてしまうことをより確実に抑制することができる。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、亀裂や破損が生じてしまうことを抑制することができる。
図1は本発明の実施例に係るリバウンドストッパの斜視図である。 図2は本発明の実施例に係るリバウンドストッパの平面図である。 図3は本発明の実施例に係るリバウンドストッパの断面図である。 図4は本発明の実施例に係るリバウンドストッパの突起部の拡大断面図である。 図5は本発明の実施例に係るリバウンドストッパの使用時の状態を示す断面図の一部である。 図6は本発明の実施例に係るリバウンドストッパの突起部の挙動を示す図である。 図7は本発明の変形例に係るリバウンドストッパの平面図の一部である。 図8は本発明の変形例に係るリバウンドストッパの断面図の一部である。 図9は従来例に係るリバウンドストッパの斜視図である。 図10は従来例に係るリバウンドストッパの平面図である。 図11は従来例に係るリバウンドストッパの突起部の拡大断面図である。 図12は従来例に係るリバウンドストッパの突起部の挙動を示す図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図6を参照して、本発明の実施例に係るリバウンドストッパについて説明する。
<リバウンドストッパの構成>
特に、図1〜図5を参照して、本発明の実施例に係るリバウンドストッパの構成について説明する。図1は本発明の実施例に係るリバウンドストッパの斜視図である。図2は本発明の実施例に係るリバウンドストッパの平面図である。なお、図2は図1中リバウンドストッパを上方から見た図である。図3は本発明の実施例に係るリバウンドストッパの断面図である。なお、図3は、図2中のAA断面図である。図4は本発明の実施例に係るリバウンドストッパの突起部の拡大断面図である。図5は本発明の実施例に係るリバウンドストッパの使用時の状態を示す断面図の一部である。
本実施例に係るリバウンドストッパ100は、自動車のサスペンションに備えられたショックアブソーバに設けられる。すなわち、図5に示すように、リバウンドストッパ100は、サスペンションを構成するシリンダ300内で往復移動可能に設けられたロッド(ピストンロッド)200の外周に装着される。また、リバウンドストッパ100は、その一端側がロッド200に設けられたリバウンドシート210に対向し、かつその他端側がシリンダ300の内周に設けられた被衝突部材としてのロッドガイド310に対向するように配置される。なお、ロッドガイド310は、ロッド200の軸受として機能する。以下の説明において、「一端側」は、リバウンドストッパ100に対してリバウンドシート210が設けられている側(図1,3〜6において下側)を意味する。また、「他端側」は、リバウンドストッパ100に対してロッドガイド310が設けられている側(図1,3〜6において上側)を意味する。
通常状態においては、リバウンドストッパ100の一端側はリバウンドシート210に当接し、その他端側とロッドガイド310との間には隙間が空いた状態となっている。そして、車体が宙に浮いた状態になると、ロッド200が図5中上方向に移動する。つまり、リバウンドシート210がロッドガイド310に向かう方向にロッド200が移動する。そして、ロッド200の移動量が一定値を超えると、リバウンドストッパ100の他端側がロッドガイド310に衝突する。これにより、リバウンドストッパ100は、リバウ
ンドシート210とロッドガイド310によって圧縮され、衝撃を吸収する。
リバウンドストッパ100の素材としては、比較的剛性が高く、耐久性に優れた材料であるウレタンが採用されている。また、リバウンドストッパ100は、略円筒状の部材により構成されており、その筒内にロッド200が挿通される。本実施例に係るリバウンドストッパ100は、円筒状のリバウンドストッパ本体部110を備えている。このリバウンドストッパ本体部110の一端側の端面120と、他端側の端面130は、いずれも平面で構成されている。そして、これらの端面120,130は、リバウンドストッパ本体部110の中心軸線に対して垂直となるように構成されている。
そして、このリバウンドストッパ本体部110において、リバウンドシート210に対向する端部(つまり、一端側の端部)には、周方向に伸びる突起部140が、周方向に対してそれぞれ間隔を空けて複数設けられている。更に、これら複数の突起部140の内周面側と外周面側には、各突起部140に沿って、変形する突起部140の逃がし用凹部141,142がそれぞれ設けられている。突起部140は、一端側の端面120よりも一端側に突出しており、逃がし用凹部141,142は一端側の端面120に対して他端側に凹んでいる。そして、これら逃がし用凹部141,142においては、内周面側の逃がし用凹部141の方が外周面側の逃がし用凹部142に比べて深さが深くなるように設定されている。また、本実施例においては、逃がし用凹部141,142は、溝により構成されている。
また、リバウンドストッパ本体部110において、ロッドガイド310に対向する端部(つまり、他端側の端部)にも、周方向に伸びる突起部150が、周方向に対してそれぞれ間隔を空けて複数設けられている。更に、これら複数の突起部150の内周面側と外周面側には、各突起部150に沿って、変形する突起部150の逃がし用凹部151,152がそれぞれ設けられている。突起部150は、他端側の端面130よりも他端側に突出しており、逃がし用凹部151,152は他端側の端面130に対して一端側に凹んでいる。そして、これら逃がし用凹部151,152においては、内周面側の逃がし用凹部151の方が外周面側の逃がし用凹部152に比べて深さが深くなるように設定されている。また、本実施例においては、逃がし用凹部151,152は、溝により構成されている。
本実施例においては、リバウンドストッパ本体部110の一端側に設けられる突起部140及び逃がし用凹部141,142は、周方向に120°毎に間隔を空けて合計3か所に設けられている。また、リバウンドストッパ本体部110の他端側に設けられる突起部150及び逃がし用凹部151,152も、周方向に120°毎に間隔を空けて合計3か所に設けられている。更に、軸線方向に見た場合には、一端側の突起部140及び逃がし用凹部141,142と他端側の突起部150及び逃がし用凹部151,152は周方向に60°ずれた位置に設けられている。
<リバウンドストッパの動作説明>
特に、図5及び図6を参照して、本実施例に係るリバウンドストッパ100の動作について説明する。図6は本実施例に係るリバウンドストッパ100における突起部の挙動を示す図である。
上記の通り、リバウンドシート210がロッドガイド310に向かう方向にロッド200が移動し、ロッド200の移動量が一定値を超えると、リバウンドストッパ100の他端側がロッドガイド310に衝突する。これにより、リバウンドストッパ100は、リバウンドシート210とロッドガイド310によって圧縮され、衝撃を吸収する。このとき、衝突音も抑制される。
そして、リバウンドストッパ本体部110の両端部にそれぞれ設けられた複数の突起部140,150は、衝撃を受けることで変形する。このとき、突起部140は、逃がし用凹部141,142に逃げるように変形する。ここで、内周面側の逃がし用凹部141の方が外周面側の逃がし用凹部142よりも深いため、突起部140は、内周面側に倒れ込むように変形しながら、逃がし用凹部141,142に逃げるように変形する(図6中、矢印X参照)。なお、図6においては、左側に衝突直後の状態を示し、右側に突起部140が大きく変形した状態を示している。特に、図示はしないが、突起部150においても、同様に、内周面側に倒れ込むように変形しながら、逃がし用凹部151,152に逃げるように変形する。
<本実施例に係るリバウンドストッパの優れた点>
以上説明したように、本実施例に係るリバウンドストッパ100によれば、リバウンドストッパ100がリバウンドシート210とロッドガイド310によって圧縮される際に、変形する突起部140,150は逃がし用凹部141,142,151,152に逃げることができる。これにより、突起部140,150の先端が、リバウンドシート210とシリンダ300との間の隙間に噛みこまれてしまうことを抑制できる。従って、突起部140,150に亀裂や破損が生じてしまうことを抑制することができる。
また、本実施例に係るリバウンドストッパ100においては、その両端部にそれぞれ同様の構成である複数の突起部140,150が設けられている。これにより、リバウンドストッパ100をロッド200に装着する際に、装着方向を気にする必要がない。言い換えれば、リバウンドストッパ100をどちら向きに装着しても、リバウンドシート210と対向する側に、上記のように構成された複数の突起部が存在することになる。また、リバウンドストッパ100の両側に複数の突起部140,150が設けられているため、リバウンドシート210とロッドガイド310によって圧縮される際に衝撃を十分に吸収することができる。また、ロッドガイド130に対向する端部に設けられた突起部150についても、変形した際に逃がし用凹部151,152に逃げることができる。
更に、本実施例に係るリバウンドストッパ100においては、リバウンドシート210に対向する端部に設けられている逃がし用凹部141,142は、内周面側の方が外周面側に比べて深さが深くなるように設定されている。従って、リバウンドシート210に対向する端部に設けられた突起部140は、リバウンドストッパ100がリバウンドシート210とロッドガイド310によって圧縮される際に、内周面側に傾くように変形する。従って、突起部140の先端が、リバウンドシート210とシリンダ300との間の隙間に噛みこまれてしまうことをより確実に抑制することができる。
(変形例)
上記実施例においては、逃がし用凹部141,142,151,152が溝により構成される場合を示した。しかしながら、逃がし用凹部は、溝に限定されることはなく、例えば、段差によって構成することもできる。図7及び図8を参照して、逃がし用凹部が段差により構成される場合を説明する。図7は本発明の変形例に係るリバウンドストッパの平面図である。図8は本発明の変形例に係るリバウンドストッパの断面図であり、図7中のBB断面図である。なお、突起部と逃がし用凹部以外の構成については、上記実施例1と同様の構成であるので、同一の構成については同一の符号を付して、その説明は適宜省略する。
この変形例に係るリバウンドストッパ100においても、リバウンドシート210に対向する端部(つまり、一端側の端部)には、周方向に伸びる突起部160が、周方向に対してそれぞれ間隔を空けて複数設けられている。更に、これら複数の突起部160の内周
面側と外周面側には、各突起部160に沿って、変形する突起部160の逃がし用凹部161,162がそれぞれ設けられている。突起部160は、一端側の端面120よりも一端側に突出しており、逃がし用凹部161,162は一端側の端面120に対して他端側に凹んでいる。そして、これら逃がし用凹部161,162においては、内周面側の逃がし用凹部161の方が外周面側の逃がし用凹部162に比べて深さが深くなるように設定されている。そして、この変形例においては、逃がし用凹部161,162は、段差により構成されている。つまり、これら逃がし用凹部161,162の部分は、一端側の端面120に対して、他端側に凹むように段差が形成されている。
また、リバウンドストッパ本体部110において、ロッドガイド310に対向する端部(つまり、他端側の端部)にも、周方向に伸びる突起部170が、周方向に対してそれぞれ間隔を空けて複数設けられている。更に、これら複数の突起部170の内周面側と外周面側には、各突起部170に沿って、変形する突起部170の逃がし用凹部171,172がそれぞれ設けられている。突起部170は、他端側の端面130よりも他端側に突出しており、逃がし用凹部171,172は他端側の端面130に対して一端側に凹んでいる。そして、これら逃がし用凹部171,172においては、内周面側の逃がし用凹部171の方が外周面側の逃がし用凹部172に比べて深さが深くなるように設定されている。また、本実施例においては、逃がし用凹部171,172は、段差により構成されている。つまり、これら逃がし用凹部171,172の部分は、他端側の端面130に対して、一端側に凹むように段差が形成されている。
また、本変形例においても、リバウンドストッパ本体部110の一端側に設けられる突起部160及び逃がし用凹部161,162は、周方向に120°毎に間隔を空けて合計3か所に設けられている。また、リバウンドストッパ本体部110の他端側に設けられる突起部170及び逃がし用凹部171,172も、周方向に120°毎に間隔を空けて合計3か所に設けられている。更に、軸線方向に見た場合には、一端側の突起部160及び逃がし用凹部161,162と他端側の突起部170及び逃がし用凹部171,172は周方向に60°ずれた位置に設けられている。以上のように構成される変形例に係るリバウンドストッパ100においても、上記実施例と同様の作用効果が得られる。
(その他)
上記実施例及び変形例においては、リバウンドストッパ本体部の両端側にそれぞれ複数の突起部及び逃がし用凹部を設ける場合の構成を示した。しかしながら、本発明においては、リバウンドストッパ本体部の一端側(リバウンドストッパが設けられている側)にのみ、複数の突起部及び逃がし用凹部が設けられる構成も採用し得る。
また、上記実施例及び変形例においては、複数の突起部及び逃がし用凹部が、周方向に等間隔に3か所設けられる場合の構成を示した。しかしながら、本発明においては、複数の突起部及び逃がし用凹部の個数及び配置は限定されるものではない。ただし、複数の突起部及び逃がし用凹部については、3か所以上(例えば5か所)に設け、かつ等間隔に設けるのが望ましい。
100 リバウンドストッパ
110 リバウンドストッパ本体部
120,130 端面
140,150,160,170 突起部
141,142,151,152,161,162,171,172 逃がし用凹部
200 ロッド
210 リバウンドシート
300 シリンダ
310 ロッドガイド

Claims (3)

  1. シリンダ内で往復移動可能に設けられたロッドの外周に装着されると共に、一端側が前記ロッドに設けられたリバウンドシートに対向し、かつ他端側が前記シリンダの内周に設けられた被衝突部材に対向するように配置され、
    前記リバウンドシートが前記被衝突部材に向かう方向に前記ロッドが移動することにより、前記他端側が前記被衝突部材に衝突して、前記リバウンドシートと被衝突部材によって圧縮されることにより衝撃を吸収する略円筒状のリバウンドストッパであって、
    前記リバウンドシートに対向する端部には、周方向に伸びる突起部が、周方向に対してそれぞれ間隔を空けて複数設けられており、かつ、これら複数の突起部の内周面側と外周面側には、各突起部に沿って、変形する突起部の逃がし用凹部がそれぞれ設けられていることを特徴とするリバウンドストッパ。
  2. 前記被衝突部材に対向する端部にも、周方向に伸びる突起部が、周方向に対してそれぞれ間隔を空けて複数設けられており、かつ、これら複数の突起部の内周面側と外周面側には、各突起部に沿って、変形する突起部の逃がし用凹部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のリバウンドストッパ。
  3. 前記リバウンドシートに対向する端部に設けられている前記逃がし用凹部は、内周面側の方が外周面側に比べて深さが深いことを特徴とする請求項1または2に記載のリバウンドストッパ。
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